JP2005058990A - 水浄化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】今世界的に水不足であり、水道水、産業汚水、湖，海等、幅広く水の浄化が求められています。この装置が水の浄化に寄与することが目的である。
【解決手段】バクテリア繁殖槽をつくり、汚水を小量注入することで機能の落ちない浄化装置を考案した。
【選択図】図１
【解決手段】バクテリア繁殖槽をつくり、汚水を小量注入することで機能の落ちない浄化装置を考案した。
【選択図】図１
Description
本願発明は、水浄化装置に関するものである。
汚物等の有機物により汚染された汚水は、自然界に置いては、多数のバクテリアにより分解され浄化される。
多種多様なバクテリアには、好気性、嫌気性のものがあり、一例としては、バッキ等を行い水の浄化を行なっているが、完全には浄化出来ていないのが現実です。又荒い目の濾材から細かい濾材に汚水を通過させ、汚水全体を濾過しているが、その為に多孔質の濾材が目詰まりを起こしバクテリアが減り、浄化力が落ち大量に汚水を浄化出来ない。
多種多様なバクテリアには、好気性、嫌気性のものがあり、一例としては、バッキ等を行い水の浄化を行なっているが、完全には浄化出来ていないのが現実です。又荒い目の濾材から細かい濾材に汚水を通過させ、汚水全体を濾過しているが、その為に多孔質の濾材が目詰まりを起こしバクテリアが減り、浄化力が落ち大量に汚水を浄化出来ない。
汚水をバクテリアが浄化する時、簡単に説明しますと酸素の供給をする為にバッキ槽を造り、そして沈殿させ水と残滓を分ける、いわゆる活性汚泥法であるが、これは非常に効率が悪い。濾過の場合は、濾過槽が目詰まりを起こし汚水の汚れが多い場合は機能しなくなる。
本願発明は、上記課題を解決するため、バクテリア繁殖浄化槽を造る。繁殖槽内部はバクテリアの住みかとなる「巣」を多孔質の活性炭等で造り、バクテリアが一番浄化しやすい水の流れ、空気（酸素）を与え、水の温度もバクテリアが繁殖する適温にする。その中に汚水を適量、すなわち、活性炭等が目詰まりしない小量を注入すると、その汚水を浄化するのに合致したバクテリアが自然的に大繁殖するのである。その状態を繁殖槽で保持しながら、汚水が順次注入されただけ、繁殖槽から汚水槽（源）に戻るのである。その水の中に繁殖したバクテリアが混入していて汚水を浄化すると言う浄化方法である。
本願発明は以上のような構成であるので、バクテリアの巣である活性炭等に目詰まりを起こさないので、バクテリアの繁殖が保たれ、浄化システムとして、長期にわたり安定した浄化状態が保たれる。図面を参照しなが説明する。
図１は、請求項１に記載の水浄化装置と汚水槽（源）を示す図である。
まずは、本図を基に、本願発明の実施例、水浄化装置の構成等について説明する。
本願発明の浄化装置は、バクテリア繁殖槽１と、汚水槽（源）２から構成される。
バクテリア繁殖槽１は、バクテリア繁殖槽１の底面及び上面から設けられた仕切り板３により３部屋に仕切られ、流出口１１が設けられた部屋４には、ポンプ７が設置され、パイプ８により反対の部屋６に延び、繁殖槽の水を４，６，５と循環し、バクテリアが最高に繁殖する流れを与えるのである。
また、バクテリア繁殖槽１の中にはバクテリアの「巣」の役割を果たす多孔質な活性炭等が入っている。
この繁殖槽に汚水槽（源）２の汚水１２を９のポンプでパイプ１０を用い繁殖槽に導く。この時の汚水の量とバクテリアを自然繁殖させることが今回の発明のポイントである。
バクテリア繁殖槽の「巣」すなわち活性炭等が目詰まりを起こさない適量を注入する。その汚水がバクテリアのエサとなり、汚水に合致したバクテリアが多量に繁殖する。パイプ１０より注入された汚水は、繁殖槽で浄化され、注入された汚水の分だけ流出口１１より汚水槽２の汚水１２に注がれる。その中にバクテリアが混入していて、汚水槽（源）２の汚水１２が浄化される仕組みである。
まずは、本図を基に、本願発明の実施例、水浄化装置の構成等について説明する。
本願発明の浄化装置は、バクテリア繁殖槽１と、汚水槽（源）２から構成される。
バクテリア繁殖槽１は、バクテリア繁殖槽１の底面及び上面から設けられた仕切り板３により３部屋に仕切られ、流出口１１が設けられた部屋４には、ポンプ７が設置され、パイプ８により反対の部屋６に延び、繁殖槽の水を４，６，５と循環し、バクテリアが最高に繁殖する流れを与えるのである。
また、バクテリア繁殖槽１の中にはバクテリアの「巣」の役割を果たす多孔質な活性炭等が入っている。
この繁殖槽に汚水槽（源）２の汚水１２を９のポンプでパイプ１０を用い繁殖槽に導く。この時の汚水の量とバクテリアを自然繁殖させることが今回の発明のポイントである。
バクテリア繁殖槽の「巣」すなわち活性炭等が目詰まりを起こさない適量を注入する。その汚水がバクテリアのエサとなり、汚水に合致したバクテリアが多量に繁殖する。パイプ１０より注入された汚水は、繁殖槽で浄化され、注入された汚水の分だけ流出口１１より汚水槽２の汚水１２に注がれる。その中にバクテリアが混入していて、汚水槽（源）２の汚水１２が浄化される仕組みである。
以上、本願発明の実施例を説明したが、本願発明は、上記実施例に限定されるものでなく、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、種々の改良変形が可能なことは容易に推察できるものである。
以上説明したことから明らかなように本願発明は、浄化槽にバッキだけの浄化や、汚水を全部通す濾過浄化ではなく、汚水を小量注入してバクテリアの繁殖を促し、その繁殖したバクテリアを汚水に注入する方法であるので、バクテリア繁殖槽が汚れなく機能が長持ちし性能が良い。又小型に出来、バクテリアは自然繁殖なので、経費、ランニングコスト、メンテナンスで水の浄化すべて、他の方式に勝ると思われる。
１． バクテリア繁殖浄化槽
２． 汚水槽（源）
３． 仕切り版
４．５．６． 活性炭等の「巣」となる部屋
７． 水循環ポンプ
８． 水循環用パイプ
９． 汚水注入ポンプ
１０． 汚水を繁殖槽に導く注入パイプ
１１． 浄化水流出口
１２． 汚水
２． 汚水槽（源）
３． 仕切り版
４．５．６． 活性炭等の「巣」となる部屋
７． 水循環ポンプ
８． 水循環用パイプ
９． 汚水注入ポンプ
１０． 汚水を繁殖槽に導く注入パイプ
１１． 浄化水流出口
１２． 汚水
Claims (1)
- 浄化目的物たる汚水槽（源）と該汚水の汚物を分解するバクテリアを繁殖させるバクテリア繁殖槽から構成され、バクテリア繁殖槽で繁殖したバクテリアを汚水槽（源）に小量適入することにより、汚水を浄化することを特徴とした汚水浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003325249A JP2005058990A (ja) | 2003-08-13 | 2003-08-13 | 水浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003325249A JP2005058990A (ja) | 2003-08-13 | 2003-08-13 | 水浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005058990A true JP2005058990A (ja) | 2005-03-10 |
Family
ID=34372785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003325249A Pending JP2005058990A (ja) | 2003-08-13 | 2003-08-13 | 水浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005058990A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014109443A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Masahiro Baba | 汚染水浄化装置、汚染水浄化方法および汚染水浄化システム |
-
2003
- 2003-08-13 JP JP2003325249A patent/JP2005058990A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014109443A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Masahiro Baba | 汚染水浄化装置、汚染水浄化方法および汚染水浄化システム |
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