JP2005058204A - 交雑種子の処理法 - Google Patents
交雑種子の処理法Info
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- JP2005058204A JP2005058204A JP2003346344A JP2003346344A JP2005058204A JP 2005058204 A JP2005058204 A JP 2005058204A JP 2003346344 A JP2003346344 A JP 2003346344A JP 2003346344 A JP2003346344 A JP 2003346344A JP 2005058204 A JP2005058204 A JP 2005058204A
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Abstract
【課題】育種用につくられた雑種種子は、不ぞろいで、しいなのものが多く、成熟度が低く、雑種としての結合度も低い。これは両親となるものが大きな差異を要求され、その得にくい雑種が要求される育種素材となる。この様な除外することができない不完全な雑種々子に処理を施して不完全性を改善し、発芽、発育特性を向上させて、育種の目的を達することが望まれる。
【解決手段】育種用交雑種子の種皮のよごれや、蝋状物質を、多量の水や、多量のうすい食塩水でよく洗浄して、種子の活性を改善できる。洗浄後、水をよくきって、湿ったまヽ相当期間凍結して、春化処理をすることによって、種子の不完全性、不熟成性、雑種不つり合い性を改善して、充実性を持った種子に改善する。さらに処理後適温保存と充分な乾燥によって保存することによって種子の充実性を保充するものである。春化処理の効果のもどりに注意を要する。
【選択図】 なし
【解決手段】育種用交雑種子の種皮のよごれや、蝋状物質を、多量の水や、多量のうすい食塩水でよく洗浄して、種子の活性を改善できる。洗浄後、水をよくきって、湿ったまヽ相当期間凍結して、春化処理をすることによって、種子の不完全性、不熟成性、雑種不つり合い性を改善して、充実性を持った種子に改善する。さらに処理後適温保存と充分な乾燥によって保存することによって種子の充実性を保充するものである。春化処理の効果のもどりに注意を要する。
【選択図】 なし
Description
〔発明の属する技術分野〕
この発明は、育種を目的とした、人為交雑々種を対象とした、種子処理法に関するものである。
〔従来の技術〕
〔従来の技術〕
元来人為交雑による種子は、両親が異質のために、対合状態が悪く、種子にしいなが多く、完全種子が少ない場合が多く、発芽及びその後の生育も不完全なものが多い反面、雑種が育種の目的材料となるために、重要となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
〔発明が解決しようとする課題〕
育種用の雑種は、全般に利用し、選別はごみを除く程度で、種子機能は一般に低い。 このため、種皮をきれいにして、活性を高めたり、低温・凍結による、春化処理によって活性を高めたり、適温・乾燥状態で保存して、活性を高めて、種子の発芽成績や、その後の生育を改善する必要がある。
〔課題を解決するための手段〕
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するために次の手段を発見した。
育種用交雑種子を、ごみ等を除き、種皮を、多量の水あるいは多量のうすい食塩水で、よごれや蝋状物質を、よく洗浄してから、よく水をきって、湿ったまま凍結させて、春化処理を施し、適当温度で、適当期間の処理後、よく乾燥させて、適当温度で、保存して、発芽育苗に供する。
以上の如く、種子の機能を向上させる処理を施す。
〔発明実施の形態〕
育種用交雑種子を、ごみ等を除き、種皮を、多量の水あるいは多量のうすい食塩水で、よごれや蝋状物質を、よく洗浄してから、よく水をきって、湿ったまま凍結させて、春化処理を施し、適当温度で、適当期間の処理後、よく乾燥させて、適当温度で、保存して、発芽育苗に供する。
以上の如く、種子の機能を向上させる処理を施す。
〔発明実施の形態〕
育種用交雑種子を、ごみ等を除いた後、種子に大きな変異を持ったまま、中形の布袋に1kg〜5kg位ずつ入れて、これを外部より、よく洗って、種皮に付いたよごれや、蝋状物質をきれいに洗浄した後、水をきって、湿ったまヽ凍結して、相当期間凍結を続けて、春化処理を施した後、乾燥を充分にして保存する。
〔実施例〕
〔実施例〕
育種用交雑種子を、ごみ等を除き、変異の大きいまま、中形の布袋に1回に、1kg〜5kg位ずつ入れて、これを洗濯機で、1〜数回ていねいに洗い、後脱水器で充分脱水した後、湿ったまヽ冷凍庫に入れて、凍結し、相当期間春化処理を施してから布袋から出して、むしろ等の上にひろげて、充分乾燥して保存する。
〔発明の効果〕
〔発明の効果〕
育種用に交雑した雑種は一般に、しいなが多く、完全に成熟して充実した種子は、かえって少ない。
異質の親株を使って交配するので、対合が不完全で、実りも悪い。 この意味から、種子処理を施して、種子の活性等を改良して、種子の成熟と、発芽率を高めることは重要である。
種皮の表面には生育の過程で付着したよごれや、内部から浸出した汗状物等や蝋状物質がとりまいていて、種子の活性を低下しているから、これらを多量の水あるいは、多量のうすい食塩水でよく洗浄して活性を改善すると、休眠中においても、充分な呼吸を続けて、保存と発芽成績が向上する。
これを水をきって、湿ったまヽ相当期間凍結して、春化処理を施すと、種子の成熟と充実がはかられて、交雑による不対合、不つり合いも改良されて、良質種子になることも多い。
春化処理後に適温に充分乾燥して、保存することによっても、種子の充実度は相当に改良される。
武村(2003)は、水の処理、化学的変化から、生物の生理・生態変化を推察する方法を提唱している。
一般に、生物は、休眠に入ると、同化作用、呼吸作用共にいちヾるしく低下する。
同化作用が低下する反面、内的同化が増加し、貯蔵成分から脱水縮重合により、必要成分を同化する。 他方呼吸作用は脱水素反応で行われて、恒常性を保つ。
そのため脱水縮重合による脱水と、脱水素反応による水素が体内に増加する。
活性水が活性水素を吸着すると、表面張力が増加し、吸着膜をつくり、水素吸着水ができる。
この内部で、吸着された水素の側には斥力が生じて、外周の多くの水素を遠のけて除く。 他方吸着した水の側には引力が生じて外周の多くの水分子を引よせる。
水素吸着水は、水分子の大きな集合体で、体内でつくられると、半透膜を透過できないから、体内にとヾまり、体大膨潤化の原因ともなる。
ここで外周が乾燥したり、凍結したりして、自由水が乏しくなると、吸着によって生じた吸着の引力は吸着膜より内方に求心的に働き、核心をエネルギー豊かにし、質量を増す。
これにより、凍結され、春化処理された場合及び充分に乾燥され、保存された場合等に、種子が充実して、活性が向上することが説明される。
さらに吸着の引力は、レーザー引力であって、強力であり、単一引力で水のみを引き、干渉性をもつ。
生物体は、その構成する高分子や、遺伝力、進化性等々干渉作用をうけて、形の変化や、波形、特性の獲得と保持等に係わっている。
種子を、うすい食塩水に浸種したり洗種すると、きわ立った効果が発生するのは、種皮についたよごれや蝋状物質が、水よりも溶出しやすいことがある。
またNaclは結晶が立方形で、1原子が6連結糸で6原子と結合している。
他方、水素吸着水H3O(H2O)nは、積乱雲の成分であり、雪の仮晶体は、この結晶物としてH3O(H2O)6であり、結晶形が6分子を連結する点で共通しており、食塩が水素吸着水の生成を助長して、つくりやすくしている。 また
吸着の引力は、レーザー引力で、より大きな機構や、類似したものに、より顕著に干渉する。
異質の親株を使って交配するので、対合が不完全で、実りも悪い。 この意味から、種子処理を施して、種子の活性等を改良して、種子の成熟と、発芽率を高めることは重要である。
種皮の表面には生育の過程で付着したよごれや、内部から浸出した汗状物等や蝋状物質がとりまいていて、種子の活性を低下しているから、これらを多量の水あるいは、多量のうすい食塩水でよく洗浄して活性を改善すると、休眠中においても、充分な呼吸を続けて、保存と発芽成績が向上する。
これを水をきって、湿ったまヽ相当期間凍結して、春化処理を施すと、種子の成熟と充実がはかられて、交雑による不対合、不つり合いも改良されて、良質種子になることも多い。
春化処理後に適温に充分乾燥して、保存することによっても、種子の充実度は相当に改良される。
武村(2003)は、水の処理、化学的変化から、生物の生理・生態変化を推察する方法を提唱している。
一般に、生物は、休眠に入ると、同化作用、呼吸作用共にいちヾるしく低下する。
同化作用が低下する反面、内的同化が増加し、貯蔵成分から脱水縮重合により、必要成分を同化する。 他方呼吸作用は脱水素反応で行われて、恒常性を保つ。
そのため脱水縮重合による脱水と、脱水素反応による水素が体内に増加する。
活性水が活性水素を吸着すると、表面張力が増加し、吸着膜をつくり、水素吸着水ができる。
この内部で、吸着された水素の側には斥力が生じて、外周の多くの水素を遠のけて除く。 他方吸着した水の側には引力が生じて外周の多くの水分子を引よせる。
水素吸着水は、水分子の大きな集合体で、体内でつくられると、半透膜を透過できないから、体内にとヾまり、体大膨潤化の原因ともなる。
ここで外周が乾燥したり、凍結したりして、自由水が乏しくなると、吸着によって生じた吸着の引力は吸着膜より内方に求心的に働き、核心をエネルギー豊かにし、質量を増す。
これにより、凍結され、春化処理された場合及び充分に乾燥され、保存された場合等に、種子が充実して、活性が向上することが説明される。
さらに吸着の引力は、レーザー引力であって、強力であり、単一引力で水のみを引き、干渉性をもつ。
生物体は、その構成する高分子や、遺伝力、進化性等々干渉作用をうけて、形の変化や、波形、特性の獲得と保持等に係わっている。
種子を、うすい食塩水に浸種したり洗種すると、きわ立った効果が発生するのは、種皮についたよごれや蝋状物質が、水よりも溶出しやすいことがある。
またNaclは結晶が立方形で、1原子が6連結糸で6原子と結合している。
他方、水素吸着水H3O(H2O)nは、積乱雲の成分であり、雪の仮晶体は、この結晶物としてH3O(H2O)6であり、結晶形が6分子を連結する点で共通しており、食塩が水素吸着水の生成を助長して、つくりやすくしている。 また
吸着の引力は、レーザー引力で、より大きな機構や、類似したものに、より顕著に干渉する。
Claims (2)
- 交配育種によって得られた交雑種子を、種皮の外部から、多量の水でよく洗った後、脱水して、これを湿ったまヽ凍結して適当期間おき、春化処理をする。
処理後、充分乾燥して処理種子とする。 - 多量の水で、を多量のうすい食塩水でとする請求項Iの処理法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003346344A JP2005058204A (ja) | 2003-08-18 | 2003-08-18 | 交雑種子の処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003346344A JP2005058204A (ja) | 2003-08-18 | 2003-08-18 | 交雑種子の処理法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005058204A true JP2005058204A (ja) | 2005-03-10 |
Family
ID=34373523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003346344A Pending JP2005058204A (ja) | 2003-08-18 | 2003-08-18 | 交雑種子の処理法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005058204A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109618599A (zh) * | 2019-01-18 | 2019-04-16 | 江西农业大学 | 一种拓宽油菜种植地域和延长油菜观赏期的方法 |
-
2003
- 2003-08-18 JP JP2003346344A patent/JP2005058204A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109618599A (zh) * | 2019-01-18 | 2019-04-16 | 江西农业大学 | 一种拓宽油菜种植地域和延长油菜观赏期的方法 |
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