JP2005057530A - ラジオ放送受信システム及びラジオ放送受信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明は、簡易な構成で受信感度を向上し得るラジオ放送受信システム及びラジオ放送受信方法を実現するものである。
【解決手段】
ラジオ放送受信システム及びラジオ放送受信方法において、速度計測装置が保持手段に保持されているのが検出されたときには、当該速度計測装置に設けられている第1のアンテナに代えて、センサから引き出された接続コードをラジオ放送を受信するための第2のアンテナとなるように自動的に切り換えるようにした。
【選択図】 図6
本発明は、簡易な構成で受信感度を向上し得るラジオ放送受信システム及びラジオ放送受信方法を実現するものである。
【解決手段】
ラジオ放送受信システム及びラジオ放送受信方法において、速度計測装置が保持手段に保持されているのが検出されたときには、当該速度計測装置に設けられている第1のアンテナに代えて、センサから引き出された接続コードをラジオ放送を受信するための第2のアンテナとなるように自動的に切り換えるようにした。
【選択図】 図6
Description
本発明はラジオ放送受信システム及びラジオ放送受信方法に関し、例えば自転車に搭載されるいわゆるサイクルコンピュータ(Cycle-computer)に適用して好適なものである。
従来、この種のサイクルコンピュータにおいては、自転車のハンドル中央に着脱自在に搭載され、自転車の車輪の回転を計測しながら走行速度や走行距離等を表示画面に逐次表示するようになされている。
(例えば、特許文献1参照)。
特許第2707669号明細書
(例えば、特許文献1参照)。
ところで、かかるサイクルコンピュータにFM(Frequency Modulation)放送やAM(Amplitude Modulation)放送等を受信可能なラジオ受信機能を搭載することができれば、自転車に乗るユーザにとってより快適なサイクリングを楽しむことができると考えられる。
実際にラジオ受信機能を搭載したサイクルコンピュータにおいて、FM受信用のアンテナとして、以下のような3種類のものが考えられる。第1に、通常のポータブルラジオ等に使用されるロッドアンテナやヘリカルアンテナであり、第2に、携帯用小型ラジオのヘッドホン又はイヤホンの一部であるコードアンテナであり、第3に、クロックラジオ等に付けられたリードアンテナ(すなわちアンテナ専用にリード線を使用したもの)である。
ところが、第1のロッドアンテナやヘリカルアンテナの場合、FM放送受信時には、アンテナキャッチャに納められた状態から外してアンテナを立てるような状態で使用する必要があるため、アンテナ本体から突出した形になり、自転車を運転する際にユーザにとって邪魔であり、万が一転倒が起きると人体(特に目)に対して危険が伴う可能性がある。
また第2のコードアンテナの場合、ラジオを聞くのがヘッドホン又はイヤホンになるため、自転車運転時の周囲の音が聞こえ難くなるため危険が伴うおそれがある。また、万が一ユーザが耳からヘッドホン又はイヤホンが外れたときには、車輪に巻き付いたりしてコードが切れたり、さらには車輪が固定されて転倒する危険もある。
さらに第3のリードアンテナの場合、車輪に巻き付いたりする危険を回避するためには長さを比較的短くする必要があり、感度が悪化するおそれがある。
また、自転車から取り外したサイクルコンピュータをユーザが携帯したままFM放送を受信できるようにサイクルコンピュータ本体にアンテナを設けた場合、自転車に取り付けた状態でアンテナキャッチャに収納することにより、上述の3通りのアンテナを搭載した場合の危険性等の問題を回避することができるものの、その専用アンテナがコードアンテナに対して負荷となり受信感度を悪化させるおそれがある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、簡易な構成で受信感度を向上し得るラジオ放送受信システム及びラジオ放送受信方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、自転車の車体に取り付けられ、当該自転車の車輪に固定保持された検出子を検出するためのセンサと、当該センサから引き出された接続コードに接続され、かつ自転車の車体に取り付けられた保持部材と、保持部材に着脱自在に保持され、センサの検出結果に基づいて車輪の回転速度を計算する速度計測装置とを有するラジオ放送受信システムにおいて、速度計測装置に設けられ、ラジオ放送を受信するための第1のアンテナと、速度計測装置が保持手段に保持されているか否かを検出する検出手段と、検出手段により速度計測装置が保持手段に保持されているのが検出された場合には、第1のアンテナに代えて接続コードをラジオ放送を受信するための第2のアンテナとして切り換える切換手段とを設けるようにした。
この結果このラジオ放送受信システムでは、速度計測装置が保持手段に保持されているときには、当該速度計測装置に設けられている第1のアンテナに代えて接続コードをラジオ放送を受信するための第2のアンテナとなるように自動的に切り換えることができ、第1及び第2のアンテナが共に機能することにより生じる受信感度の悪化を未然に防止することができる。
また本発明においては、自転車の車体に取り付けられ、当該自転車の車輪に固定保持された検出子を検出するためのセンサと、当該センサから引き出された接続コードに接続され、かつ自転車の車体に取り付けられた保持部材と、保持部材に着脱自在に保持された速度計測装置とを有し、当該速度計測装置によりセンサの検出結果に基づいて車輪の回転速度を計算するようになされたラジオ放送受信方法において、速度計測装置にラジオ放送を受信するための第1のアンテナが設けられ、速度計測装置が保持手段に保持されているか否かを検出する第1のステップと、速度計測装置が保持手段に保持されているのが検出された場合には、第1のアンテナに代えて接続コードをラジオ放送を受信するための第2のアンテナとして切り換える第2のステップとを設けるようにした。
この結果このラジオ放送受信方法では、速度計測装置が保持手段に保持されているときには、当該速度計測装置に設けられている第1のアンテナに代えて接続コードをラジオ放送を受信するための第2のアンテナとなるように自動的に切り換えることができ、第1及び第2のアンテナが共に機能することにより生じる受信感度の悪化を未然に防止することができる。
上述のように本発明によれば、ラジオ放送受信システムにおいて、検出手段により速度計測装置が保持手段に保持されているのが検出されたときには、切換手段が当該速度計測装置に設けられている第1のアンテナに代えて、センサから引き出された接続コードをラジオ放送を受信するための第2のアンテナとなるように自動的に切り換えるようにしたことにより、第1及び第2のアンテナが共に機能することにより生じる受信感度の悪化を未然に防止することができ、かくして簡易な構成で受信感度を向上し得るラジオ放送受信システムを実現できる。
また本発明によれば、ラジオ放送受信方法において、速度計測装置が保持手段に保持されているときには、当該速度計測装置に設けられている第1のアンテナに代えて、センサから引き出された接続コードをラジオ放送を受信するための第2のアンテナとなるように自動的に切り換えるようにしたことにより、第1及び第2のアンテナが共に機能することにより生じる受信感度の悪化を未然に防止することができ、かくして簡易な構成で受信感度を向上し得るラジオ放送受信方法を実現できる。
以下図面について、本願発明の一実施の形態について説明する。
(1)本実施の形態によるサイクルコンピュータシステムの構成
図1において、1は全体として本実施の形態によるサイクルコンピュータシステムを示し、サイクルコンピュータ2と、当該サイクルコンピュータ2を保持するための取付け台であるブラケット3と、当該ブラケット3から引き出された接続コード4の先端に設けられたセンサ5と、当該センサ5の検知対象である非接触型のマグネット検出子6とから構成されている。
図1において、1は全体として本実施の形態によるサイクルコンピュータシステムを示し、サイクルコンピュータ2と、当該サイクルコンピュータ2を保持するための取付け台であるブラケット3と、当該ブラケット3から引き出された接続コード4の先端に設けられたセンサ5と、当該センサ5の検知対象である非接触型のマグネット検出子6とから構成されている。
このサイクルコンピュータ2は、ブラケット3に対して着脱自在に取り付け可能であり、取り付け時に速度計測機能が有効となる一方、取り外し時に速度計測機能が無効となるように、サイクルコンピュータ2及びブラケット3の各対向面に所定の接点構造が施されている。
通常、このサイクルコンピュータシステム1では、図2に示すように、ブラケット3が自転車CYのハンドル部分CYHに固定保持されると共に、当該ブラケット3から引き出された接続コード4が自転車CYのフロントホークCYFに沿って引き張られるように、センサ5が車輪CYWの回転軸近傍におけるフロントホークCYFに固定保持される。
この接続コード4は、センサ5の固定位置からフロントホークCYFに沿ってハンドルCYHの回転軸近傍まで引き張られた後、フロントホークCYFからブラケット3まで巻き付けられるようになされている。フロントホークCYFに引き張られた接続コード4は、複数のナイロンタイ等によって弛み等が生じないように止められている。
車輪CYWの回転軸近傍におけるスポークCYSには、例えばプラスチック材でマグネットが被覆されて構成されたマグネット検出子6が固定保持されており、上述のセンサ5は、当該マグネット検出子6との対向位置におけるフロントホークCYFに固定保持されている。
実際にユーザが自転車CYに乗ってペダルを漕ぎ出すことにより車輪CYWを回転させると、当該車輪CYWの回転に同期してスポークCYSに固定されたマグネット検出子6がフロントホークCYFに固定されたセンサ5に近似し又は離反することから、当該センサ5内のリードスイッチ(図示せず)がオン状態又はオフ状態を交互に繰り返すことによりパルス信号を発生する。
従ってサイクルコンピュータ2は、センサ5から接続コード4を介してパルス信号が供給されると、当該パルス信号に基づく時間変化と予め設定入力された車輪CYWのサイズとに基づいて、現在の自転車CYの走行速度を計算することができる。通常、サイクルコンピュータ2には、自転車CYの車輪CYWのサイズを設定入力する機能が搭載され、当該サイクルコンピュータ2を装着する前にユーザがタイヤサイズ等を基準とした数値入力することによって車輪サイズを設定入力し得るようになされている。
(2)サイクルコンピュータの構成
図3において、このサイクルコンピュータ2は、全体として略長円盤状でなる本体部2Aを有し、表面側の上段部には画像や文字等を表示するLCD(liquid Crystal Display)でなる表示部10が設けられ、また中央部には各種の機能が割り当てられた押圧式のボタン群でなる操作部11が設けられ、さらに下段部にはスピーカ12が設けられている。
図3において、このサイクルコンピュータ2は、全体として略長円盤状でなる本体部2Aを有し、表面側の上段部には画像や文字等を表示するLCD(liquid Crystal Display)でなる表示部10が設けられ、また中央部には各種の機能が割り当てられた押圧式のボタン群でなる操作部11が設けられ、さらに下段部にはスピーカ12が設けられている。
かかる構成に加えて、サイクルコンピュータ2には、ロッドアンテナやヘリカルアンテナ等のアンテナ(以下、これを本体用アンテナと呼ぶ)13(後述する図4)が内蔵されており、当該本体用アンテナ13を介してFM放送を受信し得るようになされている。
この操作部11では、押圧式のボタン群が所定の配置状態で配置されており、当該ボタン群は、電源(POWER)キーK1と、チューンモード(TUNEMODE)キーK2と、バンドセット(BAND/SET)キーK3と、プラス(+)キーK4と、マイナス(−)キーK5と、リセット(RESET)キーK6と、モードフリーズ(MODE/FREEZE)キーK7と、エンタセレクト(ENTER/SELECT)キーK8と、ライト(LIGHT)キーK9とからそれぞれ構成されている。
まず電源キーK1には、ラジオの電源をオン又はオフ状態にするための機能が割り当てられている。またチューンモードキーK2には、ラジオ放送受信のモードを切り換えるための機能が割り当てられている。さらにバンドセットキーK3には、ラジオ放送受信がオン時(以下、これをラジオオン時と呼ぶ)には受信バンドの切り換えを行う一方、ラジオ放送受信がオフ時(以下、これをラジオオフ時と呼ぶ)にはサイクルコンピュータ2の初期設定を行うための機能が割り当てられている。プラスキーK4及びマイナスキーK5には、各種の数値をインクリメント又はデクリメントさせるための機能が割り当てられている。
リセットキーK6には、サイクルコンピュータ2の各種データのリセットを行うための機能が割り当てられている。モードフリーズキーK7には、短押しでサイクルコンピュータ2のモード切換を行う一方、長押しでフリーズモードに入るための機能が割り当てられている。エンタセレクトキーK8には、ラジオオン時にはプリセットメモリ登録を行う一方、ラジオオフ時には時刻設定を行う機能が割り当てられている。ライトキーK9には、サイクルコンピュータ2の表示部10のバックライトのオン又はオフ状態を切り換えるための機能が割り当てられている。
また本体部2Aの裏面側(図示せず)は、ブラケット3(図1)に対して着脱自在に取り付け可能なように形状加工されると共に、当該裏面には外部から接触押圧によりオン又はオフ状態となる検出スイッチ14(後述する図6)が設けられ、ブラケット3に取り付けられている時にのみオン状態となり得るようになされている。
図4にサイクルコンピュータ2の内部構成を示す。サイクルコンピュータ2は、各種の制御を司るマイクロコンピュータ構成でなる制御部20と、液晶画面を有する表示部10と、複数のボタン群K1〜K9でなる操作部11と、本体用アンテナ13を介してFM放送を受信可能なチューナ部21と、当該チューナ部21で受信した音声信号を増幅するAFアンプ22と、当該AFアンプ22で増幅された音声を出力するスピーカ12と、例えば乾電池等のバッテリからなる駆動源としての電源部23とから構成されている。
このサイクルコンピュータ2に接続される接続コード4は、接地用のアースラインCL1及び信号用の信号ラインCL2の2本の配線を有し、このうち信号ラインCL2は、一端がサイクルコンピュータ2内部の制御部20と接続されると共に他端がセンサ5に接続されており、アースラインCL1は、一端が制御部20と接続されると共に他端がセンサ5に接続されている。
このセンサ5は、リードスイッチ5A(後述する図6)を有し、車輪CYW(図2)の回転に応じてマグネット検出子6が近接又は離反すると、当該リードスイッチ5Aがオン状態又はオフ状態を交互に切り換わることによりパルス信号を発生する。そして制御部20は、センサ5のリードスイッチ5Aから接続コード4の信号ラインCL2を介して与えられるパルス信号に基づいて、自転車の走行速度等を計算し得る。
ここでサイクルコンピュータにおける速度計測機能を、図5(A)に示すような従来の一般的な構成からなるサイクルコンピュータシステム30を用いて説明する。図5(A)において、従来のサイクルコンピュータシステム30では、制御部31A及び電源部31Bを含むサイクルコンピュータ31に接続コード32を介してセンサ33が接続されて構成されている。
この接続コード32は、接続コード4と同様に接地用のアースラインLX及び信号用の信号ラインLYの2本の配線を有し、このうち信号ラインLYは、一端が制御部31Aに接続されている一方、他端がセンサ33内のリードスイッチ33A(リードスイッチ5Aと同一構成)の一端と接続されている。また信号ラインLYにおける制御部31Aの入力側には、バイアスとしての信号ラインLYAが抵抗R1を介して電源部31Bと接続されている。
さらにアースラインLXは、一端が制御部31Aに接続されている一方、他端がセンサ33内のリードスイッチ33Aの他端と接続されている。またアースラインLXにおける制御部31Aの入力側には、グランドGNDが接続されている。
このリードスイッチ33Aは、マグネット検出子6が近接又は離反すると、オン状態又はオフ状態を交互に切り換わり、図5(B)に示すような、オン状態の期間T1の間に制御部31Bの信号ラインLYがグランドGNDと導通接続することから、制御部31Bがパルス信号S1を検出することができる一方、オフ状態の期間(T2−T1)の間には制御部31Bは何も検出しなくなる。
この結果、制御部31Aは、センサ33からパルス信号S1を検出した期間T1が順次現れる周期T2と、自転車の車輪の1回転に要する時間とが等しいことから、予め設定入力されたタイヤのサイズに基づいて、車輪の回転速度を計算することができる。
(3)アンテナの切換動作
ここで本実施の形態の場合、サイクルコンピュータ2では、接続コード4内のアースラインCL1をFM放送受信用のアンテナとして本体用アンテナ13と択一的に兼用し得るようになされており、当該サイクルコンピュータ2をブラケット3から取り外した際に、チューナ部21に対するFM放送受信用のアンテナとして、本体用アンテナ13から接続コード4内のアースラインCL1に自動的に切り換えるようになされている。
ここで本実施の形態の場合、サイクルコンピュータ2では、接続コード4内のアースラインCL1をFM放送受信用のアンテナとして本体用アンテナ13と択一的に兼用し得るようになされており、当該サイクルコンピュータ2をブラケット3から取り外した際に、チューナ部21に対するFM放送受信用のアンテナとして、本体用アンテナ13から接続コード4内のアースラインCL1に自動的に切り換えるようになされている。
かかるサイクルコンピュータ2の機能的な内部構造を図6に示す。センサ5内には、リードスイッチ5Aに加えて、当該リードスイッチ5Aの他端とアースラインCL1の一端との間にインダクタL1が接続されている。
サイクルコンピュータ2において、アースラインCL1の他端には、直流成分をカットするためのコンデンサC1、C2を順次介してチューナ部21が接続されている。このアースラインCL1の他端及びコンデンサC1間には、バイアスとしてグランドGNDがインダクタL2を介して接地されている。
さらにコレクタに本体用アンテナ13が接続されたNPN型のトランジスタQ1のエミッタは、コンデンサC1、C2間に接続されると共に、抵抗R4を介してグランドGNDに接地されている。
このトランジスタQ1のベースは、上述した検出スイッチ14の一端と接続されると共に、バイアスとして抵抗R5及び続くスイッチ端子15を順次介して電源部23と接続されている。このスイッチ端子15は、制御部20の制御のもと、ラジオオン時のみ導通接続するように切換え制御されるようになされている。また検出スイッチ14の他端には、グランドGNDが接地されている。
実際にこのサイクルコンピュータ2は、ブラケット3に取り付けられると、検出スイッチ14がオン状態となり、電源部23から抵抗R5を介して供給される電圧は検出スイッチ14を介してグランドGNDに接地されることにより、トランジスタQ1はコレクタ−エミッタ間がオフ状態となって本体用アンテナ13は受信不可能な状態となる。
このときセンサ5側のインダクタL1、アースラインCL1及び本体側のインダクタL2は、当該インダクタL1、L2によって高周波的なインピーダンスを作ることから、高周波としてのグランド電位にはならず、アンテナラインCL1の部分がFM放送波を受信するためのリードアンテナとして働き、コンデンサC1を通してチューナ部21にアンテナ信号が供給される。因みに、インダクタL1、アースラインCL1及びインダクタL2は、直流的にほぼグランド電位であるため、センサ5から信号ラインCL2を通して制御部20に入力されるパルス信号S1は当該制御部20に対してほとんど電気的な影響を及ぼさない。
これに対してサイクルコンピュータ2は、ブラケット3から取り外された状態になると、検出スイッチ14がオフ状態となり、電源部23から抵抗R5を介して供給される電圧はトランジスタQ1のベースに供給されることにより、当該トランジスタQ1がオン状態となり、本体用アンテナ14からのアンテナ信号がコレクタ及びエミッタ間を経てコンデンサC2を介してチューナ部21に供給される。
(4)表示部の表示状態
ここでサイクルコンピュータ2の表示部10には、図7に示すようにメイン表示部10A及びサブ表示部10Bの表示領域を有し、ユーザによる操作部11の操作内容に応じて、通常の走行速度や走行距離等の表示内容のみならず、ラジオ放送受信時における表示内容に切り換えて表示し得るようになされている。さらにはブラケット3に対する取付け又は取外し状態に応じて、表示部10の表示形態が異なるように設定されている。
ここでサイクルコンピュータ2の表示部10には、図7に示すようにメイン表示部10A及びサブ表示部10Bの表示領域を有し、ユーザによる操作部11の操作内容に応じて、通常の走行速度や走行距離等の表示内容のみならず、ラジオ放送受信時における表示内容に切り換えて表示し得るようになされている。さらにはブラケット3に対する取付け又は取外し状態に応じて、表示部10の表示形態が異なるように設定されている。
(4−1)設定入力時の表示状態
まずサイクルコンピュータ2において、ラジオオフ状態で操作部11の電源キーK1が押圧操作されると、ラジオオン状態となり、さらにチューンモードキーが押圧操作されるごとに、マニュアル受信モード又はプリセットメモリ受信モードに交互に切り換えられる。
まずサイクルコンピュータ2において、ラジオオフ状態で操作部11の電源キーK1が押圧操作されると、ラジオオン状態となり、さらにチューンモードキーが押圧操作されるごとに、マニュアル受信モード又はプリセットメモリ受信モードに交互に切り換えられる。
このマニュアル受信モードは、周波数を任意に選択して受信するモードであり、ユーザによるプラスキーK4又はマイナスキーK5の押圧操作に基づき、その押圧時間及び押圧回数に応じて所定ステップずつ周波数を増減させることにより所望の周波数を設定し得るようになされている。
この場合、図8(A)に示すように、表示部10のメイン表示部10Aには、リアルタイム速度を表す数値及び単位が常に表示されると共に、サブ表示部10Bには、ユーザの選択に応じた走行モードに関する項目(例えば「RT」)がその内容(走行時間)と共に表示される。かかる項目には、「現在時刻」、「積算距離」、「走行距離」、「走行時間」、「平均速度」及び「最高速度」があり、モードフリーズキーK7が押圧操作されるごとに、順番に遷移していくように設定されている。
ユーザの操作に応じて増減される周波数ステップは、その周波数幅が受信バンドごとにデフォルト値として予め設定されており、プラスキーK4又はマイナスキーK5が1回押圧されるごとに1ステップずつ増減される。またプラスキーK4又はマイナスキーK5が所定時間以上押圧され続けると、所定時間単位で1ステップずつ連続して増減されるように設定されている。
一方、プリセットメモリ受信モードは、プリセットメモリ(図示せず)に登録された周波数を受信するモードであり、受信バンドごとにユーザによるプラスキーK4又はマイナスキーK5の押圧操作に応じてユーザが予め登録しておいた所定数の受信周波数に順次切り換えることができるようになされている。
この場合、図8(B)に示すように、表示部10のメイン表示部10Aには、受信バンドの種類と、現在選択されている受信周波数に応じたプリセット番号と、「PRESET」の文字とが表示され、サブ表示部には、ユーザの選択に応じた走行モードに関する項目(例えば「ODO」)がその内容(積算距離)と共に表示される。
プリセットメモリには、登録モード時にはAM放送の場合には5個、FM放送の場合には10個の受信周波数を登録することができる一方、消去モード時には指定された受信周波数のものを全て消去することができるようになされている。
(4−2)使用時の表示遷移状態
実際にサイクルコンピュータ2においては、制御部20が図9に示す表示遷移処理手順RT1をステップSP0から開始することにより、表示部の表示内容が逐次遷移していく。まずステップSP1において、制御部は、サイクルコンピュータがブラケットに取り付けられているか否かを検出スイッチ14の検出結果に基づいて判断する。
実際にサイクルコンピュータ2においては、制御部20が図9に示す表示遷移処理手順RT1をステップSP0から開始することにより、表示部の表示内容が逐次遷移していく。まずステップSP1において、制御部は、サイクルコンピュータがブラケットに取り付けられているか否かを検出スイッチ14の検出結果に基づいて判断する。
このステップSP1において肯定結果が得られると、制御部20は、ステップSP2に進んで、取付台有モードであると判断し、続くステップSP3において、所定時間内にセンサ5からのパルス信号S1が入力されたか又は操作部11のうち有効な操作キーが入力されたか否かを判断する。
このステップSP3において肯定結果が得られると、制御部20は、ステップSP4に進んで、ノーマルモードであると判断し、そのままステップSP5に進んで、ノーマルモードのうちのデフォルト設定された速度表示モードに入る。
この速度表示モードでは、図10(A)に示すように、表示部10のメイン表示部10Aには、リアルタイム速度を表す数値及び単位が常に表示されると共に、サブ表示部10Bには、ユーザの選択に応じた走行モードに関する項目がその内容と共に表示される。
一方、ステップSP3において否定結果が得られると、制御部20は、タイムアウトであると判断して、ステップSP6に進んで、スタンバイモードに入った後、再度ステップSP1に戻って上述と同様の処理を繰り返す。
やがてステップSP5における速度表示モードの状態で、制御部20は、ステップSP7に進んで、所定の操作キー(プラスキーK4、マイナスキーK5、バンドセットキーK3、チューンモードキーK2又はエンタセレクトキーK8のいずれか)の入力があったか否かを判断し、肯定結果が得られたときにはステップSP8に進んで、ラジオ表示モードに切り換える。
このラジオ表示モードでは、図10(B)に示すように、表示部10のメイン表示部10Aには、受信周波数の数値及びその単位又は当該受信周波数に応じたプリセット番号が表示されると共に、サブ表示部10Bには、ユーザの選択に応じた走行モードに関する項目がその内容と共に表示される。
やがてステップSP8におけるラジオ表示モードの状態で、制御部20は、ステップSP9に進んで、所定時間内に所定の操作キーの入力があったか否かを判断し、肯定結果が得られたときには、再度ステップSP8に戻って、当該ラジオ表示モードを維持する一方、否定結果が得られたときには、再度ステップSP5に戻って、デフォルト設定である速度表示モードに切り換える。
かくしてステップSP7において否定結果が得られ、かつ再度ステップSP3に戻っても否定結果が得られたときには、制御部は、タイムアウトと判断してステップSP6に進んでスタンバイモードに切り換える。
これに対して上述したステップSP1において否定結果が得られると、このことはサイクルコンピュータ2がブラケット3から取り外された状態にあることを表しており、このとき制御部20は、ステップSP10に進んで、取付台無モードであると判断して、再度ステップSP1に戻る。
この取付台無モードでは、ラジオオン時には、表示部10のメイン表示部10A及びサブ表示部10Bには上述したラジオ表示モードと同様の内容が表示される一方、ラジオオフ時には、図10(C)に示すように、表示部10のメイン表示部10Aには何も表示されることなく、サブ表示部10Bのみユーザの選択に応じた走行モードに関する項目がその内容と共に表示される。
このようにサイクルコンピュータ2では、ブラケット3に取り付けた状態では、通常はノーマルモードのうちの速度表示モードが設定されることとなり、ユーザによるラジオ受信に関する操作があったときに一時的にラジオ表示モードに一時的に切り換わることにより、ユーザはサイクリング中には表示部10においてリアルタイム速度と走行モードに関する項目とを目視確認しながら、ラジオ放送受信に関して操作するときには受信周波数等を目視確認することができる。
(5)本実施の形態による動作及び効果
以上の構成において、このサイクルコンピュータシステム1では、まず自転車のハンドル部分にブラケット3を固定保持しておくと共に、フロントホーク及び車輪のスポークにそれぞれセンサ5及びマグネット検出子6を固定保持しておく。
以上の構成において、このサイクルコンピュータシステム1では、まず自転車のハンドル部分にブラケット3を固定保持しておくと共に、フロントホーク及び車輪のスポークにそれぞれセンサ5及びマグネット検出子6を固定保持しておく。
そして本体用アンテナ13が内蔵されたサイクルコンピュータ2をブラケット3に取り付けると、内部の検出スイッチ14がオン状態となって、接続コード4のアースラインCL1がラジオ放送受信用のリードアンテナとして機能する一方、本体用アンテナ13が全くラジオ放送受信用のアンテナとして機能しなくなる。
これにより本体用アンテナ13が接続コード4のアースラインCL1からなるリードアンテナに対して負荷とならずに済み、ラジオ放送の受信感度を悪化させるのを未然に防止することができる。
これに対してサイクルコンピュータ2をブラケット3から取り外すと、内部の検出スイッチ14がオフ状態となって、本体用アンテナ13がラジオ放送受信用のアンテナとして機能することにより、ユーザはサイクルコンピュータ2をブラケット3に取付け又は取外しを行うだけで、ラジオ放送受信用のアンテナを接続コード4のアースラインCL1又は本体用アンテナ13の切換えを自動的に行うことができる。
以上の構成によれば、サイクルコンピュータシステム1において、サイクルコンピュータ2をブラケット3に対して取付け又は取外しを行うと同時に、ラジオ放送受信用のアンテナを接続コード4のアースラインCL1又は本体用アンテナ13の切換えを自動的に行うようにしたことにより、サイクルコンピュータ2に内蔵された本体用アンテナ13と接続コード4のアースラインCL1とが共にアンテナとして機能することにより生じる受信感度の悪化を未然に防止することができ、かくして簡易な構成で受信感度を向上し得るサイクルコンピュータシステム1を実現できる。
(6)他の実施の形態
なお上述の本実施の形態においては、本発明を自転車の車体に取り付けられ、当該自転車の車輪に固定保持されたマグネット検出子(検出子)6を検出するためのセンサ5と、当該センサ6から引き出された接続コード4に接続され、かつ自転車の車体に取り付けられたブラケット(保持部材)3と、ブラケット(保持部材)3に着脱自在に保持され、センサ5の検出結果に基づいて車輪の回転速度を計算するサイクルコンピュータ(速度計測装置)2とを有するサイクルコンピュータシステム(ラジオ放送受信システム)1に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の形態の速度計測装置を含むラジオ放送受信システムに広く適用することができる。
なお上述の本実施の形態においては、本発明を自転車の車体に取り付けられ、当該自転車の車輪に固定保持されたマグネット検出子(検出子)6を検出するためのセンサ5と、当該センサ6から引き出された接続コード4に接続され、かつ自転車の車体に取り付けられたブラケット(保持部材)3と、ブラケット(保持部材)3に着脱自在に保持され、センサ5の検出結果に基づいて車輪の回転速度を計算するサイクルコンピュータ(速度計測装置)2とを有するサイクルコンピュータシステム(ラジオ放送受信システム)1に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の形態の速度計測装置を含むラジオ放送受信システムに広く適用することができる。
また上述のように本実施の形態においては、サイクルコンピュータ(速度計測装置)2に設けられたラジオ放送を受信するための第1のアンテナとして、ロッドアンテナやヘリカルアンテナ等の本体用アンテナ13(図6)を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ラジオオフ時にサイクルコンピュータ2に収納することができれば、この他種々の構成からなるアンテナに広く適用するようにしても良い。
さらに上述のように本実施の形態においては、サイクルコンピュータ(速度計測装置)2がブラケット(保持部材)3に保持されているか否かを検出する検出手段として、図6に示すようなブラケット3に対して接触押圧によりオン状態であることを検出する検出スイッチ14を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要はサイクルコンピュータ2がブラケット3に保持されているか否かを検出することができれば、この他種々の構成の検出手段に広く適用するようにしても良い。
例えば図6との対応部分に同一符号を付して示す図11に示すように、サイクルコンピュータ40では、検出スイッチ14に代えて、接続端子41A、41Bを形成しておき、これに対応してブラケット3においても相互に導通された接続端子3A、3Bを形成しておくことにより、サイクルコンピュータ40をブラケット3に取り付けたときのみ双方の接続端子41A、41B及び3A、3Bが接触するようにしても良い。双方の接続端子は3個以上でも良い。
さらに上述のように本実施の形態においては、検出スイッチ(検出手段)14によりサイクルコンピュータ(速度計測装置)2がブラケット(保持手段)3に保持されているのが検出された場合には、本体用アンテナ(第1のアンテナ)13に代えて接続コード4をラジオ放送を受信するための第2のアンテナとして切り換える切換手段を、図6に示すような検出スイッチ14と、トランジスタQ1及び抵抗R4、R5とから構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要はサイクルコンピュータ2がブラケット3に対して着脱した際に第1又は第2のアンテナに自動的に切り換えることができれば、この他種々の構成からなる切換手段に広く適用するようにしても良い。
この場合、本実施の形態においては、第2のアンテナとしてのリードアンテナを、センサ5側のインダクタL1、アースラインCL1及び本体側のインダクタL2から構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、アースラインCL1がアンテナ効果を得ることができる限り、当該アースラインCL1の両側には抵抗素子などを設けるようにしても良い。
例えば図6との対応部分に同一符号を付して示す図12に示すように、サイクルコンピュータ50では、センサ5側のインダクタL1及び本体側のインダクタL2に代えて、センサ5側及び本体側にそれぞれ抵抗R10、R11を設けるようにしても同様のアンテナ効果を得ることができる。この場合、実験上、抵抗R1の抵抗値は数百〔kΩ〕以上の値で問題がなく、抵抗R10、R11の抵抗値はそれぞれ1〔kΩ〕程度の値でも良い。
さらに上述のように本実施の形態においては、サイクルコンピュータ(速度計測装置)2に設けられ、自転車の走行モードに関する内容を表示する表示手段として表示部10を適用すると共に、検出スイッチ(検出手段)14によりサイクルコンピュータ(速度計測装置)2がブラケット(保持手段)3に保持されているのが検出された場合には、必要に応じて表示部(表示手段)10にラジオ放送に関する受信バンドを表示させる制御手段として制御部20を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成からなる表示手段及び制御手段に広く適用するようにしても良い。
さらに上述のように本実施の形態においては、サイクルコンピュータ(速度計測装置)2に設けられ、表示部(表示手段)10に表示されている自転車の走行モードに関する内容を操作する操作手段として操作部11(K1〜K9)を適用し、制御部(制御手段)20は、検出スイッチ(検出手段)14によりサイクルコンピュータ(速度計測装置)2がブラケット(保持手段)3に保持されているのが検出された場合には、操作部(操作手段)11の操作内容をラジオ放送に関する設定用又は調整用の操作内容に切り換えるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成からなる操作手段及び制御手段に広く適用するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、サイクルコンピュータ(速度計測装置)2内部に電源部23を設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、自転車の車輪の回転に応じて発電する自家発電部(図示せず)を設け、当該自家発電部により発生した電源をサイクルコンピュータ2の駆動に用いるようにしても良い。さらにサイクルコンピュータ2内部の電源部23が充電電池の場合には、かかる自家発電部を充電用の電源を供給するために用いるようにしても良い。
ラジオ放送受信システム及びラジオ放送受信方法において、サイクルコンピュータやGPS(Global Positioning System)等に適用することができる。
1……サイクルコンピュータシステム、2、30、40、50……サイクルコンピュータ、3……ブラケット、4……接続コード、5……センサ、5A……リードスイッチ、6……マグネット検出子、10……表示部、11(K1〜K9)……操作部、12……スピーカ、13……本体用アンテナ、14……検出スイッチ、20……制御部、21……チューナ部、23……電源部、CL1……アースライン、CL2……信号ライン、L1、L2……インダクタ、Q1……トランジスタ、R1〜R5、R10、R11……抵抗。
Claims (6)
- 自転車の車体に取り付けられ、当該自転車の車輪に固定保持された検出子を検出するためのセンサと、当該センサから引き出された接続コードに接続され、かつ上記自転車の車体に取り付けられた保持部材と、上記保持部材に着脱自在に保持され、上記センサの検出結果に基づいて上記車輪の回転速度を計算する速度計測装置とを有するラジオ放送受信システムにおいて、
上記速度計測装置に設けられ、ラジオ放送を受信するための第1のアンテナと、
上記速度計測装置が上記保持手段に保持されているか否かを検出する検出手段と、
上記検出手段により上記速度計測装置が上記保持手段に保持されているのが検出された場合には、上記第1のアンテナに代えて上記接続コードを上記ラジオ放送を受信するための第2のアンテナとして切り換える切換手段と
を具えることを特徴とするラジオ放送受信システム。 - 上記速度計測装置に設けられ、上記自転車の走行モードに関する内容を表示する表示手段と、
上記検出手段により上記速度計測装置が上記保持手段に保持されているのが検出された場合には、必要に応じて上記表示手段に上記ラジオ放送に関する受信バンドを表示させる制御手段と
を具えることを特徴とする請求項1に記載のラジオ放送受信システム。 - 上記速度計測装置に設けられ、上記表示手段に表示されている上記自転車の走行モードに関する内容を操作する操作手段
を具え、
上記制御手段は、上記検出手段により上記速度計測装置が上記保持手段に保持されているのが検出された場合には、必要に応じて上記操作手段の操作内容を上記ラジオ放送に関する設定用又は調整用の操作内容に切り換える
ことを特徴とする請求項2に記載のラジオ放送受信システム。 - 自転車の車体に取り付けられ、当該自転車の車輪に固定保持された検出子を検出するためのセンサと、当該センサから引き出された接続コードに接続され、かつ上記自転車の車体に取り付けられた保持部材と、上記保持部材に着脱自在に保持された速度計測装置とを有し、当該速度計測装置により上記センサの検出結果に基づいて上記車輪の回転速度を計算するようになされたラジオ放送受信方法において、
上記速度計測装置にラジオ放送を受信するための第1のアンテナが設けられ、
上記速度計測装置が上記保持手段に保持されているか否かを検出する第1のステップと、
上記速度計測装置が上記保持手段に保持されているのが検出された場合には、上記第1のアンテナに代えて上記接続コードを上記ラジオ放送を受信するための第2のアンテナとして切り換える第2のステップと
を具えることを特徴とするラジオ放送受信方法。 - 上記速度計測装置に設けられた表示手段に上記自転車の走行モードに関する内容を表示した状態において、
上記第2のステップでは、
上記第1のステップにより上記速度計測装置が上記保持手段に保持されているのが検出された場合には、必要に応じて上記ラジオ放送に関する受信バンドを上記表示手段に表示させる
を具えることを特徴とする請求項4に記載のラジオ放送受信方法。 - 上記速度計測装置に設けられた操作手段が上記表示手段に表示されている上記自転車の走行モードに関する内容を操作するようになされた状態において、
上記第2のステップでは、
上記第1のステップにより上記速度計測装置が上記保持手段に保持されているのが検出された場合には、必要に応じて上記操作手段の操作内容を上記ラジオ放送に関する設定用又は調整用の操作内容に切り換える
ことを特徴とする請求項5に記載のラジオ放送受信方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003286807A JP2005057530A (ja) | 2003-08-05 | 2003-08-05 | ラジオ放送受信システム及びラジオ放送受信方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009504485A (ja) * | 2005-08-19 | 2009-02-05 | シグマ エレクトロ ゲーエムベーハー | 自転車用コンピュータに対する自転車車輪サイズの設定装置 |
-
2003
- 2003-08-05 JP JP2003286807A patent/JP2005057530A/ja active Pending
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