JP2005055940A - ネットワーク機器自動設定装置、ネットワーク機器自動設定方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ISPにアクセスするために必要な情報を、各県設定センタに設けられている初期設定ファイル蓄積サーバから取得し、上記必要な情報を取得した後に、上記初期設定ファイル蓄積サーバへの接続を切断し、ネットワーク機器をISPに接続し、設定ファイル蓄積サーバに予め登録されているユーザ情報を、ISP経由で上記ネットワーク機器が取得するものである。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、PPPoE(Point to Point Protocol over Ethernet(登録商標))を使用してアクセス認証を行うネットワークにおいて、ユーザ端末の各種設定を自動的に行うネットワーク機器自動設定装置、ネットワーク機器自動設定方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
ユーザ端末であるネットワーク装置を自動的に設定する方法として、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol:RFC2131等 ネットワーク端末に、IPアドレスを自動的に与えるプロトコル)が知られ、また、ダイアルアップ環境において自動設定する場合、コンピュータ製造会社とISP(Internet Service Provider)とが提携を結び、期間限定で使用する無料アカウントを、パソコンに予め設定し、出荷後に、ユーザがキーボードの所定キーを押すことによって、上記ISPにダイアルアップし、PPP(Point to Point Protocol:RFC1661等)を用い、IPアドレス等、ネットワーク設定する方法が知られている。
【0003】
また、ユーザがISPと契約した場合、ISPからユーザに、パソコン上で動作する設定を簡便化するソフトウェアを、記憶媒体に記憶し、郵送し、ユーザに設定させる方法が知られている(たとえば、非特許文献1参照)。
【0004】
【非特許文献1】
URL http://www.ocn.ne.jp/adsl/start/guide/1_8.html
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記PPPoEを用いてアクセス認証を行う従来例では、DHCPを使用していないので、DHCPを用いた自動設定を行なうことができない。
【0006】
また、コンピュータ製造会社とISPとが提携を結ぶ従来例では、期間限定であるので、その期間が経過した後には、ユーザがISPと正式契約を行い、ネットワーク装置の設定を、ユーザが自ら行なう必要があり、ネットワーク設定のスキルを、ユーザに要求せざるを得ないという問題がある。
【0007】
ISPからソフトが送られ、このソフトを用いて設定する従来例にも、所定期間が経過した後には、上記と同様の問題が生じる。
【0008】
また、パソコンを使用して設定することが前提であり、パソコンを用いずに、ルータ装置等単体で上記設定を行なうことができない。
【0009】
さらに、自動設定であるために、ネットワーク機器製造会社または販売者とISPとが、無料アカウント契約ができない場合、今までの枠組みでの自動設定が不可能である。つまり、ネットワーク機器にISPの無料アカウント情報を入れてよいか否かが不明であるという問題がある。
【0010】
この場合、ネットワーク機器製造会社または販売者が、PPPoEを用い、アクセス認証を行うPPPoE網上に、プライベートネットワークを構築できるサービスを用い、自動設定センタを設け、サービスを提供することが考えられる。
【0011】
しかし、自動設定を考えた場合、ユーザ収容数、同時接続数が多くなると、ランニングコストが非常に高額になる。つまり、ネットワーク提供者にとって、ユーザ収容数や同時接続数を増すと、それだけ装置の高性能化、大型化が必要になり、したがって、ランニングコストも高額になる。PPPoE網を用い、アクセス認証を行うネットワークを提供する事業者の制約によって、境界(たとえば県間)を跨いでサービスすることができない事業者も存在する。したがって、全国規模で自動設定サービスするためには、各県に自動設定センタを置く必要があり、このようにすると、組織が複雑になるという問題がある。
【0012】
本発明は、PPPoE網のようなアクセス認証を必要とするネットワークを利用し、ユーザアカウントを入力する必要があるネットワークにおいて、ネットワーク機器をネットワークに接続するだけで、各種設定が自動的に行なわれ、したがって、ネットワーク機器に関する知識がないユーザでも、ネットワーク機器を容易に使用することができるネットワーク機器自動設定装置、ネットワーク機器自動設定方法、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ISPにアクセスするために必要な情報を、各県設定センタに設けられている初期設定ファイル蓄積サーバから取得し、上記必要な情報を取得した後に、上記初期設定ファイル蓄積サーバへの接続を切断し、ネットワーク機器をISPに接続し、設定ファイル蓄積サーバに予め登録されているユーザ情報を、ISP経由で上記ネットワーク機器が取得するものである。
【0014】
【発明の実施の形態と実施例】
図1は、本発明の一実施例であるネットワーク機器自動設定装置が使用されているネットワーク構成100を示す図である。
【0015】
ネットワーク構成100は、従来のネットワーク構成に、パケット折り返し用proxyサーバ20と、プライベートネットワーク60と、プライベートネットワーク各県設定センタC2と、RADIUS61と、初期設定ファイル蓄積サーバ62と、NTE31とを付加した点が特徴である。
【0016】
ネットワーク構成100は、自動設定対象ネットワーク機器T1、T2、T3と、パケット折り返し用proxyサーバ20と、PPPoE網30と、ISP41、42と、インターネット50と、プライベートネットワーク60と、全国設定センタC1と、プライベートネットワーク各県設定センタC2とを有する。
【0017】
なお、自動設定対象ネットワーク機器が、例示的にT1、T2、T3の3つ記載されているが、4つ以上設けられていてもよく、ISPが、例示的に41、42の2つが記載されているが、3つ以上設けられていてもよく、プライベートネットワーク各県設定センタが、例示的にC2の1つが記載されているが、実際には2つ以上設けられている。
【0018】
自動設定対象ネットワーク機器T1、T2、T3は、パソコン、ルータ、テレビ等、ネットワークに接続される機器であり、本実施例において、自動設定される対象の機器である。
【0019】
パケット折り返し用proxyサーバ20は、PPPoE網30においてセンタC1とC2との直接的な通信が禁止されている場合に、proxyサーバ20を介して間接的に通信するためのサーバである。
【0020】
PPPoE網30は、アクセス認証を行うネットワークであり、NTE31を有する。NTE31、32、33は、ネットワーク終端装置であり、PPPoE網と他IP網との接続機器である。
【0021】
ISP(インターネット サービス プロバイダ)41、42は、インターネット接続を提供するプロバイダである。
【0022】
プライベートネットワーク60は、各県設定センタに設けられている初期設定ファイル蓄積サーバ62や、RADIUS61を有するネットワークである。
【0023】
全国設定センタC1は、設定ファイル蓄積サーバ10を有する。
【0024】
設定ファイバ蓄積サーバ10は、各自動設定対象ネットワーク機器T1、T2、T3の設定ファイルを、蓄積しているサーバである。
【0025】
プロベートネットワーク各県設定センタC2は、RADIUS61と、初期設定ファイル蓄積サーバ62とを有する。また、このプライベートネットワーク各県設定センタC2は、各PPPoE網30に1つ設置され、すなわち、各県に1つのプライベートネットワーク各県設定センタC2が設置されている。
【0026】
RADIUS61は、自動設定対象ネットワーク機器T1、T2、T3が、プライベートネットワーク各県設定センタC2へアクセスすることを許可するための認証を行い、プライベートネットワーク60にアクセスするIPアドレスを払い出すものである。
【0027】
初期設定ファイル蓄積サーバ62は、各自動設定対象ネットワーク機器T1、T2、T3を使用するユーザが、インターネット50に接続できるための最低限の情報(ユーザIDとパスワード)を蓄積し、自動設定対象ネットワーク機器T1、T2、T3の製造時にそれぞれにユニークに設定されているIDに基づいて、自動設定対象ネットワーク機器T1、T2、T3の各ユーザが契約したISP41,42への接続情報を蓄積する。なお、インターネット50に接続できるための最低限の情報(ユーザIDとパスワード)とは、ISP41または42へ接続するための情報である。
【0028】
PPPoE網30の運用者との契約に応じて、プライベートネットワーク60とPPPoE網30とを設置することが可能であり、各種サービスグレードが設定され、帯域・同時接続数と物理層との違いによって、サービス料金がまちまちに設定されている。
【0029】
図2は、上記実施例において、初期設定ファイル蓄積サーバ62の構成例と、初期設定ファイル蓄積部623に設けられているデータベースの例を示す図である。
【0030】
初期設定ファイル蓄積サーバ62は、送/受信部621と、制御部622と、設定情報蓄積部623とを有する。
【0031】
自動設定対象ネットワーク機器T1、T2、T3のユーザが契約したISP41,42への接続情報は、全国設定センタC1に設けられている設定ファイル蓄積サーバ10から、初期設定ファイル蓄積サーバ62へ送信される。初期設定ファイル蓄積サーバ62は、設定対象となる自動設定対象ネットワーク機器T1、T2、T3が置かれている住所に該当するプライベートネットワーク60の各県設定センタC2に設けられているサーバである。
【0032】
しかし、プライベートネットワーク60からインターネット50への接続を禁止している場合がある。この場合には、パケット折返し用proxyサーバ20を、PPPoE網30に設置することによって、プライベートネットワーク60からインターネット50へ接続することができる。
【0033】
パケット折返し用proxyサーバ20のIPアドレスは、各県設定センタC2内のRADIUS61から払い出され、各県設定センタC2は、自動設定事業運用者のセンタであるので、IPアドレスを固定的に払い出すことが可能である。しかし、インターネット50経由で、全国設定センタC1にアクセスするセッションでは、使用するISP41、42から、IPアドレスを払い出すので、接続する毎に必ず同じである保証はない。IPアドレスが接続の度に変化するとき、設定ファイル蓄積サーバ10はパケット折返し用proxyサーバのIPアドレスがわからなくなるので、各県設定センタC2に設定ファイルを送ることができない。
【0034】
したがって、パケット折返し用proxyサーバ20が、インターネット50に接続する場合における接続IFのIPアドレスが変わると、上記IPアドレスが変わる度に、設定ファイル蓄積サーバ10に通知し、各県設定センタC2に設定ファイルを送ることができないという問題を解決することができる。
【0035】
上記IPアドレスが変更されたことを、パケット折返し用proxyサーバ20が認識するためには、インタフェースに付与されているIPアドレスを定期的に取得し、今回取得したIPアドレスと、前回取得したIPアドレスとを比較し、この比較結果が不一致であれば、IPアドレスが変更されたことを、パケット折返し用proxyサーバ20が認識することができる。
【0036】
また、IPアドレスの変更は、PPPoEセッションの再接続時に生じるので、PPPoEセッションが再接続されたときに、インタフェースのIPアドレスを検査し、IPアドレスが変更されたことを知ることができる。
【0037】
全国設定センタC1には、設定ファイル蓄積サーバ10が設置され、各自動設定対象ネットワーク機器T1、T2、T3の設定ファイルを、設定ファイル蓄積サーバ10が蓄積している。
【0038】
たとえば、自動設定対象ネットワーク機器T1を入手したユーザ情報と、接続情報(ユーザID、パスワード)とを取得する場合、自動設定対象ネットワーク機器T1をユーザが購入したときに、購入した店舗において、ネットワーク機器T1のシリアル番号、住所、使用するISPを、アンケート形式で聞き、または、電話・FAX/E−mail、専用のソフトによって、自動設定対象ネットワーク機器T1を入手したユーザ情報、接続情報を取得した方法等のデータを収集する。
【0039】
また、ユーザの代理人として販売店がISPと契約することによって、ISP接続情報であるユーザID、パスワードを得ることができ、また、全国設定センタC1が、ユーザの代理人として契約することによって、ISP接続情報であるユーザID、パスワードを得ることができ、さらに、ユーザ本人が契約することによって、ユーザID、パスワードを、全国設定センタC1に知らせるようにしてもよい。
【0040】
また、上記のように、アンケート形式でユーザ情報を入手する場合、ユーザが使用したいと考えているサービスを聞き、これに合わせたファイヤウォールを設定し、インターネット50に接続するための情報だけでなく、ネットワーク機器T1のその他の設定情報をも蓄積し、自動設定対象ネットワーク機器T1からのアクセスがあったときに、ネットワーク機器T1のその他の設定情報を送信するようにしてもよい。
【0041】
図3は、上記実施例において、設定ファイル蓄積サーバ10の構成例と、設定情報テーブルTB1の例と、各種設定ファイルF1の例と、住所・各県初期設定ファイル蓄積サーバ対応テーブルTB2の例とを示す図である。
【0042】
設定ファイル蓄積サーバ10には、ネットワーク機器シリアル番号と端末IDとを変換する設定情報テーブルTB1が用意され、ネットワーク機器製造時におけるネットワーク機器シリアル番号に合うように、端末IDを計画的に付与するようにしてもよく、また、製造時にネットワーク機器に設定した情報を、設定ファイル蓄積サーバ10に送信するようにしてもよい。さらに、シリアル番号と端末IDとが互いに同じであるように設定するようにしてもよい。
【0043】
さらに、図2(2)に示される初期設定情報を、各プライベートネットワーク60における初期設定ファイル蓄積サーバ62と通信するために経由するパケット折返し用proxyサーバ20と、初期設定ファイル蓄積サーバ62のアドレスを蓄積する住所・各県初期設定ファイル蓄積サーバ62との対応テーブルを用意する。つまり、各県設定センタC2は、全国に複数存在し、そのうちのどの各県設定センタC2に送る必要があるかを特定するために、対応テーブルを用意する。
【0044】
次に、上記実施例において、自動設定環境を準備する動作について説明する。
【0045】
図4は、上記実施例において、自動設定するための環境を準備する動作を示すシーケンス図である。
【0046】
パケット折返し用proxyサーバ20を介して、全国設定センタC1と各県設定センタC2とを接続するために、ISP42に接続する。PPPoE網30に対し、PPPoEディスカバリステージ処理を経て、IPCP処理(Internet Protocol Control Protocol PPPを用いてIPアドレスを得る処理)によって自IPアドレスを取得する。
【0047】
この取得した自IPアドレスと、設置されている県名とを、全国設定センタC1の設定ファイル蓄積サーバ10に送信し、蓄積サーバ10に格納されている住所・各県初期ファイル蓄積サーバ対応テーブルTB2に書き込む。全国設定センタC1側から見ると、全国設定センタC1がプライベートネットワーク各県設定センタC2と接続されている。
【0048】
同様に、プライベートネットワーク60に、パケット折返し用proxyサーバ20を接続する。
【0049】
PPPoE網30を、プライベートネットワーク60に接続するための情報を用い、PPPoEディスカバリステージ処理を行う。これによって、PPPoE網30から各県設定センタC2のRADIUS61に、認証要求が行われ、IPアドレスを払い出す。このときに、パケット折返し用proxyサーバ20の認証情報と、IPアドレスとを固定することによって、パケット折返し用proxyサーバ20のIPアドレスを固定する。
【0050】
つまり、初期設定ファイル蓄積サーバ62が、パケット折返し用proxyサーバ20のアドレスを記憶するために、パケット折返し用proxyサーバ20のIPアドレスを固定する。
【0051】
この段階で、パケット折返し用proxyサーバ20を介して、全国設定センタC1と各県設定センタC2とが、常時接続状態になる。この常時接続によって、いつでも通信できるように準備する。
【0052】
何らかの理由によって、PPPoEセッションが切断されると、再接続処理を行い、常時接続を維持するように動作する。
【0053】
設定ファイル蓄積サーバ10へユーザ情報が設定されたときに、ユーザ情報の住所に基づいて、どのproxyサーバ20を経由して初期設定ファイル蓄積サーバ62と通信するかを検索する。初期設定ファイル蓄積サーバ62へ送る情報は、初期設定情報テーブル(図2(2)に示す設定情報)の内容である設定ファイル蓄積サーバ10に設定されている端末ID、ISP用ユーザID・パスワード、プライベートネットワーク60への接続用ユーザID・パスワードである。
【0054】
初期設定ファイル蓄積サーバ62は、自動設定対象ネットワーク端末T1、T2、T3がプライベートネットワーク60へ接続することができるようにするために、RADIUS61に接続情報(ユーザID・パスワード)を設定する。
【0055】
次に、上記実施例において、自動設定する動作について説明する。
【0056】
図5、図6、図7は、上記実施例において、自動設定する動作を示すシーケンス図である。
【0057】
自動設定対象ネットワーク機器T1、T2、T3のうちのたとえば、自動設定対象ネットワーク機器T1に電源が投入されると、自動設定対象ネットワーク機器T1内に、製造時に書き込まれたユーザID・パスワードを用い、PPPoE網30を介して、自動設定対象ネットワーク機器T1が、プライベートネットワーク60への接続を開始する。PPPoEディスカバリステージを経て、上記IPCPによって、ネットワーク機器T1のIPアドレスを取得する。これによって、ネットワーク機器T1が各県設定センタC2へ接続される。
【0058】
次に、製造時に書き込まれたURLに、初期設定情報を取得する要求を行い、インターネット50に接続することができるようにするために必要となる最小限の情報(ISP接続のためのユーザID・パスワード、必要ならば、DNSサーバアドレス、経路情報)を取得する。
【0059】
上記最小限の情報を取得すると、自動設定対象ネットワーク機器T1は、各県設定センタC2との接続を切断する。各県設定センタC2との通信で、やり取りされるのは、上記最小限の情報のみであるので、接続されている時間は、非常に短いので、PPPoE網30運用者との契約において、各県設定センタC2との同時接続数が少ない場合でも、また、通信帯域が狭い場合でも、サービス可能である。
【0060】
ネットワーク機器T1は、初期設定ファイル蓄積サーバ62からダウンロードしたISP接続情報を用い、PPPoE網30を経由し、ISP41に接続を要求する。上記と同じように、PPPoEディスカバリを経て、上記IPCPによってIPアドレスを取得する。このIPアドレス取得によって、ネットワーク機器T1は、インターネット50にアクセスすることができる。
【0061】
インターネット50へのアクセスが可能になると、全国設定センタC1内の設定ファイル蓄積サーバ10にアクセスし、ネットワーク機器T1に設定すべき情報である設定ファイル(ユーザID、パスワード、経路情報、QOS、ファイヤウォール情報、IPアドレス等)を、ダウンロードする。設定ファイル蓄積サーバ10に設定ファイル送信を要求するときに、ネットワーク機器T1を識別するために、設定ファイル蓄積サーバ10が認証する。このときの認証情報として、初期設定ファイルダウンロード等に使用した製造時シリアル番号、端末IDと、パスワード等を用いる。
【0062】
設定ファイル蓄積サーバ10は、上記認証を行なった後に、そのシリアル番号や、端末IDに基づいて、ネットワーク機器T1が必要とするダウンロードファイルを、設定情報テーブルTB1から検索し、設定ファイル蓄積部14から該当するファイルを、ネットワーク機器T1に送信する。
【0063】
ネットワーク機器T1は、設定ファイルを全てダウンロードし終わると、自動的にネットワーク機器T1を再起動する等によって、設定ファイルの内容を反映させる。つまり、設定ファイルをダウンロードしただけでは、設定ファイルに書かれた動作設定が行われないので、層値をリブートしたリアプリケーションから設定を読み込む必要がある。
【0064】
上記のようにすることによって、ユーザが、ネットワーク機器T1の電源ボタンをONするだけで、ネットワーク機器T1の設定が自動的に行なわれる。
【0065】
ネットワーク機器T2、T3、……においても、ネットワーク機器T1における上記動作と同様の動作が行われる。
【0066】
つまり、上記実施例において、ネットワーク機器出荷時にアクセス情報を予め埋め込み、アクセス認証が必要なネットワークを経由し、アクセス認証が必要なネットワーク上にプライベートネットワーク60を構築できるサービスを用いて設置された自動設定センタに接続し、初期ネットワーク設定を ユーザが契約したISPに接続できるだけの最低限の情報をダウンロードし、接続を切断する。
【0067】
初期ネットワーク設定として、初期設定ファイル蓄積サーバ62から、ダウンロードするISP情報(ISPに接続するために必要な情報)は、ユーザID、パスワードであり、場合によっては、DNSサーバアドレスであり、いずれにしても、情報量が非常に少ないので、各県設定センタC2に、同時に接続している台数を削減することができ、ダウンロードに必要な帯域も少ない。
【0068】
これは、各県設定センタC2を運用する者とにとっては、PPPoE網30を運営する者に支払う契約料を、より安価にすることができる可能性がある。したがって、プライベートネットワーク60を用いた各県設定センタC2を設置するコストを下げることができる。
【0069】
初期ネットワーク設定をダウンロードしたネットワーク機器T1は、ISP情報を用いて、PPPoE網30にアクセスすることによって、契約したISPに接続される。
【0070】
契約しているISPに接続した後に、このISPを経由し、インターネット50上に設置されている全国設定センタC1に接続し、ネットワーク機器の設定情報をダウンロードし、このダウンロードした設定情報を、ネットワーク機器T1に自動設定する。
【0071】
インターネット50上の全国設定センタC1へ登録する各ネットワーク機器の設定情報を、ユーザがネットワーク機器を購入するときに、どのISPを利用するのかを聞き、販売者がユーザの代理となって手続きをし、電話を利用し、オペレータの対応によって設定する。
【0072】
また、インターネット50上の全国設定センタC1へ登録された情報は、ユーザの住所によって、最適な各県のプライベートネットワーク60上の自動設定センタへ、先に示したISPに接続するために必要な最低限の情報を転送し、そのユーザ情報を有効にする。
【0073】
これらによって、PPPoEを用いたアクセス認証を必要とするネットワーク環境においても、ユーザが操作することなく、ネットワーク機器の設定を自動的に行うことができる。
【0074】
なお、上記実施例を、プログラムの発明として把握することができる。すなわち、上記実施例は、アクセス認証を必要とするネットワークにネットワーク機器を接続したときに、製造時に、上記ネットワーク機器に設定されている第1のユーザ情報を用い、プライベートネットワークに接続するプライベートネットワーク接続手順と、上記プライベートネットワークに接続されている初期設定ファイル蓄積サーバから、所定のISPにアクセスするために必要な第2のユーザ情報を取得し、メモリに記憶するユーザ情報取得手順と、上記プライベートネットワークと上記ネットワーク機器との接続を、切断手段によって切断する切断手順と、上記取得した上記第2のユーザ情報を用いて所定のISPに接続し、インターネット上の装置から、経路情報、他のISPに接続するために必要な第3のユーザ情報を含むネットワークサービスを利用するために必要な情報を取得し、メモリに記憶する必要情報取得手順と、上記取得した必要な情報を、上記ネットワーク機器に自動設定する自動設定手順とをコンピュータに実行させるプログラムの例である。
【0075】
また、上記プログラムを、FD、CD、DVD、HD、半導体メモリ等の記録媒体に記録するようにしてもよい。
【0076】
【発明の効果】
本発明によれば、PPPoE網のようなアクセス認証を必要とするネットワークを利用し、ユーザアカウントを入力する必要があるネットワークに、ネットワーク機器を接続するだけで、ISPに接続するためのユーザ情報を始めとして、経路設定、ファイヤウォール設定等が自動的に行なわれ、したがって、ネットワーク機器に関する知識を有しないユーザでも、ネットワーク機器を容易に使用することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるネットワーク機器自動設定装置が使用されているネットワーク構成100を示す図である。
【図2】上記実施例において、初期設定ファイル蓄積サーバ62の構成例と、初期設定ファイル蓄積部623に設けられているデータベースの例を示す図である。
【図3】上記実施例において、設定ファイル蓄積サーバ10の構成例と、設定情報テーブルTB1の例と、各種設定ファイルF1の例と、住所・各県初期設定ファイル蓄積サーバ対応テーブルTB2の例とを示す図である。
【図4】上記実施例において、自動設定するための環境を準備する動作を示すシーケンス図である。
【図5】上記実施例において、自動設定する動作を示すシーケンス図である。
【図6】上記実施例において、自動設定する動作を示すシーケンス図である。
【図7】上記実施例において、自動設定する動作を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
100…ネットワーク構成、
10…設置ファイル蓄積サーバ、
20…パケット折り返し用proxyサーバ、
30…PPPoE網、
41、42…ISP、
50…インターネット、
61…RADIUS、
62…初期設定ファイル蓄積サーバ、
C1…全国設定センタ、
C2…プライベートネットワーク各県設定センタ、
T1、T2、T3…自動設定対象ネットワーク機器。
Claims (5)
- アクセス認証を必要とするネットワークにネットワーク機器を接続したときに、製造時に、上記ネットワーク機器に設定されている第1のユーザ情報を用い、プライベートネットワークに接続するプライベートネットワーク接続手段と;
上記プライベートネットワークに接続されている初期設定ファイル蓄積サーバから、所定のISPにアクセスするために必要な第2のユーザ情報を取得するユーザ情報取得手段と;
上記プライベートネットワークと上記ネットワーク機器との接続を切断する切断手段と;
上記取得した上記第2のユーザ情報を用いて所定のISPに接続し、インターネット上の装置から、経路情報、他のISPに接続するために必要な第3のユーザ情報を含むネットワークサービスを利用するために必要な情報を取得する必要情報取得手段と;
上記取得した必要な情報を、上記ネットワーク機器に自動設定する自動設定手段と;を有することを特徴とするネットワーク機器自動設定装置。 - アクセス認証を必要とするネットワークにネットワーク機器を接続したときに、製造時に、上記ネットワーク機器に設定されている第1のユーザ情報を用い、プライベートネットワークに接続するプライベートネットワーク接続段階と;
上記プライベートネットワークに接続されている初期設定ファイル蓄積サーバから、所定のISPにアクセスするために必要な第2のユーザ情報を取得するユーザ情報取得段階と;
上記プライベートネットワークと上記ネットワーク機器との接続を切断する切断段階と;
上記取得した上記第2のユーザ情報を用いて所定のISPに接続し、インターネット上の装置から、経路情報、他のISPに接続するために必要な上記第3のユーザ情報を含むネットワークサービスを利用するために必要な情報を取得する必要情報取得段階と;
上記取得した必要な情報を、上記ネットワーク機器に自動設定する自動設定段階と;を有することを特徴とするネットワーク機器自動設定方法。 - 請求項2において、
アクセス認証を必要とするネットワークに設置されているプライベートネットワークに接続するために必要なアカウントを、ネットワーク機器に設定するアカウント設定段階と;
上記ネットワーク機器購入段階で、インターネットに接続されている設定ファイル蓄積サーバに、第3のユーザ情報を設定するとともに、上記アクセス認証を必要とするネットワークに接続されているプライベートネットワークに接続されている初期設定ファイル蓄積サーバに、所定のISPにアクセスするために必要な第2のユーザ情報を設定するユーザ情報設定段階と;を有することを特徴とするネットワーク機器自動設定方法。 - アクセス認証を必要とするネットワークにネットワーク機器を接続したときに、製造時に、上記ネットワーク機器に設定されている第1のユーザ情報を用い、プライベートネットワークに接続するプライベートネットワーク接続手順と;
上記プライベートネットワークに接続されている初期設定ファイル蓄積サーバから、所定のISPにアクセスするために必要な第2のユーザ情報を取得し、メモリに記憶するユーザ情報取得手順と;
上記プライベートネットワークと上記ネットワーク機器との接続を、切断手段によって切断する切断手順と;
上記取得した上記第2のユーザ情報を用いて所定のISPに接続し、インターネット上の装置から、経路情報、他のISPに接続するために必要な第3のユーザ情報を含むネットワークサービスを利用するために必要な情報を取得し、メモリに記憶する必要情報取得手順と;
上記取得した必要な情報を、上記ネットワーク機器に自動設定する自動設定手順と;をコンピュータに実行させるプログラム。 - アクセス認証を必要とするネットワークにネットワーク機器を接続したときに、製造時に、上記ネットワーク機器に設定されている第1のユーザ情報を用い、プライベートネットワークに接続するプライベートネットワーク接続手順と;
上記プライベートネットワークに接続されている初期設定ファイル蓄積サーバから、所定のISPにアクセスするために必要な第2のユーザ情報を取得し、メモリに記憶するユーザ情報取得手順と;
上記プライベートネットワークと上記ネットワーク機器との接続を、切断手段によって切断する切断手順と;
上記取得した上記第2のユーザ情報を用いて所定のISPに接続し、インターネット上の装置から、経路情報、他のISPに接続するために必要な第3のユーザ情報を含むネットワークサービスを利用するために必要な情報を取得し、メモリに記憶する必要情報取得手順と;
上記取得した必要な情報を、上記ネットワーク機器に自動設定する自動設定手順と;をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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