JP4484119B2 - Eponシステムにおけるonu遠隔自動設定方法、ならびにonu遠隔自動設定システム - Google Patents
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(1) ユーザ自らが設定値を変更する方法では、ユーザが自分の加入しているサービスの設定に従ってONU設定項目の設定値を設定する。
(2) 遠隔からオペレータが設定値を変更する方法では、ONUが接続されたことを確認した後にオペレータがオペレーションシステムを使用してONU設定項目の設定値を変更する。
(3) 現地にてONU設置作業者が設定値を変更する方法では、ONU設置作業者がONUに何らかの方法でアクセスを実施し、ONU設定項目の設定値を変更する。
前記OLTは、
(1) Auto Discovery完了後に接続が可能となったONUのONU識別子を識別する識別プロセスと、
(2) ONU識別子およびONU識別子に対応したONU設定値A1〜AN(NはONU設定項目数)の情報が予め格納されたONU管理データベースに、前記識別プロセスで識別したONU識別子が登録されているかを確認し、登録されている場合に前記ONU識別子に対応したONU設定値An(1≦n≦N)の情報を前記ONU管理データベースから読み出すとともに送信指示を行う制御プロセスと、
(3) 前記送信指示によりONU設定値Anの情報を前記ONUに対して送信する送信プロセスと、を有するとともに、
前記ONUは、
(4) 前記OLTから送信されたONU設定値Anの情報を受信する受信プロセスと、
(5) 前記受信プロセスで受信したONU設定値Anの情報に基づきONUの内部設定を行うONU設定プロセスと、
を有し、前記(1)〜(5)の各プロセスを順次実行することでONU設定値A1の自動設定を行った後、前記(2)〜(5)の各プロセスを順次繰返し実行することでONU設定値A2〜ANの自動設定を行うことを特徴とする。なお前記制御プロセスで該ONU識別子がONU管理データベースに登録されていない場合は、以降の(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御し、該ONUの自動設定を終了する。また前記ONU設定プロセスでONU設定値Anの内部設定が完了すると「ONU設定指示レスポンス(設定項目n)」をOLTに対して送信し、OLT側では該レスポンスを受信した後、次のONU設定値An+1の自動設定へ移行する場合もある。
前記制御プロセスは、ONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し、異なる場合(An≠Bn)にはONU設定値A n の情報を前記ONUへ送信するように制御し、同じ場合(An=Bn)にはONU設定値A n の情報を前記ONUへ送信しないように制御してONU設定値Anの自動設定を終了するとともに、
前記ONUは、前記OLTからONU設定値読み出し指示を受信した場合に現在のONU設定値Bnの情報を前記OLTに通知する通知プロセスを有することを特徴とする。
前記ONUは、前記受信プロセスにおいて前記OLTから送信されたk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して受信し、前記ONU設定プロセスにおいてk個のONU設定値A n 〜A n+k-1 の情報に基づきONUの内部設定を行うことを特徴とする。
前記OLTは、Auto Discovery完了後に接続が可能となったONUのONU識別子を識別するONU識別部と、ONU識別子およびONU識別子に対応したONU設定値A1〜AN(NはONU設定項目数)の情報が予め格納されたONU管理データベース部と、前記ONU識別部で識別したONU識別子が前記ONU管理データベース部に登録されているかを確認し、登録されている場合に前記ONU識別子に対応したONU設定値An(1≦n≦N)の情報を前記ONU管理データベース部から読み出すとともに送信指示を行うONU設定制御部と、前記送信指示によりONU設定値Anの情報を順次前記ONUへ送信するONU設定指示送信部とを有し、
前記ONUは、前記OLTから送信されたONU設定値Anの情報を受信するONU設定指示受信部と、前記ONU設定指示受信部で受信したONU設定値Anの情報に基づきONUの内部設定を行うONU設定部とを有し、
前記OLTから遠隔でONU設定値A1〜ANの自動設定を行うことを特徴とする。なお該ONU識別子がONU管理データベースに登録されていない場合は、該ONUの自動設定を終了する。またONU設定部でONU設定値Anの内部設定が完了すると「ONU設定指示レスポンス(設定項目n)」をOLTに対して送信し、OLT側では該レスポンスを受信した後、次の設定項目(ONU設定値An+1)のプロセスを開始する場合もある。
前記ONUは、前記OLTからONU設定値読み出し指示を受信した場合に現在のONU設定値B n の情報を前記OLTに通知するONU設定通知部を有し、
前記ONU設定制御部は、ONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し、異なる場合(An≠Bn)には前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行ってONU設定値A n の情報を前記ONUへ送信し、同じ場合(An=Bn)には前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御することを特徴とする。
またONU設定をOLT側から実施するにあたり、従来局内にいるオペレータが対応する必要が生じていたが、本発明によりONUにOLTが接続された段階で自動的にONU設定変更がされるため、ONU設置時にONU設置作業者とオペレータ間の連絡が不要となるほか、オペレータからのONU設定変更をONU設置作業者が待つ必要がなくなるため、ONU設置作業時間の短縮および作業稼動の削減が可能となる。
またONU設定をOLT側から実施するにあたり、従来局内にいるオペレータが対応する必要が生じていたが、本発明によりONUにOLTが接続された段階で自動的にONU設定変更がされるため、ONU設置時にONU設置作業者とオペレータ間の連絡が不要となるほか、オペレータからのONU設定変更をONU設置作業者が待つ必要がなくなるため、ONU設置作業時間の短縮および作業稼動の削減が可能となる。
(1) OLT側では、Auto Discovery完了後に接続が可能となったONUのONU識別子を識別する(識別プロセス31)。ONU識別子としては、Auto Discovery時の送受信フレームに格納されるONUの保持するONUのシリアル番号等のONU固有情報を用いることとなる。
(2) OLT側では、ONU識別子およびONU識別子に対応したONU設定値A1〜AN(NはONU設定項目数)の情報が予め格納されたONU管理データベースに、識別プロセス31で識別したONU識別子が登録されているかを確認し、登録されている場合に該ONU識別子に対応したONU設定値An(1≦n≦N)の情報を前記ONU管理データベースから読み出すとともに送信指示を行う(制御プロセス32)。ここで該ONU識別子がONU管理データベースに登録されている場合は、設定項目1(ONU設定値A1)から設定項目N(ONU設定値AN)まで順次読み出すこととなる。また該ONU識別子がONU管理データベースに登録されていない場合は、以降の(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御し、該ONUの自動設定を終了する。
(3) OLT側では、前記送信指示によりONU設定値Anの情報を「ONU設定指示(設定項目n)」として該ONUに対して送信する(送信プロセス33)。ここでONU設定指示は、IEEE802.3ahにて規定されている拡張OAM等を用いることとなる。
(4) ONU側では、OLTから送信された「ONU設定指示(設定項目n)」を受信する(受信プロセス34)。
(5) ONU側では、受信プロセス34で受信したONU設定値Anの情報に基づきONUの内部設定を行う(ONU設定プロセス35)。
前記(1)〜(5)の各プロセスを順次実行することで設定項目1(ONU設定値A1)の自動設定を行った後、次のONU設定値A2が前記ONU管理データベースに存在する場合に制御プロセス32でONU設定値A2について読み出しを行うとともに送信指示を行い前記(3)〜(5)の各プロセスを実行する処理をONU設定値A2〜ANについて順次繰返し行うことでONU設定値A2〜ANの自動設定を行うこととなる。設定項目N(ONU設定値AN)の自動設定を実施した後に該ONUの自動設定を終了する。
制御プロセス32において、該ONU識別子がONU管理データベース部に登録されている場合、ONU管理データベースから読み出したONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、前記送信プロセス33に対して送信指示を行わずに、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御することでONU設定値Anの自動設定を終了する。したがってONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、設定項目n(ONU設定値An)のONU設定を行わずに、設定項目nの自動設定を終了するように制御するとともに、次の設定項目n+1(ONU設定値An+1)がある場合は、次の設定項目n+1へ移行する。
OLT側では、制御プロセス32で該ONU識別子がONU管理データベースに登録されている場合に、制御プロセス32の指示により該ONUに対して「ONU設定値読み出し指示(設定項目n)」を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bn(1≦n≦N、NはONU設定項目数)の情報を受信する照会プロセス36を有する。前記制御プロセスではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)には送信プロセス33に対して送信指示を行い、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行する。同じ場合(An=Bn)には送信プロセス33に対して送信指示を行わずに、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御することでONU設定値Anの自動設定を終了する。したがって(An=Bn)の場合には、設定項目n(ONU設定値An)のONU設定を行わずに、設定項目nの自動設定を終了するように制御するとともに、次の設定項目n+1(ONU設定値An+1)がある場合は、次の設定項目n+1へ移行する。
またONU側では、OLTから「ONU設定値読み出し指示(設定項目n)」を受信した場合に現在のONU設定値Bnの情報を「ONU設定値レスポンス(設定項目n)」としてOLTに通知する通知プロセス37を有する。
これにより、ONUに確実に設定値が反映されたことを確認することが可能になる。さらに、ONU内のONU設定が何らかの原因でうまく実施されなかった場合には、当該設定項目の設定値のONUへの書き込みを再度実施することでONUに確実に設定値を反映させることが可能になる。
前記第4の実施形態では、ONUへの設定値反映が何らかの原因で実施できない場合には、永久に当該設定項目の読み出しおよび書き込みを実施することとなってしまう。これを回避する手段として、カウンタn_cntrを搭載する。本カウンタは、同一設定項目をONUへ書き込むたびに+1づつ増加させていき、本カウンタが閾値を超えた場合には警報を発出するとともにONU遠隔自動設定シーケンスを終了し、永久ループに陥ることを防ぐ。図6では閾値をαとして記載しており、αは任意の値が設定可能である。
OLT側では、制御プロセス32で前記ONU管理データベースからONU設定値の情報を読み出す際にk個(2≦k≦N)のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して読み出すとともに送信指示を行い、送信プロセス33で前記送信指示によりk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を該ONUに対して一括して送信する。ONU側では、受信プロセス34でOLTから送信されたk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して受信し、ONU設定プロセス35で該情報に基づきONUの内部設定を行うこととする。OLT側からONU設定値の情報を一括して送信することにより、ONU遠隔自動設定時間を短縮することが可能となる。特にONU設定項目数が多くなった場合に大きな効果が期待できる。
(b) ONU設定制御部23は、ONU識別子およびONU識別子に対応したONU設定値A1〜AN(NはONU設定項目数)の情報が予め格納されたONU管理データベース部22に、ONU識別部21で識別したONU識別子が登録されているかを確認し、登録されている場合に該ONU識別子に対応したONU設定値An(1≦n≦N)の情報をONU管理データベース部22から読み出すとともに送信指示を行う。ここで該ONU識別子がONU管理データベースに登録されている場合は、設定項目1(ONU設定値A1)から設定項目N(ONU設定値AN)まで順次読み出すこととなる。また該ONU識別子がONU管理データベースに登録されていない場合は、該ONUの自動設定を終了する。
(c) ONU設定指示送信部24は、前記送信指示によりONU設定値Anの情報を「ONU設定指示(設定項目n)」として該ONUに対して送信する。ここでONU設定指示は、IEEE802.3ahにて規定されている拡張OAM等を用いることとなる。
(d) ONU設定指示受信部11は、OLTから送信された「ONU設定指示(設定項目n)」を受信する。
(e) ONU設定部12は、ONU設定指示受信部11で受信したONU設定値Anの情報に基づきONUの内部設定を行う。
前記(a)〜(e)を順次実行することで設定項目1(ONU設定値A1)の自動設定を行った後、次のONU設定値A2がONU管理データベース部22に存在する場合にONU設定制御部23でONU設定値A2について読み出しを行うとともに送信指示を行い前記(c)〜(e)を実行する処理をONU設定値A2〜ANについて順次繰返し行うことでONU設定値A2〜ANの自動設定を行うこととなる。設定項目N(ONU設定値AN)の自動設定を実施した後に該ONUの自動設定を終了する。
ONU設定制御部23においてONU管理データベース部22から読み出したONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、ONU設定指示送信部24に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御する。したがってONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、設定項目n(ONU設定値An)のONU設定を行わずに、設定項目nの自動設定を終了するように制御するとともに、次の設定項目n+1(ONU設定値An+1)がある場合は、次の設定項目n+1へ移行する。
(b) ONU設定制御部23は、ONU識別子およびONU識別子に対応したONU設定値A1〜AN(NはONU設定項目数)の情報が予め格納されたONU管理データベース部22に、ONU識別部21で識別したONU識別子が登録されているかを確認し、登録されている場合に該ONU識別子に対応したONU設定値An(1≦n≦N)の情報をONU管理データベース部22から読み出すとともにONU設定照会部25に対して現在のONU設定値の読出し指示を行う。ここで該ONU識別子がONU管理データベースに登録されていない場合は、該ONUの自動設定を終了する。
(c) ONU設定照会部25は、前記読出し指示を受けて該ONUに対して「ONU設定値読み出し指示(設定項目n)」を送信する。
(d) ONU設定通知部13は、OLTから「ONU設定値読み出し指示(設定項目n)」を受信すると現在のONU設定値Bn(1≦n≦N、NはONU設定項目数)の情報を「ONU設定値レスポンス(設定項目n)」としてOLTに通知する。
(e) ONU設定照会部25は、該ONUから「ONU設定値レスポンス(設定項目n)」を受信し、現在のONU設定値Bn(1≦n≦N、NはONU設定項目数)の情報をONU設定制御部23へ引渡す。
(f) ONU設定制御部23ではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)にはONU設定指示送信部24に対して送信指示を行う。同じ場合(An=Bn)にはONU設定指示送信部24に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御する。したがって(An=Bn)の場合には、設定項目n(ONU設定値An)のONU設定を行わずに、設定項目nの自動設定を終了するように制御するとともに、次の設定項目n+1(ONU設定値An+1)がある場合は、次の設定項目n+1へ移行する。
(g) ONU設定指示送信部24は、前記送信指示によりONU設定値Anの情報を「ONU設定指示(設定項目n)」として該ONUに対して送信する。ここでONU設定指示は、IEEE802.3ahにて規定されている拡張OAM等を用いることとなる。
(h) ONU設定指示受信部11は、OLTから送信された「ONU設定指示(設定項目n)」を受信する。
(i) ONU設定部12は、ONU設定指示受信部11で受信したONU設定値Anの情報に基づきONUの内部設定を行う。
前記(a)〜(i)を順次実行することで設定項目1(ONU設定値A1)の自動設定を行った後、次のONU設定値A2がONU管理データベース部22に存在する場合にONU設定制御部23でONU設定値A2について読み出しを行うとともに送信指示を行い前記(c)〜(i)を実行する処理をONU設定値A2〜ANについて順次繰返し行うことでONU設定値A2〜ANの自動設定を行うこととなる。設定項目N(ONU設定値AN)の自動設定を実施した後に該ONUの自動設定を終了する。
これにより、ONUに確実に設定値が反映されたことを確認することが可能になる。さらに、ONU内のONU設定が何らかの原因でうまく実施されなかった場合には、当該設定項目の設定値のONUへの書き込みを再度実施することでONUに確実に設定値を反映させることが可能になる。
前記第11の実施形態では、ONUへの設定値反映が何らかの原因で実施できない場合には、永久に当該設定項目の読み出しおよび書き込みを実施することとなってしまう。これを回避する手段として、カウンタn_cntrを搭載する。本カウンタは、同一設定項目をONUへ書き込むたびに+1づつ増加させていき、本カウンタが閾値を超えた場合には警報を発出するとともにONU遠隔自動設定シーケンスを終了し、永久ループに陥ることを防ぐ。図6では閾値はαとして記載しており、αは任意の値が設定可能である。
OLT側では、ONU設定制御部23でONU管理データベース部22からONU設定値の情報を読み出す際にk個(2≦k≦N)のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して読み出すとともに送信指示を行い、ONU設定指示送信部24で前記送信指示によりk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を該ONUに対して一括して送信する。ONU側では、ONU設定指示受信部11でOLTから送信されたk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して受信し、ONU設定部12で該情報に基づきONUの内部設定を行うこととする。OLT側からONU設定値の情報を一括して送信することにより、ONU遠隔自動設定時間を短縮することが可能となる。特にONU設定項目数が多くなった場合に大きな効果が期待できる。
2a〜2c ONU
3 光スプリッタ
4 上位ネットワーク
5a〜5c ユーザ端末
10 ONU
11 ONU設定指示受信部
12 ONU設定部
13 ONU設定通知部
20 OLT
21 ONU識別部
22 ONU管理データベース部
23 ONU設定制御部
24 ONU設定指示送信部
25 ONU設定照会部
31 識別プロセス
32 制御プロセス
33 送信プロセス
34 受信プロセス
35 ONU設定プロセス
36 照会プロセス
37 通知プロセス
Claims (14)
- 一つのOLTに一つ又は複数のONUが接続されるEPONシステムにおいて、ユーザの加入するサービスに応じてONUの搭載する各種機能の設定値(ONU設定値)をOLT側から遠隔で自動設定する方法であって、
前記OLTは、
(1) Auto Discovery完了後に接続が可能となったONUのONU識別子を識別する識別プロセスと、
(2) ONU識別子およびONU識別子に対応したONU設定値A1〜AN(NはONU設定項目数)の情報が予め格納されたONU管理データベースに、前記識別プロセスで識別したONU識別子が登録されているかを確認し、登録されている場合に前記ONU識別子に対応したONU設定値An(1≦n≦N)の情報を前記ONU管理データベースから読み出すとともに送信指示を行う制御プロセスと、
(3) 前記送信指示によりONU設定値Anの情報を前記ONUに対して送信する送信プロセスと、を有するとともに、
前記ONUは、
(4) 前記OLTから送信されたONU設定値Anの情報を受信する受信プロセスと、
(5) 前記受信プロセスで受信したONU設定値Anの情報に基づきONUの内部設定を行うONU設定プロセスと、
を有し、前記(1)〜(5)の各プロセスを順次実行することでONU設定値A1の自動設定を行った後、前記(2)〜(5)の各プロセスを順次繰返し実行することでONU設定値A2〜ANの自動設定を行うことを特徴とするONU遠隔自動設定方法。 - 請求項1に記載のONU遠隔自動設定方法において、前記OLTは、前記制御プロセスにおいて前記ONU管理データベースから読み出したONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、ONU設定値A n の情報を前記ONUへ送信しないように制御することでONU設定値Anの自動設定を終了することを特徴とする請求項1に記載のONU遠隔自動設定方法。
- 請求項1に記載のONU遠隔自動設定方法において、前記OLTは、前記識別プロセスで識別したONU識別子がONU管理データベースに登録されている場合に、当該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信して、当該ONUから現在のONU設定値Bn(1≦n≦N、NはONU設定項目数)の情報を受信する照会プロセスを有し、
前記制御プロセスは、ONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し、異なる場合(An≠Bn)にはONU設定値A n の情報を前記ONUへ送信するように制御し、同じ場合(An=Bn)にはONU設定値A n の情報を前記ONUへ送信しないように制御してONU設定値Anの自動設定を終了するとともに、
前記ONUは、前記OLTからONU設定値読み出し指示を受信した場合に現在のONU設定値Bnの情報を前記OLTに通知する通知プロセスを有することを特徴とする請求項1に記載のONU遠隔自動設定方法。 - 請求項3に記載のONU遠隔自動設定方法において、前記OLTは、ONU設定値Anの情報を前記ONUに対して送信した後に、再度前記照会プロセスで前記ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信して、前記ONUから現在のONU設定値Bnの情報を受信し、前記制御プロセスは、ONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し、異なる場合(An≠Bn)にはONU設定値A n の情報を前記ONUへ再送信するように制御し、同じ場合(An=Bn)にはONU設定値A n の情報を前記ONUへ送信しないように制御してONU設定値Anの自動設定を終了することを特徴とする請求項3に記載のONU遠隔自動設定方法。
- 請求項4に記載のONU遠隔自動設定方法において、前記OLTは、ONU設定値A n の情報を前記ONUへ再送信する際に、再送信する回数が予め設定された閾値を越えた場合には、ONU設定値A n の情報を前記ONUへ送信しないように制御するとともに、警報を発出してONU設定値A n の自動設定を終了することを特徴とする請求項4に記載のONU遠隔自動設定方法。
- 請求項3乃至請求項5に記載のONU遠隔自動設定方法において、前記OLTは、前記制御プロセスにおいて前記ONU管理データベースから読み出したONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、前記ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信しないように制御してONU設定値Anの自動設定を終了することを特徴とする請求項3乃至請求項5に記載のONU遠隔自動設定方法。
- 請求項1に記載のONU遠隔自動設定方法において、前記OLTは、前記制御プロセスにおいて前記ONU管理データベースからONU設定値の情報を読み出す際にk個(2≦k≦N)のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して読み出し、前記ONUに対して一括して送信するように制御するとともに、
前記ONUは、前記受信プロセスにおいて前記OLTから送信されたk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して受信し、前記ONU設定プロセスにおいてk個のONU設定値A n 〜A n+k-1 の情報に基づきONUの内部設定を行うことを特徴とする請求項1に記載のONU遠隔自動設定方法。 - 一つのOLTに一つ又は複数のONUが接続されるEPONシステムにおいて、ユーザの加入するサービスに応じてONUの搭載する各種機能の設定値(ONU設定値)をOLT側から遠隔で自動設定するシステムであって、
前記OLTは、Auto Discovery完了後に接続が可能となったONUのONU識別子を識別するONU識別部と、ONU識別子およびONU識別子に対応したONU設定値A1〜AN(NはONU設定項目数)の情報が予め格納されたONU管理データベース部と、前記ONU識別部で識別したONU識別子が前記ONU管理データベース部に登録されているかを確認し、登録されている場合に前記ONU識別子に対応したONU設定値An(1≦n≦N)の情報を前記ONU管理データベース部から読み出すとともに送信指示を行うONU設定制御部と、前記送信指示によりONU設定値Anの情報を順次前記ONUへ送信するONU設定指示送信部とを有し、
前記ONUは、前記OLTから送信されたONU設定値Anの情報を受信するONU設定指示受信部と、前記ONU設定指示受信部で受信したONU設定値Anの情報に基づきONUの内部設定を行うONU設定部とを有し、
前記OLTから遠隔でONU設定値A1〜ANの自動設定を行うことを特徴とするONU遠隔自動設定システム。 - 請求項8に記載のONU遠隔自動設定システムにおいて、前記ONU設定制御部は、前記ONU管理データベース部から読み出したONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御することを特徴とする請求項8に記載のONU遠隔自動設定システム。
- 請求項8に記載のONU遠隔自動設定システムにおいて、前記OLTは、前記ONU識別部で識別したONU識別子が前記ONU管理データベース部に登録されている場合に、当該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信して、当該ONUから現在のONU設定値Bn(1≦n≦N、NはONU設定項目数)の情報を受信するONU設定照会部を有し、
前記ONUは、前記OLTからONU設定値読み出し指示を受信した場合に現在のONU設定値B n の情報を前記OLTに通知するONU設定通知部を有し、
前記ONU設定制御部は、ONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し、異なる場合(An≠Bn)には前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行ってONU設定値A n の情報を前記ONUへ送信し、同じ場合(An=Bn)には前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御することを特徴とする請求項8に記載のONU遠隔自動設定システム。 - 請求項10に記載のONU遠隔自動設定システムにおいて、前記OLTは、ONU設定値Anの情報を前記ONUに対して送信した後に、前記ONU設定照会部で再度前記ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信して、前記ONUから現在のONU設定値Bnの情報を受信し、前記ONU設定制御部は、ONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し、異なる場合(An≠Bn)には前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行ってONU設定値A n の情報を前記ONUへ再送信し、同じ場合(An=Bn)には前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御することを特徴とする請求項10に記載のONU遠隔自動設定システム。
- 請求項11に記載のONU遠隔自動設定システムにおいて、前記OLTは、ONU設定値A n の情報を前記ONUへ再送信する際に、再送信する回数が予め設定された閾値を越えた場合には、ONU設定値A n の情報を前記ONUへ送信しないように制御するとともに、警報を発出してONU設定値A n の自動設定を終了することを特徴とする請求項11に記載のONU遠隔自動設定システム。
- 請求項10乃至請求項12に記載のONU遠隔自動設定システムにおいて、前記ONU設定制御部は、前記ONU管理データベース部から読み出したONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、前記ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信しないように制御してONU設定値Anの自動設定を終了するように制御することを特徴とする請求項10乃至請求項12に記載のONU遠隔自動設定システム。
- 請求項8に記載のONU遠隔自動設定システムにおいて、前記ONU設定制御部は、前記ONU管理データベース部からONU設定値の情報を読み出す際にk個(2≦k≦N)のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して読み出すとともに送信指示を行い、前記ONU設定指示送信部では前記送信指示によりk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を前記ONUに対して一括して送信するとともに、前記ONU設定指示受信部では前記OLTから送信されたk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して受信し、前記ONU設定部ではk個のONU設定値A n 〜A n+k-1 の情報に基づきONUの内部設定を行うことを特徴とする請求項8に記載のONU遠隔自動設定システム。
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- 2006-10-05 JP JP2006274071A patent/JP4484119B2/ja active Active
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