JP2005055618A - プロジェクタ、その焦点調節方法、及びその焦点調節プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ノイズ成分が乗ったコントラスト値を用いても、合焦位置を精度よく特定することができるプロジェクタを提供する。
【解決手段】 投影レンズ光学系8を初期位置から一定時間移動させて焦点距離を変更しながら、演算部22から出力される画像のコントラスト値を制御回路5でしきい値と比較する。しきい値よりも値の大きいコントラスト値が得られた時の初期位置からの移動時間を記録しておく。投影レンズ光学系8の移動が全て終了すると、得られた複数の移動時間の平均を求めて合焦点への移動時間としている。しきい値よりも値が大きいコントラスト値が測定された時の移動時間だけを抽出して、これらの平均を求めることでノイズ成分が乗せられたコントラスト値であっても合焦点を特定することが可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】 投影レンズ光学系8を初期位置から一定時間移動させて焦点距離を変更しながら、演算部22から出力される画像のコントラスト値を制御回路5でしきい値と比較する。しきい値よりも値の大きいコントラスト値が得られた時の初期位置からの移動時間を記録しておく。投影レンズ光学系8の移動が全て終了すると、得られた複数の移動時間の平均を求めて合焦点への移動時間としている。しきい値よりも値が大きいコントラスト値が測定された時の移動時間だけを抽出して、これらの平均を求めることでノイズ成分が乗せられたコントラスト値であっても合焦点を特定することが可能となる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、投影レンズ光学系を動かしながらスクリーン上に投影された画像の反射光を利用して合焦位置を求め、スクリーン上に投影する画像の焦点合わせを行なうプロジェクタ、その焦点調節方法、及びその焦点調節プログラムに関する。
画像をスクリーン上に投影するプロジェクタにおいて、スクリーン上に投影された画像の焦点合わせを精度よく行なうことが、プロジェクタの利便性を高めるために望まれている。
画像の焦点を合わせる方法の1つとして、入力した画像信号のコントラスト値が再生画像の精細度に対応していることに着目し、コントラスト値が最大となるように投影レンズの位置を合焦位置に一致させる自動焦点調節方法が知られている。
特許文献1に開示された自動焦点調節方法について説明する。特許文献1に開示された発明は、撮像装置に関する発明であり、図8に示されるように主レンズ101と、フォーカスレンズ102と、絞り兼用シャッター103と、フォーカスモータ104と、リセットスイッチ105と、光電変換素子106と、撮像回路107と、演算回路108と、CPU109と、モード切り替えスイッチ110とを有している。
焦点距離が無限遠位置から最近位置に連続的に変化するように、被写体像を光電変換素子106上に結像させるフォーカスレンズ102を移動させる。フォーカスレンズ102により光電変換素子106上に結像された被写体像を光電変換素子106により電気信号に変換し、撮像回路107により電気信号を後段の演算回路108に適した輝度信号に変換する。輝度信号は、演算回路108に入力され、焦点評価値が求められる。図9に、焦点距離が無限遠位置から最近位置に連続的に変化するようにフォーカスレンズ102を移動させた時の焦点評価値を示す。焦点評価値はコントラストの大小を表しており、焦点評価値が高いほど画像の精細度が高いと言える。
しかしながら、特許文献1の発明をプロジェクタに適用し、フォーカスレンズを連続的に変化させた場合に得られる焦点評価値は、図10に示されるようにノイズによるピーク値が複数現れ、合焦点を頂点とした左右対称な山にはならない。このような焦点評価値を用いて合焦点の検出を行うと、ノイズ成分によってできた合焦点ではないピーク値を合焦点と誤って判定してしまうことがある。図10に示された例では、合焦位置Pから離れたピーク位置Qを最大の焦点評価値の所と誤認している。
特許文献1では、撮像装置に関する発明であるため、焦点評価値に影響を与える要因は、蛍光灯などの外光の輝度が一定しないことが挙げられる。しかしながらプロジェクタの場合、この外光による影響に加えて装置内部の熱を放熱させる空冷ファンの影響も考慮しなければならない。プロジェクタは、自然放熱だけでは十分な冷却効果が得られない場合に、空冷ファンを使って熱を発生している部品の回りの空気を強制的に対流させたり、システム内部の熱を外部へ排気している。しかしながら、この空冷ファンの振動が、画像をスクリーンに投影する投影レンズに伝わり、スクリーンに投影される画像に乱れが生じてしまう。従って、この投影された画像の反射光により測定される焦点評価値にも影響を及ぼす。
また、プロジェクタが電源の供給を受ける交流電源は、様々な電気・電子機器が接続されていた場合、これらの機器から発生するノイズが少なからず乗ってしまう。また、交流電源に接続された各機器の消費電力が変動することにより、電源の波形そのものが歪んでしまう場合も多い。従って、この電源の供給を受けて発光するプロジェクタの光源は、これらの影響により光量が一定とはならない。
また、照明装置として蛍光灯を使用した場合、蛍光灯の輝度は一定ではないため、蛍光灯が明るい時と暗い時とで光電変換素子の受光量に変化が生じる。例えば、蛍光灯の輝度が落ち、周囲が暗い時に投影レンズから投影された画像を受光センサで受光すると、受光センサの出力も低くなる。逆に、蛍光灯の輝度が上がり、周囲が明るい時に投影レンズから投影された画像を受光センサで受光すると、受光センサの出力も高くなる。これらの誤差が焦点評価値にノイズとして表れることになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ノイズ成分の乗ったコントラスト値を用いても合焦点への位置合わせを精度よく行うことができるプロジェクタ、その焦点調節方法、およびその焦点調節プログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために請求項1記載のプロジェクタは、投影装置によりスクリーン上に投影された画像の反射光を受光し、受光量に応じた電気信号を出力する受光素子と、前記受光素子からの電気信号に基づいて演算を行い、前記画像のコントラスト値を所定時間毎に出力する演算器と、前記投影装置の光学系を初期位置から一定時間移動させて焦点距離を変更しながら、前記演算器から出力される前記画像のコントラスト値をしきい値と比較し、該しきい値よりも値の大きいコントラスト値が得られた時の前記初期位置からの前記光学系の移動時間を記録する制御部と、を有し、前記制御部は、得られた複数の前記移動時間の平均を求めて合焦点への移動時間とすることを特徴としている。
請求項1記載のプロジェクタは、投影装置の光学系を初期位置から一定時間移動させて焦点距離を変更しながら、演算器から出力される画像のコントラスト値をしきい値と比較する。そして、しきい値よりも値の大きいコントラスト値が得られた時の初期位置からの移動時間を記録しておく。投影装置の光学系の一定時間の移動が終了すると、得られた複数の移動時間の平均を求めて合焦点への移動時間としている。すなわち、しきい値よりも値の大きいコントラスト値が測定された時の移動時間を保持しておき、これらの平均の移動時間を合焦点への移動時間と判定している。ノイズの影響がまったくないと仮定して得られるコントラスト値は、合焦点を境界にして左右が略対称な形になることが知られている。実際に測定されるコントラスト値は、このようなコントラスト値の上にノイズ成分が乗せられている。従って、しきい値よりも値が大きいコントラスト値が測定された時の移動時間だけを抽出して、これらの平均を求めることでノイズ成分が乗せられたコントラスト値であっても合焦点を特定することが可能となる。よって、コントラスト値が最大の位置を正確に検出することができ、スクリーン上に投影された画像を正確に焦点合わせすることができる。
請求項2記載のプロジェクタは、請求項1記載のプロジェクタにおいて、前記制御部は、前記コントラスト値が最も大きい時に最も重く、該最大のコントラスト値が得られた時の移動時間から時間的に離れるに従って軽く設定された重み係数を、得られた前記移動時間に積算して平均を求め、合焦点への移動時間を算出することを特徴としている。
請求項2記載のプロジェクタは、測定されたコントラスト値が最も大きい時に最も重く、この最大のコントラスト値が得られた時の移動時間から時間的に離れるに従って軽くなるように設定された重み係数を移動時間に積算して平均値を求めている。従って、測定されたコントラスト値が最も大きい時の移動時間に重きを置いて合焦点の特定を行うこととなり、合焦点の特定を精度よく行うことが可能となる。
請求項3記載のプロジェクタの焦点調節方法は、投影装置の光学系を初期位置から一定時間移動させて、焦点距離を変更しながらスクリーン上に画像を投影する画像投影工程と、前記スクリーン上に投影された画像の反射光を受光素子に受光させ、該受光素子から出力される受光量に応じた電気信号に基づいて演算を行い、前記画像のコントラスト値を所定時間毎に出力するコントラスト値算出工程と、前記コントラスト値算出工程により求められた前記画像のコントラスト値をしきい値と比較し、該しきい値よりも値の大きいコントラスト値が得られた時の前記初期位置からの前記光学系の移動時間を記録するしきい値比較工程と、前記しきい値比較工程で得られた複数の前記移動時間の平均を求めて合焦点への移動時間を算出する平均値算出工程と、を有することを特徴としている。
請求項3記載のプロジェクタの焦点調節方法は、投影装置の光学系を初期位置から一定時間移動させて焦点距離を変更しながら、演算器から出力される画像のコントラスト値をしきい値と比較する。そして、しきい値よりも値の大きいコントラスト値が得られた時の初期位置からの移動時間を記録しておく。投影装置の光学系の一定時間の移動が終了すると、得られた複数の移動時間の平均を求めて合焦点への移動時間としている。すなわち、しきい値よりも値の大きいコントラスト値が測定された時の移動時間を保持しておき、これらの平均の移動時間を合焦点への移動時間と判定している。ノイズの影響がまったくないと仮定して得られるコントラスト値は、合焦点を境界にして左右が略対称な形になることが知られている。実際に測定されるコントラスト値は、このようなコントラスト値の上にノイズ成分が乗せられている。従って、しきい値よりも値が大きいコントラスト値が測定された時の移動時間だけを抽出して、これらの平均を求めることでノイズ成分が乗せられたコントラスト値であっても合焦点を特定することが可能となる。よって、コントラスト値が最大の位置を正確に検出することができ、スクリーン上に投影された画像を正確に焦点合わせすることができる。
請求項4記載のプロジェクタの焦点調節方法は、請求項3記載のプロジェクタの焦点調節方法において、前記平均値算出工程は、前記コントラスト値が最も大きい時に最も重く、該最大のコントラスト値が得られた時の移動時間から時間的に離れるに従って軽く設定された重み係数を、得られた前記移動時間に積算して平均を求め、合焦点への移動時間を算出することを特徴としている。
請求項4記載のプロジェクタの焦点調節方法は、測定されたコントラスト値が最も大きい時に最も重く、この最大のコントラスト値が得られた時の移動時間から時間的に離れるに従って軽くなるように設定された重み係数を移動時間に積算して平均値を求めている。従って、測定されたコントラスト値が最も大きい時の移動時間に重きを置いて合焦点の特定を行うこととなり、合焦点の特定を精度よく行うことが可能となる。
請求項5記載のプロジェクタの焦点調節プログラムは、投影装置の光学系を初期位置から一定時間移動させて、焦点距離を変更しながらスクリーン上に画像を投影する画像投影処理と、前記スクリーン上に投影された画像の反射光を受光素子に受光させ、該受光素子から出力される受光量に応じた電気信号に基づいて演算を行い、前記画像のコントラスト値を所定時間毎に出力するコントラスト値算出処理と、前記コントラスト値算出処理により求められた前記画像のコントラスト値をしきい値と比較し、該しきい値よりも値の大きいコントラスト値が得られた時の前記初期位置からの前記光学系の移動時間を記録するしきい値比較処理と、前記しきい値比較処理で得られた複数の前記移動時間の平均を求めて合焦点への移動時間を算出する平均値算出処理と、を実行することを特徴としている。
請求項5記載のプロジェクタの焦点調節プログラムは、投影装置の光学系を初期位置から一定時間移動させて焦点距離を変更しながら、演算器から出力される画像のコントラスト値をしきい値と比較する。そして、しきい値よりも値の大きいコントラスト値が得られた時の初期位置からの移動時間を記録しておく。投影装置の光学系の一定時間の移動が終了すると、得られた複数の移動時間の平均を求めて合焦点への移動時間としている。すなわち、しきい値よりも値の大きいコントラスト値が測定された時の移動時間を保持しておき、これらの平均の移動時間を合焦点への移動時間と判定している。ノイズの影響がまったくないと仮定して得られるコントラスト値は、合焦点を境界にして左右が略対称な形になることが知られている。実際に測定されるコントラスト値は、このようなコントラスト値の上にノイズ成分が乗せられている。従って、しきい値よりも値が大きいコントラスト値が測定された時の移動時間だけを抽出して、これらの平均を求めることでノイズ成分が乗せられたコントラスト値であっても合焦点を特定することが可能となる。よって、コントラスト値が最大の位置を正確に検出することができ、スクリーン上に投影された画像を正確に焦点合わせすることができる。
請求項6記載のプロジェクタの焦点調節プログラムは、請求項5記載のプロジェクタの焦点調節プログラムにおいて、前記平均値算出処理は、前記コントラスト値が最も大きい時に最も重く、該最大のコントラスト値が得られた時の移動時間から時間的に離れるに従って軽く設定された重み係数を、得られた前記移動時間に積算して平均を求め、合焦点への移動時間を算出することを特徴としている。
請求項6記載のプロジェクタの焦点調節プログラムは、測定されたコントラスト値が最も大きい時に最も重く、この最大のコントラスト値が得られた時の移動時間から時間的に離れるに従って軽くなるように設定された重み係数を移動時間に積算して平均値を求めている。従って、測定されたコントラスト値が最も大きい時の移動時間に重きを置いて合焦点の特定を行うこととなり、合焦点の特定を精度よく行うことが可能となる。
本発明によれば、プロジェクタの光源、外光やプロジェクタの空冷ファンによって生じるノイズ成分が乗せられたコントラスト値を用いても、合焦位置を精度よく特定することができるプロジェクタを提供することができる。
次に、添付図面を参照しながら本発明を実施するための形態を説明する。
図1に示されるように本実施例のプロジェクタ2は、投影レンズ光学系8によりスクリーン1上に投影された画像の反射光を受光して、画像の焦点距離を判定するためのコントラスト値を出力する自動焦点検出装置20と、プロジェクタ2に対するスクリーン1の相対的な傾斜角度を、水平面内および垂直面内において正確に測定する第1及び第2ライン型パッシブ測距装置3及び4とを備えている。
また、図1に示す制御回路5は、自動焦点検出装置20と、第1及び第2ライン型パッシブ測距装置3及び4と、図示しないパーソナルコンピュータ等の機器から画像を入力して、画像情報を出力する投影画像生成部6と、投影レンズ光学系8へ画像を出力する表示駆動部7と、投影レンズ光学系8の焦点距離を可変するために、光軸に沿って投影レンズ光学系8を移動させるステッピングモータ等からなる光学系駆動部23と、を制御する。
制御回路5は、投影レンズ光学系8を駆動させる光学系駆動部23を制御することでスクリーン1上に投影される画像の焦点距離を調節する。さらに、制御回路5は、第1ライン型パッシブ測距装置3の演算部32および第2ライン型パッシブ測距装置4の演算部42からの出力に基づいて、プロジェクタ2に対するスクリーン1の水平方向および垂直方向の相対的な傾斜角度を算出する。制御回路5は、また、算出された傾斜角度に基づいて台形歪を補正するように投影画像生成部6と表示駆動部7を制御し、スクリーン1の上下、左右に投影される画像の拡大、縮小を行なう。
メモリ部10は、プロジェクタ2の構成に必要なデータや命令を記憶していて、制御回路5と演算部22と演算部32及び42等に随時データや命令を供給し、これら各部から演算結果のデータを受け取る。また、メモリ部10は不揮発性のフラッシュメモリや揮発性のRAMなどの2種類のメモリ装置を有し、必要なデータや命令、および長期的に使用されるデータを不揮発性のメモリ装置に記憶し、一時的にのみ使用されるデータを揮発性のメモリ装置に記憶する。
自動焦点検出装置20には、投影レンズ光学系8によりスクリーン1上に投影された画像の、スクリーン1での反射光を受光する受光センサ21と、受光センサ21から出力される電気信号に演算を行い、画像のコントラスト値を出力する演算部22とを有している。受光センサ21として、CCDラインセンサなどを適用することができる。
図2を参照しながら自動焦点検出装置20の演算部22について説明する。図2に示されるように演算部22は、受光センサ21から入力した電気信号から高周波成分を取り出す高域通過フィルタ(HPF)22aと、高周波成分だけとなった輝度信号の振幅検波を行なう検波器22bと、検波器22bの検波出力をA/D変換し、ディジタル信号に変換するA/D変換器22cと、A/D変換器22cから出力されるディジタル信号を積分する積分器22dと、を有している。積分器22dからは図3に示すような画像信号のコントラスト値が出力される。
画像信号の高周波成分に現れるコントラスト値は、図9に示されるように、合焦位置でコントラスト値が最大となり、合焦位置から外れるに従って、コントラスト値が減少していくという特性を有している。この特性を利用して本実施例は、投影レンズ光学系8によって投影される画像がスクリーン1上に像を結ぶ時の投影レンズ光学系8の位置(合焦位置)を検出する。
より詳細に説明すると、まず、オートフォーカス用の画像パターンを投影レンズ光学系8からスクリーン1に投影する。投影レンズ光学系8は光学系駆動部23によって図3に示す初期位置から一定の速度で移動し、図3に示す最近位置まで移動する。初期位置とは、投影レンズ光学系8によって投射される画像のピントが合う位置(合焦位置)が無限遠となる投影レンズ光学系8の位置であり、最近位置とは、投影レンズ光学系8がプロジェクタ2に最も近い位置にピントを合わせることができる投影レンズ光学系8の位置である。一定の速度で移動する投影レンズ光学系8から投射され、スクリーン1で反射された反射光を受光センサ21で受光して、受光センサ21の受光量に応じた電気信号を出力する。演算部22は、受光センサ21から出力される電気信号に基づいて演算を行い、所定時間毎に画像のコントラスト値を算出する。算出されるコントラスト値は、投射光がスクリーン1上に像を結ぶ時に最大値となるため、制御回路5で演算部22から出力されるコントラスト値を比較していくことで、コントラスト値が最大となる位置を検出することができる。
しかしながら、投影レンズ光学系8を初期位置から最近位置に連続的に変化させて測定されるコントラスト値は、図10に示されるようにノイズによるピーク値が複数含まれたものとなる。このようなコントラスト値を用いて合焦点の検出を行うと、ノイズ成分によってできた合焦点ではないピーク値を合焦点と誤って判定してしまうことがある。図10に示された例では、合焦位置Pから離れたピーク位置Qをコントラスト値が最大の所と誤認している。
コントラスト値にノイズが乗ってしまう要因としては、上述したようにプロジェクタの光源の光量が一定しない、外光の輝度が一定しない、プロジェクタに設けられた空冷ファンによる振動が、画像をスクリーンに投影する投影レンズ光学系8に伝わり、スクリーン1に投影される画像に乱れが生じる、などが挙げられる。
このため本実施例は、メモリ部10に所定のしきい値を登録しておき、制御回路5は、このしきい値と演算部22から所定時間毎に算出されるコントラスト値とを比較する。そして、しきい値よりも値の大きなコントラスト値が得られた場合に、このコントラスト値が測定された移動時間(初期位置からの移動時間)をメモリ部10に保持しておく。図3には、焦点距離を無限遠から最近位置へ移動させながら測定されたコントラスト値のなかで、しきい値よりも値の大きかった時の移動時間T1,T2,T3,T4,・・・Tnが算出されている。
初期位置から最近位置までの投影レンズ光学系8の移動が終了し、コントラスト値の測定が終了すると、求めた移動時間の平均値を算出する。
ノイズの影響がまったくないと仮定して得られるコントラスト値は、図9に示されるように合焦点を境界にして左右が略対称な形になることが知られている。実際に測定されるコントラスト値は、このようなコントラスト値の上にノイズ成分が乗せられている。従って、しきい値よりも値が大きいコントラスト値が測定された時の移動時間だけを抽出して、これらの平均を求めることで図3に示されるるようなノイズ成分が乗せられたコントラスト値であっても合焦点を特定することが可能となる。
ノイズの影響がまったくないと仮定して得られるコントラスト値は、図9に示されるように合焦点を境界にして左右が略対称な形になることが知られている。実際に測定されるコントラスト値は、このようなコントラスト値の上にノイズ成分が乗せられている。従って、しきい値よりも値が大きいコントラスト値が測定された時の移動時間だけを抽出して、これらの平均を求めることで図3に示されるるようなノイズ成分が乗せられたコントラスト値であっても合焦点を特定することが可能となる。
図4に示されたフローチャートを参照しながら、自動焦点検出装置20による合焦位置検出の手順について説明する。プロジェクタ2の電源投入後に自動焦点調節操作が開始される。まず、光学系駆動部23により投影レンズ光学系8が初期位置に駆動され、データを記憶する制御回路5の記憶領域(レジスタ)が初期化される(ステップS1)。初期化される情報には、時間を計時するタイマの値と、演算部22によって算出されたコントラスト値(cont)と、しきい値を超えたコントラスト値を測定した初期位置からの移動時間T[i]とが挙げられる。また、ステップモータ等の光学系駆動部23により、投影レンズ光学系8が初期位置から最近位置までの全範囲を一定速度で移動する繰り出し時間Tsは予め設定されているものとする。
次に、プロジェクタ2内に予め記憶されている、自動焦点調節に適したオートフォーカス用の画像パターンを投影レンズ光学系8によりスクリーン1に投射する(ステップS2)。
次に、投影レンズ光学系8の移動時間を計時するタイマを作動させ、光学系駆動部23により投影レンズ光学系8を初期位置(焦点距離が無限遠となる位置)から一定速度で移動させる(繰り出し開始)。同時に受光センサ21がスクリーン1に投影された画像パターンの反射光を受光する(ステップS3)。受光センサ21は受光した反射光量に応じた電気信号を後段の演算部22に出力する(ステップS4)。受光センサ21からの電気信号は演算部22でフィルタ処理、A/D変換処理、積分処理などが施され(ステップS5)、画像のコントラスト値(cont)が所定の時間間隔で出力される(ステップS6)。算出されたコントラスト値(cont)は、制御回路5に出力される。
制御回路5は、演算部22で算出されたコントラスト値(cont)が、予め設定されたしきい値よりも大きいか否かを判定する。もし、算出したコントラスト値(cont)がしきい値よりも大きければ(ステップS7/YES)、このコントラスト値(cont)を測定した時の移動時間(初期位置から現在位置までの移動時間)をT[i]として記憶する(ステップS8)。また、変数iの値を1増加させて、次にしきい値を超えたコントラスト値を測定した時間を識別する変数とする(ステップS8)。
次に、現在のタイマの時間が、あらかじめ設定された繰り出し時間Tsに達しているか否かを判定する(ステップS9)。達していなければ(ステップS9/NO)、受光センサ21で出力される反射光量に応じた電気信号からコントラスト値を算出し、しきい値と比較する手順を繰り返す。
もし、現在のタイマの時間が繰り出し時間Tsに達したならば(ステップS9/YES)、しきい値よりも値の大きいコントラスト値を測定した移動時間T[i]の平均値を求める(ステップS10)。この得られた平均の移動時間を真の合焦点と判定して、Tsから平均値を減算した時間だけ投影レンズ光学系8を逆方向に移動させる(ステップS11)。投影レンズ光学系8を駆動するステッピングモータの回転方向を、コントラスト値の測定方向とは逆方向(最近位置から初期位置の方向)に回転させ、投影レンズ光学系8を求めた合焦点に移動させる。
このように本実施例は、しきい値よりも値の大きいコントラスト値が測定された時の移動時間を保持しておき、これらの平均の移動時間を合焦点への移動時間と判定している。ノイズの影響がまったくないと仮定して得られるコントラスト値は、図9に示されるように合焦点を境界にして左右が略対称な形になることが知られている。実際に測定されるコントラスト値は、このようなコントラスト値の上にノイズ成分が乗せられている。従って、しきい値よりも値が大きいコントラスト値が測定された時の移動時間だけを抽出して、これらの平均を求めることでノイズ成分が乗せられたコントラスト値であっても合焦点を特定することが可能となる。よって、コントラスト値が最大の位置を正確に検出することができ、スクリーン上に投影された画像を正確に焦点合わせすることができる。
本実施例は、コントラスト値がしきい値よりも大きい時の移動時間を検出し、この検出した各移動時間に重み係数を積算して平均値を求める。この重み係数は、測定により得られたコントラスト値の中で値が最大の時の移動時間に対して最も重い値が付けられる。また、このコントラスト値が最大の時の移動時間から時間的に近いものほど重みが重く設定されている。図5に示された例では、コントラスト値が最大の時の移動時間Tmに最も重い値が付けられ、このTmから時間的に離れるに従って軽くなる重み係数が付けられている。
次に、図6に示されたフローチャートを参照しながら本実施例の動作手順を説明する。投影レンズ光学系8を初期位置から最近位置まで駆動し、投影レンズ光学系8によりスクリーン1上に投影された画像の反射光を受光センサ21で受光して、画像のコントラスト値を自動焦点検出装置20で算出する(ステップS21、S22)。このとき上述した実施例1のように得られたコントラスト値としきい値との比較が行われ、しきい値よりも値の大きいコントラスト値を測定した移動時間がT[i]として記憶される。
初期位置から最近位置までのコントラスト値の測定が終了すると(ステップS21/YES)、測定したコントラスト値の中で値が最も大きい時の移動時間を求める(ステップS23)。求められたコントラスト値が最大の時の移動時間を基準にして、各移動時間に重み係数を積算する(ステップS24)。割り当てられる重み係数は、コントラスト値が最大の時の移動時間が最も重く、この移動時間から時間的に離れるに従って軽くなるように設定されている。
次に、重み係数を積算した各移動時間の平均値を求め、投影レンズ光学系8によってスクリーン1上に投影される画像の合焦位置を求める(ステップS25)。得られた平均値を初期位置から最近位置までの移動時間Tsから減算することで、最近位置から合焦位置までの移動時間が求められる。求められた移動時間だけステッピングモータを逆回転させることで投影レンズ光学系8を合焦位置へ移動させることができる(ステップS26)。
このように本実施例2は、移動時間の平均値を算出する際に、最も大きなコントラスト値が得られた時の移動時間を基準点として、この基準点が最も重く、基準点から時間的に離れるに従って軽くなるように設定された重み係数を付けて平均値を求めている。従って、測定されたコントラスト値が最も大きい時の移動時間に重きを置いて合焦点の特定を行うこととなり、合焦点の特定を精度よく行うことが可能となる。
なお、本実施例では、最も大きなコントラスト値が得られた時の移動時間を基準点として、この基準点が最も重く、基準点から時間的に離れるに従って軽くなるように設定された重み係数を設定しているが、測定されたコントラスト値の大きさに応じて重み係数を設定するものであってもよい。すなわち、得られたコントラスト値の大きい順に重く設定された重み係数を割り当てて、平均値を算出する。図9に示されるようにノイズが乗っていない時のコントラスト値は合焦点を頂点とした左右対称な形となるので、ノイズが乗っていても合焦点の近傍でコントラスト値が大きい値が連続して測定される。そこで、コントラスト値の大きい順に重く設定された重み係数を割り当てて平均値を算出することで、コントラスト値が最大の位置を正確に検出することができ、スクリーン上に投影された画像を正確に焦点合わせすることができる。
上述した実施例1では、投射光の焦点位置を判定するためのコントラスト値を出力する自動焦点検出装置20と、プロジェクタ2に対するスクリーン1の相対的な傾斜角度を、水平面内および垂直面内において正確に測定する第1及び第2ライン型パッシブ測距装置3及び4とを別々に設けていた。
本実施例では、図7に示されるように第1及び第2ライン型パッシブ測距装置3及び4のいずれか一方に実施例1の自動焦点検出装置の機能を持たせている。第1及び第2ライン型パッシブ測距装置3及び4の撮像部31、41にはラインセンサが用いられているので、このラインセンサのいずいれかの出力を、演算部32または42により演算し、画像のコントラスト値を出力する。制御回路5は、第1及び第2ライン型パッシブ測距装置3及び4のいずれか一方から出力されるコントラスト値により、コントラスト値が最大となる位置を検出して、投影レンズ光学系8からの画像がスクリーン1上に投影されるように位置合わせを行なう。また、詳細測定の際にも第1及び第2ライン型パッシブ測距装置3及び4のいずれか一方から出力されるコントラスト値により、コントラスト値が最大となる位置を検出する。
このように本実施例は、投射光の焦点位置を検出する焦点検出機能を、測距装置に設けたことにより、部品点数を削減しプロジェクタの構成を簡略化させることが可能となる。
次に、本発明のプロジェクタの焦点調節プログラムの実施例を説明する。本実施例は、図1に示すCPU9の処理を、ハードウェア回路と、ハードウェア回路から制御プログラムを読み出して、この制御プログラムに従った処理を行なうコンピュータとによって行なうものである。具体的には、コンピュータに、次の各処理を実行させる。まず、投影レンズ光学系8を初期位置から一定時間移動させて、焦点距離を変更しながらスクリーン1上に画像を投影する画像投影処理を実行させる。次に、スクリーン1上に投影された画像の反射光を受光センサ21に受光させ、受光センサ21から出力される、反射光の受光量に応じた電気信号に基づいて演算を行い、画像のコントラスト値を所定時間毎に出力するコントラスト値算出処理を実行させ、コントラスト値算出処理により求められた画像のコントラスト値をしきい値と比較し、しきい値よりも値の大きいコントラスト値が得られた時の初期位置からの移動時間を記録するしきい値比較処理を実行させる。そして、しきい値比較処理で得られた複数の移動時間の平均を求めて合焦点への移動時間を算出する平均値算出処理を実行させる。
このようにして、しきい値よりも値の大きいコントラスト値が測定された時の移動時間を保持しておき、これらの平均の移動時間を合焦点への移動時間と判定する。ノイズの影響がまったくないと仮定して得られるコントラスト値は、合焦点を境界にして左右が略対称な形になることが知られている。実際に測定されるコントラスト値は、このようなコントラスト値の上にノイズ成分が乗せられている。従って、しきい値よりも値が大きいコントラスト値が測定された時の移動時間だけを抽出して、これらの平均を求めることでノイズ成分が乗せられたコントラスト値であっても合焦点を特定することが可能となる。よって、コントラスト値が最大の位置を正確に検出することができ、スクリーン上に投影された画像を正確に焦点合わせすることができる。
また、上述した平均値算出処理を、コントラスト値が最も大きい時に最も重く、該コントラスト値が得られた時の移動時間から時間的に離れるに従って軽く設定された係数を、各初期位置からの移動時間に積算して平均を求めるようにしてもよい。
このような処理を実行することで、測定されたコントラスト値が最も大きい時の移動時間に重きを置いて合焦点の特定を行うこととなり、合焦点の特定を精度よく行うことが可能となる。
なお、上述した実施例は本発明の好適な実施例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。例えば、上述した実施例では、投影レンズ光学系8によって投射される画像のピントが合う位置(合焦位置)が無限遠となる投影レンズ光学系8の位置を初期位置として、投影レンズ光学系8をこの初期位置から焦点距離が短くなる方向に移動させていた。これとは逆に、画像のピントが合う位置(焦点距離)が最も短くなる投影レンズ光学系8の位置を初期位置として、投影レンズ光学系8をこの初期位置から焦点距離が長くなる方向に移動させるものであってもよい。また、上述した実施例では、投影レンズ光学系8の位置を初期位置からの移動時間で求めていたが、投影レンズ光学系8を駆動するステッピングモータのステップ数により位置を把握するものであってもよい。
1 スクリーン 2 プロジェクタ
3 第1ライン型パッシブ測距装置 4 第2ライン型パッシブ測距装置
5 制御回路 6 投影画像生成部
7 表示駆動部 8 投影レンズ光学系
10 メモリ部 20 自動焦点検出装置
21 受光センサ 22 演算部
31、41 撮像部 32、42 演算部
3 第1ライン型パッシブ測距装置 4 第2ライン型パッシブ測距装置
5 制御回路 6 投影画像生成部
7 表示駆動部 8 投影レンズ光学系
10 メモリ部 20 自動焦点検出装置
21 受光センサ 22 演算部
31、41 撮像部 32、42 演算部
Claims (6)
- 投影装置によりスクリーン上に投影された画像の反射光を受光し、受光量に応じた電気信号を出力する受光素子と、
前記受光素子からの電気信号に基づいて演算を行い、前記画像のコントラスト値を所定時間毎に出力する演算器と、
前記投影装置の光学系を初期位置から一定時間移動させて焦点距離を変更しながら、前記演算器から出力される前記画像のコントラスト値をしきい値と比較し、該しきい値よりも値の大きいコントラスト値が得られた時の前記初期位置からの前記光学系の移動時間を記録する制御部と、を有し、
前記制御部は、得られた複数の前記移動時間の平均を求めて合焦点への移動時間とすることを特徴とするプロジェクタ。 - 前記制御部は、前記コントラスト値が最も大きい時に最も重く、該最大のコントラスト値が得られた時の移動時間から時間的に離れるに従って軽く設定された重み係数を、得られた前記移動時間に積算して平均を求め、合焦点への移動時間を算出することを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ。
- 投影装置の光学系を初期位置から一定時間移動させて、焦点距離を変更しながらスクリーン上に画像を投影する画像投影工程と、
前記スクリーン上に投影された画像の反射光を受光素子に受光させ、該受光素子から出力される受光量に応じた電気信号に基づいて演算を行い、前記画像のコントラスト値を所定時間毎に出力するコントラスト値算出工程と、
前記コントラスト値算出工程により求められた前記画像のコントラスト値をしきい値と比較し、該しきい値よりも値の大きいコントラスト値が得られた時の前記初期位置からの前記光学系の移動時間を記録するしきい値比較工程と、
前記しきい値比較工程で得られた複数の前記移動時間の平均を求めて合焦点への移動時間を算出する平均値算出工程と、
を有することを特徴とするプロジェクタの焦点調節方法。 - 前記平均値算出工程は、
前記コントラスト値が最も大きい時に最も重く、該最大のコントラスト値が得られた時の移動時間から時間的に離れるに従って軽く設定された重み係数を、得られた前記移動時間に積算して平均を求め、合焦点への移動時間を算出することを特徴とする請求項3記載のプロジェクタの焦点調節方法。 - 投影装置の光学系を初期位置から一定時間移動させて、焦点距離を変更しながらスクリーン上に画像を投影する画像投影処理と、
前記スクリーン上に投影された画像の反射光を受光素子に受光させ、該受光素子から出力される受光量に応じた電気信号に基づいて演算を行い、前記画像のコントラスト値を所定時間毎に出力するコントラスト値算出処理と、
前記コントラスト値算出処理により求められた前記画像のコントラスト値をしきい値と比較し、該しきい値よりも値の大きいコントラスト値が得られた時の前記初期位置からの前記光学系の移動時間を記録するしきい値比較処理と、
前記しきい値比較処理で得られた複数の前記移動時間の平均を求めて合焦点への移動時間を算出する平均値算出処理と、
を実行することを特徴とするプロジェクタの焦点調節プログラム。 - 前記平均値算出処理は、
前記コントラスト値が最も大きい時に最も重く、該最大のコントラスト値が得られた時の移動時間から時間的に離れるに従って軽く設定された重み係数を、得られた前記移動時間に積算して平均を求め、合焦点への移動時間を算出することを特徴とする請求項5記載のプロジェクタの焦点調節プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003285393A JP2005055618A (ja) | 2003-08-01 | 2003-08-01 | プロジェクタ、その焦点調節方法、及びその焦点調節プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003285393A JP2005055618A (ja) | 2003-08-01 | 2003-08-01 | プロジェクタ、その焦点調節方法、及びその焦点調節プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005055618A true JP2005055618A (ja) | 2005-03-03 |
Family
ID=34365032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003285393A Pending JP2005055618A (ja) | 2003-08-01 | 2003-08-01 | プロジェクタ、その焦点調節方法、及びその焦点調節プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005055618A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103226279A (zh) * | 2011-10-20 | 2013-07-31 | 美国博通公司 | 用于自适应自动聚焦算法的方法和系统 |
EP4310568A1 (en) * | 2022-07-18 | 2024-01-24 | Aptiv Technologies Limited | Lens alignment method, lens alignment apparatus, lens alignment software, and vehicle camera |
-
2003
- 2003-08-01 JP JP2003285393A patent/JP2005055618A/ja active Pending
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