JP2005053386A - Pillar structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、トラックのキャブ等に使用されるピラー構造に関するものである。 The present invention relates to a pillar structure used for a truck cab or the like.
図5、図6に示す如く、トラックのキャブ1は、車室の天井を構成するルーフパネル2と、車室の後部に位置するバックパネル3と、キャブ1の床板を構成するフロアパネル4と、車室前部の左右に位置するフロントピラー5と、車室後部の左右に位置するクォータピラー6とを備えている。キャブ1の後部には、バックパネル3の上端縁7と、左右のクォータピラー6により区画される開口8を備え、開口8にはバックウィンド(図示せず)を嵌着している。又、キャブ1の側部には、フロントピラー5とクォータピラー6等によって区画される左右のドア開口9を備え、ドア開口9にはドア(図示せず)を装着している。更にバックパネル3の上部にはハット状のバックパネルリインフォース3aを固着している。
As shown in FIGS. 5 and 6, the truck cab 1 includes a roof panel 2 that forms the ceiling of the passenger compartment, a
ここで、クォータピラー6は、キャブ1の上下方向に延びて車室側に位置するクォータピラーインナ10と、キャブ1の上下方向に延びて車外側に位置するサイメンアウタ(クォータピラーアウタ)11と、クォータピラーインナ10とサイメンアウタ11の間に位置するクォータピラーリンフォース12とを組み合わせて構成されている。クォータピラーインナ10及びサイメンアウタ11は、車両後方部をバックパネル3等にスポット溶接にして固着されており、クォータピラーリンフォース12は、クォータピラーインナ10及びサイメンアウタ11の端部に挟まれ、スポット溶接によって一体に固着されている。
Here, the
又、クォータピラー6及びバックパネル3は、三点ベルトやチャイルドシート等から生じる負荷に対応し得るよう、クォータピラーインナ10とバックパネル3の接合位置に、バックパネルリインフォース3aから連続して車室内側へ突出するようコーナエクステンション13や補強パネル等を配置して剛性を確保している。なお、剛性を確保する他の例としては、クォータピラー6及びバックパネル3の板厚を厚くして剛性を確保する場合もある。
Further, the
ここで、クォータピラーインナとサイメンアウタ等のクォータピラーの構造を示す先行技術文献としては、特許文献1が存在し、補強パネルを配置した場合を示す先行技術文献としては、特許文献2が存在し、チャイルドシートを備えた際に剛性を確保する場合を示す先行技術文献としては、特許文献3が存在している。
しかしながら、前述の如く、三点ベルトやチャイルドシート等から生じる負荷に対応し得るよう、クォータピラー6及びバックパネル3にコーナエクステンション13や補強パネル等を配置する場合には、コーナエクステンション13等が車室の乗員スペースに突出して居住性が悪化するという問題があった。又、クォータピラー6及びバックパネル3の板厚を厚くして剛性を確保する場合には、キャブ1の重量が増加し、製造コストや燃費が悪化するという問題があった。
However, as described above, when the
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、ピラーの剛性を高めると共に、居住性を確保し且つ軽量化し得るピラー構造を提供することを目的としている。 This invention is made | formed in view of the above-mentioned situation, and it aims at providing the pillar structure which can ensure the comfortability and can reduce weight while improving the rigidity of a pillar.
本発明は、バックパネルに接合されるピラーに補強部材を備えるピラー構造であって、前記補強部材は、後部を車両後方側に固着すると共に、前部をピラーのコ字状の前方に当接させると共に、当接部あるいは当接部近傍を固着するよう構成されたことを特徴とするピラー構造、に係るものである。 The present invention is a pillar structure including a reinforcing member in a pillar joined to a back panel, and the reinforcing member fixes a rear portion to the rear side of the vehicle and abuts the front portion to the U-shaped front of the pillar. And a pillar structure characterized in that the contact portion or the vicinity of the contact portion is fixed.
このように、本発明によれば、補強部材は、後部を車両後方側に固着すると共に、前部をピラーの前方に当接し、当接部あるいは当接部近傍で固着するので、補強部材が、剛性の高いピラーの面に当接してピラー内で突っ張り、ピラーの剛性を高めることができる。又、同時に、補強部材は、車室の乗員スペースに突出することなく、居住性を確保することができる。更に、補強部材はピラー及びバックパネルの板厚を厚くすることを不要にして剛性を確保するので、板厚の増加を抑制して重量を軽量化し、製造コストや燃費の悪化を防止することができる。 Thus, according to the present invention, the reinforcing member is fixed to the rear side of the vehicle, and the front portion is brought into contact with the front of the pillar and is fixed at the contact portion or in the vicinity of the contact portion. It is possible to increase the rigidity of the pillar by abutting against the surface of the pillar having high rigidity and stretching in the pillar. At the same time, the reinforcing member can ensure comfortability without protruding into the passenger space of the passenger compartment. In addition, the reinforcing member eliminates the need to increase the thickness of the pillar and the back panel to ensure rigidity, so that the increase in the thickness can be suppressed, the weight can be reduced, and the manufacturing cost and fuel consumption can be prevented from deteriorating. it can.
上記した本発明のピラー構造によれば、補強部材が、剛性の高いピラーの面に当接してピラー内で突っ張るので、ピラーの剛性を高めると共に、居住性を確保し且つ軽量化し得るという優れた効果を奏し得る。 According to the above-described pillar structure of the present invention, the reinforcing member abuts on the surface of the high-strength pillar and stretches in the pillar, so that the rigidity of the pillar can be increased, and the comfort can be ensured and the weight can be reduced. Can have an effect.
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態の第一例を説明する。 Hereinafter, a first example of an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は本発明の実施の形態の第一例のピラー構造を示す概略平面図、図2は第一例のピラー構造の補強手段を示す斜視図である。 FIG. 1 is a schematic plan view showing a pillar structure of a first example of the embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a perspective view showing reinforcing means of the pillar structure of the first example.
第一例のピラー構造におけるクォータピラー20は、キャブの上下方向に延びて車室側に位置するクォータピラーインナ21と、キャブの上下方向に延びて車外側に位置するサイメンアウタ(クォータピラーアウタ)22と、クォータピラーインナ21とサイメンアウタ22の間に位置するクォータピラーリンフォース23と、クォータピラーインナ21とクォータピラーリンフォース23で形成された内部空間に位置する補強部材のブラケット24とを組み合わせて構成されている。又、ピラー構造におけるバックパネル25は、車室の後部に位置している。
The
クォータピラーインナ21は、クォータピラー20の車内側の面を形成するインナパネル本体部26と、インナパネル本体部26から車両前方へ向かうインナパネル前方接合部27と、インナパネル本体部26から屈曲してバックパネル25と略平行に形成されるインナパネル後方接合部28とを備えている。
The quarter pillar inner 21 is bent from the inner panel
サイメンアウタ22は、水平断面でクォータピラー20の車外側の面であるアウタパネル本体部29と、アウタパネル前方曲がり部29aと、アウタパネル後方曲がり部29cとでコ字状を形成し、アウタパネル前方曲がり部29aから屈曲して車両前方へ向かうアウタパネル前方接合部30と、アウタパネル後方曲がり部29cからバックパネル25と略平行に延在するアウタパネル後方接合部31とを備えている。ここで、アウタパネル前方曲がり部29aには、車両前方へ向かうようアウタパネル前方曲がり部29aから屈曲してアウタパネル前方接合部30へ延在する前方延在部29bを形成している。又、アウタパネル後方曲がり部29cには、ダクト32を配置し得るよう挿入孔33を備えている。
The outer
クォータピラーリンフォース23は、水平断面で車外側の面であるピラーリンフォース本体部34と、前方曲がり部34aと、後方曲がり部34cとでサイメンアウタ22より一回り小さいコ字状を形成し、前方曲がり部34aから屈曲して車両前方へ向かうピラーリンフォース前方接合部35と、後方曲がり部34cからバックパネル25と略平行に延在するピラーリンフォース後方接合部36とを備えている。ここで、車両幅方向へ延在する前方曲がり部34aには、車両前方へ向かうよう前方曲がり部34aから屈曲してピラーリンフォース前方接合部35へ延在する前方延在部34bを形成している。又、車両幅方向へ延在する後方曲がり部34cには、アウタパネル後方曲がり部29cの挿入孔33に対応してダクト32を配置し得るよう挿入孔37を備えている。
The
このようなサイメンアウタ22及びクォータピラーリンフォース23は、車両後方で固定されるよう、アウタパネル後方接合部31、ピラーリンフォース後方接合部36をバックパネル25にスポット溶接等により固着している。又、クォータピラーインナ21、サイメンアウタ22及びクォータピラーリンフォース23は、車両前方で固定されるよう、インナパネル前方接合部27とアウタパネル前方接合部30でピラーリンフォース前方接合部35を挟み込んでスポット溶接等により固着している。
The outer outer panel
一方、クォータピラーインナ21とクォータピラーリンフォース23の内部空間に配置される補強部材のブラケット24は、車両前方で車両幅方向へ向かう当接面38aを備える箱状部38と、箱状部38の後端から車両後方へ向かう後方延在部39と、箱状部38と後方延在部39の外周に形成される周縁部40と、周縁部40の後端からバックパネル25と略平行に延在する後方接合部41とを備えている。ここで、周縁部40の前方には前方接合面40aを備えており、周縁部40の上方もしくは下方の少くとも一方にはクォータピラーインナ21への接合面40b(図2では下方)を備えている。なお、箱状部38は、ダクト32を配置した際に干渉しないように形成されている。
On the other hand, the
又、補強部材のブラケット24は、後部を車両後方側に固定するよう、インナパネル後方接合部28とバックパネル25で後方接合部41を挟み込んでスポット溶接等により固着すると共に、前部を車両前方側に固定するよう、箱状部38の当接面38aを、ピラーリンフォース本体部34のコ字状の一辺を形成する前方曲がり部34aに当接させ、且つ周縁部40の前方接合面40aをピラーリンフォース本体部34の前方延在部34bに、スポット溶接等により固着している。更に、補強部材のブラケット24は、周縁部40の上方もしくは下方の接合面40bの少なくとも一方をクォータピラーインナ21に溶接している。ここで、ブラケット24の後部は、クォータピラーインナ21、バックパネル25への固着の代りに、サイメンアウタ22、クォータピラーリンフォース23に固着してもよい。又、ブラケット24は、当接面38aを前方曲がり部34aに固着してもよく、更に、クォータピラーリンフォース23がない構造の場合には、サイメンアウタ22のコ字状の一辺を形成するアウタパネル前方曲がり部29aに当接させ、この近傍で固着してもよい。
Further, the
以下、本発明を実施する形態の第一例の作用を説明する。 Hereinafter, the operation of the first example of the embodiment of the present invention will be described.
クォータピラー20及びバックパネル25に、三点ベルトやチャイルドシート等からの負荷が生じた際には、箱状部38の当接面38aが、ピラーリンフォース本体部34のコ字状の一辺を形成する前方曲がり部34aに面接触で当接することにより、補強部材のブラケット24が負荷に対して突っ張り、クォータピラー20及びバックパネル25の変形を防止する。
When a load from a three-point belt, a child seat or the like is generated on the
このように、補強部材のブラケット24は、後部の後方接合部41を車両後方側に固着すると共に、前部の当接面38aをクォータピラー20のコ字状の前方に当接し、当接面38aである当接部あるいは、前方接合面40aである当接部近傍で固着するので、補強部材のブラケット24が、剛性の高いクォータピラー20の前方曲がり部34aに当接してクォータピラー20内で突っ張り、クォータピラー20の剛性を高めることができる。更に、剛性の高い前方曲がり部34a及び前方延在部34bに沿うよう、補強部材のブラケット24に、当接面38a及び前方接合面40aを設けると、より一層剛性を高めることができる。更に又、当接面38aは、箱状部を形成する上面38b、底面38c、下面38dからなる箱断面とすれば、更に剛性を高めることができる。又、補強部材のブラケット24は、クォータピラーインナ21とサイメンアウタ22の間の空間に配置されるので、ブラケット24に凹凸を備えても車室の乗員スペースに突出することなく、居住性を確保することができる。更に、補強部材はクォータピラー20及びバックパネル25の板厚を厚くすることを不要にして剛性を確保するので、板厚の増加を抑制して重量を軽量化し、製造コストや燃費の悪化を防止することができる。
Thus, the
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態の第二例を説明する。 The second example of the embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
図3は本発明の実施の形態の第二例のピラー構造を示す概略平面図、図4は第二例のピラー構造の補強手段を示す斜視図である。 FIG. 3 is a schematic plan view showing a pillar structure of a second example of the embodiment of the present invention, and FIG. 4 is a perspective view showing reinforcing means of the pillar structure of the second example.
第二例のピラー構造におけるクォータピラー50は、第一例と略同様に、キャブの上下方向に延びて車室側に位置するクォータピラーインナ51と、キャブの上下方向に延びて車外側に位置するサイメンアウタ(クォータピラーアウタ)52と、クォータピラーインナ51とサイメンアウタ52の間に位置するクォータピラーリンフォース53と、クォータピラーインナ51とクォータピラーリンフォース53で形成された内部空間に位置する補強部材のコーナエクステンション54とを組み合わせて構成されている。又、ピラー構造におけるバックパネル55は、車室の後部に位置しており、コーナエクステンション54は、バックパネルリインフォース3a(図6)に連続する形状となっている。
The
クォータピラーインナ51は、クォータピラー50の車内側の面を形成するインナパネル本体部56と、インナパネル本体部56から車両前方へ向かうインナパネル前方接合部57と、インナパネル本体部56から屈曲してバックパネル55と略平行に形成されるインナパネル後方部58とを備えている。
The quarter pillar inner 51 is bent from the inner panel
サイメンアウタ52は、水平断面でクォータピラー50の車外側の面であるアウタパネル本体部59と、アウタパネル前方曲がり部59aと、アウタパネル後方曲がり部59cとでコ字状を形成し、アウタパネル前方曲がり部59aから屈曲して車両前方へ向かうアウタパネル前方接合部60と、アウタパネル後方曲がり部59cからバックパネル55と略平行に延在するアウタパネル後方接合部61とを備えている。ここで、車両幅方向へ延在するアウタパネル前方曲がり部59aの前方には、車両前方へ向かうようアウタパネル前方曲がり部59aから屈曲してアウタパネル前方接合部60へ延在する前方延在部59bを形成している。
The outer
クォータピラーリンフォース53は、水平断面で車外側の面であるピラーリンフォース本体部62と、前方曲がり部62aと、後方曲がり部62cとでサイメンアウタ52より一回り小さいコ字状を形成し、前方曲がり部62aから屈曲して車両前方へ向かうピラーリンフォース前方接合部63と、後方曲がり部62cからバックパネル55と略平行に延在するピラーリンフォース後方接合部64とを備えている。ここで、車両幅方向へ延在する前方曲がり部62aの前方には、車両前方へ向かうよう前方曲がり部62aから屈曲してピラーリンフォース前方接合部63へ延在する前方延在部62bを形成している。
The
このようなサイメンアウタ52及びクォータピラーリンフォース53は、車両後方で固定されるよう、アウタパネル後方接合部61、ピラーリンフォース後方接合部64をバックパネル55にスポット溶接等により固着している。又、クォータピラーインナ51、サイメンアウタ52及びクォータピラーリンフォース53は、車両前方で固定されるよう、インナパネル前方接合部57とアウタパネル前方接合部60でピラーリンフォース前方接合部63を挟み込んでスポット溶接等により固着している。
The outer outer panel rear
一方、クォータピラーインナ51とクォータピラーリンフォース53の内部空間に配置される補強部材のコーナエクステンション54は、車両前後方向から車両幅方向へ湾曲する側面65に上面66及び下面(図示せず)を備えて垂直断面形状でコ字状に形成される本体部67と、本体部67の側面65から車両前方へ向かう前方接合部68と、本体部67の上面66の端部から上方へ延在し且つ前方接合部68から車両幅方向外へ向かう前方上側当接面69aを経て本体部67の延在方向に沿う上方部69と、本体部67の下面の端部から下方へ延在し且つ前方接合部68から車両幅方向外へ向かう前方下側当接面70aを経て本体部67の延在方向に沿う下方部70とを備えている。ここで、上方部69には、車両後方でバックパネル55のバックパネルリインフォース3a(図6)に対応する後方上側接合面69bを備えている。又、下方部70には、車両後方でバックパネル55のバックパネルリインフォース3aに対応する後方下側接合面70bを備えている。更に、本体部67は、バックパネル55と略平行に延在する部分67aがクォータピラーインナ51を超えて車両中央へ向かい、バックパネルリインフォース3aとアーク溶接にて固着されるよう構成されている。
On the other hand, the
又、補強部材のコーナエクステンション54は、後部を車両後方側に固定するよう、上方部69の後方上側接合面69b及び下方部70の後方下側接合面70bを、バックパネルリインフォース3a及びバックパネル55にスポット溶接等により固着すると共に、前部を車両前方側に固定するよう、上方部69の前方上側当接面69a及び下方部70の前方下側当接面70aを、ピラーリンフォース本体部62のコ字状の一辺を形成する前方曲がり部62aに当接させ、且つ前方接合部68をピラーリンフォース本体部62の前方延在部62bに、スポット溶接等により固着している。ここで、コーナエクステンション54の後部は、バックパネル55への固着の代りに、サイメンアウタ52、クォータピラーリンフォース53に固着してもよい。又、コーナエクステンション54は、前方上側当接面69a及び前方下側当接面70aを前方曲がり部62aに固着してもよく、更に、クォータピラーリンフォース53がない構造の場合には、サイメンアウタ52のコ字状の一辺を形成するアウタパネル前方曲がり部59aに当接させ、この近傍で固着してもよい。
Further, the
以下、本発明を実施する形態の第二例の作用を説明する。 Hereinafter, the operation of the second example of the embodiment of the present invention will be described.
クォータピラー50及びバックパネル55に、三点ベルトやチャイルドシート等からの負荷が生じた際には、上方部69の前方上側当接面69a及び下方部70の前方下側当接面70aが、ピラーリンフォース本体部62のコ字状の一辺を形成する前方曲がり部62aに面接触で当接することにより、補強部材のコーナエクステンション54が負荷に対して突っ張り、クォータピラー50及びバックパネル55の変形を防止する。
When a load from a three-point belt, a child seat or the like is generated on the
このように、補強部材のコーナエクステンション54は、後部の後方上側接合面69b及び後方下側接合面70bを車両後方側に固着すると共に、前部の前方上側当接面69a及び前方下側当接面70aをクォータピラー50のコ字状の前方曲がり部62aに当接し、前方上側当接面69a及び前方下側当接面70aである当接部あるいは、当接部近傍の前方接合部68で固着するので、補強部材のコーナエクステンション54が、剛性の高いクォータピラー50の面に当接してクォータピラー50内で突っ張り、クォータピラー50の剛性を高めることができる。更に、剛性の高い前方曲がり部62a及び前方延在部62bに沿うよう、補強部材のコーナエクステンション54に、前方上側当接面69a、前方下側当接面70a及び前方接合部68を設けるので、より一層剛性を高めることができる。更に又、前方上側当接面69a、前方下側当接面70aは、側面65、上面66、下面(図示せず)、上方部69、下方部70からなる断面とすれば、更に剛性を高めることができる。又、補強部材のコーナエクステンション54は、クォータピラーインナ51とサイメンアウタ52の間の空間に配置されるので、コーナエクステンション54に凹凸を備えても車室の乗員スペースに突出することなく、居住性を確保することができる。更に、補強部材はクォータピラー50及びバックパネル55の板厚を厚くすることを不要にして剛性を確保するので、板厚の増加を抑制して重量を軽量化し、製造コストや燃費の悪化を防止することができる。
In this way, the
一方、本発明を実施する形態の第三例として、第一例の補強部材のブラケット24及び第二例のコーナエクステンション54を一つのクォータピラー50に同時に備えてもよい。この場合には、第二例の補強部材のコーナエクステンション54を、バックパネル55のバックパネルリインフォース3aに備えることが好ましく、第一例の補強部材のブラケット24は、第二例の補強部材のコーナエクステンション54の下方に備えることが好ましい。このような、第三例によれば、第一例及び第二例と略同様な作用効果を得ることができる。
On the other hand, as a third example of the embodiment of the present invention, the
尚、本発明のピラー構造は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、クォータピラーインナ、サイメンアウタ、クォータピラーリンフォースの形状、接合等は他の例でもよいこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。 Note that the pillar structure of the present invention is not limited to the above-described embodiments, and other examples may be used for the shape of the quarter pillar inner, the cylinder outer, the quarter pillar reinforcement, and the like. Of course, various changes can be made without departing from the scope of the invention.
20 クォータピラー(ピラー)
24 ブラケット(補強部材)
25 バックパネル
50 クォータピラー(ピラー)
54 コーナエクステンション(補強部材)
55 バックパネル
20 Quarter pillar (pillar)
24 Bracket (Reinforcing member)
25
54 Corner extension
55 Back panel
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- 2003-08-06 JP JP2003287448A patent/JP2005053386A/en active Pending
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