JP2005051517A - 映像配信システム本発明は、映像配信システムに関し、複数の撮像装置からの映像信号に対してクライアントから要求があった映像信号をエンコーダを用いて符号化し、通信ネットワークを介して接続されるクライアントに対して配信を行う映像配信システムに関する。 - Google Patents

映像配信システム本発明は、映像配信システムに関し、複数の撮像装置からの映像信号に対してクライアントから要求があった映像信号をエンコーダを用いて符号化し、通信ネットワークを介して接続されるクライアントに対して配信を行う映像配信システムに関する。 Download PDF

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Abstract

【課題】 回線機器の増設や過剰な回線機器設計を行うことなく、回線の映像データ量の適正化を図ることができ、映像の遅延や欠落を効果的に抑制することができる映像配信システムを提供すること。
【解決手段】 撮像装置と、上記撮像装置からの映像信号を符号化するエンコーダと、伝送路を介して上記エンコーダと接続される受信装置と、配信管理装置からなる映像配信システムにおいて、上記配信管理装置は、配信制御部とメモリテーブルを有し、上記メモリテーブルは、上記受信装置に対応した優先度を定めた第1のメモリテーブルと、上記優先度に対応した伝送容量を定めた第2のメモリテーブルを有し、上記配信制御部は、上記受信装置からの映像配信要求に応じて上記エンコーダを上記第1および第2のメモリテーブルを用いて制御する。
【選択図】 図5

Description

従来、ネットワーク上で映像配信を行う場合、Webエンコーダに動的な帯域制限を加えずにネットワークに接続していた。このため、Webエンコーダ数の増加に比例して映像データの回線占有率は上昇し、ある一定の限度を超えた場合に映像データの廃棄率が指数関数的に増加する。そのため、パケット単位で情報が送信されている場合には映像データパケットが廃棄され、映像の遅延或いは欠落を引き起こしていた。この問題を解決するために従来は、(イ)回線容量をネットワーク機器の増設或いは更新を行うことで対応する。あるいは、(ロ)十分な余裕を持った回線設計を行い、それに対応した機器構成とする。ようにしていた。なお、上記従来技術は、発明者が既に知られていることと認識して記述したものであるが、適切な文献が見出せなかったので、従来技術文献情報の記載をしていない。
しかし、通常、LANネットワークは、Webエンコーダ或いは端末の増設による拡張が容易であり回線の伝送量が装置の設置後に変動するものであるため、事前に回線の伝送量を予測することが難しいケースが多い。そのため、上記(イ)、(ロ)の対応策はいずれも大きな投資或いは過剰設計による無駄を発生させる可能性が高かった。
また、Webエンコーダに動的な帯域制限を加える際には、すべての映像データに対して画一的な帯域制限を加えるのではなく、高品質の映像データをより重要な運用目的を持つクライアントに配信できることが望まれている。
本発明の目的は、回線の映像データ量の適正化を図ることができ、映像の遅延や欠落を効果的に抑制することができる映像配信システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、運用目的に応じた動的な帯域制限を容易に行うことのできる映像配信システムを提供することにある。
この目的を達成するため、本発明の映像配信システムは、撮像装置と、上記撮像装置からの映像信号を符号化するエンコーダと、伝送路を介して上記エンコーダと接続される受信装置と、配信管理装置からなる映像配信システムにおいて、上記配信管理装置は、配信制御部とメモリテーブルを有し、上記メモリテーブルは、上記受信装置に対応した優先度を定めた第1のメモリテーブルと、上記優先度に対応した伝送容量を定めた第2のメモリテーブルを有し、上記配信制御部は、上記受信装置からの映像配信要求に応じて上記エンコーダを上記第1および第2のメモリテーブルを用いて制御する。
また、本発明の映像配信システムにおいては上記伝送路の伝送量が上記伝送路の帯域幅を超えた場合に、上記配信制御部は上記制御を行う。
本発明では、回線の映像データ量の適正化を図ることができ、映像の遅延や欠落を効果的に抑制することができる映像配信システムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書に記載した実施例では、映像配信システムを監視システムに応用した例について記載しているが、これらに限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施例に係る映像配信システムを示す図である。図1において、1−1、1−2、・・・1−nは複数の監視カメラ(映像生成装置)を表わす。なお、監視カメラを総称する場合は、1で代表するものとする。図1のその他の装置についても同様とする。
2−1、2−2、・・・2−nは映像を圧縮符号化し、映像データを所望の品質で伝送することができる複数のWebエンコーダ(映像変換装置)を表わす。ここで、品質の良し悪しにはビットレート、解像度、圧縮フォーマット、フレームレート等の要素が関係する。
3−1、3−2、・・・3−nはスイッチング機能を有するルータ等の複数のインターフェイス装置、4−1、4−2、4−nは映像信号を受信し復号化する複数の映像受信装置、5−1、5−2、・・・5−nはクライアント端末等の複数の映像モニタ装置、6は映像の配信を管理する映像配信管理装置を表わす。
Webエンコーダ2、映像受信装置4は各インターフェイス装置3に接続されている。また、各インターフェイス装置3は、インターネット又はLAN(Local Area Network)又はWAN(Wide Area Network)等のネットワーク伝送路7により接続されている。
なお、以下では、簡単化のため、各監視カメラ1とWebエンコーダ2とは1対1に対応していると仮定するが、Webエンコーダ1台に複数台の監視カメラ1が接続されていてもよい。
次に、監視カメラ1−3で撮像された映像信号が映像モニタ装置5−1に配信される場合を例に図1の映像配信システムの動作を説明する。監視カメラ1−3で撮像された映像信号は、Webエンコーダ2−3に入力され、Webエンコーダ2−3で所定の規則により圧縮符号化された後、インターフェイス装置3を介してネットワーク伝送路7に送出される。ネットワーク伝送路7に送出された映像データは、インターフェイス装置3−2を介して映像受信装置4−1で受信され、復号化された後、映像モニタ装置5−1に出力される。他の装置についても同様で、各監視カメラ1で撮像された複数の映像信号により、ネットワーク伝送路7は混在した状態となる。
なお、実際の映像配信システムでは、それぞれの映像モニタ装置5は監視カメラ1を指定して配信要求メッセージを送信し、所望の映像の配信を要求できるようになされているため、映像モニタ装置からの配信要求の増減に応じてネットワーク伝送路7の伝送量は変動する。
また、映像配信管理装置6は、ネットワーク伝送路7を介して各インターフェイス装置3に接続され、ネットワーク伝送路7の伝送量の収集を行い、ネットワーク伝送路7の混雑状況を判定する。すなわち、映像配信管理装置6は各インターフェイス装置3に入力される伝送量を監視することで、ネットワーク伝送路7の伝送量を把握することができる。
なお、ネットワーク伝送路7の帯域幅は予め映像配信管理装置6で把握しているものとする。ただし、ネットワーク伝送路7の帯域幅を把握していない場合であっても、パケットの廃棄率情報等からネットワーク伝送路7の帯域幅は推定可能である。
そして、映像配信管理装置6は、把握した伝送量がネットワーク伝送路7の帯域幅を超えないよう、各インターフェイス装置3に入力される伝送量を定期的に監視し、Webエンコーダ2からの伝送量がネットワーク伝送路7の帯域幅を超える場合に、伝送量を帯域幅以下に下げる処理を行う(以下、この処理を帯域制限処理と称する)。
ここで、本実施形態の帯域制限処理は、各Webエンコーダ2の圧縮ビットレートを制限し、各Webエンコーダ2からネットワーク伝送路7へ出力される映像データのデータ量を少なくすることにより行なわれる。ここで、各Webエンコーダ2は、映像データを圧縮符号化する際の解像度、圧縮率、圧縮方式等を変更することにより、所望のビットレートによるデータ伝送を行うことができる。
なお、各Webエンコーダ2の伝送データの圧縮ビットレートをどの程度にするかは、映像配信管理装置6において定められる。映像配信管理装置6は、各Webエンコーダ2からの伝送量の合計がネットワーク伝送路7の帯域幅を超えないように、各Webエンコーダ2に割り当てるビットレートを定め、その内容を記録した指令データを作成する。この指令データに基づいた指令メッセージが映像配信管理装置6からネットワーク伝送路7を介してそれぞれのWebエンコーダ2に対して送信される。
したがって、指令メッセージを受信した各Webエンコーダ2において、伝送データのビットレートを制御することができる。以上のように、各Webエンコーダ2で前もって定められた帯域制限処理がなされると、ネットワーク伝送路7の伝送量が適正化され、帯域幅以下の適性な状態でネットワーク伝送路7の運用が行なわれる。
次に、映像配信管理装置6の詳細について図2を用いて説明する。図2において、601は配信管理部、602は配信管理テーブル、603は変換テーブルを表わす。
配信管理部601は、各映像モニタ装置5から配信要求メッセージを受信し、受信したメッセージの内容を配信管理テーブル602に保持させる機能を持つ。また、配信管理部601は、受信したメッセージに基づき対応するWebエンコーダ2に対して映像データを上記メッセージの送信元である映像モニタ装置5に対して配信するよう指令を出す機能を持つ。
ここで、配信管理部601は、上記配信要求メッセージで指定された監視カメラ1が接続されているWebエンコーダ2(IPアドレス等)を予め把握している。
さらに、配信管理部601は、ネットワーク伝送路7の伝送量を判定し、帯域幅を超えている場合には帯域制限処理を行うために、配信管理テーブル602と変換テーブル603を参照し指令データを作成し、各Webエンコーダ2に対して伝送データのビットレートを変更するよう指令メッセージを送信する機能を持つ。
配信管理テーブル602には、各映像モニタ装置5毎に、要求映像情報(どの監視カメラ1の映像を要求しているか等)と、優先度(後述する)とが記憶されている。
変換テーブル603には、優先度に応じて帯域制限処理時に割り当てるビットレートが記憶されている。
上述の映像配信管理装置6について、更に詳細に説明する。
まず、配信管理部601が映像モニタ装置5からの配信要求メッセージを配信管理テーブル602に保持させる機能について説明する。例えば、配信管理部601が映像モニタ装置5−1から監視カメラ1−3の映像についての配信要求メッセージを受信した場合、配信管理部601は、映像モニタ装置5−1から監視カメラ1−3についての映像の配信要求がなされた旨を配信管理テーブル602に記録するよう制御する。具体的には、図3に示した配信管理テーブル602の一例のように、映像受信装置「5−1」の要求映像の項目に「1−3」と記録する。なお、映像モニタ装置「5−4」に示すように、配信要求が行われていない場合には、要求映像の項目に「なし」と記録される。
ここで、図3に示す配信管理テーブル602は、さらに優先度の項目が設定できるようになされている。この優先度の項目には、各映像モニタ装置5の優先度が記憶されている。例えば、図1に示した映像配信システムにおいて、最上位の監視者(システム管理者)に対応する映像モニタ装置5−1、5−3には、優先度「A」が割り当てられ、一般の監視者に対応する映像モニタ装置5−2、5−4には、優先度「B」が割り当てられる。
例えば、映像モニタ装置5−1が最上位の監視者に対応している場合、図3に示す配信管理テーブル602の映像受信装置「5−1」の優先度の項目のように、「A」と記録される。この優先度は、後述する帯域制限処理において参照され、ネットワーク伝送路7の混雑時、優先度「A」の映像モニタ装置5が配信を要求している映像に対しては、優先度「B」の映像モニタ装置5が配信を要求している映像より、高ビットレートの伝送帯域が割り当てられる。
なお、優先度情報は、システムを運用する際にシステム管理者等が予め定めて、配信管理テーブル602に記憶しておく。また、システムの設置後においてシステム管理者等は、WEBブラウザを用いて各映像モニタ装置5から映像配信管理装置6に接続する等、リモート操作により配信管理テーブル602の優先度情報を変更することもできる。
次に、帯域制限処理について図4に示すフローチャートを用いて説明する。映像配信管理装置6は、上記の通り、ネットワーク伝送路7の混雑状況を監視し、伝送量がネットワーク伝送路7の帯域幅を超える場合に、以下の帯域制限処理を行う。
ステップ101は、映像配信管理装置6の配信管理部601において、配信管理テーブル602及び変換テーブル603を参照し、指令データを作成するステップである。例えば、ネットワーク伝送路7の帯域幅を15Mbps(Bits Per Second)とした場合、指令データに基づく帯域制限処理後のネットワーク伝送路7の伝送量が15Mbps以下になるように指令データは作成される。
ここで、ステップ101の配信管理部601による指令データの作成手順について図5を用いて詳細に説明する。
ステップ1010は、配信管理テーブル602を検索し、優先度が「A」と設定されている映像モニタ装置5の識別番号を取得するステップである。すなわち、図3に示した配信管理テーブル602からは、「5−1」、「5−3」という映像モニタ装置5の識別番号が取得される。
ステップ1011は、配信管理テーブル602を検索し、ステップ1010で取得された優先度Aの映像モニタ装置5−1、5―3それぞれの要求映像情報を取得するステップである。すなわち、図3に示した配信管理テーブル602からは、映像モニタ装置5−1は「監視カメラ1−3」、映像モニタ装置5−1は「監視カメラ1−2」という要求映像情報が取得される。
ステップ1012は、変換テーブル603を検索し、優先度がAの場合のビットレート情報を取得するステップである。変換テーブル603は、図6に示すように、優先度に応じて帯域制限処理時に割り当てるビットレートが記憶されているテーブルである。例えば、図6に示した変換テーブル603からは、優先度Aに対して「6Mbps」というビットレート情報が得られる。
ステップ1013は、ステップ1011及びステップ1012で取得した情報から優先度AのWebエンコーダ2に対する指令データを作成するステップである。すなわち、Webエンコーダ「2−3」に対して「6Mbps」で映像モニタ装置「5−1」へ配信、Webエンコーダ「2−2」に対して「6Mbps」で映像モニタ装置「5−3」へ配信、という内容を記憶した指令データが作成される。なお、図6に示す変換テーブルの内容は、適宜変更できるということはいうまでもない。
ステップ1014は、配信管理テーブル602を検索し、優先度が「B」と設定されている映像モニタ装置5の識別番号を取得するステップである。すなわち、図3に示した配信管理テーブル602からは、「5−2」、「5−4」、「5−5」という映像モニタ装置5の識別番号が取得される。
ステップ1015は、配信管理テーブル602を検索し、ステップ1014で取得された優先度Bの映像モニタ装置5−2、5―4、5−5それぞれの要求映像情報を取得するステップである。すなわち、図3に示した配信管理テーブル602からは、映像モニタ装置5−2は「監視カメラ1−1」、映像モニタ装置5−4は「なし」、映像モニタ装置5−5は「監視カメラ1−5」という要求映像情報が取得される。ここで、映像要求を行っていない映像モニタ装置5−4に対しては次のステップ1016以降の処理は行われない。
ステップ1016は、変換テーブル603を検索し、優先度がBの場合のビットレート情報を取得するステップである。すなわち、図6に示した変換テーブル603からは、優先度Bに対応する「2Mbps」というビットレート情報が得られる。
ステップ1017は、ステップ1016で取得したビットレートをWebエンコーダ「2−1」、「2−5」に割り当てた場合にネットワーク伝送路7の残りの帯域幅を超えるか否かを判定するステップである。判定の結果、ネットワーク伝送路7の残りの帯域幅を超えない場合にはステップ1018に進み、帯域幅を超える場合にはステップ1019に進む。
ここでは、優先度Aの映像モニタ装置5−1、5−3に対応するWebエンコーダ2−3、2−2(2台)に6Mbpsを割り当てているため、6×2=12Mbpsより、残りの帯域幅は、15−12=3Mbpsとなる。従って、優先度Bの映像モニタ装置5−2、5−5が配信要求を行っている監視カメラ1−1、1−5に対応するWebエンコーダ2−1、2−5にそれぞれ2Mbpsを割り当てた場合、2×2=4Mbpsとなり、ステップ1017の判定の結果、ネットワーク伝送路7の残りの帯域幅を超えると判定されるため、ステップ1019に進む。
なお、ステップ1018は、ステップ1015及びステップ1016で取得した情報から優先度BのWebエンコーダ2に対する指令データを作成するステップである。
ステップ1019は、ネットワーク伝送路7の残りの帯域幅の範囲内で優先度Bの映像モニタ装置5−2、5−5に対応するWebエンコーダ2−1、2−5に割り当てるビットレートを決定するステップである。すなわち、Webエンコーダ2−1、2−5に対してそれぞれ、3/2=1.5Mbpsのビットレートを割り当てるようにする。
ステップ1020は、ステップ1015及びステップ1019で取得した情報から優先度BのWebエンコーダ2に対する指令データを作成するステップである。すなわち、Webエンコーダ「2−1」に対して「1.5Mbps」で映像モニタ装置「5−2」へ配信、Webエンコーダ「2−5」に対して「1.5Mbps」で映像モニタ装置「5−5」へ配信、という内容を記憶した指令データが作成される。
以上のステップにより、配信管理部601は、配信管理テーブル602及び変換テーブル603を参照し、Webエンコーダ2のビットレートを制御するための指令データを作成する(図4のステップ101)。
なお、上記はユニキャストによる一対一の映像配信を想定した場合の指令データの作成手順であるが、マルチキャスト配信である場合には、同じ映像データを同時に多数の映像モニタ装置5に配信することができること、優先度A及びBの映像受信装置5が同じ映像に対して重複して配信要求をしている時は、優先度Aに対応するビットレートを割り当てること等を考慮して、配信管理部601において指令データを作成することが可能である。
次に、図4に示すフローチャートのステップ102は、ステップ101において作成された指令データに基づき、配信管理部601が指令メッセージを各Webエンコーダ2に対して送信するステップである。
ステップ103は、各Webエンコーダ2が指令メッセージを受信するステップである。
ステップ104は、受信した指令メッセージに基づき各Webエンコーダ2がビットレートを変更するステップである。
ステップ105は、変更後のビットレートにより各Webエンコーダ2が映像データをネットワーク伝送路7を介して所定の映像受信装置4へ送信するステップである。
ステップ106は、映像受信装置4が、ネットワーク伝送路7を介してWebエンコーダ2からの配信映像を受信するステップである。
ステップ107は、映像受信装置4が受信した映像を映像モニタ装置5が表示可能な形に変換し、映像モニタ装置5に出力するステップである。
なお、帯域制限処理中は、映像配信管理装置6から各映像モニタ装置5に対し制御信号を出力し、映像モニタ装置5の表示画面に「帯域制限中」と表示させるようにしてもよい。
以上説明したように、ネットワーク伝送路7の混雑状況に応じて、監視カメラ5の優先度に応じた帯域制限処理を行うことによって、ネットワーク伝送路7の伝送量が帯域幅以下の適性な状態に下がる。これにより映像データパケットが廃棄され、映像の遅延或いは欠落を引き起こる事態を避けることができる。
なお、本例では、映像配信管理装置6はインターフェイス装置3を通過する伝送量からネットワーク伝送路7の伝送量を把握したが、他の例として、配信管理テーブル602に記録された現在の配信状況に基づきネットワーク伝送路7の伝送量を把握することも可能である。
また、本例では、映像モニタ装置5に対して設定された優先度に基づき帯域制限処理がなされているが、他の例として、優先度を、監視領域、すなわち監視カメラ1に対して設定することも可能である。このように、優先度は映像配信システムの運用目的に応じて設定することができ、優先度を反映した所望の帯域制限処理動作を映像配信管理装置6の配信管理部601は実行することができる。
また、本例では、優先度はシステムの運用前に予めシステム管理者等により設定されているものであるが、例えば、監視領域に異常が発生した場合等、システムの設置後に発生する優先度も考えられる。その場合、例えば、監視カメラ1−3が撮影している監視領域に異常が発生した場合、監視カメラ1−3の映像のみを高品質の映像データで配信するようにし、他の監視カメラ1の映像の配信の中止、つまりその映像を圧縮符号化しネットワーク伝送路7に伝送しているWebエンコーダ2の出力を停止するとしてもよい。なお、映像配信管理装置6は監視領域の異常の発生を監視領域に設置されたセンサにより検出しても良く、また、映像モニタ装置5により監視領域の映像を視聴している操作者の入力により検出しても良い。
次に、本発明の他の一実施例である帯域制限処理について説明する。映像配信管理装置6の構成は図2に示したものと同様であるが、配信管理テーブル602と変換テーブル603が異なる(以下、配信管理テーブル602−1、変換テーブル603−1と称す。)。したがって、帯域制限処理時に、配信管理部601は配信管理テーブル602−1及び変換テーブル603−1の内容に基づいて指令データを作成し、各Webエンコーダ2に対して指令メッセージを送信する。
配信管理テーブル602−1、変換テーブル603−1の一例を図7に示す。
図7(a)に示す配信管理テーブル602−1は、図3に示した配信管理テーブル602と同様の手順で作成されるものであるが、優先度の項目は存在しない。
図7(b)に示す変換テーブル603−1は、各監視カメラ1毎に帯域制御処理時に割り当てられるビットレートが記憶されている。上述した実施例では、図6に示した変換テーブル603を参照し、優先度が同じであればどのWebエンコーダ2に対しても同じビットレートが割り当てられていた。本例では、図7(b)に示す変換テーブル603−1を参照することにより、各Webエンコーダ2に対してビットレートを個別に設定可能とする。
また、図7(b)の下段に示すように、変換テーブル603−1には、更に「予想合計伝送量」及び「帯域幅」という項目を設定することもできる。「予想合計伝送量」は、図7(b)に示す変換テーブル603−1の内容で帯域制限処理がなされた場合のネットワーク伝送路7の伝送量の予想値を表す。例えば、マルチキャストによる映像配信の場合であれば、図7(b)に定められた各監視カメラ1に対するビットレートの合計値が予想合計伝送量となる。「帯域幅」は、ネットワーク伝送路7の帯域幅が記録されたもので、ここでは15Mbpsとする。
したがって、図7(b)に示す変換テーブル603−1にアクセスした映像モニタ装置5の画面に、現在の「予想合計伝送量」及び「帯域幅」を表示することにより、画面の操作者は、「予想合計伝送量」が「帯域幅」の数値を超えないよう注意しながら、ビットレートを選定することができる。
次に、配信管理テーブル602−1及び変換テーブル603−1を用いた帯域制限処理について説明する。処理手順は図4に示した手順と同様であるが、ステップ101の指令データの作成手順が異なる。以下、この点について図8を用いて説明する。
ステップ201は、配信管理テーブル602−1を検索し、各映像モニタ装置5の要求映像情報を取得するステップである。すなわち、図7(a)に示した配信管理テーブル602−1からは、映像モニタ装置「5−1」は「監視カメラ1−3」、映像モニタ装置「5−2」は「監視カメラ1−1」、映像モニタ装置「5−3」は「監視カメラ1−2」、映像モニタ装置「5−4」は「なし」という要求映像情報が得られる。
ステップ202は、変換テーブル603−1を検索し、ステップ201で取得された要求映像に対して割り当てるビットレート情報を取得するステップである。すなわち、図7(b)に示した変換テーブル603−1からは、監視カメラ「1−1」の出力映像に対しては「5Mbps」、監視カメラ「1−2」の出力映像に対しては「1.5Mbps」、監視カメラ「1−3」の出力映像に対しては「2Mbps」というビットレートが取得される。
ステップ203は、ステップ201及びステップ202で取得した情報から各Webエンコーダ2に対する指令データを作成するステップである。すなわち、Webエンコーダ「2−3」に対して「2Mbps」で映像モニタ装置「5−1」へ配信、Webエンコーダ「2−1」に対して「5Mbps」で映像モニタ装置「5−2」へ配信、Webエンコーダ「2−2」に対して「1.5Mbps」で映像モニタ装置「5−3」へ配信という指令データが作成される。
以上説明した手順により指令データが作成され、配信管理部6から指令メッセージが各Webエンコーダ2に送信され、各Webエンコーダで指令メッセージに基づきビットレートの変更がなされる。これにより、ネットワーク伝送路7の伝送量が帯域幅以下の適性な状態に下がる。
なお、変換テーブル603−1のビットレート設定の際、映像モニタ装置5の操作者は、実際に各監視カメラ1からの映像のビットレートを可変としたモニタリングをしながら、割り当てるビットレートの値を選定できるようにしてもよい。監視領域、すなわち、監視カメラ1が撮影している映像によっては、監視を行うには高品質の映像が必要とされる場所もあれば、低品質の映像で十分な監視可能な場所も存在する。したがって、モニタリングにより各監視カメラ1からの映像毎に最低限監視可能なビットレートを映像モニタ装置5の操作者が判断することで、各々の監視カメラ1の映像のニーズに応じたネットワーク伝送路7の伝送量の低減が可能となる。
例えば、侵入物体等、動く物体等を監視する領域を撮像する監視カメラ1に対しては、高ビットレートを割り当て、監視領域を詳細に確認できるようにする。一方、ダムの水域監視といった比較的静的な領域を撮像する監視カメラ1に対しては、ビットレートを下げることとする。
図9は、変換テーブル603−1のビットレートを設定する映像モニタ装置5の画面に出力される設定画面の一例を示す。
映像モニタ装置5はネットワーク伝送路7を介して映像配信管理装置6に接続することで、映像配信管理装置6のメモリ(不図示)に記憶されている設定画面901を受け取り、映像モニタ装置5の画面に出力する。図9に示すように、設定画面901の上部には、監視カメラ1を選択するチェックボックス902が設定されている。設定画面901の操作者によりいずれかのチェックボックス902が選択されると、その動作に応答して映像配信管理装置6は、Webエンコーダ2に対して配信指令メッセージを送信する。これにより、映像モニタ装置5の設定画面901の映像表示領域904に上記選択された監視カメラ1からの映像が表示される。
さらに、図9の設定画面901には、ビットレートの入力ボックス903が設定されている。設定画面901の操作者により、この入力ボックス903に値が入力されると、その動作に応答して映像配信管理装置6は、Webエンコーダ2に対してビットレートの変更指令メッセージを送信する。これにより、上記映像表示領域904には入力ボックス903に入力されたビットレートの品質で映像が表示される。
このように、操作者は、設定画面901で適宜ビットレートを変えながら所望の監視カメラ1の映像をモニタリングでき、例えば、最低限どの程度のビットレートの映像であれば監視が続行可能かを判断し、ビットレートを選定する。ビットレートの選定を終える場合、操作者は設定画面901の登録ボタン905をクリックする。登録ボタン905がクリックされると、映像モニタ装置5から設定画面905の設定内容(監視カメラの番号、ビットレート)が送信され、映像配信管理装置6では受信した設定内容に基づき変換テーブル603−1の内容を変更する。
なお、設定画面901では、操作者に予め映像配信管理装置6に登録しておいたID、パスワードを入力させ、アクセス制限を掛けることで、所定の権限のある者のみに変換テーブル603−1の内容を変更できるようにしてもよい。
なお、以上の実施例においては、ネットワーク伝送路7の帯域幅のみを考慮した帯域制限処理について説明しているが、各インターフェイス装置3の処理性能についても考慮した帯域制限処理を行うこともできる。その場合、映像配信管理装置6は、各インターフェイス装置の処理性能(例えば、データパケットを廃棄せずに処理可能な単位時間あたりのデータ量)を予め把握しておく必要があり、ネットワーク伝送路7の帯域幅および上記把握したインターフェイス装置3の処理能力を超えない範囲で各Webエンコーダ2に対するビットレートの割り当てがなされる。
なお、上記の実施の形態は一例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は、その要旨を逸脱しない範囲において種々の改良、変形が可能である。例えば、配信管理テーブルを映像配信管理装置6内に設けずとも、各映像モニタ装置5側にそれぞれ必要な情報を保持させ、各映像モニタ装置5にアクセスした映像配信管理装置6が当該情報を参照するとしてもよい。この場合、映像配信管理装置6で配信状態を管理する必要がないため、映像配信管理装置6のリソース(CPU、メモリ)を消費しない。このような構成は、映像モニタ装置5、監視カメラ1等の台数を増やした場合により大きな効果がある。
本発明の一実施例に係る映像配信システムのハードウェア構成を示す図である。 本発明の一実施例に係る映像配信管理装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の一実施例に係る配信管理テーブルを示す図である。 本発明の一実施例に係る帯域制御処理の手順を示す図である。 本発明の一実施例に係る指令データの作成手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係る変換テーブルを示す図である。 本発明の他の実施例に係る配信管理テーブルおよび変換テーブルを示す図である。 本発明の他の実施例に係る指令データの作成手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係る映像モニタ装置に表示される設定画面を示す図である。
符号の説明
1:監視カメラ、2:Webエンコーダ、3:インターフェイス装置、4:映像受信装置、5:映像モニタ装置、6:映像配信管理装置、7:ネットワーク伝送路

Claims (2)

  1. 撮像装置と、上記撮像装置からの映像信号を符号化するエンコーダと、伝送路を介して上記エンコーダと接続される受信装置と、配信管理装置からなる映像配信システムにおいて、
    上記配信管理装置は、配信制御部とメモリテーブルを有し、
    上記メモリテーブルは、上記受信装置に対応した優先度を定めた第1のメモリテーブルと、上記優先度に対応した伝送容量を定めた第2のメモリテーブルを有し、
    上記配信制御部は、上記受信装置からの映像配信要求に応じて上記エンコーダを上記第1および第2のメモリテーブルを用いて制御することを特徴とする映像配信システム。
  2. 請求項1記載の映像配信システムにおいて、上記伝送路の伝送量が上記伝送路の帯域幅を超えた場合に、上記配信制御部は上記制御を行うことを特徴とする映像配信システム。
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