JP2005049266A - 管軸心検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒューム管等の管体を排水管等として土中に埋設する場合に、その管体を正確に配置するために、管体の軸心を検知するための装置であって、管径に拘わらず、管軸心を検知することができると共に、管と水糸との距離を正確に測定することができ、また、コンパクトで使いやすい管軸心検知装置を提供する。
【解決手段】水準器を有し、土中に敷設される管体周面上に載置されて管体の軸心を検知する管軸心検知装置であって、上記管体の周面と当接する一対の側面円弧状の当接部を備える。上記水準器は基部の長さ方向端部に設けられる。上記基部の長さ方向中間部には、スケールを固定し得るスケール固定部が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は管軸心検知装置、特に、ヒューム管等の管体を排水管等として土中に埋設する場合に、その管体を正確に配置するために、管体の軸心を検知するための装置に係る。
ヒューム管等を排水管等として敷設する場合、地面に掘った溝の内部に管体を並べて配置するが、その際、管体を正確な位置に置いて、軸方向における正確な向き及び勾配を有するように配置する必要がある。
そして、管体を正確に配置するために、従来は、管体の長さ方向にそって適宜な間隔で丁張りを設置すると共に、その丁張り間に水糸を張って、その水糸を基準にして管体の位置を決定する。
すなわち、水糸の真下に管体の中心が位置するように、換言すると、管体の軸心を通る鉛直線上に水糸が位置するように管体を配設すると共に、水糸から管頂や管底までの距離を調整して水糸と管体が平行になるように位置決めする。
そして、水糸を基準にして管体の位置決めを行なうために、従来は、図11〜図14に示すような装置が使用されていた。
図11及び図12に示した従来例1の管軸心検知装置60は、水準器64を取付けた角材状の基台63と、この基台63から下方へ突設された2枚の平行な脚板61,61とを有し、上記脚板61,61は基台63の長さ方向に沿って移動可能に形成されている。
使用時には、その両側の脚板61,61の下端部をヒューム管62の上面部に接触させ、上記基台63上に設けられた水準器64内の気泡を確認しながら基台63の水平位置を探し、上記基台63の水平状態において、基台63の中点を以ってヒューム管62の軸心65を検出し、画定するように構成されている。
しかしながら、図11及び図12に示した管軸心検知装置60では、ヒューム管62の外径が小さい場合には、図12の(B)に示すように、両側の脚板61,61の間隔を狭めて調整する必要があることから、ヒューム管62の軸心画定の作業が煩雑であった。
なお、このような構造の従来例として特許文献1に記載されたものが公知である。
また、図13及び図14に示した従来例2の管軸心検知装置70にあっては、互いに鈍角により端部が接合された一対の脚部71,71と、これら脚部71,71の接合部の上面部に設けられた水準器72とを具えている。
使用時には、上記脚部71,71の内側面部73,73をヒューム管75の上面部に当接させて、水準器72を利用してヒューム管75の軸心76を検出するように構成されている。
この場合、上記管軸心検知装置70にあっては、脚部71,71の内側面部73,73がヒューム管75の上面部と当接している場合には、図14の(A)に示すように、上記内側面部73,73に直交する仮想線74,74は管軸心76と交差することとなる。
従って、上記内側面部73,73とヒューム管75の上面部との接点77,77と管軸心76とにより形成される二等辺三角形を基に、ピタゴラスの定理により、軸心76から管軸心検知装置70の上端部との距離Hを算出することができ、その結果、水糸から管頂又は管底までの距離を計測し、ヒューム管75を設置することができる。
しかしながら、このような管軸心検知装置70にあっては、脚部71,71の長さ寸法が限定されていることから、図14の(B)に示すように、ヒューム管75の管径が大きい場合には、上記の内側面部73,73とヒューム管75の周面部との接点を確保できなくなる。
その結果、上記の手法により、軸心76と管軸心検知装置70の上端部との距離寸法Hを算出することができない、という不具合が存していた。
従って、管径が大きい場合には、より大型の管軸心検知装置70が必要となることから、管径に合わせて複数の大きさの管軸心検知装置70を準備する必要があり、ヒューム管位置決め作業が煩雑であった。
なお、このような構造の従来例としては特許文献2に記載されたものが公知である。
実開平3−8704号公報 実開昭63−126806号公報
本発明は、管径に拘わらず、管軸心を検知することができると共に、管と水糸との距離を正確に測定することができ、また、コンパクトで使いやすい管軸心検知装置の提供を課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の管軸心検知装置は、水準器を有し、土中に敷設される管体周面上に載置されて管体の軸心を検知する管軸心検知装置において、上記管体の周面と当接する一対の側面円弧状の当接部を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の管軸心検知装置は、全体略直方体形状に形成された基部と、上記基部の上面部に配設された水準器と、上記基部の下端部に設けられた一対の当接部とを備えたものとすることができる。
また、本発明の管軸心検知装置は、上記水準器が上記基部の長さ方向端部に設けられているものとすることができる。
また、本発明の管軸心検知装置は、上記基部の長さ方向中間部に、スケールを固定し得るスケール固定部が設けられているものとすることができる。
また、本発明の管軸心検知装置は、上記基部の長さ方向中間部に、軸心の直上に位置しうる部位に沿って幅方向の切欠き溝が形成されているものとすることができる。
また、本発明の管軸心検知装置は、上記当接部が円柱状部材により形成されているものとすることができる。
請求項1記載の本発明の管軸心検知装置は、上記一対の当接部を管体の周面上に当接させるとともに、当該管軸心検知装置を上記水準器で水平姿勢にすることにより、容易に管体の軸心を検知することができる。
そして、上記一対の当接部は、側面円弧状に形成されているので、管体の外径の大小に拘わらず、管体の周面上に支障なく当接させることができる。
したがって、上記従来例のように、当接部の位置を移動したり、装置のサイズを変える等の煩雑さがない。
請求項2記載の本発明の管軸心検知装置は、全体略直方体形状に形成された基部と、上記基部の上面部に配設された水準器と、上記基部の下端部に設けられた一対の当接部とを備えるので、その当接部を管体の周面に当接させて、上記基部水準器により水平にすることにより、容易に管体の軸心検知作業を行なうことができる。
請求項3記載の本発明の管軸心検知装置は、上記基部の長さ方向の中央部にスケールを取り付けても、そのスケールと上記水準器とを重ならないようにすることができ、これにより上記水準器による水平如何の確認が阻害されない。
請求項4記載の本発明の管軸心検知装置は、スケールを上記基部に固定して、基部の所定位置から水糸までの距離を、軸心を通る垂直線に沿って容易に測定することができる。
請求項5記載の本発明の管軸心検知装置は、水糸から垂らした下げ振りに上記切欠き溝を合わせることによって管体の軸心を求めることから、下げ振りを基部の幅方向に変位させても軸心を求めることができる。従って、下げ振りを合わせる範囲が拡大するので、管体の位置決め作業がしやすくなる。
請求項6記載の本発明の管軸心検知装置は、円柱状部材を用いることにより側面円弧状の上記当接部を容易に形成することができる。
また、上記従来例における脚板や脚部等を設ける必要がなく、構造がシンプルになって、製造コストを低減できるとともに、全体形状がコンパクトになって持ち運びや保管に好都合となる。
以下、添付した図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
まず、本実施形態に係る管軸心検知装置1は、図1〜図3に示すように、水準器2を有し、土中に敷設される管体3周面上に載置されて管体3の軸心を検知する管軸心検知装置であって、上記管体3の周面と当接する一対の側面円弧状の当接部4,4を備えている。
そして、本実施形態に係る管軸心検知装置1は、図1〜図3に示すように、全体略直方体形状に形成された基部5と、上記基部5の上面部に配設された水準器2と、上記基部5の下端部に設けられた一対の当接部4,4とを備えている。
また、図1〜図3に示すように、上記水準器2は、基部5の長さ方向端部に設けられている。
また、図1〜図3に示すように、上記基部5の長さ方向中間部には、スケール6を固定し得るスケール固定部7が設けられている。
また、図1〜図3に示すように、上記基部5の長さ方向中間部には、軸心直上に位置しうる部位に沿って幅方向の切欠き溝8が形成されている。
また、図1〜図3に示すように、上記当接部4,4は円柱状部材10,10により形成されている。
また、本実施形態に係る管軸心検知装置1は、図10に示すように、基部5の長さ方向の両端下面部を側面円弧状の当接部90,90としている。
図1〜図9は実施例1を示したものである。
本実施例1に係る管軸心検知装置1は、図1〜図3に示すように、全体略直方体形状に形成された基部5を有している。
上記基部5は、下方において長さ方向に一対に膨出する脚部80,80と、上記脚部80,80の上方において斜めに切り欠かれて形成された一対の肩部81,81と、これらの肩部81,81の間に形成された測定部82とを有し、上記脚部80,80には、夫々、円柱状部材10,10からなる当接部4,4が設けられている。
そして、図1及び図2中、右側の肩部81bは左側肩部81aよりも低く形成され、この肩部81bに上記測定部82の上面部と略面一となるように水準器2が設けられている。
上記基部5における測定部82の上面は、図1及び図2に示すように、水平に形成されて読取面9とされている。
上記基部5の上面部には、図1〜図3に示すように、上記読取面9と略面一となるように水準器2が設けられ、その水準器2により確認しながら上記読取面9を水平にすることができる。
図1〜図3に示すように、上記水準器2は基部5の長さ方向端部に設けられ、すなわち、上記測定部82に水平に形成された上記読取面9の側方に設けられた上記右側の肩部81bに水準器2が設けられている。なお、上記水準器2には気泡管が使用されている。
図1及び図2に示すように、上記基部5の下方において長さ方向に一対に膨出するように形成された上記脚部80,80には、夫々、左右対称に、上記一対の当接部4,4下方へ突出するように設けられている。
図1及び図2に示すように、円柱状部材10,10により側面円弧状に上記一対の当接部4,4が形成されている。
図4に示すように、管軸心検知装置1を管体3の周面上に置いたとき、上記一対の当接部4,4を構成する円柱状部材10,10は管体3の周面と当接する。
本実施例1では、上記のように、上記当接部4,4は、図1及び図2に示すように、基部5とは別個に形成された円柱状部材10,10が、基部5の下方において長さ方向の両端部、すなわち、上記脚部80,80に下方へ突出するように固定されて構成されている。
図2に示すように、上記当接部4,4となる円柱状部材10,10は、上記基部5に対しネジ11,11で固定され、そのネジ11,11を弛めることにより回転しうるように取り付けられている(なお、図1〜図3以降の図面では、図を見易くするため、一部を省略している。そのため、上記のネジ11,11も図3以降の図面では省略してある)。
従って、管体3と当接する部位が磨耗した場合に、当接部4,4を回転させて新しい面を管体3に当接させることができる。
これにより、当接部4,4の磨耗による検出誤差を防止することができる。
また、当接部4,4を構成する上記円柱状部材10,10に重い素材を用いることにより、当接部4,4を管体3の周面部に当接した状態を安定させることができる。
図1及び図2に示すように、上記基部5の長さ方向中央における上面部及び下面部には、上記水平な読取面9に対し直交する垂直線上で、上記一対の当接部4,4の中央位置に、垂直表示ポイント12,12が設けられている。この垂直表示ポイント12、12は基部5に細幅の切欠き溝8,8を形成することにより設けられている。
なお、上記垂直表示ポイント12,12を,上記切欠き溝8,8以外の方法で設けることも可能である。例えば基部5に塗料等で目印を付けることによって上記垂直表示ポイント12,12となすことも可能である。
上記水糸から垂らした下げ振りに上記垂直表示ポイント12,12を合わせると、水糸の真下に管体3の軸心13を位置させることができる。
図1及び図3に示すように、上記垂直表示ポイント12として上記基部5の上端に設けられた切欠き溝8は、基部5の上面部、すなわち、上記読取面9にも基部5の幅方向に沿って設けられている。
従って、上記のように下げ振りを上記垂直表示ポイント12,12に合わせる場合に、その合わせる範囲が基部5の幅方向において、上記切欠き溝8のいずれの位置においても合わせることができるため、下げ振りを合わせる範囲が拡大する。
上記基部5の正面部には,図1〜図3に示すように、スケール6を取り付けることができるように、スケール固定部7が設けられている。このスケール6はスチール等により上下方向に長い板状に形成され、その側縁部に沿って目盛14が刻設されている。
また、図1に示すように、上記スケール6の上縁部における幅方向の中央位置には切込み15が形成されている。
上記基部5の正面部に設けられた上記スケール固定部7には、図1〜図3に示すように、スケール6を位置決めするためのフック状のガイド片16,17,17が突設されている。
上記の一方のガイド片16は、その内面部に上記スケール6の一方の側縁部20を当接させた場合には、図5に示すように、スケール6の他方の側縁部21が、上記垂直表示ポイント12として形成された切欠き溝8と同一垂直線上に位置するように配置できる部位に設けられている。
また、他方のガイド片17,17は、上記ガイド片16との間に上記スケール6を収容しうる部位に設けられており、その内面部に上記スケール6の一方の側縁部21を当接させた場合には、図6に示すように、上記スケール6の上縁部における幅方向の中央部に設けられた上記切込み15が上記切欠き溝8と同一垂直線上に位置するように配置することができる部位に設けられている。
従って、上記スケール6は取付位置を変更することができ、使用者は使い易い方を選択することができる。
上記スケール固定部7には、図1〜図3に示すように、上記のガイド片16,17の他に、上記ガイド片16,17で位置決めしたスケール6を挟んで固定するためのネジ18が設置されている。
なお、図7に示すように、市販の肉厚の大きいスケール19を使用する場合は、上記のスケール固定部7に固定することはできないが、その場合は、そのスケール19の下端部を基部5の読取面9に当接させて測定することができる。
以下、上記実施例1の作用について説明する。
ヒューム管等の管体3の設置作業において管体3の軸心を検出する場合には、まず、管軸心検知装置1は、図8に示すように、上記当接部4,4が管体3の外周面部に当接するように、管体3の管頂に載置する。
次に、上記水準器2を利用して適宜管軸心検知装置1の位置を調整して、上記基部5の上記読取面9を水平にする。これにより、上記基部5に設けた垂直表示ポイント12である切欠き溝8と管体3の軸心13とが同一垂直線上に位置することとなる。その結果、上記管体3の軸心13が検知されることになる。
次に、管底から水糸までの距離を算出する方法について説明する。
まず、図8に示すように、上記当接部4,4が管体3の外周面部に当接するように、管軸心検知装置1を管体3の管頂に載置した場合は、上記読取面9から水糸までの距離を上記スケール6により測定し、その値に図中のH1の寸法を加算すればよい。
そして、上記H1の寸法は以下のように求めることができる。
すなわち、H1の寸法は、図中のCPの距離bとPQとQEの寸法を加算すればよく、そのうちCPは管軸心検知装置1の寸法から知ることができ、又、QEは管体3の寸法から知ることができる(管体3の内径dの1/2)ので、PQの値を算出すればよい。
そして、上記PQの値は、上記円柱状部材10の軸心と管体3の軸心13とを結んで形成される仮想線22を斜辺とする仮想直角三角形APQ又はBPQからピタゴラスの定理を利用して算出することができる。
すなわち、APの値は管軸心検知装置1の寸法から知ることができ、又、AQの値は管体3の内径dの1/2と、管体3の肉厚tと、当接部4の円弧の曲率半径Rの値を加算することにより知ることができるので、これらの値とピタゴラスの定理を利用してPQの値を容易に算出することができる。
従って、上記のようにPQの値を算出することによりH1の寸法を求め、これに、上記のように、上記読取面9から水糸までの距離を上記スケール6により測定して、その値をH1に加算すれば、管底から水糸までの距離を容易に求めることができる。
また、図9に示すように、管軸心検知装置1は、管体3の管底に載置してもよい。その場合、上記当接部4,4を管体3の内周面部に当接させる。そして、上記読取面9から水糸までの距離を上記スケール6により測定し、その値に図中のH2の寸法を加算すればよい。
そして、上記H2の寸法は以下のように求めることができる。
すなわち、H2の寸法は、図中のCPの距離bとPEの寸法を加算すればよく、そのうちCPの値bは管軸心検知装置1の寸法から知ることができ、又、PEの値は管体3の内径dの1/2の値からQPの値を減算することにより求めることができる。
そして、上記QPの値は、仮想直角三角形APQ又はBPQからピタゴラスの定理を利用して算出することができる。
すなわち、仮想直角三角形APQにおいて、AQの値は管体3の内径dの1/2の値から当接部4の円弧の曲率半径の値Rを減算して求めることができ、又、APの値aは管軸心検知装置1の寸法から知ることができるので、これらの値とピタゴラスの定理を利用することにより容易にQPの値を算出することができる。
従って、上記QPの値から上記のようにPEの値を求めて、そのPEの値に上記のCPの値を加算することにより上記H2の値を容易に求めることができる。 そして、そのH2の値に、上記読取面9から水糸までの距離を上記スケール6により測定してその値を加算すれば、管底から水糸までの距離を容易に求めることができる。
次に、図10は実施例2を示したものである。
本実施例2に係る管軸心検知装置1は、全体略直方体形状に形成された基部5を有し、上記基部5は、下方において長さ方向に一対に膨出する脚部91,91と、上記脚部91,91の上方において斜めに切り欠かれて形成された一対の肩部92,92と、これらの肩部92,92の間に形成された測定部93とを有している。
そして、上記脚部91,91の下面部に側面円弧状の当接部90,90が一体成形されている。
また、上記測定部93の上面は水平に形成されて読取面94とされ、その測定部93の上面における中央部には上記読取面94と略面一となるように水準器95が設けられている。
なお、本実施例2では、上記のように水準器95が基部5の長さ方向の中央部に設けられているが、上記実施例1と同様に基部5の中央部から端部方向へ少しずれた位置に配置するのが好ましい。
また、上記基部5の前面中央部には、上記実施例1と同様に、ガイド片96,96,97,97とネジ98を具えたスケール固定部99が設けられている。
上記実施例2のその他の構造は、上記実施例1と同一なので説明は省略する。
また、上記実施例2の作用も上記実施例1の作用と同一なので、その説明は省略する。
本発明は、地中に埋設してその軸心を求める必要があり、又、その管底部や管頂部から水糸までの距離を求める必要がある全ての管体に適用可能である。
実施例1に係る管軸心検知装置の斜視図である。 実施例1に係る管軸心検知装置の正面図である。 実施例1に係る管軸心検知装置の平面である。 実施例1に係る管軸心検知装置を管体の上に載置した状態の斜視図である。 実施例1に係る管軸心検知装置にスケールを装着した状態の正面図である。 実施例1に係る管軸心検知装置にスケールを装着した状態の正面図である。 実施例1に係る管軸心検知装置にスケールを装着した状態の正面図である。 実施例1に係る管軸心検知装置を管体の外周面部に載置した状態の正面図である。 実施例1に係る管軸心検知装置を管体の外周面部に載置した状態の正面図である。 実施例2に係る管軸心検知装置の正面図である。 従来例1の管軸心検知装置の使用状態を示す斜視図である。 従来例1の管軸心検知装置を管径が異なる管に使用した状態を示す正面図である。 従来例2の管軸心検知装置の使用状態を示す斜視図である。 従来例2の管軸心検知装置を管径が異なる管に使用した状態を示す正面図である。
符号の説明
1 管軸心検知装置
2 水準器
3 管体
4 当接部
5 基部
6 スケール
7 スケール固定部
8 切欠き溝
9 読取面
10 円柱状部材
11 ネジ
12 垂直表示ポイント
13 軸心
14 目盛
15 切込み
16 ガイド片
17 ガイド片
18 ネジ
19 スケール
20 側縁部
21 側縁部
22 仮想線
60 管軸心検知装置
61 脚板
62 ヒューム管
63 基台
64 水準器
65 軸心
70 管軸心検知装置
71 脚部
72 水準器
73 内側面部
74 仮想線
75 ヒューム管
76 軸心
77 接点
80 脚部
81 肩部
82 測定部
90 当接部
91 脚部
92 肩部
93 測定部
94 読取面
95 水準器
96 ガイド片
97 ガイド片
98 ネジ
99 スケール固定部

Claims (6)

  1. 水準器を有し、土中に敷設される管体周面上に載置されて管体の軸心を検知する管軸心検知装置において、上記管体の周面と当接する一対の側面円弧状の当接部を備えたことを特徴とする管軸心検知装置。
  2. 全体略直方体形状に形成された基部と、上記基部の上面部に配設された水準器と、上記基部の下端部に設けられた一対の当接部とを備えた請求項1記載の管軸心検知装置。
  3. 上記水準器は基部の長さ方向端部に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の管軸心検知装置。
  4. 上記基部の長さ方向中間部には、スケールを固定し得るスケール固定部が設けられていることを特徴とする請求項2又は3記載の管軸心検知装置。
  5. 上記基部の長さ方向中間部には、軸心の直上に位置しうる部位に沿って幅方向の切欠き溝が形成されていることを特徴とする請求項2、3又は4記載の管軸心検知装置。
  6. 上記当接部は円柱状部材により形成されていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の管軸心検知装置。
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