JP2005047142A - 文書画像管理機能を有する画像形成装置 - Google Patents

文書画像管理機能を有する画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
複合機である画像形成装置において、著作権情報が付加された文書画像を管理することができ、且つ、著作権情報が付加された文書画像を容易に認識できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】
印刷部30と、スキャナ部16と、ファクシミリ部14とを有する画像形成装置10であって、画像形成装置は、文書画像データを蓄積する文書画像データベース26と、バー著作権処理部24aおよびバーコード処理部24bを有する文書画像管理部24とを備え、著作権処理部は、画像形成装置に入力された文書画像データに著作権情報が付加されているか否かを判別する機能を有し、著作権情報が付加された文書画像データの場合、前記バーコード処理部において該文書画像データにバーコードデータを付加する。バーコードによって著作権情報が付加された文書画像を容易に識別することができるようになる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、文書画像管理機能を有する画像形成装置に関するものであり、特に、著作権保護のための著作権情報が記録された文書画像の管理機能を有する画像形成装置に関するものである。
近年のデジタル技術、ネットワーク技術の発展により企業内や様々な組織体の内部におけるデジタル情報の利用環境が整備され、多くの人々が様々なデジタル情報を入手して保存し、印刷し、あるいは電子配布したりして再利用する機会が飛躍的に増大している。このような要請に答えるべく、PCやプリンタなどの各種電子装置の多機能化が進み、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、ネットワーク通信機能などの機能を複合的に備えたデジタル複合機と称される画像形成装置が提供されている。
このような複合機において、各機能は単一もしくは複数のマイクロプロセッサにより制御されており、マイクロプロセッサの性能が飛躍的に向上している現在では、この複合機の性能を有効に利用することが望まれている。一方、LAN(Local Area Network)などのイントラネットワークに接続されたPCやワークステーションによって企業内で作成される文書画像や、インターネットや電子メールを利用して外部から取り込まれる文書画像の量は飛躍的に増加し、また、これらの情報の中には機密に属する情報、著作権の制約下にある情報も多々含まれ、情報の再利用や共有化、セキュリティー、著作権保護等の観点からネットワーク内の文書画像情報を一元管理する必要性も増大している。
このような文書画像の管理システムは、一般には、データベースを備えた文書画像管理サーバーをネットワーク内に設置し、ユーザー認証やセキュリティーチェック機能を介してユーザーから転送された文書画像をデータベースに保存(蓄積)し、また、データベースに保管(蓄積)した文書画像をユーザーの要求に従って読出して処理する。このような管理のため文書画像には識別ID(文字数字列、バーコード、2次元バーコード)が付加され、この識別IDが文書画像の特定やセキュリティー(アクセスレベル、機密レベル)の認証に利用される。
しかしながら、前記のような文書画像情報を一元管理するための文書画像管理サーバーを設置するシステムでは当然サーバーの設置コストやサーバー維持のための管理コストが発生するため、経済的でないという問題が発生する。このような問題を解決するシステムとして、例えば、下記特許文献1には複合機に文書画像管理機能を統合したシステムが開示されている。このシステムは前述したような複合機の性能、機能の向上を有効に利用し、各機能を制御するマイクロプロセッサの処理能力を文書画像の管理に振り向けたものである。
特許文献1に開示されたデジタル複合機は、少なくとも1種の文書画像入力手段より入力された特定の文書に対応する文書画像データを、少なくとも1種の記憶手段に該文書画像データを特定する文書IDを付して蓄積するとともに、該文書IDを含む属性情報を文書管理手段で管理し、必要に応じて上記文書IDに基づいて指定された文書画像を出力手段より出力することができるディジタル複合機において、上記特定の文書に対応する文書画像データを上記記憶手段に蓄積する際に、上記文書IDに対応する文書IDマークを生成する文書IDエンコード手段と、上記文書IDエンコード手段により生成された文書IDマークと上記特定の文書に対応する文書画像とを合成するパターン合成手段と、上記記憶手段への蓄積処理とともに上記パターン合成手段によって生成された文書IDマーク付き文書画像を印刷出力する上記出力手段とを備えたものである。
このデジタル複合機においては、文書画像データを記憶手段に蓄積するときに文書IDが生成される。この文書IDを文書IDエンコード手段でエンコードして文書IDマークを得る。得られた文書IDマークはパターン合成手段に入力され、上記蓄積処理と同時に、特定の文書画に付されてレーザプリンタ等の出力手段より出力される。この文書IDマーク付き文書画像を利用して、文書取り出しを行うことができ、また、ファクシミリ送信もできる。更に、遠隔地のファクシミリ装置より文書IDマーク付き文書画像をディジタル複合機に送信することによって、該文書IDマークに対応する文書画像を、当該ファクシミリ装置より取り出すことができる。
特開平10−308868号公報
一方、デジタル文書画像はコピーをしても記録の劣化が少なく、コピー操作が容易であることから、近年では著作権にかかわるデジタル文書画像情報の著作権保護技術が重要になってきている。この著作権保護のための技術も種々提案されており、正当なライセンスを取得していない者によるコピー行為などの不正使用を防止するために、文書画像情報中に電子透かしなどの形態で著作権情報を記録する技術などが知られている。
しかしながら、このような保護技術が適用された文書画像情報であっても、正当にライセンスを取得して印刷された複製物自体に対する文書管理がルーズであると、著作権保護された文書画像であるとの認識がないまま二次コピーされ、結果的に不正行為を行ってしまうことがまま発生しがちである。例えば、正当な手続を経て入手し、正当な権利のもとに複写や印刷したた文書画像であっても、それが多数の者に配布されたり、適切なセキュリティーのもとに保存されていない場合には、正当に複写された文書画像を受け取ったり、文書画像データベース中の当該文書画像にアクセスした者が、著作権により制約がある文書画像であるとの認識がないままコピーして更に多くの者に配布するようなケースが起きてしまう。従って、所定の手続を経て正当に入手したデジタル文書画像に関して適切な管理を行うことが重要になる。
上記特許文献1に開示されたデジタル複合機によれば、文書画像に文書IDを与え、かつ、その文書IDを表す2次元バーコード等の文書IDマークを該当の文書画像データと合成して蓄積管理するものであるが、著作権保護情報が付加された文書画像の管理に関する考慮がなされておらず、著作権情報が付加された文書画像の管理に適用できないという問題がある。
本願の発明者は上記の問題点を解決すべく種々検討を重ねた結果、文書画像データに電子透かし等の著作権情報が付加されている文書を判別し、著作権情報が付加された文書画像データを印刷、または、保存するにあたって、著作権情報が付加されたものであることを示すバーコードを付加することによって、当該文書画像が著作権保護の対象であることを認識させることができることを見出し、本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は前記の問題点を解消することを課題とし、複合機である画像形成装置において、著作権情報が付加された文書画像を管理することができ、且つ、著作権情報が付加された文書画像を容易に認識できる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本願の請求項1に係る発明は、ネットワークに接続され、少なくとも、印刷部と、スキャナ部と、ファクシミリ部とを有する画像形成装置であって、
前記画像形成装置は、文書画像データを蓄積する文書画像データベースと、バーコード処理部および著作権処理部を有する文書画像管理部とを備え、
前記著作権処理部は、画像形成装置に入力された文書画像データに著作権情報が付加されているか否かを判別する機能を有し、著作権情報が付加された文書画像データの場合、前記バーコード処理部において該文書画像データにバーコードデータを付加することを特徴とする。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1の画像形成装置において、著作権処理部は、文書画像データに可視および/または不可視の電子透かしデータが付加されているか否かを判別し、前記バーコード処理部は該著作権処理部の判別結果に基づいて、前記電子透かしデータの種別を識別可能なバーコードデータを付加することを特徴とする。
また、本願の請求項3に係る発明は、請求項2の画像形成装置において、バーコード処理部は、可視および/または不可視の電子透かしデータが付加されている文書画像データの該当ページに前記バーコードデータを付加することを特徴とする。
更に、本願の請求項4に係る発明は、請求項3の画像形成装置において、バーコード処理部は更に、可視および/または不可視の電子透かしデータが付加されている文書画像データの先頭ページに前記バーコードデータを付加することを特徴とする。
また、本願の請求項5に係る発明は、前記画像形成装置が更に、印刷した用紙をソートするソート部を備え、前記バーコードデータが付加された文書画像をバーコード種別毎にソートして出力することを特徴とする。
更に、本願の請求項6に係る発明は、請求項5の画像形成装置において、ソート部は、文書画像がカラーかモノクロかによって、更に文書画像をソートして出力することを特徴とする。
請求項1に係る発明においては、著作権処理部において文書画像データに電子透かしなどの著作権情報が付加されているか判別し、著作権情報が付加された文書画像データの場合にはバーコード処理部で文書画像にバーコードを付加する。従って、著作権情報が付加された文書画像には更にバーコードが付加されてデータベースに蓄積され、あるいは印刷されるため、当該文書画像を利用する者に対して、バーコードによって著作権保護の対象であることを容易に認識させることができるようになる。またこの文書管理を画像形成装置によって行うものであるから、文書管理のためのサーバーを設置することなく、システムコストを抑制することができるようになる。
また、請求項2に係る発明においては、著作権処理部が文書画像データに付加された著作権情報が可視の電子透かしであるか、不可視の電子透かしであるかを判別し、バーコード処理部はこの判別結果に従って、電子透かしの種別を判別可能なバーコードを付加するものであるから、当該文書画像を利用する者は、バーコードによって当該文書画像に付加された著作権情報が可視であるか、不可視であるかを容易に認識することができるようになる。
また、請求項3に係る発明においては、前記バーコードを著作権情報が付加されたページに付されるものであるから、当該文書画像を利用する者は、著作権保護の対象である文書画像の存在するページをバーコードによって容易に認識することができるようになる。
また、請求項4に係る発明においては、前記バーコードを著作権情報が付加された文書画像の先頭ページに付すものであるから、当該文書画像を利用する者は、著作権保護の対象である文書画像をバーコードによって容易に認識することができるようになる。
また、請求項5に係る発明においては、画像形成装置がソート部を備え、バーコードが付された文書画像をバーコード種別毎にソートして出力するものであるから、著作権情報が付加された文書画像と付加されていない文書画像、可視の電子透かしが付加された文書画像と不可視の電子透かしが付加された文書画像がソートされて出力され、利用者は容易にそれらを区別して取り出すことができるようになる。
また、請求項6に係る発明においては、ソート部において、カラー画像とモノクロ画像とが更にソートされて出力されるから、文書画像の利用者は容易にカラー画像とモノクロ画像とを区別して取り出すことができるようになる。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の実施例に係る文書管理機能を有する画像形成装置の構成を示すブロック図、図2は本発明の実施例に係る画像形成装置の動作手順を示すフローチャートである。
本発明の実施例にかかる画像形成装置10は、図1に示すように、少なくとも、操作部12、ファクシミリ部14、スキャナ部16、外部メモリインタフェース部18、入力画像処理・生成部20、インタフェース22、文書画像管理部24、文書画像データベース26、出力制御部28、印刷部30、ソート部31及び内部メモリ32を備えている。なお、ファクシミリ部14は、デジタル複合機には備えられていない場合もある。
操作部12、ファクシミリ部14、スキャナ部16、外部メモリインタフェース部18及びインタフェース22は、画像形成装置10への入力手段を構成し、それぞれこれらの入力データを管理する入力画像処理・生成部20へ接続されている。
操作部12はキーボード入力手段やタッチパネル式入力手段と表示手段を備え、入力画像処理・生成部20へのに文書画像の入力操作、文書画像データに著作権情報が付加されている場合の処理を指示する操作入力などの各種操作を行うものである。ファクシミリ部14は公衆網の電話回線34に接続され、定められた通信方式に従って外部からのファクシミリデータ及び入力画像処理・生成部20を経て供給された画像データの送受信を行うようになされている。
外部メモリインタフェース部18は、汎用的に用いられているパラレルインタフェース、シリアルインタフェース、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394、PC−Cardバス等の各種インタフェースを含み、この外部メモリインタフェース部18に半導体メモリ、HDD、CD、CD−R、CD−RW、DVD、DVD−R、DVD−RW、FD等の外部メモリ(記憶手段)36を接続して、これらの外部メモリ36を介して各種画像データの入出力を行うことができる。
また、インタフェース22は、ネットワーク38を介して接続されたコンピュータ(PC)40a、40b、40c、プリントサーバーやファイルサーバーなどの各種サーバー(SV)40d、ワークステーション(WS)40eに接続されている。
文書画像管理部24は、著作権処理部24aとバーコード処理部24bとデータベース処理部24cとから構成され、入力画像処理・生成部20を介して入力された文書画像データの管理を行う。著作権処理部24aは文書画像データを検査し、例えば、電子透かしなどの著作権情報が付加されているか、付加されている場合はその著作権情報の種別、例えば、可視の電子透かしであるか、不可視の電子透かしであるかを判別し、著作権情報が付加された文書画像データの場合、その再生や複製、再利用のための秘密鍵等を必要とする場合には、操作部12から入力される秘密鍵等に基づいて許諾確認処理を行う。
バーコード処理部24bは、著作権処理部24aにおいて識別された著作権情報の付加の有無、著作権情報の種別に対応して、当該文書画像にバーコードを付加する。
データベース処理部24cは、バーコード処理部24bにおいて文書画像データにバーコードを付加した後、当該文書画像データを文書画像データベース26に蓄積する処理、あるいは、ネットワーク38を介してコンピュータ40a〜40cやサーバー、ワークステーション40d、40eなどから文書画像データベース26に蓄積した文書画像データにアクセスがあった場合、該当する文書画像データを文書画像データベース26から読み出してアクセス元に提供する。このため、データベース処理部24cは画像文書データベース26に作成する文書画像データ一覧表の管理、文書画像データ一覧表に基づく文書画像データの検索処理を行う。
また、文書画像管理部24は、入力画像処理・生成部20を介して入力された文書画像データを操作部12から、または、コンピュータ40a〜40cやサーバー、ワークステーション40d、40eなどからの出力指示に応じて出力制御部28に送出し、出力制御部28は出力指示に従って該当する各部に文書画像を出力する。例えば印刷指示の場合には印刷部30に、コンピュータ40a〜40cやサーバー、ワークステーション40d、40eからの転送要求の場合にはインターフェース22を介して要求元に出力する。
このように、出力制御部28は、入力画像処理・生成部20及び文書画像管理部24を経て送られてきた画像データをその目的に応じて印刷部30で用紙に印刷したり、外部メモリ36に記憶したり、あるいは、インタフェース22を経てコンピュータ40a〜40cやサーバー、ワークステーション40d、40eに送信するようになされている。なお、画像形成装置10には、出力制御部28を介して専用のホストPCを接続して、出力制御部28を介して処理されている画像データを表示するなど、必要に応じて管理者用サーバの機能を持たせる場合もある。
また、印刷部30にはソート部31が付加されており、印刷した文書画像をソートすることができる。このソート部は印刷ジョブに指定されたソート指示に従って動作し、また、バーコード処理部で文書画像データに付加されたバーコードに基づいてソート処理を行うことができる。
この画像形成装置10は、印刷、ファクシミリ、スキャナ等の複合機として機能する他、著作権情報が付加された文書画像および著作権情報が付加されていない一般の文書画像の文書管理機能を有する点に特徴があり、特に著作権情報が付加された文書画像データを判別して著作権情報付きの文書画像であることを示すバーコードを付加して印刷あるいは文書画像データベースに保存するようになしたものである。
すなわち、著作権処理部24aにおいて、画像形成装置10に入力された文書画像データに著作権情報が付加されているか否かを判別し、著作権情報が付加されている場合は更にその著作権情報の種別、例えば、可視の電子透かしあるいは不可視の電子透かしなどの種別を判別する。そして、著作権処理部24aの判別結果に基づいて、それぞれの判別結果に応じたバーコードがバーコード処理部24bにおいて文書画像データに付加される。すなわち、著作権情報として可視電子透かしが付加されている文書画像にはバーコードAを、不可視電子透かしが付加されている文書画像にはバーコードBを、著作権情報が付加されていない文書画像にはバーコードCを付加する。
バーコードA〜バーコードCには著作権情報の有無、種別を識別するコードの他、文書画像管理のために文書番号等のIDコード、その他の情報を含むように構成することができる。また、バーコードは文書画像データ中の著作権情報が付加されたページに付加する態様、あるいは、著作権情報が付加された文書画像データの先頭ページに付加する態様、さらには、文書画像データの全ページに付加する態様の何れの態様も選択することができるように構成することが好ましく、これにより文書画像の管理方法に応じたバーコードの付加が可能になる。
上記のようにしてバーコードが付加された文書画像は、画像形成装置10に対する処理の指示(コマンドやジョブ)が印刷であれば、出力制御部28を介して印刷部30にデータが出力されて印刷処理が行われる。指示が文書画像データベース26への保存であれば文書画像データは、データベース処理部24cの制御により文書画像データベース26に蓄積、保存される。印刷処理の場合、文書画像データに付加されたバーコードによって、ソート部31は出力結果をソートする。すなわち、著作権情報が付加された文書画像とそうでない文書画像、可視電子透かしが付加された文書画像と不可視電子透かしが付加された電子画像をソートして出力する。このソートの単位は前記バーコードの付加の態様と関連付けて制御されることが必要である。
次に、上記した画像形成装置10の動作手順の詳細を図2のフローチャートに従って説明する。先ず、ステップS10で画像形成装置10は、コンピュータ40a〜40c、サーバー40d、ワークステーション40eからインターフェース22を介して入力画像処理・生成部20に文書画像データを受信し、受信した文書画像データは文書画像管理部24に送られる。
ステップS11で著作権処理部24aは受信した文書画像データを解析し、著作権情報が付加されているかを判別する。著作権情報が付加されていない文書画像データの場合は、ステップS12に進み、バーコード処理部24bにおいて該文書画像データにバーコードCが付加される。バーコードCが付加された文書画像データはステップS20においてその処理指示(コマンドやジョブ)に従って出力制御部28により出力処理が行われる。
処理指示が印刷の場合は印刷部30で印刷処理が行われる。処理指示が送信の場合は、出力制御部28からインタフェース22を介して要求元のコンピュータ40a等に送信される。また処理指示がデータベース蓄積の場合は、データベース処理部24cにより文書画像データベース26に蓄積される。
ステップS11で文書画像データに著作権情報が付加されていることを判別すると、ステップS13で秘密鍵などの許諾確認処理が必要か判別し、その必要がない文書画像データの場合はステップS15に進み、許諾確認処理が必要な場合は、秘密鍵等の許諾データの入力を促し、ステップS14で秘密鍵等の許諾データが正しいものであることが確かめられるとステップS15に進み、正しいものでない場合には処理を終了する。
ステップS15においては、著作権情報の種別、例えば、不可視の電子透かしであるか、可視の電子透かしであるかが判別される。可視の電子透かしである場合にはステップS17でバーコード処理部24bによってバーコードAが文書画像データに付加される。不可視の電子透かしである場合にはステップS18でバーコード処理部24bによってバーコードBが文書画像データに付加される。
バーコードが付加された文書画像データはステップS20において、前述したのと同様にその処理指示(コマンドやジョブ)に従って出力制御部28により出力処理が行われる。処理指示が印刷の場合は印刷部30で印刷処理が行われる。処理指示が送信の場合は、出力制御部28からインタフェース22を介して要求元のコンピュータ40a等に送信される。また処理指示がデータベース蓄積の場合は、データベース処理部24cにより文書画像データベース26に蓄積される。
処理指示が印刷の場合は印刷部30で印刷された出力用紙はソート指示を指定しておくことによってソート部31でソートすることができる。ソート部31のソートはバーコードに従ってソートされ、バーコードA、B、C毎にソートすることができる。すなわち、バーコードCが付加された文書画像は著作権情報が付加されていない文書画像であり、バーコードAが付加された文書画像は可視電子透かしが付加された文書画像であり、バーコードBが付加された文書画像は不可視電子透かしが付加された文書画像であって、これらのバーコードの種別毎に出力用紙をソートすることができる。従って、印刷物の利用者には容易に著作権情報が付加された文書画像と著作権情報が付加されていない文書画像を区分けして得ることができ、著作権情報が付加された文書画像を容易に認識、識別することができるようになる。
また、文書画像へのバーコードの態様によってソート部31におけるソート処理は次のようなものになる。すなわち、文書画像データの著作権情報の付加されたページにバーコードが付加する態様においては、バーコードの付加されていない部分とバーコードが付加されている部分、すなわち、著作権情報が付加されていないページと付加されているページに印刷結果をソートすることができる。また、バーコードを著作権情報の付加された文書画像の先頭ページのみに付加する態様、あるいは、文書画像の全ページに付加する態様においては、文書画像を一体のものとして著作権情報が付加された文書とそうでない文書とにソートすることができる。
更に、ソート部31におけるソートの際に、通常行われるカラー画像とモノクロ画像とのソート処理を組み合わせることによって、カラー画像あるいはモノクロ画像それぞれのの中で著作権情報が付加された文書画像と、著作権情報が付加されていない文書画像にソートすることができる。
図1は、本発明の実施例に係る文書画像管理機能を有する画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施例に係る画像形成装置の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ・・・画像形成装置
12 ・・・操作部
14 ・・・ファクシミリ部
16 ・・・スキャナ部
18 ・・・外部メモリインターフェース部
20 ・・・入力画像処理・生成部
22 ・・・インターフェース
24 ・・・文書画像管理部
24a ・・・著作権処理部
24b ・・・バーコード処理部
24c ・・・データベース処理部
26 ・・・文書画像データベース
28 ・・・出力制御部
30 ・・・印刷部
31 ・・・ソート部
32 ・・・内部メモリ
34 ・・・電話回線
36 ・・・外部メモリ
38 ・・・ネットワーク
40a 〜40c・・・コンピュータ
40d ・・・サーバー
40e ・・・ワークステーション

Claims (6)

  1. ネットワークに接続され、少なくとも、印刷部と、スキャナ部と、ファクシミリ部とを有する画像形成装置であって、
    前記画像形成装置は、文書画像データを蓄積する文書画像データベースと、バーコード処理部および著作権処理部を有する文書画像管理部とを備え、
    前記著作権処理部は、画像形成装置に入力された文書画像データに著作権情報が付加されているか否かを判別する機能を有し、著作権情報が付加された文書画像データの場合、前記バーコード処理部において該文書画像データにバーコードデータを付加することを特徴とする文書画像管理機能を有する画像形成装置。
  2. 前記著作権処理部は、文書画像データに可視および/または不可視の電子透かしデータが付加されているか否かを判別し、前記バーコード処理部は該著作権処理部の判別結果に基づいて、前記電子透かしデータの種別を識別可能なバーコードデータを付加することを特徴とする請求項1に記載の文書管理機能を有する画像形成装置。
  3. 前記バーコード処理部は、可視および/または不可視の電子透かしデータが付加されている文書画像データの該当ページに前記バーコードデータを付加することを特徴とする請求項2に記載の文書管理機能を有する画像形成装置。
  4. 前記バーコード処理部は更に、可視および/または不可視の電子透かしデータが付加されている文書画像データの先頭ページに前記バーコードデータを付加することを特徴とする請求項3に記載の文書管理機能を有する画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は更に、印刷した用紙をソートするソート部を備え、前記バーコードデータが付加された文書画像をバーコード種別毎にソートして出力することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の文書管理機能を有する画像形成装置。
  6. 前記ソート部は、文書画像がカラーかモノクロかによって、更に文書画像をソートして出力することを特徴とする請求項5に記載の文書管理機能を有する画像形成装置。
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JP2011130439A (ja) * 2009-12-07 2011-06-30 Konica Minolta Laboratory Usa Inc 画像比較および文書認証のための画像位置合わせの方法

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