JP2005046961A - ダンボール製紙管切断装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】従来の円盤状の回転カッターを用いた紙管切断装置では、ダンボール製紙管をきれいに輪切り状に切断することはできず、無理に切断しようとすると、ガタガタのきたない切断面になってしまっていた。
【構成】円筒状をなしたダンボール製紙管7をその長手方向一端側から支持して該紙管7を回転させる紙管支持回転部2と、該紙管7の外周側に位置するカッターホルダー3とからなり、カッターホルダー3には長手方向側縁に刃部22を有するカッターナイフ23をこの刃部22の延長線が前記紙管7の軸芯と直交する方向で、かつ紙管7の外周面の接線に対し約45度の角度で位置するように固定した。
【選択図】 図6

Description

この発明はダンボール製紙管切断装置、詳しくは従来の紙管切断装置では切断しにくかったダンボール製紙管を容易に切断できるダンボール製紙管切断装置に関するものである。
円筒状をなした紙管は、リボン状や長尺状をなした各種部品や製品を巻き付けるスプールの芯材として大いに利用されている。スプールは図1に示す様に芯材25とこの芯材25の両端面に取り付けられた円盤状のつば板26、26とからなっており、紙管をこの芯材25として用いる場合は、長尺状をした紙管を所望の巾で輪切りに切断して用いていた。
従来、このスプールの芯材25としては高密度の圧縮されたボール紙製紙管が用いられていたが、最近では古紙の再生利用が可能で、パルプ使用量も少なくてすみ、ボール紙製紙管に比べ1/10以下の低コストで生産できるダンボール製紙管を用いたスプールも提案されている。
なし。 なし。
ダンボール製紙管の場合も、従来から存在する高密度ボール紙製紙管の場合と同様、長尺状をした紙管を所定の幅で輪切り状に切断して用いるが、高密度ボール紙製紙管の場合と異なり、ダンボール製紙管の場合には、輪切りにする切断作業が大変むずかしかった。即ち、紙管を輪切り状に切断するには、図2及び図3に示す様に紙管1をその長手方向一端側から支持し、これを回転させる紙管保持回転部2に紙管1を装着し、この紙管保持回転部2に装着された紙管1の外周側に位置したカッターホルダー3に円盤状をなした回転カッター4を遊転状態で軸支し、回転している紙管1を押し切りすることによって実施されていた。図中27は紙管保持回転部2を回転させるギアードモーター、28は紙管1を外側から保持する支持ローラーである。
なお、この場合、回転カッター4の刃先はそれほど鋭利には形成されてはおらず、この回転カッター4自体独立して自転する構造とはなっていなかった。これは作業の安全面の及び装置製作のコスト面を考慮してのことであった。
しかしながら、この従来の回転カッター4を用いた押し切りタイプの紙管切断装置でダンボール製紙管を切断しようとしても、高密度ボール紙製紙管の場合の様にきれいに切断することは出来なかった。つまり、高密度ボール紙製紙管の場合には、十分な硬度がある為、回転カッター4はきれいな切断面を形成しながら、その内側に切り込んで行けるが、ダンボール製紙管の場合にはダンボールとしての特性上、弾力があり、回転カッター4の刃先が管壁に当接した際、管壁が凹んで、刃先からの圧力が分散してしまうので、回転カッター4を強く押し付けたとしても、その刃先は内部に切り込んで行くことが出来ず、不連続でガタガタになった切断面にしかならず、きれいな輪切り状の紙管を得ることは到底出来なかった。
食肉用や食パン切断用のスライサーの様に、回転刃の刃先を鋭利にすると共に、この回転刃自体が回転する様にすれば、ダンボール製紙管もきれいに輪切り状に切断することは可能であるが、刃先の耐久性、安全面及びコスト面から紙管切断作業にその様な装置を用いることは適当ではなかった。本発明者はこれから益々需要が拡大するであろうダンボール製紙管の輪切り状切断に関する上記問題点を解決せんとして研究を行った結果、ダンボール製紙管を任意の幅で輪切り状にきれいに切断できる安全かつ低コストな切断装置を開発することに成功し、本発明としてここに提案するものである。
円筒状をなしたダンボール製紙管7を、その長手方向一端側から支持して回転させる紙管支持回転部2と、該紙管7の外周側に位置するカッターホルダー3とからなる紙管切断装置において、カッターホルダー3には長手方向側縁に刃部22を有するカッターナイフ23をこの刃部22の延長線が前記紙管7の軸芯と直交する方向で、かつ紙管7の外周面の接線に対し約45度の角度で位置するように固定することにより、上記課題を解決した。
この発明に係るダンボール製紙管切断装置においては、従来のものの様に回転カッターではなく、板状のカッターナイフを用いるので、従来のものとは異なり、きれいな切れ目でダンボール製紙管を輪切り状に切断することができる。又、カッターナイフはそれ自体静止しており、全く回転運動を行わない為、危険も少なく、安全に切断作業を行うことができる。更に、カッターナイフはどこでも調達可能であり、全体の構造も単純で低コストで製作することが出来、故障のおそれも少ない等の効果を有し、ダンボール製紙管の切断装置として極めて実用的なものである。
円筒状をなしたダンボール製紙管7を、その長手方向一端側から支持して回転させる紙管支持回転部2と、該紙管7の外周側に位置するカッターホルダー3とからなる紙管切断装置において、カッターホルダー3には長手方向側縁に刃部22を有するカッターナイフ23をこの刃部22の延長線が前記紙管7の軸芯と直交する方向で、かつ紙管7の外周面の接線に対し約45度の角度で位置するように固定した。
図4はこの発明に係るダンボール製紙管切断装置の一実施例の紙管7を装着した状態の正面図、図5は同じく紙管7を取りはずした状態の正面図、図6及び図7は紙管7を切断している状態の側面図である。
図中、12は架台、2は前記架台12上に設置された紙管保持回転部、3はカッターホルダーであり、このダンボール製紙管切断装置は、紙管保持回転部2とカッターホルダー3とから構成されている。紙管保持回転部2は図示の通り、長方形をした架台12上にその長手方向を向いて横架された回転軸5に、間隔をあけて紙管保持チャック6と円盤状スぺーサー11とを取り付けたものである。
紙管保持チャック6は、図8に示す様に、つば状基部14とこのつば状基部14の周壁から放射状に延設された腕材8,この腕材8に設けられたクランプ具10とからなり、つば状基部14は回転軸5に結合されている。又、腕材8にはその長手方向に長溝9が設けられており、この長溝9にはクランプ具10がスライド自在に取り付けられており、ダンボール製紙管7の端部周壁の数箇所をこのクランプ具10で挟持し、ダンボール製紙管7を回転軸5の軸芯と一致させて保持できる様になっている。又、このクランプ具10を長溝9内で紙管1の径に合わせてスライドさせることにより、径の異なる紙管7を保持できる様になっている。
円盤状スペーサー11は、図5に示す様に紙管保持チャック6から離隔した位置の回転軸5に軸支されており、紙管保持チャック6による紙管7の保持の際、紙管7の内周壁側に位置し、紙管7をその内側から保持し、回転の際の軸芯のずれを防ぐ為のものである。なお、円盤状スペーサー11は回転軸5に着脱自在に取り付けられており、紙管7の径に応じて異なる外径のものと取り変えられる様になっている。
又、紙管保持チャック6、つば状基部14の側端面からは下方に向かって腕材32が垂下しており、この腕材32の下部は架台12上に回転軸5と平行に位置せしめられている雄ネジ回転杆15と螺合しており、この雄ネジ回転杆15の正逆回転によって紙管保持チャック6は回転軸5に係合した状態で、架台12上をその左右にスライドできる様になっている。この雄ネジ回転杆15の端部及び回転軸5の端部にはそれぞれ回転力を付与する為のギアードモーター16、17が取り付けられている。
又、円盤状スペーサー11の下方には、円盤状スペーサー11の下部と若干の距離を置いて小径のローラー18、18が、架台12上から立設された支柱19を介して取り付けられており、紙管7の回転運動をガイドする様になっている。なお、これらの構成は従来の高密度ボール紙製紙管の切断装置のものと基本的に同一である。
図7に示す様に、この支柱19は架台12の長手方向側部から立設されており、その下部からは前記小径のローラー18が軸架された下部水平腕部20、上部からは回転軸5の軸芯と直交する方向に向かってカッターホルダー取付腕部21がそれぞれ手前側に延設されている。なお、カッターホルダー取付腕部21はアクチュエーター27によって支柱19中に設けられたガイド溝29に沿って昇降し得る様になっている。そして、このカッターホルダー取付腕部21の先端には紙管7方向を向かってカッターホルダー3が取り付けられている。
カッターホルダー3は、図6に示す様に、長手方向側縁に刃部22を有する板状のカッターナイフ23をその表裏から肉厚板状の保持材24、24で長手方向に出入り自在に挟み込んだものであり、刃部22の先端部分はこの保持材24、24の端面から露出しており、この保持材24、24は取付けボルト30によって刃部22と紙管7外周の接線とが約45度の角度で交わる様にカッターホルダー取付腕部21の先端に固定されている。なお、この保持材24の固定は取付けボルト30によって行われているので、この取付けボルト30をゆるめることによって、その取付角度は自由に変更できる。
又、このカッターナイフ23は所謂、折刃タイプのカッターであり、その表面にはその長手方向に対して約45度の角度で、間隔をおいて平行に折刃用の溝26が形成されており、この溝26の部分で板状のカッター23の一部を折って切除できる様になっている。
この実施例は上記の通りの構成を有するものであり、図4に示す様に、紙管保持回転部2の紙管保持チャック6にダンボール製紙管7をセットし、回転軸5の回転によってこれを回転させると共に、アクチュエーター27を作動させて、図6に示す様にカッターホルダー取付腕部21に取り付けられたカッターホルダー3を下降させると、カッターナイフ23の刃部22の先端はダンボール製紙管7の表面に達し、ダンボール製紙管7の回転に伴い、図7に示す様にその肉厚を切り開き、次第にその肉厚内に喰い込むと共にこれを切り分け、ダンボール製紙管7を輪切り状に切断する。
紙管保持回転部2は雄ネジ回転杆15の回転に従動してその軸方向にスライド可能なので、上述の様にダンボール製紙管7を輪切り状に切断した後は、紙管保持回転部2を所望幅だけカッターナイフ23側にスライドさせ、再度輪切り状の切断作業を行い、これを順次繰り返して長尺状をしたダンボール製紙管7から所望幅の紙管を作り出す。
なお、切断すべきダンボール製紙管7の径が変更したときは、紙管保持チャック6のクランプ具10の位置を変更すると共に、円盤状スペーサー11をダンボール製紙管7の内径に適合した径のものに変更すれば、異なった径の紙管に対応させることができる。
又、カッターナイフ23にはその表面に斜めに折刃用の溝26が形成されているので、切断作業の実施によって刃部22の切れ味が悪くなって来たときには、刃部22の先端部分を折って切除し、内側の部分を繰り出すことによって、絶えず、良好な切れ味を保持させることができる。
以上述べた如く、この発明に係るダンボール製紙管切断装置においては、従来のものの様に回転カッターではなく、板状のカッターナイフを用いるので、従来のものとは異なり、きれいな切り目でダンボール製紙管を輪切り状に切断することができる。又、カッターナイフはそれ自体静止しており、全く回転運動を行わない為、危険も少なく、安全に切断作業を行うことができる。更に、カッターナイフはどこでも調達可能であり、全体の構造も簡単で低コストで製作することが出来、故障のおそれも少なくない等の効果を有し、ダンボール製紙管の切断装置として極めて実用的なものである。
リボン状や長尺状をなした各種部品や製品を巻き付けるスプールを安価で提供することが出来る様になるので、電子部品、機械部品等の産業分野及び物流分野においても、大いに利用価値がある。
紙管を芯材として用いたスプールの一例の斜視図。 従来の円盤状カッターを用いた紙管カッターの代表例の正面図。 同じく、その側面図。 この発明に係るダンボール製紙管切断装置の一実施形態の紙管7を装着した状態の正面図。 同じく、紙管7をはずした状態の正面図。 図4に示す状態をその側方から見た側面図。 同じく、カッターナイフ23が紙管7の管壁を切り開いている状態の側面図。 紙管保持チャック6の構造を説明する為、図5において矢視A−A線方向から見たその側面図。
符号の説明
1 紙管
2 紙管保持回転部
3 カッターホルダー
4 回転カッター
5 回転軸
6 紙管保持チャック
7 紙管
8 腕材
9 長溝
10 クランプ具
11 円盤状スペーサー
12 架台
13 取付部材
14 つば状基部
15 雄ネジ回転杆
16 モーター
17 モーター
18 ローラー
19 支柱
20 下部水平腕部
21 カッターホルダー取付腕部
22 刃先
23 カッターナイフ
24 保持材
25 芯材
26 つば部
27 ギアードモーター
28 支持ローラー
29 ガイド溝
30 取付けボルト
32 腕材

Claims (1)

  1. 円筒状をなしたダンボール製紙管7をその長手方向一端側から支持して該紙管7を回転させる紙管支持回転部2と、該紙管7の外周側に位置するカッターホルダー3とからなり、カッターホルダー3には長手方向側縁に刃部22を有するカッターナイフ23をこの刃部22の延長線が前記紙管7の軸芯と直交する方向で、かつ紙管7の外周面の接線に対し約45度の角度で位置するように固定していることを特徴とするダンボール製紙管切断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN111660328A (zh) * 2020-05-25 2020-09-15 周建平 一种供热保温管外管管皮环切装置

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