JP2005046956A - 研磨紙保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】専用品の研磨紙を用いることなく、研磨紙を確実に固定し保持し、金型の細部の研磨等の作業を行うことができる研磨紙保持具を提供することを目的とする。
【解決手段】一端側が先細りになるようにテーパ状に形成されたテーパ部11と被研磨面に摺擦する摺擦面12とを形成した長尺な保持棒10と、該保持棒10の摺擦面12の幅と略等しい横幅を有する長尺な研磨紙20と、該研磨紙20の研磨面21を表向きにして前記保持棒10の摺擦面12にその裏面が密着するように前記保持棒10の一端側を巻回した状態で、前記研磨紙20を前記保持棒10のテーパ部11に係止する固定具30と、を具備してなる研磨紙保持具1。
【選択図】図1

Description

本発明は、金型の表面研磨等に用いる研磨紙を保持する研磨紙保持具に関するものである。
金型の表面研磨の他、金属・木材・セラミック等の仕上げ、溶接仕上げ、自動車板金塗装の仕上げ、錆落とし等には、サンドペーパー等の研磨紙を用い手作業にて研磨、仕上げ作業を行うことが多い。このような作業、特に細部の作業を行う場合には、研磨紙の先端を細く維持するとともに、研磨紙を確実に固定し保持できる適当な研磨紙保持具が必要になる。又、研磨紙の研磨面に目づまり、目つぶれが生じたときには、別の研磨面にて研磨等の作業を行えるように、研磨面を容易に更新することができる研磨紙保持具が必要である。
従来の研磨紙保持具として、例えば図7に示すように、エンドレスのサンドペーパー101を用いたサンドペーパー・ホルダー102があった。該サンドペーパー・ホルダー102は、前側先端にエッジ部103を設けたホルダー本体104と、該ホルダー本体104の後端に取付けられるとともにホルダー本体104から後方への所定以上の移動を規制されたサンドペーパー押え具105と、ホルダー本体104とサンドペーパー押え具105との間に装着されたばね106と、からなるものである。
ばね106を前方に押し込み、サンドペーパー押え具105をホルダー本体104側に押し付け移動させた状態において、エンドレスのサンドペーパー101をホルダー本体104及びサンドペーパー押え具105の周縁面に掛け渡し、その後、ばね106の押し込みを解除すると、ばね106の付勢力によって、エンドレスのサンドペーパー101がホルダー本体104及びサンドペーパー押え具105の周縁面に確実に固定される。
このサンドペーパー・ホルダー102を人手に保持し、ホルダー本体104のエッジ部103の先端に位置するサンドペーパー101のサンド面(研磨面)を被研磨面と摺擦することにより、金型の細部の研磨等の作業を行うことができる。先端に位置するサンド面に目づまり、目つぶれが生じたときには、前記サンドペーパー押え具105を前方に押し付けながらサンドペーパー101をスライドさせることにより、先端に位置するサンド面を更新することができる。又、全周のサンド面に目づまり、目つぶれが生じた場合には、同様にサンドペーパー押え具105をを前方に押し付けることにより、サンドペーパー101を取り外し交換することができる。
更に、従来の研磨紙保持具として、例えば図8に示すように、スティック状に成形したラッピング材107を、その先端108を突出させ載置面109に載置した状態に、固定具110を用いて固定するラッピング材ホルダー111も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−218552号公報
しかしながら、前記従来のサンドペーパー・ホルダー102においては、エンドレスのサンドペーパー101を必ず用いる必要があり、更にその周長や幅をサンドペーパー・ホルダー102に適合させる必要があるので、専用品のエンドレスのサンドペーパー101を用いなければならない問題点があった。又、全周に渡ってサンドペーパー101のサンド面が表向きに保持されているので、該サンド面と接触することにより、研磨等の作業時に作業者の指に傷や汚れが生じる問題点があった。
又、前記従来のラッピング材ホルダー111は、スティック状に成形した研磨材しか用いることができず、可撓性の研磨紙では突出した先端が固定され得ないので、サンドペーパー等の研磨紙を用いることができない問題点があった。
本発明は、上記した事情や問題に鑑みてなされたものであり、エンドレスのサンドペーパー等の専用品の研磨紙を用いることなく、研磨紙を確実に固定し保持し、金型の細部の研磨等の作業を行うことができる研磨紙保持具を提供することを目的とする。
当該目的を達成するために、請求項1に記載の研磨紙保持具は、一端側が先細りになるようにテーパ状に形成されたテーパ部と被研磨面に摺擦する摺擦面とを形成した長尺な保持棒と、該保持棒の摺擦面の幅と略等しい横幅を有する長尺な研磨紙と、該研磨紙の研磨面を表向きにして前記保持棒の摺擦面にその裏面が密着するように前記保持棒の一端側を巻回した状態で、前記研磨紙を前記保持棒のテーパ部に係止する固定具と、を具備してなることを特徴としている。
請求項1に記載の研磨紙保持具によれば、保持棒の摺擦面に研磨紙の裏面が密着するように保持棒の一端側を巻回した状態で、研磨紙を保持棒のテーパ部に係止するので、厚さの異なる研磨紙を研磨紙保持具に確実に係止し保持することができる。又、研磨紙は固定具により保持棒に対して係止され保持されているので、固定具による研磨紙の係止を解除することによって、研磨紙の研磨面の更新や、研磨紙の交換を容易に行うことができる。又、研磨紙保持具に用いる研磨紙は、保持棒の摺擦面の幅と略等しい横幅を有する長尺な研磨紙であればよいので、エンドレス等の専用の研磨紙に限定されない。又、保持棒の摺擦面が研磨紙の幅と略等しいので、被研磨面周辺の部材等に研磨紙保持具が干渉することなく、金型の細部等の研磨を好適に行なうことができる。又、指先に固定具を当接させ研磨紙保持具を保持し研磨等の作業を行えば、研磨紙の研磨面が指先に接触しないので、作業者の指に傷や汚れが生じることを防止することができる。
研磨紙を確実に固定し保持し、金型の細部の研磨等の作業を行うことができる研磨紙保持具を提供するという目的を、エンドレスのサンドペーパー等の専用品の研磨紙を用いることなく実現した。
以下、本発明の実施例に係る研磨紙保持具について図面に基づいて説明する。該研磨紙保持具1は、テーパ部11と摺擦面12とを形成した保持棒10と、長尺な研磨紙20と、該研磨紙20を保持棒10のテーパ部11に係止する固定具30と、を具備してなるものである。
本研磨紙保持具1は、金型の表面研磨の他、金属・木材・セラミック等の仕上げ、溶接仕上げ、自動車板金塗装の仕上げ、錆落とし等の作業に用いられる。該研磨紙保持具1によって、サンドペーパーやラッピング・ペーパー等の同一幅の長尺な研磨紙20を固定し保持し、対象物40の被研磨面、被仕上げ面や被錆落とし面(以下、合せて被研磨面41と称する。)に対して、研磨紙20の研磨面21を摺擦することにより研磨、仕上げ、錆落とし等の作業(以下、合せて研磨作業と称する。)を行うものである。
前記保持棒10は、一端側が先細りになるようにテーパ状に形成されたテーパ部11と、被研磨面41に摺擦する摺擦面12とを形成した長尺なものである。保持棒10は硬質プラスチックを材質とするが、所定以上の強度を有し成形加工の容易な各種金属、木材等を材質としてもよい。
前記テーパ部11は、図1(b)及び図2(b)に示すように、保持棒10の一端側である先端側が先細りになるよう、保持棒10の長手方向に沿って先端側から後端側に向かって厚さが漸次一様に大きくなるようにテーパ状に形成される。テーパ部11の上面11a及び下面11bは、例えば1°〜5°の緩やかな一定傾斜の平滑な面からなる。テーパ部11の長さLは、例えば3〜8cmである。又、テーパ部11の前端と後端との高さの差は、保持する研磨紙20の厚さが異なることを考慮し、例えば1〜5mmである。
前記摺擦面12は、前記テーパ部11に連続して、被研磨面41の形状に対応する形状に形成され、テーパ部11の幅と等しい横幅を有する。本研磨紙保持具1は、摺擦面12として、図1(b)及び図2(b)に示すように、保持棒10の先端に位置するエッジ先端部12aと、保持棒10の先端近傍の下面に位置する下面傾斜部12bとを備える。エッジ先端部12aは、保持棒10の先端に位置する厚さ方向に鋭角な端部を備えた形状からなり、その上面は前記テーパ部11の上面11aから同じ傾斜角度にて連続し形成され、その最先端部に微小の曲面を有する。エッジ先端部12aは、被研磨面41が比較的狭い面であるときに対応する。下面傾斜部12bは、エッジ先端部12aの下面から連続して形成される1〜4cm程度の長さの直線部からなり、その後端は前記テーパ部11の下面11bに連結して形成されるものである。下面傾斜部12bは、被研磨面41が比較的広い一様な面であるときに対応する。更に、摺擦面12は他の形状であってもよい。例えば、図示しないが、保持棒10の先端に位置する略半円形状を摺擦面12とすれば、被研磨面41が比較的大きな曲率半径を有する曲面であるときに対応する。
更に、保持棒10は延長部13を具備することが好ましい。該延長部13は、本研磨紙保持具1を作業者がより持ち易くするために、前記テーパ部11から保持棒10の長手方向の後側に向けて連続し形成されるものであり、形状は任意である。図1(b)及び図2(b)に示す延長部13は、前記テーパ部11の後端と同じ幅と高さにて延長し形成するものである。又、延長部13を含めた保持棒10の全長は、研磨作業に適した長さとすることが好ましく、例えば10〜20cmである。
更に又、保持棒10は延長部13の後端部付近に貫通孔14を具備することが好ましい。該貫通孔14に紐等を環状にして取り付けることにより、研磨紙保持具1の持ち運び等が便利になる。又、保持棒10を数種類の色に着色することが好ましい。例えば、保持する前記研磨紙20の粒度等の種別に合せて、保持棒10の色を変更することによって、研磨紙20の種別を誤り研磨作業することを防止することができる。
研磨紙20は、保持棒10の摺擦面12の幅と略等しい幅を有する長尺なものであり、片面に研磨面21を備える。研磨紙20とは、金属、木材等の研磨、研削加工等に用いる紙であり、和紙、洋紙、布などの片面に研磨材料からなる細粒を接着剤によって固着した研磨面を備える。研磨材料としてアルミナ、炭化珪素、柘榴石、石英などを用い、接着剤として合成樹脂、にわかなどを用いる。研磨紙20として、例えば、サンドペーパーやラッピング仕上げ用のラッピング・ペーパーを用いる。なお、液状、ペースト状、粉末状の研磨材やラッピング材、例えば、ダイヤモンド・コンパウンドやダイヤモンド・ペーストを、和紙や布などに随時付着させながら研磨作業を行なうことがある。このような場合に用いる和紙や布なども、研磨紙20に含まれるものとする。
前記固定具30は、研磨紙20の研磨面21を表向きにして前記保持棒10の摺擦面12に研磨紙20の裏面が密着するように保持棒10の一端側を巻回した状態で、研磨紙20を保持棒10のテーパ部11に係止するものである。本研磨紙保持具1において具体的には、研磨紙20の研磨面21を表向きにして保持棒10の摺擦面12とテーパ部11の上面11a及び下面11bに研磨紙20の裏面が密着するように保持棒10の一端側を巻回した状態で、テーパ部11の上面11a及び下面11bとの間に研磨紙20を圧接し係止する上面31a及び下面31bを有する貫通孔31を、固定具30が具備する。該貫通孔31は、図1(b)及び図3(b)に示すように、その上面21a及び下面21bの傾斜が、テーパ部11の上面11a及び下面11bの傾斜とそれぞれ等しくなるように形成される。テーパ部11の上面11a及び下面11bの各面を研磨紙20が覆い密着した状態で、貫通孔31の上面31a及び下面31bとテーパ部11の上面11a及び下面11bとのそれぞれの間の隙間に研磨紙20を圧接し係止するので、テーパ部11と貫通孔31との上下方向の隙間に研磨紙20が保持される。この隙間は市販の各種研磨紙の厚みの差異を考慮して適切な隙間とすることが好ましく、例えば、0.1〜1mmである。研磨紙20をより確実に保持するために、固定具30は弾性を有することが好ましく、エラストマーやゴム等の弾性材からなる。貫通孔31は、テーパ部11や研磨紙20の幅より少なくとも若干広い幅を有する。
更に、固定具30は、先端側下面に切欠部32を有することが好ましい。前記下面傾斜面12b等を用いて被研磨面41を摺擦し研磨する場合に、被研磨面41の周囲の部材と、固定具30が干渉することを防止するためである。更に又、固定具30は、その上面にすべり止め33を設けることが好ましい。該すべり止め33は、複数の突起からなるものである。
なお、本発明の実施例の変形に係る研磨紙保持具として、テーパ部11や貫通孔31に突起や摩擦面などを設け、研磨紙20の滑り止めとしてもよい。例えば、研磨紙保持具1´に、図4に示すように、保持棒10´のテーパ部11の上面11aに突起15を設けるとともに、該突起15に対応させて、固定具30´の貫通孔31の上面31aに突起34を設ける。突起15と突起34との間に研磨紙20が係止されるので、研磨紙20をより確実に保持することができる。更に、保持棒10´のテーパ部11の下面11bに突起を設けるとともに、該突起に対応させて、固定具30´の貫通孔31の下面31bに突起を設けてもよい。
以下、本研磨紙保持具1を用いた研磨作業について図面に基づいて説明する。保持棒10に研磨紙20を固定具30により係止し保持し、保持棒10の摺擦面12において、研磨紙20の研磨面21を被研磨面41に摺擦し研磨する。
まず、本研磨紙保持具1に保持する研磨紙20を用意する。該研磨紙20は、その幅が保持棒10の摺擦面12の幅と略等しい。又、その長さは、固定具30により研磨紙20を保持棒10に係止するために必要となる長さ以上、すなわち、テーパ部11の上面11aから摺擦面12を介してテーパ部11の下面11bに渡って、保持棒10の周縁面を覆う以上の長さが必要となる。又、研磨紙20の厚さは、テーパ部11と固定具30の貫通孔31との隙間に依存するが、この隙間を市販の各種研磨紙の厚みの差異を考慮した適切な隙間とすることにより、市販の各種研磨紙を用いることができる。これらにより、エンドレスのサンドペーパー等の専用品の研磨紙を用いる必要がなく、例えば、市販の大判のサンドペーパーを作業者が適切な形状に切り取り、そのまま研磨紙20として利用することもできる。
前記所定の研磨紙20を、研磨面21を表向けにして、テーパ部11の上面11a及び下面11bと摺擦面12とに、研磨紙20の裏面が密着するように、保持棒10の一端側を巻回した状態に、人手によって保持棒10に仮固定する。この状態において、図5に示す矢印右方向に、保持棒10の先端から貫通孔31を挿通させ、人力によって固定具30の貫通孔31に研磨紙20を介してテーパ部11を圧入する。これにより、固定部30の貫通孔31とテーパ部11との上下の隙間に研磨紙20が圧接され係止される。固定具30の固定位置は、研磨紙20の厚さにより定まる。
このように研磨紙20を係止した本研磨紙保持具1を用いて研磨作業を行う。保持棒10の摺擦面12に位置する研磨紙20は、その研磨面21を表向きにして、摺擦面12に密着して保持される。該摺擦面12に位置する研磨紙20の研磨面21を、対象物40の被研磨面41に対して摺擦することにより、研磨作業を行う。図6に示すように、摺擦面12として前記エッジ先端部12aを用いると、対象物40の被研磨面41の周囲の部材に干渉することなく細部の被研磨面41を好適に研磨することができる。又、摺擦面12として前記下面傾斜部12bを用いると、一回の摺擦による研磨範囲が広いため、比較的広い被研磨面41を好適に研磨することができる。
作業者が固定具30の上面に設けたすべり止め33に人差し指等の腹を押え付けることによって、摺擦面12に位置する研磨紙20の研磨面21を被研磨面41に強く確実に押し付け摺擦することができ、研磨作業を好適に行うことができる。又、前記従来のサンドペーパー・ホルダー101は、研磨作業時に作業者の人差し指等の腹にサンド面が当たり指に傷や汚れが生じることがあったが、固定具30を設けることによって、作業者の指に傷や汚れが生じることを防止できる。
摺擦面12に位置する研磨面21が目づまり、目つぶれしたことにより、研磨面21を更新する必要がある場合には、図5に示すように、矢印左方向に人力によって固定具30を前方へ押出し研磨紙20の係止を解除し、研磨紙20を矢印左右方向の何れかにスライドさせ、未使用等の好適な研磨面21を摺擦面12に移動させる。固定具30を保持棒10から分離することにより、同様に研磨紙20の交換を容易に行うこともできる。
なお、被研磨面41の形状に対応させて、数種類の幅の研磨紙20を利用できるように、研磨紙20の幅に合せて摺擦面12の幅が例えば1mm〜10mmと異なる数種類の研磨紙保持具1を用意することが好ましい。研磨紙20及び摺擦面12の幅を狭くすることにより、細部の被研磨面41を研磨することができ、一方、研磨紙20及び摺擦面12の幅を広くすることにより、広範囲の被研磨面41を研磨するために要する労力や作業時間を節約することができる。
なお、本願発明の研磨紙保持具は、上述した実施例の研磨紙保持具1の形態に関わらない。例えば、前記テーパ部11の幅は、摺擦面12の幅と同一でなくてもよく、摺擦面12の幅に関わらずテーパ部11の幅を一定にすれば、同一の固定具30を摺擦面12の幅の異なる複数の研磨紙保持具に共用することができる。更に、テーパ部11の上面11a及び下面11bを共に傾斜角度一定に傾斜させるのではなく、テーパ部11の上面11a又は下面11bの片面のみを傾斜させ、他方の面を水平としてもよいし、傾斜角度が一定でなくてもよく、上面11a又は下面11bが曲面からなるものでもよい。更に、保持棒10の延長部13を、テーパ部11や摺擦面12とは異なる材質により構成したり、これらに対して取付け可能なように分割し構成してもよい。更に、貫通孔31の上面31a及び下面31bの傾斜を、テーパ部11の上面11a及び下面11bの傾斜とそれぞれ等しく形成するのではなく、異なった傾斜や水平にして形成してもよい。更に又、保持棒10の片側の先端だけではなく、前後両側の先端にそれぞれ異なる形状の摺擦面12を形成すれば、1つの研磨紙保持具を異なる被研磨面41の形状に対応させ用いることができる。この場合、テーパ部11を保持棒10の2箇所に設けてもよいが、1箇所にて兼用してもよい。
紙状の長尺物を保持する各種保持具に適用できる。
本発明の実施例に係る研磨紙保持具を示し、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は(b)に示したA―A断面を示す断面図である。 図1に示した研磨紙保持具の保持棒を示し、(a)は上面図、(b)は側面図である。 図1に示した研磨紙保持具の固定具を示し、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は(b)に示したA―A断面を示す断面図である。 本発明の実施例の変形に係る研磨紙保持具を示す側面図である。 図1に示した研磨紙保持具の研磨紙を保持及び更新する作業を説明する図である。 図1に示した研磨紙保持具を用いた被研磨面の研磨作業を説明する図である。 従来のサンドペーパー・ホルダーを示す側面図である。 従来のラッピング材用ホルダーを示す側面図である。
符号の説明
1 研磨紙保持具
10 保持棒
11 テーパ部
12 摺擦面
12a エッジ先端部
12b 下面傾斜部
20 研磨紙
21 研磨面
30 固定具
31 貫通孔
32 切欠部
33 すべり止め
40 対象物
41 被研磨面

Claims (1)

  1. 一端側が先細りになるようにテーパ状に形成されたテーパ部と被研磨面に摺擦する摺擦面とを形成した長尺な保持棒と、
    該保持棒の摺擦面の幅と略等しい横幅を有する長尺な研磨紙と、
    該研磨紙の研磨面を表向きにして前記保持棒の摺擦面にその裏面が密着するように前記保持棒の一端側を巻回した状態で、前記研磨紙を前記保持棒のテーパ部に係止する固定具と、
    を具備してなる研磨紙保持具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011079063A (ja) * 2009-10-02 2011-04-21 Fujitsu Ltd 研磨治具及び分析方法

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