JP2005045363A - 端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】各種電気機器と電気的に接続するためのプラグ接続部を備えた端末装置において、プラグ接続部とプラグとの接続部分における曲げモーメントの発生を抑制し、かつ、プラグ接続部に対してプラグを容易に着脱できるようにする。
【解決手段】端末本体50と、該端末本体50を構成する筐体2の内部から外方に開口し、前記筐体2内部に向けてプラグ10を差し込むことにより各種電気機器と電気的に接続する接続端子23を有するプラグ接続部11と、該プラグ接続部11を前記端末本体50に対して前記プラグ10の差し込み方向に直交する軸線回りに揺動自在に連結する連結手段100とを備える端末装置を提供する。
【選択図】 図2
【解決手段】端末本体50と、該端末本体50を構成する筐体2の内部から外方に開口し、前記筐体2内部に向けてプラグ10を差し込むことにより各種電気機器と電気的に接続する接続端子23を有するプラグ接続部11と、該プラグ接続部11を前記端末本体50に対して前記プラグ10の差し込み方向に直交する軸線回りに揺動自在に連結する連結手段100とを備える端末装置を提供する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、各種電気機器と電気的に接続するためのプラグ接続部を備えた携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)、ノートパソコン等の端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯端末装置には、充電器や端末装置等の各種電気機器と電気的に接続して、充電やデータ通信等を行うためのプラグ接続部を備えたものがある。このプラグ接続部は、携帯端末装置を構成する筐体に固定されており、この筐体の内部から外方に開口するように構成されている。したがって、このプラグ接続部に各種電気機器のプラグを差し込んだ状態においては、携帯端末装置と各種電気機器のプラグとが一体的に固定されることになる。
また、プラグとプラグ接続部とを接続するものとしては、自動車の車体パネル等に設けられた第1のコネクタ(プラグ接続部)が、車体パネルに固定されたホルダーと、このホルダーに対して支持部材により弾性的に支持されるコネクタハウジングを備えたものもある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特許第3384676号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の携帯端末装置においては、プラグ接続部が筐体に固定されているため、プラグの差し込み方向に直交する方向の力がプラグとプラグ接続部との接続部分に作用すると、この接続部分に大きな曲げモーメントが発生するという問題があった。なお、この曲げモーメントは、例えば、通話の着信があったときに携帯端末装置を載置した場所から持ち上げた際に発生する。
これに対して、特許文献1に示す構成の場合には、第1コネクタ(プラグ接続部)と第2コネクタ(プラグ)との設置角度がずれている場合でも、支持部材の弾性変形によりコネクタハウジングが傾動変位するため、前記設置角度のズレを修正して曲げモーメントの発生を抑制していた。
しかしながら、この構成においては、これら2つのコネクタを接続する際の破損防止のみ考慮し、2つのコネクタを相互に引き離すことは考慮されていない。すなわち、第1コネクタのコネクタハウジングがホルダーに対して支持部材によりスライド可能に支持される構成となっているため、第2コネクタを引き抜く際に、コネクタハウジングもホルダーから外れてしまう虞があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、プラグ接続部とプラグとの接続部分における曲げモーメントの発生を抑制すると共に、プラグ接続部に対してプラグを容易に着脱できる端末装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、端末本体と、プラグを差し込むことにより他の電気機器と電気的に接続する接続端子を有するプラグ接続部と、該プラグ接続部を前記端末本体に対して前記プラグの差し込み方向に直交する軸線回りに揺動自在に前記端末本体と前記差し込み方向に連結する連結手段とを備えて端末装置を構成したことを特徴とする。
【0006】
この発明に係る端末装置によれば、プラグの差し込み方向に直交する方向の力がプラグとプラグ接続部との接続部分に作用した際には、連結手段によりプラグ接続部が前記差し込み方向に直交する軸線回りに揺動するため、プラグとプラグ接続部との接続部分における曲げモーメントの発生を抑制できる。また、このプラグ接続部は連結手段により端末本体に対してプラグの差し込み方向に連結されているため、プラグ接続部からプラグを引き抜く際に、プラグ接続部が端末本体から離れることがない。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の携帯端末装置において、前記連結手段が、前記プラグ接続部を前記軸線回りの揺動方向の中立位置に付勢する付勢手段を備えることを特徴とする。
この発明に係る端末装置によれば、プラグの差し込み方向に直交する方向の力が、プラグとプラグ接続部との接続部分に作用した際には、プラグ接続部が揺動すると共に付勢手段が前述の力を吸収することになる。そして、この力の作用が無くなった際には、付勢手段の付勢力によりプラグ接続部が中立位置に戻ることになる。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の携帯端末装置において、前記連結手段がユニバーサルジョイントを備え、該ユニバーサルジョイントが、前記差し込み方向に沿う前記プラグ接続部の一端部側に配されることを特徴とする。
この発明に係る携帯端末装置によれば、プラグ接続部は、その一端部側に設けられたユニバーサルジョイント回りに揺動することになる。この構成の場合には、プラグ接続部に対してプラグを脱着する際に、プラグ接続部がプラグの差し込み方向に動くことがないため、プラグをより安定して脱着できると共に、プラグ接続部が端末本体から離れることを確実に防止できる。
【0009】
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の端末装置において、前記連結手段が、前記接続端子と前記端末本体とを電気的に接続する導電部材から形成されることを特徴とする。
この発明に係る端末装置によれば、連結手段を導電部材で形成し、この導電部材によりプラグ接続部と端末本体とを電気的に接続することにより、筐体内部に前述の電気接続用の配線を別個に設ける必要が無くなるため、プラグ接続部周囲の構成を簡素化することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1から図4は本発明に係る一実施形態を示しており、ここで説明する実施の形態は、この発明を携帯電話機に適用した場合のものである。図1に示すように、この実施の形態に係る携帯電話機(端末装置)1は、筐体2の厚さ方向に略直交する表面3に、テンキー、通話キー、終話キー等の各種操作キーを有する操作部4と、各種の情報を表示する表示部5と、通話をするためのスピーカー部6およびマイクロフォン部7とを設けてなるものである。
また、この筐体2の表面3に隣接する側面8,9には、プラグ10を差し込んで充電器、PDA、ノートパソコン等の各種電気機器と電気的に接続するためのプラグ接続部11と、通話用のイヤホンマイク(図示せず)と電気的に接続するためのイヤホンマイク接続部13とがそれぞれ露出して設けられている。また、この筐体2の長手方向の端部には、無線通信を行うためのアンテナ部15が設けられている。
【0011】
プラグ接続部11は、図2に示すように、断面略コ字状に形成されており、プラグ10を差し込むための有底の挿入穴17を形成したケーシング19と、ケーシング19に配された導電性材料からなる複数の接続線21とを備えている。このケーシング19は、その挿入穴17の開口部を筐体2の側面8に形成された貫通孔24に対向させるように配されている。
各接続線21の一端部には挿入穴17の底面17aから突出する突出部23が形成されている。この突出部23はプラグ10の先端部に設けられた接続端子25と電気的に接続するための接続端子となっている。すなわち、プラグ10の接続端子25には挿入孔25aが形成されており、プラグ10をプラグ接続部11に差し込んだ状態において、この挿入孔25aに突出部23が挿入されるようになっている。
また、各接続線21の他端部21aは、ケーシング19の外面側に位置する底壁面19aや側壁面19bに露出しており、筐体2の内部に固定された回路基板25に電気的に接続されるようになっている。
なお、ケーシング19の底壁面19aは、プラグ10の差し込み方向(AB方向)に沿うプラグ接続部11の一端部に位置し、かつ、挿入穴17の底面17aとは反対側に位置する面を示している。また、ケーシング19の側壁面19bは、AB方向に沿って形成された面を示している。
【0012】
前述の回路基板25には、通話機能やメール機能等の各種機能を制御するための各種電子部品(不図示)が搭載されると共に、ケーシング27が固定されている。このケーシング27は、プラグ接続部11を収容する断面略コ字状の穴29を備えており、その穴29の開口部を筐体2の貫通孔24に対向させるように配されている。このケーシング27には、回路基板25の電子部品と電気的に接続するための接続線31が複数設けられている。各接続線31の一端部31aは、穴29の底面29aおよび側面29bにそれぞれ露出しており、プラグ接続部11の各接続線21の他端部21aに対向して配されている。
【0013】
これらプラグ接続部11の底壁面19aに露出する接続線21の他端部21aと、ケーシング27の底面29aに露出する接続線31の一端部31aとは、弾性変形可能なコイルばね(付勢手段)41により連結されている。このコイルばね41は、AB方向に伸縮自在となっており、また、プラグ接続部11をAB方向に直交する軸線回り(CD方向)に揺動させるように弾性的に折り曲げることもできる。すなわち、コイルばね41が折り曲げられた状態においては、プラグ接続部11を中立位置に向けて付勢することになる。ここで、中立位置とは、プラグ10の差し込み方向が筐体2の側面8に直交する方向となるプラグ接続部11の位置を示している。
なお、このプラグ接続部11は、プラグ10を差し込んだ状態において、プラグ10が筐体2の貫通孔24の内壁面24aに接触する位置までコイルばね41により揺動できるようになっている。したがって、貫通孔24の内壁面24aは、筐体2の外方に向けて貫通孔24の面積が漸次拡大するテーパ面に形成しておくことが好ましい。
【0014】
また、これらプラグ接続部11の側壁面19bに露出する各接続線21の他端部21aと、ケーシング27の側面29bに露出する各接続線31の一端部31aとは、弾性変形可能なコイルばね(付勢手段)43により連結されている。このコイルばね43はCD方向に伸縮自在となっており、プラグ接続部11をCD方向に揺動させた際には、このコイルばね43の伸縮基づく付勢力によってプラグ接続部11が中立位置に向けて付勢されることになる。
これらコイルばね41,43は、導電性を有する金属材料(導電部材)から形成されており、プラグ接続部11の接続線21と回路基板25と電気的に接続されている。
これらコイルばね41,43は、プラグ接続部11と、筐体2、回路基板25及びケーシング27により構成される端末本体50とを相互に連結する連結手段100を構成している。
なお、プラグ接続部11は、前述のCD方向に揺動するだけでなく、図3に示すように、AB方向およびCD方向に略直交する方向(EF方向)にも揺動できるようになっている。すなわち、プラグ接続部11は、コイルばね41によってAB方向の基準軸線に対して360°の方向に傾くことができるようになっている。また、コイルばね43は、CD方向に伸縮する位置に配されるだけではなく、EF方向に伸縮する位置にも配されている。
【0015】
以上のように構成された携帯電話機1の使用方法について説明する。
この携帯電話機1とPDAやノートパソコンとの間でデータ通信を行ったり、携帯電話機1に電力を供給したりする場合には、図4に示すように、プラグ10をプラグ接続部11に差し込んで、携帯電話機1と各種電気機器とを電気的に接続する。この際には、プラグ接続部11の突出部23がプラグ10の挿入孔25aに挿入され、プラグ10とプラグ接続部11とが電気的に接続されることになる。この状態においては、プラグ10とプラグ接続部11とが一体的に固定されることになる。
【0016】
この状態において、携帯電話機1を持ち上げる等した際には、CD方向やEF方向に沿う力がプラグ10とプラグ接続部11との接続部分に作用する。この際には、プラグ10およびプラグ接続部11がコイルばね41の弾性変形によってAB方向に直交する軸線回りに揺動すると共に、コイルばね43がCD方向やEF方向にそれぞれ伸縮する。したがって、前述の接続部分に作用する力はコイルばね43の弾性変形により吸収されることになり、プラグ10とプラグ接続部11との接続部分における曲げモーメントの発生が抑制される。
また、この接続部分への力の作用が無くなった際には、コイルばね41,43の弾性変形が復元してプラグ接続部11が中立位置に戻ることになる。
そして、前述のデータ通信や充電が終了した際には、プラグ接続部11からプラグ10を引き抜く。この際には、プラグ接続部11がコイルばね41,43により端末本体50に対して連結されているため、プラグ接続部11が端末本体50から離れることがない。
【0017】
上記のように、この携帯電話機1によれば、コイルばね41,43とその付勢力により、プラグ接続部11を揺動させ、かつ、プラグ10とプラグ接続部11との接続部分に作用する力を吸収することにより、プラグやプラグ接続部において曲げモーメントが発生することを抑制できる。
また、プラグ10を引き抜く際に、プラグ接続部11が端末本体50から離れることがないため、プラグ接続部11に対するプラグ10の着脱を容易に行うことができる。さらに、プラグ接続部11が揺動しても、コイルばね41,43の弾性力によりプラグ接続部11が中立位置に戻るため、プラグ接続部11に対するプラグ10の脱着をより容易に行うことができる。
また、コイルばね41,43は導電性の金属材料から形成されているため、プラグ接続部11と端末本体50に備える各種電子部品との電気的な接続を行うことができる。このため、プラグ接続部11とケーシング27との間に配線を別個に設ける必要が無くなり、プラグ接続部11周囲の構成を簡素化できる。したがって、曲げモーメントの発生を抑制する機構の追加による携帯電話機1の容積増加を抑制すると共に、携帯電話機1の製造コストの削減を図ることができる。
【0018】
なお、上記の実施形態においては、プラグ接続部11の一端部に配された接続線21の他端部21aにコイルばね41を設けるとしたが、これに限ることはなく、少なくともプラグ接続部11をプラグ10の差し込み方向に直交する軸線回りに揺動できる連結手段を設ければよい。すなわち、このプラグ接続部11の一端部に、例えば、図5に示すように、ユニバーサルジョイント42を設けるとしても構わない。なお、このユニバーサルジョイント42は、プラグ接続部11と端末本体50との電気的な接続の観点から、導電性を有する金属材料から構成されることが好ましい。
この構成の場合には、プラグ接続部11に対してプラグ10を脱着する際に、プラグ接続部11がAB方向に動くことがないため、プラグ10をより安定して脱着できると共に、プラグ接続部11が端末本体50から離れることを確実に防止できる。また、プラグ接続部11をAB方向に移動させる空間も不要となるため、ケーシング27の穴29の深さ寸法を小さくして携帯電話機1の小型化を図ることもできる。
【0019】
さらに、CD方向やEF方向に伸縮するコイルばね43により前述の接続部分に作用する力を吸収するとしたが、このコイルばね43に限ることはなく、少なくとも接続部分に曲げモーメントが発生することを抑制できる弾性体であればよい。すなわち、この弾性体は、例えば、導電性を有する金属材料からなる板状バネであってもよいし、ゴムであっても構わない。ただし、この弾性体が、ゴム等から形成される場合には、プラグ接続部11と端末本体50とを電気的に接続する別途配線を設ける必要がある。
また、プラグ接続部11は、コイルばね41やユニバーサルジョイント42によりCD方向およびEF方向に揺動するとしたが、これに限らず、少なくともCD方向およびEF方向のいずれか1つの方向に揺動できればよい。したがって、例えば、プラグ接続部11を揺動させる手段がヒンジにより構成されるとしても構わない。
さらに、プラグ接続部11を揺動させる手段や付勢する手段が、例えば、イヤホンマイク接続部(プラグ接続部)13に適用されるとしても構わない。
【0020】
また、プラグ10、プラグ接続部11やイヤホンマイク接続部13の破損を防止する構成は、1つの筐体2からなる所謂ストレートタイプの携帯電話機1に適用することに限らない。すなわち、前述の構成は、例えば、2つの筐体を折り畳み自在に連結した所謂折り畳み型の携帯電話機や、重ね合わせ可能な2つの筐体をその重ね合わせ方向の軸線回りに相互に回動自在に連結した所謂水平回転型の携帯電話機に適用してもよい。
さらに、前述の構成は携帯電話機に適用することに限らず、PDA、ノートパソコン、据え置き型のパーソナルコンピュータ等の各種端末装置に適用しても構わない。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、プラグ接続部を連結手段により揺動させることにより、プラグとプラグ接続部との接続部分に曲げモーメントが発生することを抑制できる。また、プラグを引き抜く際に、プラグ接続部が端末本体から離れることがないため、プラグ接続部に対するプラグの着脱を容易に行うことができる。
【0022】
また、請求項2に係る発明によれば、プラグ接続部が揺動しても、付勢手段の付勢力によりプラグ接続部を中立位置に戻すことができるため、プラグ接続部に対するプラグの取り付けを容易に行うことができる。また、付勢手段がプラグとプラグ接続部との接続部分に作用する力を吸収するため、この接続部分において曲げモーメントが発生することを確実に抑制できる。
【0023】
また、請求項3に係る発明によれば、ユニバーサルジョイントによりプラグ接続部の一端部と端末本体とを連結することにより、プラグをより安定して脱着できると共に、プラグ接続部が端末本体から離れることを確実に防止できる。
【0024】
また、請求項4に係る発明によれば、プラグ接続部周囲の構成を簡素化できるため、曲げモーメントの発生を抑制する機構の追加による端末装置の容積増加を抑制できると共に、端末装置の製造コストの削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る携帯電話機を示す概略斜視図である。
【図2】図1の携帯電話機において、プラグ接続部を示す拡大断面図である。
【図3】図1の携帯電話機において、プラグ接続部およびケーシングをプラグの差し込み方向から見た概略平面図である。
【図4】図1の携帯電話機において、プラグをプラグ接続部11に差し込んだ状態を示す拡大断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る携帯電話機において、プラグ接続部を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機(端末装置)
10 プラグ
11 プラグ接続部
13 イヤホンマイク接続部(プラグ接続部)
23 突出部(接続端子)
41 コイルばね(付勢手段)
42 ユニバーサルジョイント
43 コイルばね(付勢手段)
50 端末本体
100 連結手段
【発明の属する技術分野】
この発明は、各種電気機器と電気的に接続するためのプラグ接続部を備えた携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)、ノートパソコン等の端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯端末装置には、充電器や端末装置等の各種電気機器と電気的に接続して、充電やデータ通信等を行うためのプラグ接続部を備えたものがある。このプラグ接続部は、携帯端末装置を構成する筐体に固定されており、この筐体の内部から外方に開口するように構成されている。したがって、このプラグ接続部に各種電気機器のプラグを差し込んだ状態においては、携帯端末装置と各種電気機器のプラグとが一体的に固定されることになる。
また、プラグとプラグ接続部とを接続するものとしては、自動車の車体パネル等に設けられた第1のコネクタ(プラグ接続部)が、車体パネルに固定されたホルダーと、このホルダーに対して支持部材により弾性的に支持されるコネクタハウジングを備えたものもある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特許第3384676号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の携帯端末装置においては、プラグ接続部が筐体に固定されているため、プラグの差し込み方向に直交する方向の力がプラグとプラグ接続部との接続部分に作用すると、この接続部分に大きな曲げモーメントが発生するという問題があった。なお、この曲げモーメントは、例えば、通話の着信があったときに携帯端末装置を載置した場所から持ち上げた際に発生する。
これに対して、特許文献1に示す構成の場合には、第1コネクタ(プラグ接続部)と第2コネクタ(プラグ)との設置角度がずれている場合でも、支持部材の弾性変形によりコネクタハウジングが傾動変位するため、前記設置角度のズレを修正して曲げモーメントの発生を抑制していた。
しかしながら、この構成においては、これら2つのコネクタを接続する際の破損防止のみ考慮し、2つのコネクタを相互に引き離すことは考慮されていない。すなわち、第1コネクタのコネクタハウジングがホルダーに対して支持部材によりスライド可能に支持される構成となっているため、第2コネクタを引き抜く際に、コネクタハウジングもホルダーから外れてしまう虞があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、プラグ接続部とプラグとの接続部分における曲げモーメントの発生を抑制すると共に、プラグ接続部に対してプラグを容易に着脱できる端末装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、端末本体と、プラグを差し込むことにより他の電気機器と電気的に接続する接続端子を有するプラグ接続部と、該プラグ接続部を前記端末本体に対して前記プラグの差し込み方向に直交する軸線回りに揺動自在に前記端末本体と前記差し込み方向に連結する連結手段とを備えて端末装置を構成したことを特徴とする。
【0006】
この発明に係る端末装置によれば、プラグの差し込み方向に直交する方向の力がプラグとプラグ接続部との接続部分に作用した際には、連結手段によりプラグ接続部が前記差し込み方向に直交する軸線回りに揺動するため、プラグとプラグ接続部との接続部分における曲げモーメントの発生を抑制できる。また、このプラグ接続部は連結手段により端末本体に対してプラグの差し込み方向に連結されているため、プラグ接続部からプラグを引き抜く際に、プラグ接続部が端末本体から離れることがない。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の携帯端末装置において、前記連結手段が、前記プラグ接続部を前記軸線回りの揺動方向の中立位置に付勢する付勢手段を備えることを特徴とする。
この発明に係る端末装置によれば、プラグの差し込み方向に直交する方向の力が、プラグとプラグ接続部との接続部分に作用した際には、プラグ接続部が揺動すると共に付勢手段が前述の力を吸収することになる。そして、この力の作用が無くなった際には、付勢手段の付勢力によりプラグ接続部が中立位置に戻ることになる。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の携帯端末装置において、前記連結手段がユニバーサルジョイントを備え、該ユニバーサルジョイントが、前記差し込み方向に沿う前記プラグ接続部の一端部側に配されることを特徴とする。
この発明に係る携帯端末装置によれば、プラグ接続部は、その一端部側に設けられたユニバーサルジョイント回りに揺動することになる。この構成の場合には、プラグ接続部に対してプラグを脱着する際に、プラグ接続部がプラグの差し込み方向に動くことがないため、プラグをより安定して脱着できると共に、プラグ接続部が端末本体から離れることを確実に防止できる。
【0009】
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の端末装置において、前記連結手段が、前記接続端子と前記端末本体とを電気的に接続する導電部材から形成されることを特徴とする。
この発明に係る端末装置によれば、連結手段を導電部材で形成し、この導電部材によりプラグ接続部と端末本体とを電気的に接続することにより、筐体内部に前述の電気接続用の配線を別個に設ける必要が無くなるため、プラグ接続部周囲の構成を簡素化することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1から図4は本発明に係る一実施形態を示しており、ここで説明する実施の形態は、この発明を携帯電話機に適用した場合のものである。図1に示すように、この実施の形態に係る携帯電話機(端末装置)1は、筐体2の厚さ方向に略直交する表面3に、テンキー、通話キー、終話キー等の各種操作キーを有する操作部4と、各種の情報を表示する表示部5と、通話をするためのスピーカー部6およびマイクロフォン部7とを設けてなるものである。
また、この筐体2の表面3に隣接する側面8,9には、プラグ10を差し込んで充電器、PDA、ノートパソコン等の各種電気機器と電気的に接続するためのプラグ接続部11と、通話用のイヤホンマイク(図示せず)と電気的に接続するためのイヤホンマイク接続部13とがそれぞれ露出して設けられている。また、この筐体2の長手方向の端部には、無線通信を行うためのアンテナ部15が設けられている。
【0011】
プラグ接続部11は、図2に示すように、断面略コ字状に形成されており、プラグ10を差し込むための有底の挿入穴17を形成したケーシング19と、ケーシング19に配された導電性材料からなる複数の接続線21とを備えている。このケーシング19は、その挿入穴17の開口部を筐体2の側面8に形成された貫通孔24に対向させるように配されている。
各接続線21の一端部には挿入穴17の底面17aから突出する突出部23が形成されている。この突出部23はプラグ10の先端部に設けられた接続端子25と電気的に接続するための接続端子となっている。すなわち、プラグ10の接続端子25には挿入孔25aが形成されており、プラグ10をプラグ接続部11に差し込んだ状態において、この挿入孔25aに突出部23が挿入されるようになっている。
また、各接続線21の他端部21aは、ケーシング19の外面側に位置する底壁面19aや側壁面19bに露出しており、筐体2の内部に固定された回路基板25に電気的に接続されるようになっている。
なお、ケーシング19の底壁面19aは、プラグ10の差し込み方向(AB方向)に沿うプラグ接続部11の一端部に位置し、かつ、挿入穴17の底面17aとは反対側に位置する面を示している。また、ケーシング19の側壁面19bは、AB方向に沿って形成された面を示している。
【0012】
前述の回路基板25には、通話機能やメール機能等の各種機能を制御するための各種電子部品(不図示)が搭載されると共に、ケーシング27が固定されている。このケーシング27は、プラグ接続部11を収容する断面略コ字状の穴29を備えており、その穴29の開口部を筐体2の貫通孔24に対向させるように配されている。このケーシング27には、回路基板25の電子部品と電気的に接続するための接続線31が複数設けられている。各接続線31の一端部31aは、穴29の底面29aおよび側面29bにそれぞれ露出しており、プラグ接続部11の各接続線21の他端部21aに対向して配されている。
【0013】
これらプラグ接続部11の底壁面19aに露出する接続線21の他端部21aと、ケーシング27の底面29aに露出する接続線31の一端部31aとは、弾性変形可能なコイルばね(付勢手段)41により連結されている。このコイルばね41は、AB方向に伸縮自在となっており、また、プラグ接続部11をAB方向に直交する軸線回り(CD方向)に揺動させるように弾性的に折り曲げることもできる。すなわち、コイルばね41が折り曲げられた状態においては、プラグ接続部11を中立位置に向けて付勢することになる。ここで、中立位置とは、プラグ10の差し込み方向が筐体2の側面8に直交する方向となるプラグ接続部11の位置を示している。
なお、このプラグ接続部11は、プラグ10を差し込んだ状態において、プラグ10が筐体2の貫通孔24の内壁面24aに接触する位置までコイルばね41により揺動できるようになっている。したがって、貫通孔24の内壁面24aは、筐体2の外方に向けて貫通孔24の面積が漸次拡大するテーパ面に形成しておくことが好ましい。
【0014】
また、これらプラグ接続部11の側壁面19bに露出する各接続線21の他端部21aと、ケーシング27の側面29bに露出する各接続線31の一端部31aとは、弾性変形可能なコイルばね(付勢手段)43により連結されている。このコイルばね43はCD方向に伸縮自在となっており、プラグ接続部11をCD方向に揺動させた際には、このコイルばね43の伸縮基づく付勢力によってプラグ接続部11が中立位置に向けて付勢されることになる。
これらコイルばね41,43は、導電性を有する金属材料(導電部材)から形成されており、プラグ接続部11の接続線21と回路基板25と電気的に接続されている。
これらコイルばね41,43は、プラグ接続部11と、筐体2、回路基板25及びケーシング27により構成される端末本体50とを相互に連結する連結手段100を構成している。
なお、プラグ接続部11は、前述のCD方向に揺動するだけでなく、図3に示すように、AB方向およびCD方向に略直交する方向(EF方向)にも揺動できるようになっている。すなわち、プラグ接続部11は、コイルばね41によってAB方向の基準軸線に対して360°の方向に傾くことができるようになっている。また、コイルばね43は、CD方向に伸縮する位置に配されるだけではなく、EF方向に伸縮する位置にも配されている。
【0015】
以上のように構成された携帯電話機1の使用方法について説明する。
この携帯電話機1とPDAやノートパソコンとの間でデータ通信を行ったり、携帯電話機1に電力を供給したりする場合には、図4に示すように、プラグ10をプラグ接続部11に差し込んで、携帯電話機1と各種電気機器とを電気的に接続する。この際には、プラグ接続部11の突出部23がプラグ10の挿入孔25aに挿入され、プラグ10とプラグ接続部11とが電気的に接続されることになる。この状態においては、プラグ10とプラグ接続部11とが一体的に固定されることになる。
【0016】
この状態において、携帯電話機1を持ち上げる等した際には、CD方向やEF方向に沿う力がプラグ10とプラグ接続部11との接続部分に作用する。この際には、プラグ10およびプラグ接続部11がコイルばね41の弾性変形によってAB方向に直交する軸線回りに揺動すると共に、コイルばね43がCD方向やEF方向にそれぞれ伸縮する。したがって、前述の接続部分に作用する力はコイルばね43の弾性変形により吸収されることになり、プラグ10とプラグ接続部11との接続部分における曲げモーメントの発生が抑制される。
また、この接続部分への力の作用が無くなった際には、コイルばね41,43の弾性変形が復元してプラグ接続部11が中立位置に戻ることになる。
そして、前述のデータ通信や充電が終了した際には、プラグ接続部11からプラグ10を引き抜く。この際には、プラグ接続部11がコイルばね41,43により端末本体50に対して連結されているため、プラグ接続部11が端末本体50から離れることがない。
【0017】
上記のように、この携帯電話機1によれば、コイルばね41,43とその付勢力により、プラグ接続部11を揺動させ、かつ、プラグ10とプラグ接続部11との接続部分に作用する力を吸収することにより、プラグやプラグ接続部において曲げモーメントが発生することを抑制できる。
また、プラグ10を引き抜く際に、プラグ接続部11が端末本体50から離れることがないため、プラグ接続部11に対するプラグ10の着脱を容易に行うことができる。さらに、プラグ接続部11が揺動しても、コイルばね41,43の弾性力によりプラグ接続部11が中立位置に戻るため、プラグ接続部11に対するプラグ10の脱着をより容易に行うことができる。
また、コイルばね41,43は導電性の金属材料から形成されているため、プラグ接続部11と端末本体50に備える各種電子部品との電気的な接続を行うことができる。このため、プラグ接続部11とケーシング27との間に配線を別個に設ける必要が無くなり、プラグ接続部11周囲の構成を簡素化できる。したがって、曲げモーメントの発生を抑制する機構の追加による携帯電話機1の容積増加を抑制すると共に、携帯電話機1の製造コストの削減を図ることができる。
【0018】
なお、上記の実施形態においては、プラグ接続部11の一端部に配された接続線21の他端部21aにコイルばね41を設けるとしたが、これに限ることはなく、少なくともプラグ接続部11をプラグ10の差し込み方向に直交する軸線回りに揺動できる連結手段を設ければよい。すなわち、このプラグ接続部11の一端部に、例えば、図5に示すように、ユニバーサルジョイント42を設けるとしても構わない。なお、このユニバーサルジョイント42は、プラグ接続部11と端末本体50との電気的な接続の観点から、導電性を有する金属材料から構成されることが好ましい。
この構成の場合には、プラグ接続部11に対してプラグ10を脱着する際に、プラグ接続部11がAB方向に動くことがないため、プラグ10をより安定して脱着できると共に、プラグ接続部11が端末本体50から離れることを確実に防止できる。また、プラグ接続部11をAB方向に移動させる空間も不要となるため、ケーシング27の穴29の深さ寸法を小さくして携帯電話機1の小型化を図ることもできる。
【0019】
さらに、CD方向やEF方向に伸縮するコイルばね43により前述の接続部分に作用する力を吸収するとしたが、このコイルばね43に限ることはなく、少なくとも接続部分に曲げモーメントが発生することを抑制できる弾性体であればよい。すなわち、この弾性体は、例えば、導電性を有する金属材料からなる板状バネであってもよいし、ゴムであっても構わない。ただし、この弾性体が、ゴム等から形成される場合には、プラグ接続部11と端末本体50とを電気的に接続する別途配線を設ける必要がある。
また、プラグ接続部11は、コイルばね41やユニバーサルジョイント42によりCD方向およびEF方向に揺動するとしたが、これに限らず、少なくともCD方向およびEF方向のいずれか1つの方向に揺動できればよい。したがって、例えば、プラグ接続部11を揺動させる手段がヒンジにより構成されるとしても構わない。
さらに、プラグ接続部11を揺動させる手段や付勢する手段が、例えば、イヤホンマイク接続部(プラグ接続部)13に適用されるとしても構わない。
【0020】
また、プラグ10、プラグ接続部11やイヤホンマイク接続部13の破損を防止する構成は、1つの筐体2からなる所謂ストレートタイプの携帯電話機1に適用することに限らない。すなわち、前述の構成は、例えば、2つの筐体を折り畳み自在に連結した所謂折り畳み型の携帯電話機や、重ね合わせ可能な2つの筐体をその重ね合わせ方向の軸線回りに相互に回動自在に連結した所謂水平回転型の携帯電話機に適用してもよい。
さらに、前述の構成は携帯電話機に適用することに限らず、PDA、ノートパソコン、据え置き型のパーソナルコンピュータ等の各種端末装置に適用しても構わない。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、プラグ接続部を連結手段により揺動させることにより、プラグとプラグ接続部との接続部分に曲げモーメントが発生することを抑制できる。また、プラグを引き抜く際に、プラグ接続部が端末本体から離れることがないため、プラグ接続部に対するプラグの着脱を容易に行うことができる。
【0022】
また、請求項2に係る発明によれば、プラグ接続部が揺動しても、付勢手段の付勢力によりプラグ接続部を中立位置に戻すことができるため、プラグ接続部に対するプラグの取り付けを容易に行うことができる。また、付勢手段がプラグとプラグ接続部との接続部分に作用する力を吸収するため、この接続部分において曲げモーメントが発生することを確実に抑制できる。
【0023】
また、請求項3に係る発明によれば、ユニバーサルジョイントによりプラグ接続部の一端部と端末本体とを連結することにより、プラグをより安定して脱着できると共に、プラグ接続部が端末本体から離れることを確実に防止できる。
【0024】
また、請求項4に係る発明によれば、プラグ接続部周囲の構成を簡素化できるため、曲げモーメントの発生を抑制する機構の追加による端末装置の容積増加を抑制できると共に、端末装置の製造コストの削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る携帯電話機を示す概略斜視図である。
【図2】図1の携帯電話機において、プラグ接続部を示す拡大断面図である。
【図3】図1の携帯電話機において、プラグ接続部およびケーシングをプラグの差し込み方向から見た概略平面図である。
【図4】図1の携帯電話機において、プラグをプラグ接続部11に差し込んだ状態を示す拡大断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る携帯電話機において、プラグ接続部を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機(端末装置)
10 プラグ
11 プラグ接続部
13 イヤホンマイク接続部(プラグ接続部)
23 突出部(接続端子)
41 コイルばね(付勢手段)
42 ユニバーサルジョイント
43 コイルばね(付勢手段)
50 端末本体
100 連結手段
Claims (4)
- 端末本体と、プラグを差し込むことにより各種電気機器と電気的に接続する接続端子を有するプラグ接続部と、該プラグ接続部を前記端末本体に対して前記プラグの差し込み方向に直交する軸線回りに揺動自在に前記端末本体と前記差し込み方向に連結する連結手段とを備えることを特徴とする端末装置。
- 前記連結手段が、前記プラグ接続部を前記軸線回りの揺動方向の中立位置に付勢する付勢手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
- 前記連結手段がユニバーサルジョイントを備え、
該ユニバーサルジョイントが、前記差し込み方向に沿う前記プラグ接続部の一端部側に配されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端末装置。 - 前記連結手段が、前記接続端子と前記端末本体とを電気的に接続する導電部材から形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の端末装置。
Priority Applications (1)
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JP2003200660A JP2005045363A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 端末装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007087869A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コネクタ配置構造および電子機器 |
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2003
- 2003-07-23 JP JP2003200660A patent/JP2005045363A/ja not_active Withdrawn
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