JP2005044164A6 - 警報装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 警報器を駆動する1つの受信器に対して複数の携帯用発信器を組み合わせることが可能で、常時、従業員全員の安全を確保することが可能な警報装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 携帯用発信器1からの無線制御により受信器5を介して設置された警報器15を駆動する警報装置において、異なった認証コードID1〜ID4を有する複数の発信器1A〜1Dを識別登録できる受信制御回路12を有する受信器5を備えたことを特徴とするもので、警報器15を駆動する受信器6を会員のみの複数の携帯用発信器1A〜1Dから操作することが可能となり、会員である従業員の全てに携帯用発信器1A〜1Dを持たせて安全が図れる。のみならず、会員外の携帯用発信器により妄りに操作されることが防止できる。
【選択図】 図1
【解決手段】 携帯用発信器1からの無線制御により受信器5を介して設置された警報器15を駆動する警報装置において、異なった認証コードID1〜ID4を有する複数の発信器1A〜1Dを識別登録できる受信制御回路12を有する受信器5を備えたことを特徴とするもので、警報器15を駆動する受信器6を会員のみの複数の携帯用発信器1A〜1Dから操作することが可能となり、会員である従業員の全てに携帯用発信器1A〜1Dを持たせて安全が図れる。のみならず、会員外の携帯用発信器により妄りに操作されることが防止できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯用発信器からの無線制御により受信器を介して設置された警報器を駆動する警報装置に関するもので、従来の定置型のスイッチに連動する警報装置に対して、ID(識別情報)を有する複数の無線携帯用発信器からのスイッチオン情報によって発報する。本発明の警報装置は、コンビニ、銀行、時計店、宝石店、貸金業者等において常備されるとよい。
パチンコ等の遊戯施設やコンビニ、スーパー等の店舗、銀行、時計店、宝石店、貸金業者等にあっては、金銭を扱うことから盗難の被害に逢い易い。特に、終業時等の客足の遠のく時間帯には、不審者により不意を襲われる可能性が高かった。このような不審者に遭遇した場合には、いち早く周囲に危険を知らせたり、不審者を撃退するために警報装置を作動させる必要がある。危険に遭遇した操作者が離れた位置から警報部を作動することができるように、警報部とスイッチ部とを隔離してこれらの間を無線にて遠隔操作するものが提案されている(例えば下記特許文献1参照)。
特開2000−36088号公報(段落0007および0008)
前記特許文献1に開示されたものは、図4に示すように、屋内の要所に配置した熱・煙感知センサ101、防犯感知センサ102等の各種センサから赤外線で送信された情報を赤外線受信機103で感知し、異常が発生した場合、防犯ベル等の警報装置104を作動させ、屋内の要所に配置したカメラ105からの映像信号を通信信号にエンコードするデータ処理部と通信部を有したメインコントローラ106によって、映像および音声情報を自動的にPHS等の無線受発信機107に送信し、これを映像信号にデコードする変換部と、これらの映像情報および音声情報を表示装置108を有したPHS等の無線受発信機107にて受信するものである。メインコントローラ106と無線で接続した別の部屋にあるコードレス通話機の子機で、赤外線受信部110で各種センサからの情報を赤外線にて受ける。この構成により、各センサとメインコントローラ106との間の配線が不要で、離れた安全な場所から無線によってメインコントローラ106すなわち警報部を作動させることが可能となった。
しかしながら、前記従来のセキュリティ装置では、汎用のPHS等の無線受発信機から妄りに警報信号が送出されないように、特定の認証コードにより受信側であるメインコントラーラ106との間が接続されるように構成する必要がある。したがって、発信側を特定の認証コードを保有する唯一つの携帯移動型の発信器に特定する必要があって、複数の発信器を例えば従業員毎に携帯させるようなことは想定されていない。
そこで、本発明は、前記従来の警報装置の課題を解決して、警報器を駆動する1つの受信器に対して複数の携帯用発信器を組み合わせることが可能で、常時、従業員全員の安全を確保することが可能な警報装置を提供することを目的とする。
このため本発明は、携帯用発信器からの無線制御により受信器を介して設置された警報器を駆動する警報装置において、異なった認証コードを有する複数の発信器を識別登録できる受信制御回路を有する受信器を備えたことを特徴とする。また本発明は、前記警報器における警報部が、ブザー、サイレン、音声等の音、パトライト、フラッシュおよびそれらの組合せ等から構成されたことを特徴とする。また本発明は、前記警報部に付設して、放水部あるいは催涙ガス放出部を設置したことを特徴とする。また本発明は、前記認証コードは、会員のみにより書換え可能に構成されていることを特徴とするもので、これらを課題解決のための手段とするものである。
本発明によれば、携帯用発信器からの無線制御により受信器を介して設置された警報器を駆動する警報装置において、異なった認証コードを有する複数の発信器を識別登録できる受信制御回路を有する受信器を備えたことにより、警報器を駆動する受信器を会員のみの複数の携帯用発信器から操作することが可能となり、会員である従業員の全てに携帯用発信器を持たせて安全が図れる。のみならず、会員外の携帯用発信器により妄りに操作されることが防止できる。
また、前記警報器における警報部が、ブザー、サイレン、音声等の音、パトライト、フラッシュおよびそれらの組合せ等から構成されたことにより、発信者が警報部を駆動する受信器からやや離れた安全な位置からでも、ブザー、サイレン、音声等の音、パトライト、フラッシュ等の光およびそれらの組合せからなる警報器を鳴動ないし作動させることで、不審者を撃退することができる。
さらに、前記警報部に付設して、放水部あるいは催涙ガス放出部を設置した場合は、警報と同時に、不審者に対して放水あるいは催涙ガスの放出により、より効果的に撃退することができる。さらにまた、前記認証コードは、会員のみにより書換え可能に構成されていることにより、発信器の増減に対応して、認証コードの追加変更が容易に行うことが可能となる。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明の警報装置の1つの実施例を示すもので、図1は警報装置を構成する発信器と受信器と警報器との概略図、図2は警報装置のブロック構成図、図3は制御フロー図である。本発明の基本的な構成は、図1に示すように、携帯用発信器1からの無線制御により受信器6を介して設置された警報器15を駆動する警報装置において、異なった認証コード、例えばID1〜ID4を有する複数の発信器、例えば1A〜1Dを識別登録できる受信制御回路12を有する受信器6を備えたことを特徴とする。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1に示すように、店舗等の退出口近傍に設置された警報器15は、警報部16と放水部17等を有する。該警報器15は接続線14にて受信器6と接続される。受信器6内には受信制御部7が配設されている。受信制御部7は、アンテナに接続された受信回路11と該受信回路11に接続された受信制御回路12を有する。該受信制御回路12にて生成された駆動信号は接続線14にて接続された警報器15に送出される。前記受信器6における受信制御回路12では、認証コード記憶部9に記憶された認証コードID1、ID2、ID3およびID4を含む電波等を受信した場合にのみ受信判別部10にて判別されて警報駆動信号を発生させることができる。
発信器1は、認証コードID1、ID2、ID3およびID4を含む電波等を発信することができる複数の携帯型発信器1A、1B、1Cおよび1Dから構成される。これらの認証コードは、受信器6内に設けられた認証コード入力部8によって、会員のみにより書換え可能に構成されている。つまり、所定の暗唱番号の入力の下に、認証コード入力部8を操作して、発信器1の増減や変更に対応して認証コードの追加変更を行うことで、警報器15の駆動信号が得られる発信器を登録することができる。好適には、複数の携帯型発信器1A、1B、1Cおよび1Dの認証コードは、異なった認証コードID1、ID2、ID3およびID4とするが、止むを得ない場合には、複数の受信器を1つの認証コードID1のみとすることもできる。
図2は本発明の警報装置のブロック構成図を示すもので、上半分が発信器側、下半分が受信器および警報器側である。発信器において送信スイッチ2を押動すると、認証コード記憶部4に記憶された特定の認証コードを含んだ制御信号が通信制御部3にて生成されて送信部5から空中に電波として放出される。受信器の受信回路11にて該電波を受信すると、電源供給スイッチ13が投入され、受信回路11が駆動される。受信判別部10では受信電波中の認証コードを判別し、受信制御回路12において受信器内の認証コード記憶部9に記憶されたものと判別された受信電波中の認証コードとを比較し、同一であれば、警報部16および放水部17等に警報駆動信号および放水等駆動信号を送出するものである。
図3は本発明の警報装置の制御フロー図を示すものである。ステップS1にて例えば発信器1Cにおける送信スイッチが押されると、ステップS2において認証コードID3を含んだ制御信号が生成されて、電波等として送信される(ステップS3)。受信器側では電波が受信されると(ステップS4)、ステップS5にて、受信器内の認証コード記憶部9に記憶された認証コードID1かどうか判定される。ステップS6、S7、S8にて順次、認証コードID2、ID3、ID4と比較される。認証コードID3が検出されると、ステップS9に移行して、警報部がオンとなり、ブザー、サイレン等の音声、パトロールライト、フラッシュおよびそれらの組合せからなる警報器を鳴動ないし作動させる。次いで、ステップS10に移行し、放水や催涙ガスの放出により、より効果的に不審者を撃退することができる。ステップS11にてリセットスイッチ18(図1)が押されれたことが検出されると、ステップS12に移行して警報部がオフとなり、ブザー、サイレン等の音声、パトロールライト、フラッシュおよびそれらの組合せからなる警報器の鳴動ないし作動が止む。次いで、ステップS13に移行して放水部がオフとなり、放水等が止む。これらの作動停止はリセットスイッチに連動するか、それぞれの適宜の停止ボタンを設置してもよい。これらが完了するとステップS14により初期に戻る。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明の趣旨の範囲内で、携帯用発信器および受信器の形状、形式、およびそれらの間の無線送受信の形態(電波のみならず、光信号でもよい)、無線信号中における認証コードの形態(周波数信号、デジタル信号等)、警報器の形状、形式(警報器が受信器と一体でもよい)、受信制御回路における認証コードの識別形態、警報部における警報形態(ブザー、サイレン等の音声、パトロールライト、フラッシュおよびそれらの組合せ等の他、音楽、振動等適宜の注意喚起手段が採用され得る)、記警報部に付設した放水部あるいは催涙ガス放出部等の放出形態(カラーボールの落下、煙幕の放出等)、認証コードの書換え形態等のついては適宜選定できる。
1 携帯型発信器
1A〜
1D 携帯型発信器
2 送信スイッチ
3 通信制御部
4 認証コード記憶部(発信器)
5 送信部
6 受信器
7 受信制御部
8 認証コード入力部
9 認証コード記憶部(受信器)
10 受信判別部
11 受信回路
12 受信制御回路
13 電源供給スイッチ
14 接続線
15 警報器
16 警報部
17 放水部
18 リセットスイッチ
1A〜
1D 携帯型発信器
2 送信スイッチ
3 通信制御部
4 認証コード記憶部(発信器)
5 送信部
6 受信器
7 受信制御部
8 認証コード入力部
9 認証コード記憶部(受信器)
10 受信判別部
11 受信回路
12 受信制御回路
13 電源供給スイッチ
14 接続線
15 警報器
16 警報部
17 放水部
18 リセットスイッチ
Claims (4)
- 携帯用発信器からの無線制御により受信器を介して設置された警報器を駆動する警報装置において、異なった認証コードを有する複数の発信器を識別登録できる受信制御回路を有する受信器を備えたことを特徴とする警報装置。
- 前記警報器における警報部が、ブザー、サイレン、音声等の音、パトライト、フラッシュおよびそれらの組合せ等から構成されたことを特徴とする請求項1に記載の警報装置。
- 前記警報部に付設して、放水部あるいは催涙ガス放出部を設置したことを特徴とする請求項1または2に記載の警報装置。
- 前記認証コードは、会員のみにより書換え可能に構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の警報装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003278163A JP2005044164A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 警報装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003278163A JP2005044164A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 警報装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005044164A JP2005044164A (ja) | 2005-02-17 |
JP2005044164A6 true JP2005044164A6 (ja) | 2005-11-17 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003278163A Withdrawn JP2005044164A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 警報装置 |
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Country | Link |
---|---|
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-
2003
- 2003-07-23 JP JP2003278163A patent/JP2005044164A/ja not_active Withdrawn
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