JP2005041427A - Collision safety device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は衝突安全装置に関し、特に鉄道車両における対人衝突に有効な衝突安全装置に関する。 The present invention relates to a collision safety device, and more particularly to a collision safety device effective for interpersonal collision in a railway vehicle.
図7は従来の鉄道車両における対人衝突を説明する図である。1’は先頭車両、12は排障器(スカートとも言う)である。先頭車両1の車輪前方に設けられている排障器12は、主に軌道上の自動車や岩石のような大型の障害物との衝突に対し、それらを車体の下に巻き込んだり台車を損傷したりするのを防ぐことを主な目的としている。よって路面電車などを除き、軌道と排障器下端との間隔は比較的広く、ホームから転落した人などを巻き込むのを防ぐ効果はあまり期待できないものである。
FIG. 7 is a diagram for explaining an interpersonal collision in a conventional railway vehicle. Reference numeral 1 'denotes a leading vehicle, and 12 denotes an obstacle (also referred to as a skirt). The
上記の他に本発明に関連する従来技術として、電車の先頭車両に袋状体を畳んだ状態で取り付け、非常時に運転手の操作により袋状体を圧縮空気で膨らませるものが知られる(例えば、特許文献1参照。)。 In addition to the above, as a prior art related to the present invention, there is known a technique in which a bag-like body is attached to a leading vehicle of a train in a folded state, and the bag-like body is inflated with compressed air by a driver's operation in an emergency (for example, , See Patent Document 1).
また他の従来技術として、自動車の先頭に入れ子構造のエアバッグを備え、障害物の速度を検出し、限界距離内かどうか監視すると共にその他の条件を加味して総合的に衝突を予測しエアバッグを作動させるものが知られる(例えば、特許文献2参照。)。 As another conventional technology, a car is equipped with a nested air bag at the top of the vehicle, detects the speed of the obstacle, monitors whether it is within the limit distance, and considers other conditions to comprehensively predict the collision. What operates a bag is known (for example, refer patent document 2).
上述したように従来の技術では、軌道と排障器下端との間隔が広いため、ホームから転落した人などはそのまま車両の下に巻き込まれ、人身事故の被害を大きくする原因となっていた。また、公知文献1はエアバッグにより人を含む被衝突体への衝撃を和らげることはできるものの、衝突後に人を安全な状態に保つことに関して特段の考慮がなされておらず、軌道若しくは路面上に倒れこんだ人を巻き込んでしまうおそれがあった。
As described above, in the conventional technology, since the distance between the track and the lower end of the distracter is wide, a person who falls from the platform is caught under the vehicle as it is, causing a serious injury. In addition, although publicly known
本発明は上記問題点に鑑み、鉄道車両における対人衝突の被害を効果的に防ぐ衝突安全装置を提供することにある。 In view of the above problems, the present invention is to provide a collision safety device that effectively prevents damage from interpersonal collision in a railway vehicle.
上記目的を実現するため本発明の衝突安全装置は、柔軟性を有する袋であるエアバッグと、前記エアバッグに送り込む空気を蓄えるボンベと、前記エアバッグと前記ボンベとの接続を行う弁と、前記弁の開閉を指示するスイッチ手段と、を備える衝突安全装置であって、前記エアバッグは、軌道敷設面に対し垂直方向から見た形状が、中央部分が最も前方に突出していることを特徴とする。 In order to achieve the above object, the collision safety device of the present invention includes an airbag that is a flexible bag, a cylinder that stores air to be fed into the airbag, a valve that connects the airbag and the cylinder, And a switch means for instructing opening and closing of the valve, wherein the airbag has a shape as viewed from a direction perpendicular to the track laying surface, and a central portion protrudes forward most. And
また、前記エアバッグは、進行方向側面から見た形状において、軌道から1メートル以下の位置が最も前方に突出すると共に、連結器を完全に覆い隠すことを特徴とする。 Further, the airbag has a shape viewed from the side surface in the traveling direction, and a position of 1 meter or less from the track protrudes forward most and completely covers the connector.
また、前記エアバッグは、柔軟性の材質からなり人が掴むための複数の取っ手と、上向きに開口し衝突後の人を収容する袋と、を備えることを特徴とする。 In addition, the airbag includes a plurality of handles made of a flexible material and gripped by a person, and a bag that opens upward and accommodates a person after a collision.
また、前記エアバッグは、紐と、前記紐を通すための複数の穴を備え、前記衝突安全装置は運転台からの操作で前記紐を巻き上げる巻き上げ手段を備えることをを特徴とする。 The airbag includes a string and a plurality of holes through which the string passes, and the collision safety device includes a winding unit that winds the string by an operation from a driver's cab.
更に、車両進行方向を撮影するカメラと、前記カメラから入力された映像を画像処理して少なくとも軌道を認識し障害物を検知する画像処理手段と、前記画像処理手段で検知された障害物に対し前記弁の開閉を指示する判断手段と、を備える衝突検知手段を備えたことを特徴とする。 Further, a camera that captures the vehicle traveling direction, an image processing means that performs image processing on the video input from the camera to recognize at least a trajectory and detects an obstacle, and an obstacle detected by the image processing means And a collision detection unit including a determination unit that instructs opening and closing of the valve.
本発明によれば、車両における対人衝突の被害を抑えることができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the damage of the person collision in a vehicle can be suppressed.
以下、実施例を通じて本発明を説明するが、以下の実施例は請求項に係る発明を限定するものではなく、また実施例の中で説明されている特長の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。 Hereinafter, the present invention will be described by way of examples. However, the following examples do not limit the claimed invention, and all combinations of features described in the examples serve as means for solving the invention. It is not always essential.
図1は、本実施例の作動時の概略図である。1は先頭車両、2は軌道である。11a及びbは先頭車両1の先頭部に備えられ緩衝器として機能するエアバッグ、111はエアバッグ11bの底部の少なくともレール接触面に備えられ、エアバッグの破損を防止する補強材である。
FIG. 1 is a schematic view during operation of the present embodiment. 1 is the leading vehicle, and 2 is the track.
エアバッグ11a,11bは柔軟性を有する袋であり、圧縮空気などを送り込んで膨らませる。エアバッグの材質はタイヤチューブのようなゴムでも良いが、必ずしも完全気密である必要はなく、高速な動作のためには軽量で肉薄でかつ強度のある(破れにくい)繊維(例えばナイロン)の類のほうが良い。エアバッグ11の形状は、正面図に示す通り、幅が先頭車両1の車幅とほぼ等しくなっており、衝突の危険の無いものへの無用な接触を避けると共に、駅のホームでも同様に作動できるようになっている。また上面図のように、車幅の中央に相当する部分が突出する形状になっており、側方付近で衝突した人を軌道外に押しのける力が働くようになっている。この車幅方向とエアバッグ側方の輪郭線のなす角(逃げ角)は現実的な範囲内で大きいほどよく、衝突時の力を側方に逃がすことができる。また側面図のように、軌道が敷設された地面から、起立した人の重心の高さと同程度かそれより低い位置が最も前方に突出する形状になっており、これにより衝突された人は、上方に持ち上げられるので、車体の下に巻き込まれにくくなる。
また先頭車両には通常、連結器13が付いておりこれが突出してるが,本実施例では連結器を挟んで上下にエアバッグを2つ備える構成とし、連結器を完全に覆い隠す程度までエアバッグ11a及び11bの中央部分を膨らませるようにする。エアバッグ11aの上面は運転台からの視界をほとんど妨げないような高さになっている。エアバッグ11bの底面は作動時に軌道に接してもよく離れていても良いが、衝突時にはエアバッグが変形し軌道2及びスポイラ12に圧接され、人を車体下に巻き込まないようになっている。なお、人が軌道の中央に車両進行方向に寝転んでいる場合、人はエアバッグ11b及びスポイラ12の下をすり抜けられる。
The
The leading vehicle is usually provided with a
補強材111は、柔軟性を有し摩擦に強い例えば繊維織物であり、エアバッグ11bの底部の少なくともレール接触面に、縫い付け若しくは接着される。
The reinforcing
先頭車両1は、エアバッグ11の破裂、人への損傷を防ぐため、その前面の形状がなるべく滑らかで、前照灯、手すりなどによる突起物が無いことが望ましい。しかし、そのような突起物がある従来車両に本実施例を適用しても本発明の効果は期待できる。
In order to prevent the
スポイラ12は、本実施例においてエアバッグ11bが車体下にもぐりこまないように支える機能も果たす。そのためスポイラの下端の高さは従来と同程度か若干低い方がよく、例えば自動列車制御装置(ATC)において列車の車体下に取り付けられる車上子と同じ高さである。スポイラ12は先頭車両1同様に突起物が無いことが望ましく、ブレーキホースや電磁直通ブレーキの配線は収納し、車両間のその他の通信はケーブルが不要な無線により行うことが望ましい。また、スポイラ12と先頭車両1の間に大きな段差が無いことが望ましい。
In the present embodiment, the
図2は、本実施例の作動前の概略図である。エアバッグ11a,11bはつづら折などで横長に畳込まれて先頭車両の先端に収納されている。収納方法として、先頭車両の前面に収納用の凹所を設けその中にエアバッグを収納し蓋で覆うのが外見上は望ましいが、従来車両に取り付ける場合、図示するように畳み込まれたエアバッグ11を剥き出しのままベルトで拘束する方法が簡便である。ベルトは例えば衣料用のマジックテープ、スナップボタン等の手段で固定され、エアバッグ11が膨らむ力で確実に拘束が解けるようにする。或いは先頭車両1の外部に備えたエアバッグを合成樹脂製の収納カバーで覆い、エアバッグ作動時に外れて落下するようにしても良い。
FIG. 2 is a schematic view before the operation of the present embodiment. The
図3は、本実施例の空圧系の配管図である。14はエアバッグを作動させるときに開く制御弁、15はエアバッグに送る圧縮空気を蓄えるボンベ、16は空気を圧縮するコンプレッサ、17はコンプレッサ或いは他の系への逆流を防止する逆止弁、18はエアバッグに過剰な圧力がかかるのを防止する安全弁、19は作動後のエアバッグの空気を抜く空気抜き弁である。
FIG. 3 is a piping diagram of the pneumatic system of the present embodiment. 14 is a control valve that opens when the airbag is operated, 15 is a cylinder that stores compressed air to be sent to the airbag, 16 is a compressor that compresses air, 17 is a check valve that prevents backflow to the compressor or other system,
次に図3を動作順に説明する。まず平常時はコンプレッサ16により作られた圧縮空気が、逆止弁17を介してボンベ15に送り込まれる。ボンベに蓄えられる圧力は例えば500kPaである。コンプレッサ16は、必ずしも本発明専用に設ける必要は無く、ブレーキ系から供給するようにしてもよく、その際は必要により流量が閾値を越えたときに閉まる遮断弁などを逆止弁17と併用すると良い。
運転手が、軌道上に人を発見すると、運転台のスイッチ(図示しない)を操作することで制御弁14が開き、エアバッグに圧縮空気が送り込まれてエアバッグが膨らむ。スイッチ手段を操作してからエアバッグが完全に膨らむまで1〜2秒以内で済むように、空気の流量が設定されている。つまり、ボンベの圧力、容量、配管やバルブの断面積、配管長が選定される。高速な動作のためにはボンベからエアバッグまでの配管は太く短いほうがよく、エアバッグへの注入口は1つよりも複数設けたほうが膨らみ方も均等になって良い。適度に膨らんだ状態のエアバッグの内圧は高くてもゲージ圧で100kPa以下であり、通常は大気圧と大差ない。圧力が高すぎると衝突時に人にかかる衝撃が強くなりすぎるので、必要に応じて安全弁18によりエアバッグ内の圧力を一定以下に抑えるようにする。安全弁の流量は限られており、衝突の瞬間に安全弁18から抜ける空気は極僅かである。或いは安全弁の作動を積極的に利用して衝突のエネルギーを空気の摩擦熱等に転換しても良い。その後、エアバッグ作動から一定時間後若しくは手動により制御弁14が閉じられる。また、衝突後に人の安全が確保されてから、空気抜き弁19を手動で開けてエアバッグをしぼませる。
Next, FIG. 3 will be described in the order of operation. First, compressed air produced by the
When the driver finds a person on the track, the
本実施例において、エアバッグは横長に取り付ける構造としたが、スポイラが車体と一体に形成された車両のように先頭車両前面とスポイラとの段差がほとんど無い場合は、縦長に取り付けることもできる。またエアバッグの数は2つに限らず、例えば連結器の前方を確実に覆う第3のエアバッグを備えても良い。 In the present embodiment, the airbag is attached to be horizontally long. However, when there is almost no step between the front surface of the leading vehicle and the spoiler as in a vehicle in which the spoiler is formed integrally with the vehicle body, it can be attached vertically. Further, the number of airbags is not limited to two, and for example, a third airbag that reliably covers the front of the coupler may be provided.
本実施例によれば、エアバッグ11を手動で作動させるので、誤動作を避けつつ衝突よりもだいぶ前に衝突を察知してエアバッグを動作させることができる。つまり従来では軌道上に人を発見しても、乗客の安全性や軌道上の人が退避する可能性もあることから直ちに最大制動をせず結果的に衝突してしまうことがあったが、本実施例ではそのような躊躇をせずエアバッグを作動させることで安全性を高めることができる。本実施例のように手動操作及び自動車用のものより膨張が遅い圧縮空気式エアバッグで実現しても、列車は軌道上を走行すること及び外部からの障害物の接近が限定されていることから自動車に比べ危険状況の変化が遅いので、十分対応できる。
According to this embodiment, since the
本実施例の衝突安全装置は、実施例1同様に、柔軟性を有する袋であるエアバッグ11と、エアバッグに送り込む空気を蓄えるボンベ15と、エアバッグ11とボンベ15との接続を行うバルブ14と、前記バルブの開閉を指示するスイッチ手段と、を備える。また、本実施例では軌道上の人を自動で発見するための衝突検知装置を備え、エアバッグ11には衝突後の人の落下を防止する取っ手及び袋を備えることを特徴とする。
Similar to the first embodiment, the collision safety device according to the present embodiment includes an
図4は本実施例のエアバッグの外観図である。エアバッグ11aには衝突した人がつかまるための取っ手113が複数設けられており、ホーム侵入時のように衝突時の速度が低い時は、人はこの取っ手につかまって停車するまで我慢する。取っ手113は柔軟性のある例えば繊維製であり、エアバッグ11aに縫い付けるなどして固定される。取っ手113の数は現実的な範囲で多い方がよく、或いはロープや網を部分的に縫い付け、それらを手でつかめるようにしても良い。この取っ手113は、「溺れる者は藁をも掴む」のことわざのように、生命の危機に瀕した人がおもわず何かをつかんでしまう性質を利用したものであり、常に効果が期待できるわけではない。
FIG. 4 is an external view of the airbag of this embodiment. The
一方エアバッグ11bは、両側端及び下端を縫いつけなどで固定された網114を備え、上端が開口していることから袋として機能する。また、エアバッグ11bは網114の開口付近に円柱状の突起115を備え、突起115の先端と網114の上端の一端が結合している。これによりエアバッグ作動時には前記突起115が前方へ伸張し網の開口を広げるようになっている。衝突時の車両速度が速い場合、衝突された人はエアバッグの上まで跳ね上げられてエアバッグ11の上にとどまるか、側方或いは後方まで跳ね飛ばされるが、エアバッグ11の上に跳ね上げられた後、人がずり落ちても網114の中に収まるので、軌道上への落下を防ぐことができる。袋として機能すれば必ずしも網でなくても良いが、網であれば掴んで体を支えることができる。ただし網の目は人の手足が絡まらないように手足が通らない大きさがよく、例えば1〜5cmである。
On the other hand, the
人身事故が多発するのは駅構内及び踏切であるが、駅構内のように車両速度が遅かったり車両側方に空間が確保できなかったりする場合を除き、人を上方に跳ね上げるよりも側方に押しのけた方が良い場合が多い。そこでエアバッグは、軌道敷設面に対し垂直方向から見ると、中央部分が最も前方に膨らむようにする。エアバッグ両端の逃げ角は大きい方が側方にはじかれ易く、衝突時の衝撃も少なくなるので望ましい。またエアバッグ側方に確実に押しのけられるよう、特許文献1のようにエアバッグを入れ子状にしたり、紐などでエアバッグの変形(衝突とは反対の側面の突出)を制約したりすることで、側方からの変形に対し十分な反発力を生じるようにしても良い。いずれにしても、エアバッグの衝撃吸収効果により車体にじかに衝突するよりは体への損傷が少なくて済むのは確かである。
Personal injury often occurs at stations and railroad crossings, but unless the vehicle speed is slow or there is no space on the side of the vehicle, as in the station, it is more to the side than to jump up. It is often better to push away. Therefore, the air bag is designed so that the central portion inflates most forward when viewed from the direction perpendicular to the track laying surface. A larger clearance angle at both ends of the airbag is desirable because it is easier to be flipped sideways and the impact at the time of collision is reduced. Moreover, by nesting the airbag as in
図5は本実施例の衝突検知装置の構成図である。141は進行方向前方を撮影するカメラ、142は撮影した映像から画像認識により人などの障害物を検知する画像認識部、143は進行方向前方にビームを放射すると共に反射波を検知するアンテナ、144は放射ビームを制御すると共に反射波から障害物の大きさや距離、相対速度などを検知する無線部、145は画像認識部142や無線部144で検知した情報からエアバッグの作動及び運転手への表示を制御する制御部、146は運転手へ衝突の可能性を警告する表示器、147は運転手から手動でエアバッグを作動させるための操作器、14はエアバッグへの圧縮空気の流入を制御する制御弁である。
FIG. 5 is a configuration diagram of the collision detection apparatus of the present embodiment. 141 is a camera that captures the front in the traveling direction, 142 is an image recognition unit that detects an obstacle such as a person by image recognition from the captured image, 143 is an antenna that emits a beam forward in the traveling direction and detects a reflected wave, 144 Is a wireless unit that controls the radiation beam and detects the size, distance, relative speed, etc. of the obstacle from the reflected wave, and 145 is the operation of the airbag and information to the driver from the information detected by the
画像認識部142は、カメラ141の映像からまず軌道2を認識する。軌道は通常曲率を持った鏡面のようになっているので光源がどこにあろうとも再現性良く中央が明るくコントラストの高い線が2本映る。またカメラは先頭車両1に固定されているので、映像上での軌道の下端(手前側)の位置はほぼ固定され、そこを出発点として容易に走行中の軌道を認識できる。軌道は遠くになるにつれて映像上では間隔が狭くなるが、その間隔が予め定める値に達する前に軌道が途絶えたときに、軌道上に障害物があると判断し、そのおよその距離を映像上での軌道の下端からの長さから算出し出力する。また、軌道の下端の中点(2本の軌道の中央)から左右に予め定める角度で傾斜した2本の直線を想定し、その線よりも軌道が逸れた(右に傾斜した線であれば、線と左の軌道とが交差した)点のおよその距離を算出し交差距離として出力する。画像認識は1秒程度かそれ以下の間隔で更新される。
The
アンテナ143は例えばミリ波ホーンアンテナであり、鋭い指向性が車両進行方向に向けられている。アンテナ143は通常、ミリ波への周波数変換部も内蔵している。またドップラー効果による周波数シフトを検出する手段も内蔵しても良い。
The
無線部144は、アンテナにバースト波を発射させるよう信号を出力すると共に、反射波の受信レベル、発射から受信までの時間、周波数シフトを計測する。そして、発射から受信までの時間で距離による減衰を補正した受信レベルの大きさを予め定める閾値と比較し、閾値を上回ったときに障害物と判断する。距離の他、降雨減衰などを考慮しても良い。
The
制御部145は、画像認識部142が障害物を検出すると、車両の現在の走行速度(車軸の回転から得られる)から決まる限界距離と障害物距離とを比較し、障害物が遠いときは表示器146に警告を表示させ、近いときは制御弁148を開放させる。警告表示中に操作器の停止ボタンが押されると、その障害物の検知は無視され、操作器の作動ボタンを押さない限り制御弁は作動しない。また無線部144が障害物を検出すると、画像認識部142が出力する交差距離と無線部144が出力する障害物距離とを比較し、障害物距離が遠いときは何もせず、近いときは警告を発し、更に限界距離よりも近いときは制御弁148を開放させる。このようにすることで、軌道がカーブになっているときでも、軌道傍らの電柱や標識などを障害物と検知するのを防ぐことができる。また画像認識装置は軌道上の小型の障害物(置き石など)も検知することができる。
When the
また実施例1同様、画像認識部142及び無線部144が何も検出しなくても運転手により作動ボタンが操作されたときは直ちに制御弁148を開放させる。またエアバッグ作動後に停止ボタンを押すと空気抜き弁19を開放してエアバッグをしぼませるようにしても良い。
Similarly to the first embodiment, even when the
本実施例の衝突安全装置は、実施例2と同様の構成であるが、レーダの換わりにカメラを2台備えステレオ視すると共に、画像認識部だけで軌道上の障害物を的確に認識できるようにした点、及びエアバッグを収納するためにエアバッグに紐を通すと共に紐の巻き上げ機構を備えた点で実施例2と異なる。 The collision safety device according to the present embodiment has the same configuration as that of the second embodiment, but includes two cameras instead of the radar so that a stereo view can be obtained, and an obstacle on the orbit can be accurately recognized only by the image recognition unit. The second embodiment is different from the second embodiment in that a string is passed through the airbag to accommodate the airbag and a string winding mechanism is provided.
本実施例の衝突検知装置は、カメラ141a及び141b、画像認識部142’、制御部145、表示器146、操作器147、制御弁148、固定解除器149からなる。カメラ141a及び141bは一定の間隔で且つ通常は平行に向けられて、ステレオカメラを構成する。物体を識別するためにはモノクロよりもカラーカメラ、赤外線カメラ或いはそれらの組み合わせの方が良い場合がある。またダイナミックレンジが大きく、レンズは焦点深度が深い方が良い。
The collision detection apparatus of this embodiment includes cameras 141a and 141b, an image recognition unit 142 ', a
画像認識部142’は少なくともカメラ141a若しくは141bの画像から実施例2同様に自車の走行する軌道を抽出する。また、軌道上の各点に対し軌道の(映像上での)幅を求め、その幅に一定の定数を乗じた長さで且つ、一定の角度で軌道の両側方斜め上の方向の位置を求め、その点を結んだ線の内側の領域つまり軌道付近のみで次の画像処理を行うようにする。一定の定数は例えば0.5であり、領域はほぼ台形状になる。次の画像処理では、明るさや色相などの変化により輪郭を検出し軌道上の物体を認識する。そしてその物体及び物体の背景の距離をステレオ視の原理に基いて算出する。前記一定の定数や角度は電柱や標識その他の軌道傍らの設備を除外するように設定されるが、それが難しい場合、物体認識の段階で電柱や設備に特徴的な色や形状を障害物として認識しないように処理しても良い。例えば物体が灰色でかつ垂直方向の輪郭が検出されたときは障害物と認識しない。また側壁やホームのように軌道にほぼ平行で連続的に遠近が検出される物体も障害物として検出しないようにするのが望ましい。例えば映像の左下から中央に向かう直線(曲率の小さな曲線)を検出したときはその外側を画像処理する領域から除外する。また、距離を算出する物体の背景として、距離に差が生じ易いように物体の上部若しくは左右の背景を使う。そして物体と背景との距離に、誤差の範囲を超える差が検出されたときはそこに障害物があると判断する。これにより影などを除外できる。最後に、障害物距離及び障害物の映像上での大きさ(面積)を出力する。 The image recognizing unit 142 'extracts at least the image of the camera 141a or 141b from the trajectory along which the host vehicle travels as in the second embodiment. In addition, the width of the trajectory (on the image) is obtained for each point on the trajectory, and the position of the width obtained by multiplying the constant by a constant and obliquely on both sides of the trajectory at a constant angle. Then, the next image processing is performed only in the area inside the line connecting the points, that is, in the vicinity of the trajectory. The constant constant is 0.5, for example, and the region is substantially trapezoidal. In the next image processing, a contour is detected based on changes in brightness, hue, etc., and an object on the trajectory is recognized. Then, the distance between the object and the background of the object is calculated based on the principle of stereo vision. The constants and angles are set so as to exclude utility poles, signs, and other equipment along the track, but if this is difficult, the characteristic colors and shapes of the utility poles and equipment are considered as obstacles at the object recognition stage. You may process so that it may not be recognized. For example, when an object is gray and a vertical contour is detected, it is not recognized as an obstacle. Also, it is desirable not to detect an object such as a side wall or a platform that is substantially parallel to the track and whose distance is detected continuously as an obstacle. For example, when a straight line (curve with a small curvature) from the lower left to the center of the video is detected, the outside is excluded from the image processing area. In addition, as the background of the object for calculating the distance, the background of the upper part or the left and right of the object is used so that a difference in distance is likely to occur. When a difference exceeding the error range is detected in the distance between the object and the background, it is determined that there is an obstacle there. This can eliminate shadows and the like. Finally, the obstacle distance and the size (area) of the obstacle on the image are output.
制御部145は実施例2同様、画像認識部の出力する障害物距離から表示器146への表示及び制御弁147の開閉を行う。また、表示器に警告を表示するのと同時に固定解除器149に巻き上げ機の固定を解除させる。
As in the second embodiment, the
図6は本実施例のエアバッグの外観図である。エアバッグ11c及び11dは夫々束ね紐116を通すための穴117を複数有する。穴117は、図示するようにエアバッグに帯状の繊維を縫い付けてエアバッグと帯とで穴を形成するようにしても良く、或いは穴として鳩目金具などを施した布片を縫い付けても良い。エアバッグ11c及び11dはまた、夫々束ね紐116を有する。束ね紐の一端は夫々のエアバッグの下方に縫い付けられ、もう一端は巻き上げ機(図示しない)に取り付けられている。束ね紐は対応する穴に順じ通されており、束ね紐を巻き上げ機によりエアバッグ取付部の上部から巻き上げるとエアバッグを束ねられるようになっている。束ね紐の数は図6では2本ずつ備えているがこれに限らない。また巻き上げ機は手動でも自動でも良い。巻き上げ機はエアバッグの作動の前に固定解除器149により巻き戻りを阻止している爪が解除され、束ね紐116は自由に引き伸ばせるようなり、エアバッグは問題なく膨らむことができる。また空気抜き弁19も運転台から操作できるようになっており、エアバッグを作動させた後、空気抜き弁19によりエアバッグを萎ませ、巻き上げ機によりエアバッグを束ねることができるので、エアバッグ作動後も遅延なく列車の運行を続けることができるとともに、再び軌道上に人を見つけたときにエアバッグを作動させることができるので、エアバッグ作動に対する躊躇がより少なくなる。
FIG. 6 is an external view of the airbag of this embodiment. Each of the
本発明の適用は鉄道に限定されるものではなく、エアバッグの作動を高速化すれば自動車特にキャブオーバ式のトラックやバスにも好適となる。 The application of the present invention is not limited to railways, and if the speed of the operation of the air bag is increased, it will be suitable for automobiles, particularly cab-over type trucks and buses.
1…先頭車両、2…軌道、11…エアバッグ、12…排障器(スポイラ)、13…連結器、14…制御弁、15…ボンベ、16…コンプレッサ、17…逆止弁、18…安全弁、19…空気抜き弁、
111…補強材、112…バンド、113…取っ手、114…網、115…突起、116…束ね紐、117…穴。
DESCRIPTION OF
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記エアバッグは、軌道敷設面に対し垂直方向から見た形状が、中央部分が最も前方に突出していることを特徴とする衝突安全装置。 A collision comprising: an airbag that is a flexible bag; a cylinder that stores air to be sent to the airbag; a valve that connects the airbag and the cylinder; and switch means that instructs opening and closing of the valve A safety device,
The collision safety device according to claim 1, wherein a shape of the airbag as viewed from a direction perpendicular to the track laying surface has a central portion protruding most forward.
前記衝突安全装置は運転台からの操作で前記紐を巻き上げる巻き上げ手段を備えることをを特徴とする、請求項1記載の衝突安全装置。 The airbag includes a string and a plurality of holes for passing the string,
2. The collision safety apparatus according to claim 1, wherein the collision safety apparatus includes a winding unit that winds up the string by an operation from a driver's cab.
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