以下に、本発明における一実施の形態について、図面を参照にして詳細に説明する。本発明は、任意の電子機器に適用できるが、以下では、好適な実施の形態として、折り畳み可能なカメラ付携帯電話機1(以下、携帯電話機と呼ぶ。)について説明する。尚、以下では折り畳み可能な携帯電話機が示されているが、この形態に限定されるものではなく、例えば、ストレート式の携帯電話機の場合でも良い。
先ず、図1は本発明の一実施の形態である携帯電話機の(A)開いた状態での内側(キー面)から見た概観図、(B)閉じた状態での外側、(C)閉じた状態での外側から見た概観図であり、図2は同携帯電話機の電気的構成を説明する概略機能ブロック図である。
図1に示す如く、例えば、スピーカ2は携帯電話機1の蓋部内側の上方中央に、マイク3は本体部内側の下方中央にそれぞれ配置されている。また、入力手段としてのキー操作部18は、例えば、各種機能の決定や選択を行う決定キー18A、カメラモードを起動させるカメラキー18B、電源投入するための電源キー18C、各種機能や画像の選択を上下および左右方向に行える十字キー18D、メールモードを起動させるメールキー18E、数字や文字の入力に主に用いられる数字・文字キー18F等から構成されている。
そして、表示手段としての表示部17は、スピーカ2が配置されている蓋部内側に四角形状で配置されており、第2表示部4は四角い形状で蓋部外側の中央付近に配置されている。更に、撮像部12は、蓋部外側のヒンジ近くの中央付近に配置され、閉じた状態でも第2表示部4で被写体を確認しながら撮影ができる。また、背面キー4は第2表示部4の下方に配され、閉じた状態でシャッタキーとして使用され、使用者が自らを撮影するのに適している。開いた状態で撮影する場合は、第1表示部17あるいは第2表示部4で被写体を確認しながら、キー操作部18のシャッタキーを押下することで撮影することができる。
図1(C)を参照して、キー操作部18が形成された面の裏面には、スピーカー13が備えられている。このスピーカ−13は、通話やメールを受信した際に、受信を示す音声を発生させる。
図2を参照して、本発明の電子機器である携帯電話の電気的構成を説明する。本実施の形態の携帯電話機1は、主に、制御部11、撮像部12、画像処理部13、メモリ14、表示ドライバ部16、表示部17、バックライト20、キー操作部18、アンテナ22、無線部23、通信制御部24、スピーカー13、バイブレータ9を備えている。
制御手段としての制御部11は、携帯電話機1を構成する各部位の動作を制御し、例えば、画像処理部13、表示部17、バックライト20等を制御する。撮像部12は、撮像レンズと、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサあるいはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子と、RGBの3色のカラーフィルタとを備える。撮像部12は、被写体で反射されて撮像レンズに入射した光を、カラーフィルタを通してRGBの3色光にし、RGBの3色光をそれぞれ前記撮像素子によって電気信号に変換する。更にまた、制御部11は、バイブレータ9およびスピーカー13の動作を制御している。
画像処理部13は、増幅部、A/D(アナログ/デジタル)変換部、信号処理部からなる。増幅部は、撮像部12から送られてくるRGBに対応した電気信号を増幅し、A/D変換部に送る。A/D変換部は、増幅部で増幅されたRGBに対応した電気信号(アナログ)をデジタル信号に変換して画像データを出力し、信号処理部に送る。信号処理部は、A/D変換部から送られてくる画像データに対して、画素の補間処理などの信号処理を行う。また信号処理部は、制御部11から送られてくる制御信号に基づいて、信号処理を施した画像データをメモリ14に送る。
記憶手段としてのメモリ14は、登録データが格納されている。この登録データは、名称とこの名称に関連付けられた情報から成り、具体的には、電話番号、住所、画像、メールアドレス等から構成されている。また、メモリ14は、信号処理部から送られてくる画像データを記憶している。更にまた、メモリ14は、情報格納用の第1のメモリと、一時的にメモリが格納される第2のメモリとから構成されても良い。例えば、第2のメモリでは、時間的に古い画像データは消去する、あるいは最も新しい画像データを上書きすることで一時的に画像データを記憶する。
制御部11は、表示ドライバ部16に制御信号を送信するとともに、メモリ14に記憶された画像データを、表示ドライバ部16に送る。表示ドライバ部16は、表示部17に表示しようとする画像データに従って、表示部17の各画素電極に対して駆動電圧を印加する。表示部17は、液晶ディスプレイおよびEL(Electro Luminescence)ディスプレイなどで実現され、表示ドライバ部16を介して送られてくる画像データに基づく画像を表示する。
バックライト20は、発光素子である発光ダイオードなどから構成され、表示部17を背面より照明する。バックライト20の点灯、消灯の制御および輝度調整などの制御は、制御部11によって行われる。尚、バックライト20は、使用者によって消灯するための所定の操作が行われるまで点灯する構成としてもよいし、点灯してから所定時間が経過すると消灯する構成としてもよい。
入力手段としてのキー操作部18は、数字および文字を入力するための数字・文字キー18Fキーなどから構成される。数字・文字キー18Fは、3×4に配置されて、使用者の入力が容易なように等間隔にマトリックス状に配置されている。
十字キー18Dは、ポインティングデバイスとして機能し、パーソナルコンピュータのマウスあるいはパッドに相当する機能を有する。従って、十字キー18Dを用いることにより、機能あるいは画像等の選択を直感的に行うことができる。また、十字キー18Dの代替として、突起状あるいはダイヤル型のキーを、ポインティングデバイスとして備える携帯電話も、本発明の範囲である。
アンテナ22は、無線電波を介して基地局と無線通信を行うときに、音声データ、文字データおよび画像データなどを送受信する。無線部23は、受信時は、基地局からアンテナ22を介して受信したデータを復調し、送信時は、通信制御部24から送られてくる文字データおよび画像データなどを変調して増幅し、アンテナ22を介して基地局に送信する。通信制御部24は、無線部23が復調した文字データおよび画像データなどの受信データを所定の通信プロトコルに基づいて制御部11に送る。無線部23、通信制御部24を介して受信した相手先からの受信データは、メモリ14に記憶される。また、上記したアンテナ22、無線部23および通信制御部24は、本発明では受信手段として機能する。従って、使用者の操作により、あるいは、定期的に且つ自動に、メールサーバーとの電子メールのやり取りを、受信手段により行うことができる。
次に、図3以降を参照して、上記した携帯電話の動作を説明する。
図3から図6を参照して、数字入力を伴う携帯電話の動作を説明する。図3および図4は、本発明の携帯電話の動作を示すフローチャートである。図5および図6は、当該フローチャートの各ステップに於ける表示部17の表示状態を示す図である。
図3を参照して、ステップS1では、数字・文字キー18Fを用いて数字の入力を行う。ここで、音声による入力を行っても良い。また、数字の入力を行う前では、表示部17は待ち受けの状態に成っており、この状態を図5(C)に示している。
ステップS2では、ステップS1にて入力された数字が表示部17に表示される。1例として、図5(B)では2桁の数字「19」が表示されており、図5(D)では8桁の数字「20030519」が表示されており、図5(F)では4桁の数字「0519」が表示されている。更に、表示部17の下方に所望の機能とリンクされた機能アイコン20が複数個表示される。具体的には、電卓機能、スケジュール機能であるPIM(Personal Information Manager)、および、メニューの機能とリンクされた機能アイコン20が表示されている。
ステップS3では、電卓機能の選択を行うか否かの判断を行う。電卓機能が選択された場合は(ステップS3のYES)、電卓機能を実行するステップS16に移行し、ENDに至る。電卓機能が選択されなかった場合は(ステップS3のNO)、S4に移行する。
ステップS4では、スケジュール機能であるPIMが選択されたか否かの判断を行う。PIMが選択された場合(ステップS4のYES)は、Aに移行する。この状態を図5(E)に示している。入力された数字データにて指定された月のカレンダーが表示部17に表示され、指定された日にフォーカスが当てられ、暫定的に選択されている。Aに移行した後のステップの詳細は、図4および図6を参照して説明する。
ステップS5では、メニュー機能が選択されたか否かの判断を行う。メニュー機能が選択された場合(ステップS5のYES)は、ステップS6に移行する。メニューが選択されなかった場合(ステップS5のNO)は、使用者が何も選択しなかったことになるので、ステップS1に移行する。
ステップS6では、表示部17にサブメニューの表示を行う。この状態を図5(A)に示す。ここでは、電話帳登録、発信、184発信、186発信、国際電話選択、タイマー開始、および、クイックアラームの項目がサブメニューのダイアログに表示されている。そして、個々の項目の先端には、1)から7)の数字が表示されている。ここで、入力された数字が4桁の数字の時のみに、「クイックアラーム」の選択を可能にしても良い。即ち、入力された数字が4桁の数字の時以外は、クイックアラームの項目をグレーアウトするようにしても良い。
ステップS7では、サブメニューのダイアログに表示された項目から1つを選択する。この選択は、上記した1)から7)の数字を選択することにより機能の選択を行うことができる。具体的には、数字・文字キー18F、または、十字キー18Dによりこの選択を行うことができる。
ステップS8では、クイックアラーム機能を選択したか否かの判断を行う。クイックアラーム機能を選択した場合(ステップS8のYES)は、ステップS9に移行する。クイックアラーム以外の機構を選択した場合(ステップS8のNO)は、選択した機能を実行する。
ステップS9では、数字データを時刻データに置換する。入力された数字データが4桁の数字データ「0519」であった場合は、最も近い将来の5時19分の時刻データに変換される。具体的には、2003年5月12日の4時に、4桁の数字データ「0519」を時刻データに変換する場合は、2003年5月12日の5時19分に対応する時刻データに変換される。そして、2003年5月12日の5時19分から2003年5月13日の5時18分の間に、4桁の数字データ「0519」を時刻データに変換する場合は、2003年5月13日の5時19分に対応する時刻データに変換される。ここでは、入力された数字データの上2桁を時、下2桁を分として置換するが、上2桁が「24」以上または下2桁が「60」以上のときに置換不可と判断する。
また、入力された数字データが2桁の数字データ「19」であった場合は、最も近い将来の19分に対応する時刻データに変換される。具体的には、2003年5月12日の4時19分から2003年5月12日の5時18分の間に、2桁の数字データ「19」を時刻データに変換する場合は、2003年5月12日の5時19分に対応する時刻データに変換される。ここでは、入力された2桁の数字データを分として置換するが、その数字データが「60」以上のときに置換不可と判断する。
ステップS10では、上記置換が成功したか否かの判断を行う。上記置換に成功しなかった場合(ステップS10のNO)は、ステップS17に移行する。上記置換に成功した場合(ステップS10のYES)は、ステップS11に移行する。
ステップS17では、上記置換に失敗した旨のエラー表示を表示部17に行う。次に、ステップS18に移行して所定時間経過したか否かの判断を行う。所定時間が経過した場合(ステップS18のYES)は、ENDに至る。そして、所定時間が経過していない場合(ステップS18のNO)は、直前のステップであるステップS17に移行する。即ち、ステップS17およびステップS18にて、所定の時間の間、エラーメッセージの表示を行う。
ステップS11では、図5(H)を参照して、表示部17に新規登録の画面を表示する。具体的には、スケジュール登録するか否かの判断を使用者に求める旨のメッセージが、新規登録のダイアログに表示される。また、表示部17の下部には、機能アイコン20が表示されている。
ステップS12では、「戻る」を示す機能アイコン20が選択されたか否かの判断を行う。「戻る」を示す機能アイコン20が選択された場合(ステップS12のYES)は、ステップS1に移行する。そして、「戻る」を示す機能アイコン20が選択されない場合(ステップS12のNO)は、ステップS13に移行する。
ステップS13では、「いいえ」が選択されたか否かの判断を行う。ここで、「いいえ」とは、図5(H)を参照して、スケジュールの新規登録を行うダイアログの内部に表示された機能アイコンである。「いいえ」が選択された場合(ステップS13のYES)は、ENDに移行する。「いいえ」が選択されなかった場合(ステップS13のNO)は、ステップS14に移行する。
ステップS14では、「はい」を選択したか否かの判断を行う。ここで、「はい」とは、図5(H)を参照して、スケジュールの新規登録を行うダイアログの内部に表示された機能アイコンである。「はい」が選択された場合(ステップS14のYES)は、S15に移行する。「はい」が選択されなかった場合(ステップS14のNO)は、S11に移行する。即ち、スケジュールの新規登録を行うダイアログの内部に表示された機能アイコンの「はい」または「いいえ」のいずれかが選択されるまで、スケジュールの新規登録を行うダイアログが連続して表示部17に表示されても良い。
ステップS15では、スケジュールの登録を行う。即ち、日時データとして「登録時点の年月日と置換された時刻を」、分類として「予定」を、アラームとして「ON」を、画像として「無し」を、シークレットとして「OFF」を、内容として「クイックアラーム」を設定したものをスケジュール登録する。このステップが終了したらENDに至る。即ち、表示部17には待ち受け画面が表示され、この状態を図5(I)に示している。
次に図4および図6を参照して、上記ステップS4にてYESを選択した後の、携帯電話の動作を説明する。即ち、数字の入力を行った後に、スケジュール機能であるPIM機能を選択した場合の携帯電話の動作を説明する。
ステップS20では、入力された数字データが2桁であるか否かの判断を行う。入力された数字データが2桁である場合(ステップS20のYES)は、ステップS31に移行し、年月データに対応するデータを加算する。ここで、年月データとは、使用者が2桁の数字を入力した時点での年月に対応するデータを加算する。例えば、2003年5月に於いて、使用者が2桁の数字「19」の入力を行った場合は、2003年5月19日に対応する数字データが生成される。この後は、ステップS33に移行する。また、入力された数字が2桁の数字でない場合(ステップS20のNO)は、ステップS21に移行する。
ステップS21では、入力された数字データが4桁であるか否かの判断を行う。入力された数字データが4桁である場合(ステップS21のYES)は、ステップS32に移行し、年データに対応するデータを加算する。例えば、2003年に於いて、使用者が2桁の数字「0519」の入力を行った場合は、2003年5月19日に対応する数字データが生成される。この後は、ステップS33に移行する。また、入力された数字が2桁の数字でない場合(ステップS21のNO)は、ステップS22に移行する。
ステップS22では、入力された数字が8桁の数字であるか否かの判断を行う。入力された数字が8桁の数字である場合(ステップS22のYES)は、その8桁の数字が年月日を示しているので、ステップS33に移行する。入力された数字が8桁の数字でない場合(ステップS22のNO)は、入力された数字の桁数が不正であるので、ステップS23に移行する。
ステップS23では、入力された数字が不正である旨のメッセージを表示部17に表示して、ステップS24に移行する。そして、ステップS24では、所定時間が経過したか否かの判断を行い、所定時間が経過していない場合(ステップS24のNO)は、ステップS23に戻る。所定時間が経過した場合(ステップS24のYES)は、ENDに至る。従って、所定時間の間、エラーメッセージが表示される。
ステップS33では、数字データを年月日データに置換する。即ち、ステップS33までのステップで生成された年月日を示す8桁の数字データを年月日データに置換する。最初の4桁を西暦の年データに置換し、次の2桁を月データに置換し、最後の2桁を日データに置換する。そしてステップS34に移行する。
このステップでは、入力数字の上4桁を年、次の2桁を月、下2桁を日として置換するが、次のような場合に於いては置換不可と判断する。
・上1桁が「2」以外の場合。
・上から5および6桁目が「13」以上、または、下2桁が「31」以上の場合。
・下4桁が「0229」、「0230」、「0231」、「0431」、「0631」、「0931」、「1131」の場合。但し、上4桁が「2000+(4の倍数)」の時の「0229」に付いては置換可能と判断する。
ステップS34では、ステップS33での置換が成功したか否かの判断を行う。具体的には、月に対応する桁の数字データが13以上の数字である場合や、日に対応する桁の数字データが32以上の数字である場合等に、ステップS33での置換が成功しない。そして、置換が成功した場合(ステップS34のYES)は、ステップS35に移行する。また置換が成功しなかった場合(ステップS34のNO)は、エラーの表示を行うステップS23に移行する。
ステップS35では、表示部17にカレンダーの表示を行う。例えば、図6(B)に示すように、2003年に於いて、4桁の数字「0512」を入力してから「PIM」を選択した場合は、図6(C)に示すように、2003年5月のカレンダーが表示部17に表示され、その月の19日が暫定的に選択されフォーカスされている。そして、図6(D)に示すように、8桁の数字「20030519」を入力して「PIM」を選択した場合は、図6(E)に示すように、その数字に対応する年月である2003年5月のカレンダーが表示され、その数字データに対応する日である19日がフォーカスされている。また、図6(C)の状態で、十字キー18D等を操作して下方向を指定することにより、フォーカスの位置を、12日から19日に移動させることができる。また、表示部17の下部に3つの機能アイコン20が表示され、各々が、アイコンを登録する機能、その日の詳細を表示させる機能、および、メニューを表示させる機能とリンクされている。
ステップS36では、「表示」機能とリンクされた機能アイコン20を選択したか否かの判断を行う。「表示」機能が選択された場合(ステップS36のYES)は、ステップS25に移行する。そして、「表示」機能が選択されなかった場合(ステップS36のNO)は、ステップS37に移行する。
ステップS37では、「アイコン」機能とリンクされた機能アイコン20を選択したか否かの判断を行う。「アイコン」機能が選択された場合(ステップS37のYES)は、ステップS38に移行する。そして、「アイコン」機能が選択されなかった場合(ステップS37のNO)は、ステップS35に移行する。
ステップS38では、図6(G)を参照して、アイコンの分類選択を行う画面を表示させる。ここでは、分類の項目を表示させるためのダイアログが表示部17に表示され、分類を示す8個の項目が表示されている。具体的には、分類を示す項目である、1)予定、2)プライベート、3)休日、4)旅行、5)仕事、6)会議、7)食事、および、8)ドライブ等が表示されている。
ステップS39では、上記した項目の中から1つの項目を選択する。ここでは、一例として、2)プライベートの項目を選択している。そして、ステップS40に移行する。
ステップS40では、スケジュールへの登録を行う。そしてステップS35に戻って、カレンダー表示に移行する。図6(H)を参照して、アイコンの登録を行った5月19日の欄には、ハートマークが表示されている。使用者は、このハートマークとプライベートの項目が対応していることを記憶することにより、この日にプライベートな事項が発生すること、または、発生したことを簡易に記録することができる。この場合に於いては、日時データとして「登録時点の年月日」を、分類として「選択された分類」を、アラームとして「OFF」を、画像として「無し」を、シークレットとして「OFF」を、内容として「未入力」をスケジュール登録する。
ステップS25では、図6(F)を参照して、スケジュールの一覧表を表示させる。ここでは、フォーカスされていた2003年5月12日のスケジュールの一覧表が表示部17に表示される。ここでは、この日に登録された1件のスケジュールが表示されている。そしてステップS26に移行する。
ステップS26では、表示機能とリンクされた機能アイコン20を選択したか否かの判断を行う。表示機能とリンクされた機能アイコン20を選択した場合(ステップS26のYES)は、ステップS41に移行する。表示機能とリンクされた機能アイコン20を選択しなかった場合(ステップS26のNO)は、ステップS27に移行する。
ステップS41では、図6(I)を参照して、スケジュールの詳細を編集するための画面を表示させる。ステップS42では、必要に応じてスケジュールの内容の編集を行う。
ステップS43では、「完了」機能とリンクされた機能アイコン20を選択したか否かの判断を行う。「完了」機能とリンクされた機能アイコン20が選択された場合(ステップS43のYES)は、ステップS44に移行して、スケジュールの登録を行い、ENDに至る。即ち、図6(L)に示すように、待ち受け画面が表示される。そして、「完了」機能とリンクされた機能アイコン20が選択されない場合(ステップS43のNO)では、ステップS41に移行して、連続して編集画面を表示させる。
ステップS27では、「新規」機能とリンクされた機能アイコン20が選択されたか否かの判断を行う。ここで、「新規」機能とは、新規にスケジュールの登録を行う機能である。「新規」機能とリンクされた機能アイコン20が選択された場合(ステップS27のYES)は、ステップS28に移行する。「新規」機能とリンクされた機能アイコン20が選択されない場合は、ステップS25に移行する。
ステップS28では、新規登録画面の表示を行う。そして、ステップS29では、新たなスケジュールの編集を行う。即ち、現時点で登録されているスケジュールに加えて、新たにスケジュールを作成する。
ステップS30では、「完了」機能とリンクされた機能アイコン20が選択されたか否かの判断を行う。「完了」機能とリンクされた機能アイコン20が選択された場合(ステップS30のYES)は、ステップS44に移行して、スケジュール登録を行った後に、ENDに至る。「完了」機能とリンクされた機能アイコン20が選択されていない場合(ステップS30のNO)は、ステップS28に移行する。
図7を参照して、メールを閲覧する機能からスケジュールの登録を行う動作を説明する。図7(A)は、メールを閲覧する機能からスケジュールの登録を行う動作を説明するフローチャートであり、図7(B)および図7(C)は各ステップでの表示部17の状態を示す図である。
ステップS50では、メール閲覧の機能を呼び出して表示部17にメールを表示させる。図7(B)を参照して、表示部17には、電子メールか格納されているトレイ、受信または発信した時間、発信者名、題目、および、メールの内容が表示されている。そして、スケジュール機能の呼び出しにリンクされたアイコンを選択することにより、スケジュール機能の呼び出しを行う。また、受信した電子メールに代替して、発信したメールでも良い。
ステップS51では、「スケジュール作成」の機能を選択したか否かの判断を行う。ここでは、図7(B)に示される「サブメニュー」の機能アイコン20を選択し、サブメニューとして表示される項目の中から、「スケジュール作成」の項目を選択することにより、「スケジュール作成」の機能を選択することができる。また、図7(B)に示す表示部17に、「スケジュール作成」の機能とリンクされた機能アイコン20を表示させても良い。「スケジュール作成」の機能が選択された場合(ステップS51のYES)は、ステップS52に移行する。「スケジュール作成」の機能が選択されなかった場合(ステップS51のNO)は、ステップS50に戻る。
ステップS52では、図7(C)を参照して、スケジュールの編集を行なう。ここでは、電子メールに含まれる情報が、このスケジュールに取り込まれている。
上記した電子メールに画像が添付されていた場合は、その添付された画像がこのスケジュールの画像として取り込まれる。また、上記した電子メールに画像が添付されていない場合は、上記した電子メールのアドレスに関連づけられた画像が、このスケジュールの画像として取り込まれる。そして、電子メールに画像が添付されておらず、且つ、電子メールのアドレスに関連づけられた画像が無い場合は、このスケジュールの画像は「無し」になる。
また、電子メールの題名およびメール本文は、このスケジュールの内容として取り込まれている。図7(C)を参照して、本文には、送迎会を21日の5時に行うことが記してある。従って、使用者が、取り込まれた電子メールの日時とは異なる日時を、スケジュールの日時として入力する場合がある。この場合は、取り込まれたスケジュールの内容を参照しつつ、スケジュールの時間を変更することができる。
更に詳細を説明すると、ここでは、日時データとして「メールを受信した年月日および時刻」を、分類として「予定」を、アラームとして「OFF」を、画像として「メールに添付された画像、または、メール発信者に対応する画像」を、シークレットとして「OFF」を、内容として「メールのタイトル、および、メールの本文」を設定したものをスケジュール登録する。
ステップS53では、「完了」機能が選択されたか否かの判断を行う。「完了」機能の選択は、図7(C)を参照して、「完了」機能とリンクされた機能アイコン20を選択することにより行うことができる。「完了」機能が選択された場合(ステップS53のYES)は、スケジュールへの登録を行い、ENDに至る。「完了」機能が選択されない場合(ステップS53のNO)は、ステップS52に戻る。
図8から図11を参照して、メールに含まれる情報をスケジュール機能に取り込む他の方法を説明する。図7を参照した上記の説明では、手動により、メールに含まれる情報を用いたスケジュールの登録を行った。下記では、この情報の取り込みを自動化または省力化して行う方法を説明する。図8はスケジュールの登録方法を説明するフローチャートである。
ステップS60では、先ず、メールを受信する。一回の交信で1つのメールを受信した場合は、この1つのメールに対して下記のステップを行う。一回の交信で複数個のメールを受信した場合は、各々のメールについて下記ステップを行う。
ステップS61では、上記ステップで受信したメールが使用者により開封されたか否かの判断を行う。開封された場合(ステップS61のYES)は、ステップS63に移行して、携帯電話の表示部にメールの内容を表示させる。このステップでの表示部の状態を図9(A)に示している。また、受信したメールが所定時間内に開封されない場合(ステップS61のNO)は、ステップS62に移行する。
ステップS62では、自動スケジュール登録が設定されているか否かの判断を行う。ここで、自動スケジュール登録とは、使用者がメールを開封せずとも、自動的にメールの内容をスケジュールに取り込む機能を指す。このことにより、基本的には使用者のメールに関する操作なしで、メールに含まれる情報を用いてスケジュール登録を行うことが出来る。
ステップS64からステップS71までの処理は、受信したメールがスケジュールとして登録されるものかどうかを解析するための処理ブロックである。概念的に、この処理ブロックでは、受信したメールが所定のキーワードを含んでいるか否かで、メールを用いて登録を行うか否かの判断を行っている。
図10を参照して、このキーワードの詳細を説明する。図10(A)は各キーワードに関連づけられて設定された項目等を示す表であり、図10(B)は項目の優先順位を示す表である。
図10(A)を参照して、本形態では、複数のキーワードが設定され、記憶部に記憶されている。同図では4つのキーワードが表示されているがその個数は任意に変化させることができる。
例えば、各番号No.1、No.2、No.3・・・はそれぞれ相違する記憶領域と成っており、各番号毎にレコード単位でその情報が記憶されている。そして、各レコードは、番号、キーワード、項目1、項目2、項目3、分類、シークレットの各フィールドから構成されている。更に、他のスケジュール登録情報をフィールドとして設けても良い。また、各キーワードおよびそれに付随する項目等のフィールドは、使用者が入力することにより設定しても良いし、携帯電話出荷時に予め設定されても良い。
図10(B)を参照して、ここでは、各項目の優先順位が決められている。このように予め優先順位を決定していることで、複数個のキーワードがメールの内容と一致した際に、重要度の高い項目と一致したキーワードのフィールドを採用することが出来る。
また、この優先順位は項目同士についても設定することができる。即ち、一つのキーワードが複数の項目と一致している際は、優先順位が高い方の項目を、そのキーワードが一致した項目として採用する。以下の説明では、数の小さい方の項目が、数の大きい方の項目よりも優先順位が大きいものと仮定して説明を行う。即ち、項目1の優先順位が一番高いこととなる。
以下にて、受信したメールの内容とキーワードとの比較方法を詳述する。
ステップS64では、最初のキーワードとメールとの比較を行う。具体的には、図10(A)を参照して、No.1のキーワードである「案内」に付いて、メールの項目との比較を行う。ここでは、項目1としてメールの「題名」が設定されているので、キーワード「案内」と、メールの題目との比較を行う。メールの題目に「案内」が含まれている場合(ステップS67のYES)は、ステップS72に移行して、一致したキーワードを一致キーワードとしている。ここで、「一致キーワード」とは、メールの内容と一致しているキーワードとして暫定的に選択されているものである。キーワードと項目とが一致しない場合(ステップS64のNO)はステップS65に移行する。
ステップS73では、次のキーワードが有るか否かの判断を行い、次のキーワードが有る場合(ステップS73のYES)は、ステップS67に移行して、そのキーワードを用いたメールの解析を行う。次のキーワードが無い場合(ステップS73のNO)は、1つのみのキーワードが設定され、そのキーワードの検索が終了したことになるので、ステップS74に移行する。
ステップS65では、次の項目があるか否かの判断を行い、次の項目が有る場合(ステップS65のYES)は、ステップS64に戻って、その項目とキーワードとの比較を行う。他の項目が無かった場合(ステップS65のNO)、ステップS66に移行する。上述したように、本形態では、項目の番号は優先順位を示しており、更に、優先順位の高い方から比較を行っている。従って、項目とキーワードとが一致した時点で、その項目がそのキーワードと一致した項目となる。そして、そのキーワードと項目との比較を終了する。
ステップS66では、次のキーワードは有るか否かの判断を行う。次のキーワードが無い場合(ステップS66のNO)は、ENDに至る。この場合は、設定されているキーワードが一つのみであり、そのキーワードが項目と一致していない場合である。次のキーワードが有る場合(ステップS66のYES)は、ステップS67に移行して、次のキーワードとメールの項目との比較をおこなう。ステップS67およびステップS68の詳細は、上述したステップS64およびステップS65と同様である。図10を用いて説明すると、No.2のキーワードである「特許次郎」と各項目との比較を行う。キーワードがどの項目とも一致しなかった場合(ステップS67およびステップS68のNO)は、ステップS71に移行する。
ステップS69では、ステップS67にてキーワードがいずれかの項目と一致した場合(ステップS67のYES)において、上記一致キーワードとステップS67にて一致したキーワードとの優先順位の比較をおこなう。このステップの詳細を図10を参照して説明する。ここで、No.1のキーワードである「案内」は項目2の「本文」と一致したと仮定する。そして、No.2のキーワードである「特許次郎」は発信元と一致したと仮定する。そうすると本ステップでは、図10(B)の表に基づいて、No.1のキーワードである「案内」と、No.2のキーワードである「特許次郎」との優先順位の比較をおこなう。ここでは、「案内」が一致した項目である「本文」と、「特許次郎」が一致した項目である「発信元」との優先順位を比較する。図10(B)では、「発信元」の優先順位の方が「本文」の優先順位よりも高いので、「特許次郎」は「案内」よりも優先順位が高いこととなる。このことから、上記のような条件ではステップS69はYESとなり、ステップS70に移行して、一致キーワードを入れ替える。即ち、本ステップ以降では、一致キーワードは「特許次郎」となる。
尚、一致した項目の優先順位が一致キーワードの優先順位よりも低い場合(ステップS69のYES)は、一致キーワードの入れ替えを行わずに、ステップS71に移行する。このように、一致キーワードとの優先順位を比較しつつ検索を行うことにより、優先順位の高いキーワードの選択を行うことが出来る。更に、全てのキーワード毎の検索を行った後に、キーワード同士の優先順位の比較を行うことも可能である。
更にまた、キーワード自身に優先順位を設けることも可能である。即ち、使用者がキーワードの設定を行う際に、そのキーワードの優先順位を予め決定することで、使用者が重要と認定するキーワードを優先させることができる。そして、このような場合においては、上記した項目毎の優先順位の設定を省くことができる。
ステップS71では、次のキーワードがあるか否かの判断を行い、次のキーワードが有る場合(ステップS71のYES)は、ステップS67に戻ってキーワードの検索を行う。次のキーワードが無い場合(ステップS71のNO)は、ステップステップS74に移行する。ここで、「次のキーワードが無い場合」とは、全てのキーワードに付いて検索を終了した場合である。
ステップ74では、確認登録モードであるか否かの判断を行う。本形態で、確認登録モードとは、メールを用いて自動的に登録を行う際に、使用者の判断を求めるモードである。また、使用者の判断を求めずに自動的に登録を行うモードを、自動登録モードとする。確認登録モードである場合(ステップS74のYES)は、確認要求の表示を行う。確認登録モードでない場合(ステップS74のNO)は、自動登録モードであると解して、ステップS77に移行してスケジュールの登録を行う。
続いて、ステップS75にて確認要求の表示を行い、ステップS76にて登録を行うか否かの判断を行う。具体的に、ステップS75での状態の表示部を図9(B)に示している。「はい」を選択すること(ステップS76のYES)により、ステップS77にてスケジュールの登録を行う。「いいえ」を選択すること(ステップS76のNO)により、スケジュールの登録は行わずに、ステップS63のメール表示状態に戻る。
ステップS78では、前ステップにて新たに登録を行ったスケジュールの確認するか否かの判断を行う。このステップでの表示部の状態を図9(E)に示している。スケジュールの確認を行う場合(ステップS78のYES)は、ステップS79に移行する。スケジュールの登録を行わない場合(ステップS78のNO)は、ステップS63のメールを表示する状態に戻る。
ステップS79では、上記ステップにて登録を行ったスケジュールを表示部に表示する。この状態を図9(G)に示している。ここでは、メールを受信した日時がスケジュールの日時として登録されている。そして、分類、アラームおよびシークレットについては、キーワードに対応して設定された通りに入力される。また、受信したメールに添付ファイルが有った場合は、そのファイルをスケジュールのファイルとうする。更に、連絡先については、メールの発信元を連絡先とする。
ステップ80では、図9(F)を参照して、表示されているスケジュールの修正を行う。スケジュールの内容には、受信したメールが表示されているの。従って、その内容を参照しつつ、日時等の修正を行うことができる。そして、確認キーを選択することにより、ステップS79に戻ることが出来る。
図11を参照して、上記のステップにて登録されたスケジュールの閲覧方法の一例を説明する。図11(A)はある日のスケジュールを表示している表示部の状態であり、図11(B)は、スケジュールの1つとリンクされたメールを表示している表示部の状態である。
図11(A)を参照して、携帯電話の表示部の最上部はピクト表示エリアと成っている。ピクト表示エリアの下方には、一日の時間を棒グラフ状に示した時間表示エリアと成っている。時間表示エリアの下方には、受信したメールを用いて登録を行ったスケジュールを表示する第1スケジュール表示エリアと成っている。第1スケジュール表示エリアの下方は、使用者が手動で入力を行った情報が表示される第2スケジュール表示エリアと成っている。
第1スケジュール表示エリアでは、スケジュールの取り込みに用いられたメールの、最初の数文字が行単位で表示されている。表示される文字は、メールの題名の一部分でも良いし、メールの本文の一部分でも良い。各行の文字は、各々の基となるメールとリンクされている。そして、この文字を選択することにより、基となるメールを全文表示させることができる。
第2スケジュール表示エリアでは、使用者の操作により入力されたスケジュールが上下方向に時系列に表示されている。また、この第2スケジュール表示エリアに、第1スケジュール表示エリアにて暫定的に選択されているスケジュールとリンクされたメールの本文を表示させても良い。
図11(B)を参照して、第1表示エリアにて暫定的に選択されているスケジュールを選択することにより、そのスケジュールとリンクされているメールの内容が表示部に表示される。この選択は、決定キーを選択することにより行うことが出来る。このことにより、スケジュールとリンクされたメールの全文を表示させることが出来るので、スケジュールの詳細を使用者は容易に確認することが出来る。
図12を参照して、電話機能の着信履歴からスケジュールの登録を行う動作を説明する。図12(A)は、着信履歴からスケジュールの登録を行う動作を説明するフローチャートであり、図12(B)および図12(C)は各ステップでの表示部17の状態を示す図である。
ステップS54では、着信履歴を呼び出す機能を操作することにより、着信履歴を表示部17に表示させる。図12(B)では、着信履歴を表示部17に表示した状態を示している。ここでは1)から3)の3つの着信履歴が表示されている。また、着信履歴に替えて、発信履歴を表示させても良い。
ステップS55では、「スケジュール作成」の機能を選択したか否かの判断を行う。このステップの詳細は、上記ステップS51と同様なので、その詳述は割愛する。「スケジュール作成」の機能が選択された場合(ステップS55のYES)は、ステップS56に移行する。「スケジュール作成」の機能が選択されなかった場合(ステップS55のNO)は、ステップS54に戻る。
ステップS56では、図12(C)を参照して、スケジュールの編集を行なう。ここでは、着信履歴に含まれる情報が、このスケジュールに取り込まれている。具体的には、日時データとして「電話を着信した年月日および時刻」を、分類として「予定」を、アラームとして「OFF」を、画像として「発信者に対応する画像」を、シークレットとして「OFF」を、内容として「使用者が入力した文字」を設定したものをスケジュール登録する。
ステップS57では、「完了」機能が選択されたか否かの判断を行う。このステップの詳細は、上述したステップS53と同様である。「完了」機能が選択された場合(ステップS57のYES)は、スケジュールへの登録を行い、ENDに至る。「完了」機能が選択されない場合(ステップS57のNO)は、ステップS56に戻る。
図13を参照して、画像を閲覧する機能からスケジュールの登録を行う動作を説明する。図13(A)は、画像を閲覧する機能からスケジュールの登録を行う動作を説明するフローチャートであり、図13(B)および図13(C)は各ステップでの表示部17の状態を示す図である。
ステップS90では、図13(B)を参照して、画像を表示部17に表示する。ここでは、1つの画像を表示部17に表示しているが、複数の画像またはサムネイル画像を表示部17に表示した状態でも良い。
ステップS91では、「スケジュール作成」の機能を選択したか否かの判断を行う。このステップの詳細は、上記ステップS51と同様なので、その詳述は割愛する。「スケジュール作成」の機能が選択された場合(ステップS91のYES)は、ステップS60に移行する。「スケジュール作成」の機能が選択されなかった場合(ステップS91のNO)は、ステップS58に戻る。
ステップS92では、図13(C)を参照して、スケジュールの編集を行う。ここでは、表示された画像に含まれる情報が、このスケジュールに取り込まれている。具体的には、日時データとして「画像が撮影された年月日および時刻」を、分類として「予定」を、アラームとして「OFF」を、画像として「表示された画像」を、シークレットとして「OFF」を、内容として「使用者が入力した文字」を設定したものをスケジュール登録する。従って、画像の撮影を行って、直ちに、その画像をスケジュールに登録して、その時の状態などを内容に記録することができる。
ステップS93では、「完了」機能が選択されたか否かの判断を行う。このステップの詳細は、上述したステップS53と同様である。「完了」機能が選択された場合(ステップS93のYES)は、スケジュールへの登録を行い、ENDに至る。「完了」機能が選択されない場合(ステップS93のNO)は、ステップS60に戻る。