JP2005037342A - レンズ測定装置 - Google Patents

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JP2005037342A JP2003302061A JP2003302061A JP2005037342A JP 2005037342 A JP2005037342 A JP 2005037342A JP 2003302061 A JP2003302061 A JP 2003302061A JP 2003302061 A JP2003302061 A JP 2003302061A JP 2005037342 A JP2005037342 A JP 2005037342A
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Kazuo Higashiura
一雄 東浦
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Abstract

【課題】 従来の投影方式によるレンズ測定装置は、被検レンズによるスクリーン上の結像を目視検査するのが一般的であり、検査に時間がかかることと測定者の個人差の問題があった。また、投影面にTVカメラを設け移動する従来方法は、TVカメラ移動による測定装置の振動と移動するための時間が問題であり、投影面のサイズに比例して測定装置が大きくなり高価になる問題もあった。本考案はこれらを解決し、効率的に被検レンズの測定を行うことを課題としている。
【解決手段】 本考案の投影方式のレンズ測定装置は、解像力テストチャートの個々の解像力パターンに対応して、被検レンズと投影面の間の結像光束を折り曲げる反射ミラー組を設けたこと、さらに、個々の解像力パターンを光ファイバで照明してTVカメラを1台構成にしたこと、また、反射ミラー組の配置を被検レンズとTVカメラの中間位置を中点にして略点対称配置にしたことを特徴とするレンズ測定方法を採用した。本考案によって、レンズ測定装置の小型化、TVカメラによる自動化及びコストダウンを図ることができた。
【選択図】図3

Description

本考案は、デジタルカメラや携帯電話に用いられている結像レンズの測定装置に関する。
従来の投影方式によるレンズ測定装置は、被検レンズによるスクリーン上の結像を目視検査するのが一般的であった。従来のレンズ測定装置を図4に示す。光源1により解像力テストチャート3を照明し、被検レンズ6によって該チャート3の共役像をスクリーン10の上に結像させる。このときの解像力テストチャート3のパターン例を図5に示す。解像力パターン4の同心円の接線方向5aは被検レンズのメリジオナル方向の結像性能を検査し、放射方向5bは被検レンズのサジタル方向の結像性能を検査するためのものである。解像力パターンのうち、被検レンズの撮像範囲のパターンをスクリーンに投影することができるが、図4の光束7aから7bは、図5の解像力テストチャートの中心を通る水平方向5箇所の解像力パターン4aから4eの位置に対応した光束を示している。検査は、投影された解像力パターンを確認できるかどうか目視で行うことができる。他の従来技術として、図4に示すように投影面にTVカメラを設け、解像力パターンの投影位置に移動させて、コンピュータによる自動測定を可能にした装置もある。図4は、TVカメラ11aから11eの位置に移動した様子を示しているが、実際には解像力パターンの投影位置に2次元的に移動する必要がある。
従来の投影方式による目視検査は、検査に時間がかかることと、測定者の個人差などが問題であった。さらに測定環境を暗室にすることも必要である。投影面にTVカメラを設け移動する方法は、TVカメラ移動による測定装置の振動と、移動するための時間が問題であった。また、投影面のサイズに比例して測定装置が大きくなり高価になる問題もあった。本考案はこれらを解決し、効率的に被検レンズの測定を行うことを課題とする。
本考案は上記の課題を解決するために、請求項1に示すように、投影方式のレンズ測定装置において、被検レンズの像高と方位角に対応した複数領域に解像力パターンを配置した解像力テストチャートと、該チャートを照明する光源と、該レンズと投影面の間に配置され該パターンの領域に対応して結像光束を折り曲げる反射ミラー組と、投影面に配置した解像力を測定するTVカメラを備えたことを特徴とするレンズ測定方法を採用した。
また、請求項2に示すように、前記TVカメラを1台構成にして、前記チャートを照明する前記光源が、前記パターンの領域ごとに前記レンズの開口数より大きな開口数の光ファイバを用い各々点灯することを特徴とするレンズ測定方法を採用した。
また、請求項3に示すように、請求項1と2において、前記レンズと前記TVカメラの中間位置を中点にして、前期反射ミラー組を略点対称配置にしたことを特徴とするレンズ測定方法を採用した。
本考案は以下に記載する効果を発揮する。
従来例のレンズ測定装置は光路長が長くなると大型化する問題点があったが、請求項1では結像光束を反射ミラー組で2回折り曲げることにより装置の小型化が可能になった。また、コンピュータによる自動測定を行う場合、TVカメラの移動がないため安価な装置にすることができる。
請求項2は、請求項1の効果に加えて解像力テストチャートの個々の解像力パターンを個々の光ファイバで照明することにより、TVカメラを1台にすることができ、より安価な装置を提供することが可能になった。
請求項3は、請求項1と請求項2の効果に加えて、被検レンズとTVカメラの中間位置を中点にして、反射ミラー組を点対称配置にすることによって、更なる小型化を可能にした。また、図3に示すように被検レンズ6からの光束が最初に反射する反射ミラー8aから反射ミラー8eの反射ミラー群と、2回目に反射する反射ミラー9aから反射ミラー9eの反射ミラー群を合同配置にすることができる。すなわち反射ミラー群を固定するベースを同一形状にすることができ、加工のコストダウンを可能にした。
請求項1から請求項3によるレンズ測定装置で測定したレンズは、従来に比較して測定検査コストが下がり、より品質を高めることが可能になった。従って、本考案のレンズ測定装置で測定検査したレンズを組み込んだデジタルカメラや携帯電話なども、より安価で品質を高くすることができるようになった。
本考案において発明を実施するための最良の形態は、請求項1と請求項2及び請求項3を合わせて実施した場合であり、下記の実施例3が最良の形態である。
請求項1に対する実施例1の装置の概略を図1に示す。光源1により解像力テストチャート3を照明し、被検レンズ6により解像力テストチャート3の個々の解像力パターンについて結像光束がTVカメラに結像する様子を示している。図1の結像光束7aから結像光束7eと、反射ミラー8aから反射ミラー8e及び反射ミラー9aから反射ミラー9eは、図5の解像力テストチャートの解像力パターン4aから解像力パターン4eに対応している。結像光束7aは反射ミラー8aと反射ミラー9aで2回反射してTVカメラ11bに結像する。同様に結像光束7bは反射ミラー8bと反射ミラー9bで2回反射してTVカメラ11aに結像する。同様に他の結像光束も2回反射して、TVカメラ11aに結像光束7b、結像光束7c、結像光束7eが結像し、TVカメラ11bに結像光束7a、結像光束7dが結像している。1台のTVカメラに複数の解像力チャートを結像させる場合、反射ミラーの角度を調整して重ならないようにする必要がある。結像光束に対する反射ミラー組の配置は制約がり、例えば結像光束7aに関して、反射ミラー8aと反射ミラー9aの反射ミラー組の配置は、反射ミラー組が無いときの被検レンズと投影面の光路長と画角の関係を変えずに同一にする必要がある。すなわち被検レンズ6から、反射ミラー8aと反射ミラー9aを通りTVカメラ11bに至る光路長が変化しないことと、被検レンズ6から反射ミラー8aまでの光束角度と、反射ミラー9aからTVカメラ11bまでの光束角度を画角と同一にする必要がある。従って、被検レンズ6から反射ミラー8aまでの光束と、反射ミラー9aからTVカメラ11bまでの光束は平行であり、反射ミラー8aと反射ミラー9aも平行になっている。
請求項2に対する実施例2の装置の概略を図2に示す。個々の光ファイバ照明により解像力テストチャート3の個々の解像力パターンを照射して被検レンズ6によりその結像光束がTVカメラ11に結像する様子を示している。図2の光ファイバ2aから光ファイバ2eと、結像光束7aから結像光束7bと、反射ミラー8aから反射ミラー8e及び反射ミラー9aから反射ミラー9eは、図5の解像力テストチャートの解像力パターン4aから解像力パターン4eに対応している。光ファイバ2aにより解像力テストチャート3の解像力パターン4aが照明され、被検レンズ6による結像光束7aが反射ミラー8aと反射ミラー9aで2回反射してTVカメラ11に結像している。他の解像力パターンも同様に対応した光ファイバで照明され、結像レンズ6による結像光束が対応した反射ミラー組で2回反射して、全ての結像光束をTVカメラ11に結像させることができる。被検レンズ6の開口数に対して照明する光ファイバの開口数を大きくすれば、被検レンズ6の中心から最大画角まで開口一杯に結像光束を得ることができる。実施例2の場合も実施例1と同様に、結像光束に対する反射ミラー組の配置は制約がり、反射ミラー組が無いときの被検レンズと投影面の光路長と画角の関係を変えずに同一にする必要がある。
請求項3に関して請求項2に適用した場合の実施例3の装置概略を図3に示す。個々の光ファイバ照明により解像力テストチャート3の個々の解像力パターンを照射して被検レンズ6によりその結像光束がTVカメラ11に結像することは実施例2と同様である。実施例3が実施例2と異なるところは、以下に示すとおり反射ミラー組の位置である。光ファイバ2aにより解像力テストチャート3の解像力パターン4aが照明され、被検レンズ6による結像光束7aが反射ミラー8aと反射ミラー9aで2回反射してTVカメラ11に結像しているが、結像光束7aに対する反射ミラー組の配置は制約がり、実施例1と実施例2で示した通り、反射ミラー組が無いときの被検レンズ6と投影面の光路長と画角の関係を変えずに同一にする必要がある。このとき可能な反射ミラー組の位置は、結像光束7aに関して反射ミラー組の相対的な位置を固定して、結像光束7a上を平行移動することである。従って、被検レンズ6とTVカメラ11の中間位置を中点にして、反射ミラー8aと反射ミラー9aの反射ミラー組を点対称配置にすることができる。同様に、図3の結像光束7bから結像光束7eに対応した反射ミラー8bと反射ミラー9bの反射ミラー組から、反射ミラー8eと反射ミラー9eの反射ミラー組まで、被検レンズ6とTVカメラ11の中間位置を中点にして点対称配置にすることができる。
他の実施形態としては次のようなものがある。
実施例1と実施例2及び実施例3において、解像力パターンを配置した解像力テストチャートを用いているが、ISO解像力チャートやIEEE解像力チャートあるいは独自のパターンであっても本考案の効果は得られる。また、実施例1と実施例2及び実施例3において、被検レンズとTVカメラの間にコンバータレンズや光学フィルターを挿入しても本考案の効果は得られる。
実施例1のレンズ測定装置の略図である。 実施例2のレンズ測定装置の略図である。 実施例3のレンズ測定装置の略図である。 従来例のレンズ測定装置の略図である。 解像力パターンを示す略図である。
符号の説明
1 光源装置
2a、2b、2c、2d、2e 光ファイバ
3 解像力テストチャート
4、4a、4b、4c、4d、4e 解像力パターン
5a 解像力パターンの接線方向
5b 解像力パターンの放射方向
6 被検レンズ
7a、7b、7c、7d、7e 解像力パターンに対応した結像光束
8a、8b、8c、8d、8e 反射ミラー
9a、9b、9c、9d、9e 反射ミラー
10 スクリーン
11、11a、11b、11c、11d、11e TVカメラ

Claims (4)

  1. 投影方式のレンズ測定装置において、被検レンズの像高と方位角に対応した複数領域に解像力パターンを配置した解像力テストチャートと、該チャートを照明する光源と、該レンズと投影面の間に配置され該パターンの領域に対応して結像光束を折り曲げる反射ミラー組と、投影面に配置した解像力を測定するTVカメラを備えたことを特徴とするレンズ測定装置。
  2. 請求項1において、前記TVカメラを1台構成にして、前記チャートを照明する前記光源が、前記パターンの領域ごとに前記レンズの開口数より大きな開口数の光ファイバを用い各々点灯することを特徴とするレンズ測定装置。
  3. 請求項1と2において、前記レンズと前記TVカメラの中間位置を中点にして、前期反射ミラー組を点対称配置にしたことを特徴とするレンズ測定装置。
  4. 請求項1から3によるレンズ測定装置を用いて測定検査したレンズ及び該レンズを利用した装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100458564C (zh) * 2006-08-23 2009-02-04 无锡凯尔科技有限公司 手机摄像模组通用测试灯箱及测试方法
CN108827599A (zh) * 2018-05-21 2018-11-16 余姚舜宇智能光学技术有限公司 一种广角模组全视场解像力测试设备及方法

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