JP2005036267A - 表面処理方法およびその装置 - Google Patents

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Naoki Haketa
直樹 羽毛田
Tetsuya Takahashi
徹也 高橋
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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
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Abstract

【課題】部材に金属めっきを連続的に施す場合において、めっき表面の変色防止剤の寿命を低下させることなく、所望の変色防止効果を得ることができる、表面処理方法およびその装置を提供する。
【解決手段】素材に金属めっきを連続的に施すめっき処理装置(22、26)と、連続的に施された金属めっきを洗浄する多段式洗浄槽を備えた洗浄装置(28)と、金属めっきの表面を有機物で処理する有機物処理装置(30)とを含み、この有機物処理装置(30)の前段に洗浄装置(28)が配置され、この洗浄装置(28)の少なくとも1つの洗浄槽(100−1、100−2、100−3)に金属イオン成分を分離するためのイオン交換樹脂(114−1)が配置されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表面処理方法およびその装置に関し、特に、電子部材、電気部材、機械部材、半導体部材、磁気部材、酸やアルカリなどに対する耐薬品性、耐熱性および耐腐食性などの耐環境性を必要とする部材、装飾部材などの部材の表面処理方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、下地素材としての金属部材の表面に被膜処理を施して電気的な接触抵抗、半田濡れ性、耐摩耗性、機械強度、潤滑性、耐環境性、耐薬品性、光沢などの装飾性などの金属部材の表面の各種の特性を改善する方法として、比較的低コストで高性能な特性を得ることが可能なめっき処理が広く行われている。
【0003】
このようなめっき処理を施すことにより成膜しためっき被膜は、上記の特性を長期にわたって維持することが望まれるが、大気中に存在する微量の水分、酸素、硫化水素、亜硫酸ガス、アンモニアなどにより継時的に化学反応し、次第に上記の特性が劣化するという問題がある。
【0004】
このような問題を解決する方法として、金属部材の表面に形成しためっき被膜の表面にさらに保護被膜を形成する方法が行われている。また、比較的簡便で効果が高い方法として、銀めっきした金属部材の表面をSH基を有する有機化合物で処理することにより、銀めっきの変色を防止する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。さらに、多段階の水洗処理工程において純度10Ω×cm(抵抗率)以上の純水を供給して水洗することにより、銀めっきの変色を防止する方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
また、一般に、被めっき部材に連続的にめっき処理を施す場合には、洗浄工程において、排水量を最小限に抑えるために、図3のように多段式洗浄槽の各々の洗浄槽に循環ポンプが取り付けられた洗浄装置が使用されている。この洗浄装置は、多段式洗浄槽200−1、200−2、200−3と、それぞれの洗浄槽から洗浄水を汲み上げる循環ポンプ202−1、202−2、202−3と、これらの循環ポンプから汲み上げられた洗浄液を(図中、矢印の方向に移動する)条材204にシャワー状に吹きかけるシャワー用ホース206−1、206−2、206−3とから構成され、条材204に吹きかけられた洗浄液は、各洗浄槽で循環するとともに、オーバーフローにより隣の洗浄槽に流れ込むようになっている。なお、洗浄液は、条材204が最後に洗浄される側の洗浄槽200−3に設けられた給水口208にイオン交換樹脂210を介して給水され、最初に洗浄される側の洗浄槽200−1に設けられた排水口212から排出される。
【0006】
【特許文献1】
特開平4−110474号公報(第2頁)
【特許文献2】
特開昭56−98484号公報(第1頁)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、部材の表面に連続的にめっきを施した後に特許文献1に開示されたような有機物処理を行う場合に、図3に示す洗浄装置を使用して洗浄処理を行うと、特許文献2に開示されたように純度10Ω×cm以上の純水を供給して水洗しても、良好な有機物処理の効果が得られなかったり、有機物処理剤の寿命が著しく低くなるという問題がある。
【0008】
本発明者らは、連続的にめっき処理を行う場合に、洗浄工程において純度10Ω×cm以上の純水を供給して水洗しても、微量のめっき液が有機物処理槽に持ち込まれて、有機物処理による特性改善能力を著しく低下させてしまうことに着目し、このようなめっき液の持ち込みを無くすために、水洗処理と有機物処理(変色防止処理)の間に乾燥工程を導入した。しかし、乾燥工程においてめっき被膜の表面に何らかの被膜が形成されしまうためか、所望の変色防止効果が得られなかった。また、水洗処理の流量を通常の2倍以上に増やして洗浄能力の強化を試みたところ、所望の変色防止効果を得ることができたが、有機物処理剤(変色防止剤)の寿命が短くなり、排水量も増加して、非常にコストがかかるものとなった。
【0009】
したがって、本発明は、このような従来の問題点に鑑み、部材に金属めっきを連続的に施す場合において、めっき表面の変色防止剤の寿命を低下させることなく、所望の変色防止効果を得ることができる、表面処理方法およびその装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、有機物処理工程において、めっき液から持ち出される金属イオンの量を通常許容される量よりもかなり低い水準に制御しなければならないことに着目し、多段式洗浄槽中から金属イオン成分のみを除去することにより、部材に金属めっきを連続的に施す場合において、めっき表面の変色防止剤の寿命を低下させることなく、所望の変色防止効果を得ることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0011】
すなわち、本発明による表面処理方法は、素材に金属めっきを連続的に施す工程と、連続的に施された金属めっきを多段式洗浄槽で洗浄する工程と、金属めっきの表面を有機物で処理する工程とを含む表面処理方法において、有機物で処理する工程前の多段式洗浄槽の少なくとも1つの洗浄槽において金属イオン成分を分離する工程を備えたことを特徴とする。
【0012】
この表面処理方法において、少なくとも1つの洗浄槽が、第1段目の洗浄槽を含むことが好ましく、すべての洗浄槽であるのがさらに好ましい。また、金属イオン成分を分離する工程が、イオン交換樹脂法、電気分解法および活性炭吸着法から選ばれる少なくとも1種により金属イオン成分を分離する工程であるのが好ましい。さらに、有機物で処理する工程を行う処理槽中の金属めっきイオン濃度の増加速度を0.1ppm/h以下にするのが好ましい。なお、分離した金属イオンを回収して再利用するのが望ましい。
【0013】
また、本発明による表面処理装置は、素材に金属めっきを連続的に施すめっき処理装置と、連続的に施された金属めっきを洗浄する多段式洗浄槽を備えた洗浄装置と、金属めっきの表面を有機物で処理する有機物処理装置とを含み、この有機物処理装置の前段に洗浄装置が配置され、この洗浄装置の少なくとも1つの洗浄槽に金属イオン成分を分離する手段が設けられていることを特徴とする。
【0014】
この表面処理装置において、少なくとも1つの洗浄槽が、第1段目の洗浄槽を含むことが好ましく、すべての洗浄槽であるのがさらに好ましい。また、金属イオン成分を分離する手段が、イオン交換樹脂法、電気分解法および活性炭吸着法から選ばれる少なくとも1種により金属イオン成分を分離する手段であるのが好ましい。さらに、金属イオン成分を分離する手段が、有機物処理装置の処理槽中の金属めっきイオン濃度の増加速度を0.1ppm/h以下にする手段であるのが好ましい。なお、金属イオン成分を分離する手段は、洗浄槽中のシャワー用ホースの途中に設けることが望ましいが、各洗浄槽中または各洗浄槽間に設置しても所望の効果が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明による表面処理方法の実施の形態では、素材に金属めっきを連続的に施す工程と、連続的に施された金属めっきを多段式洗浄槽で洗浄する工程と、金属めっきの表面を有機物で処理する工程とを含む表面処理方法において、有機物で処理する工程前の多段式洗浄槽の少なくとも1つの洗浄槽において金属イオン成分を分離する工程を備えている。
【0016】
素材に金属めっきを連続的に施すめっき処理方法において、多段式洗浄槽を用いて各洗浄槽で循環式に洗浄水を吹きかけると、洗浄水の排水量を最小にして効率良く連続的に洗浄することが可能になる。また、多段式洗浄槽中から金属イオン成分を分離すると、排水量を最小限に抑えながら、有機物処理槽中の金属イオンの濃度変化を0.1ppm/h以下と最小限にすることが可能になり、有機物処理の効果が向上するとともに、有機物処理剤の寿命を著しく延ばすことが可能になる。
【0017】
多段式洗浄槽中から金属イオン成分を分離する方法としては、比較的低コストで行うことが可能な方法として、イオン交換樹脂や活性炭を循環型洗浄槽に設置して吸着回収する方法や、電極板を循環型洗浄槽に設置して電気を流して陰極側に金属を析出させる電気分解法などを使用することができる。
【0018】
また、素材やめっきの主元素が銅または銀である場合には、有機物処理剤として、SH基またはNH基を有する有機化合物の少なくとも1種を含む有機物処理剤を用いると、腐食や変色を抑える効果が高くなる。
【0019】
以下、添付図面を参照して、本発明による表面処理装置の実施の形態について説明する。
【0020】
図1は、本発明による表面処理装置の実施の形態として、条材の表面に連続的に銀めっきを施す設備の配置を示している。この図に示すように、被めっき部材である条材は、条材送り架台10にコイル状に巻かれている。この条材は、条材導入口12の手前に配置され、条材の端部が条材導入ロ12の送り出し装置に設置され、条材導入口12から、電解脱脂槽14、水洗槽16、酸洗浄槽18、水洗槽20、銀ストライクめっき槽22、水洗槽24、銀本めっき槽26、水洗槽28、変色防止処理槽30、水洗槽32、乾燥装置34および条材出口36を介して、巻き取り装置を備えた巻き取り架台38まで送られる。このようにして条材が送られる間に、条材に対して各槽で連続的に所定の処理が行われる。
【0021】
水洗槽16、20、24、28、32は、多段の向流水洗方式の洗浄槽のそれぞれに循環型ポンプを取り付けて、条材にシャワー状に水を吹きかける構造を有する洗浄装置からなり、洗浄水として純度10Ωcm(抵抗率)のイオン交換水を使用するのが好ましい。
【0022】
但し、変色防止処理槽30の手前の水洗槽28として、図2に示すようなAgイオンを吸着するイオン交換樹脂を設置した洗浄装置を使用する。すなわち、図2に示すように、この洗浄装置は、多段式洗浄槽100−1、100−2、100−3と、それぞれの洗浄槽から洗浄水を汲み上げる循環ポンプ102−1、102−2、102−3と、これらの循環ポンプから汲み上げられた洗浄液を(図中、矢印の方向に移動する)条材104にシャワー状に吹きかけるシャワー用ホース106−1、106−2、106−3とから構成され、条材104に吹きかけられた洗浄液は、各洗浄槽で循環するとともに、オーバーフローにより隣の洗浄槽に流れ込むようになっている。なお、洗浄液は、条材104が最後に洗浄される側の洗浄槽100−3に設けられた給水口108にイオン交換樹脂110を介して給水され、最初に洗浄される側の洗浄槽100−1に設けられた排水口112から排出される。また、各々の洗浄槽100−1、100−2、100−3では、それぞれ循環ポンプ102−1、102−2、102−3から汲み上げられた洗浄液がイオン交換樹脂114−1、114−2、114−3を介してシャワー用ホース106−1、106−2、106−3に供給される。これらのイオン交換樹脂114−1、114−2、114−3は、必ずしも全ての洗浄槽100−1、100−2、100−3に設置する必要はなく、少なくとも1つの洗浄槽、好ましくは第1段目の洗浄槽100−1に設置すればよい。
【0023】
電解脱脂槽14では、水酸化ナトリウムと界面活性剤とキレート剤からなる水溶液により陰極電解脱脂が行われる。酸洗浄槽18では、硫酸により酸洗浄が行われる。銀ストライクめっき槽22および銀本めっき槽26では、シアン浴により、それぞれ銀ストライクめっきおよび銀本めっきが行われる。変色防止処理槽30では、有機物で処理することにより変色防止処理が行われ、変色防止剤として、イソプロピルアルコールに2−メルカプトベンゾチアゾールを濃度1g/Lとなるように溶解したものを使用することができる。
【0024】
【実施例】
以下、本発明による金属部材の表面処理方法およびその装置の実施例について詳細に説明する。
【0025】
[実施例1]
図2に示す洗浄装置を備えた表面処理装置(図1に示す装置)を使用して、幅168mm、厚さ0.65mm、長さ300mのリン青銅からなるコイル状に巻かれた条材に銀めっきを施した。なお、変色防止剤としてイソプロピルアルコールに2−メルカプトベンゾチアゾールを濃度1g/Lとなるように溶解したものを使用し、条材の送り出し速度を2.5mm/分とした。
【0026】
このようにして表面処理を施した条材の先端と後端付近から長さ20mmの試料を切り出し、大気中において、湿度80%、温度80℃で3日間保持し、変色やシミの発生状況を観察することによって、本実施例による表面処理の評価を行った。その結果、変色防止処理前の洗浄槽にイオン交換樹脂を設置して変色防止処理を行ったため、条材の先端と後端ともに顕著な変色やシミは発生していなかった。また、変色防止処理槽中に持ち込まれるAgイオンによって増加する変色防止処理槽中のAgイオン濃度の増加量を測定したところ、0.01ppm/hであった。
【0027】
[実施例2]
変色防止剤としてエタノールに2−ヘプタデシルイミダゾールを濃度1g/Lとなるように溶解したものを使用した以外は実施例1と同様の方法により表面処理を施し、実施例1と同様の方法により表面処理の評価を行った。その結果、実施例1と同様に、変色防止処理前の洗浄槽にイオン交換樹脂を設置して変色防止処理を行ったため、条材の先端と後端ともに顕著な変色やシミは発生していなかった。
【0028】
[比較例1]
変色防止処理前の洗浄槽にイオン交換樹脂を設置しなかった以外は、実施例1と同様の方法により表面処理を施し、実施例1と同様の方法により表面処理の評価を行った。その結果、変色防止処理前の洗浄槽にイオン交換樹脂を設置していなかったため、条材の先端では顕著な変色は起こっていなかったが、後端では変色とシミが起こっていた。また、変色防止処理槽中のAgイオン濃度の増加量を測定したところ、0.8ppm/hと非常に多かった。
【0029】
[比較例2]
変色防止処理前の洗浄槽にイオン交換樹脂を設置しなかった以外は、実施例2と同様の方法により表面処理を施し、実施例1と同様の方法により表面処理の評価を行った。その結果、変色防止処理前の洗浄槽にイオン交換樹脂を設置していなかったために、条材の先端では顕著な変色は起こっていなかったが、後端では変色とシミが起こっていた。
【0030】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、部材に金属めっきを連続的に施す場合において、めっき表面の変色防止剤の寿命を低下させることなく、所望の変色防止効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による表面処理装置の実施の形態として連続めっきラインを示す模式図。
【図2】本発明による表面処理装置の実施の形態の洗浄工程に使用する多段式洗浄槽を備えた洗浄装置を概略的に示す図。
【図3】従来の多段式洗浄槽を備えた洗浄装置を概略的に示す図。
【符号の説明】
10 条材送り架台
12 条材導入口
14 電解脱脂槽
16、20、24、28、32 水洗槽
18 酸洗浄槽
22 銀ストライクめっき槽
26 銀本めっき槽
30 変色防止処理槽
34 乾燥装置
36 条材出口
38 巻き取り架台
100−1、100−2、100−3 洗浄槽
102−1、102−2、102−3 循環ポンプ
104 条材
106−1、106−2、106−3 シャワー用ホース
108 給水口
110、114−1、114−2、114−3 イオン交換樹脂
112 排水口

Claims (10)

  1. 素材に金属めっきを連続的に施す工程と、連続的に施された金属めっきを多段式洗浄槽で洗浄する工程と、金属めっきの表面を有機物で処理する工程とを含む表面処理方法において、有機物で処理する工程前の多段式洗浄槽の少なくとも1つの洗浄槽において金属イオン成分を分離する工程を備えたことを特徴とする、表面処理方法。
  2. 前記少なくとも1つの洗浄槽が第1段目の洗浄槽を含むことを特徴とする、請求項1に記載の表面処理方法。
  3. 前記少なくとも1つの洗浄槽がすべての洗浄槽であることを特徴とする、請求項1に記載の表面処理方法。
  4. 前記金属イオン成分を分離する工程が、イオン交換樹脂法、電気分解法および活性炭吸着法から選ばれる少なくとも1種により金属イオン成分を分離する工程であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の表面処理方法。
  5. 前記有機物で処理する工程を行う処理槽中の金属めっきイオン濃度の増加速度を0.1ppm/h以下にすることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の表面処理方法。
  6. 素材に金属めっきを連続的に施すめっき処理装置と、連続的に施された金属めっきを洗浄する多段式洗浄槽を備えた洗浄装置と、金属めっきの表面を有機物で処理する有機物処理装置とを含み、この有機物処理装置の前段に前記洗浄装置が配置され、この洗浄装置の少なくとも1つの洗浄槽に金属イオン成分を分離する手段が設けられていることを特徴とする、表面処理装置。
  7. 前記少なくとも1つの洗浄槽が第1段目の洗浄槽を含むことを特徴とする、請求項6に記載の表面処理装置。
  8. 前記少なくとも1つの洗浄槽がすべての洗浄槽であることを特徴とする、請求項6に記載の表面処理装置。
  9. 前記金属イオン成分を分離する手段が、イオン交換樹脂法、電気分解法および活性炭吸着法から選ばれる少なくとも1種により金属イオン成分を分離する手段であることを特徴とする、請求項6乃至8のいずれかに記載の表面処理装置。
  10. 前記金属イオン成分を分離する手段が、前記有機物処理装置の処理槽中の金属めっきイオン濃度の増加速度を0.1ppm/h以下にする手段であることを特徴とする、請求項6乃至9のいずれかに記載の表面処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006303092A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Sumitomo Metal Electronics Devices Inc 発光素子搭載用パッケージ

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