JP2005033849A - 屋外盤 - Google Patents

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徹 宮田
Toshikatsu Goto
俊勝 後藤
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Abstract

【課題】上部に屋根を形成した屋外盤は屋根の平面外形寸法により据付けスペースが大きくなり、また、側面に吊り上げ用フックを形成しているため輸送効率かせ悪く、列盤構成が容易に行えない。
【解決手段】電気機器8を収納する箱状の本体フレーム1の上壁6外面に吊り上げ用金具7を形成し、本体フレーム1と上壁6とをほぼ同じ平面外形寸法とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は発電所や変電所などの構内屋外に設置される屋外盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、発電所や変電所などの電気所において、筐体の中に電気機器を収納して構内屋外に設置される配電盤あるいは制御盤などは屋外盤と称されている。
従来の屋外盤は、図10に示す如く、接地金属板で形成され、ベース9上に据付けられ、内部に電気機器を収納した箱状の本体フレーム1を設け、この本体フレーム1の上壁の外側に本体フレーム1の平面外形寸法より大きく、形状が本体フレーム1より前後左右にはみ出し、前後に傾斜のついた屋根2を形成し、さらに本体フレーム1の両側面3に吊り上げ用フック4が突出して取り付けられた構成を成している。
【0003】
このような屋外盤を図10に示すように単体で、あるいは図11に示すように列盤構成で構内屋外に設置される。
5は列盤の屋根2を繋ぐ防水カバーである。
【0004】
屋外盤においてはあらゆる気象条件に対応して本体フレーム1内の電気機器に故障や不具合が生じないように防水を1つの目的とした屋根の設置は必要条件と考えられてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、屋外盤の一般的構成である屋根は、防水の目的しか有していないにもかかわらず、構成、構造が複雑で製作に多大の時間と手間がかかっていた。
また、屋根2の平面外形寸法が本体フレーム1の平面外形寸法に比べて大きいため、この屋根の平面外形寸法に合わせた据付けスペースを必要とし、据付け面積が大きくなると共に、屋根2と両側面3から突出したフック4の存在が玉掛作業や搬送及び列盤構成での据付の障害となっている。
【0006】
さらにまた、据付後の外的気象条件の変化や、盤内温度上昇トラブル等に対しても屋根および本体フレームでなんら対応可能な構成になってはいない。
更に、図12に示すように、従来の屋外盤をトラック搬送する際は、屋根2及び側面にフック4が突出しているため、盤を直立状態での荷姿搬送とせざるを得ない上、盤間にある一定間隔のスペースが必要となり輸送効率が悪かった。
【0007】
本発明は上記目的を達成するために成されたもので、据付けスペースを縮小し、搬送、据付を容易とし、輸送効率を上げ、現地据付後の多様なトラブル解消を対応可能とした屋外盤を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するために請求項1に記載の発明は、箱状の接地金属板で形成され、ベース上に据付けられた本体フレームと、本体フレームの平面外形寸法とほぼ同一の平面外形寸法を有する本体フレームの上壁外面に取り付けられた吊り上げ用金具と、本体フレーム内に収納された電気機器とから成ることを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、、本体フレームの上壁及び側面がフラットとなるため構成が簡素となり、製作が容易に行えると共に、従来の屋根を無くした分平面外形寸法が縮小し、据付け面積も縮小でき、トラック搬送も容易となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお以下の実施の形態の説明において、従来のものと同一部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0011】
図1は本発明の第1の実施の形態を示す図で、図1において、1は屋外盤の本体フレームであって、従来の屋根2、側面3の吊上げ用フック4を廃し、上壁6、側面3ともフラットな形状とし、上壁6の平面外形寸法は本体フレーム1の平面外形寸法とほぼ同じになっている。
【0012】
また、本体フレーム1の上壁6外面の四隅には吊り上げ用金具7が取り付けられている。なお、11は本体フレーム1の正面に設けられた扉である。
更に図2に示す如く、電気機器の組立で構成される内部組立要素8と本体フレーム1とは完全に分離できる構成となっている。
【0013】
図3に示すように本体フレーム1とベース9とを締結しているボルト10を外すことにより図2に示すように本体フレーム1を上に持ち上げることにより内部組立要素8と本体フレーム1とは完全に分離できる。
このような構成とすることにより、本体フレーム1の上壁6及び側面3がフラットとなるため構成が簡素となり、製作が容易に行えると共に、従来の屋根を無くした分、平面外形寸法が縮小し、据付け面積も縮小できる。
【0014】
逆に従来の据付け面積を維持するならば、本体フレーム1の寸法を従来のものより大きくすることができるので、本体フレーム1内で余裕のある電気機器の取付が行え、高密度実装に比べて盤内温度上昇の低減が図れる。
【0015】
また、本体フレーム1の上壁6、側面3に邪魔なものがないので、据付け時に玉掛作業や搬送及び据付作業が容易に行えると共に、特に図4に示すように列盤構成で据付ける場合は側面3がフラットになっているので据付けが容易に行える。
【0016】
さらに、電気機器で構成される内部組立要素8と本体フレーム1とを完全に分離した状態で電気機器の組立配線を行えば、あらゆる方向からの作業が可能で、扉11の開放部から組立作業を行う場合に比べて組立作業効率が大幅に向上する。
【0017】
また、現地据付後、外的気象条件の変化や盤内温度上昇トラブル等の重大トラブルにより本体フレーム1の損傷、拡大、形状変更、材質変更の事態が発生した場合は、図3に示す締結ボルト10を取外せば容易に本体フレーム1の交換が行え、トラブル対応も容易となる。
【0018】
また、本発明による屋外盤によれば、図5に示すように、本体フレーム1の上壁および側面3がフラットとなるため、屋外盤の側面を下に倒した状態、または二段積でも搬送が可能となり、また、盤間に一定間隔のスペースを空ける必要も無くなるので輸送効率を上げることができる。
【0019】
次に本発明の第2の実施の形態について図6を参照して説明する。
電気機器として電子応用機器を盤内に取り付け、屋外に据付けられる屋外盤の場合、真夏の直射日光を受けると予想以上の盤内温度上昇を招き、電子部品の破損、寿命低下、特性変化などを招く恐れがある。
【0020】
本実施の形態においては、本体フレーム1の上壁6外側に設けた吊りボルト7を利用して上壁6外側にフラット形の遮蔽板12を固定している。
このようにすれば遮蔽盤12により直射日光を遮り、盤内温度上昇を低減でき、電子部品の破損、寿命低下、特性変化などを防ぐことができる。
【0021】
更に図7に示すように、遮蔽板12を前後に摺動して開くスライド構成にし、本体フレーム1の上壁6外側に遮蔽盤12が収納可能な収納ボックス13を取り付け、遮蔽板12を収納するようにしてもよい。
【0022】
このようにすると、遮蔽盤12を収納ボックス13内に収納すれば直射日光の強い場合の遮蔽を行うと共に、降雨時にはこれら遮蔽板12を収納ボックス13から前後に引出せば作業員が雨に濡れずに保守、点検作業を実施することができる。
【0023】
次に本発明の第3の実施の形態について図8を参照して説明する。
本実施の形態においては、本体フレーム1の上壁6外側に、前部に開閉扉14を有した多目的収納ボックス15を取り付けている。
このような構成とすれば、この多目的収納ボックス15内に図面、工具類および雨天時の保守、点検用のシート等を収納することができ、作業が便利になる。
【0024】
次に本発明の第4の実施の形態について図9を参照して説明する。
本実施の形態においては、本体フレーム1の上壁6外側に多目的のサポート16を取り付けている。このサポート16には吊上げ用の穴17及び多目的穴18が複数個形成されている。
【0025】
このような構成とすれば、必要に応じてこのサポート16を利用して遮蔽版の取付、および天井部の二重化、または必要により引出し保守、点検用のシートの取付を行うことができ、作業がより便利になる。
【0026】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、箱状の接地金属板で形成され、ベース上に据付けられた本体フレームと、本体フレームの平面外形形状とほぼ同一の平面外形形状を有する本体フレームの上壁外面に取り付けられた吊り上げ用フックと、本体フレーム内に収納された電気機器とから構成したので、搬送、据付を容易とし、輸送効率を上げ、現地据付後の多様なトラブル解消を対応可能とした屋外盤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による屋外盤を示す斜視図。
【図2】本発明の第1の実施の形態による屋外盤の分解時を示す斜視図。
【図3】本発明の第1の実施の形態による屋外盤のベース固定部を示す斜視図。
【図4】本発明の第1の実施の形態による屋外盤の列盤構成を示す斜視図。
【図5】本発明の第1の実施の形態による屋外盤のトラック搬送状態を示す斜視図。
【図6】本発明の第2の実施の形態による屋外盤を示す斜視図。
【図7】本発明の第2の実施の形態による屋外盤の変形例を示す斜視図。
【図8】本発明の第3の実施の形態による屋外盤を示す斜視図。
【図9】本発明の第4の実施の形態による屋外盤を示す斜視図。
【図10】従来の屋外盤を示す斜視図。
【図11】従来の屋外盤の列盤構成を示す斜視図。
【図12】従来の屋外盤のトラック搬送状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1…本体フレーム、3…側板、6…上壁、7…吊り上げフック、8…内部組立要素、9…ベース、10…ボルト、11…扉、12…遮蔽板、13…収納ボックス、15…多目的収納ボックス、16…多目的サポート。

Claims (6)

  1. 箱状の接地金属板で形成され、ベース上に据付けられた本体フレームと、本体フレームの平面外形寸法とほぼ同一の平面外形寸法を有する本体フレームの上壁外面に取り付けられた吊り上げ用金具と、本体フレーム内に収納された電気機器とから成る屋外盤。
  2. 本体フレームと、この本体フレーム内に収納された電気機器とが分離することを特徴とする請求項1記載の屋外盤。
  3. 本体フレームの上壁外側に遮蔽盤を設けたことを特徴とする請求項1記載の屋外盤。
  4. 遮蔽盤が本体フレームの前部または後部のいずれかに開くことを特徴とする請求項3記載の屋外盤。
  5. 本体フレームの上壁外側に収納ボックスを設けたことを特徴とする請求項1記載の屋外盤。
  6. 本体フレームの上壁外側にサポートを設けたことを特徴とする請求項1記載の屋外盤。
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