JP2005033551A - 携帯無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯無線通信装置のアンテナの指向性を適切に制御して放射効率の低下を防ぐと共に、アンテナの構成が複雑化して小型化、薄型化の支障となることがないようにする。
【解決手段】上筐体1、下筐体2及び連結部4から構成される携帯無線通信装置において、上筐体1に内蔵された上基板5の接地電位パターンと下筐体2に内蔵された下基板6の接地電位パターンとを連結部4を通して接続する短絡素子7を、その下側短絡点72とアンテナ3の給電点31との間の距離が4分の1波長以下であるように近接させて配置する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯無線通信装置に係り、特に2筐体が連結部を介して開閉可能に連結されて構成された携帯無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯無線通信装置に多く用いられるホイップ型やヘリカル型のアンテナにおいては、放射パターンがアンテナの伸長方向に垂直な面内で無指向性であるために、使用者の方向にも放射電磁界が形成されて放射効率を低下させるという問題がある。この点を改善するため、アンテナ素子に無給電素子を近接させて配置するという発明がなされている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に開示された発明は、アンテナ素子よりも0.01λ(λは波長)乃至0.1λだけ長い無給電素子を、0.01λ乃至0.1λの距離を置いて配置することによって、アンテナ素子によリ形成される放射電磁界の指向性を改善し、使用者の方向に形成される放射電磁界を抑制するというものである。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−223107号公報(第2、第3ページ、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
アンテナ素子に無給電素子を近接させて配置することにより、アンテナ素子側の指向性利得を高く、無給電素子側の指向性利得を低くすることができる。したがって、例えば携帯無線通信装置のホイップ型アンテナに対して、使用者の方に近い側に無給電素子を近接させて配置すれば、使用者方向の指向性利得を下げることができる。このような形態は、特許文献1の発明の実施の形態として開示されているが、ホイップ型アンテナに無給電素子を組み合わせて実装する必要があるため、アンテナの構造が大きく、複雑になりがちであり、携帯無線通信装置の小型化、薄型化の要請に十分応えるものとはいいがたい。
【0005】
そこで、本発明は、アンテナの指向性を適切に制御して放射効率の低下を防ぐと共に、小型化、薄型化を図ることのできる携帯無線通信装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の携帯無線通信装置は、第1の基板を内蔵した第1の筐体及び第2の基板を内蔵した第2の筐体が連結部を介して開閉可能に構成されてなる本体と、前記連結部を通して前記第1の基板及び前記第2の基板を接続する手段と、前記本体に配設され、前記第1の基板又は前記第2の基板に設けられた給電点から給電されて駆動電流ベクトルが生じるアンテナ素子と、一端が第1の短絡点において前記第1の筐体又は前記第1の基板の接地パターンに接続されると共に、他端が第2の短絡点において前記第2の筐体又は前記第2の基板の接地パターンに接続され、かつ、前記第1の短絡点又は前記第2の短絡点と前記給電点との間の距離が4分の1波長以下であるように、前記連結部を通して設けられると共に、前記駆動電流ベクトルによって電流ベクトルが誘導される少なくとも1の短絡素子とを備えたことを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、2筐体が開閉可能に連結されたタイプの携帯無線通信装置の構造上の特徴を利用して、アンテナの構造を複雑にすることなく、指向性を適切に制御することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下に、本発明の第1の実施の形態を、図1乃至図3を参照して説明する。図1(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る携帯無線通信装置の外観図であり、図1(c)の下側で定義した座標軸において「左」の方向から見た側面図として表したものである。図中、1は上筐体、2は下筐体、3はアンテナ、4は連結部であリ、この図は上筐体1及び下筐体2を開いた状態の側面図である。
【0009】
図1(b)及び(c)は、同じ携帯無線通信装置の本発明に直接関連のある内部の構成及び動作原理を説明する図であり、同図(b)は同図(a)と同じ「左」の方向から、同図(c)は「後」の方向からそれぞれ見た場合を表したものである。これらの図中、5は上筐体1に内蔵された上基板、6は下筐体2に内蔵された下基板、7は連結部4を通って上基板5の接地パターンと下基板6の接地パターンとを接続する短絡素子である。また、8は連結部4を通って上基板5及び下基板6の信号、電源又は接地パターン間を接続するフレキシブル基板である。
【0010】
ここで、短絡素子7は上側短絡点71において上基板5の接地パターンに、下側短絡点72において下基板6の接地パターンに、それぞれ接続されている。また、アンテナ3は、下基板6に設けられた無線部(図示せず。)から給電点31を通して給電され、給電点31と下側短絡点72との間の距離は4分の1波長以下である。
【0011】
短絡素子7はストレート形状をなし、図1(d)に示すように絶縁材料により被覆された導体として形成することができるほか、図1(e)に示すようにフレキシブル基板のパターンとして形成することもできる。後者の場合は、短絡素子7用として独立のフレキシブル基板を設けてもよいが、他の信号線に用いられるフレキシブル基板8の接地パターンを短絡素子7として利用することもできる。
【0012】
図2は、上筐体1及び下筐体2を導電性材料を用いて形成した場合、又は非導電性材料の一部にメッキ処理等により導通部分を設けた場合に、上側短絡点71を上基板5の接地パターンではなく上筐体1の導通部分に、下側短絡点72を下基板6の接地パターンではなく下筐体2の導通部分に、それぞれ設けた形の構成を示す図である。同図(a)は「後」の方向から、同図(b)は「左」の方向から、それぞれ見て表したものである。その他の図中の符号は、すべて図1と共通であるからそれらの説明は省略する。
【0013】
このように構成することによって、短絡素子7には、アンテナ3に流れる駆動電流ベクトルとほぼ逆向きの誘導電流ベクトルが流れ、これらの相互作用によって、特許文献1においても述べられているのと同様の原理により、「前」方向への放射電磁界が抑制される。アンテナ3及び短絡素子7がほぼ「上」−「下」方向を向いて位置することから、主に垂直偏波成分に対してこの効果が得られ、図3はその様子を示したものである。なお、短絡素子7の数は1に限る必要はなく、2以上であってもよい。
【0014】
本発明の第1の実施の形態によれば、上下2筐体間の連結部4に短絡素子7を配設してアンテナ3との位置関係を適切に設定することにより、使用者の方へ向く放射電磁界を抑制して放射効率の低下を防ぐことができる。
【0015】
(第2の実施の形態)
以下に、本発明の第2の実施の形態を、図4を参照して説明する。図4(a)、(b)及び(c1)は、本発明の第2の実施の形態に係る携帯無線通信装置の内部の構成を、いずれも図1(c)と同じ方向から見て表した図である。なお、図2(c2)は、図2(c)の背面図に対応する側面図で、図1(b)と同じ方向から見たものである。
【0016】
これらの図における図1(c)との相違は、図2(a)においては短絡素子7がヘリカル状に、同図(b)においてはメアンダ状に形成されている点であり、また同図(c1)及び(c2)においては短絡素子7がクランク状に形成されると共に連結部4の内側でロール形状をなして配設されている点である。なお、これらの形状とした短絡素子7は、絶縁材料により被覆された導体又は他の信号線等と共用、若しくは別個のフレキシブル基板のパターンとして形成することができる。また、その他の構成はすべて図1(c)と同一である。
【0017】
短絡素子7がこれらの形状をとることにより、アンテナ3の放射電磁界制御に関しては本発明の第1の実施の形態と同様の効果が得られるのに加えて、上筐体5と下筐体6の開閉操作に伴う短絡素子7の屈曲性が向上する。
【0018】
本発明の第2の実施の形態によれば、上筐体5と下筐体6の開閉操作に伴う短絡素子7の接続の信頼性を高めることができる。
【0019】
(第3の実施の形態)
以下に、本発明の第3の実施の形態を、図5を参照して説明する。図5(a)は、本発明の第3の実施の形態に係る携帯無線通信装置の内部の構成を、図1(c)と同じ方向から見て表した図であリ、図中の符号はすべて図1(c)と共通である。
【0020】
この図における図1(c)との相違は、短絡素子7にインピーダンス調整素子9が接続された点であり、その他の構成はすべて図1(c)と同一である。なお、短絡素子7は第1の実施の形態におけるのと同様に、被覆導体若しくはフレキシブル基板のパターン又は連結部4内側の表面のメッキ部分を用いて形成することができる。また、第2の実施の形態におけるのと同様に、ヘリカル状、メアンダ状又は連結部4の内側でロール形状をなして配設されたクランク状としてもよい。
【0021】
図5(b)は、同図(a)におけるインピーダンス調整素子9としてキャパシタ9aを、図5(c)は同じくインピーダンス調整素子9としてインダクタ9bを、それぞれ用いた場合を示す図である。なお、キャパシタ及びインダクタを同時に用いることも可能である。
【0022】
インピーダンス調整素子9は、短絡素子7のどの位置に設けてもよい。インピーダンス調整素子9を設けることによって、アンテナ3に短絡素子7を組み合せた時の不整合損を低減させ、放射効率を高めることが可能となる。
【0023】
本発明の第3の実施の形態によれば、アンテナ3に短絡素子7を組み合せた時の全体的なインピーダンス整合を改善して、放射効率を高めることができる。
【0024】
(第4の実施の形態)
以下に、本発明の第4の実施の形態を、図6を参照して説明する。図6(a)及び(b)は、本発明の第4の実施の形態に係る携帯無線通信装置の構成を示す図であり、それぞれ図2(a)及び(b)と同じ方向から見て表したものである。
【0025】
これらの図における図2(a)、(b)との相違は、非導電性のプラスチック等で形成された連結部4の内側の表面に導電性のメッキを施した部分を、短絡素子7として用いている点である。短絡素子7の一端は上側短絡点71において上筐体1に、他端は下側短絡点72において下筐体2に、それぞれ接続されている。その他の図中の符号は、すべて図2と共通である。
【0026】
また、図2(c)及び(d)は、図2(a)及び(b)の場合と異なり、上側短絡点71が上基板5の接地パターンに、下側短絡点72が下基板6の接地パターンに、それぞれ設けられた場合の当該携帯無線通信装置の構成を示す図である。各短絡点と短絡素子7との間は、例えばリード線によって接続される。
【0027】
これらの図に示した構成によっても、短絡素子7にアンテナ7の駆動電流ベクトルとほぼ逆向きの電流ベクトルが誘導され、第1の実施の形態におけるのと同様の効果を得ることができる。
【0028】
本発明の第4の実施の形態によれば、短絡素子7用のケーブルに開閉時のたわみを考慮した余長を持たせる必要がないので、連結部4のスペース効率を高め、またケーブルのたわみに伴う信頼性の低下を防ぐことができる。
【0029】
(第5の実施の形態)
以下に、本発明の第5の実施の形態を、図7及び図8を参照して説明する。図7(a)は、本発明の第5の実施の形態に係る携帯無線通信装置を図1(a)と同じ方向から見て表した外観図であり、図7(b)は、その構成を図1(c)同じ方向から見て表した図である。説明の都合上、図7(a)において上筐体1の「前」側の面に受話器10が取り付けられていることを示しており、その他の構成は図1(a)と同じである。
【0030】
また、図7(b)における図1(c)との相違は、連結部4を通って上基板5のパターンと下基板6のパターンとを接続する短絡素子70が新たに設けられると共に、短絡素子7及び70は、「左」−「右」軸に平行(アンテナ3を流れる駆動電流ベクトルの向きに垂直)な部分(以下、水平部分という。)を含んで図中に示した対称軸の両側で線対称に構成された点であり、その他は図1(c)と同じである。
【0031】
この場合、短絡素子7及び70の水平部分の誘導電流ベクトルは、図中に示すように互いに逆向きとなるから、誘導電流ベクトルによって発生し「前」の方向に放射される水平偏波成分が相殺される。これは、第2の実施の形態において述べたのと同様にして、短絡素子7及び70がクランク状に形成されると共に連結部4の内側でロール形状をなして配設されたような場合に、「前」方向への放射電磁界の垂直偏波成分だけでなく、水平偏波成分をも抑制する上で効果がある。なお、短絡素子73の形成の方法及びインピーダンス調整素子の接続については、第1乃至第3の実施の形態と同様である。
【0032】
図8は、本発明の第5の実施の形態のバリエーションを示す図である。図8(a)においては、短絡素子70がフレキシブル基板8のパターンとして形成されている。同図(b)においては、さらに短絡素子7もフレキシブル基板8のパターンとして形成されている。また、同図(c)においては、短絡素子7及び70の組合せが2対以上設けられている。これらのバリエーションによっても、水平偏波成分の抑制効果が得られると共に、製造工程の効率化や放射効率のさらなる向上等の付加的効果を得ることができる。
【0033】
本発明の第5の実施の形態によれば、「前」方向への放射電磁界の垂直偏波成分だけでなく、水平偏波成分を効果的に抑制することができる。
【0034】
本発明の効果を確認するために行ったシミュレーションの結果の一例を、図9に示す。図9(a)は短絡素子を設けた場合、図6(b)は短絡素子を設けない場合の「上」−「下」軸及び「前」−「後」軸を含む面内のアンテナ放射パターンをそれぞれ示しており、(b)に比べて(a)のパターンでは、「前」方向の放射電磁界(この例では主に垂直偏波成分)が効果的に抑制されていることがわかる。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、携帯無線通信装置の2筐体連結構造を生かして、本体及びアンテナの構造を複雑にすることなく、使用者の方向への電磁界放射を抑制して放射効率の低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施の形態に係る携帯無線通信装置の側面図、(b)及び(c)はその内部の構成及び動作原理を示す図、(d)及び(e)は短絡素子7の実現方法を説明する図。
【図2】本発明の第1の実施の形態(筐体間の短絡による。)に係る携帯無線通信装置の内部の構成を示す図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る携帯無線通信装置の前方への放射電磁界の抑制効果を説明する図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る携帯無線通信装置の内部の構成を示す図。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る携帯無線通信装置の内部の構成を示す図。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係る携帯無線通信装置の内部の構成を示す図。
【図7】(a)は本発明の第5の実施の形態に係る携帯無線通信装置の側面図、(b)はその内部の構成を示す図。
【図8】本発明の第5の実施の形態のバリエーションを説明する図。
【図9】本発明に係る携帯無線通信装置のアンテナ放射パターンのシミュレーション結果を示す図。
【符号の説明】
1 上筐体
2 下筐体
3 アンテナ
4 連結部
5 上基板
6 下基板
7、70 短絡素子
71、73 上側短絡点
72、74 下側短絡点
8 フレキシブル基板
9 インピーダンス調整素子
9a キャパシタ
9b インダクタ
10 受話器

Claims (7)

  1. 第1の基板を内蔵した第1の筐体及び第2の基板を内蔵した第2の筐体が連結部を介して開閉可能に構成されてなる本体と、
    前記連結部を通して前記第1の基板及び前記第2の基板を接続する手段と、
    前記本体に配設され、前記連結部との間の最小距離が4分の1波長以下であるように前記第1の基板又は前記第2の基板に設けられた給電点から給電されて、駆動電流ベクトルが生じるアンテナ素子と、
    一端が第1の短絡点において前記第1の筐体又は前記第1の基板の接地パターンに接続されると共に、他端が第2の短絡点において前記第2の筐体又は前記第2の基板の接地パターンに接続され、かつ、前記第1の短絡点及び前記第2の短絡点と前記給電点との間の距離が4分の1波長以下であるように、前記連結部を通して設けられると共に、前記駆動電流ベクトルによって電流ベクトルが誘導される少なくとも1の短絡素子とを
    備えたことを特徴とする携帯無線通信装置。
  2. 前記短絡素子は、前記連結部の導電性メッキが施された部分から形成されたことを特徴とする請求項1に記載の携帯無線通信装置。
  3. 前記短絡素子にインピーダンス調整手段が接続されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯無線通信装置。
  4. 第1の基板を内蔵し受話器を取り付けた第1の筐体及び第2の基板を内蔵した第2の筐体が、連結部を介して開閉可能に構成されてなる本体と、前記連結部を通して前記第1の基板及び前記第2の基板を接続する手段と、
    前記本体に配設され、前記連結部との間の最小距離が4分の1波長以下であるように前記第1の基板又は前記第2の基板に設けられた給電点から給電されて、駆動電流ベクトルが生じるアンテナ素子と、
    一端が第1の短絡点において前記第1の筐体又は前記第1の基板の接地パターンに接続されると共に、他端が第2の短絡点において前記第2の筐体及び前記第2の基板の接地パターンに接続され、かつ、前記第1の短絡点又は前記第2の短絡点と前記給電点との間の距離が4分の1波長以下であるように、前記連結部を通して設けられると共に、前記駆動電流ベクトルの向きに垂直に配設された部分を含み、前記駆動電流ベクトルによって電流ベクトルが誘導される第1の短絡素子と、
    一端が第3の短絡点において前記第1の筐体又は前記第1の基板のパターンに接続されると共に、他端が第4の短絡点において前記第2の筐体又は前記第2の基板のパターンに接続され、かつ、前記第1の筐体の受話器を取り付けた面に垂直な方向から見た時に前記第1の短絡素子と線対称をなして構成されると共に、前記第3の短絡点及び前記第4の短絡点と前記給電点との間の距離が4分の1波長以下であるように、前記連結部を通して設けられた第2の短絡素子とを
    備えたことを特徴とする携帯無線通信装置。
  5. 前記第1の筐体の受話器を取り付けた面に垂直な方向から見た時に前記第1の短絡素子と線対称をなして構成された前記第2の短絡素子は、前記第3の短絡点及び前記第4の短絡点の間が、前記接続する手段により接続されて構成されたことを特徴とする請求項4に記載の携帯無線通信装置。
  6. 前記第1の短絡素子は、前記第1の短絡点及び前記第2の短絡点の間が、前記接続する手段により接続されて構成され、
    前記第2の短絡素子は、前記第3の短絡点及び前記第4の短絡点の間が、前記接続する手段により接続されて構成されたたことを特徴とする請求項4に記載の携帯無線通信装置。
  7. 前記第1の短絡素子及び前記第2の短絡素子を2対以上備えたことを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載の携帯無線通信装置。
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