JP2005033213A - ラック配線処理装置 - Google Patents

Abstract

【課題】ラック裏のケーブル配線を適切に処理、整理する装置を提供する。
【解決手段】ラック背面に、ラック装着パーツ1を取り付けるラックの適正な高さに合うよう取り付ける。そして、機器背面間近に来るよう、ケーブル収納部２を高さの位置を決め、ラック装着パーツ１に取り付ける。ラックに配置された機器数に応じて、このケーブル収納部２を追加し取付ける。ホコリ進入防止、処理状態を隠すため、ケーブル収納部のフタ８をする。ラック装着パーツ１に沿って、上下にケーブルが通るため、これを隠すため、目隠しパネル４を配置する。さらに、反対側からこの中の状況が見えてしまう為、内側隠しパネル５を取り付けると良い。
【選択図】図２

Description

本装置は、背丈のあるラック、及び架、什器等の背面にある機器の電源コード、通信ケーブルの余長部分の乱雑した環境を解消し、ラック周辺の整理に貢献する装置に関するものである。

従来の技術は、デスク周りには効果を発揮するが、機器が多い、ラック型の配線処理には、適用は難しい。

特開2000-133970

ラック裏のメンテナンス性を損なうことなく、個々の機器より出力されるケーブルを整理する方法を課題とする。

（イ） まず、軸となるラック装着パーツ（１）をラックに取り付ける。
（ロ） 機器台数にあわせ、ケーブル収納部（２）を適切な位置にラック装着パーツを取り付け
る。
（ハ） ケーブル口（１０）よりケーブルを通し、必要に応じ巻取り部位（９）を回り、長さ調整する。
（ニ） 最後に、ホコリ進入の保護目的、処理状態を隠すため、フタ（８）及び目隠しパネル（４）（５）をかぶせる。

この装置の導入によって、ラック裏の乱雑した配線ケーブルは装置の中に収まり、整然とした格好とな
る。ケーブル収納部は、ケーブルだけでなく、電源タップの収納も可能とするため、電源周りの整理の
効果にも発揮する。

ケーブル収納部に角度調整機構を用いることで、配線状況に応じて、適切にケーブルを収めることがで
き、その収納状況を目視で簡単に確認できるようになる。また、垂直に配置することにより、上下から
の機器の配線をケーブル口から受け入れることが可能となる。２台のケーブルを処理できる。

ケーブル収納部を効率よく利用するためには、上下に、自由に可動できることが重要である。また、
ケーブルを程よく収束する為、ケーブルガイド（３）が有効である。加えて、ケーブル収納部（２）を
さらに深型のものにし、電源タップを収納できるようにすると、相乗して整理の効果を発揮する。

図２は、ケーブル収納部の一部分の実施例を拡大したものである。

図１０は、本装置をラックに取付けた、実施例である。

図１１は、実施例正面図である。

図１２は、本装置の、ケーブル収納部のみを表した実施例である。

本装置全体図 本装置部分拡大図 本装置平面図及び目隠しパネル可動図 ケーブル収納部正面図 ケーブル収納部パーツ分離図 ケーブル収納部パーツ結合図 ケーブル収納部水平配置実施例 ケーブル収納部傾斜配置実施例 ケーブル収納部垂直配置実施例 装着実施例 装着実施例正面図 目隠しパネルを除いたケーブル経路図

符号の説明

1 ラック装着パーツ
2 ケーブル収納部
3 ケーブルガイド
4 目隠しパネル
5 内側目隠しパネル
6 角度調整部位
7 深型収納部
8 ケーブル収納部のフタ
9 巻取り部位
10 ケーブル口

Claims (3)

1. （イ） 長尺状の物にケーブル収納部分となる、ケーブル収納部（２）を取り付ける。
   （ロ） 長尺状の物に、ラック、架、什器等に取り付ける構造を設ける。または、その部品。
   以上で構成された、ケーブル収納装置。
2. （イ） ケーブル収納部（２）に角度調整部位（６）を設ける。
   （ロ） ケーブル収納部（２）に巻取り部位（９）を設ける。
   （ハ） ケーブル収納部（２）にケーブル口（１０）を設ける。
   （ニ） ケーブル収納部（２）にケーブル収納部のフタ（８）を設ける。
   以上で構成された請求項１のケーブル収納装置。
3. ケーブル通路を隠すため、目隠しパネル（４）を設けた請求項２のケーブル収納装置。
   

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