JP2005031966A - プレゼンス情報利用方法、情報利用者側端末装置および情報提供者側端末装置 - Google Patents

プレゼンス情報利用方法、情報利用者側端末装置および情報提供者側端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】情報提供者の秘匿性に配慮して、第三者にプレゼンス情報を提供して利用可能にする。
【解決手段】情報利用者側端末装置32は、情報提供者を募集する広告および案内を情報提供者側端末装置24へ送信し、情報提供者側端末装置24と連携して応募受信および契約を支援し、情報提供者側端末装置24から送信される情報提供者のプレゼンス情報を受信し、受信したプレゼンス情報の蓄積または統計処理を行い、受信したプレゼンス情報に対する報酬の支払を支援する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人の気持ち、居場所、体重/脈拍/血圧等の生体情報等を含む状態、状況等のプレゼンス情報を、移動通信を含む通信ネットワークを使い、特定の相手に開示し利用を可能にするプレゼンス情報利用方法、情報利用者側端末装置および情報提供者側端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のプレゼンス情報は、発信者が着信者の状態を通信を始める前に知って、着信者の迷惑にならない通信手段を選択する場合などに利用されている。これは、例えば通信相手に対し、どのコミュニケーションツール(通信手段)を使用すればよいかを判断するために、その通信相手のユーザIDから、通信相手が所持しているコミュニケーションツールの名前およびそのコミュニケーションツールの利用状況を検索するというものである(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、相手がコンピュータをインターネットに接続していることを知って、今、メッセージを送ればすぐに読んでもらえるものと考えてメッセージを送信したものの、その相手は離席して席に戻るまでの間、読まれないことがあるという問題を解決するシステムも公開されている。即ち、相手が自席についているかどうか(プレゼンス情報)が分かるようにするシステムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
さらに、移動通信におけるプレゼンス機能は、通信相手が所持しているコミュニケーションツールや、そのコミュニケーションツールの利用状況等の「PC周り」についてや、自席に座っているかどうかの「座席」についてだけでなく、もっと細かなことを扱った「生活プレゼンス機能」が加わるとする提案がなされている。また、この提案ではビジネス分野でも、出社すると自動的に出勤簿に○がつく等の「あらゆる場所における状況報告」が無意識に行えるようになると予想している(例えば、非特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特許第3304887号公報
【特許文献2】
特開2002−73512号公報
【非特許文献1】
竹上 慶「モバイル・インスタント・メッセージング・サービス市場の現場と今後」情報通信総合研究書、InfoComニュースレター、2002年5月
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記のとおり、従来のプレゼンス情報は、自分がこれから行う通信を補完するかたちで使われていたり、自分の報告の手間を省くことに使われているにすぎない。つまり、プレゼンス情報を自分が行う通信から切り離し、また自分のためからも切り離して、独立した情報として第三者が利用できるように取り組みはなされていない。
【0007】
本発明は前記のような従来の問題を解決するものであり、プレゼンス情報を自分が行う通信から切り離し、自分のためからも切り離し、独立した情報として第三者が活用できるようにするプレゼンス情報利用方法、情報利用者側端末装置および情報提供者側端末装置を提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明は、プレゼンス情報を特定の第三者が利用できるようにし、特に第三者に情報を提供するときの課題となる情報提供者の秘匿性に配慮したプレゼンス情報利用方法、情報利用者側端末装置および情報提供者側端末装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的達成のために、請求項1の発明にかかるプレゼンス情報利用方法は、情報利用者側端末装置が情報提供者側端末装置の開示したプレゼンス情報を通信ネットワークを介して利用するプレゼンス情報利用方法であって、情報利用者側端末装置は、情報提供者を募集する広告および案内を情報提供者側端末装置へ送信する広告/案内ステップと、情報提供者側端末装置と連携して応募受信および契約を支援する応募受信/契約ステップと、契約後に情報提供者側端末装置から送信される情報提供者のプレゼンス情報を受信するプレゼンス情報受信ステップと、受信した前記プレゼンス情報の蓄積または統計処理を行うプレゼンス情報蓄積または統計処理ステップと、統計処理の結果に従って受信したプレゼンス情報に対する報酬の支払を支援する料金処理ステップと、を実施することを特徴とする。
【0010】
これにより、情報利用者側端末装置は募集に応募してきた情報提供者のプレゼンス情報について統計処理を行って、そのプレゼンス情報の必要度、重要度に応じた報酬の支払を、情報提供者に対して実施できる。
【0011】
また、請求項2の発明にかかるプレゼンス情報利用方法は、情報提供者側端末装置が開示した情報提供者のプレゼンス情報を通信ネットワークを介して情報利用者側端末装置に利用させるプレゼンス情報利用方法であって、情報提供者側端末装置は、情報利用者側端末装置からの広告および案内に対して応募および契約を支援する応募/契約ステップと、前記契約の内容および情報提供者のプレゼンス対象情報にもとづきプレゼンス情報を生成するプレゼンス情報生成ステップと、生成されたプレゼンス情報を情報利用者側端末装置へ送信するプレゼンス情報送信ステップと、を実施することを特徴とする。
【0012】
これにより、情報提供者側端末装置では、情報利用者側端末装置の広告や案内に応募し、プレゼンス情報を生成して情報利用者側端末装置へ提供した場合に、その提供した情報の必要度および重要度に応じた報酬の支払を受けることができる。
【0013】
また、請求項3の発明にかかるプレゼンス情報利用方法は、前記プレゼンス情報が、情報提供者の人情報、位置情報、行動情報、趣味情報および気持ち情報などの項目を含むことを特徴とする。
【0014】
これにより、情報提供者自身の人情報、位置情報、行動情報、趣味情報および気持ち情報のいずれをも商取引の対象として、経済的価値を生むことができる。
【0015】
また、請求項4の発明にかかるプレゼンス情報利用方法は、前記プレゼンス情報の複数の項目のうち、一部の項目が簡略化されることを特徴とする。
【0016】
これにより、特に重要でないプレゼンス情報では、抽象化レベルの高い情報を料金決定のための統計処理の対象としないようにすることができる。
【0017】
また、請求項5の発明にかかるプレゼンス情報利用方法は、前記プレゼンス情報が、意味的に複数段のレベルに分けて抽象化されて生成されることを特徴とする。
【0018】
これにより、開示されたプレゼンス情報の抽象化レベルに応じた報酬を決定することができる。
【0019】
また、請求項6の発明にかかるプレゼンス情報利用方法は、前記プレゼンス情報中の情報提供者の人情報が、匿名化されて生成されることを特徴とする。
【0020】
これにより、プレゼンス情報として実名を開示する場合に比べて個人情報の流出を抑えることができ、また、情報提供者に対する報酬を少なく抑えることができる。
【0021】
また、請求項7の発明にかかるプレゼンス情報利用方法は、報酬支払の料金処理では、プレゼンス対象情報の各項目ごとに、プレゼンス対象情報の抽象化レベル、匿名化の有無または情報利用者の情報提供要求度に応じた重み付けに従って、単位料金を決めることを特徴とする。
【0022】
これにより、プレゼンス情報の開示レベルに対応して、情報利用者の要求または希望に合った報酬を情報提供料として決定することができる。
【0023】
また、請求項8の発明にかかるプレゼンス情報利用方法は、前記報酬支払の料金処理では、プレゼンス対象情報の各項目ごとの単位料金にプレゼンス情報の開示時間および更新頻度を乗算し、各項目ごとの乗算結果を合算して情報提供料を決定することを特徴とする。
【0024】
これにより、情報開示時間および更新頻度に見合った報酬を情報提供料として決定することができる。
【0025】
また、請求項9の発明にかかる情報利用者側端末装置は、情報提供者側端末装置の開示したプレゼンス情報を通信ネットワークを介して利用する情報利用者側端末装置であって、情報提供者を募集する広告および案内を情報提供者側端末装置へ送信する広告/案内手段と、情報提供者側端末装置と連携して応募受信および契約を支援する応募受信/契約手段と、情報提供者側端末装置から送信される情報提供者のプレゼンス情報を受信するプレゼンス情報受信手段と、受信した前記プレゼンス情報蓄積または統計処理を行うプレゼンス情報の蓄積または統計処理手段と、統計処理の結果に従って受信したプレゼンス情報に対する報酬の支払を支援する料金処理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0026】
これにより、広告/案内手段から送信した広告および案内に応募した情報提供者と、情報提供者側端末装置を介してプレゼンス情報提供についての契約を交わし、情報提供者から提供されたプレゼンス情報の品質等について統計処理手段により統計処理を行った上で、料金処理手段にてそのプレゼンス情報に応じた報酬料金を自動的に決定することができる。
【0027】
また、請求項10の発明にかかる情報提供者側端末装置は、情報提供者のプレゼンス情報を開示して通信ネットワークを介して情報利用者側端末装置に利用させる情報提供者側端末装置であって、情報利用者側端末装置からの広告および案内に対する応募および契約を支援する応募/契約手段と、前記契約の内容および情報提供者のプレゼンス対象情報にもとづきプレゼンス情報を生成するプレゼンス情報生成手段と、生成されたプレゼンス情報を情報利用者端末へ送信するプレゼンス情報送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0028】
これにより、情報利用者側端末装置と交わした契約にもとづき、プレゼンス情報を生成して、これを情報利用者側端末装置に送信でき、この結果、そのプレゼンス情報に応じた報酬料金を情報利用者側から受け取ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるプレゼンス情報利用方法の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0030】
図2はプレゼンス情報利用方法を実施するためのプレゼンス情報利用システムを示す概念図である。
【0031】
このプレゼンス情報利用システムは、移動体通信を含む通信ネットワーク10と、プレゼンス情報提供者51の情報提供者側端末装置24,25と、プレゼンス情報利用者61の情報利用者側端末装置32とから構成され、全ての端末装置24,25,32は通信ネットワーク10に接続されている。そして、情報提供者側端末装置24,25はプレゼンス情報生成手段245,254を持ち、情報利用者側端末装置32はプレゼンス情報蓄積または統計処理手段325および料金処理手段326を持っている。
【0032】
図1は前記各端末装置24,25,32の内部構成を詳細に示すブロック図である。ここでは、通信ネットワーク10が省かれている。
【0033】
情報提供側端末装置24は、広告/案内受信手段241、応募/契約手段242、契約内容蓄積手段243、プレゼンス対象情報蓄積手段244、プレゼンス情報生成手段245およびプレゼンス情報送信手段246を有する。
【0034】
これらのうち、広告/案内受信手段241は情報利用者側端末装置32からの広告や案内情報を受信するように機能し、応募/契約手段242は情報利用者との間でプレゼンス情報について応募、契約をするように機能する。また、プレゼンス情報生成手段245は前記契約の内容およびプレゼンス対象情報とにもとづいてプレゼンス情報を生成するように機能する。また、プレゼンス情報送信手段246はプレゼンス情報生成手段254で生成されたプレゼンス情報を情報利用者側端末装置32へ送信するように機能する。
【0035】
また、前記情報提供者側端末装置25は、情報提供側端末装置24におけるものと同様の構成、機能を持つ契約内容蓄積手段251、プレゼンス対象情報蓄積手段252、プレゼンス情報生成手段254およびプレゼンス情報送信手段255に加えて、外部のセンサ23の出力情報を蓄積するセンサ情報の蓄積手段253を備えている。
【0036】
一方、前記情報利用者側端末装置32は、広告案内手段321、応募受信/契約手段322、契約内容の蓄積手段323、プレゼンス情報受信手段324、前記プレゼンス情報蓄積または統計処理手段325、および前記料金処理手段326を備えている。
【0037】
これらのうち、広告/案内手段321は情報利用者側端末装置32が情報提供者側端末装置24に対し広告や案内を送信する機能を有し、応募受信/契約手段322は情報提供者側端末装置24と連携して応募や契約を支援するように機能する。プレゼンス情報蓄積または統計処理手段325は、情報提供者側端末装置24,25の各プレゼンス情報送信手段246,255から送信されたプレゼンス情報を受けて、これを蓄積および統計処理するように機能する。料金処理手段326は統計処理結果等にもとづき、プレゼンス情報提供者51に対する報酬の支払を支援するように機能する。なお、この報酬の支払は、日本銀行券、ネットマネー、ポイント等により可能となる。
【0038】
図3はプレゼンス情報を説明する図である。図3(a)は、プレゼンス情報の概念を現しており、プレゼンス情報提供者の物理空間に関する情報を現在のみならず過去、未来にわたって対象にすることを示している。図3(b)は、現在のプレゼンス情報例を具体的に示したものである。プレゼンス情報には気持ち、位置情報、体重/脈拍/血圧等の生体情報が含まれている。ここでプレゼンス対象情報としたのは、後に説明するプレゼンス情報の抽象化との関連から、その抽象化の元になる(対象になる)情報という意味で対象情報とした。従って、抽象化しない場合はプレゼンス対象情報=プレゼンス情報となる。
【0039】
図4は情報提供者側端末装置24,25内の各プレゼンス情報の生成手段245,254によるプレゼンス情報の生成方法を示す説明図である。
【0040】
図4(a)は情報の項目の簡略化および抽象化の例を示している。簡略化については湿度および使用道具の2項目が項目の簡略化を行うときの対象項目であることを示している。抽象化については、L0〜L3までの4段階に分けた例を示している。L0はプレゼンス対象情報そのものであり、抽象化の程度が最も低く、L3は抽象化の程度が最も高くなっている。図4(b)は匿名化の例である。氏名をM子、住所をM市としている。
【0041】
図5は料金処理を説明する図である。項目例として体重、位置情報、行動の3項目をとりあげている。処理には単位料金の処理と料金の処理がある。
【0042】
まず、単位料金の処理について説明する。単位料金の「基本」は、現在、過去、未来のいずれの情報を対象にする場合でも1Pであるとし、ここでは現在をとりあげている。「重みづけ」は、プレゼンス情報利用者が情報の提供を強く望む項目であり、ここでは体重が該当し該当項目の単位料金を10倍にしている。「抽象化」は、図4のL0〜L3のどの段階を選択したかであり、L0の場合は単位料金が10倍、L1は1倍、L2は0.5倍、L3は0.1倍になるとし、ここではL1を選択している。
【0043】
図5において、「匿名化」は、匿名化しない、即ち実名の場合は単位料金が10倍、匿名化は1倍であるとし、ここでは匿名化を行っている。前記の結果体重の単位料金は10Pに、位置情報と行動の単位料金は1Pになる。
【0044】
次に、料金の処理について説明する。開示期間料金は1時間1単位料金であるとし、本例では10時間開示した場合を示している。また更新頻度料金は1回1単位料金であるとし、ここでは体重が1回、位置情報が10回、行動が20回更新している。この結果開示期間料金は120Pに、更新頻度料金は40Pになり、合計160Pとなる。
【0045】
図6は前記プレゼンス情報利用システムの動作を示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照してプレゼンス情報利用の手順を説明する。
【0046】
まず、プレゼンス情報利用者61は情報利用者側端末装置32の広告/案内手段321を通じて情報提供者側端末装置24に対しプレゼンス情報提供の広告および案内を送信する(ステップS301)。情報提供者側端末装置24はこれらの広告および案内を広告/案内受信手段242にて受信し、応募/契約手段242を通じて情報利用者側端末装置32との間で応募および契約を交わす(ステップS302,S303)。これらの契約の内容は、各端末装置24,32の契約内容蓄積手段243,323およびそれぞれ蓄積される。
【0047】
一方、情報提供者側端末装置24では、前記契約内容とプレゼンス対象情報蓄積手段240から得られたプレゼンス対象情報とから、プレゼンス情報生成手段245がプレゼンス情報を生成する(ステップS304)。ここでは、プレゼンス対象情報の項目の前記簡略化および抽象化が行われる。こうして情報提供者側端末装置24で生成されたプレゼンス情報は、プレゼンス情報送信手段246を通じて情報利用者側端末装置32に送信され(ステップS305)、プレゼンス情報受信手段324にて受信される。
【0048】
また、情報利用者端末装置32では、プレゼンス情報蓄積または統計手段325がプレゼンス情報の蓄積または統計処理を行い(ステップS306)、続いて、料金処理手段326が料金処理を行う(ステップS307)。そして、契約期間内であれば、ステップS304の処理に戻り(ステップS308)、契約満了であれば料金処理手段326にて所定の料金情報による料金処理を行って(ステップS307)、プレゼンス情報提供者51に対し報酬の支払を行う(ステップS309)。
【0049】
また、ステップS307にあっては、情報の項目数、重みづけ、抽象化、開示期間、更新頻度に応じた料金処理を行うことになる。なお、前記実施の形態では、前記プレゼンス情報を人に関するプレゼンス情報として説明したが、車や自販機などに関するプレゼンス情報の場合にも同様に適用できる。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、情報利用者側端末装置では、広告や案内に応募した情報提供者のプレゼンス情報を統計処理することで利用し、情報の必要性や重要性等に応じた報酬の支払を情報提供者に対して行うことができ、一方、情報提供者側端末装置では、前記応募を行い、秘匿性に配慮したプレゼンス情報を情報利用者側端末装置へ提供したことで、報酬の支払を受けることができる。このプレゼンス情報は、情報利用者側が市場におけるマーケティングや商品開発のための利用のほか、商品として、あるいは高齢社会における介護者人の安否情報としての活用も可能になる。
【0051】
本発明は、情報提供側端末装置が提供するプレゼンス情報の抽象化およびプレゼンス情報提供者の匿名化等に応じて、情報利用側端末装置がプレゼンス情報の統計処理および料金処理を行い、情報提供者にプレゼンス情報の重要度、必要度に応じた報酬の支払を行うという用途に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるプレゼンス情報利用方法を実現するプレゼンス情報利用システムを示すブロック図
【図2】図1に示すプレゼンス情報利用システムの概念図
【図3】本発明におけるプレゼンス情報の概念および内容を示す説明図
【図4】本発明におけるプレゼンス情報の生成内容を示す説明図
【図5】本発明における料金処理手段による料金処理の内容を示す説明図
【図6】本発明によるプレゼンス情報利用の手順を示すフローチャート
【符号の説明】
10…通信ネットワーク、24,25…情報提供者側端末装置、32…情報利用者側端末装置、242…応募/契約手段、245,254…プレゼンス情報生成手段、246,255…プレゼンス情報送信手段、321…広告/案内手段、322…応募受信/契約手段、324…プレゼンス情報受信手段、325…プレゼンス情報蓄積または統計処理手段、326…料金処理手段。

Claims (10)

  1. 情報利用者側端末装置が情報提供者側端末装置の開示したプレゼンス情報を通信ネットワークを介して利用するプレゼンス情報利用方法であって、
    情報利用者側端末装置は、
    情報提供者を募集する広告および案内を情報提供者側端末装置へ送信する広告/案内ステップと、
    情報提供者側端末装置と連携して応募受信および契約を支援する応募受信/契約ステップと、
    契約後に情報提供者側端末装置から送信される情報提供者のプレゼンス情報を受信するプレゼンス情報受信ステップと、
    受信した前記プレゼンス情報の蓄積または統計処理を行うプレゼンス情報蓄積または統計処理ステップと、
    統計処理の結果に従って受信したプレゼンス情報に対する報酬の支払を支援する料金処理ステップと、を実施する
    ことを特徴とするプレゼンス情報利用方法。
  2. 情報提供者側端末装置が開示した情報提供者のプレゼンス情報を通信ネットワークを介して情報利用者側端末装置に利用させるプレゼンス情報利用方法であって、
    情報提供者側端末装置は、
    情報利用者側端末装置からの広告および案内に対する応募および契約を支援する応募/契約ステップと、
    前記契約の内容および情報提供者のプレゼンス対象情報にもとづきプレゼンス情報を生成するプレゼンス情報生成ステップと、
    生成されたプレゼンス情報を情報利用者側端末装置へ送信するプレゼンス情報送信ステップと、を実施する
    ことを特徴とするプレゼンス情報利用方法。
  3. 前記プレゼンス情報が、情報提供者の人情報、位置情報、行動情報、趣味情報および気持ち情報などの項目を含むことを特徴とする請求項1または2記載のプレゼンス情報利用方法。
  4. 前記プレゼンス情報の複数の項目のうち、一部の項目が簡略化されることを特徴とする請求項1または2に記載のプレゼンス情報利用方法。
  5. 前記プレゼンス情報が、意味的に複数段のレベルに分けて抽象化されて生成されることを特徴とする請求項1または2に記載のプレゼンス情報利用方法。
  6. 前記プレゼンス情報中の情報提供者の人情報が、匿名化されて生成されることを特徴とする請求項1または2に記載のプレゼンス情報利用方法。
  7. 報酬支払の料金処理では、プレゼンス対象情報の各項目ごとに、プレゼンス対象情報の抽象化レベル、匿名化の有無または情報利用者の情報提供要求度に応じた重み付けに従って、単位料金を決めることを特徴とする請求項1に記載のプレゼンス情報利用方法。
  8. 前記報酬支払の料金処理では、プレゼンス対象情報の各項目ごとの単位料金にプレゼンス情報の開示時間および更新頻度を乗算し、各項目ごとの乗算結果を合算して情報提供料を決定することを特徴とする請求項7に記載のプレゼンス情報利用方法。
  9. 情報提供者側端末装置が開示したプレゼンス情報を通信ネットワークを介して利用する情報利用者側端末装置であって、
    情報提供者を募集する広告および案内を情報提供者側端末装置へ送信する広告/案内手段と、
    情報提供者側端末装置と連携して応募受信および契約を支援する応募受信/契約手段と、
    情報提供者側端末装置から送信される情報提供者のプレゼンス情報を受信するプレゼンス情報受信手段と、
    受信した前記プレゼンス情報の蓄積または統計処理を行うプレゼンス情報蓄積または統計処理手段と、
    統計処理の結果に従って、受信したプレゼンス情報に対する報酬の支払を支援する料金処理手段と、を備えた
    ことを特徴とする情報利用者側端末装置。
  10. 情報提供者のプレゼンス情報を開示して通信ネットワークを介して情報利用者側端末装置に利用させる情報提供者側端末装置であって、
    情報利用者側端末装置からの広告および案内に対して応募および契約を支援する応募/契約手段と、
    前記契約の内容および情報提供者のプレゼンス対象情報にもとづきプレゼンス情報を生成するプレゼンス情報生成手段と、
    生成されたプレゼンス情報を情報利用者側端末装置へ送信するプレゼンス情報送信手段と、を備えた
    ことを特徴とする情報提供者側端末装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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