JP2005031945A - 給与通知情報装置、給与情報通知方法および給与情報通知プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】社員の支払給与データベース44に基づいて給与明細書を生成する給与通知情報装置10において、支払給与データベース44に基づいて生成された給与通知情報と、所定の人事通知情報と、所定の外部通知情報とからなる給与通知情報データベース54と、給与通知情報データベース54から社員ごとの個人別通知情報データベース58を編集する給与明細書編部60と、支払給与データベース44と個人別通知情報データベース58とに基づいて給与明細書を社員ごとに生成する給与明細書生成部62と、を備える。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、給与通知情報装置、給与情報通知方法および給与情報通知プログラムに関し、特に、社員に対する給与および人事関係の種々の情報を給与通知時に一括して通知し、もって、通知コストを低減し、どのような情報がいつ通知されるかを明確にすることができる給与通知情報装置、給与情報通知方法および給与情報通知プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、社員の支払給与データベースに基づいて給与明細書を生成する給与通知情報装置が知られていた。かかる給与通知情報装置は、社員の支払給与データベースに基づいて給与明細書を生成し、人事部門の担当者が給与明細書を月に一度給与通知時に配布していた。一方、給与改定通知、社会保険報酬月額改定通知、住民税納税通知、財形/持ち株残高通知、健康保険組合医療費通知などの給与および人事関係の種々の情報は、人事部門の各担当者がそれぞれに書類を定期的に作成し、社員に配送し、通知していた。社員の数が多い会社では、情報の種類も多く、書類の作成作業および配送作業は、煩雑で、多大な通知コストが必要であった。また、社員は、多くの情報が個別に通知されるので、どのような情報がいつ通知されるか分かりにくかった。
【0003】
例えば、特許文献1では、給与計算において各種データの入力を自動化し、かつ、人事関係の情報の処理をあわせて行うことができる従来技術が開示されている。また、特許文献2では、給与明細等を社員に通知する場合に、書類の作成作業および配送作業を必要としない従来技術が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−290921号公報
【特許文献2】
特開2002−215852号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1の従来技術では、給与計算において各種データの入力を自動化し、かつ、人事関係の種々の情報の処理をあわせて行うことができるが、給与および人事関係の種々の情報の通知コストを低減することができない。また、どのような情報がいつ通知されるか分かりにくかった。また、特許文献1の従来技術では、給与明細等を社員に通知する場合に、書類の作成作業および配送作業を必要としないようにすることができるが、給与明細等以外の人事関係の種々の情報の通知コストを低減することができない。また、どのような情報がいつ通知されるか分かりにくかった。
【0006】
そこで、この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、社員に対する給与および人事関係の種々の情報を給与通知時に一括して通知し、もって、通知コストを低減し、どのような情報がいつ通知されるかを明確にすることができる給与通知情報装置、給与情報通知方法および給与情報通知プログラムを提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る給与通知情報装置は、社員の支払給与データベースに基づいて給与明細書を生成する給与通知情報装置において、前記支払給与データベースに基づいて生成された給与通知情報と、所定の人事通知情報と、所定の外部通知情報とからなる前記給与通知情報データベースから前記社員ごとの個人別通知情報データベースを編集する給与明細書編集手段と、前記支払給与データベースと前記個人別通知情報データベースとに基づいて前記給与明細書を前記社員ごとに生成する給与明細書生成手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
この請求項1の発明によれば、支払給与データベースに基づいて生成された給与通知情報と、所定の人事通知情報と、所定の外部通知情報とからなる給与通知情報データベースから社員ごとの個人別通知情報データベースを編集し、支払給与データベースと個人別通知情報データベースとに基づいて給与明細書を社員ごとに生成することとしたので、社員に対する給与および人事関係の種々の情報を給与通知時に一括して通知し、もって、通知コストを低減し、どのような情報がいつ通知されるかを明確にすることができる。
【0009】
また、請求項2の発明に係る給与情報通知方法は、社員の支払給与データベースに基づいて給与明細書を生成する給与通知情報装置に用いられる給与情報通知方法において、前記支払給与データベースに基づいて生成された給与通知情報と、所定の人事通知情報と、所定の外部通知情報とからなる給与通知情報データベースを生成する給与通知情報データベース生成工程と、前記給与通知情報データベース生成工程によって生成された給与通知情報データベースを前記社員ごとの個人別通知情報データベースに編集する給与明細書編集工程と、前記支払給与データベースと前記給与明細書編集工程によって編集された個人別通知情報データベースとに基づいて前記給与明細書を前記社員ごとに生成する給与明細書生成工程と、を含んだことを特徴とする。
【0010】
この請求項2の発明によれば、支払給与データベースに基づいて生成された給与通知情報と、所定の人事通知情報と、所定の外部通知情報とからなる給与通知情報データベースを生成し、給与通知情報データベースを社員ごとの個人別通知情報データベースに編集し、支払給与データベースと個人別通知情報データベースとに基づいて給与明細書を社員ごとに生成することとしたので、社員に対する給与および人事関係の種々の情報を給与通知時に一括して通知し、もって、通知コストを低減し、どのような情報がいつ通知されるかを明確にすることができる。
【0011】
また、請求項3の発明に係る給与情報通知プログラムは、社員の支払給与データベースに基づいて給与明細書を生成する給与通知情報装置に用いられる給与情報通知プログラムにおいて、前記支払給与データベースに基づいて生成された給与通知情報と、所定の人事通知情報と、所定の外部通知情報とからなる給与通知情報データベースを生成する給与通知情報データベース生成手順と、前記給与通知情報データベース生成手順によって生成された給与通知情報データベースを前記社員ごとの個人別通知情報データベースに編集する給与明細書編集手順と、前記支払給与データベースと前記給与明細書編集手順によって編集された個人別通知情報データベースとに基づいて前記給与明細書を前記社員ごとに生成する給与明細書生成手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0012】
この請求項3の発明によれば、支払給与データベースに基づいて生成された給与通知情報と、所定の人事通知情報と、所定の外部通知情報とからなる給与通知情報データベースを生成し、給与通知情報データベースを社員ごとの個人別通知情報データベースに編集し、支払給与データベースと個人別通知情報データベースとに基づいて給与明細書を社員ごとに生成することとしたので、社員に対する給与および人事関係の種々の情報を給与通知時に一括して通知し、もって、通知コストを低減し、どのような情報がいつ通知されるかを明確にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係る給与通知情報装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、下記に示す実施の形態1では、本発明に係る給与通知情報装置を給与通知情報システムに適用する場合について説明し、実施の形態2では、本発明に係る給与情報通知プログラムを実行するコンピュータシステムについて説明することとする。最後に、他の実施の形態として種々の変形例を説明する。
【0014】
(実施の形態1)
本実施の形態1では、本発明に係る給与通知情報装置を給与通知情報システムに適用する場合について説明する。なお、ここでは、本実施の形態1に係る給与通知情報システムの概要および特徴を説明した後に、この給与通知情報システムの構成を説明し、最後に、この給与通知情報システムの給与明細書の作成手順、支払給与データ、社会保険データ、住民税、財形残高または健康保険組合医療費等に関する通知情報の作成手順、給与明細書の編集手順および作成手順など種々の処理手順について説明する。
【0015】
[概要および特徴]
最初に、本実施の形態1に係る給与通知情報システムの概要および主たる特徴を説明する。図1は、本実施の形態1に係る給与通知情報システムの概要を説明する図である。また、図2は、本実施の形態1に係る給与通知情報システムの構成を示す機能ブロック図である。
【0016】
図1に示すように、本実施の形態1の給与通知情報システムは、給与算出システムと給与通知情報作成システムからなる。このうち、給与算出システムは、従来から存在する既存のシステムで、社員の個人情報および給与の支給/控除項目および金額を管理する給与マスタデータベース42に基づいて社員の支払給与データおよび社会保険データからなる支払給与データベース44を作成し、支払給与データベース44に基づいて給与明細書を作成していた。
【0017】
一方、給与通知情報作成システムは、本発明に係るシステムで、給与および人事関係の種々の情報を給与通知情報データベース54に保持し、給与通知情報データベース54を社員ごとの個人別通知情報データベース58に編集する。したがって、個人別通知情報データベース58に基づいて社員ごとに必要な情報をレイアウト編集して、通知情報を作成することができる。また、給与通知情報作成システムは、支払給与データベース44に基づいて作成された給与明細と社員ごとの個人別通知情報データベース58に基づいて作成された給与および人事関係の種々の通知情報を給与明細書に統合し、社員に給与通知時に一括して配送し、通知することができる。
【0018】
具体的には、図2に示すように、支払給与データベース44に基づいて生成された社会保険改定情報などの給与通知情報と、昇給昇格情報、個人の案内情報などの人事通知情報と、住民税改定情報、財形残高、医療給付金情報などの外部通知情報を保持する給与通知情報データベース54と、給与通知情報データベース54から社員ごとの個人別通知情報データベース58を編集し、支払給与データベース44と個人別通知情報データベース58とに基づいて給与明細書を社員ごとに生成することとしたので、社員に対する給与および人事関係の種々の情報を給与通知時に一括して通知し、もって、通知コストを低減し、どのような情報がいつ通知されるかを明確にすることができる。
【0019】
[給与通知情報システムの構成]
本実施の形態1に係る給与通知情報システムの構成について説明する。図2に示すように、給与通知情報システムは、給与通知情報装置10と、ネットワーク80と、外部通信端末装置90a、90b、90cとからなる。
【0020】
ネットワーク80は、会社の給与通知情報装置10と、外部通信端末装置90a、90b、90cとを接続する専用回線または/およびインターネットである。また、外部通信端末装置90a、90b、90cは、ネットワーク80を介して財形残高、持ち株残高、健康保険組合医療費などの情報を会社の給与通知情報装置10に送信する通信端末装置であり、具体的には、会社の給与通知情報装置10と接続された金融機関または/および健康保険組合等の各種組合などに設置された通信端末装置である。
【0021】
給与通知情報装置10は、入力部20と、出力部30と、給与算出部40と、給与通知情報作成部50と、IF部70と、制御部75とからなる。入力部20は、ユーザがメニューの選択、データなどを入力する装置であり、具体的には、キーボード、マウスまたは/およびタッチペンなどである。また、出力部30は、データやステータスを出力する装置であり、具体的には、プリンタや画像表示装置などである。
【0022】
給与算出部40は、ユーザによって入力された給与改定、支給/控除の変動情報に基づいて社員の給与を算出する処理部であり、具体的には、給与マスタデータベース42と、支払給与データベース44、社会保険算出部48とからなる。このうち、給与マスタデータベース42は、社員の個人情報および給与情報を管理するデータベースであり、具体的には、各社員の名前、所属、生年月日、家族情報と給与の支給/控除の項目、金額などを保持する。
【0023】
支払給与データベース44は、給与算出後の各社員への支払給与明細情報であり、具体的には、社員への支払給与データおよび社会保険料の徴収額変更者の社会保険データを累積して保持するデータベースである。また、社会保険算出部48は、給与マスタデータベース42に基づいて社会保険料を算出し、社会保険データを生成する処理部である。
【0024】
給与通知情報作成部50は、社員に通知される給与通知情報、所定の人事通知情報および所定の外部通知情報を作成する処理部であり、具体的には、判定条件データベース52と、給与通知情報データベース54と、通知レイアウトデータベース56と、個人別通知情報データベース58と、給与明細書編集部60と、給与明細書生成部62とからなる。このうち、判定条件データベース52は、支払給与データベース44の支払給与データと社会保険データに対して支給/控除の項目、金額、時期からなる給与通知情報を生成する条件を設定するデータベースである。
【0025】
ここで、具体的に、図2に示す給与通知情報システムの判定条件データベース52の一例について説明する。図3は、図2に示す給与通知情報システムの判定条件データベースの一例を示す図である。同図に示すように、判定条件データベース52は、前月と当月の社員の個人情報または人事情報の変動項目に関する判定条件に対応付けて支払給与データベース44から通知すべき通知種類および詳細区分が設定される。また、給与通知情報作成部50は、支払給与データベース44を読み込み、判定条件データベース52の判定条件と合致したものがあるかどうか判断し、合致したものについて給与通知情報を生成する。
【0026】
図2の説明に戻ると、給与通知情報データベース54は、支払給与データベース44に基づいて生成された給与通知情報、所定の人事通知情報および所定の外部通知情報とからなるデータベースである。ここで、図2に示す給与通知情報システムの給与通知情報データベース54の管理情報および給与通知情報データベース54の一例について説明する。図4は、図2に示す給与通知情報システムの給与通知情報データベース54の管理情報の一例を示す図である。また、図5は、図2に示す給与通知情報システムの給与通知情報データベース54の一例を示す図である。
【0027】
図4に示すように、給与通知情報データベース54の管理情報は、昇給昇格情報、社会保険改定情報、住民税改定情報、財形残高情報、持ち株残高情報、医療給付金情報または/および個人案内情報であり、管理する情報は会社毎に設定できる。また、図5に示すように、給与通知情報データベース54は、給与通知情報の通知種類、詳細区分、通知年月、社員No.、社員名、備考金額、備考年月などの欄からなり、通知種類および詳細区分は、コード番号で管理される。
【0028】
図2の説明に戻ると、通知レイアウトデータベース56は、給与通知情報データベース54の通知情報の種類に対応付けられた通知情報のレイアウトを保持するデータベースである。ここで、図2に示す給与通知情報システムが作成する給与明細書および通知レイアウトの一例について説明する。図6は、図2に示す給与通知情報システムが作成する給与明細書の一例を示す図である。また、図7は、図2に示す給与通知情報システムが作成する給与明細書の通知レイアウトの一例を示す図である。
【0029】
図6に示すように、給与明細書は、見開きの左ページに支給/控除の給与明細を示し、右ページに通知欄を設け、給与改定、社会保険改定、住民税改定、財形積残高、持ち株残高などを示す。ただし、各社員へ通知する通知情報は、図7に示す通知種類別に対応して作成された通知レイアウトを使用する。また、通知レイアウトは、給与通知情報の通知種類および詳細区分の全てについて作成されており、通知種類および詳細区分は、コード番号で分類されている。また、○○部分の年月および金額は、給与マスタデータベース42から出力される項目である。
【0030】
図2の説明に戻ると、個人別通知情報データベース58は、給与通知情報データベース54から社員ごとに編集されたデータベースであり、具体的には、通知レイアウトデータベース56から読み込んだ通知レイアウトと給与マスタデータベース42から読み込んだ年月および金額とに基づいて給与通知情報データベース54から編集されたデータベースである。なお、給与通知情報は、支払給与データベース44に基づいて生成される社会保険改定情報などの通知情報であり、所定の人事通知情報は、昇給昇格情報または/および個人案内情報であり、所定の外部通知情報は、住民税改定情報、財形残高情報、持ち株残高情報、または/および医療費給付金情報である。
【0031】
ここで、図2に示す給与通知情報システムが各社員に通知する個人別通知情報の一例について説明する。図8は、図2に示す給与通知情報システムが各社員に通知する個人別通知情報の一例を示す図である。同図に示されているように、給与改定通知、社会保険改定通知、家族手当支給通知の各項目に対して、改定年月日、金額などが記載されている。これらの個人別通知情報は、通知情報の内容に応じて社員毎にレイアウト編集される。
【0032】
図2の説明に戻ると、給与明細書編集部60は、給与通知情報データベース54から社員ごとの個人別通知情報データベース58を編集する処理部であり、具体的には、給与マスタデータベース42と通知レイアウトデータベース56とに基づいて給与通知情報データベース54を社員ごとの個人別通知情報データベース58に編集する。また、給与明細書生成部62は、支払給与データベース44と給与明細書編集部60によって編集された個人別通知情報データベース58とに基づいて給与明細書を社員ごとに生成する処理部である。
【0033】
IF部70は、ネットワーク80を介して外部通信端末装置90a、90b、90cとデータを送受信するネットワークインタフェースであり、具体的には、金融機関とは全銀プロトコルを使用し、健康保険組合などとはFTTPプロトコルを使用して通信処理を行う。また、制御部75は、給与通知情報装置10の全体を制御する制御部であり、具体的には、ユーザの要求を受け付けて各処理部のデータの流れを制御する。
【0034】
[給与明細書の作成手順]
次に、図2に示す給与通知情報システムにおける給与明細書の作成手順について説明する。図9は、図2に示す給与通知情報システムにおける給与明細書の作成手順を示すフローチャートである。
【0035】
同図に示すように、まず、ユーザは、社員の給与を算出するために、給与改定、支給/控除などの変動情報を給与通知情報装置10の入力部20から入力する(ステップS901)。そして、給与算出部20は、給与算出における変動情報に基づいて給与マスタデータベース42を更新する(ステップS902)。
【0036】
さらに、給与算出部40および社会保険算出部48は、給与マスタデータベース42に基づいて支払給与データおよび社会保険データを算出し(ステップS903)、給与算出部40は、支払給与データベース44を更新する(ステップS904)。
【0037】
そして、給与通知情報作成部50は、支払給与データベース44を読み込み、図3に示す判定条件データベース52の条件と合致したものがあるかどうか判断し、合致したものについて給与通知情報を生成し(ステップS905)、給与通知情報、所定の人事通知情報および所定の外部通知情報を統合して、図5に示すように給与通知情報データベース54を作成する(ステップS906)。
【0038】
ここで、図9に示す支払給与データに関する給与通知情報の作成手順についてさらに詳細に説明する。図10は、図9に示す支払給与データに関する給与通知情報の作成手順をさらに詳細に示すフローチャートである。
【0039】
同図に示すように、まず、給与通知情報作成部50は、支払給与データベース44から当月の支払給与データを読み込み(ステップS1001)、給与通知情報作成部50は、図3に示す判定条件データベース52と合致したものがあるか否かを調べる(ステップS1002)。その結果、判定条件データベース52と合致しない場合は(ステップS1002否定)、手順を終了する。
【0040】
一方、判定条件データベース52と合致する場合は(ステップS1002肯定)、合致したものについて図5に示す給与通知情報を生成し(ステップS1003)、図5に示すように給与通知情報データベース54を作成する(ステップS1004)。
【0041】
次に、図9に示す社会保険データに関する給与通知情報の作成手順についてさらに詳細に説明する。図11は、図9に示す社会保険データに関する給与通知情報の作成手順をさらに詳細に示すフローチャートである。
【0042】
同図に示すように、まず、給与通知情報作成部50は、支払給与データベース44から当月の社会保険データを読み込み(ステップS1101)、給与通知情報作成部50は、図3に示す判定条件データベース52と合致したものがあるか否かを調べる(ステップS1102)。その結果、判定条件データベース52と合致しない場合は(ステップS1102否定)、手順を終了する。
【0043】
一方、判定条件データベース52と合致する場合は(ステップS1102肯定)、合致したものについて図5に示す給与通知情報を生成し(ステップS1103)、給与通知情報データベース54を作成する(ステップS1104)。
【0044】
次に、図9に示す住民税、財形残高または健康保険組合医療費等に関する通知情報の作成手順についてさらに詳細に説明する。図12は、図9に示す住民税、財形残高または健康保険組合医療費等に関する通知情報の作成手順をさらに詳細に示すフローチャートである。
【0045】
同図に示すように、まず、給与通知情報作成部50は、データを一括で入力する否かを調べる(ステップS1201)。その結果、データを一括で入力しない場合、例えば、社員の昇格昇給、個別支払手当などの通知情報を入力する場合は、入力部20から1件1件入力する(ステップS1202)。一方、データを一括して入力する場合、例えば、住民税、財形残高または健康保険組合医療費などの自治体、金融機関、健康保険組合などから毎月入手できる外部通知情報、組合費の初期徴収、手当の金額変更などの同一要件で大量の通知情報を入力する場合は、データファイルで一括入力する(ステップS1203)。
【0046】
そして、給与通知情報の項目内容にしたがって図5に示す通知情報を生成し(ステップS1204)、給与通知情報データベース54を作成する(ステップS1205)。
【0047】
図9の説明に戻ると、給与明細書編集部60は、給与マスタデータベース42と通知レイアウトデータベース56とに基づいて給与通知情報データベース54を編集して(ステップS907)、個人別通知情報データベース58を生成する(ステップS908)。そして、給与明細書生成部62は、支払給与データベース44と給与明細書編集部60によって編集された個人別通知情報データベース58とに基づいて給与明細書を社員ごとに生成する(ステップS909)。
【0048】
ここで、図9に示す給与明細書の編集手順についてさらに詳細に説明する。図13は、図9に示す給与明細書の編集手順をさらに詳細に示すフローチャートである。
【0049】
同図に示すように、まず、給与明細書編集部60は、給与明細書の通知年月を指定する(ステップS1301)。そして、給与明明細書編集部60は、指定された年月の給与通知情報データベース54から通知情報を読み込む(ステップS1302)。さらに、読み込まれた通知情報の通知種類に対応した通知情報の通知レイアウトを通知レイアウトデータベース56から読み込み(ステップS1303)、通知する金額、年月などを給与マスタデータベース42から読み込んで(ステップS1304)、図7に示すように通知情報を編集し(ステップS1305)、各社員の通知情報の明細を設定して(ステップS1306)、図8に示すように社員ごとの個人別通知情報データベース58を作成する(ステップS1307)。
【0050】
次に、図9に示す給与明細書の作成手順についてさらに詳細に説明する。図14は、図9に示す給与明細書の作成手順さらに詳細に示すフローチャートである。同図に示すように、まず、給与明細書生成部62は、支払給与データベース44から支払給与データと社会保険データを読み込み(ステップS1401)、そして、個人別通知情報データベース58から個人別通知情報を読み込む(ステップS1402)。さらに、支払い給与データと社会保険データと個人別通知情報を統合して(ステップS1403)、図6に示すように給与明細書を社員ごとに作成する(ステップS1404)。
【0051】
以上説明したように、本実施の形態1によれば、支払給与データベース44に基づいて生成された給与通知情報と、所定の人事通知情報と、所定の外部通知情報とからなる給与通知情報データベース54から社員ごとの個人別通知情報データベース58を編集する給与明細書編集部60と、支払給与データベース44と個人別通知情報データベース58とに基づいて給与明細書を社員ごとに生成する給与明細書生成部62と、を備えることとしたので、社員に対する給与および人事関係の種々の情報を給与通知時に一括して通知し、もって、通知コストを低減し、どのような情報がいつ通知されるかを明確にすることができる。
【0052】
また、本実施の形態1によれば、支払給与データベース44の支払給与データと社会保険データに対して支給/控除の項目、金額、時期からなる給与通知情報を生成する条件を保持する判定条件データベース52と、支払給与データと社会保険データの前月と当月の支給/控除の項目の変動が判定条件データベース52に保持された条件と合致した場合に、給与通知情報を作成する給与通知情報作成部50と、をさらに備えることとしたので、給与通知情報作成部50は、支払給与データベース44の支払い給与データと社会保険データの変動項目と判定条件データベース52に保持された変動項目とが一致した場合に、給与通知情報を生成することができる。
【0053】
また、本実施の形態1によれば、社員の個人情報と給与の支給/控除の項目、金額を保持する給与マスタデータベース42と、給与通知情報データベース54の通知情報の種類に対応付けられた通知情報のレイアウトを保持する通知レイアウトデータベース56と、をさらに備えることとしたので、給与明細書編集部62は、給与マスタデータベース44と通知レイアウトデータベース52とに基づいて給与通知情報データベース54を社員ごとの個人別通知情報データベース58に編集することができる。
【0054】
また、本実施の形態1によれば、給与通知情報データベース54は、通知情報を分類し、コード番号に対応付けて保持することとしたので、目的にあった給与通知情報を作成することができる。
【0055】
また、本実施の形態1によれば、所定の人事通知情報は、昇給昇格情報または/および個人案内情報であることとしたので、社員に対する人事関係の種々の情報を給与通知時に一括して通知し、もって、通知コストを低減し、どのような情報がいつ通知されるかを明確にすることができる。
【0056】
また、本実施の形態1によれば、所定の外部通知情報は、住民税改定情報、財形残高情報、持ち株残高情報、または/および医療費給付金情報であることとしたので、社員に対する給与関係の種々の情報を給与通知時に一括して通知し、もって、通知コストを低減し、どのような情報がいつ通知されるかを明確にすることができる。
【0057】
(実施の形態2)
ところで、上記実施の形態1で説明した給与通知情報装置および給与情報通知方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。そこで、本実施の形態2では、上記実施の形態1で説明した給与通知情報装置と同様の機能を有する給与情報通知プログラムを実行するコンピュータシステムについて説明する。
【0058】
図15は、本実施の形態2に係るコンピュータシステムの構成を示すシステム構成図であり、図16は、図15に示すコンピュータシステムにおける本体部の構成を示すブロック図である。図15に示すように、本実施の形態に係るコンピュータシステム100は、本体部101と、本体部101からの指示によって表示画面102aに画像などの情報を表示するためのディスプレイ102と、このコンピュータシステム100に種々の情報を入力するためのキーボード103と、ディスプレイ102の表示画面102a上の任意の位置を指定するためのマウス104とを備える。
【0059】
また、このコンピュータシステム100における本体部101は、図16に示すように、CPU121と、RAM122と、ROM123と、ハードディスクドライブ(HDD)124と、CD−ROM109を受け入れるCD−ROMドライブ125と、フレキシブルディスク(FD)108を受け入れるFDドライブ126と、ディスプレイ102、キーボード103並びにマウス104を接続するI/Oインターフェース127と、ローカルエリアネットワークまたは広域エリアネットワーク(LAN/WAN)106に接続するLANインターフェース128とを備える。
【0060】
さらに、このコンピュータシステム100には、インターネットなどの公衆回線107に接続するためのモデム105が接続されるとともに、LANインターフェース128およびLAN/WAN106を介して、他のコンピュータシステム(PC)111、サーバ112並びにプリンタ113などが接続される。
【0061】
そして、このコンピュータシステム100は、所定の記録媒体に記録された給与情報通知プログラムを読み出して実行することで給与通知情報装置を実現する。ここで、所定の記録媒体とは、フレキシブルディスク(FD)108、CD−ROM109、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」の他に、コンピュータシステム100の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)124や、RAM122、ROM123などの「固定用の物理媒体」、さらに、モデム105を介して接続される公衆回線107や、他のコンピュータシステム111並びにサーバ112が接続されるLAN/WAN106などのように、プログラムの送信に際して短期にプログラムを保持する「通信媒体」など、コンピュータシステム100によって読み取り可能な給与情報通知プログラムを記録する、あらゆる記録媒体を含むものである。
【0062】
すなわち、給与情報通知プログラムは、上記した「可搬用の物理媒体」、「固定用の物理媒体」、「通信媒体」などの記録媒体に、コンピュータ読み取り可能に記録されるものであり、コンピュータシステム100は、このような記録媒体から給与情報通知プログラムを読み出して実行することで給与通知情報装置および情報復元方法を実現する。なお、給与情報通知プログラムは、コンピュータシステム100によって実行されることに限定されるものではなく、他のコンピュータシステム111またはサーバ112が給与情報通知プログラムを実行する場合や、これらが協働して給与情報通知プログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。
【0063】
(他の実施の形態)
さて、これまで本発明の実施の形態1,2について説明したが、本発明は上述した実施の形態1,2以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてもよいものである。
【0064】
例えば、本実施の形態1では、所定の外部通知情報は、住民税改定情報、財形残高情報、持ち株残高情報、または/および医療費給付金情報であると説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、他の外部通知情報、例えば、生命保険情報、損害保険情報や貸付金などを含む場合について適用することができる。
【0065】
また、本実施の形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0066】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
【0067】
(付記1)社員の支払給与データベースに基づいて給与明細書を生成する給与通知情報装置において、
前記支払給与データベースに基づいて生成された給与通知情報と、所定の人事通知情報と、所定の外部通知情報とからなる給与通知情報データベースと、
前記給与通知情報データベースから前記社員ごとの個人別通知情報データベースを編集する給与明細書編集手段と、
前記支払給与データベースと前記個人別通知情報データベースとに基づいて前記給与明細書を前記社員ごとに生成する給与明細書生成手段と、
を備えたことを特徴とする給与通知情報装置。
【0068】
(付記2)前記支払給与データベースの支払給与データと社会保険データに対して支給/控除の項目、金額、時期からなる給与通知情報を生成する条件を保持する判定条件データベースと、
前記支払給与データと前記社会保険データの前月と当月の支給/控除の項目の変動が前記判定条件データベースに保持された条件と合致した場合に、前記給与通知情報を作成する給与通知情報作成手段と、をさらに備えたことを特徴とする付記1に記載の給与通知情報装置。
【0069】
(付記3)前記社員の個人情報と給与の支給/控除の項目、金額、時期を保持する給与マスタデータベースと、
前記給与通知情報データベースの通知情報の種類に対応付けられた通知情報のレイアウトを保持する通知レイアウトデータベースと、をさらに備え、
前記給与明細書編集手段は、前記給与マスタデータベースと前記通知レイアウトデータベースとに基づいて前記給与通知情報データベースを前記社員ごとの個人別通知情報データベースに編集することを特徴とする付記1に記載の給与通知情報装置。
【0070】
(付記4)前記給与通知情報データベースは、通知情報を分類し、コード番号に対応付けて保持することを特徴とする付記1または付記3に記載の給与通知情報装置。
【0071】
(付記5)前記所定の人事通知情報は、昇給昇格情報または/および個人案内情報であることを特徴とする付記1に記載の給与通知情報装置。
【0072】
(付記6)前記所定の外部通知情報は、住民税改定情報、財形残高情報、持ち株残高情報、または/および医療費給付金情報であることを特徴とする付記1に記載の給与通知情報装置。
【0073】
(付記7)社員の支払給与データベースに基づいて給与明細書を生成する給与通知情報装置に用いられる給与情報通知方法において、
前記支払給与データベースに基づいて生成された給与通知情報と、所定の人事通知情報と、所定の外部通知情報とからなる給与通知情報データベースを生成する給与通知情報データベース生成工程と、
前記給通知情報与データベース生成工程によって生成された給与通知情報データベースを前記社員ごとの個人別通知情報データベースに編集する給与明細書編集工程と、
前記支払給与データベースと前記給与明細書編集工程によって編集された個人別通知情報データベースとに基づいて前記給与明細書を前記社員ごとに生成する給与明細書生成工程と、
を含んだことを特徴とする給与情報通知方法。
【0074】
(付記8)前記支払給与データベースの支払給与データと社会保険データに対して支給/控除の項目、金額、時期からなる給与通知情報を生成する条件を保持する判定条件データベースを生成する判定条件データベース生成工程と、
前記支払給与データと前記社会保険データの前月と当月の支給/控除の項目の変動が前記判定条件データベース生成工程によって生成された判定条件データベースに保持された条件と合致した場合に、前記給与通知情報を作成する給与通知情報作成手段と、をさらに含むことを特徴とする付記7に記載の給与情報通知方法。
【0075】
(付記9)前記社員の個人情報と給与の支給/控除の項目、金額、時期を保持する給与マスタデータベースを生成する給与マスタデータベース生成工程と、
前記給与通知情報データベースの通知情報の種類に通知情報のレイアウトを対応付けた通知レイアウトデータベースを生成する通知レイアウトデータベース生成工程と、
前記給与明細書編集工程は、前記給与マスタデータベース生成工程によって生成された給与マスタデータベースと前記通知レイアウトデータベース生成工程によって生成された通知レイアウトデータベースとに基づいて前記給与通知情報データベースを前記社員ごとの個人別通知情報データベースに編集することを特徴とする付記7に記載の給与情報通知方法。
【0076】
(付記10)前記給与通知情報データベースは、通知情報を分類し、コード番号に対応付けて保持することを特徴とする付記7または付記9に記載の給与情報通知方法。
【0077】
(付記11)前記所定の人事通知情報は、昇給昇格情報または/および個人案内情報であることを特徴とする付記7に記載の給与情報通知方法。
【0078】
(付記12)前記所定の外部通知情報は、住民税改定情報、財形残高情報、持ち株残高情報、または/および医療費給付金情報であることを特徴とする付記7に記載の給与情報通知方法。
【0079】
(付記13)社員の支払給与データベースに基づいて給与明細書を生成する給与通知情報装置に用いられる給与情報通知プログラムにおいて、
前記支払給与データベースに基づいて生成された給与通知情報と、所定の人事通知情報と、所定の外部通知情報とからなる給与通知情報データベースを生成する給与通知情報データベース生成手順と、
前記給与通知情報データベース生成手順によって生成された給与通知情報データベースを前記社員ごとの個人別通知情報データベースに編集する給与明細書編集手順と、
前記支払給与データベースと前記給与明細書編集手順によって編集された個人別通知情報データベースとに基づいて前記給与明細書を前記社員ごとに生成する給与明細書生成手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする給与情報通知プログラム。
【0080】
(付記14)前記支払給与データベースの支払給与データと社会保険データに対して支給/控除の項目、金額、時期からなる給与通知情報を生成する条件を保持する判定条件データベースを生成する判定条件データベース生成手順と、
前記支払給与データと前記社会保険データの前月と当月の支給/控除の項目の変動が前記判定条件データベース生成手順によって生成された判定条件データベースに保持された条件と合致した場合に、前記給与通知情報を作成する給与通知情報作成手順と、をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記13に記載の給与情報通知プログラム。
【0081】
(付記15)前記社員の個人情報と給与の支給/控除の項目、金額、時期を保持する給与マスタデータベースを生成する給与マスタデータベース生成手順と、
前記給与通知情報データベースの通知情報の種類に通知情報のレイアウトを対応付けた通知レイアウトデータベースを生成する通知レイアウトデータベース生成手順と、
前記給与明細書編集手順は、前記給与マスタデータベース生成手順によって生成された給与マスタデータベースと前記通知レイアウトデータベース生成手順によって生成された通知レイアウトデータベースとに基づいて前記給与通知情報データベースを前記社員ごとの個人別通知情報データベースに編集することを特徴とする付記13に記載の給与情報通知プログラム。
【0082】
(付記16)前記給与通知情報データベースは、通知情報を分類し、コード番号に対応付けて保持することを特徴とする付記13または付記15に記載の給与情報通知プログラム。
【0083】
(付記17)前記所定の人事通知情報は、昇給昇格情報または/および個人案内情報であることを特徴とする付記13に記載の給与情報通知プログラム。
【0084】
(付記18)前記所定の外部通知情報は、住民税改定情報、財形残高情報、持ち株残高情報、または/および医療費給付金情報であることを特徴とする付記13に記載の給与情報通知プログラム。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、支払給与データベースに基づいて生成された給与通知情報と、所定の人事通知情報と、所定の外部通知情報とからなる給与通知情報データベースから社員ごとの個人別通知情報データベースを編集し、支払給与データベースと個人別通知情報データベースとに基づいて給与明細書を社員ごとに生成するよう構成したので、社員に対する給与および人事関係の種々の情報を給与通知時に一括して通知し、もって、通知コストを低減し、どのような情報がいつ通知されるかを明確にすることができる。
【0086】
また、請求項2の発明によれば、支払給与データベースに基づいて生成された給与通知情報と、所定の人事通知情報と、所定の外部通知情報とからなる給与通知情報データベースを生成し、給与通知情報データベースを社員ごとの個人別通知情報データベースに編集し、支払給与データベースと個人別通知情報データベースとに基づいて給与明細書を社員ごとに生成するよう構成したので、社員に対する給与および人事関係の種々の情報を給与通知時に一括して通知し、もって、通知コストを低減し、どのような情報がいつ通知されるかを明確にすることができる。
【0087】
また、請求項3の発明によれば、支払給与データベースに基づいて生成された給与通知情報と、所定の人事通知情報と、所定の外部通知情報とからなる給与通知情報データベースを生成し、給与通知情報データベースを社員ごとの個人別通知情報データベースに編集し、支払給与データベースと個人別通知情報データベースとに基づいて給与明細書を社員ごとに生成するよう構成したので、社員に対する給与および人事関係の種々の情報を給与通知時に一括して通知し、もって、通知コストを低減し、どのような情報がいつ通知されるかを明確にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1に係る給与通知情報システムの概要を説明する図である。
【図2】本実施の形態1に係る給与通知情報システムの構成を示す機能ブロック図である。
【図3】図2に示す給与通知情報システムの判定条件データベースの一例を示す図である。
【図4】図2に示す給与通知情報システムの給与通知情報データベース54の管理情報の一例を示す図である。
【図5】図2に示す給与通知情報システムの給与通知情報データベース54の一例を示す図である。
【図6】図2に示す給与通知情報システムが作成する給与明細書の一例を示す図である。
【図7】図2に示す給与通知情報システムが作成する給与明細書の通知レイアウトの一例を示す図である。
【図8】図2に示す給与通知情報システムが各社員に通知する個人別通知情報の一例を示す図である。
【図9】図2に示す給与通知情報システムにおける給与明細書の作成手順を示すフローチャートである。
【図10】図9に示す支払給与データに関する給与通知情報の作成手順をさらに詳細に示すフローチャートである。
【図11】図9に示す社会保険データに関する給与通知情報の作成手順をさらに詳細に示すフローチャートである。
【図12】図9に示す住民税、財形残高または健康保険組合医療費等に関する通知情報の作成手順をさらに詳細に示すフローチャートである。
【図13】図9に示す給与明細書の編集手順をさらに詳細に示すフローチャートである。
【図14】図9に示す給与明細書の作成手順さらに詳細に示すフローチャートである。
【図15】本実施の形態2に係るコンピュータシステムの構成を示すシステム構成図である。
【図16】図15に示すこのコンピュータシステムにおける本体部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 給与情報通信装置
20 入力部
30 出力部
40 給与算出部
42 給与マスタデータベース
44 支払給与データベース
48 社会保険算出部
50 給与通知情報作成部
52 判定条件データベース
54 給与通知情報データベース
56 通知レイアウトデータベース
58 個人別通知情報データベース
60 給与明細書編集部
62 給与明細書生成部
70 IF部
75 制御部
80 ネットワーク
90a、90b、90c 外部通信端末装置
100 コンピュータシステム
101 本体部
102 ディスプレイ
102a 表示画面
103 キーボード
104 マウス
105 モデム
106 ローカルエリアネットワークまたは広域エリアネットワーク(LAN/WAN)
107 公衆回線
108 フレキシブルディスク(FD)
109 CD−ROM
111 他のコンピュータシステム(PC)
112 サーバ
113 プリンタ
121 CPU
122 RAM
123 ROM
124 ハードディスクドライブ(HDD)
125 CD−ROMドライブ
126 FDドライブ
127 I/Oインターフェース
128 LANインターフェース
Claims (3)
- 社員の支払給与データベースに基づいて給与明細書を生成する給与通知情報装置において、
前記支払給与データベースに基づいて生成された給与通知情報と、所定の人事通知情報と、所定の外部通知情報とからなる給与通知情報データベースと、
前記給与通知情報データベースから前記社員ごとの個人別通知情報データベースを編集する給与明細書編集手段と、
前記支払給与データベースと前記個人別通知情報データベースとに基づいて前記給与明細書を前記社員ごとに生成する給与明細書生成手段と、
を備えたことを特徴とする給与通知情報装置。 - 社員の支払給与データベースに基づいて給与明細書を生成する給与通知情報装置に用いられる給与情報通知方法において、
前記支払給与データベースに基づいて生成された給与通知情報と、所定の人事通知情報と、所定の外部通知情報とからなる給与通知情報データベースを生成する給与通知情報データベース生成工程と、
前記給与通知情報データベース生成工程によって生成された給与通知情報データベースを前記社員ごとの個人別通知情報データベースに編集する給与明細書編集工程と、
前記支払給与データベースと前記給与明細書編集工程によって編集された個人別通知情報データベースとに基づいて前記給与明細書を前記社員ごとに生成する給与明細書生成工程と、
を含んだことを特徴とする給与情報通知方法。 - 社員の支払給与データベースに基づいて給与明細書を生成する給与通知情報装置に用いられる給与情報通知プログラムにおいて、
前記支払給与データベースに基づいて生成された給与通知情報と、所定の人事通知情報と、所定の外部通知情報とからなる給与通知情報データベースを生成する給与通知情報データベース生成手順と、
前記給与通知情報データベース生成手順によって生成された給与通知情報データベースを前記社員ごとの個人別通知情報データベースに編集する給与明細書編集手順と、
前記支払給与データベースと前記給与明細書編集手順によって編集された個人別通知情報データベースとに基づいて前記給与明細書を前記社員ごとに生成する給与明細書生成手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする給与情報通知プログラム。
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