JP2005031906A - Information communication terminal device and process shared server device - Google Patents

Information communication terminal device and process shared server device Download PDF

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JP2005031906A
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武史 長沼
Keitoku Isoda
佳徳 礒田
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To enable a user to easily acquire information needed by himself/herself even if he/she is poorly informed of retrieval or of a using method of resources that are information resources such as a Web site present in a communication network. <P>SOLUTION: A user of a mobile terminal 25-1 successively accesses a plurality of Web sites, labels use history information including an address in acquisition of necessary information as a character string, and transfers it as process information to a process shared server 19 to store it. When a user of the other mobile terminal 25-2 wants to acquire necessary information, a keyword by a character string relevant to the necessary information is transmitted to the server 19. In the server 19, when labeled process information including the character string matched to the keyword is present, the process information concerned can be received and acquired by the other mobile terminal 25-2. Accordingly, the user can see the use history information included in this process information. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットや通信事業者網等のネットワークに存在するWebサイト等の情報資源であるリソースを、利用者が、インターネット接続可能な携帯電話機、PHS(PersonalHandyphone System)、無線通信カードを備えたPDA(Personal Digital Assistance)等のモバイル端末機又はパーソナルコンピュータによって容易に利用することが可能な情報通信端末装置及びプロセス共有サーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、モバイル端末機からインターネット上のリソースにアクセスして必要な情報を取得するために、次の代表的な3種類の方法が提供されていた。
(1)ISP((InternetServices Provider)が提供するディレクトリ階層を辿りながら目的のリソースを検索する。
(2)検索エンジンに必要とするリソースに含まれるキーワードを入力して一覧を得る。
(3)直接インターネットにおけるリソースの住所に当たるURL(Uniform Resource Locator)を指定する。
【0003】
また、(2)の方法については、下記特許文献1に記載のものがある。この内容は、データ通信可能な複数のコンピュータ端末(移動端末機を含む)から成るコンピュータネットワーク上において、利用者側のコンピュータ端末と所定の情報サイト(Webサイト)とをリンクする方法である。即ち、情報サイトを特定可能なアドレスデータと、その情報サイトに関連するキーワードとを対応付けて記憶しておく。利用者側のコンピュータ端末から、利用者が所望する情報サイトに対応したキーワードを受付け、この受付けたキーワードに対応するアドレスデータを、先に記憶されたアドレスデータより抽出し、この抽出したアドレスデータの情報サイトと利用者側のコンピュータ端末とをリンクさせる。
【0004】
これによって、利用者が所望する情報サイトに対応するキーワードを入力するのみで、利用者側のコンピュータ端末と入力されたキーワードに対応するアドレスデータの情報サイトとがリンクするようになり、従来のように分かりづらいアドレスデータを入力せずとも、所望の情報サイトへ容易にアクセスできるようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−123542号公報(要約書、特許請求の範囲、発明の効果)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特許文献1の内容においては、情報サイトを特定可能なアドレスデータと、その情報サイトに関連するキーワードとを対応付けて記憶しておき、コンピュータ端末から利用者が所望とする情報サイトに対応したキーワードを送信し、このキーワードに対応する記憶アドレスデータの情報サイトを検索することによって、所望の情報サイトと利用者のコンピュータ端末とをリンクさせる点に特徴がある。
【0007】
つまり、1つのキーワードに対して1つの情報サイトが対応付けられているので、仮に利用者が必要とする情報(必要情報)に関連するキーワードによって情報サイトを検索した場合に、この検索情報サイトの内容が必ずしも必要情報であるとは限らない。このように、必要情報が異なった場合、別のキーワードで再度検索を行い、それでも異なる場合、同様の検索を必要情報の表記情報サイトが見つかるまで繰り返さなければならないので、情報サイト検索(リソース検索)のための操作が煩雑となるという問題がある。
【0008】
更に、そのように別のキーワードで検索を繰り返してゆく過程で、利用者が思いつくキーワードが無くなった場合、必要情報が結局見つからないといった不具合を招く問題がある。
また、上述した(1)の方法では、ISPが情報を整理して階層化しているが、この階層を表現するキーワードが必ずしも利用者が認識する概念とは一致しない。このため、利用するディレクトリ階層に対する知識がない利用者にとっては、目的とするリソースがどの階層下に位置しているのか分からず、順次、関連がありそうな上位階層を辿りながら検索を繰り返す必要がある。この階層構造を辿るためには、その都度、Webページの内容を確認しながら検索を進める必要があるので、操作性や表現力が限定されたモバイル端末機においては、特に利用者の操作上の負担が大きくなるという問題がある。
【0009】
また、上述の(3)の方法では、確実に必要とするリソースを獲得することができるが、利用者は、必要とするリソースのURLを事前に知っておく必要がある。URLを知る方法としては、TVや雑誌、新聞等のマスメディアを介して入手する方法、又は家族や知人などの人的ネットワークを介して入手する方法などが考えられる。
【0010】
この様な利用形態は、主に携帯電話機を積極的に利用しようという意欲の高い若年層が中心となっている。しかし、携帯電話機に代表されるコンシューマ機器の利用者はパーソナルコンピュータ等の利用者に比べて、若年層から高年層まで幅広い年齢層に跨っており、特にリソースの検索や利用方法の知識に乏しい人が多い高年齢層にとっては簡単な操作で必要とするリソースを検索することが困難であるという問題がある。
【0011】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、通信ネットワークに存在するWebサイト等の情報資源であるリソースの検索や利用方法の知識に乏しい利用者でも、自己が必要とする情報を簡単な操作で取得することができる情報通信端末装置及びプロセス共有サーバ装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1による情報通信端末装置は、通信ネットワークに存在する情報資源であるリソースにアクセスして情報を取得するためのブラウザにより、所望のリソースにアクセスすることにより利用者の必要情報を取得する情報通信端末装置において、前記ブラウザにより順次アクセスされた各リソースのアドレスを含む利用履歴情報を格納する履歴格納手段と、前記履歴格納手段に格納された利用履歴情報に、文字列によるラベルを付けてプロセス情報を作成するラベル登録手段と、前記ラベル登録手段で作成されたプロセス情報を格納するプロセス格納手段と、前記プロセス格納手段に格納されたプロセス情報を、サーバ装置へ転送するプロセス転送手段と、前記プロセス転送手段によるサーバ装置への転送によって当該サーバ装置に格納されたプロセス情報に含まれるラベルの文字列との一致時に、当該プロセス情報を受信することを可能とする文字列によるキーワードをサーバ装置へ送信し、当該サーバ装置からプロセス情報を取得するプロセス取得手段とを備えたことを特徴としている。
【0013】
この構成によれば、情報通信端末装置の利用者が複数のリソースに順次アクセスして、必要情報を取得した際のアドレスを含む利用履歴情報に、文字列によるラベルを付け、これをプロセス情報としてサーバ装置へ転送する。これによってサーバ装置にプロセス情報が格納されることになる。次に、他の情報通信端末装置の利用者が必要情報を取得したい場合に、その必要情報に関連性のある文字列によるキーワードをサーバ装置へ送信する。サーバ装置において、そのキーワードに一致する文字列を含むラベルが付与されたプロセス情報が存在すれば、当該プロセス情報を他の情報通信端末装置で受信して取得することができる。これによって、他の情報通信端末装置の利用者は、そのプロセス情報に含まれる利用履歴情報を見ることができるので、リソースの検索や利用方法の知識が乏しくても、その利用履歴情報中の複数のリソースのアドレスにアクセスすれば、容易に自分の必要情報を得ることができる。
【0014】
また、本発明の請求項2による情報通信端末装置は、請求項1において、前記プロセス取得手段で取得された前記プロセス情報に含まれる利用履歴情報のアドレスのリソースに、前記ブラウザがアクセスして必要情報を取得し、この取得された必要情報を利用者が認識可能に出力する制御を行うプロセス実行手段を更に備えたことを特徴としている。
【0015】
この構成によれば、ある情報通信端末装置の利用者が必要情報を取得したい場合に、その必要情報に関連性のある文字列によるキーワードをサーバ装置へ送信することによって、キーワードとラベルとの文字列の一致時にサーバ装置から受信されるプロセス情報をもとに、自動的にリソースへのアクセスが行われ、必要情報が取得されるので、リソースの検索や利用方法の知識が乏しくても、容易に必要情報を取得して表示したり音声出力したりする等、利用者が認識可能なようにすることができる。
【0016】
また、本発明の請求項3による情報通信端末装置は、請求項1または2において、前記ラベル及び前記キーワードの文字列は、自然言語による文字列であることを特徴としている。
この構成によれば、利用者が必要情報に関連性のある自然言語やイメージ可能な自然言語によって利用履歴情報にラベルを付けてプロセス情報としてサーバ装置へ格納し、この格納されたプロセス情報を必要とする他の利用者が、上記同様に自然言語によって該当プロセス情報を取得することができる。このことから、利用者の必要情報をより的確に取得することが可能となる。
【0017】
また、本発明の請求項4による情報通信端末装置は、請求項1から3の何れか1項において、前記履歴格納手段は、前記利用履歴情報に、前記ブラウザが各リソースへアクセスした際の利用時刻及び、各リソースへの滞在時間の少なくとも1つを更に含めて格納することを特徴としている。
この構成によれば、サーバ装置からプロセス情報を取得した利用者が、そのプロセス情報に含まれる滞在時間を確認することによって、そのプロセス情報を登録した他の利用者が、リソースの情報を、どの位の時間参照したかを把握することができる。つまり、参照時間が長ければ、そのリソースの情報が他の利用者にとって役立ったと推定することもできるので、取得利用者が、サーバ装置から取得したプロセス情報のうち最初に、滞在時間の長いリソースへアクセスを行えば、より短時間で効率良く、必要情報を有するリソースへアクセスすることが可能となる。
【0018】
また、リソースの情報が、電車時刻などの改版される情報であった場合、過去の古い情報であればあるほど不要な情報となることもある。このようなことに鑑みると、利用者は、取得したプロセス情報に含まれる利用時刻が取得時刻に近いほどに、最新情報と判断することができるので、効率良く必要情報を得ることができる。
また、本発明の請求項5による情報通信端末装置は、請求項1から4の何れか1項において、前記ラベル登録手段は、前記利用履歴情報に含まれる各アドレスの順序変更及び削除の少なくとも1つの修正を行ったのち前記ラベルを付けることを特徴としている。
【0019】
この構成によれば、利用者がサーバ装置にプロセス情報を転送する際に、当該利用者がアクセスを行った各リソースへの順序を、当該リソースの情報を必要とする他の利用者が参照する際に、極力短時間で効率よく参照できる順序に変更することができる。また、実際にアクセスを行って参照したが、不要であったリソースの情報を削除することができるので、上記同様に、他の利用者が用いる際に、極力短時間で効率よく参照できる内容に変更することが可能となる。
【0020】
また、本発明の請求項6による情報通信端末装置は、請求項1から5の何れか1項において、前記プロセス転送手段は、前記プロセス情報を前記サーバ装置へ転送する際に、当該情報通信端末装置の利用者の固有情報であるユーザプロファイル情報を、当該利用者の指示操作に応じて共に転送することを特徴としている。
【0021】
この構成によれば、ユーザプロファイル情報は、利用者の任意の指示操作に応じてサーバ装置へプロセス情報と共に転送されるが、ここで仮に転送されたとする。この場合、利用者がサーバ装置から必要なプロセス情報を取得する際に、当該利用者と、そのプロセス情報をサーバ装置に登録した利用者との双方のユーザプロファイル情報の相関性が高ければ、そのプロセス情報は、これを取得する利用者にとって有用な情報である確率が高くなるので、有効なプロセス情報の取得を行うことができるようになる。
【0022】
また、本発明の請求項7による情報通信端末装置は、請求項1から6の何れか1項において、前記サーバ装置から取得された前記プロセス情報にもとづく前記リソースへのアクセスによって取得された情報が、当該利用者の目的にどの程度適合していたかを示す適合度情報を、当該利用者の指示操作に応じて前記サーバ装置へ転送するプロセス適合度登録手段を更に備えたことを特徴としている。
【0023】
この構成によれば、情報通信端末装置の利用者がサーバ装置からプロセス情報を取得するためにキーワードを送信した際に、サーバ装置において、そのキーワードに対応するラベルのプロセス情報が複数存在する際に、各プロセス情報の適合度情報の高いものは、これを取得する利用者にとって有用な情報である確率が高くなるので、有効なプロセス情報の取得を行うことができるようになる。
【0024】
また、本発明の請求項8による情報通信端末装置は、請求項1から7の何れか1項において、当該情報通信端末装置の緯度/経度による位置を示す位置情報を取得し、この位置情報を前記履歴格納手段に格納される前記利用履歴情報に含める位置情報取得手段を更に備えたことを特徴としている。
この構成によれば、結果的にプロセス情報に位置情報が含まれ、サーバ装置へ転送されることになるので、情報通信端末装置からキーワードが送信された際に、サーバ装置において、そのキーワードに対応するラベルのプロセス情報が複数存在する場合、あるプロセス情報の位置情報が、キーワード送信元の通信端末装置の位置に近いことを示す情報である場合、これを取得する利用者にとって有用な情報である確率が高くなるので、有効なプロセス情報の取得を行うことができるようになる。
【0025】
また、本発明の請求項9によるプロセス共有サーバ装置は、情報通信端末装置と通信を行い、当該情報通信端末装置がブラウザにより通信ネットワークに存在する情報資源であるリソースにアクセスした際の当該リソースのアドレスを受信して登録すると共に、この登録されたアドレスを他の情報通信端末装置からの取得要求に応じて送信するプロセス共有サーバ装置において、情報通信端末装置により順次アクセスされた各リソースのアドレスを含む利用履歴情報に、文字列によるラベルが付けられたプロセス情報を、当該情報通信端末装置から受信して格納する格納手段と、前記格納手段に格納されたプロセス情報を取得するための文字列によるキーワードを情報通信端末装置から受信した際に、前記キーワードと一致する文字列を含むラベルが付けられたプロセス情報を、前記格納手段から検索する検索手段と、前記検索手段で検索されたプロセス情報を、前記キーワードの送信元の情報通信端末装置へ送信する出力手段とを備えたことを特徴としている。
【0026】
この構成によれば、情報通信端末装置が複数のリソースに順次アクセスして必要情報を取得した際のアドレスを含む利用履歴情報に、文字列によるラベルが付けられて成るプロセス情報が、プロセス共有サーバ装置で受信されて格納される。他の情報通信端末装置の利用者が必要情報を取得したい場合に、その必要情報に関連性のある文字列によるキーワードをサーバ装置へ送信すれば、プロセス共有サーバ装置において、そのキーワードに一致する文字列を含むラベルが付与されたプロセス情報が存在すれば、当該プロセス情報が他の情報通信端末装置へ送信されるので、他の情報通信端末装置の利用者は、そのプロセス情報に含まれる利用履歴情報を見ることができる。従って、リソースの検索や利用方法の知識が乏しくても、その利用履歴情報中の複数のリソースのアドレスにアクセスすれば、容易に自分の必要情報を得ることができる。
【0027】
また、本発明の請求項10によるプロセス共有サーバ装置は、請求項9において、前記格納手段は、情報通信端末装置が前記リソースへアクセスした際の利用時刻と、当該情報通信端末装置の利用者の固有情報であるユーザプロファイル情報と、当該プロセス共有サーバ装置から取得された前記プロセス情報にもとづくリソースへのアクセスによって取得された情報が、情報通信端末装置の利用者の目的にどの程度適合していたかを示す適合度情報との少なくとも1つを受信した際に、この受信情報を属性情報として該当プロセス情報に対応付けて格納し、前記検索手段は、前記キーワードに一致する文字列を含むラベルが複数存在する際に、この複数のプロセス情報に対応付けられた属性情報中の利用時刻及びユーザプロファイル情報と、前記キーワードの送信元の情報通信端末装置における利用時刻及びユーザプロファイル情報との合致度に、当該属性情報中の適合度情報を加味して重み付けを行い、この重みの大きいプロセス情報を検索することを特徴としている。
【0028】
この構成によれば、プロセス共有サーバ装置からプロセス情報を取得するための1キーワードに複数のラベルが対応する場合、この複数のプロセス情報に対応付けられた属性情報によって重み付けを行い、重みの大きいプロセス情報を検索して要求元の情報通信端末装置へ送信するようにしたので、情報通信端末装置の利用者によって適正なプロセス情報を送信することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るモバイル端末機(情報通信端末装置)及びプロセス共有サーバを用いた通信システムの構成を示す図である。
図1に示す通信システムは、インターネット11と、無線通信サービスを提供する通信事業者が運営する通信事業者網13と、これらのインターネット11又は通信事業者網13に接続された複数のCP(コンテンツプロバイダ)サーバ15−1〜15−n及びゲートウェイサーバ17と、このゲートウェイサーバ17に接続されたプロセス共有サーバ19と、図示せぬ無線基地局からの電波による無線パケット網23を介してゲートウェイサーバ17に接続される複数のモバイル端末機25−1〜25−nとを備えて構成されている。
【0030】
次に、これらの構成要素の説明を行う。
各CPサーバ15−1〜15−nは、各モバイル端末機25−1〜25−nで利用可能な形式のコンテンツ情報を提供するコンテンツプロバイダ企業又は個人のサーバ装置であり、インターネット11に接続する形態、通信事業者網13に接続する形態などがある。
【0031】
各モバイル端末機25−1〜25−nは、利用者が携帯する無線によるデータ通信機能を持った移動端末機であり、携帯電話機やPHS、無線通信カードを備えたPDAなどである。
ゲートウェイサーバ17は、各モバイル端末機25−1〜25−nから受信したパケットを仲介し、インターネット11や通信事業者網13に配置された各CPサーバ15−1〜15−nと通信を行うプロキシ機能を持ったサーバであり、プロトコル変換等も行うものである。
【0032】
プロセス共有サーバ19は、利用者がモバイル端末機(例えば25−1)において自己の知りたい必要情報を検索した際のWebブラウザの利用履歴に、自然言語によるラベルを付与したプロセス情報を、ゲートウェイサーバ17を介して受信したのち記憶し、他の利用者がモバイル端末機(例えば25−2)で操作入力した自然言語のキーワードによるプロセス情報の取得要求を受信した際に、そのキーワードに対応するプロセス情報を依頼モバイル端末機25−2へ返信するものである。
【0033】
なお、ラベル及びキーワードは、ここでは自然言語を前提とするが、自然言語以外の記号や文字、或いはこれらの組み合わせ列など所定の意味づけが行えるものであれば良い。また、必要情報は、インターネット11又は通信事業者網13を介して各CPサーバ15−1〜15−nから提供される。
次に、各モバイル端末機25−1〜25−nの構成を図2に示し、その詳細な説明を行う。
【0034】
各モバイル端末機25a〜25eは、Webブラウザ31と、履歴格納装置32と、履歴検索装置33と、ラベル登録装置34を有するプロセス登録装置35と、プロセス格納装置36と、プロセス転送装置37と、プロセス取得装置38と、プロセス実行装置39と、プロセス適合度入力装置40及びプロセス適合度転送装置41を有するプロセス適合度登録装置42とを備えて構成されている。
【0035】
Webブラウザ31は、インターネット接続機能を有し、利用者が必要とする情報が掲載されたWebページ群が存在するWebサイトを、各CPサーバ15−1〜15−nから検索し、これを閲覧するためのアプリケーションソフトを有するものである。つまり、Webサイトは、通信ネットワークに存在する情報資源のリソースである。この他、リソースとしてプログラムデータをファイル化した情報資源なども考えられる。
【0036】
履歴格納装置32は、当該モバイル端末機において、過去にWebブラウザ31でWebサイトにアクセスしたブラウザ利用履歴情報を記憶して格納するものである。
例えば、図3に示すようにブラウザ利用履歴情報45をテーブル化して格納する。ブラウザ利用履歴情報45のテーブルには、過去にアクセスしたページのURL(Uniform Resource Locator)と、アクセス日時と、滞在時間との3つの情報が記録されるようになっている。滞在時間とは、Webページ取得完了時点から他のWebページへ遷移するまで、又は、Webブラウザ31の使用を終了するまでの時間を示すものである。
【0037】
また、ブラウザ利用履歴情報45は、アクセス方法を問わず全てのWebアクセスの履歴を対象とする。即ち、ブラウザ利用履歴情報45のテーブルには、検索エンジンやポータルサイトのディレクトリ、又は、URLの直接入力といった様々なアクセス手段に拘らず、全ての履歴が時系列に沿って記録されるようになっている。
【0038】
履歴検索装置33は、履歴格納装置32からブラウザ利用履歴情報45を検索するものである。
プロセス登録装置35は、履歴検索装置33で検索されたブラウザ利用履歴情報45の各URLが、どの様な状況で使用されたかを登録するための制御を、ラベル登録装置34との連携によって行うものである。
ラベル登録装置34は、履歴検索装置33で検索されたブラウザ利用履歴情報45の一覧を表示し、複数の履歴を一纏めにしてグループ化するためのラベルの入力を利用者に促す例えば図4に示すラベル登録画面47を、モバイル端末機のディスプレイに表示するものである。
【0039】
ラベル登録画面47には、Webブラウザ31の起動から終了までを1単位とし、この間に記録された全てのブラウザ利用履歴情報45が表示されると共に、ラベル登録欄47a、登録釦47b及び削除釦47cが表示される。また、ブラウザ利用履歴情報45が表示される際には、図4に示すようにシーケンス番号1,2,3が付けられる。また、利用者は、モバイル端末機の図示せぬ操作キーや削除釦47cによって、ラベル登録画面47に表示されたブラウザ利用履歴情報45に対して、順序の変更や削除などの修正を行うことができるようになっている。
【0040】
ラベル登録欄47aには、「終電後の処理」や「出張手続き」といった自然言語による入力が可能であり、これがラベルとなる。
また、ラベル登録装置34は、プロセス登録装置35との連携制御によって、上記のようにラベルが入力された後、利用者によって登録釦47bが押下されると、ブラウザ利用履歴情報45の一群にラベルを対応付け、これをプロセス情報としてプロセス格納装置36に格納する制御を行う。
【0041】
プロセス格納装置36は、ラベル登録装置34の登録制御に応じてプロセス情報を格納するものである。プロセス情報とは、更に説明すれば、ある利用者が必要情報を見つけるために最初から最後まで順次アクセスしたWebページ又はWebサイトのURLを一纏めにし、これに1つのラベルを対応付けた情報である。
【0042】
プロセス転送装置37は、プロセス格納装置36に格納されたプロセス情報の一覧を利用者に提示し、利用者が指定したプロセス情報をプロセス共有サーバ19へ送信するものである。この際の通信プロトコルとして、Webブラウザ31で利用するHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルが共用される。また、プロセス情報を送信する際に付加する情報として、ユーザプロファイルが指定可能となっている。ユーザプロファイル情報は、図5に示すように、プロファイル送信確認画面49を表示し、この画面49のユーザプロファイル送信指定欄49aに所定のチェックが行われ、登録釦49bが押下された場合のみに送信されるようになっている。
【0043】
プロセス取得装置38は、利用者がプロセス共有サーバ19からプロセス情報を取得するためのキーワードを設定する図示せぬプロセス取得要求設定画面を表示し、この画面に利用者が入力したキーワードによる取得要求を、プロセス共有サーバ19へ送信し、そのキーワードに対応するプロセス情報を取得するものである。なお、取得要求を行う場合にキーワードの他にユーザプロファイルを画面上で指定するようにしてもよい。
【0044】
プロセス実行装置39は、プロセス取得装置38で取得されたプロセス情報に従い、Webブラウザ31によるリソース検索の実行を制御するものである。この際、プロセス情報に含まれるURLをシーケンス番号に従い、Webブラウザ31により表示させる。Webブラウザ31による表示は、通常のブラウジングと同様とするが、例えば図6のプロセス実行画面51に示すように、同一画面内に「次へ」と記載したプロセス進行釦51aを備える。プロセス進行釦51aがユーザにより押下されると、次のシーケンス番号が割り振られたURLヘアクセスし、符号51bで示すようなWebコンテンツが表示されるようになっている。
【0045】
また、次のシーケンス番号が存在しない場合は、プロセス完了を表示して利用者に通知する。更に、プロセス実行画面51に示すように、プロセス実行中に、利用者にプロセス完了までのトータル時間、及び現在実行中のプロセスの滞在時間の両方を表示するプロセス進行表示部51cが表示されるようになっている。
プロセス適合度登録装置42は、プロセス実行装置39によるプロセス実行の結果、即ちリソース検索が、利用者の目的にどの程度合致していたかをプロセス共有サーバ19に登録するものである。これは、プロセス適合度入力装置40及びプロセス適合度転送装置41との連携によって行われる。
【0046】
プロセス適合度入力装置40は、プロセス実行装置39によるプロセス実行完了後に、図7に示すようなプロセス適合度入力画面53を表示し、利用者に目的の適合度の入力を行わせるプロセス評価欄53aと、このプロセス評価欄53aに入力されたプロセス適合度情報を送信するための送信釦53bとを表示するものである。
【0047】
プロセス適合度転送装置41は、プロセス適合度入力装置40によって入力されたプロセス適合度情報とプロセスIDとを、上記の送信釦53b押下時にプロセス共有サーバ19へ送信するものである。プロセスIDは、プロセス共有サーバ19により付与されるIDであり、プロセス共有サーバ19に登録されたプロセス情報を一意に識別するためのものである。
【0048】
次に、プロセス共有サーバ19の構成を図8に示し、その詳細な説明を行う。
プロセス共有サーバ19は、プロセス入力装置61と、プロセス格納装置62と、プロセス検索装置63と、プロセス出力装置64と、プロセス適合度入力装置65とを備えて構成されている。
プロセス入力装置61は、モバイル端末機(例えば25−1とする)から無線パケット網23及びゲートウェイサーバ17を介して送信されてきたプロセス情報を受け取ってプロセス格納装置62に格納する制御を行うものである。このプロセス入力装置61は、例えばインターネット上で一般的に使用されているCGI(Common Gateway Interface)やJava(登録商標) Servletの仕組みにより実現される。
【0049】
プロセス格納装置62は、プロセス入力装置61の制御に応じてプロセス情報を格納するものである。このプロセス格納装置62は、例えば、複数のデータを関連づけ、整理・蓄積し、必要に応じて必要な項目だけを取り出すことのできるリレーショナルデータベースソフト等により実現される。
このように実現されるプロセス格納装置62には、図9に一例を示す属性テーブル71と、図10に一例を示す内容テーブル72とが記憶されており、各テーブル71,72にプロセス情報が分割されて格納されるようになっている。
【0050】
属性テーブル71には、「プロセスID(図9にはIDと記載)」、「ラベル」、「利用時刻」、「性別」、「年齢」、「登録日時」、「適合度」の各属性項目の情報が格納される。これらの内、「ラベル」、「利用時刻」、「性別」、「年齢」の各項目は、各モバイル端末機25−1〜25−nから送信されたプロセス情報に含まれる同項目を格納したものである。
【0051】
但し、「性別」、「年齢」のユーザプロファイル情報及び「適合度」のプロセス適合度情報は、上述したように利用者が任意に入力するのでプロセス情報に含まれない場合がある。この場合は、それら「性別」、「年齢」、「適合度」の項目には情報が格納されない。
内容テーブル72には、「プロセスID」、「シーケンス番号」、「URL」、「滞在時間」の各項目の情報が格納される。この各項目も、各モバイル端末機25−1〜25−nから送信されたプロセス情報に含まれる同項目を格納したものである。
【0052】
プロセス検索装置63は、プロセス出力装置64で受信された各モバイル端末機25−1〜25−nからのキーワードに対応するプロセス情報を、プロセス格納装置62から検索するものである。この検索は次に説明する(1)ラベルによるプロセス集合の取得と、(2)プロセス集合に対する順序付けとの2つのステップにより実行される。
【0053】
(1)ラベルによるプロセス集合の取得。
利用者によって指定されたキーワード(文字列)と、属性テーブル71の「ラベル」属性の情報(文字列)とを文字列マッチングし、マッチングした「ラベル」のプロセスIDに対応するプロセス情報の集合を取得する。例えば、キーワードが「出張」の場合は、属性テーブル71のプロセスID「1」の出張手続きと、プロセスID「3」の大阪出張とがマッチングするので、2つのプロセス情報が取得されることになる。
【0054】
(2)プロセス集合に対する順序付け。
上記(1)のステップでは、1つのプロセス情報が取得されることもあるが、上記のように複数のプロセス情報が取得される場合があるので、利用者には、その内の1つを選択して提示する必要がある。このため、(2)のステップで、次の順序付けを行って1つのプロセス情報を選択する。
【0055】
例えば上記の2つのプロセス情報が取得された場合、双方のプロセス情報の「利用時刻」、「性別」、「年齢」、「適合度」の各属性項目から、利用者の要求条件への合致度に応じて得点(又はポイントという)を求め、この得点が高い方を選択する。なお、同一の属性項目のうち何れか一方のみしか情報が存在しない場合は、得点を与えないものとする。
【0056】
この得点の与え方は種々の方法が考えられるが、ここでは図11に示す得点テーブル74を用いたルールに基づき得点を与えるものとする。
得点テーブル74は、項目として「利用時刻差」、「年齢差」、「性別一致/不一致」、「適合度」があり、それぞれの度合に応じて得点を求める。「利用時刻差」とは、モバイル端末機からのプロセス情報に含まれるアクセス日時の時刻と、属性テーブル71の「利用時刻」との差である。「年齢差」とは、モバイル端末機からのユーザプロファイル情報に含まれる年齢と属性テーブル71の「年齢」との差である。「性別一致/不一致」とは、モバイル端末機からのユーザプロファイル情報に含まれる性別と属性テーブル71の「性別」との差である。
【0057】
つまり、得点テーブル74に示すように、各々の差が少なく且つ性別が一致しているほどに高得点を与え、これに属性テーブル71に示す「適合度」の得点を加算して、最終的な得点を求める。
例えば、属性テーブル71の出張手続が8点、大阪出張が7点であった場合は、出張手続を選択し、この出張手続のプロセスID「1」と対応する内容テーブル72のプロセスID「1」の全ての「シーケンス番号」、「URL」及び「滞在時間」の情報を選択する。
【0058】
即ち、プロセス検索装置63は、各モバイル端末機25−1〜25−nからの1キーワードに対応するプロセス情報の検索時に、1キーワードに対応する複数のラベルが検索された場合、それらのラベル毎のプロセス情報に対して、プロセス情報登録利用者の固有情報及びその登録に係る特徴を表す複数の属性情報と、キーワード送信元利用者の固有情報及びキーワード送信に係る特徴を表す情報との合致度から重み付けを行い、その重みの大きいプロセス情報を選択する。
【0059】
プロセス出力装置64は、各モバイル端末機25−1〜25−nからのキーワードを受信してプロセス検索装置63へ出力すると共に、そのキーワードに応じてプロセス検索装置63で検索されたプロセス情報を、キーワード送信元のモバイル端末機へ返信するものである。
この返信されたプロセス情報のうち「滞在時間」は、図10に数値15,20,20,42で示すように、「URL」と共にモバイル端末機に画面表示されるが、利用者がその「滞在時間」を確認することによって、それを登録した他の利用者が、「URL」を、どの位の時間参照したかを把握する際に役立てることができる。つまり、時間が長ければ、その「URL」が他の利用者にとって役立ったと推定することもできるので、取得利用者が、最初にその「URL」へアクセスを行うといった使用を行うこともできるようになっている。
【0060】
プロセス適合度入力装置65は、各モバイル端末機25−1〜25−nからのプロセス適合度情報を受信し、これをプロセス格納装置62の属性テーブル71の「適合度」の所定欄に格納する。また、既にプロセス適合度情報が格納されている場合は、新たに受信したプロセス適合度情報を加算して、その数値を変化させるものである。
【0061】
次に、このような構成の第1の実施の形態の通信システムにおけるプロセス共有処理の動作を、図12に示すプロセス共有動作におけるデータの流れを概念的に示した図と、図13〜図17に示すフローチャートを参照して説明する。
図13は、ブラウザ利用履歴の格納処理を説明するためのフローチャートである。まず、図13に示すステップS1において、図12に示す利用者aがモバイル端末機25−1によって、第1のWebサイト81へアクセスしたとする。このアクセスは、モバイル端末機25−1のWebブラウザ31の制御によって実行され、図1に示した無線パケット網23、ゲートウェイサーバ17(又は通信事業者網13)及びインターネット11を介して、例えばCPサーバ15aへアクセスすることによって行われる。
【0062】
このアクセスによって第1のWebサイト81の情報が、モバイル端末機25−1へ返信されて画面表示される。
また、ステップS2において、その第1のWebサイト81へアクセスしたブラウザ利用履歴情報が、履歴格納装置32に図3に示すようにテーブル化されて格納される。即ち、そのアクセスした第1のWebサイト81のURLと、アクセス日時と、滞在時間との3つの情報が格納される。
【0063】
この後、ステップS3において、Webブラウザ31の動作が終了したか否かが判断される。言い換えれば、利用者が更に別のWebサイトへのアクセスを継続したか否かが判断される。継続される場合は、上記ステップS1及びS2の処理が繰り返される。ここでは、この繰り返しによって、図12に示す第2〜第4のWebサイト82〜84のブラウザ利用履歴情報45が、履歴格納装置32に格納されたとする。この後、ステップS3の処理が終了する。
【0064】
図14は、モバイル端末機で行われる利用者によるブラウザ利用履歴情報へのラベルの登録及びそのラベル登録によって定義されるプロセス情報のプロセス共有サーバへの転送処理の動作を説明するためのフローチャートである。
図14のステップS21において、モバイル端末機25−1で利用者によるラベル登録処理が行われる。これは、まず、履歴検索装置33によって、履歴格納装置32からブラウザ利用履歴情報45が検索される。次に、その検索されたブラウザ利用履歴情報45の一覧を、シーケンス番号1,2,3を付けて表示するラベル登録画面47(図4参照)が、ラベル登録装置34によってディスプレイに表示される。これによって、複数の履歴を一纏めにしてグループ化するためのラベルの入力が利用者に促される。これに応じて、利用者は、グループ化されたブラウザ利用履歴情報に適合した自然言語をラベルとして入力する。
【0065】
ここで、利用者は必要であれば、ステップS22において、ラベル登録画面47のブラウザ利用履歴情報の順序の変更や削除などの修正を行う。
この修正後又は修正が不要であれば、上記のようにラベルが入力された後、利用者によってラベル登録画面47の登録釦47bが押下されると、ラベル登録装置34との連携によるプロセス登録装置35の制御によって、ブラウザ利用履歴情報45の一群に、そのラベルが対応付けられ、これがプロセス情報としてプロセス格納装置36に格納される。
【0066】
次に、ステップS23において、利用者が、その格納されたプロセス情報を転送するか否かが判断される。転送しなければ本処理は終了となる。
一方、転送する場合は、ステップS24において、プロセス転送装置37の制御によって、図5に示すプロファイル送信確認画面49が表示される。この画面49のユーザプロファイル送信指定欄49aに所定のチェックが行われることによって、ユーザプロファイルが入力されたとする。
【0067】
この後、ステップS25において、利用者によって、ユーザプロファイルを送信するか否かが判断される。ここで、送信すると判断した利用者によって、登録釦49bが押下されると、ステップS26において、そのユーザプロファイル情報が送信データにセットされる。
そして、ステップS27において、プロセス共有サーバ19へプロセス情報がユーザプロファイル情報と共に転送される。この様子を図12に矢印Y1で示す。また、上記ステップS25において、利用者が送信しないと判断すると、上記ステップS27においては、プロセス情報のみが転送され、本処理が終了する。
【0068】
図15は、モバイル端末機から送信されてきたプロセス情報をプロセス共有サーバに登録する際の処理の動作を説明するためのフローチャートである。
図15のステップS31において、プロセス共有サーバ19がプロセス登録の待ち受け状態である場合に、ステップS32において、モバイル端末機25−1からのプロセス情報が受信されたか否かが判断される。受信されていなければステップS31に戻る。
【0069】
一方、プロセス共有サーバ19のプロセス入力装置61でプロセス情報が受信された場合は、ステップS33において、その受信プロセス情報の登録処理が行われる。即ち、プロセス入力装置61の制御によって、受信プロセス情報がプロセス格納装置62に格納される。
この格納は、受信プロセス情報に含まれる各情報のうち、「ラベル」、「利用時刻」、「性別」、「年齢」の情報が図9に示す属性テーブル71に格納され、また、「シーケンス番号」、「URL」、「滞在時間」の情報が図10に示す内容テーブル72に格納される。
【0070】
この際、属性テーブル71において、「ID」、「登録日時」の各情報は、プロセス入力装置61の制御によって格納される。また、「適合度」は、後述で説明するように、プロセス情報の登録とは別に登録される。内容テーブル72における「ID」の情報も、プロセス入力装置61によって格納され、本処理が終了する。
【0071】
図16は、モバイル端末機におけるプロセス共有サーバからのプロセス情報の取得処理の動作を説明するためのフローチャートである。
図16のステップS41において、他のモバイル端末機25−2のプロセス取得装置38によって、プロセス取得要求設定画面が表示されると、ステップS42において、利用者により画面にプロセス情報を取得するためのキーワードが設定される。また、必要に応じて、ステップS43において、同画面にユーザプロファイル等の検索属性情報が設定される。
【0072】
この後、ステップS44において、プロセス取得要求を送信するか否かが判断される。送信する場合は、ステップS45において、プロセス取得要求がプロセス共有サーバ19へ送信される。また、上記ステップS44において送信されないと判断された場合は、本処理が終了する。
図17は、プロセス共有サーバにおいてモバイル端末機からのプロセス取得要求に応じたプロセス情報の返信処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【0073】
図17のステップS51において、プロセス共有サーバ19がプロセス取得要求の待ち受け状態である場合に、ステップS52において、プロセス出力装置64でプロセス取得要求が受信されたか否かが判断される。受信されていなければステップS51に戻る。
一方、プロセス出力装置64でプロセス取得要求である例えばキーワードが受信されたと判断されると、ステップS53においてプロセス検索処理が行われる。即ち、プロセス検索装置63によって、プロセス格納装置62から受信キーワードに対応するプロセス情報が検索される。この検索は、まず、利用者によって指定されたキーワード(文字列)と、属性テーブル71の「ラベル」属性の情報(文字列)とが文字列マッチングされ、マッチングした「ラベル」のプロセスIDに対応する1つのプロセス情報又は複数のプロセス情報が取得される。
【0074】
例えば、受信キーワードが「出張」の場合は、属性テーブル71のプロセスID「1」の出張手続きと、プロセスID「3」の大阪出張とがマッチングするので、2つのプロセス情報が取得される。
次に、その2つのプロセス情報の「利用時刻」、「性別」、「年齢」、「適合度」の各属性項目から、利用者の要求条件への合致度に応じて得点が求められ、この得点が高い方のプロセス情報が、前述で説明したように選択される。例えば、属性テーブル71の出張手続が選択された場合、この出張手続のプロセスID「1」と対応する内容テーブル72のプロセスID「1」の全ての「シーケンス番号」、「URL」及び「滞在時間」のプロセス情報が選択(検索)される。
【0075】
そして、ステップS54において、その検索されたプロセス情報が、プロセス出力装置64によってキーワード送信元のモバイル端末機25−2へ返信され、本処理が終了する。
図18は、モバイル端末機25−2において、プロセス共有サーバ19から取得されたプロセス情報に基づくプロセス実行処理及びその実行の評価であるプロセス適合度の送信処理の動作を説明するためのフローチャートである。
図18のステップS61において、プロセス実行装置39によりプロセス実行が行われる、これは、図12に矢印Y2で示すように、プロセス取得装置38で取得されたプロセス共有サーバ19からのプロセス情報に従い、Webブラウザ31によるWebサイトの検索が実行される。
【0076】
ここで、その取得プロセス情報に含まれる図10の各シーケンス番号が割り振られたURLが、図12に示す第1〜第4のWebサイト81〜84に対応しているものとする。
上記のWebサイト検索の実行の際、Webブラウザ31の制御により、図6に示すようなプロセス実行画面51が表示される。最初に符号51bで示すような、シーケンス番号「1」のURLの第1のWebサイト81のコンテンツが表示される。そして、利用者によって、プロセス進行釦51aが押下される度に、シーケンス番号順に割り振られたURLヘのアクセスが行われ、Webコンテンツが表示される。
【0077】
ここで、ステップS62において、プロセス実行が完了したか否かが判断される。完了したと判断される場合は、プロセス進行釦51aの押下によって、次のシーケンス番号が存在しない場合に、プロセス実行画面51にプロセス完了が表示される場合である。また、プロセス実行中には、プロセス実行画面51のプロセス進行表示部51cに、プロセス完了までのトータル時間、及び現在実行中のプロセスの滞在時間の両方が表示されるので、利用者は、それを確認することによって、プロセス実行の進行状態を判断することができる。
【0078】
プロセス実行が完了すると、ステップS63において、プロセス適合度入力装置40で、図7に示すプロセス適合度入力画面53が表示される。ここで、利用者は、プロセス評価欄53aに任意にプロセス適合度を入力する。
ステップS64において、プロセス適合度が入力されたか否かが判断される。入力された場合は、ステップS65において、プロセス適合度が送信される。即ち、プロセス適合度転送装置41によって、プロセス適合度入力装置40によって入力されたプロセス適合度情報と、このプロセス適合度を評価したプロセス情報にプロセス共有サーバ19で付けられたプロセスIDとが、送信釦53bが押下されることによって、プロセス共有サーバ19へ送信される。これにて本処理が終了する。
【0079】
図19は、プロセス共有サーバ19におけるモバイル端末機25−2からのプロセス適合度の登録処理の動作を説明するためのフローチャートである。
図19のステップS71において、プロセス共有サーバ19がプロセス適合度登録待ち受け状態である場合に、ステップS72において、プロセス適合度入力装置65でモバイル端末機25−2からのプロセス適合度情報が受信されたか否かが判断される。受信されていなければステップS71に戻る。
【0080】
一方、受信された場合は、ステップS73において、プロセス適合度入力装置65により、受信プロセス適合度情報がプロセス格納装置62の属性テーブル71の「適合度」の所定欄に格納される。この際、既にプロセス適合度情報が格納されている場合は、新たに受信したプロセス適合度情報が加算され、プロセス適合度の数値が増減する。これにて全てのプロセス共有処理が終了する。
【0081】
このように、第1の実施の形態のモバイル端末機及びプロセス共有サーバを用いた通信システムによれば、モバイル端末機25−1の利用者が複数のWebサイトに順次アクセスして、必要情報を取得した際のアドレスを含む利用履歴情報に、文字列によるラベルを付け、これをプロセス情報としてプロセス共有サーバ19へ転送する。これによってプロセス共有サーバ19にプロセス情報が格納される。次に、他のモバイル端末機25−2の利用者が必要情報を取得したい場合に、その必要情報に関連性のある文字列によるキーワードをプロセス共有サーバ19へ送信する。プロセス共有サーバ19において、そのキーワードに一致する文字列を含むラベルが付与されたプロセス情報が存在すれば、当該プロセス情報を他のモバイル端末機25−2で受信して取得することができる。これによって、他のモバイル端末機25−2の利用者は、そのプロセス情報に含まれる利用履歴情報を見ることができる。
【0082】
従って、通信ネットワークに存在するWebサイト等の情報資源であるリソースの検索や利用方法の知識に乏しい利用者でも、自己が必要とする情報を簡単な操作で取得することができる
また、あるモバイル端末機25−1の利用者が必要情報を取得したい場合に、その必要情報に関連性のある文字列によるキーワードをプロセス共有サーバ19へ送信することによって、キーワードとラベルとの文字列の一致時にプロセス共有サーバ19から受信されるプロセス情報をもとに、自動的にWebサイトへのアクセスが行われ、必要情報が取得されるようにしたので、Webサイトの検索や利用方法の知識が乏しくても、容易に必要情報を取得して表示したり音声出力したりする等、利用者が認識可能なようにすることができる。
【0083】
また、ラベル及びキーワードの文字列を、自然言語による文字列としたので、利用者が必要情報に関連性のある自然言語やイメージ可能な自然言語によって利用履歴情報にラベルを付けてプロセス情報としてプロセス共有サーバ19へ格納し、この格納されたプロセス情報を必要とする他の利用者が、上記同様に自然言語によって該当プロセス情報を取得することができる。このことから、利用者の必要情報をより的確に取得することが可能となる。
【0084】
また、利用履歴情報に、Webブラウザ31が各Webサイトへアクセスした際の利用時刻及び、各Webサイトへの滞在時間の少なくとも1つを更に含めるようにしたので、プロセス共有サーバ19からプロセス情報を取得した利用者が、そのプロセス情報に含まれる滞在時間を確認することによって、そのプロセス情報を登録した他の利用者が、Webサイトの情報を、どの位の時間参照したかを把握することができる。つまり、参照時間が長ければ、そのWebサイトの情報が他の利用者にとって役立ったと推定することもできるので、取得利用者が、プロセス共有サーバ19から取得したプロセス情報のうち最初に、滞在時間の長いWebサイトへアクセスを行えば、より短時間で効率良く、必要情報を有するWebサイトへアクセスすることが可能となる。
【0085】
また、Webサイトの情報が、電車時刻などの改版される情報であった場合、過去の古い情報であればあるほど不要な情報となることもある。このようなことに鑑みると、利用者は、取得したプロセス情報に含まれる利用時刻が取得時刻に近いほどに、最新情報と判断することができるので、効率良く必要情報を得ることができる。
【0086】
また、利用履歴情報に含まれる各アドレスの順序変更及び削除の少なくとも1つの修正を行ったのちラベルを付けるようにしたので、利用者がプロセス共有サーバ19にプロセス情報を転送する際に、当該利用者がアクセスを行った各Webサイトへの順序を、当該Webサイトの情報を必要とする他の利用者が参照する際に、極力短時間で効率よく参照できる順序に変更することができる。また、実際にアクセスを行って参照したが、不要であったWebサイトの情報を削除することができるので、上記同様に、他の利用者が用いる際に、極力短時間で効率よく参照できる内容に変更することが可能となる。
【0087】
また、プロセス情報をプロセス共有サーバ19へ転送する際に、当該モバイル端末機の利用者の固有情報であるユーザプロファイル情報を、当該利用者の指示操作に応じて共に転送するようにした。この場合、利用者がプロセス共有サーバ19から必要なプロセス情報を取得する際に、当該利用者と、そのプロセス情報をプロセス共有サーバ19に登録した利用者との双方のユーザプロファイル情報の相関性が高ければ、そのプロセス情報は、これを取得する利用者にとって有用な情報である確率が高くなるので、有効なプロセス情報の取得を行うことができるようになる。
【0088】
また、プロセス共有サーバ19から取得されたプロセス情報にもとづくWebサイトへのアクセスによって取得された情報が、当該利用者の目的にどの程度適合していたかを示す適合度情報を、当該利用者の指示操作に応じてプロセス共有サーバ19へ転送するようにした。これによって、モバイル端末機25−2の利用者がプロセス共有サーバ19からプロセス情報を取得するためにキーワードを送信した際に、プロセス共有サーバ19において、そのキーワードに対応するラベルのプロセス情報が複数存在する際に、各プロセス情報の適合度情報の高いものは、これを取得する利用者にとって有用な情報である確率が高くなるので、有効なプロセス情報の取得を行うことができるようになる。
【0089】
また、プロセス共有サーバ19において、モバイル端末機25−1がWebサイトへアクセスした際の利用時刻と、当該モバイル端末機25−1の利用者の固有情報であるユーザプロファイル情報と、当該プロセス共有サーバ19から取得されたプロセス情報にもとづくWebサイトへのアクセスによって取得された情報が、モバイル端末機の利用者の目的にどの程度適合していたかを示す適合度情報との少なくとも1つを受信した際に、この受信情報を属性情報として該当プロセス情報に対応付けて格納する。そして、キーワードに一致する文字列を含むラベルが複数存在する際に、この複数のプロセス情報に対応付けられた属性情報中の利用時刻及びユーザプロファイル情報と、キーワードの送信元のモバイル端末機25−2における利用時刻及びユーザプロファイル情報との合致度に、当該属性情報中の適合度情報を加味して重み付けを行い、この重みの大きいプロセス情報を検索するようにした。
【0090】
つまり、プロセス共有サーバ19からプロセス情報を取得するための1キーワードに複数のラベルが対応する場合、この複数のプロセス情報に対応付けられた属性情報によって重み付けを行い、重みの大きいプロセス情報を検索して要求元のモバイル端末機25−2へ送信するようにしたので、モバイル端末機25−2の利用者によって適正なプロセス情報を送信することができる。
【0091】
但し、以上の第1の実施の形態では、情報通信端末装置としてモバイル端末機25−1〜25−nを例に挙げて説明したが、据え置き型のパーソナルコンピュータ等のコンピュータであっても同様の効果を得ることができる。
(第2の実施の形態)
図20は、本発明の第2の実施の形態に係るモバイル端末機(情報通信端末装置)及びプロセス共有サーバを用いた通信システムの構成を示す図である。
【0092】
但し、図20に示す第2の実施の形態の通信システムにおいて、図1に示した第1の実施の形態の通信システムの各部に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
第2の実施の形態が、第1の実施の形態と異なる点は、図20に示すプロセス共有サーバ19aと、各モバイル端末機25−1a〜25−naとが、モバイル端末機の位置情報を用いてプロセス共有処理を行うことにある。以下、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0093】
図21に示す各モバイル端末機25−1a〜25−naが、図2に示した各モバイル端末機25−1〜25−nと異なる点は、位置情報取得装置91を更に備え、また、履歴格納装置32aと、ラベル登録装置34aを有するプロセス登録装置35aと、プロセス転送装置37aと、プロセス取得装置38aとの各々が、位置情報に係る処理を行う機能を更に備えたことにある。
【0094】
位置情報取得装置91は、自モバイル端末機25−1a〜25−naの緯度/経度による位置を示す位置情報を取得するものである。位置情報の取得は、例えばGPS(Global Positioning System)を使用して行うことができる。
履歴格納装置32aは、上述の履歴格納装置32の機能の他に、図22に示すように、位置情報を加えたブラウザ利用履歴情報45aをテーブル化して格納するものである。
【0095】
プロセス登録装置35aは、履歴検索装置33で検索されたブラウザ利用履歴情報45aの各URLが、どの様な状況で使用されたかを登録するための制御を、ラベル登録装置34aとの連携によって行うものである。
ラベル登録装置34aは、上述のプロセス登録装置35の機能の他に、図4に示したラベル登録画面47に位置情報が表示されている場合に、その変更や削除などの修正を行う。
【0096】
プロセス転送装置37aは、上述のプロセス転送装置37の機能の他に、プロセス情報を送信する際に付加する情報として、位置情報を指定することが可能となっている。
プロセス取得装置38aは、上述のプロセス取得装置38の機能の他に、図示せぬプロセス取得要求設定画面に利用者が入力したキーワードによる取得要求を、プロセス共有サーバ19aへ送信し、そのキーワードに対応するプロセス情報を取得する場合、その取得要求を行うキーワードの他に、位置情報及びユーザプロファイルの何れか一方、又は双方を画面上で指定するようになっている。
【0097】
次に、図23に示すプロセス共有サーバ19aが、図8に示したプロセス共有サーバ19と異なる点は、プロセス格納装置62aと、プロセス検索装置63aとが、位置情報に係る処理を行う機能を更に備えたことにある。
プロセス格納装置62aは、上述のプロセス格納装置62の機能の他に、図24に示すように、「位置情報」を更に加えた属性テーブル71aと、既に図10に示した内容テーブル72とを記憶し、各テーブル71a,72にプロセス情報が分割されて格納されるようになっている。
【0098】
即ち、属性テーブル71aには、「プロセスID(図24にはIDと記載)」、「ラベル」、「位置情報」、「利用時刻」、「性別」、「年齢」、「登録日時」、「適合度」の各属性項目の情報が格納される。これらの内、「ラベル」、「位置情報」、「利用時刻」、「性別」、「年齢」の各項目は、各モバイル端末機25−1a〜25−naから送信されたプロセス情報に含まれる同項目を格納したものである。
【0099】
但し、「位置情報」、「性別」、「年齢」及び「適合度」は、上述したように利用者が任意に入力するのでプロセス情報に含まれない場合がある。この場合は、それら「位置情報」、「性別」、「年齢」、「適合度」の項目には情報が格納されない。
プロセス検索装置63aは、上述のプロセス検索装置63と同様に、(1)ラベルによるプロセス集合の取得と、(2)プロセス集合に対する順序付けとの2つのステップを実行するが、(2)のステップの処理が異なる。
【0100】
例えば、(1)ラベルによるプロセス集合の取得において、属性テーブル71aのプロセスID「1」の出張手続きと、プロセスID「3」の大阪出張との2つのプロセス情報が取得されたとする。
(2)プロセス集合に対する順序付けでは、次の順序付けを行って1つのプロセス情報を選択する。上記の2つのプロセス情報が取得された場合、双方のプロセス情報の「位置情報」、「利用時刻」、「性別」、「年齢」、「適合度」の各属性項目から、利用者の要求条件への合致度に応じて得点(又はポイントという)を求め、この得点が高い方を選択する。なお、同一の属性項目のうち何れか一方のみしか情報が存在しない場合は、得点を与えないものとする。
【0101】
この得点の与え方は種々の方法が考えられるが、ここでは図25に示す得点テーブル74aを用いたルールに基づき得点を与えるものとする。
得点テーブル74aは、項目として「位置情報差」、「利用時刻差」、「年齢差」、「性別一致/不一致」、「適合度」があり、それぞれの度合に応じて得点を求める。「位置情報差」とは、モバイル端末機からのプロセス情報に含まれる位置情報と、属性テーブル71aの「位置情報」との差である。
この得点テーブル74aを用いて、何れかのプロセス情報を選択する処理は第1の実施の形態で説明したと同様である。
次に、このような構成の第2の実施の形態の通信システムにおけるプロセス共有処理の動作を、第1の実施の形態でと同様に図12〜図17を参照して説明する。
【0102】
まず、図13に示すステップS1において、図12に示す利用者aがモバイル端末機25−1aによって、第1のWebサイト81へアクセスしたとする。このアクセスによって第1のWebサイト81の情報が、モバイル端末機25−1aへ返信されて画面表示される。
また、ステップS2において、その第1のWebサイト81へアクセスしたブラウザ利用履歴情報が、履歴格納装置32aに図22に示すようにテーブル化されて格納される。即ち、そのアクセスした第1のWebサイト81のURLと、アクセス日時と、滞在時間、位置情報との4つの情報が格納される。
【0103】
この後、ステップS3において、Webブラウザ31の動作が終了したか否かが判断される。言い換えれば、利用者が更に別のWebサイトへのアクセスを継続したか否かが判断される。継続される場合は、上記ステップS1及びS2の処理が繰り返される。ここでは、この繰り返しによって、図12に示す第2〜第4のWebサイト82〜84のブラウザ利用履歴情報45aが、履歴格納装置32aに格納されたとする。この後、本処理が終了する。
【0104】
次に、図14のステップS21において、モバイル端末機25−1aで利用者によるラベル登録処理が行われる。まず、履歴検索装置33によって、履歴格納装置32aからブラウザ利用履歴情報45aが検索される。次に、その検索されたブラウザ利用履歴情報45aの一覧を、シーケンス番号1,2,3を付けて表示するラベル登録画面47(図4参照)が、ラベル登録装置34aによってディスプレイに表示される。これによって、複数の履歴を一纏めにしてグループ化するためのラベルの入力が利用者に促される。これに応じて、利用者は、グループ化されたブラウザ利用履歴情報に適合した自然言語をラベルとして入力する。
【0105】
ここで、利用者は必要であれば、ステップS22において、ラベル登録画面47のブラウザ利用履歴情報の順序の変更や削除などの修正を行う。この際、位置情報についても必要に応じて修正を行う。
この修正後又は修正が不要であれば、上記のようにラベルが入力された後、利用者によってラベル登録画面47の登録釦47bが押下されると、ラベル登録装置34aとの連携によるプロセス登録装置35aの制御によって、ブラウザ利用履歴情報45aの一群に、そのラベルが対応付けられ、これがプロセス情報としてプロセス格納装置36に格納される。
【0106】
次に、ステップS23において、利用者が、その格納されたプロセス情報を転送するか否かが判断される。転送しなければ本処理は終了となる。
一方、転送する場合は、ステップS24において、プロセス転送装置37aの制御によって、図5に示すプロファイル送信確認画面49が表示される。この画面49のユーザプロファイル送信指定欄49aに所定のチェックが行われることによって、ユーザプロファイルが入力されたとする。
【0107】
この後、ステップS25において、利用者によって、ユーザプロファイルを送信するか否かが判断される。ここで、送信すると判断した利用者によって、登録釦49bが押下されると、ステップS26において、そのユーザプロファイル情報が送信データにセットされる。
そして、ステップS27において、プロセス共有サーバ19aへプロセス情報がユーザプロファイル情報と共に転送される。この様子を図12に矢印Y1で示す。また、上記ステップS25において、利用者が送信しないと判断すると、上記ステップS27においては、プロセス情報のみが転送され、本処理が終了する。
【0108】
次に、図15のステップS31において、プロセス共有サーバ19aがプロセス登録の待ち受け状態である場合に、ステップS32において、モバイル端末機25−1aからのプロセス情報が受信されたか否かが判断される。受信されていなければステップS31に戻る。
一方、プロセス共有サーバ19aのプロセス入力装置61でプロセス情報が受信された場合は、ステップS33において、その受信プロセス情報の登録処理が行われる。即ち、プロセス入力装置61の制御によって、受信プロセス情報がプロセス格納装置62aに格納される。
【0109】
この格納は、受信プロセス情報に含まれる各情報のうち、「ラベル」、「位置情報」、「利用時刻」、「性別」、「年齢」の情報が図24に示す属性テーブル71aに格納され、また、「シーケンス番号」、「URL」、「滞在時間」の情報が図10に示す内容テーブル72に格納される。
この際、属性テーブル71aにおいて、「ID」、「登録日時」の各情報は、プロセス入力装置61の制御によって格納される。また、「適合度」は、後述で説明するように、プロセス情報の登録とは別に登録される。内容テーブル72における「ID」の情報も、プロセス入力装置61によって格納され、本処理が終了する。
【0110】
次に、図16のステップS41において、他のモバイル端末機25−2aのプロセス取得装置38aによって、プロセス取得要求設定画面が表示されると、ステップS42において、利用者により画面にプロセス情報を取得するためのキーワードが設定される。また、必要に応じて、ステップS43において、同画面にユーザプロファイル等の検索属性情報が設定される。
【0111】
この後、ステップS44において、プロセス取得要求を送信するか否かが判断される。送信する場合は、ステップS45において、プロセス取得要求がプロセス共有サーバ19aへ送信される。また、上記ステップS44において送信されないと判断された場合は、本処理が終了する。
次に、図17のステップS51において、プロセス共有サーバ19aがプロセス取得要求の待ち受け状態である場合に、ステップS52において、プロセス出力装置64でプロセス取得要求が受信されたか否かが判断される。受信されていなければステップS51に戻る。
【0112】
一方、プロセス出力装置64でプロセス取得要求である例えばキーワードが受信されたと判断されると、ステップS53においてプロセス検索処理が行われる。即ち、プロセス検索装置63aによって、プロセス格納装置62aから受信キーワードに対応するプロセス情報が検索される。この検索は、まず、利用者によって指定されたキーワード(文字列)と、属性テーブル71aの「ラベル」属性の情報(文字列)とが文字列マッチングされ、マッチングした「ラベル」のプロセスIDに対応する1つのプロセス情報又は複数のプロセス情報が取得される。
【0113】
例えば、受信キーワードが「出張」の場合は、属性テーブル71aのプロセスID「1」の出張手続きと、プロセスID「3」の大阪出張とがマッチングするので、2つのプロセス情報が取得される。
次に、その2つのプロセス情報の「利用時刻」、「性別」、「年齢」、「適合度」の各属性項目から、利用者の要求条件への合致度に応じて得点が求められ、この得点が高い方のプロセス情報が、前述で説明したように選択される。例えば、属性テーブル71aの出張手続が選択された場合、この出張手続のプロセスID「1」と対応する内容テーブル72のプロセスID「1」の全ての「シーケンス番号」、「URL」及び「滞在時間」のプロセス情報が選択(検索)される。
【0114】
そして、ステップS54において、その検索されたプロセス情報が、プロセス出力装置64によってキーワード送信元のモバイル端末機25−2aへ返信され、本処理が終了する。
次に、図18のステップS61において、プロセス実行装置39によりプロセス実行が行われる、これは、図12に矢印Y2で示すように、プロセス取得装置38aで取得されたプロセス共有サーバ19aからのプロセス情報に従い、Webブラウザ31によるWebサイトの検索が実行される。
【0115】
ここで、その取得プロセス情報に含まれる図10の各シーケンス番号が割り振られたURLが、図12に示す第1〜第4のWebサイト81〜84に対応しているものとする。
上記のWebサイト検索の実行の際、Webブラウザ31の制御により、図6に示すようなプロセス実行画面51が表示される。最初に符号51bで示すような、シーケンス番号「1」のURLの第1のWebサイト81のコンテンツが表示される。そして、利用者によって、プロセス進行釦51aが押下される度に、シーケンス番号順に割り振られたURLヘのアクセスが行われ、Webコンテンツが表示される。
【0116】
ここで、ステップS62において、プロセス実行が完了したか否かが判断される。完了したと判断される場合は、プロセス進行釦51aの押下によって、次のシーケンス番号が存在しない場合に、プロセス実行画面51にプロセス完了が表示される場合である。また、プロセス実行中には、プロセス実行画面51のプロセス進行表示部51cに、プロセス完了までのトータル時間、及び現在実行中のプロセスの滞在時間の両方が表示されるので、利用者は、それを確認することによって、プロセス実行の進行状態を判断することができる。
【0117】
プロセス実行が完了すると、ステップS63において、プロセス適合度入力装置40で、図7に示すプロセス適合度入力画面53が表示される。ここで、利用者は、プロセス評価欄53aに任意にプロセス適合度を入力する。
ステップS64において、プロセス適合度が入力されたか否かが判断される。入力された場合は、ステップS65において、プロセス適合度が送信される。即ち、プロセス適合度転送装置41によって、プロセス適合度入力装置40によって入力されたプロセス適合度情報と、このプロセス適合度を評価したプロセス情報にプロセス共有サーバ19aで付けられたプロセスIDとが、送信釦53bが押下されることによって、プロセス共有サーバ19aへ送信される。これにて本処理が終了する。
【0118】
次に、図19のステップS71において、プロセス共有サーバ19aがプロセス適合度登録待ち受け状態である場合に、ステップS72において、プロセス適合度入力装置65でモバイル端末機25−2aからのプロセス適合度情報が受信されたか否かが判断される。受信されていなければステップS71に戻る。
一方、受信された場合は、ステップS73において、プロセス適合度入力装置65により、受信プロセス適合度情報がプロセス格納装置62aの属性テーブル71aの「適合度」の所定欄に格納される。この際、既にプロセス適合度情報が格納されている場合は、新たに受信したプロセス適合度情報が加算され、プロセス適合度の数値が増減する。これにて全てのプロセス共有処理が終了する。
【0119】
このように、第2の実施の形態のモバイル端末機及びプロセス共有サーバを用いた通信システムによれば、モバイル端末機25−1aの位置情報取得装置91によって、当該モバイル端末機25−1aの緯度/経度による位置を示す位置情報を取得し、この位置情報を履歴格納装置32aに格納される利用履歴情報に含める。
【0120】
この結果、プロセス情報に位置情報が含まれ、プロセス共有サーバ19aへ転送されることになるので、モバイル端末機25−2aからキーワードが送信された際に、プロセス共有サーバ19aにおいて、そのキーワードに対応するラベルのプロセス情報が複数存在する場合、あるプロセス情報の位置情報が、キーワード送信元モバイル端末機25−2aの位置に近いことを示す情報である場合、これを取得する利用者にとって有用な情報である確率が高くなる。従って、上記第1の実施の形態よりも、更に有効なプロセス情報の取得を行うことができるようになる。
【0121】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、情報通信端末装置の利用者が複数のリソースに順次アクセスして、必要情報を取得した際のアドレスを含む利用履歴情報に、文字列によるラベルを付け、これをプロセス情報としてサーバ装置へ転送する。これによってサーバ装置にプロセス情報が格納される。次に、他の情報通信端末装置の利用者が必要情報を取得したい場合に、その必要情報に関連性のある文字列によるキーワードをサーバ装置へ送信する。サーバ装置において、そのキーワードに一致する文字列を含むラベルが付与されたプロセス情報が検索された際に、このプロセス情報を他の情報通信端末装置へ送信する。これによって、他の情報通信端末装置の利用者は、そのプロセス情報に含まれる利用履歴情報を見みて、必要なリソースへアクセスすることができる。
従って、通信ネットワークに存在するWebサイト等の情報資源であるリソースの検索や利用方法の知識に乏しい利用者でも、自己が必要とする情報を簡単な操作で取得することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るモバイル端末機(情報通信端末装置)及びプロセス共有サーバを用いた通信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態に係るモバイル端末機の構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態に係るモバイル端末機の履歴格納装置にテーブル化して格納されたブラウザ利用履歴情報を示す図である。
【図4】第1の実施の形態に係るモバイル端末機のラベル登録装置により表示されるラベル登録画面を示す図である。
【図5】第1の実施の形態に係るモバイル端末機のプロセス転送装置により表示されるプロファイル送信確認画面を示す図である。
【図6】第1の実施の形態に係るモバイル端末機のプロセス実行装置により表示されるプロセス実行画面を示す図である。
【図7】第1の実施の形態に係るモバイル端末機のプロセス適合度入力装置により表示されるプロセス適合度入力画面を示す図である。
【図8】第1の実施の形態に係るプロセス共有サーバの構成を示すブロック図である。
【図9】第1の実施の形態に係るプロセス共有サーバのプロセス格納装置に格納される属性テーブルを示す図である。
【図10】第1の実施の形態に係るプロセス共有サーバのプロセス格納装置に格納される内容テーブルを示す図である。
【図11】第1の実施の形態に係るプロセス共有サーバのプロセス検索装置が検索時に用いる得点テーブルを示す図である。
【図12】第1又は第2の実施の形態に係る通信システムのプロセス共有動作におけるデータの流れを概念的に示した図である。
【図13】第1又は第2の実施の形態に係るモバイル端末機におけるブラウザ利用履歴の格納処理を説明するためのフローチャートである。
【図14】第1又は第2の実施の形態に係るモバイル端末機で行われる利用者によるブラウザ利用履歴情報へのラベルの登録及びそのラベル登録によって定義されるプロセス情報のプロセス共有サーバへの転送処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図15】第1又は第2の実施の形態に係るプロセス共有サーバにおいて、モバイル端末機から送信されてきたプロセス情報を登録する処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図16】第1又は第2の実施の形態に係るモバイル端末機におけるプロセス共有サーバからのプロセス情報の取得処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図17】第1又は第2の実施の形態に係るプロセス共有サーバにおいて、モバイル端末機からのプロセス取得要求に応じたプロセス情報の返信処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図18】第1又は第2の実施の形態に係るモバイル端末機において、プロセス共有サーバから取得されたプロセス情報に基づくプロセス実行処理及びその実行の評価であるプロセス適合度の送信処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図19】第1又は第2の実施の形態に係るプロセス共有サーバにおけるモバイル端末機からのプロセス適合度の登録処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図20】本発明の第2の実施の形態に係るモバイル端末機(情報通信端末装置)及びプロセス共有サーバを用いた通信システムの構成を示すブロック図である。
【図21】第2の実施の形態に係るモバイル端末機の構成を示すブロック図である。
【図22】第2の実施の形態に係るモバイル端末機の履歴格納装置にテーブル化して格納されたブラウザ利用履歴情報を示す図である。
【図23】第2の実施の形態に係るプロセス共有サーバの構成を示すブロック図である。
【図24】第2の実施の形態に係るプロセス共有サーバのプロセス格納装置に格納される属性テーブルを示す図である。
【図25】第2の実施の形態に係るプロセス共有サーバのプロセス検索装置が検索時に用いる得点テーブルを示す図である。
【符号の説明】
11 インターネット
13 通信事業者網
15−1〜15−n CPサーバ
17 ゲートウェイサーバ
19,19a プロセス共有サーバ
23 無線パケット網
25−1〜25−n,25−1a〜25−na モバイル端末機
31 Webブラウザ
32,32a 履歴格納装置
33 履歴検索装置
34,34a ラベル登録装置
35,35a プロセス登録装置
36 プロセス格納装置
37,37a プロセス転送装置
38,38a プロセス取得装置
39 プロセス実行装置
40 プロセス適合度入力装置
41 プロセス適合度転送装置
42 プロセス適合度登録装置
45,45a ブラウザ利用履歴情報
47 ラベル登録画面
47a ラベル登録欄
47b 登録釦
47c 削除釦
49 プロファイル送信確認画面
49a ユーザプロファイル送信指定欄
49b 登録釦
51 プロセス実行画面
51a プロセス進行釦
51b Webコンテンツ
53 プロセス適合度入力画面
53a プロセス評価欄
53b 送信釦
61 プロセス入力装置
62,62a プロセス格納装置
63,63a プロセス検索装置
64 プロセス出力装置
65 プロセス適合度入力装置
71,71a 属性テーブル
72 内容テーブル
74,74a 得点テーブル
81 第1のWebサイト
82 第2のWebサイト
83 第3のWebサイト
84 第4のWebサイト
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention includes a mobile phone, a PHS (Personal Handyphone System), and a wireless communication card that allow users to connect to the Internet as resources, which are information resources such as Web sites existing on the Internet or a network such as a communication carrier network. The present invention relates to an information communication terminal device and a process sharing server device that can be easily used by a mobile terminal such as a PDA (Personal Digital Assistance) or a personal computer.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in order to access resources on the Internet from a mobile terminal and acquire necessary information, the following three typical methods have been provided.
(1) A target resource is searched while following a directory hierarchy provided by an ISP (Internet Services Provider).
(2) Enter a keyword included in resources required for the search engine to obtain a list.
(3) A URL (Uniform Resource Locator) that directly corresponds to a resource address on the Internet is designated.
[0003]
Moreover, there exists a thing of the following patent document 1 about the method of (2). This content is a method of linking a user computer terminal and a predetermined information site (Web site) on a computer network composed of a plurality of computer terminals (including mobile terminals) capable of data communication. That is, address data that can specify an information site and a keyword related to the information site are stored in association with each other. The keyword corresponding to the information site desired by the user is received from the computer terminal on the user side, the address data corresponding to the received keyword is extracted from the previously stored address data, and the extracted address data Link the information site with the computer terminal on the user side.
[0004]
As a result, only by inputting the keyword corresponding to the information site desired by the user, the computer terminal on the user side and the information site of the address data corresponding to the input keyword can be linked. Thus, it is possible to easily access a desired information site without inputting difficult-to-understand address data.
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2002-123542 A (Abstract, Claims, Effects of Invention)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the content of Patent Document 1, address data that can specify an information site and a keyword related to the information site are stored in association with each other, and the information terminal desired by the user is stored from the computer terminal. A feature is that a corresponding information site and a user's computer terminal are linked by transmitting a corresponding keyword and searching for an information site of storage address data corresponding to the keyword.
[0007]
That is, since one information site is associated with one keyword, if an information site is searched with a keyword related to information (necessary information) required by a user, the search information site The content is not always necessary information. In this way, if the required information is different, the search is performed again with another keyword. If the required information is still different, the same search must be repeated until the required information information site is found. Information site search (resource search) There is a problem that the operation for the operation becomes complicated.
[0008]
Furthermore, there is a problem in that, in the process of repeating the search with another keyword, if there is no keyword that the user can conceive, necessary information cannot be found after all.
In the method (1) described above, the ISP organizes information into hierarchies, but the keywords expressing the hierarchies do not necessarily match the concept recognized by the user. For this reason, for users who do not have knowledge of the directory hierarchy to be used, it is not possible to know which hierarchy the target resource is located below, and it is necessary to repeat the search while sequentially tracing the upper hierarchy that seems to be related. is there. In order to follow this hierarchical structure, it is necessary to proceed with the search while checking the contents of the Web page each time. Therefore, in a mobile terminal with limited operability and expressiveness, especially in terms of user operation There is a problem of increasing the burden.
[0009]
In the method (3) described above, a necessary resource can be acquired with certainty, but the user needs to know the URL of the required resource in advance. As a method of knowing the URL, a method of obtaining via a mass media such as TV, a magazine, or a newspaper, or a method of obtaining via a human network such as a family or an acquaintance can be considered.
[0010]
This type of usage is mainly for young people who are highly motivated to actively use mobile phones. However, users of consumer devices such as mobile phones straddle a wide range of age groups, from young people to older people, compared to users of personal computers, etc., and in particular, lack of knowledge on resource search and usage. There is a problem that it is difficult for an elderly group with many people to search for a necessary resource by a simple operation.
[0011]
The present invention has been made in view of such a problem, and information that is necessary even for a user who is poor in knowledge of a method of searching for and using a resource that is an information resource such as a Web site existing in a communication network. It is an object of the present invention to provide an information communication terminal device and a process sharing server device that can acquire the above with a simple operation.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an information communication terminal device according to claim 1 of the present invention accesses a desired resource by a browser for obtaining information by accessing a resource which is an information resource existing in a communication network. In the information communication terminal device that acquires necessary information of the user, the history storage means for storing the usage history information including the address of each resource sequentially accessed by the browser, and the usage history stored in the history storage means Label registration means for creating process information by labeling information with a character string, process storage means for storing process information created by the label registration means, and process information stored in the process storage means, A process transfer means for transferring to the server device, and the process transfer means to the server device When a match with the character string of the label included in the process information stored in the server device is transmitted, a keyword by a character string that enables reception of the process information is transmitted to the server device, and the process from the server device is performed. And a process acquisition means for acquiring information.
[0013]
According to this configuration, the user of the information communication terminal device sequentially accesses a plurality of resources, labels the usage history information including the address when the necessary information is acquired, and labels it as a process string. Transfer to server device. As a result, the process information is stored in the server device. Next, when a user of another information communication terminal device wants to obtain necessary information, a keyword based on a character string related to the necessary information is transmitted to the server device. If there is process information to which a label including a character string matching the keyword exists in the server device, the process information can be received and acquired by another information communication terminal device. As a result, users of other information communication terminal devices can view the usage history information included in the process information. If you access the resource address, you can easily get the information you need.
[0014]
According to claim 2 of the present invention, an information communication terminal device according to claim 1 is required when the browser accesses the resource at the address of the usage history information included in the process information acquired by the process acquisition unit. It is further characterized by further comprising process execution means for performing control to acquire information and output the acquired necessary information so that the user can recognize it.
[0015]
According to this configuration, when a user of a certain information communication terminal device wants to obtain necessary information, the keyword of the keyword and the label is transmitted by transmitting a keyword based on a character string related to the necessary information to the server device. Based on the process information received from the server device when the columns match, the resource is automatically accessed and the necessary information is acquired, so it is easy even if knowledge of resource search and usage is scarce It is possible to make the user recognizable by acquiring necessary information and displaying it or outputting it by voice.
[0016]
According to claim 3 of the present invention, in the information communication terminal device according to claim 1 or 2, the character strings of the label and the keyword are character strings in a natural language.
According to this configuration, the user labels the usage history information in a natural language that is related to the necessary information or an imageable natural language, stores the information in the server device as process information, and the stored process information is required. Other users who can acquire the process information in the natural language as described above. From this, it becomes possible to acquire a user's required information more correctly.
[0017]
The information communication terminal device according to claim 4 of the present invention is the information communication terminal device according to any one of claims 1 to 3, wherein the history storage means uses the access history information when the browser accesses each resource. It is characterized in that at least one of the time and the staying time at each resource is further stored.
According to this configuration, the user who has acquired the process information from the server device confirms the stay time included in the process information, so that other users who have registered the process information can use the resource information. It is possible to grasp whether or not the time is referred to. That is, if the reference time is long, it can be estimated that the information of the resource is useful for other users. Therefore, the acquisition user first moves to the resource with the long stay time from the process information acquired from the server device. If access is made, it becomes possible to access resources having necessary information more efficiently in a shorter time.
[0018]
Further, when the resource information is information to be revised such as the train time, the older information in the past may become unnecessary information. In view of the above, the user can determine the latest information as the use time included in the acquired process information is closer to the acquisition time, and thus can efficiently obtain necessary information.
The information communication terminal device according to claim 5 of the present invention is the information communication terminal device according to any one of claims 1 to 4, wherein the label registration unit performs at least one of order change and deletion of each address included in the usage history information. It is characterized by attaching the label after making one correction.
[0019]
According to this configuration, when a user transfers process information to a server device, the order of each resource accessed by the user is referred to by another user who needs information on the resource. In this case, the order can be changed so that it can be referred to as efficiently as possible in a short time. In addition, since information on resources that were actually accessed and referenced but could be deleted can be deleted, the content can be referred to as efficiently as possible in a short time when used by other users. It becomes possible to change.
[0020]
An information communication terminal apparatus according to claim 6 of the present invention is the information communication terminal according to any one of claims 1 to 5, wherein the process transfer means transfers the process information to the server apparatus. User profile information, which is unique information of the user of the apparatus, is transferred together in response to an instruction operation of the user.
[0021]
According to this configuration, the user profile information is transferred together with the process information to the server device in response to a user's arbitrary instruction operation. Here, it is assumed that the user profile information is transferred temporarily. In this case, when the user acquires necessary process information from the server device, if the user profile information of both the user and the user who registered the process information in the server device is highly correlated, Since there is a high probability that the process information is useful information for the user who acquires the process information, effective process information can be acquired.
[0022]
An information communication terminal device according to claim 7 of the present invention is the information communication terminal device according to any one of claims 1 to 6, wherein the information acquired by accessing the resource based on the process information acquired from the server device is The apparatus further comprises a process fitness level registration means for transferring fitness level information indicating how much the user's purpose has been matched to the server device in response to an instruction operation of the user.
[0023]
According to this configuration, when the user of the information communication terminal device transmits a keyword to obtain process information from the server device, when there are a plurality of process information with a label corresponding to the keyword in the server device. Since the high degree of fitness information of each process information has a high probability of being useful information for the user who acquires the process information, effective process information can be acquired.
[0024]
According to claim 8 of the present invention, in any one of claims 1 to 7, an information communication terminal apparatus acquires position information indicating a position of the information communication terminal apparatus according to latitude / longitude, and the position information is The apparatus further comprises position information acquisition means to be included in the usage history information stored in the history storage means.
According to this configuration, as a result, position information is included in the process information and transferred to the server device, so when the keyword is transmitted from the information communication terminal device, the server device can handle the keyword. If there is a plurality of process information of the label to be processed, if the position information of a certain process information is information indicating that it is close to the position of the communication terminal device that is the keyword transmission source, it is useful information for the user who acquires the information. Since the probability increases, it becomes possible to acquire effective process information.
[0025]
A process sharing server device according to claim 9 of the present invention communicates with an information communication terminal device, and when the information communication terminal device accesses a resource, which is an information resource existing in a communication network, by a browser, In the process shared server device that receives and registers the address and transmits the registered address in response to an acquisition request from another information communication terminal device, the address of each resource sequentially accessed by the information communication terminal device is A storage unit that receives and stores process information labeled with a character string in the usage history information included from the information communication terminal device, and a character string for acquiring the process information stored in the storage unit When a keyword is received from an information communication terminal device, it includes a character string that matches the keyword Search means for searching the process information with a bell from the storage means, and output means for transmitting the process information searched by the search means to the information communication terminal device that is the transmission source of the keyword It is characterized by.
[0026]
According to this configuration, the process information formed by labeling the usage history information including the address when the information communication terminal device sequentially accesses a plurality of resources and obtains necessary information with a character string label is stored in the process sharing server. Received and stored at the device. When a user of another information communication terminal device wants to obtain necessary information, if a keyword based on a character string related to the necessary information is transmitted to the server device, the character that matches the keyword in the process shared server device If there is process information to which a label including a column is present, the process information is transmitted to another information communication terminal device. Therefore, the user of the other information communication terminal device uses the usage history included in the process information. You can see information. Therefore, even if the knowledge of the resource search and usage method is insufficient, it is possible to easily obtain necessary information by accessing the addresses of a plurality of resources in the usage history information.
[0027]
The process sharing server device according to claim 10 of the present invention is the process sharing server device according to claim 9, wherein the storage means includes a use time when the information communication terminal device accesses the resource, and a user of the information communication terminal device. To what extent the user profile information, which is unique information, and the information acquired by accessing the resource based on the process information acquired from the process shared server device are suitable for the purpose of the user of the information communication terminal device When the received information is received as at least one of the matching degree information indicating the corresponding process information as attribute information, the search means includes a plurality of labels including a character string matching the keyword. When present, use time and user profile information in the attribute information associated with the plurality of process information, The weighting is performed by adding the matching degree information in the attribute information to the matching degree with the use time and the user profile information in the information communication terminal device that is the transmission source of the keyword, and searching for process information with a large weight is performed. It is a feature.
[0028]
According to this configuration, when a plurality of labels correspond to one keyword for acquiring process information from the process sharing server device, weighting is performed by the attribute information associated with the plurality of process information, and a process having a large weight is performed. Since the information is retrieved and transmitted to the requesting information communication terminal device, appropriate process information can be transmitted by the user of the information communication terminal device.
[0029]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(First embodiment)
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a communication system using a mobile terminal (information communication terminal apparatus) and a process sharing server according to the first embodiment of the present invention.
The communication system shown in FIG. 1 includes the Internet 11, a communication carrier network 13 operated by a communication carrier that provides a wireless communication service, and a plurality of CPs (contents) connected to the Internet 11 or the communication carrier network 13. (Provider) servers 15-1 to 15-n and gateway server 17, the process sharing server 19 connected to the gateway server 17, and the gateway server 17 via a radio packet network 23 using radio waves from a radio base station (not shown). And a plurality of mobile terminals 25-1 to 25-n connected to each other.
[0030]
Next, these components will be described.
Each CP server 15-1 to 15-n is a content provider company or an individual server device that provides content information in a format that can be used by each mobile terminal 25-1 to 25-n, and is connected to the Internet 11. There are forms, forms connected to the communication carrier network 13, and the like.
[0031]
Each of the mobile terminals 25-1 to 25-n is a mobile terminal having a wireless data communication function carried by a user, such as a mobile phone, a PHS, or a PDA equipped with a wireless communication card.
The gateway server 17 mediates packets received from the mobile terminals 25-1 to 25-n and communicates with the CP servers 15-1 to 15-n arranged in the Internet 11 and the communication carrier network 13. A server with a proxy function, which also performs protocol conversion and the like.
[0032]
The process sharing server 19 sends the process information in which a natural language label is added to the usage history of the Web browser when the user searches for necessary information that the user wants to know in the mobile terminal (for example, 25-1). The process corresponding to the keyword received when receiving the process information acquisition request using the natural language keyword input by another user through the mobile terminal (for example, 25-2). Information is returned to the requesting mobile terminal 25-2.
[0033]
Here, the label and the keyword are premised on the natural language here, but may be any symbol or character other than the natural language, or any combination of these that can give a predetermined meaning. Necessary information is provided from each CP server 15-1 to 15-n via the Internet 11 or the communication carrier network 13.
Next, the configuration of each of the mobile terminals 25-1 to 25-n is shown in FIG. 2 and will be described in detail.
[0034]
Each of the mobile terminals 25a to 25e includes a Web browser 31, a history storage device 32, a history search device 33, a process registration device 35 having a label registration device 34, a process storage device 36, a process transfer device 37, The process acquisition device 38, the process execution device 39, and a process fitness level registration device 42 having a process fitness level input device 40 and a process fitness level transfer device 41 are configured.
[0035]
The Web browser 31 has an Internet connection function, searches the CP server 15-1 to 15-n for a Web site on which a Web page group on which information required by the user is posted, and browses the Web site It has application software to do. That is, the Web site is a resource of information resources existing in the communication network. In addition, an information resource obtained by making program data into a file can be considered as a resource.
[0036]
The history storage device 32 stores and stores browser use history information that has been accessed by the Web browser 31 in the past in the mobile terminal.
For example, as shown in FIG. 3, browser usage history information 45 is stored in a table. In the table of browser usage history information 45, three pieces of information are recorded: a URL (Uniform Resource Locator) of a page accessed in the past, an access date and time, and a stay time. The staying time indicates the time from when the Web page acquisition is completed until the transition to another Web page or until the use of the Web browser 31 ends.
[0037]
The browser usage history information 45 covers all Web access histories regardless of the access method. That is, in the table of the browser usage history information 45, all the history is recorded in chronological order regardless of various access means such as search engine, portal site directory, or direct URL input. ing.
[0038]
The history search device 33 searches the browser use history information 45 from the history storage device 32.
The process registration device 35 performs control for registering in what circumstances each URL of the browser usage history information 45 searched by the history search device 33 is used in cooperation with the label registration device 34. It is.
The label registration device 34 displays a list of browser usage history information 45 searched by the history search device 33, and prompts the user to input a label for grouping a plurality of histories together, for example, as shown in FIG. A label registration screen 47 is displayed on the display of the mobile terminal.
[0039]
On the label registration screen 47, from the start to the end of the Web browser 31 is taken as one unit, all browser usage history information 45 recorded during this period is displayed, and a label registration field 47a, a registration button 47b, and a delete button 47c are displayed. Is displayed. When the browser usage history information 45 is displayed, sequence numbers 1, 2, and 3 are given as shown in FIG. In addition, the user can modify the browser usage history information 45 displayed on the label registration screen 47, such as changing the order or deleting it, using an operation key (not shown) or a delete button 47c of the mobile terminal. It can be done.
[0040]
In the label registration field 47a, natural language input such as “processing after the last train” or “business trip procedure” is possible, and this becomes a label.
Further, the label registration device 34, when the label is input as described above by the cooperation control with the process registration device 35, and the user presses the registration button 47b, the label registration device 34 labels the group of browser usage history information 45. Are associated with each other and stored in the process storage device 36 as process information.
[0041]
The process storage device 36 stores process information in accordance with the registration control of the label registration device 34. To explain further, the process information is information in which URLs of Web pages or Web sites sequentially accessed from the beginning to the end in order to find necessary information by a certain user are collected together and associated with one label. .
[0042]
The process transfer device 37 presents a list of process information stored in the process storage device 36 to the user, and transmits the process information designated by the user to the process sharing server 19. As a communication protocol at this time, an HTTP (Hyper Text Transfer Protocol) protocol used in the Web browser 31 is shared. In addition, a user profile can be designated as information added when process information is transmitted. As shown in FIG. 5, the user profile information is displayed only when a profile transmission confirmation screen 49 is displayed, a predetermined check is performed in the user profile transmission designation field 49a of this screen 49, and the registration button 49b is pressed. It has come to be.
[0043]
The process acquisition device 38 displays a process acquisition request setting screen (not shown) in which a user sets a keyword for acquiring process information from the process sharing server 19, and an acquisition request based on the keyword input by the user is displayed on this screen. The process information is transmitted to the process sharing server 19 and the process information corresponding to the keyword is acquired. When making an acquisition request, a user profile may be designated on the screen in addition to the keyword.
[0044]
The process execution device 39 controls the execution of resource search by the Web browser 31 according to the process information acquired by the process acquisition device 38. At this time, the URL included in the process information is displayed by the Web browser 31 according to the sequence number. The display by the Web browser 31 is the same as that of normal browsing, but, for example, as shown in the process execution screen 51 of FIG. 6, a process progress button 51a described as “next” is provided in the same screen. When the process progress button 51a is pressed by the user, the URL to which the next sequence number is assigned is accessed, and Web content as indicated by reference numeral 51b is displayed.
[0045]
If the next sequence number does not exist, the process completion is displayed and the user is notified. Furthermore, as shown in the process execution screen 51, during the process execution, a process progress display section 51c that displays both the total time until the process is completed and the stay time of the currently executing process is displayed to the user. It has become.
The process fitness registration device 42 registers the result of the process execution by the process execution device 39, that is, how much the resource search matches the purpose of the user, in the process sharing server 19. This is performed in cooperation with the process suitability input device 40 and the process suitability transfer device 41.
[0046]
The process suitability input device 40 displays a process suitability input screen 53 as shown in FIG. 7 after the process execution by the process execution device 39 is completed, and allows the user to input the desired suitability to the process evaluation field 53a. And a transmission button 53b for transmitting the process suitability information input in the process evaluation field 53a.
[0047]
The process suitability transfer device 41 transmits the process suitability information and the process ID input by the process suitability input device 40 to the process sharing server 19 when the send button 53b is pressed. The process ID is an ID assigned by the process sharing server 19 and uniquely identifies process information registered in the process sharing server 19.
[0048]
Next, the configuration of the process sharing server 19 is shown in FIG. 8 and will be described in detail.
The process sharing server 19 includes a process input device 61, a process storage device 62, a process search device 63, a process output device 64, and a process suitability input device 65.
The process input device 61 performs control for receiving process information transmitted from a mobile terminal (for example, 25-1) via the wireless packet network 23 and the gateway server 17 and storing it in the process storage device 62. is there. The process input device 61 is realized by, for example, a CGI (Common Gateway Interface) or Java (registered trademark) Servlet mechanism that is generally used on the Internet.
[0049]
The process storage device 62 stores process information according to the control of the process input device 61. The process storage device 62 is realized by, for example, relational database software that associates, organizes and accumulates a plurality of data and can extract only necessary items as necessary.
In the process storage device 62 realized in this way, an attribute table 71 shown in FIG. 9 and a content table 72 shown in FIG. 10 are stored, and the process information is divided into the tables 71 and 72. Has been stored.
[0050]
The attribute table 71 includes “process ID (denoted as ID in FIG. 9)”, “label”, “use time”, “sex”, “age”, “registration date”, and “fitness” attribute items. Is stored. Among these, “Label”, “Usage time”, “Gender”, and “Age” items store the same items included in the process information transmitted from each mobile terminal 25-1 to 25-n. Is.
[0051]
However, the user profile information of “gender” and “age” and the process suitability information of “fitness” may be not included in the process information because the user arbitrarily inputs as described above. In this case, no information is stored in the items of “sex”, “age”, and “degree of fit”.
The content table 72 stores information on each item of “process ID”, “sequence number”, “URL”, and “stay time”. Each item also stores the same item included in the process information transmitted from each mobile terminal 25-1 to 25-n.
[0052]
The process search device 63 searches the process storage device 62 for process information corresponding to the keywords from the mobile terminals 25-1 to 25-n received by the process output device 64. This search is executed in two steps: (1) obtaining a process set by a label and (2) ordering the process set.
[0053]
(1) Acquisition of a process set by a label.
The keyword (character string) specified by the user and the “label” attribute information (character string) in the attribute table 71 are character string matched, and a set of process information corresponding to the process ID of the matched “label” is obtained. get. For example, when the keyword is “business trip”, the business trip procedure with process ID “1” in the attribute table 71 and the Osaka business trip with process ID “3” match, so two pieces of process information are acquired. .
[0054]
(2) Ordering for process sets.
In the step (1), one process information may be acquired, but a plurality of process information may be acquired as described above, so the user selects one of them. It is necessary to present it. Therefore, in the step (2), the following ordering is performed to select one process information.
[0055]
For example, when the above two process information is acquired, the degree of conformance to the user's requirement condition from the “use time”, “gender”, “age”, “fitness” attribute items of both process information A score (or a point) is obtained according to, and the one with the higher score is selected. Note that if only one of the same attribute items has information, no score is given.
[0056]
There are various methods for giving the score. Here, the score is given based on the rule using the score table 74 shown in FIG.
The score table 74 includes “use time difference”, “age difference”, “gender match / mismatch”, and “fitness” as items, and obtains a score according to each degree. The “use time difference” is the difference between the access date and time included in the process information from the mobile terminal and the “use time” in the attribute table 71. The “age difference” is a difference between the age included in the user profile information from the mobile terminal and the “age” in the attribute table 71. “Gender match / mismatch” is the difference between the gender included in the user profile information from the mobile terminal and the “sex” in the attribute table 71.
[0057]
In other words, as shown in the score table 74, the smaller the difference and the higher the gender, the higher the score, and the “fitness” score shown in the attribute table 71 is added to the final score. Find the score.
For example, when there are 8 business trip procedures in the attribute table 71 and 7 business trips in Osaka, the business trip procedure is selected, and the process ID “1” of the content table 72 corresponding to the process ID “1” of this business trip procedure is selected. All the “sequence number”, “URL” and “stay time” information are selected.
[0058]
That is, when a plurality of labels corresponding to one keyword are searched when the process search device 63 searches for process information corresponding to one keyword from each of the mobile terminals 25-1 to 25-n, The degree of coincidence between the process information and the plurality of attribute information indicating the unique information of the registered user of the process information and the characteristics related to the registration, and the specific information of the keyword source user and the information indicating the characteristics related to the keyword transmission And process information with a large weight is selected.
[0059]
The process output device 64 receives a keyword from each of the mobile terminals 25-1 to 25-n and outputs the keyword to the process search device 63, and the process information searched by the process search device 63 according to the keyword This is a reply to the keyword transmission source mobile terminal.
Of the returned process information, the “stay time” is displayed on the mobile terminal together with the “URL” as indicated by numerical values 15, 20, 20, and 42 in FIG. By confirming the “time”, it is possible to help the other users who have registered it to know how long the “URL” has been referred to. In other words, if the time is long, it can be presumed that the “URL” is useful for other users, so that the acquisition user can access the “URL” first. It has become.
[0060]
The process suitability input device 65 receives the process suitability information from each of the mobile terminals 25-1 to 25-n and stores it in a predetermined field of “fitness” in the attribute table 71 of the process storage device 62. . If process suitability information is already stored, newly received process suitability information is added to change the numerical value.
[0061]
Next, the operation of the process sharing process in the communication system according to the first embodiment having the above-described configuration is conceptually shown as the data flow in the process sharing operation shown in FIG. 12, and FIGS. This will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
FIG. 13 is a flowchart for explaining the browser usage history storage processing. First, in step S1 shown in FIG. 13, it is assumed that the user a shown in FIG. 12 accesses the first Web site 81 by the mobile terminal 25-1. This access is executed under the control of the web browser 31 of the mobile terminal 25-1, and for example, via the wireless packet network 23, the gateway server 17 (or the telecommunications carrier network 13) and the Internet 11 shown in FIG. This is done by accessing the server 15a.
[0062]
By this access, the information of the first Web site 81 is returned to the mobile terminal 25-1 and displayed on the screen.
Further, in step S2, the browser use history information accessed to the first Web site 81 is stored in the history storage device 32 in a table form as shown in FIG. That is, three pieces of information are stored: the URL of the accessed first Web site 81, the access date and time, and the stay time.
[0063]
Thereafter, in step S3, it is determined whether or not the operation of the web browser 31 is completed. In other words, it is determined whether or not the user has continued to access another Web site. When continuing, the process of said step S1 and S2 is repeated. Here, it is assumed that the browser usage history information 45 of the second to fourth Web sites 82 to 84 shown in FIG. Thereafter, the process of step S3 ends.
[0064]
FIG. 14 is a flowchart for explaining an operation of registration of a label in browser usage history information performed by a user and transfer processing of process information defined by the label registration to a process sharing server. .
In FIG.14 S21, the label registration process by a user is performed by the mobile terminal 25-1. First, the browser use history information 45 is searched from the history storage device 32 by the history search device 33. Next, a label registration screen 47 (see FIG. 4) displaying a list of the retrieved browser usage history information 45 with sequence numbers 1, 2, and 3 is displayed on the display by the label registration device 34. As a result, the user is prompted to input a label for grouping a plurality of histories together. In response to this, the user inputs a natural language suitable for the grouped browser usage history information as a label.
[0065]
Here, if necessary, the user makes a modification such as changing or deleting the order of browser usage history information on the label registration screen 47 in step S22.
After this correction or if no correction is required, when the user presses the registration button 47b on the label registration screen 47 after the label is input as described above, the process registration apparatus in cooperation with the label registration apparatus 34 Under the control of 35, the label is associated with a group of browser usage history information 45, and this is stored in the process storage device 36 as process information.
[0066]
Next, in step S23, it is determined whether or not the user transfers the stored process information. If it is not transferred, this process ends.
On the other hand, when transferring, the profile transmission confirmation screen 49 shown in FIG. 5 is displayed under the control of the process transfer device 37 in step S24. It is assumed that a user profile is input by performing a predetermined check in the user profile transmission designation field 49a of the screen 49.
[0067]
Thereafter, in step S25, the user determines whether to transmit the user profile. Here, when the registration button 49b is pressed by the user who has determined that transmission is to be performed, the user profile information is set in transmission data in step S26.
In step S27, the process information is transferred to the process sharing server 19 together with the user profile information. This state is shown by an arrow Y1 in FIG. If it is determined in step S25 that the user does not transmit, only the process information is transferred in step S27, and the process ends.
[0068]
FIG. 15 is a flowchart for explaining the processing operation when registering the process information transmitted from the mobile terminal in the process sharing server.
In step S31 of FIG. 15, if the process sharing server 19 is in a process registration standby state, it is determined in step S32 whether or not process information from the mobile terminal 25-1 has been received. If not received, the process returns to step S31.
[0069]
On the other hand, when the process information is received by the process input device 61 of the process sharing server 19, the received process information is registered in step S33. That is, the received process information is stored in the process storage device 62 under the control of the process input device 61.
In this storage, information of “label”, “use time”, “gender”, and “age” is stored in the attribute table 71 shown in FIG. "," URL ", and" stay time "are stored in the content table 72 shown in FIG.
[0070]
At this time, in the attribute table 71, each information of “ID” and “registration date” is stored under the control of the process input device 61. Further, the “fitness” is registered separately from the process information registration, as will be described later. The information of “ID” in the content table 72 is also stored by the process input device 61, and this process ends.
[0071]
FIG. 16 is a flowchart for explaining an operation of acquiring process information from the process sharing server in the mobile terminal.
In step S41 of FIG. 16, when the process acquisition request setting screen is displayed by the process acquisition device 38 of another mobile terminal 25-2, a keyword for acquiring process information on the screen by the user in step S42. Is set. If necessary, in step S43, search attribute information such as a user profile is set on the same screen.
[0072]
Thereafter, in step S44, it is determined whether or not to send a process acquisition request. In the case of transmission, a process acquisition request is transmitted to the process sharing server 19 in step S45. If it is determined in step S44 that the data is not transmitted, this process ends.
FIG. 17 is a flowchart for explaining the operation of the process information return process in response to the process acquisition request from the mobile terminal in the process sharing server.
[0073]
When the process sharing server 19 is in a process acquisition request waiting state in step S51 of FIG. 17, it is determined in step S52 whether or not the process output device 64 has received the process acquisition request. If not received, the process returns to step S51.
On the other hand, if the process output device 64 determines that, for example, a keyword that is a process acquisition request has been received, a process search process is performed in step S53. That is, the process search device 63 searches the process storage device 62 for process information corresponding to the received keyword. In this search, first, a keyword (character string) designated by the user and the information (character string) of the “label” attribute in the attribute table 71 are character-string matched, and the search corresponds to the process ID of the matched “label”. One process information or a plurality of process information is acquired.
[0074]
For example, when the received keyword is “business trip”, the business trip procedure with process ID “1” in the attribute table 71 matches the Osaka business trip with process ID “3”, so two process information are acquired.
Next, the score is calculated according to the degree of conformity to the user's requirement from each attribute item of “use time”, “gender”, “age”, and “fitness” of the two process information. The process information with the higher score is selected as described above. For example, when the business trip procedure in the attribute table 71 is selected, all the “sequence number”, “URL”, and “stay time” of the process ID “1” in the content table 72 corresponding to the process ID “1” of this business trip procedure are selected. Is selected (searched).
[0075]
In step S54, the retrieved process information is returned to the keyword transmitting source mobile terminal 25-2 by the process output device 64, and the process ends.
FIG. 18 is a flowchart for explaining the operation of the process execution process based on the process information acquired from the process sharing server 19 and the process fitness transmission process that is an evaluation of the execution in the mobile terminal 25-2. .
In step S61 of FIG. 18, process execution is performed by the process execution device 39. This is based on the process information from the process sharing server 19 acquired by the process acquisition device 38, as indicated by the arrow Y2 in FIG. Web site search by the browser 31 is executed.
[0076]
Here, it is assumed that the URLs assigned with the sequence numbers in FIG. 10 included in the acquisition process information correspond to the first to fourth Web sites 81 to 84 shown in FIG.
When the above web site search is executed, a process execution screen 51 as shown in FIG. 6 is displayed under the control of the web browser 31. First, the content of the first Web site 81 with the URL of the sequence number “1” as indicated by reference numeral 51b is displayed. Each time the process progress button 51a is pressed by the user, the URLs allocated in the order of the sequence numbers are accessed, and Web contents are displayed.
[0077]
Here, in step S62, it is determined whether or not the process execution is completed. The case where it is determined that the process has been completed is a case where the process completion is displayed on the process execution screen 51 when the next sequence number does not exist by pressing the process progress button 51a. Further, during the process execution, the process progress display section 51c of the process execution screen 51 displays both the total time until the process is completed and the stay time of the process currently being executed. By confirming, the progress of the process execution can be determined.
[0078]
When the process execution is completed, the process fitness input device 40 displays the process fitness input screen 53 shown in FIG. Here, the user arbitrarily inputs the process suitability in the process evaluation field 53a.
In step S64, it is determined whether or not a process suitability is input. If entered, the process fitness is transmitted in step S65. In other words, the process suitability transfer device 41 transmits the process suitability information input by the process suitability input device 40 and the process ID assigned by the process sharing server 19 to the process information for evaluating the process suitability. When the button 53b is pressed, it is transmitted to the process sharing server 19. This is the end of this process.
[0079]
FIG. 19 is a flowchart for explaining the operation of the process compatibility registration process from the mobile terminal 25-2 in the process sharing server 19.
In step S71 of FIG. 19, when the process sharing server 19 is in the process fitness registration waiting state, whether or not the process fitness information from the mobile terminal 25-2 is received by the process fitness input device 65 in step S72. It is determined whether or not. If not received, the process returns to step S71.
[0080]
On the other hand, if received, the process suitability input device 65 stores the received process suitability information in a predetermined field of “fitness” in the attribute table 71 of the process storage device 62 in step S73. At this time, if the process suitability information is already stored, the newly received process suitability information is added, and the numerical value of the process suitability is increased or decreased. This completes all process sharing processing.
[0081]
As described above, according to the communication system using the mobile terminal and the process sharing server according to the first embodiment, the user of the mobile terminal 25-1 sequentially accesses a plurality of Web sites to obtain necessary information. The usage history information including the address at the time of acquisition is labeled with a character string, and this is transferred to the process sharing server 19 as process information. As a result, the process information is stored in the process sharing server 19. Next, when a user of another mobile terminal 25-2 wants to obtain necessary information, a keyword based on a character string related to the necessary information is transmitted to the process sharing server 19. If there is process information to which a label including a character string matching the keyword exists in the process sharing server 19, the process information can be received and acquired by another mobile terminal 25-2. Accordingly, the user of the other mobile terminal 25-2 can see the usage history information included in the process information.
[0082]
Therefore, even a user who has little knowledge of resource search and usage methods such as information resources such as Web sites existing in a communication network can acquire information required by the user with a simple operation.
In addition, when a user of a certain mobile terminal 25-1 wants to acquire necessary information, the keyword of the keyword and the label is transmitted by transmitting a keyword based on a character string related to the necessary information to the process sharing server 19. Based on the process information received from the process sharing server 19 when the columns match, the website is automatically accessed and necessary information is acquired. Even if the knowledge is scarce, it is possible to make it possible for the user to recognize, such as easily acquiring and displaying necessary information and outputting the information.
[0083]
In addition, since the character strings of the labels and keywords are character strings in the natural language, the user can process the process information by labeling the usage history information with a natural language relevant to the necessary information or an imageable natural language. Other users who store the shared server 19 and need the stored process information can acquire the corresponding process information in the natural language as described above. From this, it becomes possible to acquire a user's required information more correctly.
[0084]
In addition, since the usage history information further includes at least one of the usage time when the Web browser 31 accesses each Web site and the staying time at each Web site, the process information is received from the process sharing server 19. By confirming the stay time included in the process information, the acquired user can grasp how long the other users who registered the process information referred to the information on the website. it can. That is, if the reference time is long, it can be presumed that the information on the website is useful for other users. Therefore, the acquisition user first determines the stay time of the process information acquired from the process sharing server 19. If a long Web site is accessed, it is possible to access a Web site having necessary information more efficiently in a shorter time.
[0085]
Further, when the information on the website is information to be revised such as the train time, the older information in the past may become unnecessary information. In view of the above, the user can determine the latest information as the use time included in the acquired process information is closer to the acquisition time, and thus can efficiently obtain necessary information.
[0086]
In addition, since at least one of the order change and deletion of each address included in the usage history information is modified, the label is attached. Therefore, when the user transfers the process information to the process sharing server 19, The order of the websites accessed by the user can be changed to an order that can be efficiently referred to in as short a time as possible when other users who need information on the website refer to the website. In addition, since it is possible to delete information on a website that was actually accessed and referenced but was unnecessary, similar to the above, contents that can be referred to efficiently and in a short time as much as possible when used by other users It becomes possible to change to.
[0087]
In addition, when transferring process information to the process sharing server 19, user profile information, which is unique information of the user of the mobile terminal, is transferred together in response to an instruction operation of the user. In this case, when the user acquires necessary process information from the process sharing server 19, there is a correlation between user profile information of both the user and the user who registered the process information in the process sharing server 19. If it is high, there is a high probability that the process information is useful information for the user who acquires the process information, so that effective process information can be acquired.
[0088]
In addition, the user's indication of the degree of suitability indicating how much the information obtained by accessing the website based on the process information obtained from the process sharing server 19 is suitable for the purpose of the user. The data is transferred to the process sharing server 19 according to the operation. As a result, when the user of the mobile terminal 25-2 transmits a keyword to obtain process information from the process sharing server 19, a plurality of process information with a label corresponding to the keyword exists in the process sharing server 19. In this case, since the probability that the process information with high fitness information is useful information for the user who acquires the process information is high, it is possible to acquire effective process information.
[0089]
In the process sharing server 19, the use time when the mobile terminal 25-1 accesses the Web site, user profile information that is unique information of the user of the mobile terminal 25-1, and the process sharing server When at least one of the degree-of-fit information indicating how much the information obtained by accessing the website based on the process information obtained from 19 fits the purpose of the user of the mobile terminal is received The received information is stored as attribute information in association with the corresponding process information. When there are a plurality of labels including character strings that match the keyword, the use time and user profile information in the attribute information associated with the plurality of process information, and the mobile terminal 25- The matching degree between the usage time and the user profile information in FIG. 2 is weighted in consideration of the matching degree information in the attribute information, and the process information having a large weight is retrieved.
[0090]
That is, when a plurality of labels correspond to one keyword for acquiring process information from the process sharing server 19, weighting is performed by attribute information associated with the plurality of process information, and process information having a large weight is searched. Since the request is transmitted to the requesting mobile terminal 25-2, appropriate process information can be transmitted by the user of the mobile terminal 25-2.
[0091]
However, in the first embodiment described above, the mobile terminals 25-1 to 25-n have been described as examples of information communication terminal devices, but the same applies to computers such as stationary personal computers. An effect can be obtained.
(Second Embodiment)
FIG. 20 is a diagram illustrating a configuration of a communication system using a mobile terminal (information communication terminal device) and a process sharing server according to the second embodiment of the present invention.
[0092]
However, in the communication system of the second embodiment shown in FIG. 20, the same reference numerals are given to the portions corresponding to the respective parts of the communication system of the first embodiment shown in FIG. .
The second embodiment is different from the first embodiment in that the process sharing server 19a shown in FIG. 20 and the mobile terminals 25-1a to 25-na store the location information of the mobile terminals. It is to perform process sharing processing. Hereinafter, the difference from the first embodiment will be mainly described.
[0093]
The mobile terminals 25-1a to 25-na shown in FIG. 21 are different from the mobile terminals 25-1 to 25-n shown in FIG. Each of the storage device 32a, the process registration device 35a having the label registration device 34a, the process transfer device 37a, and the process acquisition device 38a is further provided with a function of performing processing related to position information.
[0094]
The location information acquisition device 91 acquires location information indicating the location of the mobile terminals 25-1a to 25-na according to latitude / longitude. The acquisition of position information can be performed using, for example, GPS (Global Positioning System).
In addition to the functions of the history storage device 32 described above, the history storage device 32a stores browser usage history information 45a to which position information is added as a table as shown in FIG.
[0095]
The process registration device 35a performs control for registering in which situation each URL of the browser usage history information 45a searched by the history search device 33 is used in cooperation with the label registration device 34a. It is.
In addition to the function of the process registration device 35 described above, the label registration device 34a performs corrections such as change or deletion when position information is displayed on the label registration screen 47 shown in FIG.
[0096]
In addition to the functions of the process transfer device 37 described above, the process transfer device 37a can specify position information as information to be added when process information is transmitted.
In addition to the functions of the process acquisition device 38 described above, the process acquisition device 38a transmits an acquisition request based on a keyword input by a user on a process acquisition request setting screen (not shown) to the process sharing server 19a, and corresponds to the keyword. When the process information to be acquired is acquired, one or both of the position information and the user profile is designated on the screen in addition to the keyword for requesting the acquisition.
[0097]
Next, the process sharing server 19a shown in FIG. 23 is different from the process sharing server 19 shown in FIG. 8 in that the process storage device 62a and the process search device 63a further have a function of performing processing related to position information. Be prepared.
In addition to the functions of the process storage device 62 described above, the process storage device 62a stores, as shown in FIG. 24, an attribute table 71a to which “position information” is further added, and a content table 72 already shown in FIG. The process information is divided and stored in the tables 71a and 72.
[0098]
That is, the attribute table 71a includes “process ID (denoted as ID in FIG. 24)”, “label”, “location information”, “use time”, “sex”, “age”, “registration date”, “ Information of each attribute item of “goodness” is stored. Among these, the items of “label”, “location information”, “use time”, “gender”, and “age” are included in the process information transmitted from each mobile terminal 25-1a to 25-na. This item is stored.
[0099]
However, “location information”, “sex”, “age”, and “degree of fit” may be not included in the process information because the user arbitrarily inputs them as described above. In this case, no information is stored in the items of “location information”, “sex”, “age”, and “fitness”.
Similar to the above-described process search device 63, the process search device 63a executes two steps: (1) acquisition of a process set by a label and (2) ordering for the process set. Processing is different.
[0100]
For example, suppose that (1) in the acquisition of a process set by a label, two process information of a business trip procedure with a process ID “1” and an Osaka business trip with a process ID “3” in the attribute table 71a are acquired.
(2) In ordering for process sets, the following ordering is performed to select one process information. When the above two process information items are acquired, the user's requirement conditions are determined based on the attribute items of “location information”, “use time”, “gender”, “age”, and “fitness” of both process information. A score (or a point) is obtained in accordance with the degree of match with, and the one with the higher score is selected. Note that if only one of the same attribute items has information, no score is given.
[0101]
Various methods can be considered for giving the score. Here, the score is given based on the rule using the score table 74a shown in FIG.
The score table 74a includes “positional information difference”, “use time difference”, “age difference”, “gender match / mismatch”, and “fitness” as items, and obtains a score according to each degree. The “position information difference” is a difference between the position information included in the process information from the mobile terminal and the “position information” in the attribute table 71a.
The process of selecting any process information using the score table 74a is the same as that described in the first embodiment.
Next, the operation of the process sharing process in the communication system according to the second embodiment having such a configuration will be described with reference to FIGS. 12 to 17 as in the first embodiment.
[0102]
First, in step S1 shown in FIG. 13, it is assumed that the user a shown in FIG. 12 accesses the first Web site 81 by the mobile terminal 25-1a. By this access, the information of the first Web site 81 is returned to the mobile terminal 25-1a and displayed on the screen.
Further, in step S2, the browser use history information accessed to the first Web site 81 is stored in a table as shown in FIG. 22 in the history storage device 32a. That is, four pieces of information including the URL of the accessed first Web site 81, the access date and time, the staying time, and the location information are stored.
[0103]
Thereafter, in step S3, it is determined whether or not the operation of the web browser 31 is completed. In other words, it is determined whether or not the user has continued to access another Web site. When continuing, the process of said step S1 and S2 is repeated. Here, it is assumed that the browser usage history information 45a of the second to fourth Web sites 82 to 84 shown in FIG. 12 is stored in the history storage device 32a by this repetition. Thereafter, this process ends.
[0104]
Next, in step S21 of FIG. 14, label registration processing by the user is performed in the mobile terminal 25-1a. First, the browser use history information 45a is searched from the history storage device 32a by the history search device 33. Next, a label registration screen 47 (see FIG. 4) for displaying a list of the retrieved browser usage history information 45a with sequence numbers 1, 2, and 3 is displayed on the display by the label registration device 34a. As a result, the user is prompted to input a label for grouping a plurality of histories together. In response to this, the user inputs a natural language suitable for the grouped browser usage history information as a label.
[0105]
Here, if necessary, the user makes a modification such as changing or deleting the order of browser usage history information on the label registration screen 47 in step S22. At this time, the position information is also corrected as necessary.
After this correction or if no correction is required, when the user presses the registration button 47b on the label registration screen 47 after the label is input as described above, the process registration device in cooperation with the label registration device 34a Under the control of 35a, the label is associated with a group of browser usage history information 45a, and this is stored in the process storage device 36 as process information.
[0106]
Next, in step S23, it is determined whether or not the user transfers the stored process information. If it is not transferred, this process ends.
On the other hand, when transferring, the profile transmission confirmation screen 49 shown in FIG. 5 is displayed under the control of the process transfer device 37a in step S24. It is assumed that a user profile is input by performing a predetermined check in the user profile transmission designation field 49a of the screen 49.
[0107]
Thereafter, in step S25, the user determines whether to transmit the user profile. Here, when the registration button 49b is pressed by the user who has determined that transmission is to be performed, the user profile information is set in transmission data in step S26.
In step S27, the process information is transferred to the process sharing server 19a together with the user profile information. This state is shown by an arrow Y1 in FIG. If it is determined in step S25 that the user does not transmit, only the process information is transferred in step S27, and the process ends.
[0108]
Next, in step S31 of FIG. 15, when the process sharing server 19a is in a process registration standby state, it is determined in step S32 whether or not process information from the mobile terminal 25-1a has been received. If not received, the process returns to step S31.
On the other hand, when the process information is received by the process input device 61 of the process sharing server 19a, the received process information is registered in step S33. In other words, the received process information is stored in the process storage device 62a under the control of the process input device 61.
[0109]
In this storage, among the pieces of information included in the reception process information, information on “label”, “location information”, “use time”, “sex”, and “age” is stored in the attribute table 71a shown in FIG. Further, information on “sequence number”, “URL”, and “stay time” is stored in the content table 72 shown in FIG.
At this time, each information of “ID” and “registration date” in the attribute table 71 a is stored under the control of the process input device 61. Further, the “fitness” is registered separately from the process information registration, as will be described later. The information of “ID” in the content table 72 is also stored by the process input device 61, and this process ends.
[0110]
Next, when the process acquisition request setting screen is displayed by the process acquisition device 38a of the other mobile terminal 25-2a in step S41 of FIG. 16, the process information is acquired on the screen by the user in step S42. The keyword for is set. If necessary, in step S43, search attribute information such as a user profile is set on the same screen.
[0111]
Thereafter, in step S44, it is determined whether or not to send a process acquisition request. In the case of transmission, in step S45, a process acquisition request is transmitted to the process sharing server 19a. If it is determined in step S44 that the data is not transmitted, this process ends.
Next, when the process sharing server 19a is in the process acquisition request waiting state in step S51 of FIG. 17, it is determined in step S52 whether or not the process output request is received by the process output device 64. If not received, the process returns to step S51.
[0112]
On the other hand, if the process output device 64 determines that, for example, a keyword that is a process acquisition request has been received, a process search process is performed in step S53. That is, the process information corresponding to the received keyword is searched from the process storage device 62a by the process search device 63a. In this search, first, the keyword (character string) specified by the user and the information (character string) of the “label” attribute in the attribute table 71a are character string matched, and the process ID of the matched “label” is supported. One process information or a plurality of process information is acquired.
[0113]
For example, when the received keyword is “business trip”, the business trip procedure with process ID “1” in the attribute table 71a matches the Osaka business trip with process ID “3”, so two process information are acquired.
Next, the score is calculated according to the degree of conformity to the user's requirement from each attribute item of “use time”, “gender”, “age”, and “fitness” of the two process information. The process information with the higher score is selected as described above. For example, when the business trip procedure of the attribute table 71a is selected, all the “sequence number”, “URL”, and “stay time” of the process ID “1” of the content table 72 corresponding to the process ID “1” of this business trip procedure are selected. Is selected (searched).
[0114]
In step S54, the retrieved process information is returned to the keyword transmission source mobile terminal 25-2a by the process output device 64, and the process ends.
Next, in step S61 of FIG. 18, process execution is performed by the process execution device 39. This is the process information from the process sharing server 19a acquired by the process acquisition device 38a, as indicated by an arrow Y2 in FIG. Accordingly, the Web browser 31 searches the Web site.
[0115]
Here, it is assumed that the URLs assigned with the sequence numbers in FIG. 10 included in the acquisition process information correspond to the first to fourth Web sites 81 to 84 shown in FIG.
When the above web site search is executed, a process execution screen 51 as shown in FIG. 6 is displayed under the control of the web browser 31. First, the content of the first Web site 81 with the URL of the sequence number “1” as indicated by reference numeral 51b is displayed. Each time the process progress button 51a is pressed by the user, the URLs allocated in the order of the sequence numbers are accessed, and Web contents are displayed.
[0116]
Here, in step S62, it is determined whether or not the process execution is completed. The case where it is determined that the process has been completed is a case where the process completion is displayed on the process execution screen 51 when the next sequence number does not exist by pressing the process progress button 51a. Further, during the process execution, the process progress display section 51c of the process execution screen 51 displays both the total time until the process is completed and the stay time of the process currently being executed. By confirming, the progress of the process execution can be determined.
[0117]
When the process execution is completed, the process fitness input device 40 displays the process fitness input screen 53 shown in FIG. Here, the user arbitrarily inputs the process suitability in the process evaluation field 53a.
In step S64, it is determined whether or not a process suitability is input. If entered, the process fitness is transmitted in step S65. That is, the process suitability transfer device 41 transmits the process suitability information input by the process suitability input device 40 and the process ID assigned to the process information evaluated by the process sharing server 19a. When the button 53b is pressed, it is transmitted to the process sharing server 19a. This is the end of this process.
[0118]
Next, in step S71 of FIG. 19, when the process shared server 19a is in the process fitness registration waiting state, in step S72, the process fitness information from the mobile terminal 25-2a is obtained by the process fitness input device 65. It is determined whether or not it has been received. If not received, the process returns to step S71.
On the other hand, if received, in step S73, the process suitability input device 65 stores the received process suitability information in a predetermined column of “fitness” in the attribute table 71a of the process storage device 62a. At this time, if the process suitability information is already stored, the newly received process suitability information is added, and the numerical value of the process suitability is increased or decreased. This completes all process sharing processing.
[0119]
Thus, according to the communication system using the mobile terminal and the process sharing server according to the second embodiment, the latitude of the mobile terminal 25-1a is obtained by the location information acquisition device 91 of the mobile terminal 25-1a. / Position information indicating a position based on longitude is acquired, and this position information is included in the usage history information stored in the history storage device 32a.
[0120]
As a result, the process information includes location information and is transferred to the process sharing server 19a. Therefore, when the keyword is transmitted from the mobile terminal 25-2a, the process sharing server 19a supports the keyword. If there is a plurality of process information of the label to be processed, if the position information of a certain process information is information indicating that it is close to the position of the keyword transmission source mobile terminal 25-2a, the information useful for the user who obtains the information The probability that Therefore, more effective process information can be obtained than in the first embodiment.
[0121]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a user of an information communication terminal device accesses a plurality of resources sequentially, and labels usage history information including an address when obtaining necessary information with a character string label. The process information is transferred to the server device. As a result, the process information is stored in the server device. Next, when a user of another information communication terminal device wants to obtain necessary information, a keyword based on a character string related to the necessary information is transmitted to the server device. When the server apparatus searches for process information to which a label including a character string matching the keyword is found, the process information is transmitted to another information communication terminal apparatus. As a result, users of other information communication terminal devices can access necessary resources by looking at the usage history information included in the process information.
Accordingly, there is an effect that even a user who is poor in knowledge of a method for searching and using a resource such as a Web site or the like existing in a communication network can acquire information he needs by a simple operation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a communication system using a mobile terminal (information communication terminal device) and a process sharing server according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram illustrating a configuration of a mobile terminal according to the first embodiment.
FIG. 3 is a diagram illustrating browser usage history information stored in a table in the history storage device of the mobile terminal according to the first embodiment.
FIG. 4 is a diagram illustrating a label registration screen displayed by the label registration device of the mobile terminal according to the first embodiment.
FIG. 5 is a view showing a profile transmission confirmation screen displayed by the process transfer device of the mobile terminal according to the first embodiment.
FIG. 6 is a diagram illustrating a process execution screen displayed by the process execution device of the mobile terminal according to the first embodiment.
FIG. 7 is a diagram illustrating a process fitness input screen displayed by the process fitness input device of the mobile terminal according to the first embodiment.
FIG. 8 is a block diagram showing a configuration of a process sharing server according to the first embodiment.
FIG. 9 is a diagram showing an attribute table stored in the process storage device of the process sharing server according to the first embodiment.
FIG. 10 is a diagram showing a content table stored in the process storage device of the process sharing server according to the first embodiment.
FIG. 11 is a diagram showing a score table used by the process search device of the process sharing server according to the first embodiment when searching.
FIG. 12 is a diagram conceptually showing a data flow in a process sharing operation of the communication system according to the first or second embodiment.
FIG. 13 is a flowchart for explaining browser usage history storage processing in the mobile terminal according to the first or second embodiment;
FIG. 14 is a diagram illustrating a process of registering a label in browser usage history information performed by a user in a mobile terminal according to the first or second embodiment and transferring process information defined by the label registration to a process sharing server. It is a flowchart for demonstrating the operation | movement of a process.
FIG. 15 is a flowchart for explaining an operation of a process for registering process information transmitted from a mobile terminal in the process sharing server according to the first or second embodiment.
FIG. 16 is a flowchart for explaining an operation of acquiring process information from a process sharing server in the mobile terminal according to the first or second embodiment.
FIG. 17 is a flowchart for explaining an operation of a process information return process in response to a process acquisition request from a mobile terminal in the process sharing server according to the first or second embodiment.
FIG. 18 shows the process execution process based on the process information acquired from the process sharing server and the process suitability transmission process operation that is an evaluation of the execution in the mobile terminal according to the first or second embodiment. It is a flowchart for demonstrating.
FIG. 19 is a flowchart for explaining an operation of a process compatibility registration process from the mobile terminal in the process sharing server according to the first or second embodiment.
FIG. 20 is a block diagram showing a configuration of a communication system using a mobile terminal (information communication terminal device) and a process sharing server according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 21 is a block diagram illustrating a configuration of a mobile terminal according to a second embodiment.
FIG. 22 is a diagram illustrating browser usage history information stored in a table in the history storage device of the mobile terminal according to the second embodiment.
FIG. 23 is a block diagram showing a configuration of a process sharing server according to the second embodiment.
FIG. 24 is a diagram showing an attribute table stored in the process storage device of the process sharing server according to the second embodiment.
FIG. 25 is a diagram showing a score table used by the process search device of the process sharing server according to the second embodiment when searching.
[Explanation of symbols]
11 Internet
13 Telecom network
15-1 to 15-n CP server
17 Gateway server
19, 19a Process sharing server
23 Wireless packet network
25-1 to 25-n, 25-1a to 25-na Mobile terminal
31 Web browser
32, 32a History storage device
33 History search device
34, 34a Label registration device
35, 35a process registration device
36 Process enclosure
37, 37a Process transfer device
38,38a Process acquisition device
39 Process execution device
40 Process suitability input device
41 Process suitability transfer device
42 Process suitability registration device
45, 45a Browser usage history information
47 Label registration screen
47a Label registration field
47b Registration button
47c Delete button
49 Profile transmission confirmation screen
49a User profile transmission designation field
49b Registration button
51 Process execution screen
51a Process progress button
51b Web content
53 Process suitability input screen
53a Process evaluation column
53b Send button
61 Process input device
62, 62a Process storage device
63, 63a Process search device
64 Process output device
65 Process suitability input device
71, 71a attribute table
72 Contents table
74, 74a Score table
81 First web site
82 Second website
83 Third website
84 Fourth website

Claims (10)

通信ネットワークに存在する情報資源であるリソースにアクセスして情報を取得するためのブラウザにより、所望のリソースにアクセスすることにより利用者の必要情報を取得する情報通信端末装置において、
前記ブラウザにより順次アクセスされた各リソースのアドレスを含む利用履歴情報を格納する履歴格納手段と、
前記履歴格納手段に格納された利用履歴情報に、文字列によるラベルを付けてプロセス情報を作成するラベル登録手段と、
前記ラベル登録手段で作成されたプロセス情報を格納するプロセス格納手段と、
前記プロセス格納手段に格納されたプロセス情報を、サーバ装置へ転送するプロセス転送手段と、
前記プロセス転送手段によるサーバ装置への転送によって当該サーバ装置に格納されたプロセス情報に含まれるラベルの文字列との一致時に、当該プロセス情報を受信することを可能とする文字列によるキーワードをサーバ装置へ送信し、当該サーバ装置からプロセス情報を取得するプロセス取得手段と
を備えたことを特徴とする情報通信端末装置。
In an information communication terminal device that acquires necessary information of a user by accessing a desired resource by a browser for acquiring information by accessing a resource that is an information resource existing in a communication network,
History storage means for storing usage history information including addresses of each resource sequentially accessed by the browser;
Label registration means for creating process information by attaching a label with a character string to the use history information stored in the history storage means;
Process storage means for storing process information created by the label registration means;
Process transfer means for transferring process information stored in the process storage means to a server device;
When the process transfer means transfers the server device to the server device, a keyword based on a character string that enables the process information to be received when it matches the character string of the label included in the process information stored in the server device. And a process acquisition means for acquiring process information from the server apparatus.
前記プロセス取得手段で取得された前記プロセス情報に含まれる利用履歴情報のアドレスのリソースに、前記ブラウザがアクセスして必要情報を取得し、この取得された必要情報を利用者が認識可能に出力する制御を行うプロセス実行手段
を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報通信端末装置。
The browser accesses the resource at the address of the usage history information included in the process information acquired by the process acquisition means, acquires necessary information, and outputs the acquired necessary information so that the user can recognize it. The information communication terminal device according to claim 1, further comprising process execution means for performing control.
前記ラベル及び前記キーワードの文字列は、自然言語による文字列である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報通信端末装置。
The information communication terminal device according to claim 1, wherein the character string of the label and the keyword is a character string in a natural language.
前記履歴格納手段は、前記利用履歴情報に、前記ブラウザが各リソースへアクセスした際の利用時刻及び、各リソースへの滞在時間の少なくとも1つを更に含めて格納する
ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の情報通信端末装置。
The history storage means stores the usage history information further including at least one of a usage time when the browser accesses each resource and a staying time at each resource. 4. The information communication terminal device according to any one of items 1 to 3.
前記ラベル登録手段は、前記利用履歴情報に含まれる各アドレスの順序変更及び削除の少なくとも1つの修正を行ったのち前記ラベルを付ける
ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の情報通信端末装置。
5. The label registration unit according to claim 1, wherein the label registration unit attaches the label after performing at least one modification of an order change and deletion of each address included in the usage history information. 6. Information communication terminal device.
前記プロセス転送手段は、前記プロセス情報を前記サーバ装置へ転送する際に、当該情報通信端末装置の利用者の固有情報であるユーザプロファイル情報を、当該利用者の指示操作に応じて共に転送する
ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の情報通信端末装置。
When transferring the process information to the server device, the process transfer means transfers user profile information, which is unique information of the user of the information communication terminal device, according to an instruction operation of the user. The information communication terminal device according to any one of claims 1 to 5, wherein:
前記サーバ装置から取得された前記プロセス情報にもとづく前記リソースへのアクセスによって取得された情報が、当該利用者の目的にどの程度適合していたかを示す適合度情報を、当該利用者の指示操作に応じて前記サーバ装置へ転送するプロセス適合度登録手段
を更に備えたことを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の情報通信端末装置。
Relevance information indicating how much the information acquired by accessing the resource based on the process information acquired from the server device is suitable for the purpose of the user is used for the instruction operation of the user. 7. The information communication terminal device according to claim 1, further comprising a process suitability degree registration unit that transfers to the server device in response.
当該情報通信端末装置の緯度/経度による位置を示す位置情報を取得し、この位置情報を前記履歴格納手段に格納される前記利用履歴情報に含める位置情報取得手段
を更に備えたことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の情報通信端末装置。
It further comprises position information acquisition means for acquiring position information indicating the position of the information communication terminal device by latitude / longitude and including the position information in the use history information stored in the history storage means. The information communication terminal device according to any one of claims 1 to 7.
情報通信端末装置と通信を行い、当該情報通信端末装置がブラウザにより通信ネットワークに存在する情報資源であるリソースにアクセスした際の当該リソースのアドレスを受信して登録すると共に、この登録されたアドレスを他の情報通信端末装置からの取得要求に応じて送信するプロセス共有サーバ装置において、
情報通信端末装置により順次アクセスされた各リソースのアドレスを含む利用履歴情報に、文字列によるラベルが付けられたプロセス情報を、当該情報通信端末装置から受信して格納する格納手段と、
前記格納手段に格納されたプロセス情報を取得するための文字列によるキーワードを情報通信端末装置から受信した際に、前記キーワードと一致する文字列を含むラベルが付けられたプロセス情報を、前記格納手段から検索する検索手段と、
前記検索手段で検索されたプロセス情報を、前記キーワードの送信元の情報通信端末装置へ送信する出力手段と
を備えたことを特徴とするプロセス共有サーバ装置。
Communicates with the information communication terminal device, receives and registers the address of the resource when the information communication terminal device accesses the resource that is the information resource existing in the communication network by the browser, and registers the registered address In the process sharing server device that transmits in response to an acquisition request from another information communication terminal device,
Storage means for receiving and storing process information, which is labeled with a character string, in usage history information including addresses of resources sequentially accessed by the information communication terminal device;
When a keyword based on a character string for obtaining process information stored in the storage means is received from an information communication terminal device, process information labeled with a character string that matches the keyword is stored in the storage means. Search means to search from,
The process sharing server apparatus comprising: output means for transmitting the process information searched by the search means to an information communication terminal device that is a transmission source of the keyword.
前記格納手段は、情報通信端末装置が前記リソースへアクセスした際の利用時刻と、当該情報通信端末装置の利用者の固有情報であるユーザプロファイル情報と、当該プロセス共有サーバ装置から取得された前記プロセス情報にもとづくリソースへのアクセスによって取得された情報が、情報通信端末装置の利用者の目的にどの程度適合していたかを示す適合度情報との少なくとも1つを受信した際に、この受信情報を属性情報として該当プロセス情報に対応付けて格納し、
前記検索手段は、前記キーワードに一致する文字列を含むラベルが複数存在する際に、この複数のプロセス情報に対応付けられた属性情報中の利用時刻及びユーザプロファイル情報と、前記キーワードの送信元の情報通信端末装置における利用時刻及びユーザプロファイル情報との合致度に、当該属性情報中の適合度情報を加味して重み付けを行い、この重みの大きいプロセス情報を検索する
ことを特徴とする請求項9に記載のプロセス共有サーバ装置。
The storage means includes a use time when the information communication terminal device accesses the resource, user profile information that is unique information of a user of the information communication terminal device, and the process acquired from the process shared server device. When the information acquired by accessing the resource based on the information is received with at least one of the fitness information indicating how much the information communication terminal device user has adapted, the received information is Store it as attribute information in association with the relevant process information,
When there are a plurality of labels including character strings that match the keyword, the search means includes the use time and user profile information in the attribute information associated with the plurality of process information, and the transmission source of the keyword 10. The process information having a large weight is retrieved by weighting the degree of match with the use time and the user profile information in the information communication terminal device in consideration of the suitability information in the attribute information. The process sharing server device described in 1.
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