JP2005031015A - 動物用尿採取器具 - Google Patents

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和志 萬田
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Abstract

【課題】 この発明は、動物の検体である尿を簡単かつ確実に採取することができ、ひいては動物のための郵送検診システムを実現することが可能な動物用体液採取器具の提供を課題とする。
【解決手段】 動物用尿採取器具1は、動物の検体である尿を染み込むように吸収する吸収材2と、吸収材2を密閉状態に収容する収容容器3とを備えてなる。これによれば、動物から排出された尿を吸収材2に染み込ませるように吸収させ、その吸収材2を収容容器3に収容して密閉するので、動物の検体である尿を簡単かつ確実に採取することができ、ひいては動物のための郵送検診システムを実現することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、動物の病気の有無を検査するに際して、動物の尿を採取するのに用いられる動物用尿採取器具に関する。
近年、人間の病気の早期発見のために、病気の有無を簡易に検査する郵送検診システムが知られている。この郵送検診システムは、消費者が薬局やインターネットにおいて販売されている尿採取器具を購入し、その尿採取器具により採取した検体である尿を所定の会社に郵送する。そして、その所定の会社が、消費者から郵送されてきた尿について検査機関に対して検査を依頼するとともに、その検査機関による検査データを判定医に判定してもらったあと、会社がそれらの検査結果報告書を再び消費者に郵送するというものである。
このような郵送検診システムに用いられる尿採取器具は、一般に検尿コップ、スポイト、および収容容器を備える。消費者は、排尿するに際して、その尿の一部を検尿コップで受けたあと、検尿コップ内に溜まった尿をスポイトにより吸入して、さらにスポイト内の尿を収容容器に移し、蓋を閉めて密閉する(例えば、特許文献1参照)。
ところで、近年のペットブームと相俟って、上述の郵送検診システムをペット等の動物にも適用することが要望されている。
しかしながら、動物はいつどこで排尿するかわからず、動物の排尿時に検尿コップで尿を受けることは困難である。また、動物が路上等で排尿した場合、路上に溜まった尿をスポイトで吸入することも考えられるが、尿がよほどの多量でない限り、スポイトで尿を十分に吸入することは困難である。
このため、上述のような人間用の尿採取器具では、動物の尿を採取することは困難であるという問題があった。
実開平05−015908号
この発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであって、動物の検体である尿を簡単かつ確実に採取することができ、ひいては動物のための郵送検診システムを実現することが可能な動物用尿採取器具の提供を課題とする。
この発明は、上述の課題を解決するために、物の病気の有無を検査するに際して、動物の尿を採取するのに用いられる動物用尿採取器具であって、動物から排出された尿を染み込むように吸収する吸収材と、該吸収材を密閉状態に収容する収容部材と、を備えてなることを特徴とする。
これによれば、動物が路上等で排尿するに際して、路上等に溜まった尿に吸収材を載置するか、あるいは吸収材の上に排尿させるか、あるいはまた動物が路上等で排尿しているときに尿の経路中に吸収材を差し出すことによって、吸収材に尿を染み込ませるように吸収させ、その吸収材を収容部材に収容して密閉する。
また、前記吸収材は脱脂綿からなるのが好ましい。
これによれば、脱脂綿は脂肪分や不純物が取り除かれている上に、尿の吸収率が非常に高い。
また、さらに、動物から排出された尿を吸入するスポイトを備えるのが好ましい。
これによれば、動物の尿が多量にある場合、スポイトにより尿を吸入し得る。
請求項1に係る発明によれば、動物から排出された尿を吸収材に染み込ませるように吸収させ、その吸収材を収容部材に収容して密閉するので、動物の検体である尿を簡単かつ確実に採取することができ、ひいては動物のための郵送検診システムを実現することが可能となる。
請求項2に係る発明によれば、脱脂綿は脂肪分や不純物が取り除かれている上に、尿の吸収率が非常に高いので、動物の検体である尿をより一層簡単かつ確実に採取することができる。
請求項3に係る発明によれば、動物の尿が多量にある場合、スポイトにより尿を吸入し得るので、動物の検体である尿を吸収材またはスポイトにより選択的に採取することができる。
次に、この発明を動物用の尿採取器具に適用した実施形態について説明する。
この動物用尿採取器具(1)は、図1に示すように、動物の尿を吸収する吸収材(2)と、該吸収材(2)を密閉状態に収容する収容容器(3)とからなる。
前記吸収材(2)は、動物の尿を染み込むように吸収する素材で構成されている。この吸収材(2)の素材としては、例えば脱脂綿が挙げられる。この脱脂綿は、脂肪分や不純物が取り除かれている上に、尿の吸収率が非常に高い。
また、前記吸収材(2)は、50mm四方大の正方形で、厚さ2〜3mm程度に形成されている。吸収材(2)をこのような大きさとしたのは、前記収容容器(3)に十分収容できるとともに、検査に必要は尿の量が確保できるからである。なお、前記吸収材(2)は、上述の大きさや形状に限定されるものではなく、その他の大きさや形状であってもよい。
前記収容容器(3)は、前記吸収材(2)を収容する硬質プラスチック製の収容容器本体(31)と、該収容容器本体(31)を閉蓋する硬質プラスチック製の蓋材(32)とからなる。
前記収容容器本体(31)は、その上部に前記吸収材(2)を挿入するための開口部(31a)が形成されており、長さ方向に上部から中央部にかけて円筒形状、かつ中央部から下部にかけて徐々に先細りする円錐形状に形成されている。また、前記収容容器本体(31)の開口部(31a)の外面周縁部には螺旋部(31b)が形成されている。さらに、前記収容容器本体(31)の外面には、上部から下部にかけて目盛り(31c)が付されている。
前記蓋材(32)は、下部開口の円筒状に形成されており、その内周面には螺旋部(32a)が形成されている。これにより、前記蓋材(32)を前記収容容器本体(31)の上端部に嵌め合わせ、蓋材(32)を右螺旋方向に回転させると、収容容器本体(31)の螺旋部(31b)と蓋材(32)との螺旋部(32a)が螺着することにより収容容器本体(31)を密閉することができる。
次に、前記動物用採尿器具(1)の使用方法について説明する。
まず、図3に示すように、動物(この実施形態ではペット犬)(A)が路上等で排尿した場合、路上等の尿溜まり(B)に前記吸収材(2)を載置することによって、前記吸収材(2)に尿を染み込むように吸収させる。あるいは、動物(A)が路上等で排尿しそうな場合、予め吸収材(2)を載置し、その吸収材(2)の上に排尿させる。あるいはまた、動物(A)が路上等で排尿しているときに、その尿の経路中に吸収材(2)を差し出すことによって、前記吸収材(2)に尿を染み込むように吸収させる。
そして、前記吸収材(2)がある程度の量の尿を吸入したあとに、不要な割り箸等(C)によりその吸収材(2)を掴み取り、前記収容容器本体(31)内に丸めながら押し込むようにして収容する。
あとは、前記蓋材(32)を前記収容容器本体(31)の上端部に嵌め合わせた上で、蓋材(32)を右螺旋方向に回転させ、収容容器本体(31)の螺旋部(31b)と蓋材(32)との螺旋部(32a)が螺着させると、前記吸収材(2)を前記収容容器(3)に密閉状態に収容することができる。
次に前記動物用尿採取器具(1)を用いた動物用郵送検診システムについて説明する。
図4において、(101)は前記動物用尿採取器具(1)を含む検診キットを販売する販売店(インターネット上の仮想販売店を含む)、(102)は動物(A)の飼い主である消費者、(103)はこの動物用郵送検診システムを運用する会社、(104)は前記動物用尿採取器具(1)により採取された動物(A)の尿を検査する検査機関、(105)は前記検査機関による尿の検査データに基づいて病気の有無を判定する判定医である。
前記会社(103)内には、前記消費者(102)から郵送されてきた尿採取器具を受け取り、それを検査機関(104)に郵送等する郵送検診部門(103a)と、前記消費者(102)からの電話を受けるコールセンター(103b)が配置されている。また、(103c)は、前記検査機関(104)による検査データと前記判定医(105)による判定結果とを含む検査報告書である。
しかして、前記消費者(102)は、前記販売店(101)において前記動物用尿採取器具(1)を含む検診キットを購入し、上述で説明した方法により動物用尿採取器具(1)で動物(A)の尿を採取する。
そして、前記消費者(102)は、動物(A)の尿を収容した動物用尿採取器具(1)を、検診キット内に同封してある封筒により前記会社(103)に郵送する。
前記会社(103)は、前記郵送検診部門(103a)において前記消費者(102)から郵送されてきた動物用尿採取器具(1)を受け取り、それを前記検査機関(104)に送る。
前記検査機関(104)は、前記会社(103)から送られてきた動物用尿採取器具(1)について、その収容容器(3)の蓋材(32)を取り外し、収容容器(3)内から吸収材(2)を取り出す。そして、前記検査機関(104)は、その吸収材(2)に染み込むように吸収されている尿に基づいて、糖・蛋白・潜血・PH・比重などの項目の検査を実施する。この検査データは、前記会社(103)に送られたあと、該会社(103)から前記判定医(105)に送られる。
判定医(105)は、前記検査データに基づいて所定の判定を行ったあと、その判定結果を前記会社(103)に送る。
前記会社(103)は、前記検査機関(104)による検査データと前記判定医(105)による判定結果を検査報告書(103c)に取りまとめて、その検査報告書(103c)を前記消費者(102)に郵送する。
あとは、前記消費者(102)が、前記会社(103)から郵送されてきた検査報告書(103c)を閲覧し、その内容の如何によっては動物(A)を最寄りの獣医に診察してもらう。
また、前記消費者(102)は、検診キットの使用法、あるいは動物病院の案内などを会社(103)のコールセンター(103b)に電話等により問い合わせることができるようになっている。
このように、前記動物用尿採取器具(1)によれば、動物(A)から排出された尿を吸収材(2)に染み込ませるように吸収させ、その吸収材(2)を収容容器(3)に収容して密閉するので、動物(A)の検体である尿を簡単かつ確実に採取することができ、ひいては動物(A)のための郵送検診システムを実現することが可能となる。
なお、この実施形態では、吸収材として脱脂綿を用いたが、その他の素材からなるものを用いてもよい。ただ、脱脂綿は脂肪分や不純物が取り除かれている上に、尿の吸収率が非常に高いので好ましい。
また、収容部材として収容容器本体(31)と蓋材(32)が別々に構成してなる収容容器(3)を用いたが、蓋材(32)を収容容器本体(31)に対して開閉可能な一体型のものとしてもよい。また、収容部材として硬質プラスチック製のものを用いたが、金属製やビニール製などからなるものであってもよい。要は、収容部材は、吸収材(2)を密閉状態に収容するものであれば、その素材、形状、あるいは構造が限定されるものではない。
また、尿を採取する動物としてペット犬を挙げたが、これに限定されるものではなく、その他の動物であってもよい。
また、動物用尿採取器具(1)は、図5に示すように、動物の尿を吸入するスポイト(4)を備えるものとしてもよい。これによれば、動物の尿が多量にある場合、スポイト(4)により動物の尿を吸入し得るので、動物の検体である尿を吸収材(2)またはスポイト(4)により選択的に採取することができる。
動物から排出された尿を吸収材で吸収させ、その吸収材を密閉状態の収容部材に収容させることによって、動物の尿を簡単かつ確実に採取することができ、尿に基づいて行われる動物の検診に適用できる。
この発明の一実施形態に係る動物用尿採取器具の斜視図である。 図1の吸収材を収容容器に収容した状態を示す斜視図である。 図1の動物用尿採取器具の使用状態を示す図である。 図1の動物用尿採取器具を用いた動物用郵送検診システムの構成概略図である。 この発明の他の実施形態に係る動物用尿採取器具の斜視図である。
符号の説明
1・・・動物用尿採取器具
2・・・吸収材
3・・・収容容器
31・・・収容容器本体
32・・・蓋材

Claims (3)

  1. 動物の病気の有無を検査するに際して、動物の尿を採取するのに用いられる動物用尿採取器具であって、
    動物から排出された尿を染み込むように吸収する吸収材と、
    該吸収材を密閉状態に収容する収容部材と、
    を備えてなることを特徴とする動物用尿採取器具。
  2. 前記吸収材は脱脂綿からなる請求項1に記載の動物用尿採取器具。
  3. さらに、動物から排出された尿を吸入するスポイトを備える請求項1または請求項2に記載の動物用尿採取器具。
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