JP2005027647A - アンカー工法及びその水中杭 - Google Patents

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浩二 金城
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Abstract

【課題】 本発明は前記の点に着目してなされたものであって、その課題は、コストがあまりかからない方法で、比較的容易、かつ生物に悪影響を与えないことを実現することである。
【解決手段】 水中の岩盤に下穴を開け、その穴に摩擦力を高める形状の杭を挿入し、その周囲に介在物を詰めて固定することを特徴としたアンカー工法である。
【選択図】 図2

Description

発明の詳細な説明
本発明は水中の岩盤に杭を固定するためのアンカー工法に関する。
珊瑚の移植や研究が従来から種々試みられている。その第1は、珊瑚の子株を、水中ボンドを用いてコンクリート板に穿孔された孔の中に接着する、特公平3−64089号に実施例2として記載されている方法であるが、これはコスト高であり、かつ水中ボンドの毒性により生体に害を及ぼす可能生があるという問題がある。海中等には様々な生物が生息しており、接着剤などがその周囲にすむ生物に悪影響を与える危険性がある。
発明が解決しようとする課題
本発明は前記の点に着目してなされたものであって、その課題は、コストがあまりかからない方法で、比較的容易、かつ生物に悪影響を与えないことを実現することである。
課題を解決するための手段
上記の課題を解決する手段として、本発明は水中の岩盤に下穴を開け、その穴に摩擦力を高める形状の杭を挿入し、その周囲に介在物を詰めて固定することを特徴としたアンカー工法である。
また、前記の摩擦力を高める形状の杭の心材に多数の羽体を取り付けた杭であることを特徴とする請求項1に記載のアンカー工法である。
また、前記の摩擦力を高める形状の杭が螺旋形状の杭であることを特徴とする請求項1に記載のアンカー工法である。
また、前記の螺旋状の杭の先端が屈曲していることを特徴とする請求項3に記載のアンカー工法である。
また、前記の介在物の粒子の大きさが請求項2又は3の羽体の間隔よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載のアンカー工法である。
また、前記の介在物において、粒子の異なる大きさのものを使用することを特徴とする請求項1〜5までのいずれか項に記載のアンカー工法である。
また、摩擦力を高める形状の杭として心材に多数の羽体が取り付けられている事を特徴とする水中杭である。
また、摩擦力を高める形状の杭として螺旋形状であることを特徴とする水中杭である。
本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
図1は、水中杭の実施例である。本実施例は素焼き(粘土を板状にし、それを螺旋状にねじり、先端部を屈曲させたものを10時間かけて最高温度1200度で焼いた)の焼き物である。aは介在物を充填しやすくする為、使用する介在物の粒子の大きさの二倍以上の間隔がよい。
bの羽体部分(螺旋)は枚数(回転数)をふやすことで摩擦力が増し強度を得ることができる。最低2回転以上必要。
gの先端部分を屈曲させることで、逆転しなくなり、目詰まりを起こしやすくする。屈曲角度は軸線に対して45度から150度が良い。
図2は本発明を用いた珊瑚移植の実施例である。
(1)は岩盤eに、本発明(支持体)の長さよりも深く、本発明の外径(形)〜1.5倍以内の径の縦穴を形成する。
(2)は水槽内であらかじめ本発明の水中杭fに自着させた珊瑚dをその縦穴に差し込む。
(3)は本発明の水中杭fと差し込んだ縦穴の間に介在物cを充填する。
介在物cは珊瑚砂を使用した。
(4)で完成
この状態で左右からの水流により揺さぶりがおこり、介在物cが目詰まりを起こし強度が増していく。
図3は本発明による水中杭の他の実施例である。
(1)は心材f−1に板状の羽体b−1を取り付けたものである。
(2)は心材f−2に凸状の羽体b−2を取り付けたものである。
摩擦力を高める形状の杭として表面がざらざらしていることを特徴とする水中杭としても良い。
発明の効果
以上詳細に説明した本発明では、以下に示すような効果がある。
1)摩擦力を高める形状の杭を使用するため水中の岩盤に確実に固定することができる。
2)固定手段として摩擦力を高める形状の杭を使用するため水中での作業が容易である
3)摩擦力を高める工法として水中杭の周囲に介在物を詰めることにより、容易にかつ、強力な摩擦力を実現できる。
4)水中杭に多数の羽体を取り付けることにより、摩擦力を強化できる。
5)水中杭を螺旋形状にすることにより、摩擦力を強化できる。
6)水中杭の先端を屈曲させることで、摩擦力を強化することができる
7)介在物を粒子の異なる大きさを使用することにより、摩擦力を強化できる。
8)羽体の間隔が介在物よりも大きくすることで介在物を充填しやすくできる。
9)介在物を粒子の異なる大きさを使用することによりこのように、摩擦力を強化できる。
10)接着剤などを使用しないため、低コストかつ生物に悪影響が出る危険性がない。
11)介在物を使用するため、岩盤などの既存の穴を利用することができる。
本発明の水中杭を示す図である。 本発明による実施例を示す図である。 本発明の水中杭の形態を示す図である。
符号の説明
a 羽体の間隔
b 羽体
c 介在物
d サンゴ
e 岩盤
f 水中杭
g 屈曲部分
f−1 芯材
f−2 芯材
b−1 羽体
b−2 羽体

Claims (8)

  1. 水中の岩盤に下穴を開け、その穴に摩擦力を高める形状の杭を挿入し、その周囲に介在物を詰めて固定することを特徴としたアンカー工法。
  2. 前記の摩擦力を高める形状の杭の心材に多数の羽体を取り付けた杭であることを特徴とする請求項1に記載のアンカー工法。
  3. 前記の摩擦力を高める形状の杭が螺旋形状の杭であることを特徴とする請求項1に記載のアンカー工法。
  4. 前記の螺旋状の杭の先端が屈曲していることを特徴とする請求項3に記載のアンカー工法。
  5. 前記の介在物の粒子の大きさが請求項2又は3の羽体の間隔よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載のアンカー工法。
  6. 前記の介在物において、粒子の異なる大きさのものを使用することを特徴とする請求項1〜5までのいずれか項に記載のアンカー工法。
  7. 摩擦力を高める形状の杭として心材に多数の羽体が取り付けられている事を特徴とする水中杭。
  8. 摩擦力を高める形状の杭として螺旋形状であることを特徴とする水中杭。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010011822A (ja) * 2008-07-07 2010-01-21 Idea Consultants Inc サンゴ人工増殖具およびサンゴ人工増殖方法
US8028635B2 (en) 2008-04-10 2011-10-04 Yamato Mishin Seizo Kabushiki Kaisha Feed-off-arm type sewing machine for flat seaming

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