JP2005025598A - Pos system and receipt printing method - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、販売する商品を製造した元の素材の個体識別番号をレシートに印字するPOSシステムおよびレシート印字方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のような販売後の管理が不可欠な商品については、各個体の管理を容易にするため、車体番号のようなシリアル番号が付与されていた。このシリアル番号は、生産する工場で採番されており、メーカー側では、例えばリコールが発生した場合等、該当するシリアル番号の車体を販売した販売店を特定し、更に販売先を特定することで、リコールの案内を発送することができた。また、利用者側も、自己の保有する車体に付与された車体番号をキーにメーカーに問い合わせることで、当該車体に特有の情報を得ることが可能であった。
【0003】
また、各部品にシリアル番号のバーコードを貼付しておき、組立時にそのバーコードを読み取って関連付けて記録させることで、各自動車に使用されている部品の個体が識別可能となり、効率的に製造履歴を管理しようとする技術がある(特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開平6ー203040号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の先行技術は、自動車のような、個体にそのまま印字するような商品には有効だが、例えば生鮮食品のような商品には向いていない。
【0006】
例えば、スーパーで販売される牛肉の場合、商品そのものにシリアル番号を印字するわけにはいかない。また、包装にシリアル番号を印字したラベルを貼付することも考えられるが、通常の家庭であれば、調理に使用する直前に包装を剥がして破棄してしまうため、後日食あたりをする等の問題が発生したとしても、その時点では既に包装ごとラベルも破棄してしまっているので、個体を特定することはできなかった。
【0007】
本発明は、このような問題を解決するため、個体を織別する番号をレシートに印字することで、利用者が購入直後でなくても消費済みの商品の個体を特定可能とすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
図1を参照して課題を解決するための手段を説明する。
図1において、POS32は、商品に添付されたバーコード、ICタグなどから読み取った個体識別番号をもとに検索して取り出した商品名、価格、個体識別番号をレシートに印字したり、精算したりなどするものである。
【0009】
レシート35は、商品購入時に商品名、価格、個体識別番号を印字したものである。
本部サーバ41は、各種情報を管理するものであって、ここでは、顧客から通知されたレシートに印字した個体識別番号をもとに元の素材情報を提示したり、あるいは顧客IDをもとに当該顧客の購入した商品リストを提示し、選択されたときに当該商品に関連付けられている個体識別番号をもとに当該商品を製造した元の素材情報を提示したりなどするものである。
【0010】
次に、動作を説明する。
POS32が商品の販売時に当該商品に添付されているラベルから読み取った個体識別番号をもとに、データベースを検索して当該商品名、価格を取り出し、取り出した商品名、価格、および個体識別番号をレシートに印字するようにしている。
【0011】
また、商品を製造した素材が複数のときにその旨を表す情報もしくは記号をレシートに印字するようにしている。
また、本部サーバ41などが情報の検索を行う顧客から受信した個体識別番号をもとにデータベースを検索して当該商品を製造した元の素材の素材情報を提示したり、あるいは受信したト個体識別番号をもとにデータベースを検索して当該個体識別番号に対応する素材の個体識別番号を取り出して当該取り出した1つあるいは複数の個体識別番号の素材の素材情報を提示したりするようにしている。
【0012】
情報としては、各素材に個体織別番号が付与されるとともに、複数の素材から新たな商品が製造される時にも、その新たな商品に新たな個体識別番号が付与される。そのため、牛肉、豚肉といった素材に付与される個体識別番号を個体識別番号、これらの素材を組み合わせることによって製造されるひき肉、ハンバーグといった加工商品に付与される個体識別番号を自社識別番号と呼び分けることとする。
【0013】
そして、この個体識別番号と自社識別番号とは、これらの関連をデータベースで管理することとする。これにより、商品版売時に当該商品の自社識別番号を印字し、その自社識別番号をキーに顧客が後に店舗のWebサイト等で検索を行い、素材情報を確認することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、図1から図11を用いて本発明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、酪農家1は、商品を製造する元の素材、ここでは、牛を飼育するものであって、下段のPC11を操作して牛(素材)毎に一意の個体識別番号(例えば001)を付与して飼育情報を、飼育情報データベース12に登録して管理するものである。
【0016】
PC11は、パソコンであって、各種ソフトウェアをインストールして各種処理を行うものであり、ここでは、素材(例えば牛)の飼育情報を飼育情報データベース12に登録して管理したり、ネットワーク13を介してPC21などとの間で各種データの送受信したりなどするものである。
【0017】
飼育情報データベース12は、素材の飼育情報を登録して管理するものである(図9の(a)参照)。
ネットワーク13は、PC11とPC21などとの間でデータを送受信するための通信路である。
【0018】
屠殺場2は、飼育された素材である、ここでは、牛を屠殺して加工した素材(例えば枝肉など)を製造する場所であって、当該加工した素材(枝肉など)に飼育された中の個体識別番号、トレースコードを継承し、加工した素材を管理するものである。
【0019】
PC21は、パソコンであって、各種ソフトウェアをインストールして各種処理を行うものであり、ここでは、素材(例えば牛)を加工した枝肉などの屠殺情報を屠殺情報データベース22に登録して管理したり、ネットワーク13、23を介してPC11、本部サーバ31などとの間で各種データの送受信したりなどするものである。
【0020】
屠殺情報データベース22は、素材の屠殺情報を登録して管理するものである(図9の(b)参照)。
ネットワーク23は、PC21と本部サーバ31などとの間でデータを送受信するための通信路である。
【0021】
店舗3は、売場および本部などから構成され、素材を加工して顧客に販売するものである。
売場は、素材を加工して商品(例えば、ステーキ、ひき肉など)を製造およびICタグを当該商品に添付したり、商品のタグを読み取って精算およびレシート35を印字して顧客に渡したりなどする場所であり、店舗サーバ31、POS32、カードリーダ33、スキャナ34、レシート35、PLUマスタデータベース36、食品加工マスタデータベース37、店舗商品マスタデータベース38、顧客マスタデータベース39などを設置した場所である。
【0022】
店舗サーバ31は、売場(店舗)に設定して当該売場内の複数のPOS32など、および各種データベースを統括管理するものである。
POS32は、顧客が商品を棚などからカウンタに持参したときに、当該商品に添付されているICタグ(あるいはバーコード)からコードを読み取って当該商品名、価格、個体識別番号、自社識別番号をレシート35に印字および精算したりなどするものである。
【0023】
カードリーダ33は、顧客の顧客カードから顧客IDなどを読み取ったり、クレジットカードからコードを読み取ったりなどするものである。
スキャナ34は、商品に添付(印刷)されているバーコードや、ICタグから情報(固体識別番号、自社識別番号など)を読み取るものである。
【0024】
レシート35は、顧客が購入した商品の商品名、価格、数量、更に、商品毎の個体識別番号、自社識別番号などを印字したものである。
PLUマスタデータベース36は、コード(JANコード)などに対応づけて品名などを登録したものである(図11の(l)参照)。
【0025】
食品加工マスタデータベース37は、コード(例えばJANコード)に対応づけて品名などを登録したものである(図11の(k)参照)。
店別商品マスタデータベース38は、コード(例えばJANコード)に対応づけて店別の商品を対応づけて登録したものである(図11の(j)参照)。
【0026】
顧客マスタデータベース39は、顧客ID(会員番号など)に対応づけて当該顧客の個人情報(氏名、住所など)を登録したものである(図10の(d)参照)。
【0027】
本部は、複数の売場を統括するものであって、ここでは、本部サーバ41、トレーサビリティ情報データベース42、商品マスタデータベース43などを設置して統括管理する場所である。
【0028】
本部サーバ41は、売場に設置した店舗サーバ31を統括管理するものであって、ここでは、トレーサビリティ情報データベース42、商品マスタデータベース43などを統括管理したり、顧客などからのレシートに印字した個体識別番号、自社識別番号などを通知した個体識別情報の問合せに応じて該当する個体識別情報を提示したりなどするものである。
【0029】
トレーサビリティ情報データベース42は、自社識別番号、個体識別番号に対応づけて商品を製造した元の素材の個体識別情報を登録したものである(図9の(c)参照)。
【0030】
商品マスタデータベース43は、コード(例えばJANコード)に対応づけて商品名などの情報(商品名、商品コード、価格、数量など)を登録して管理するものである。
【0031】
顧客5は、商品を購入した顧客であって、ここでは、商品購入時に受け取ったレシート35に印字されている個体識別番号、自社識別番号を通知し、当該商品を製造した元の素材の個体情報の提示を要求するものであって、PC51などを設置した顧客である。
【0032】
PC51は、顧客5が操作し、商品購入時に渡されたレシート35に印字されている商品毎の個体識別番号、自社識別番号を入力して本部サーバ41にネットワークを介して接続し、当該商品を製造した元の素材の素材情報を要求して表示させるものである。
【0033】
次に、図2から図6のフローチャートにそれぞれ従い、図1の構成の動作を順次詳細に説明する。
図2は、本発明の動作説明フローチャート(個体識別番号の作成)を示す。
【0034】
図2において、S1は、計量器の画面から呼び出しコード(JANコードの短縮呼出しキー4桁)を入力する。これは、図1の売場で、例えば屠殺場から仕入れた枝肉について加工し、商品”牛ひき肉”について、当該計量器の画面から呼び出しコード(JANコードの短縮呼出しキー4桁)を入力する。
【0035】
S2は、入力された呼出しキーからJANコード、原単価、売単価、品名、トレー重量を計量器マスタ61から読み込む。これは、入力された呼出しキーからJANコード、原単価、売単価、品名、トレー重量を、例えば図10の(h)の計量器マスタ61から読み込む。
【0036】
S3は、製造商品の個体識別番号を入力する。複数あれば複数入力する。これは、S1、S2で製造(加工)した商品の元の素材の個体識別番号、例えば3種類の枝肉から当該商品(牛ひき肉)を製造したときは、当該3種類の枝肉の個体識別番号、例えば001,002,003を入力する。
【0037】
S4は、個体識別番号が1個の場合はトレスコードと同一、複数の場合は自社識別番号(自動採番)をトレースコードに書き込む。これは、S3で入力された個体識別番号が1個の場合はトレスコードと同一にし(個体識別番号、トレースコードを同一)、複数の場合、例えば個体識別番号が001,002,003の場合には例えば自社識別番号(自動採番)004をトレースコードに書き込む。ここで、トレースコードには、1つの個体のまま販売される商品については個体識別番号が、複数の個体を組み合わせた商品には自社識別番号がそれぞれ格納されることとなる。しかしながら、いずれも個体を識別する番号であることから、意味は個体識別番号である。
【0038】
S5では、個体識別番号の登録完了か判別する。YESの場合には、S6に進む。NOの場合には、S3に戻り繰り返す。
S6は、製造商品を計量器に載せ検量・自社識別番号の自動採番とICタグラベルを発行する。ICタグラベルにはJANコード、トレースコード、品名、原価、売価、重量、製造日時を書き込む(原価はICにのみ書き込む)。
【0039】
S7は、製造商品にICタグラベルを貼りつける。
S8は、次の製造商品に進む。
S9は、同一商品か判別する。YESの場合には、S6以降を繰り返す。一方、NOの場合には、S10に進む。
【0040】
S10は、完了か判別する。YESの場合には、終了する。NOの場合には、S1以降を繰り返す。
以上によって、図1の売場において、仕入れた枝肉などを加工して商品を製造する際に、1つあるいは複数の素材(枝肉など)を加工して商品を製造し、このときの1つあるいは複数の素材のそれぞれの個体識別番号を入力して登録すると共に、1つのときは当該個体識別番号をトレースコードとし、複数のときは自動採番した一意の自社識別番号をトレースコードとして当該商品のICタグに、コード、商品名、価格などと一緒に書き込んで当該ICタグを商品に貼り付けることにより、商品毎に製造した元の素材の個体識別番号をトレースコード、複数の個体識別番号の素材から製造したときは自社採番したコードをトレースコードとして生成および商品に対応づけて元の素材の個体識別番号を登録保存することにより、製造した商品毎に元の素材の個体識別番号を付与して管理することが可能となる。
【0041】
図3は、本発明の動作説明フローチャート(POSの買物の精算からレシート出力)を示す。
図3において、S21は、買った牛のひき肉のラベルをスキャナで読み込む。これは、顧客が図1の売場で、棚から牛のひき肉のバックを、POS32の場所に持参し、店員が当該ひき肉のパックのラベルをスキャナで読み込む。
【0042】
S22は、読み込んだデータ(トレースコードなど)をキーとして、予め作成されたPLUマスタデータベース36を読み込む。
S23は、エラーかOKか判別する。OKのときは、S26に進む。エラーのときは、S24でPOSの画面にエラーメッセージを出力し、S25でエラーの対応処理を店員が行う。そして、OKとなったときに、S26に進む。
【0043】
S26は、PLUマスタデータベース36のデータ(品名、売価、自社識別番号、トレースコード等)を編集し、トランザクションファイルに出力する。また、レシートに同内容を出力する。そして、顧客は、精算してレシートおよび商品を受け取る。
【0044】
以上によって、顧客が商品をPOS32の場所に持参すると、店員が商品に添付されているラベルからデータを読込んでデータベースを検索して商品名、価格、自社識別番号、トレースコードを取り出してレシートに印字すると共に保存登録することにより、顧客は購入商品毎の商品名、価格などに加えて、当該商品を製造した元の素材の個体識別番号あるいはこれらをまとめた自社識別番号(トレースコード)を印字して受取ることが可能となる。
【0045】
図4は、本発明の動作説明フローチャート(POSの買物の精算時に個人カードを読ませた場合のレシート出力)を示す。
図4において、S31は、店の個人カードをカード読取装置より、読ませる。
【0046】
S32は、読み込んだデータをキーとして、顧客マスタデータベース39(図10の(d)参照)を読み込む。
S33は、エラーかOKか判別する。OKの場合には、S36に進む。エラーの場合には、S34でPOSの画面にエラーメッセージを出力し、S35でエラーの対応処理が行われ、OKとなった場合には、S36に進む。
【0047】
S36は、買った牛のひき肉のラベルをスキャナで読み込む。これは、顧客が図1の売場で、棚から牛のひき肉のパックを、POS32の場所に持参し、店員が当該ひき肉のパックのラベルをスキャナで読み込む。
【0048】
S37は、読み込んだデータをキーとして、PLUマスタデータベース36を読み込む。
S38は、エラーかOKか判別する。OKのときは、S41に進む。エラーのときは、S39でPOSの画面にエラーメッセージを出力し、S40でエラーの対応処理を店員が行う。そして、OKとなったときに、S41に進む。
【0049】
S41は、PLUマスタデータベース36のデータ(品名、売価、自社識別番号、トレースコード等)を編集し、トランザクションファイルに出力する。また、レシートに同内容を出力する。そして、顧客は、精算してレシートおよび商品を受け取る。
【0050】
以上によって、顧客がカードを提示すると、店員がカードから読み取って顧客マスタデータベース39と照合してOKのときは、顧客が持参した商品に添付されているラベルからデータを読み込んでデータベースを検索して商品名、価格、自社識別番号、トレースコードを取り出してレシートに印字すると共に保存登録することにより、顧客は購入商品毎の商品名、価格などに加えて、当該商品を製造した元の素材の個体識別番号あるいはこれらをまとめた自社識別番号(トレースコード)を印字して受取ることが可能となる。
【0051】
図5は、本発明の動作説明フローチャート(パソコンからレシート情報をもとに、安全性の検索をする場合)を示す。
図5において、S51は、パソコンを店のホームページに接続する。
【0052】
S52は、検索キー入力画面からレシートに出力されている個体識別番号(自社識別番号)またはトレースコードを入力する。これらS51、S52は、顧客5が図1のPC51を操作してネットワーク52を介して本部サーバ41(WWWサーバ)のホームページに接続し、ダウンロード例えば後述する図8の(a)の検索画面上で、レシートに印字されていた個体識別番号(自社識別番号)、トレースコードを入力し、Enterキーを押下して検索依頼する。
【0053】
S53は、入力された個体識別番号(自社識別番号)またはトレースコードをもとに、該当するトレーサビリティ情報データベース42を読み込む。
S54は、OKかエラーか判別する。OKの場合には、S56に進む。エラーの場合には、S55でエラーメッセージをパソコンの画面に出力する。そして、S52以降を繰り返す。
【0054】
S56は、読み込んだトレーサビリティ情報データベース42のデータを編集し、パソコンの画面に出力する。例えば後述する図8の(b)の画面例に示すように、入力された個体識別番号(自社識別番号)、トレースコードに対応する製造に使用した元の素材の素材情報を提示、ここでは、図示の下記のように提示する。
【0055】
以上のように、顧客が商品購入時に受け取ったレシートに印字されている個体識別番号(自社識別番号)、トレースコードを、店舗の本部サーバ41に接続しそのホームページの図8の(a)の検索画面上で入力して検索指示すると、図8の(b)の検索結果画面上に示す上記のような当該商品を製造した複数の素材の素材情報(生産地、飼育情報、BSE検査結果など)を提示させることが可能となる。
【0056】
図6は、本発明の動作説明フローチャート(パソコンから店の買物履歴情報をもとに、安全性の検索をする場合)を示す。
図6において、S61は、パソコンを店のホームページに接続する。
【0057】
S62は、検索キー入力画面から個人のカードの番号を入力する。これらS61、S62は、顧客5が図1のPC51を操作してネットワーク52を介して本部サーバ41(WWWサーバ)のホームページに接続し、ダウンロード例えば後述する図8の(a)の検索画面上で、会員番号の入力欄に会員番号を入力し、Enterキーを押下して検索依頼する。
【0058】
S63は、カード番号を入力として、顧客マスタデータベース39(図10の(d))を読み込む。
S64は、OKかエラーか判別する。OKの場合には、S66に進む。エラーの場合には、S65でエラーメッセージをパソコンの画面に出力する。そして、S62以降を繰り返す。
【0059】
S66は、読み込んだ顧客マスタデータベース39の買物履歴情報を編集し、パソコンの画面に出力する。
S67は、画面の該当する買物日を指定する。
【0060】
S68は、顧客マスタデータベース39の買物の明細情報を編集しパソコンの画面に出力する。
S69は、画面に出力された買物明細から、該当する買物を指定する。
【0061】
S70は、買物(品物)から個体識別番号(自社識別番号)、トレースコードをもとに、トレーサビリティ情報データベース42を読み込む。店舗コードをもとに、店舗マスタデータベースを読み込む。読み込んだトレサビリティ情報、店舗情報のデータを編集し、画面に出力する。例えば購入した商品に対応する製造に使用した元の素材の素材情報を提示する(図8の(b)参照)。
【0062】
以上のように、顧客が会員番号を入力して買物履歴一覧を表示させ、その中から買物日を指定して買物商品一覧を表示させ、その中から商品を指定すると、当該商品の個体識別番号(自社識別番号)、トレースコードをもとに検索して当該商品を製造した複数の素材の素材情報(生産地、飼育情報、BSE検査結果など)を提示(図8の(b))させることが可能となる。
【0063】
図7は、本発明のレシート印字例を示す。
図7の(a)は、レシート印字例1を示す。このレシート印字例1は、図示の下記の情報を対応づけて印字したものである。
【0064】
・販売店 :ABCスーパー 駒込店
・販売日 :2003年3月1日
・品名 :牛挽肉
・売価 :¥500
・個体識別番号:1004
・トレースコード:1004
・消費税 :¥25
・合計 :¥525
ここで、個体識別番号、トレースコードは当該商品”牛挽肉”に付与された一意の個体識別番号(まはた自社識別番号)、トレースコードである。
【0065】
以上のようにレシートに商品毎に個体識別番号(または自社識別番号)、トレースコードを印字することにより、既述した図5のフローチャートに従い図8の(a)の検索画面上から当該レシートに印字された個体識別番号(または自社識別番号)、トレースコードを入力すると、当該商品を製造した元の素材情報などを提示することが可能となる。
【0066】
図7の(b)は、レシート印字例2を示す。このレシート印字例2は、個体識別番号、トレースコードの後に記号☆を印字し、複数の素材から当該商品が製造されている旨を印字したものである。
【0067】
図8は、本発明の検索説明図を示す。
図8の(a)は、商品の安全性検索キー入力画面(トレースコード使用例)を示す。図示の画面は、既述した図5のS51で顧客がPC51を操作して本部サーバ41(WWWサーバ)に接続してダウンロードして表示させた検索画面の例であって、ここでは、トレースコード”1004”を入力する例を示す。他に、個体識別番号、あるいは会員番号を入力し、同様にして検索可能である。
【0068】
図8の(b)は、商品の安全性検索画面例を示す。この画面は、図8の(a)の画面上で、トレースコード”1004”を入力し、Enterキーを押下して検索指示したときに、既述した図5のS52からS56の手順で、トレーサビリティ情報データベース42から検索した情報を表示した例であって、図示の下記の情報を対応づけて表示したものである。
【0069】
ここで、タイトルは図1の店舗3の会社名である”ABCスーパー”の検索画面である旨を表し、検索日はその検索日を表す。購入された商品名は、検索画面で入力されたトレースコードに対応する商品名(牛挽肉)を表す。トレースコードは検索画面で入力されたトレースコードである。加工年月日、賞味期限は商品を加工した年月日とその賞味期限である。販売店は商品を販売した販売店である。出荷元、出荷年月日は商品の出荷元、出荷年月日である。BSE検査結果は、当該トレースコード1004の商品の製造に使用した素材(ここでは、枝肉)の個体識別番号毎のBSE検査の日時とOK済みの結果である。生産地は商品の製造に使用した元の素材の生産地である。飼育情報は、商品の製造に使用した元の素材(ここでは、枝肉の飼育情報、個体識別番号001,002.003ともに同じ飼育情報であったので、まとめて表示)したものである。
【0070】
以上のように、レシートに印字された商品のトレースコードをもとに、データベースを検索して当該商品の製造に使用した複数の素材の個体識別番号をもとにそれぞれの出荷元、BSE検査日時とOK済、飼育情報などを提示することが可能となる。
【0071】
図9から図11は、本発明のDB例を示す。
図9の(a)は、飼育情報データベース(ヘッダ部、ボディ部)例を示す。図示の飼育情報データベース12は、既述した図1の酪農家が素材(ここでは、牛)の飼育情報を登録して管理するためのものであって、ここでは、牛毎に一意の個体識別番号、例えば001などを付与して図示の下記の情報を対応づけて登録して管理したものである。
【0072】
ここで、個体識別番号は素材(牛)に付与した一意の個体識別番号001である。素材(牛)が1つからなる商品(枝肉)の場合には、個体識別番号とトレースコードは同一の0001とする。尚、複数の素材からなる商品(例えば牛挽肉)の場合には、個体識別番号(自社識別番号)を自動採番およびこれを同一のトレースコードとする(以降同じ)。品名、分類コード、生産者コード、生産者名、品種、規格サイズは、当該商品(牛)の品名(松阪牛)、分類コード、生産者コード、生産者名、品種(黒毛和牛)である。規格サイズ、出荷日、出荷先名は当該商品の規格サイズ、出荷日、出荷先名である。検査日、検査機関、数量、生産開始日は、BSEなどの検査した日、検査機関、数量、生産開始した日などである。また、飼料/肥料名、原材料、数量/重量、予防接種、抗生物質は、素材(牛)の飼育に使用した飼料、原材料、数量、予防接種の有無、抗生物質の投与の有無である。
【0073】
以上のように、素材(牛)毎に一意の個体識別番号を付与して飼育情報(生産開始日、生産者、検索機関、検査日、予防接種の有無、抗生物質の有無など)を飼育情報データベース12に登録して管理することにより、素材(牛)毎に個体識別番号を付与して飼育情報を個別管理し、顧客がレシートに印字された商品の個体識別番号(自社識別番号)、トレースコードをもとに商品の素材の飼育情報を提示することが可能となる。
【0074】
図9の(b)は、屠殺情報データベース例を示す。図示の屠殺情報データベース22は、図示の下記の情報を対応づけて登録して管理するものである。
・個体識別番号:
・トレースコード:
・品名 :
・分類コード :
・生産者コード :
・加工者名 :
・品種 :
・規格サイズ :
・検査日 :
・検査機関 :
・検査内容 :
・加工日 :
・出荷日 :
・出荷先コード :
・数量 :
・その他 :
ここで、個体識別番号は素材の一意の個体識別番号であって、ここでは、図9の(a)の飼育情報データベース12の個体識別番号001の素材(牛)を屠殺した素材(枝肉)のみであるので、同一の個体識別番号001とし、トレースコードも同一の個体識別番号001としている。品名、分類コード、生産者コード、品種は飼育情報データベース12の当該素材(牛)と同一である。加工者名は素材(牛)を枝肉に加工した加工者名である。検査日、検査機関、検査内容は素材(牛)を素材(枝肉)に加工する際の検査日、検査機関、検査内容である。加工日は素材(牛)を素材(枝肉)に加工した日である。出荷日、出荷先コード、数量は加工した素材(枝肉)を出荷した日、出荷先のコード、数量である。
【0075】
以上のように、図9の(a)の飼育情報データベース12に登録管理されている素材(牛)を仕入れて加工した素材(枝肉)についてその製造に使用した素材(牛)の個体識別番号をそのまま当該素材(枝肉)の個体識別番号、トレースコードとし、元の素材(牛)の素材情報(飼育情報など)との紐付(関連)を行い、簡易に検索できるようにした上で、加工した加工情報(加工者名、検査日、検査機関、検査内容、加工日、出荷先、出荷先コード)を屠殺情報データベース22に登録して管理することが可能となる。以下同様に、素材の個体識別番号、トレースコードを紐付して商品が顧客に販売されてレシートに商品毎に印字される個体識別番号(自社識別番号)、トレースコードをもとに、遡ってこれら個体識別番号により元の素材の素材情報(飼育情報など)を簡易に提示することを可能にするようにしている。
【0076】
図9の(c)は、トレーサビリティ情報DB例を示す。トレーサビリティ情報DB52は、図示の下記の情報を対応づけて登録・管理するものである。
ここで、自社識別番号は複数の素材(個体識別番号)をもとに製造した商品に付与する一意の識別番号であって、ここでは、素材(枝肉)の個体識別番号001,002,003を使用して製造(加工)した商品(牛挽肉)に自社識別番号1004をここでは自動採番して付与する。トレースコードは自社識別番号と同一の1004とする。店舗コードは商品を販売した店舗のコードである。品名、分類コードは商品の品名(牛挽肉)、分類コードである。個体識別番号は当該商品(牛挽肉)の製造(加工)に使用した元の素材(枝肉)の個体識別番号001,002,003である。割合は使用した元の素材(枝肉)の個体識別番号毎の使用割合(%)である。生産者名,生産地,生産開始日、品種、規格サイズ、・出荷日、出荷先コード、出荷数量、加工者名、加工日、検査日、検査機関、検査内容、加工数量は元の素材(枝肉)の個体識別番号毎のそれぞれのものである。また、ボディ部も同様に、商品の製造(加工)に使用した素材(枝肉)の個体識別番号毎に生産日、飼料/肥料名、原材料、数量/重量、予防接種の有無、抗生物質の投与の有無などの飼育情報をそれぞれ登録したものである。
【0077】
以上のように、商品(牛挽肉)の製造(加工)に使用した元の素材(枝肉)が複数ある場合には、その元の素材(枝肉)の個体識別番号毎にその素材情報および飼育情報を登録して管理することにより、商品の購入時にレシートに印字した当該商品毎の自社識別番号(個体識別番号)、トレースコードをもとに当該商品の製造(加工)に使用した全ての素材(枝肉)の個体識別番号でその素材情報および飼育情報を検索し、顧客に提示(例えば既述した図8の(b))することが可能となる。
【0078】
図10の(d)は、顧客マスタデータベース例を示す。顧客マスタデータベース39は、図示の下記の情報を対応づけて登録・管理するものである。
ここで、会員番号は顧客に付与した一意の番号である。氏名、生年月日、家族構成、住所/郵便番号、電話番号、メールアドレス、暗証番号は顧客の個人情報である。また、ボディ部の、日付、JANコード、品名、数量、売価、ポイント、自社識別番号(個体識別番号)、トレースコードは、会員番号の顧客が購入した商品履歴である。
【0079】
以上のように、顧客に会員番号を付与し、当該会員番号をキーに顧客の個人情報(氏名、住所など)および商品購入履歴(日付、JANコード、自社識別番号(個体識別番号)、トレースコードなど)を登録・管理することにより、既述した図6のフローチャートに従い、会員番号を図8の(a)の検索画面上で入力し、当該顧客マスタデータベース39を検索して商品購買履歴一覧を表示し、選択された日付、更に選択された商品について、当該商品の自社識別番号(個体識別番号)、トレースコードをもとに既述した図9の(c)のトレーサビリティ情報データベース52を検索して該当する自社識別番号(個体識別番号)、トレースコードをもとに当該商品の製造(加工)に使用した元の素材の素材情報および飼育情報などを例えば既述した図8の(b)に示すように、提示することが可能となる。
【0080】
図10の(e)は、商品マスタデータベース例を示す。商品マスタデータベースは、図示の下記の情報を対応づけて登録・管理するものである。
・JANコード(NONPLU):
・品名 :
・POS品名 :
・分類コード :
・メーカコード :
・規格サイズ :
・原価▲1▼ :
・売価▲1▼ :
・原価▲2▼ :
・売価▲2▼ :
・売場パターン :
・取引先 :
・店別取扱区分 :
・センター区分 :
・発注単位 :
・発注サイクル :
・リードタイム :
・ユニットプライス :
・賞味期限 :
・その他 :
ここで、JANコードは商品に付与されたコードであって、当該JANコードに対応づけて図示の情報を登録して管理する。
【0081】
図10の(f)は、店舗マスタ例を示す。店舗マスタは、図示の下記の情報を対応づけて登録・管理するものである。
・店コード:
・店舗名 :
・住所 :
・その他 :
図10の(g)は、ICタグ例を示す。ICタグには、図示の下記の情報を対応づけて登録し、商品に貼り付けるものである。
【0082】
図10の(h)は、計量器マスタ例を示す。計量器マスタ61には、図示の下記の情報を対応づけて登録して管理する。
【0083】
・呼出しコード :
・JANコード(NONPLU):
・品名 :
・原単価 :
・売単価 :
・風袋種別 :
・ラベル識別 :
・その他 :
これは、図2の商品を計量してICタグに書き込む情報を作成するときに使用するものである。
【0084】
図11の(i)は、計量器実績データ例を示す。計量器実績データには、図示の下記の情報を対応づけて登録して管理するものであって、計量器マスタ61を参照して商品を計量して商品の情報を作成してICタグに書き込んだときの実績情報を登録して管理するものである。
【0085】
・自社識別番号 :
・JANコード(NONPLU):
・トレースコード:
・個体識別番号▲1▼:
・割合(%)▲1▼ :
・個体識別番号▲2▼:
・割合(%)▲2▼ :
・個体識別番号▲3▼:
・割合(%)▲3▼ :
・原価 :
・売価 :
・重量 :
・製造日時 :
・その他 :
図11の(j)は、店別商品マスタデータベース例を示す。店別商品マスタデータベース38には、図示の下記の情報を対応づけて登録・管理するものである。
【0086】
・JANコード(NONPLU):
・品名 :
・POS品名 :
・分類コード :
・メーカコード:
・規格サイズ :
・原価 :
・売価 :
・取引先 :
・開始日 :
・終了日 :
・発注単位 :
・賞味期限 :
・その他
図11の(k)は、食品加工データベース例を示す。商品加工データベース37には、図示の下記の情報を対応づけて登録し、管理するものである。
【0087】
図11の(l)は、PLUマスタデータベース例を示す。PLUマスタデータベース36には、図示の下記の情報を対応づけて登録し、管理するものである。
【0088】
・JANコード(NONPLU):
・自社識別番号:
・トレースコード:
・POS品名 :
・原価 :
・売価 :
・重量 :
・その他 :
【0089】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、商品購入時にPOSシステムが個体を織別する番号をレシートに印字することで、利用者が購入直後でなくても消費済みの商品の個体を特定可能となる。例えばレシートに印字された当該商品の個体識別番号(自社識別番号)をキーに顧客が後に店舗のWebサイト等で検索を行い、素材情報を確認することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャート(個体識別番号の作成)である。
【図3】本発明の動作説明フローチャート(POSの買物の精算からレシート出力)である。
【図4】本発明の動作説明フローチャート(POSの買物の精算時に個人カードを読ませた場合のレシート出力)である。
【図5】本発明の動作説明フローチャート(パソコンからレシート情報をもとに、安全性の検索をする場合)である。
【図6】本発明の動作説明フローチャート(パソコンから店の買物履歴情報をもとに、安全性の検索をする場合)である。
【図7】本発明のレシート印字例である。
【図8】本発明の検索説明図である。
【図9】本発明のDB例(その1)である。
【図10】本発明のDB例(その2)である。
【図11】本発明のDB例(その3)である。
【符号の説明】
1:酪農家
11:PC
12:飼育情報データベース
13:ネットワーク
2:屠殺場
21:PC
22:屠殺情報データベース
23:ネットワーク
24:枝肉
3:店舗
31:店舗サーバ
32:POS
33:カードリーダ
34:スキャナ
35:レシート
36:PLUマスタデータベース
37:食品加工マスタデータベース
38:店別商品マスタデータベース
39:顧客マスタデータベース
41:本部サーバ
42:トレーサビリティ情報データベース
43:商品マスタデータベース
44:ネットワーク
5:顧客
51:PC
52:ネットワーク[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a POS system and a receipt printing method for printing an individual identification number of an original material that produces a product to be sold on a receipt.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a serial number such as a car body number has been assigned to a product such as an automobile that requires management after sales in order to facilitate management of each individual. This serial number is assigned at the factory where it is produced, and the manufacturer identifies the dealer that sold the car body with the corresponding serial number, for example, when a recall occurs, and further identifies the sales destination. , I was able to send out a recall guide. Also, the user side can obtain information specific to the vehicle body by inquiring of the vehicle body number assigned to the vehicle body owned by the user to the manufacturer.
[0003]
In addition, by attaching a serial number barcode to each part and reading and associating the barcode during assembly, the individual parts used in each car can be identified for efficient manufacturing. There is a technique for managing a history (Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-6-203040
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The above-described prior art is effective for products such as automobiles that are printed on an individual as it is, but is not suitable for products such as fresh food.
[0006]
For example, in the case of beef sold at a supermarket, the serial number cannot be printed on the product itself. In addition, it is conceivable to attach a label with a serial number printed on the package, but if it is a normal household, the package will be peeled off and discarded immediately before use for cooking. Even if it occurred, it was not possible to identify the individual because the label was already discarded with the package at that time.
[0007]
In order to solve such a problem, the present invention aims to enable a user to specify an individual of a consumed product even if it is not immediately after purchase by printing a number for categorizing the individual on a receipt. And
[0008]
[Means for Solving the Problems]
Means for solving the problem will be described with reference to FIG.
In FIG. 1, the
[0009]
The
The
[0010]
Next, the operation will be described.
The
[0011]
In addition, when there are a plurality of materials from which the product is manufactured, information or symbols indicating that are printed on the receipt.
Further, the
[0012]
As information, an individual weaving number is assigned to each material, and when a new product is manufactured from a plurality of materials, a new individual identification number is assigned to the new product. Therefore, individual identification numbers given to raw materials such as beef and pork are called individual identification numbers, and individual identification numbers given to processed products such as minced meat and hamburger made by combining these ingredients are called company identification numbers. And
[0013]
The individual identification number and the company identification number are managed in a database. Thereby, the company identification number of the product is printed at the time of selling the product version, and the customer can later search on the website of the store using the company identification number as a key to confirm the material information.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments and operations of the present invention will be described in detail sequentially with reference to FIGS.
[0015]
FIG. 1 shows a system configuration diagram of the present invention.
In FIG. 1, a
[0016]
The PC 11 is a personal computer that performs various processes by installing various software. Here, the breeding information of the material (for example, cattle) is registered and managed in the
[0017]
The
The
[0018]
The slaughterhouse 2 is a material that has been bred. Here, the slaughterhouse 2 is a place where a material (such as carcass) that has been slaughtered and processed is manufactured, and the material that has been bred to the processed material (such as carcass) It inherits the individual identification number and trace code and manages the processed material.
[0019]
The
[0020]
The
The
[0021]
The
The sales floor processes the raw material to produce a product (for example, steak, minced meat, etc.), attaches an IC tag to the product, reads the tag of the product, prints a receipt and prints a
[0022]
The
The
[0023]
The
The
[0024]
The
In the
[0025]
The food
The store-by-store
[0026]
The
[0027]
The headquarters supervises a plurality of sales floors. Here, the
[0028]
The
[0029]
The
[0030]
The
[0031]
The
[0032]
The
[0033]
Next, the operation of the configuration of FIG. 1 will be sequentially described in detail according to the flowcharts of FIGS.
FIG. 2 shows a flowchart for explaining the operation of the present invention (creating an individual identification number).
[0034]
In FIG. 2, S1 inputs a call code (4-digit JAN code short call key) from the screen of the measuring instrument. For example, the carcass purchased from the slaughterhouse is processed at the sales floor in FIG. 1, and the call code (4-digit JAN code short call key) is input from the measuring instrument screen for the product “ground beef”.
[0035]
In S 2, the JAN code, the original unit price, the selling unit price, the product name, and the tray weight are read from the measuring instrument master 61 from the input call key. For example, the JAN code, the original unit price, the selling unit price, the product name, and the tray weight are read from the input master key, for example, from the measuring device master 61 shown in FIG.
[0036]
In S3, the individual identification number of the manufactured product is input. Enter more than one if there are more. This is the individual identification number of the original material of the product manufactured (processed) in S1 and S2, for example, when the product (ground beef) is manufactured from three types of carcass, the individual identification number of the three types of carcass, For example, 001, 002, 003 is input.
[0037]
In S4, if the individual identification number is 1, it is the same as the tres code, and if it is plural, the company identification number (automatic numbering) is written in the trace code. This is the same as the tres code (single identification number and trace code are the same) when the individual identification number input in S3 is one, and in the case of multiple cases, for example, when the individual identification number is 001, 002, 003 For example, the company identification number (automatic numbering) 004 is written in the trace code. Here, in the trace code, an individual identification number is stored for a product sold as one individual, and an in-house identification number is stored for a product combining a plurality of individuals. However, since each is a number for identifying an individual, the meaning is an individual identification number.
[0038]
In S5, it is determined whether the registration of the individual identification number is completed. If YES, the process proceeds to S6. If NO, return to S3 and repeat.
In S6, the manufactured product is placed on the measuring instrument, and an automatic numbering of the calibration / in-house identification number and an IC tag label are issued. The JAN code, trace code, product name, cost, selling price, weight, date of manufacture are written on the IC tag label (cost is written only on the IC).
[0039]
In S7, an IC tag label is attached to the manufactured product.
In S8, the process proceeds to the next manufactured product.
S9 discriminate | determines whether it is the same goods. In the case of YES, S6 and subsequent steps are repeated. On the other hand, if NO, the process proceeds to S10.
[0040]
In S10, it is determined whether or not it is completed. If YES, the process ends. In the case of NO, S1 and subsequent steps are repeated.
As described above, when a product is manufactured by processing the purchased carcass etc. in the sales floor of FIG. 1, the product is manufactured by processing one or a plurality of materials (such as carcass), and one or a plurality of the products at this time are manufactured. The individual identification number of each material is entered and registered, and when the number is one, the individual identification number is used as a trace code, and when there are a plurality of items, the unique company identification number automatically assigned is used as a trace code. By writing the code, product name, price, etc. on the tag and pasting the IC tag on the product, the individual identification number of the original material manufactured for each product can be traced from the material of multiple individual identification numbers. Each manufactured product is created by registering and storing the individual material identification number of the original material by generating the code assigned in-house as a trace code and associating it with the product. Grant individual identification number of the original material so that it is possible to manage.
[0041]
FIG. 3 is a flowchart for explaining the operation of the present invention (POS shopping purchase settlement to receipt output).
In FIG. 3, in S21, the label of the ground beef bought is read by a scanner. In this case, the customer brings the ground beef bag from the shelf to the
[0042]
In S22, the previously created
In S23, it is determined whether it is an error or OK. If it is OK, the process proceeds to S26. If there is an error, an error message is output to the POS screen in S24, and the clerk performs error handling processing in S25. And when it becomes OK, it progresses to S26.
[0043]
In S26, the data (product name, selling price, company identification number, trace code, etc.) in the
[0044]
As described above, when the customer brings the product to the
[0045]
FIG. 4 is a flowchart for explaining the operation of the present invention (receipt output when a personal card is read at the time of payment for a POS purchase).
In FIG. 4, S31 reads the store's personal card from the card reader.
[0046]
In S32, the customer master database 39 (see (d) of FIG. 10) is read using the read data as a key.
In S33, it is determined whether the error or OK. If OK, the process proceeds to S36. If there is an error, an error message is output to the POS screen in S34, error handling processing is performed in S35, and if OK, the process proceeds to S36.
[0047]
In S36, the label of the ground beef bought is read by the scanner. In this case, the customer brings the ground beef pack from the shelf to the
[0048]
In S37, the
In S38, it is determined whether it is an error or OK. If it is OK, the process proceeds to S41. If there is an error, an error message is output to the POS screen in S39, and the clerk performs error handling processing in S40. And when it becomes OK, it progresses to S41.
[0049]
In S41, the data (product name, selling price, company identification number, trace code, etc.) in the
[0050]
As described above, when the customer presents the card, the store clerk reads the data from the card, compares it with the
[0051]
FIG. 5 is a flowchart for explaining the operation of the present invention (when searching for safety based on receipt information from a personal computer).
In FIG. 5, S51 connects a personal computer to the store homepage.
[0052]
In S52, the individual identification number (in-house identification number) or the trace code output on the receipt from the search key input screen is input. In S51 and S52, the
[0053]
S53 reads the corresponding
In S54, it is determined whether it is OK or an error. If OK, the process proceeds to S56. If there is an error, an error message is output to the personal computer screen in S55. Then, S52 and subsequent steps are repeated.
[0054]
In S56, the read data of the
[0055]
As described above, the individual identification number (in-house identification number) and the trace code printed on the receipt received by the customer at the time of purchase of the product are connected to the
[0056]
FIG. 6 is a flowchart for explaining the operation of the present invention (when searching for safety based on shopping history information of a store from a personal computer).
In FIG. 6, S61 connects the personal computer to the store homepage.
[0057]
In S62, the personal card number is input from the search key input screen. In S61 and S62, the
[0058]
S63 reads the customer master database 39 ((d) of FIG. 10) with the card number as input.
In S64, it is determined whether it is OK or an error. If OK, the process proceeds to S66. If there is an error, an error message is output to the personal computer screen in S65. Then, S62 and subsequent steps are repeated.
[0059]
In S66, the shopping history information in the read
S67 designates the corresponding shopping date on the screen.
[0060]
In S68, the details of shopping in the
S69 designates a corresponding shopping from the shopping details output on the screen.
[0061]
In S70, the
[0062]
As described above, when a customer inputs a member number to display a shopping history list, specifies a shopping date from among them, displays a shopping product list, and specifies a product from that, an individual identification number of the product (In-house identification number) and material information (production location, breeding information, BSE test results, etc.) of a plurality of materials that have been searched and manufactured based on the trace code are presented ((b) in FIG. 8). Is possible.
[0063]
FIG. 7 shows an example of receipt printing according to the present invention.
FIG. 7A shows a receipt printing example 1. This receipt printing example 1 is printed in association with the following information shown in the figure.
[0064]
・ Distributor: ABC Super Komagome
・ Sales date: March 1, 2003
・ Product name: Ground beef
・ Sales price: ¥ 500
-Individual identification number: 1004
Trace code: 1004
・ Consumption tax: ¥ 25
・ Total: ¥ 525
Here, the individual identification number and the trace code are a unique individual identification number (or in-house identification number) and a trace code assigned to the product “ground beef”.
[0065]
By printing the individual identification number (or in-house identification number) and the trace code for each product on the receipt as described above, it is printed on the receipt from the search screen of FIG. 8A according to the flowchart of FIG. When the individual identification number (or the company identification number) and the trace code entered are input, it is possible to present information on the original material that produced the product.
[0066]
FIG. 7B shows a receipt printing example 2. In this receipt printing example 2, the symbol ☆ is printed after the individual identification number and the trace code, and the fact that the product is manufactured from a plurality of materials is printed.
[0067]
FIG. 8 shows a search explanatory diagram of the present invention.
FIG. 8A shows a product safety search key input screen (trace code usage example). The illustrated screen is an example of a search screen that is downloaded and displayed by the customer by connecting the
[0068]
FIG. 8B shows an example of a product safety search screen. In this screen, when the trace code “1004” is input on the screen of FIG. 8A and the search is instructed by pressing the Enter key, the traceability is performed according to the steps S52 to S56 of FIG. In this example, information retrieved from the
[0069]
Here, the title indicates that it is a search screen for “ABC Super”, which is the company name of the
[0070]
As described above, based on the trace code of the product printed on the receipt, the database is searched and each shipping source, BSE inspection date and time based on the individual identification numbers of a plurality of materials used for manufacturing the product. It is possible to present OK information and breeding information.
[0071]
9 to 11 show DB examples of the present invention.
FIG. 9A shows an example of a breeding information database (header part, body part). The breeding
[0072]
Here, the individual identification number is a unique
[0073]
As mentioned above, breeding information (production start date, producer, search organization, inspection date, presence / absence of vaccination, presence / absence of antibiotics, etc.) by giving a unique individual identification number to each material (cow) By registering and managing in the
[0074]
FIG. 9B shows an example of a slaughter information database. The illustrated
・ Individual identification number:
-Trace code:
・ Product name:
·classification code :
・ Producer code:
・ Processor name:
・ Variety:
・ Standard size:
·Inspection date :
·Inspection agency :
・ Inspection content:
・ Processing date:
·ship date :
・ Shipping code:
·quantity :
・ Others:
Here, the individual identification number is a unique individual identification number of the material, and here, only the material (carcass) that slaughtered the material (cow) of the
[0075]
As described above, the individual identification number of the material (cow) used for manufacturing the material (carcass) obtained by processing and processing the material (cow) registered and managed in the
[0076]
FIG. 9C shows an example of a traceability information DB. The
Here, the company identification number is a unique identification number assigned to a product manufactured based on a plurality of materials (individual identification numbers). Here, the
[0077]
As described above, when there are multiple original materials (carcasses) used for manufacturing (processing) products (ground minced meat), the material information and breeding information for each individual identification number of the original materials (carcasses) By registering and managing the product, all the materials used for manufacturing (processing) the product based on its own identification number (individual identification number) and trace code printed on the receipt at the time of purchase of the product ( The material information and breeding information can be searched with the individual identification number of carcass and presented to the customer (for example, (b) in FIG. 8 described above).
[0078]
FIG. 10D shows an example of a customer master database. The
Here, the membership number is a unique number assigned to the customer. Name, date of birth, family structure, address / postal code, telephone number, e-mail address, and personal identification number are customer personal information. Further, the date, JAN code, product name, quantity, selling price, point, company identification number (individual identification number), and trace code in the body part are the product history purchased by the customer of the member number.
[0079]
As described above, a member number is assigned to the customer, and the customer's personal information (name, address, etc.) and product purchase history (date, JAN code, company identification number (individual identification number), trace code are assigned to the member number as a key. 6), the member number is input on the search screen of FIG. 8A in accordance with the flowchart of FIG. 6 described above, and the
[0080]
FIG. 10E shows an example of a product master database. The merchandise master database registers and manages the following information shown in association with each other.
・ JAN code (NONLU):
・ Product name:
・ POS product name:
·classification code :
・ Manufacturer code:
・ Standard size:
・ Cost (1):
・ Sales price (1):
・ Cost (2):
・ Sales price (2):
・ Sales floor pattern:
·Suppliers :
・ Handling classification by store:
・ Center division:
・ Order unit:
・ Ordering cycle:
·lead time :
・ Unit price:
·expiration date :
・ Others:
Here, the JAN code is a code assigned to the product, and the information shown in the figure is registered and managed in association with the JAN code.
[0081]
(F) of FIG. 10 shows an example of a store master. The store master registers and manages the following information shown in association with each other.
・ Store code:
·Store name :
·Street address :
・ Others:
FIG. 10G shows an example of an IC tag. The following information shown in the figure is registered in association with the IC tag and pasted on the product.
[0082]
(H) of FIG. 10 shows an example of a measuring instrument master. The weighing machine master 61 registers and manages the following information shown in association with each other.
[0083]
・ Call code:
・ JAN code (NONLU):
・ Product name:
・ Original unit price:
・ Unit price:
・ Tare type:
・ Label identification:
・ Others:
This is used when measuring the product of FIG. 2 and creating information to be written in the IC tag.
[0084]
(I) of FIG. 11 shows an example of measuring instrument performance data. The weighing instrument result data is registered and managed in association with the following information shown in the figure. The weighing instrument master 61 is referred to, the merchandise is weighed, and the merchandise information is created and written to the IC tag. It is to register and manage the performance information at that time.
[0085]
・ Company identification number:
・ JAN code (NONLU):
-Trace code:
・ Individual identification number (1):
・ Percentage (%) ▲ 1 ▼:
・ Individual identification number (2):
・ Ratio (%) ▲ 2 ▼:
-Individual identification number (3):
・ Proportion (%) (3):
・ Cost:
・ Sales price:
・ Weight:
・ Production date and time:
・ Others:
(J) of FIG. 11 shows an example of a store-specific product master database. The store-specific
[0086]
・ JAN code (NONLU):
・ Product name:
・ POS product name:
·classification code :
・ Manufacturer code:
・ Standard size:
・ Cost:
・ Sales price:
·Suppliers :
·start date :
·End date :
・ Order unit:
·expiration date :
・ Other
FIG. 11 (k) shows an example of a food processing database. The
[0087]
FIG. 11 (l) shows an example of a PLU master database. The
[0088]
・ JAN code (NONLU):
・ Company identification number:
-Trace code:
・ POS product name:
・ Cost:
・ Sales price:
・ Weight:
・ Others:
[0089]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when a product is purchased, the number that the POS system identifies the individual is printed on the receipt, so that the individual of the consumed product can be specified even if the user is not immediately after the purchase. It becomes. For example, it becomes possible for the customer to search later on the website of the store or the like using the individual identification number (in-house identification number) of the product printed on the receipt as a key to confirm the material information.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system configuration diagram of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart for explaining the operation of the present invention (creation of an individual identification number).
FIG. 3 is a flowchart for explaining the operation of the present invention (POS shopping settlement to receipt output).
FIG. 4 is a flowchart for explaining the operation of the present invention (receipt output when a personal card is read when a POS purchase is settled);
FIG. 5 is a flowchart for explaining the operation of the present invention (when searching for safety based on receipt information from a personal computer).
FIG. 6 is a flowchart for explaining the operation of the present invention (when searching for safety based on shopping history information of a store from a personal computer).
FIG. 7 is an example of receipt printing according to the present invention.
FIG. 8 is an explanatory view of search according to the present invention.
FIG. 9 is a first DB example of the present invention.
FIG. 10 is a DB example (part 2) of the present invention;
FIG. 11 is a DB example (No. 3) of the present invention;
[Explanation of symbols]
1: Dairy farmer
11: PC
12: Breeding information database
13: Network
2: Slaughterhouse
21: PC
22: Slaughter information database
23: Network
24: Carcass
3: Store
31: Store server
32: POS
33: Card reader
34: Scanner
35: Receipt
36: PLU master database
37: Food processing master database
38: Product master database by store
39: Customer master database
41: Headquarters server
42: Traceability information database
43: Product master database
44: Network
5: Customer
51: PC
52: Network
Claims (3)
商品に貼付けされた個体識別番号を読み取る読取手段と、
前記読取手段で読み取った個体識別番号に基づいて、前記データベースを検索し、該個体識別番号に合致する商品名を抽出する抽出手段と、
前記商品名と前記個体識別番号を含む売上情報をレシートに印字する印字手段とを備えることを特徴とするPOSシステム。A database in which product names of products and individual identification numbers for identifying individual products are associated and stored;
Reading means for reading the individual identification number affixed to the product;
Based on the individual identification number read by the reading means, search the database, extraction means for extracting a product name that matches the individual identification number;
A POS system comprising printing means for printing sales information including the product name and the individual identification number on a receipt.
前記印字手段は、前記複数の素材から構成されているか否かを示す情報を参照し、複数の素材から構成されている商品については、その旨を示す情報を更に印字することを特徴とする請求項1に記載のPOSシステム。The database includes information indicating whether each product is composed of a plurality of materials,
The printing means refers to information indicating whether or not it is composed of the plurality of materials, and further prints information indicating that for a product composed of a plurality of materials. Item 4. The POS system according to item 1.
商品に貼付された個体識別番号を読み取る読取ステップと、
前記読取ステップで読み取った個体識別番号に基づいて、商品の商品名と各商品の個体を識別するための個体識別番号とを関連付けて格納したデータベースを検索し、該個体識別番号に合致する商品名を抽出する抽出ステップと、
前記商品名と前記個体識別番号を含む売上情報をレシートに印字する印字ステップとを含むことを特徴とするレシート印字方法。A receipt printing method using a POS terminal,
A reading step for reading the individual identification number affixed to the product;
Based on the individual identification number read in the reading step, search the database storing the product name of the product and the individual identification number for identifying the individual product, and the product name that matches the individual identification number An extraction step for extracting,
A receipt printing method comprising: a printing step for printing sales information including the product name and the individual identification number on a receipt.
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