JP2005025310A - 信号処理装置及び生体認証システム - Google Patents

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Abstract

【課題】回路規模やコストをあげずに、異なる性能や異なる方式の画像取得手段に対応した自由度の高い認証装置、生体認証システム及び生体認証方法を実現する。
【解決手段】画像取得部と認証部からなる生体認証システムにおいて、認証部はセンサ属性を判別する判別部と、画像取得部からの画像信号を照合に適した形に加工する画像処理部の画像処理方法の設定を、判別部により判別したセンサ属性に応じて変更する設定部を有することを特徴とした生体認証システムおよび前記画像取得部として用いられる画像取得装置。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、生体認証等の予め登録された情報との認証に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、指紋認証や顔認証に代表される生体認証等の被写体照合システムは、センサで生成された被写体の画像信号に対して、専用の画像処理を施し、照合用のデータに変換して、データベースに登録された登録データと照合を行う。
【0003】
たとえば、指紋認証装置では、センサから取得した指の画像に対して、画像処理部で画像強調処理やフィルタリング等の処理を施して指紋画像を得た後,さらに指紋の縞の分岐点やきれめなどの特徴点データを抽出する。この特徴点データを照合用データとして、既にデータベースに登録済みの特徴点データと比較することで、本人かどうかの照合を行う。
【0004】
こうした生体認証装置は、さまざまな方式のものが提案されている。たとえば、指紋の認証装置においても指を照明した画像を取得する光学式や、指とセンサの電極間の静電容量を検出する静電容量方式、圧力センサーにより指紋のパターンを読み取る感圧式、温度センサによる方式、電界を検出する方式など多様なものが市販されている。また、近年は急速に需要が伸び始め、エリア型の二次元センサばかりでなく、ライン型のセンサなど形態の異なるセンサや、より高解像度、高認識率なセンサなど発達も著しい。
【0005】
また、近年、情報のセキュリティの高まり等から、指紋認証装置などを携帯電話やPDAなどの携帯機器に搭載する動きや、ネットワークを介しての生体認証を行う動きが始まっている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−256191号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術における被写体照合システムは、各センサの方式固有の特性にあわせた専用の画像処理を施すことで、微細な指紋パターンを読みとれる用に調整されており、基本的にセンサと照合用データに変換する画像処理部は専用の関係にあるため、方式の異なるセンサに変更する場合は照合部も変更しなくてはならなかった。また、同一のセンサ方式であっても、性能が高いものにアップグレードする場合などは、センサ駆動方法やタイミング、必要な画像処理の方法や設定値が異なるため、やはり照合部を変更しなくてはならなかった。
【0008】
このように、センサ部のみを変更することで解像度などの性能の向上が得られる場合であっても、照合用データに変換する画像処理部や照合部をあわせて変更しなくてはならないため、照合システム全体の変更となり、ユーザーにとって価格が高くなってしまうばかりでなく、データの互換性も得られない問題があった。
【0009】
さらに、携帯端末やネットワークを介して、センサ部と照合部が切り離されるケースが考えられるが、こうした場合に異なる方式を用いることができない問題があった。
【0010】
本発明の目的は、回路規模やコストをあげずに、異なる性能や異なる方式の画像取得手段に対応した自由度の高い画像取得装置、生体認証システム及び生体認証方法を実現することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、被写体情報を取得するセンサからの画像情報と、予め記憶された登録情報とを照合する照合部と、前記センサの属性情報に基づき、前記画像情報を変更する設定部とを有し、前記照合部は、前記設定部により変更された前記画像情報と、前記登録情報とを照合することを特徴とする信号処理装置を提供する。
【0012】
また、被写体情報を取得するセンサからの画像情報と、予め記憶された登録情報とを照合する照合部と、前記センサの属性情報に基づき、前記登録情報を変更する設定部とを有し、前記照合部は、前記設定部により変更された前記登録情報と、前記画像情報とを照合することを特徴とする信号処理装置を提供する。
【0013】
また、生体認証を目的とした照合用画像情報を取得するためのセンサを備えた画像取得部と、前記センサから取得した画像情報とあらかじめ保存してある登録情報とを照合することにより認証を行う認証部からなる生体認証システムにおいて、前記画像取得部は生体認証用の照合用画像情報と共に、センサの属性情報を前記認証部に対して送るセンサ属性記憶部を有することを特徴とした生体認証システムを提供する。
【0014】
また、生体認証を目的とした照合用画像情報を取得するためのセンサを備えた画像取得部と、前記センサから取得した画像情報とあらかじめ保存してある登録情報とを照合することにより認証を行う認証部からなる生体認証システムにおいて、前記認証部は前記画像取得部のセンサ属性を判別する判別部と、前記判別部により判別したセンサ属性に応じて前記画像取得部のセンサ駆動方法の設定を変更する設定部を有することを特徴とした生体認証システムを提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0016】
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1として、生体認証システムである指紋認証装置の模式的な構成を示すブロック図である。ここでの指紋認証装置は、指紋画像取得部と信号処理装置である認証部がひとつの筐体に収められたユニット形態となっており、パーソナルコンピュータ(以下PC)の周辺機器として接続して利用する形態を例示する。PCとの接続方法としては、USBやIEEE1394、無線LANなどが想定される。
【0017】
ここでは、センサの属性を検出して、認証部側からセンサの駆動あるいは画像処理内容を変更することにより、工場やユーザーでのユニット内の画像取得部のみの交換を可能にする構成を例示する。
【0018】
ここでいうセンサ属性としては、センサのメーカー名、センサの型番、センサのシリアルナンバーなどの識別番号、センサの画像取得方式(光学式、静電容量方式、圧力検出式、温度検出式、電磁界方式など)、照合方式(特徴点抽出法、パターンマッチング法、周波数解析)、センサ領域の大きさ、エリアセンサかラインセンサか、解像度、画素数、階調数、γ特性、ダイナミックレンジ、画素配列、出力線数、データ出力形式、フレームレート、光源の波長等があげられる。ここでは、光学式センサを用いて、特徴点抽出法により照合を行うセンサを例示する。また、センサ属性のうち解像度、ダイナミックレンジ、γ特性が異なるセンサに変更する場合を説明する。
【0019】
図1において、101が画像取得部であり、102が認証部である。101において、103がセンサICであり、104が画素により検出した指紋画像信号を出力するまでの部分からなるセンサ部であり、105がセンサ属性記憶部である。センサ属性記憶部としては、単に不揮発性のメモリ素子をセンサIC内に組み込んで読み出しても良いが、たとえばセンサの画素のうちダミー画素部の一部領域を利用してこうした情報をセンサ出力信号の中に組み込んでも良い。たとえば、ダミー画素領域のアルミ配線をレーザーを用いて1個ずつ異なる様に結線や切断を行うことで、センサIC内にシリアルナンバーなどの識別情報をもたせることも出来る。
【0020】
また、106が指を照明するための光源としてのLEDである。107がFPGA(フィールドプログラマブルロジックアレイ)やCPLDと呼ばれるリコンフィギュラブルなロジックIC(コンフィギュレーションファイルをダウンロードすることにより、内部のSRAMなどで構成されたロジック回路の接続をソフト的に構成することが可能なIC)である。ここでは、このFPGA(CPLD)内部に画像取得部のセンサ駆動部や画像処理部の回路が作成されている。108がセンサやLEDの駆動パルスを作成するセンサ駆動部であり、109がセンサからの指紋画像に適切な画像処理を加えて認証部に送信するための画像処理部1である。また、110がセンサIC内に記録されたセンサ属性を、適切な形に変換して認証部に伝えるためのセンサ属性加工部である。111がセンサICを駆動する駆動パルスなどの制御線群を示し、112がLEDの制御線群を示す。113が、センサ部104からの画像信号線を示し、114が画像処理部1からの出力データ線を示す。また、115がセンサIC内のセンサ属性記憶部105からのセンサ属性出力線であり、116がセンサ属性加工部110で加工後のセンサ属性出力線である。
【0021】
102において、117が画像取得部からの画像に各種フィルタ処理等の画像処理を行い、指紋画像から特徴点(指紋のパターンの分岐点や端点)の抽出を行う画像処理部2であり、118が抽出した特徴点データをデーターベース119に登録済みの認証用特徴点データと照合する照合部である。ここでは、指紋の照合方式として特徴点抽出法を例示したが、パターンマッチング法でもよい。その場合117は、画像取得部からの指紋画像に各種フィルタ処理等の画像処理を行うとともに、パターンマッチングをしやすいような大きさ、解像度、階調などに変換を行う画像処理部2であり、118は117で加工した画像データをデーターベース119に登録済みの認証用パターンマッチングデータと照合する照合部となる。120が、照合結果をPCに伝えるためのたとえばUSB方式の通信部である。121が、画像取得部の制御を行う制御部であり、センサ属性の要求を行ったり、取得部から取得した指紋データを送信する要求を行う。また、122が画像取得部から受信したセンサ属性の判別部であり、123がその判別結果を元に画像取得部のセンサ駆動や画像処理、認証部の画像処理に関する設定を行う設定部である。124が、画像取得制御部121からセンサ属性加工部110へのセンサ属性の要求を行う信号線であり、125がセンサ属性判別部122から判別した結果を送る信号線である。また、126〜129がセンサ属性に応じて設定部113から各部を設定する制御線であり、126によりFPGA(CPLD)107に対してコンフィギュレーションファイルの送信が行われ、127により駆動部108が、128により画像処理部1が、129により画像処理部2が設定される。130が、画像取得制御部121からセンサ駆動部108への画像取得の要求を行う信号線であり、131が画像処理部2からの出力データ線を示す。また132が、照合部からの出力信号線であり、133はデーターベース119と照合部118の間のデータ線および制御線である。134は、USBなどのPCとの通信線である。
【0022】
画像取得制御部からの要求により、画像取得部から送られたセンサ属性を判別して、設定部により画像取得部内の回路をコンフィギュレーションし、駆動部および画像処理部1の設定を行う。さらに、認証部の画像処理部2の設定も行う。これにより、認証部に対して異なる画像取得部が接続された場合も、常にセンサ属性に対応したセンサ駆動と信号処理が実現される。
【0023】
図2に、認証部102における起動時のルーチンを示す。ここでは、センサAとセンサBの2種類のセンサに対応可能な認証システムを例示する。センサAは横800画素、縦600画素のセンサ、センサBは横1024画素、縦768画素のセンサとして、両者のダイナミックレンジやγ特性が異なるものとする。こうした違いはセンサ属性により認証部に伝えられる。
【0024】
たとえば認証システムのユニットの電源がONになり、起動ルーチンS201にはいると、認証部は、S202においてセンサAに対応したコンフィギュレーションファイルを設定部123からFPGA107に対してダウンロードする。次に認証部は、S203において、画像取得制御部121からセンサ属性を要求する。S204において認証部は、センサ属性加工部110によりFPGAのレジスタに一旦取り込まれたセンサ属性を、レジスタ値としてセンサ属性判別部122に読み取る。S205において認証部は、センサ属性の判別を行う。センサ属性がセンサAを示している場合、S206において認証部は、駆動部108に対してセンサAの駆動タイミングを設定する。その後S207において認証部は、画像処理部1をセンサAの属性に対応した設定に設定を行う。ここでは、ダイナミックレンジに関してゲインとオフセット、階調性に関してγ特性、解像度の特徴に伴いエッジ強調などのフィルタ設定を設定している。さらにS208において認証部は、認証部内の画像処理部2もセンサAの属性に対応した設定に設定を行う。ここでは、解像度、センササイズに対応して設定値を変更して特徴点データの抽出を行う。その後、S213でルーチンを終了する。
【0025】
一方、センサ属性がセンサAを示さない場合、認証部は、S209においてセンサBに対応したコンフィギュレーションファイルを設定部123からFPGA107に対してダウンロードする。S210において認証部は、駆動部108に対してセンサBの駆動タイミングを設定する。その後S211において認証部は、画像処理部1をセンサBの属性に対応した設定に設定を行う。ここでは、ダイナミックレンジに関してゲインとオフセット、階調性に関してγ特性、解像度の特徴に伴いLPFなどのフィルタ設定を設定している。さらにS212において認証部は、認証部内の画像処理部2もセンサBの属性に対応した設定に設定を行う。ここでは、解像度、センササイズに対応して設定値を変更して特徴点データの抽出を行う。その後、S213でルーチンを終了する。
【0026】
図3は、図1のセンサ部103の構成図である。図3において、41はセンサの1画素を構成する画素部、42は画素部41における読み出しパルス(φS)の入力端子、43は画素部41におけるリセットパルス(φR)の入力端子、44は画素部41における転送パルス(φT)の入力端子、45は画素部41における信号読み出し端子(P0)、46は後述するセレクタ部から水平方向の各画素に読み出しパルス(φS)を送る信号線、47は後述するセレクタ部から水平方向の各画素にリセットパルス(φR)を送る信号線、48は後述するセレクタ部から水平方向の各画素に転送パルス(φT)を送る信号線、49は垂直信号線、40は定電流源、51は垂直信号線49に接続された容量、52は水平シフトレジスタ56にゲートが接続され、ソース−ドレインに垂直信号線49と出力信号線53が接続された転送スイッチ、54は出力信号線53に接続された出力アンプ、55はセンサ部6の出力端子である。
【0027】
また、56は水平シフトレジスタ(HSR)、57はそのスタートパルス(HST)の入力端子、58はその転送クロック(HCLK)の入力端子、59は垂直シフトレジスタ(VSR)、60はそのスタートパルス(VST)の入力端子、61はその転送クロック(VCLK)の入力端子、62は後述するローリングシャッタと呼ばれる方式の電子シャッタ用のシフトレジスタ(ESR)、63はそのスタートパルス(EST)の入力端子、64は垂直シフトレジスタ(VSR)の出力線、65は電子シャッタ用のシフトレジスタ(ESR)の出力線、66はセレクタ部、67は転送パルスの元信号TRSの入力端子、68はリセットパルスの元信号RESの入力端子、69は読み出しパルスの元信号SELの入力端子である。
【0028】
図4は、図3の画素部41の構成図である。図4において、71は電源電圧(VCC)、72はリセット電圧(VR)、73はフォトダイオード、74〜77はMOSトランジスタからなるスイッチ、78は寄生容量(FD)、79はグラウンドである。
【0029】
ここで、センサ部103の動作を図3、図4を参照して説明する。まず、リセット用のスイッチ74と、フォトダイオード73に接続されたスイッチ75とをOFFした状態で、フォトダイオード73において入射光による電荷の蓄積が行われる。
【0030】
その後、スイッチ76がOFFした状態で、スイッチ74をONすることにより、寄生容量78がリセットする。つぎに、スイッチ74をOFFスイッチ76をONすることにより、信号読み出し端子45にリセット状態の電荷を読み出す。
【0031】
つぎに、スイッチ76をOFFした状態で、スイッチ75をONすることにより、寄生容量78に対して、フォトダイオード73に蓄積された電荷を転送する。つぎに、スイッチ75をOFFした状態で、スイッチ76をONすることにより、信号読み出し端子45に信号電荷を読み出す。
【0032】
各MOSトランジスタの駆動パルスφS,φR,φTは、後述するように垂直シフトレジスタ59,62とセレクタ部66とにより作成され、各信号線46〜48により、画素の入力端子42〜44に供給される。入力端子60から入力されるクロック信号1パルスに対して、信号TRS,RES,SELが入力端子67〜69にそれぞれ1パルス入力され、このため、駆動パルスφS,φR,φTがそれぞれ信号TRS,RES,SELに同期して出力される。この結果、入力端子42〜44に、駆動パルスφS,φR,φTが供給される。
【0033】
また、信号読み出し端子45は、垂直信号線49により定電流源40に接続すると共に、垂直信号線容量51及び転送スイッチ52に接続されており、垂直信号線49を介して電荷信号が垂直信号線容量51に転送され、その後水平シフトレジスタ56の出力に従い、転送スイッチ52が順次走査されて、垂直信号線容量51の信号が出力信号線53に順次読み出され、出力アンプ54を介して出力端子55から出力される。ここで、垂直シフトレジスタ(VSR)59は、スタートパルス(VST)60で走査が開始され、転送クロック(VCLK)61が出力線64を介してVS1,VS2,…VSnと順次転送されていく。また電子シャッタ用垂直シフトレジスタ(ESR)62は、入力端子63から入力されるスタートパルス(EST)で走査が開始され、入力端子61から入力される転送クロック(VCLK)が出力線65に順次転送されていく。
【0034】
各画素部41の読み出し順序は、まず垂直方向の上1行目を選択し、水平シフトレジスタ56の走査に伴い左から右へ各列に接続した画素部41を選択出力する。1行目の出力が終わると、2行目を選択し、再び水平シフトレジスタ56の走査に伴い左から右へ各列に接続した画素部41を選択出力する。以下、同様に垂直シフトレジスタ59の順次走査に従い、1,2,3,4,5…行目と上から下まで走査を行い、1画面の画像出力を行う。
【0035】
図5〜図7を用いて、本実施例においてセンサ属性に応じて変更するセンサ駆動および画像処理部の設定について説明する。
【0036】
図5(a)はセンサAの、図5(b)はセンサBの画素領域を示している。センサAにおいて、501が黒基準として用いられるOB部(オプティカルブラック部=光学的黒領域)であり、横10画素、縦600画素である。502が有効画素領域であり、横800画素、縦600画素である。センサBにおいて、503がOB部であり、横20画素、縦768画素である。504が有効画素領域であり、横1024画素、縦768画素である。
【0037】
図6(a)はセンサAの、図6(b)はセンサBの1水平走査期間の駆動パルスを示している。ここで、MCLKは図1に不図示の画像取得部のメインクロックであり、センサAの画像取得部では20MHzの発振周波数であり、センサBの画像取得部では40MHzの発振周波数である。HSTとHCLKは、図3の56の水平シフトレジスタのスタートパルスおよび、転送クロックである。HCLKはOB部と有効画素領域にパルスが入力される。RESが図3の68に入力されるリセットパルスである。またCLMPは、不図示であるが、OB部をクランプして黒基準レベルを定めるためのクランプパルスである。
【0038】
センサAでは、たとえば図6(a)のようにセンサが駆動される。HSTから次のHSTまでの1水平走査期間中、最初の30クロックはブランキング期間であり、この期間のうち20クロック=1μsでリセットが行われる。画素は、2クロックで転送されるので、30クロックの次の20クロックでOB部が転送され、この期間中の16クロック=800nsでクランプされる。さらに、続く有効画素領域が水平800画素分あるので、1600クロックにより水平転送が行われる。したがって、水平方向の1周期は1650クロックとなる。一方、センサBでは、図6(b)のようにセンサが駆動される。HSTから次のHSTまでの1水平走査期間中、最初の60クロックはブランキング期間であり、この期間のうち40クロック=1μsでリセットが行われる。
【0039】
基本的に同じ構成のセンサであるため、ブランキングの間に必要なリセットなどの時間は同程度となり、クロックが高い周波数になった分、カウント数が増加する。画素は、2クロックで転送されるので、60クロックの次の40クロックでOB部が転送され、この期間中の36クロック=720nsでクランプされる。クロック周波数が速くなったが、クランプには同程度の時間が必要なため、OB部の画素数が増加している。さらに、続く有効画素領域が水平1024画素分あるので、2048クロックにより水平転送が行われる。したがって、水平方向の1周期は2148クロックとなる。
【0040】
このように、同一のセンサ種類においても、センサの解像度が異なることに対してセンサの駆動パルスのタイミングを変更する必要が生じる。
【0041】
図7に図1の109で示した画像処理部1の構成例を示す。図7(a)はセンサAの、図7(b)はセンサBの画像処理部1を示している。図7(a)において、701が画像処理部1全体である。703はダイナミックレンジを最適化するためのデジタル的なゲインおよび、オフセット調整部である。705がγ補正部である。ここでは、センサAは出力ゲインが低いため、オフセットは変更しないものの、ゲインを2倍としている。また、γ特性も特に変更しない。707が画像フィルタ部である。センサAは若干解像度が低いため、エッジ強調をかけている。702が、画像処理部への入力信号線、704、706が途中の信号線、708が出力信号線である。また、709が各ブロックを制御するための制御線である。図7(b)において、701が画像処理部1全体である。709はダイナミックレンジを最適化するためのデジタル的なゲインおよび、オフセット調整部である。711がγ補正部である。ここでは、センサBは出力ゲインが高いのでゲインは1倍とするが、オフセットが低いため10LSB補正している。また、画素の特性からγ特性も若干かけている。713が画像フィルタ部である。センサBは解像度が高いため、高周波の偽信号がノイズになるため、ローパスフィルタ(LPF)で不要な高周波成分を除去している。702が、画像処理部への入力信号線、710、712が途中の信号線、708が出力信号線である。また、709が各ブロックを制御するための制御線である。
【0042】
このように、同一のセンサ種類においても、センサの解像度が異なることに対してフィルタ特性をかえたり、画素サイズや画素の縦構造やプロセスの違いで感度などの特性が違うことに対して、ダイナミックレンジやγ特性を変更する必要が生じる。
【0043】
本実施例では、パルス作成部や画像処理部をFPGAなどのリコンフィギュレーション可能なロジックICを用いることで、パルスのタイミングを作成するカウンタのリセット値やデコーダ構成、演算回路を変更して実現している。もちろん、複数のタイミングを有したASICやゲートアレイをあらかじめ用意して切り替えたり、マイコン(MPU)やDSPを搭載してプログラムの切り替えによりパルスを切り替えても良い。本実施例では2種類のセンサのみの対応で例示したが、多種類への対応も同様に実現できる。また、コンフィギュレーションファイルのダウンロードやプログラムの変更形式にすることで、あとから対応機種を増やすことも容易に可能になる。
【0044】
このように本発明は、画像取得部は生体認証用の照合用画像情報と共に、センサの属性情報を前記認証部に対して送るセンサ属性記憶部を設けた構成とした。また、認証部は画像取得部のセンサ属性を判別する判別部と、前記判別部により判別したセンサ属性に応じて前記画像取得部あるいは認証部の画像処理部の設定を変更する設定部を設けた構成とした。ここで、センサ属性に応じて変更する設定は、センサの駆動方法または、センサからの画像信号を照合に適した形に加工する画像処理部の画像処理方法、照合部の照合方法自身に関する設定である。
【0045】
これにより、画像取得部を認証部に対して交換した場合でも、認証部が画像取得部に必要な駆動方法や画像処理方法を認識することが可能となり、自動的に認証部が画像取得部に対応した設定を行うことを実現する。
【0046】
たとえばセンサICチップが上位機種にランニングチェンジした場合でも、工場の組み立てラインにおいて、認証部は共通のまま画像処理部と組みあわせを行っても、前機種との混在を気にすることなく組み立てが可能になる。
【0047】
あるいは、ユーザーが購入後の認証システムにおいて,ユーザーが画像取得部のみ新しい機種に自分で交換する場合にも、複数の画像取得部の機種の差を気にすることなく交換可能となる。
【0048】
さらに、複数の画像取得部の機種に対して、認証部が共通部品として使用できるため、量産効果によりコストダウンが実現できる。
【0049】
また、認証部が共通になるため、異なるセンサに対しても認証部内の登録データと照合できるため、データの互換性が高められ、ユーザーフレンドリーであるとともに、製品自体の長寿命化も実現できる。
【0050】
また本実施形態では、指の指紋により被写体(本人)の照合を行うシステムについて説明したが、目の網膜、顔の輪郭等の人相、手の形状,大きさ等により被写体(本人)の照合を行うシステムについても同様に用いることができる。
【0051】
(実施形態2)
図8に本発明の実施形態2を適用する生体認証システムの説明図をしめす。図8において、801が生体認証を行う認証部としての機能を有するサーバーである。このサーバー内のデータベースに、照合を行う登録データも管理されている。802〜804が携帯電話やPDAからの通信を、インターネットに接続するアクセスポイントである。805がインターネットなどのネットワーク網を表している。806と812が、携帯電話やPHS、809がPDA等の携帯端末をあらわしている。808、811、814が各携帯端末の通信部からの通信信号を模式的に示している。通信方式としては、携帯電話やPHSの各方式や無線LAN、Bluetoothなど何でも良い。807、810、813が各携帯機器に組み込まれた、あるいは接続された画像取得部としての指紋照合用センサである。
【0052】
本実施例では、各端末上のセンサの属性を検出して、認証サーバー側から各端末上の画像処理内容とサーバー側での画像処理内容と照合方式を変更することにより、共通の認証サーバーにおいて、異なる指紋センサの方式を搭載した携帯端末からでも、同様に登録データに対して照合できる認証システムを実現した例を示す。
【0053】
ここでいうセンサ属性としては、センサのメーカー名、センサの型番、センサのシリアルナンバーなどの識別番号、センサの画像取得方式(光学式、静電容量方式、圧力検出式、温度検出式、電磁界方式など)、照合方式(特徴点抽出法、パターンマッチング法、周波数解析)、センサ領域の大きさ、エリアセンサかラインセンサか、解像度、画素数、階調数、γ特性、ダイナミックレンジ、画素配列、出力線数、データ出力形式、フレームレート、光源の波長等があげられる。ここでは、センサの画像取得方式(光学式、静電容量方式、圧力検出式、温度検出式、電磁界方式など)による差を画像処理により吸収すると共に、照合方式(特徴点抽出法、パターンマッチング法、周波数解析)の差をサーバー側で対応するシステムを例示する。
【0054】
図9に、本発明の実施形態2における生体認証システムの構成を示すブロック図を示す。図9において、901が画像取得部であり、図8の携帯端末上のセンサユニット807、810、813が相当する。902が信号処理装置である認証部であり、図8のサーバー801が相当する。
【0055】
901において、903がセンサICであり、904が画素により検出した指紋画像信号を出力するまでの部分からなるセンサ部であり、905がセンサの出力信号線である。また、906が指を照明するための光源としてのLEDである。907がセンサやLEDの駆動パルスを作成する駆動部であり、908がセンサ部の駆動パルスなどの制御線群、909がLEDの点滅パルス等の制御線群を示している。
【0056】
910がセンサ属性記憶部であり、911がセンサ属性信号の出力線である。センサ属性記憶部としては、不揮発性のメモリ内に単に属性データを格納して読み出しても良いが、指紋照合というセキュリティに関わる重要な情報であることを考慮すると暗号化した属性データを格納したり、あるいはセンサIC自身の画素の特性に電子透かしの様に属性データを埋め込んでも良い。たとえば、前述の様にダミー画素領域のアルミ配線をレーザーを用いて1個ずつ異なる様に結線や切断を行うことで、センサIC内にシリアルナンバーなどの識別情報をもたせたり、あるいはセンサ内の欠陥画素を識別情報に利用することも出来る。
【0057】
912が、マイコン部(MPU)である。MPU内では、ソフトウェアプログラムが実行され、センサから取得した画像の処理と、通信などの各部制御が行われる。
【0058】
913が画像処理部1であり、914が認証部に対する通信部である。この通信部は、携帯端末の通信部からアクセスポイントを経由してインターネットに接続する手段までを含んで模式的に示している。915が認証部から受信した画像処理部1の設定を行う制御線であり、916が設定した画像処理部1に対して取得画像の送信要求の信号線である。917が、画像処理部1の出力線である。
【0059】
ここで、画像処理部1では、まずセンサの画像取得方式(光学式、静電容量方式、圧力検出式、温度検出式、電磁界方式など)による差を吸収する。センサ属性を受信した認証サーバーからの設定に従い、認証サーバーの受信および照合しやすいデータ形式への変換や画像処理時の条件が設定される。さらに、取得した指紋画像に対して適切な画像処理を加えて加工することで、認証サーバーで登録データと比較するための照合用データを作成する。このときの照合方式は、センサ属性として認証サーバーに送信した照合方式である。たとえば、特徴点抽出方式を用いて照合を行う場合は、元画像に各種フィルタ処理を行い、指紋パターンをから特徴点(指紋のパターンの分岐点や端点)の抽出を行う。あるいは、パターンマッチング法を用いて照合を行う場合は、階調処理を加えたり、画像の回転を検出して画像の方向を登録データと一致させたり、画像の大きさをそろえたりして、登録データと比較しやすいデータに加工する。この画像処理部1で、データサイズの大きい画像データから、少ないデータ量の照合用データに変換することで、ネットワーク通信で送受信しやすくなり、よりインターネット上のビジネスやセキュリティ用途向きの認証システムが提供できる。
【0060】
902において、918が画像取得部に対する通信部である。この通信部は、インターネットに接続する手段を含んで模式的に示している。通信部で受信したセンサ属性情報は、919の属性信号出力線により、センサ属性判別部920に伝えられる。921は判別部からの判別結果の信号の出力線である。922がその判別結果を元に画像取得部の画像処理部1、認証部の画像処理部2、認証部の照合部の設定を行う設定部である。923〜925がセンサ属性に応じて設定部922から各部を設定する制御線である。926が、画像取得部に対して画像取得を要求する画像取得制御部であり、927が画像取得制御部926から通信部918を介して画像取得部901への画像取得の要求を行う信号線である。928が画像処理部2であり、929がその出力線である。931がデーターベース930と画像処理部2の間のデータ線および制御線である。
【0061】
ここで、画像処理部2は、判別した画像取得部の指紋照合方式に従って、データーベース部の登録画像に適切な画像処理を加えて加工することで、画像取得部から取得した照合用データと比較するための登録データに変換する。たとえば、特徴点抽出方式を用いて照合を行うために、元の登録画像に各種フィルタ処理を行い、指紋パターンをから特徴点(指紋のパターンの分岐点や端点)の抽出を行う。あるいは、パターンマッチング法を用いて照合を行うために、階調処理を加えたり、画像の回転を検出して画像の方向を登録データと一致させたり、画像の大きさをそろえたりして、取得した照合用データと比較しやすいデータに加工する。
【0062】
932が画像取得部から受信した照合用データと画像処理部2から得られる登録画像から変換した登録データと照合する照合部である。933が画像取得部から受信した照合用データの信号線である。ここでの照合方式も、判別した画像取得部の指紋照合方式に従って照合処理が切り替えが行われる。たとえば、特徴点抽出方式の場合は、照合用データと登録画像から変換したデータの特徴点の相関をとる。あるいは、パターンマッチング法の場合は、照合用データと登録画像から変換したデータのパターンマッチング処理が行われる。
【0063】
934が認証部から画像取得部に対するセンサ属性の要求信号の流れを模式的にあらわしたものであり、935が画像取得部から認証部へのセンサ属性信号の流れを模式的にあらわしたものであり、936が認証部から画像取得部の画像処理部1への設定信号の流れを模式的にあらわしたものであり、937が認証部から画像取得部への照合用データの要求信号の流れを模式的にあらわしたものであり、938が画像取得部から認証部への照合用データの流れを模式的にあらわしたものである。
【0064】
本実施例では、判別した指紋照合方式に応じて画像処理部2と照合部の処理を切り替えるとともに、送信側から送信される照合用データを作成する画像処理部1の処理も認証部側から制御することで、認証サーバーにおいて複数の指紋認証方式の各端末から送信される指紋データに対応することを可能にしている。
【0065】
図10に、認証部902における初期設定ルーチンを示す。ここでは、特徴点抽出方式とパターンマッチング方式の2種類の照合方式に対応可能な認証システムを例示する。
【0066】
たとえば認証サーバーが携帯端末からアクセスを受けると、認証システムの初期設定が行われる。初期設定ルーチンS1001にはいると、認証部は、S1002においてセンサ属性を要求する。S1003において認証部は、センサ属性を受信する。S1004、S1008において認証部は、920センサ属性判別部によりセンサ属性の判別を行う。センサ属性が特徴点抽出方式を示している場合、S1005において認証部は、928画像処理部2に対して特徴点抽出用の画像処理を設定する。その後S1006において認証部は、932照合部を特徴点抽出用の処理に設定を行う。さらにS1007において認証部は、画像取得部内の913画像処理部1も認証部の処理に対応した設定に変更を行う。その後、S1013でルーチンを終了する。
【0067】
一方、センサ属性がパターンマッチング方式を示している場合、S1009において認証部は、928画像処理部2に対してパターンマッチング用の画像処理を設定する。その後S1010において認証部は、932照合部をパターンマッチング用の処理に設定を行う。さらにS1011において認証部は、画像取得部内の913画像処理部1も認証部の処理に対応した設定に変更を行う。その後、S1013でルーチンを終了する。
【0068】
本実施例では、認証部側の画像処理部2や照合部の処理を、サーバー内で実行されるプログラムにより実行している。したがって、判別したセンサ属性に応じて、これらの処理を切り替えて行うようにあらかじめプログラミングをしている。また、画像取得部側の画像処理部1の処理は、画像取得部内のMPU上のプログラムで実行されている。したがって、判別したセンサ属性を受信した認証部からの指示に従い、画像処理部1のレジスタ設定を変更したり、あるいはMPUで実行するプログラムを認証部からダウンロードして実行することで、画像処理プログラム自身を交換することで認証部に応じた処理への切り替えを行う。もちろん、実施例1同様ハード的に回路を切り替えてもかまわない。
【0069】
このように本発明は、画像取得部は生体認証用の照合用情報と共に、センサの属性情報を前記認証部に対して送るセンサ属性記憶部を設けた構成とした。また、認証部は画像取得部のセンサ属性を判別する判別部と、前記判別部により判別したセンサ属性に応じて前記画像取得部あるいは認証部の画像処理部の設定を変更する設定部を設けた構成とした。ここで、センサ属性に応じて変更する設定は、センサの駆動方法または、センサからの画像信号を照合に適した形に加工する画像処理部の画像処理方法、照合部の照合方法自身に関する設定等である。
【0070】
これにより、携帯端末やネットワークを介して、センサ部と照合部が切り離されるケースにおいて、異なる指紋画像取得方式や照合方式が混在した場合においても、認証部が照合に必要なセンサ側の設定や照合のための画像処理方法を認識することが可能となり、自動的に認証部が画像取得部に対応した設定を行うことを実現する。
【0071】
また、認証部分をサーバーにおいて共通で使用することで、画像取得部のみを携帯機器に搭載することで汎用性のあるシステムが構成できるため、安価、小型、低消費電力の携帯機器に搭載可能な性能の高い認識装置を実現することができる。
【0072】
本実施形態では、指の指紋により被写体(本人)の照合を行うシステムについて説明したが、目の網膜、顔の輪郭等の人相、手の形状,大きさ等により被写体(本人)の照合を行うシステムについても同様に用いることができる。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、精度の良い認証が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の指紋照合システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態1の指紋照合システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1のセンサ部104の内部構成を示すブロック図である。
【図4】図3の画素部41の構成を示すブロック図である。
【図5】実施形態1で例示するセンサの画素領域を示す模式図である。
【図6】実施形態1で例示するセンサ部の動作を説明するタイミングチャートである。
【図7】実施形態1で例示する画像処理部の設定を説明する説明図である。
【図8】本発明の実施形態2の指紋照合システムを説明する説明図である。
【図9】本発明の実施形態2の指紋照合システムの構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の実施形態2の指紋照合システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
101 画像取得部
102 認証部
103 センサIC
104 センサ部
105 センサ属性記憶部
106 LED
107 FPGA
108 センサ駆動部
109 画像処理部1
110 センサ属性加工部
111 駆動パルスなどの制御線群
112 LEDの制御線群
113 センサ部104からの画像信号線
114 画像処理部1からの出力データ線
115 センサ属性記憶部105からのセンサ属性出力線
116 センサ属性加工部110で加工後のセンサ属性出力線
117 画像処理部2
118 照合部
119 データーベース
120 通信部
121 画像取得部の制御を行う制御部
122 センサ属性の判別部
123 設定部
124 センサ属性加工部110へのセンサ属性の要求を行う信号線
125 センサ属性判別部122から判別した結果を送る信号線である。
126〜129 各部を設定する制御線
130 センサ駆動部108への画像取得の要求を行う信号線
131 画像処理部2からの出力データ線
132 照合部からの出力信号線
133 データーベース119と照合部118の間のデータ線および制御線
134 通信線

Claims (4)

  1. 被写体情報を取得するセンサからの画像情報と、予め記憶された登録情報とを照合する照合部と、
    前記センサの属性情報に基づき、前記画像情報を変更する設定部とを有し、
    前記照合部は、前記設定部により変更された前記画像情報と、前記登録情報とを照合することを特徴とする信号処理装置。
  2. 被写体情報を取得するセンサからの画像情報と、予め記憶された登録情報とを照合する照合部と、
    前記センサの属性情報に基づき、前記登録情報を変更する設定部とを有し、
    前記照合部は、前記設定部により変更された前記登録情報と、前記画像情報とを照合することを特徴とする信号処理装置。
  3. 生体認証を目的とした照合用画像情報を取得するためのセンサを備えた画像取得部と、前記センサから取得した画像情報とあらかじめ保存してある登録情報とを照合することにより認証を行う認証部からなる生体認証システムにおいて、
    前記画像取得部は生体認証用の照合用画像情報と共に、センサの属性情報を前記認証部に対して送るセンサ属性記憶部を有することを特徴とした生体認証システム。
  4. 生体認証を目的とした照合用画像情報を取得するためのセンサを備えた画像取得部と、前記センサから取得した画像情報とあらかじめ保存してある登録情報とを照合することにより認証を行う認証部からなる生体認証システムにおいて、
    前記認証部は前記画像取得部のセンサ属性を判別する判別部と、前記判別部により判別したセンサ属性に応じて前記画像取得部のセンサ駆動方法の設定を変更する設定部を有することを特徴とした生体認証システム。
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