JP2005024813A - 複合光学装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光を出射する第1の光学素子(面発光レーザー)と第1の光学素子からの光が入射する第2の光学素子(光ファイバー)と前記第1の光学素子と第2の光学素子との2つの光学素子を光結合させる光コネクターとを有する複合光学装置において、前記光コネクターは、第1の光学素子および第2の光学素子と直接接しており、第1の光学素子と接する面積が第2の光学素子と接する面積よりも大きくなっている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光インターコネクションなどに利用される複合光学装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
面発光レーザーやフォトダイオードは、並列光インターコネクションのキーデバイスとして、その有用性が高まっている。その実用化においては、光を制御する実装が必要となり、従来の電気部品実装に比べて高い実装精度が要求されている。特に、光ファイバーや導波路などと発光素子や受光素子とを接合するコネクター部は、高い精度の実装を行わないと、大きな光損失が生じることから、様々な研究がなされている。また、シングルモードの光ファイバーなどはそのコア径が数μmと小さいことから、発光素子から発せられる光をレンズなどによって集光して、光結合する方法が取られている。
【0003】
近年、半導体プロセスなどを駆使し、非常に高精度に加工された部材を利用し、その部材の面を基準面にそれぞれ光学素子を実装する方法が実用化されている。この高精度に加工された部材をMOB(Micro−Optical Bench)と呼び、MOB実装法として、様々な要求を満足する上で、非常に重要な技術である。しかし、このような実装方法においては、その製造コストの面で、大きな課題が残されている。
【0004】
他にも、マイクロレンズなどの光学素子をMOBの利用なしで、直接、面発光レーザーに貼り付ける方法も検討されている(例えば特許文献1(図20)、特許文献2(図21)、特許文献3(図22))。
【0005】
すなわち、特許文献1(図20)の実装方法では、マイクロレンズをインクジェット方式によって、面発光レーザーの上部に付けるもので、その実装精度は低い。また、レンズの形状はインクジェットによるリフロー法であるため、自由度の小さい球面形状となる。リフロー法によるレジスト形成後に、エッチングする時の選択比をコントロールして非球面を形成する方法はあるが、高精度のコントロールは難しく、精度のあるレンズは困難である。
【0006】
また、特許文献2(図21)では、面発光レーザーの出射部に屈折率分布レンズを形成するものであるが、この屈折率分布レンズでは、NAの大きいような急角度の屈折は難しい。また、通常のレンズがその界面において、屈折率が離散的に変わるのに対し、屈折率分布レンズは、その屈折率が連続的に変化するため、屈折角が一意に決まらない。そのため、クロストークなどの問題が発生する。
【0007】
また、特許文献3(図22)では、面発光レーザーの発光部に、樹脂でマイクロレンズの形を作っている。このようにマイクロレンズを作る事で、概ね全ての光を屈折する事ができる。しかし、この方法では、樹脂を溶かし、その表面張力で形状を作るリフロー法を採用しているので、その形状は球面に限られる。また、樹脂をリフローしそのままレンズとして用いているので、レンズ内の屈折率分布が存在しやすく、波面収差の大きく、精度の高いコリメート光を作る事ができない。
【0008】
また、レンズでは、そのレンズ形状の誤差を含み、そのレンズの公差を実現するために、非常に高価な部品を加える必要がある。従って、レンズなどを利用しないで、かつ、光の集光機能を発現し、実装精度の公差を緩める素子が必要とされている。
【0009】
以上の様に、実装による誤差が大きいと光の結合効率が低下し、高い実装精度を要求する製造方法やマイクロレンズを挟む製造方法ではコストが上昇する。
【0010】
【特許文献1】
特開2001−185752号公報
【0011】
【特許文献2】
特開平9−532428号公報
【0012】
【特許文献3】
特開平9−072759号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、低い製造コストでかつ高い結合効率を実現可能な複合光学装置およびその製造方法を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、光を出射する第1の光学素子と第1の光学素子からの光が入射する第2の光学素子と前記第1の光学素子と第2の光学素子との2つの光学素子を光結合させる光コネクターとを有する複合光学装置において、前記光コネクターは、第1の光学素子および第2の光学素子と直接接しており、第1の光学素子と接する面積が第2の光学素子と接する面積よりも大きいことを特徴としている。
【0015】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の複合光学装置において、前記光コネクターは、第1の光学素子と第2の光学素子とを配置した後に液状の樹脂を硬化したものとなっていることを特徴としている。
【0016】
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の複合光学装置において、前記第2の光学素子は、コア領域を有し、前記第2の光学素子の前記光コネクターと接触する面における前記樹脂の濡れ性は、コア領域の方が他の領域に比べて大きいことを特徴としている。
【0017】
また、請求項4記載の発明は、請求項3記載の複合光学装置において、前記第2の光学素子の前記光コネクターと接触する面には、TiO2膜が形成されていることを特徴としている。
【0018】
また、請求項5記載の発明は、請求項2記載の複合光学装置において、前記第2の光学素子は、コア領域を有し、前記第2の光学素子の前記光コネクターと接触する面におけるコア領域が凸状になっていることを特徴としている。
【0019】
また、請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の複合光学装置において、前記第1の光学素子は、発光素子であり、前記第2の光学素子は、光ファイバーまたは導波路であることを特徴としている。
【0020】
また、請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の複合光学装置において、前記第1の光学素子は、光ファイバーまたは導波路であり、前記第2の光学素子は、受光素子であることを特徴としている。
【0021】
また、請求項8記載の発明は、第1の光学素子の上に液状の樹脂を塗布する工程と、
第2の光学素子をその樹脂に接触する工程と、
第2の光学素子を引き上げ、第1の光学素子と第2の光学素子との距離を一定に保つ工程と、
前記樹脂を硬化させる工程と
を有していることを特徴としている。
【0022】
また、請求項9記載の発明は、請求項8記載の複合光学装置の製造方法において、第2の光学素子を作製する際に、コアを伝播する光を利用して樹脂を硬化することを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0024】
(第1の実施形態)
実装精度は通常の電気部品では数百μmであり、それ以上精度を向上させると、それだけ実装に対する製造コストが上昇する。低い実装精度においても、高い結合効率が実現できる方法が必要である。実装による誤差が生じた場合には、それを補正できるような導波路の機能を有した光コネクターが必要である。この機能はマイクロレンズが有するが、マイクロレンズを利用するとコストがかさむ要因となる。
【0025】
このような問題を解決するため、本発明の第1の実施形態は、光を出射する第1の光学素子と第1の光学素子からの光が入射する第2の光学素子と前記第1の光学素子と第2の光学素子との2つの光学素子を光結合させる光コネクターとを有する複合光学装置において、前記光コネクターは、第1の光学素子および第2の光学素子と直接接しており、第1の光学素子と接する面積が第2の光学素子と接する面積よりも大きいことを特徴としている。
【0026】
このような構成では、第1の光学素子から出射された光は、光コネクターの導波路の機能によって、効率的に第2の光学素子に導かれる。この時、光コネクターの第2の光学素子との接触面積を、第2の光学素子の光を伝播する領域(光ファイバーのコア領域のような領域)と同等にする事で、結合効率は高まる。第1の光学素子と光コネクターとの接触面は、後述する図1に示す様に光の出射領域だけに限らない。第1の光学素子と光コネクターとの接触面は、第1の光学素子の光の出射領域を含みその周辺を接触面積としている。このような形状であれば、例えば図1に示す様に、第2の光学素子(図1の例では、光ファイバー)が第1の光学素子(図1の例では、面発光レーザー)の正面に正確に配置される必要はない。これは、実装する際の公差となり、この許容される量が大きいことによって、実装製造コストが低減する。これは、例えば図1に示す様に、光が光コネクターの導波路機能によって、任意の位置に導かれる事によっている。
【0027】
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態は、第1の実施形態の光コネクターが、第1の光学素子と第2の光学素子とを配置した後に液状の樹脂を硬化したものとなっていることを特徴としている。
【0028】
第1の光学素子と第2の光学素子を配置したときに初めて、それぞれの配置誤差が決定され(実装による誤差の大きさ,その方向は、それぞれ、その実装した個体によって異なる)、その誤差に対応した光コネクターの形状(導波路形状)が求められる。このように、第1,第2の光学素子を配置した後にそれをつなぐ光コネクターの形状が決まれば、それぞれの配置誤差に対応した光コネクター形状が選択できる。
【0029】
(第3の実施形態)
第1の光学素子から出射された光が効率良く第2の光学素子に導かれる必要がある。そのためには、第2の光学素子の光が導かれる必要がある領域(コア領域)を中心に円錐形の光コネクターが望まれる。ここで、定義したコア領域は、光ファイバーなどで言われるコアとほぼ同じ意味で用いる。つまり、第2の光学素子にも、光ファイバーのようにクラッドとコアがあり、コアの中に光が閉じ込められている形態を示している。また、第2の光学素子がフォトダイオードなどの受光素子の場合には、コアは、その受光部を指し、それ以外の領域と区別する。第2の光学素子はコア領域のみに光コネクターが接することが望まれ、その形態であれば、第1の光学素子から出射された光は高い効率で第2の光学素子に伝わることになる。
【0030】
このことから、本発明の第3の実施形態は、第2の実施形態の複合光学装置において、前記第2の光学素子は、コア領域を有し、前記第2の光学素子の前記光コネクターと接触する面における前記樹脂の濡れ性は、コア領域の方が他の領域に比べて大きいことを特徴としている。これにより、光が導かれる必要がある領域(コア領域)が選択的に樹脂と濡れ、他の領域に比べ、樹脂はコア領域とのみ接触面を有する。また、これを硬化して出来上がる光コネクターは、コア領域だけに接触面をもつ形状となる。第2の光学素子は光が入射する方であり、可能な限り、コア領域と樹脂の濡れる領域とが一致することが望まれる。これにより、第1の実施形態の構成を実現でき、結合効率が高い光コネクターが実現できる。
【0031】
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態は、第3の実施形態の複合光学装置において、前記第2の光学素子の前記光コネクターと接触する面には、TiO2膜が形成されていることを特徴としている。TiO2は、光を照射した部分のみ、その濡れ性を高めることができる。今回、選択的に濡れ性を高めたい部分は、光を通すことができるコア領域に限られており、そのコア領域だけに選択的に光を照射することは容易であり、かつ、これはセルフアライメントで可能である。これにより、コア領域だけを正確に濡れ性を高めることが可能となる。
【0032】
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態は、第2の実施形態の複合光学装置において、前記第2の光学素子は、コア領域を有し、前記第2の光学素子の前記光コネクターと接触する面におけるコア領域が凸状になっていることを特徴としている。これにより、第2の光学素子を第1の光学素子に接近させた際に、コア領域が樹脂に触れる可能性を高めることができる。すなわち、コア領域だけに選択的に樹脂が接触し、その状態から第2の光学素子を引き離すことで、第1の実施形態の構成を実現できる。
【0033】
(第6の実施形態)
本発明の第6の実施形態は、第1乃至第5のいずれかの実施形態の複合光学装置において、第1の光学素子が発光素子であり、第2の光学素子が光ファイバーまたは導波路であることを特徴としている。
【0034】
(第7の実施形態)
本発明の第7の実施形態は、第1乃至第5のいずれかの実施形態の複合光学装置において、第1の光学素子が光ファイバーまたは導波路であり、第2の光学素子がフォトダイオードなどの受光素子であることを特徴としている。
【0035】
面発光レーザーや端面発光型レーザー、あるいは、フォトダイオードは、光インターコネクションには必須の素子であり、第6,第7の実施形態では、これらの素子と導波路や光ファイバーとの効率の良い光結合を実現できる。
【0036】
(第8の実施形態)
本発明の第8の実施形態は、第1の光学素子の上に液状の樹脂を塗布する工程と、
第2の光学素子をその樹脂に接触する工程と、
第2の光学素子を引き上げ、第1の光学素子と第2の光学素子との距離を一定に保つ工程と、
前記樹脂を硬化させる工程と
を有していることを特徴とする複合光学装置の製造方法である。
【0037】
ここで、樹脂は第2の光学素子に接触し、接着した状態で、その粘性をもって、形状を変形する。その変形は樹脂の粘性に起因し、粘性や引き上げる距離、樹脂の量、第1,第2の光学素子との接触面積などをコントロールすることで、任意な形状をコントロールすることができる。このような方法を採用することで、第2の実施形態の構成を実現できる。
【0038】
(第9の実施形態)
本発明の第9の実施形態は、第8の実施形態の複合光学装置の製造方法において、第2の光学素子を作製する際に、コアを伝播する光を利用して樹脂を硬化することを特徴としている。
【0039】
第2の光学素子において、コア領域は逆の端面から光を通すことが可能な領域である。つまり、コア領域だけから、正確に光出射することが可能である。このコア領域から正確に出射された光を使用して樹脂を硬化することで、セルフアライメントで、コア領域に硬化樹脂を形成できる。このように形成された樹脂はコア領域だけに形成された突起物となる。これは、第5の実施形態に示すようなコア領域の凸状物となり、第5の実施形態に示す機能を有する。
【0040】
【実施例】
次に、本発明の実施例を説明する。
【0041】
(実施例1)
図1は実施例1の複合光学装置を示す図である。図1を参照すると、実施例1の複合光学装置は、面発光レーザーと、シングルモードの光ファイバーと、面発光レーザーとシングルモードの光ファイバーとを光接続する光コネクターとからなっている。
【0042】
ここで、面発光レーザーは、その表面に突起状に数十μm径の発光領域を有している。また、光ファイバーと面発光レーザーは、数百μmの距離を挟んで配置されている。また、光コネクターは、透明な樹脂で形成されており、光硬化型の樹脂が用いられる。また、光コネクターは、面発光レーザー側ではその径が約百μm程度であり、光ファイバー側では十μm程度の径となっている。また、光ファイバーには、コア径が約十μmのものが用いられている。また、光ファイバーの表面にはTiO2が塗布されており、光ファイバーの逆端面から光を照射することで、コア領域のみ、樹脂の濡れ性が大きくなっている。また、光コネクターの周辺には、黒く、屈折率が低い固定樹脂が封入されている。この固定樹脂によって、光ファイバーと面発光レーザーとが固定されている。また、この樹脂によって、図2に示す様に、隣接する面発光レーザーからの光が入ることを防止できる。これにより、隣接ファイバーとの距離が小さくとも、クロストークを大幅に低減できる。
【0043】
図3乃至図7は実施例1の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。図3に示すように、面発光レーザーはベアチップ状でPCB上に配置されている。このPCB上に固定された面発光レーザー基板に、百μm程度の径をもつ樹脂を滴下する。樹脂は、高い粘性をもち、図3に示すように、面発光レーザー表面で、半球近い状態で保持される。この滴下される樹脂の位置精度は数十μmであればよく、滴下された液滴の中心は、その誤差を含んで、面発光レーザーの発光中心にある。
【0044】
また、光ファイバーの端面には、TiO2が塗布されている。ここで、塗布方法は、スプレーコートなどの簡便な方法を選び、その膜厚は数μm程度である。この光ファイバー面とは逆の端面からUV光を照射する。TiO2は光照射よりその濡れ性を高める性質があるので、この光照射によって、図4に示すように、コア領域は、樹脂に対して濡れ性が高くなり、コア領域以外の領域は濡れ性が低い状態となる。
【0045】
この光ファイバーを先の面発光レーザーの表面に接近させ、図5に示すように、樹脂と光ファイバーとを接触させる。樹脂は、光ファイバーの端面のほぼ全面と接触する。この後、光ファイバーを百μm程度上方に引き上げる。この時、光ファイバーのコア領域のみに樹脂が濡れている。この状態で引き上げることで、図6に示すように、コア領域に選択的に密着したように樹脂が変形する。すなわち、樹脂は、光ファイバーのコア領域を中心とした円錐形となる。この状態で保持し、UV光(ランプ光)を照射することで、樹脂を硬化させる。
【0046】
この状態を保持したまま、屈折率の低い固定樹脂を注入する。樹脂は、面発光レーザー基板全体を覆い、厚さは数mm程度で、光ファイバーの一部を含むようにしてある。これにより、面発光レーザーと光ファイバーはその間隔を固定されることになる。樹脂は黒色をしており、光が入射した場合にもそれを吸収する。樹脂は熱硬化型であり、注入後硬化される(図7を参照)。
【0047】
(実施例2)
実施例2の複合光学装置も、実施例1と同様、図1に示すように、面発光レーザーと、シングルモードの光ファイバーと、面発光レーザーとシングルモードの光ファイバーとを光接続する光コネクターとからなっている。
【0048】
ここで、面発光レーザーは、その表面に突起状に数十μm径の発光領域を有している。また、光ファイバーと面発光レーザーは、数百μmの距離を挟んで配置されている。また、光コネクターは、透明な樹脂で形成されており、光硬化型の樹脂が用いられる。また、光コネクターは、面発光レーザー側ではその径が約百μm程度であり、光ファイバー側では十μm程度の径となっている。また、光ファイバーには、コア径が約十μmのものが用いられている。また、光ファイバーには、コア領域のみ突起しているものを用いている。光ファイバーのこの突起物は、光コネクターと同じ樹脂でできている。このため、外見上は、光コネクターと光ファイバーの突起物とは一体化している。この突起物があることで、選択的に光が光ファイバーに入射することになる。また、光コネクターの周辺には、黒く、屈折率が低い固定樹脂が封入されている。この固定樹脂によって、光ファイバーと面発光レーザーとが固定されている。また、この樹脂によって、図2に示す様に、隣接する面発光レーザーからの光が入ることを防止できる。これにより、隣接ファイバーとの距離が小さくとも、クロストークを大幅に低減できる。
【0049】
図8乃至図13は実施例2の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。図8に示すように、面発光レーザーはベアチップ状でPCB上に配置されている。このPCB上に固定された面発光レーザー基板に、百μm程度の径をもつ樹脂を滴下する。樹脂は、高い粘性をもち、図8に示すように、面発光レーザー表面で、半球近い状態で保持される。この滴下される樹脂の位置精度は数十μmであればよく、滴下された液滴の中心は、その誤差を含んで、面発光レーザーの発光中心にある。
【0050】
また、図9に示すようにして、光ファイバーの先端コア領域のみに突起物を作成する。すなわち、UVランプによって、光ファイバーに一方の端面からUV光を入射する。これにより、UV光は光ファイバーの他方の端面から出射する。この出射光を利用して樹脂を硬化する。硬化する樹脂は、光が当る領域だけであり、この硬化する樹脂が、突起物として、図10に示すように、コア領域の先端に選択的に形成される。この時に用いる樹脂は、図8において面発光レーザーに滴下したものと同じであり、屈折率は同じである。この方法は、文献「Proc.SPIE,vol4106,pp11−20,2000」に詳細が示されている。
【0051】
次いで、図11に示すように、図10の光ファイバーを図8の面発光レーザーの表面に接近させ、面発光レーザー表面の樹脂と光ファイバーの突起物とを接触させる。この際、樹脂は光ファイバーの突起物にのみ接触し、他の部分には接触しないようにする。
【0052】
この後、図12に示すように、光ファイバーを百μm程度上方に引き上げる。この状態で引き上げることで、コア領域に選択的に密着したように樹脂が変形する。すなわち、樹脂は光ファイバーのコア領域を中心とした円錐形となる。この状態で保持し、UV光を照射することで、樹脂を硬化させる。
【0053】
この状態を保持したまま、屈折率の低い固定樹脂を注入する。樹脂は、面発光レーザー基板全体を覆い、厚さは数mm程度で、光ファイバーの一部を含むようにしてある。これにより、面発光レーザーと光ファイバーはその間隔を固定されることになる。樹脂は黒色をしており、光が入射した場合にもそれを吸収する。樹脂は熱硬化型であり、注入後硬化される(図13を参照)。
【0054】
(実施例3)
図14は実施例3の複合光学装置を示す図である。図14を参照すると、実施例3の複合光学装置は、フォトダイオードと、シングルモードの光ファイバーと、フォトダイオードとシングルモードの光ファイバーとを光接続する光コネクターとからなっている。
【0055】
ここで、フォトダイオードは、その表面に突起状に数十μm径の受光領域を有している。また、光ファイバーとフォトダイオードは、数百μmの距離を挟んで配置されている。また、光コネクターは、透明な樹脂で形成されており、光硬化型の樹脂が用いられる。また、光コネクターは、フォトダイオード側ではその径が約十μm程度であり、光ファイバー側では約百μm程度の径となっている。また、光ファイバーには、コア径が約十μmのものが用いられている。また、光コネクターの樹脂とフォトダイオードとの接触面の大きさは、フォトダイオードの受光面の大きさとほぼ同等である。これにより、光ファイバーからの光は、ほぼ100%フォトダイオードに受光されることになる。また、光コネクターの周辺には、黒く、屈折率が低い固定樹脂が封入されている。この固定樹脂によって、光ファイバーとフォトダイオードとが固定されている。また、この樹脂によって、隣接するフォトダイオードに光が入ることを防止できる。
【0056】
図15乃至図19は実施例3の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。先ず、図15に示すように、光ファイバーを樹脂に浸し、それを引き上げることで、光ファイバー端面にほぼ球形の樹脂を形成する。この時点では、樹脂は液状であり、硬化はしていない。
【0057】
また、図16に示すように、フォトダイオードは、ベアチップ状でPCB上に配置される。このフォトダイオードチップは、受光面のみに露光を施したTiO2膜が形成されている。TiO2露光によって、その濡れ性を高めており、従って、フォトダイオードの受光面のみ樹脂に濡れやすくなっている。この状態で、端面に樹脂が形成された光ファイバーを押しつける。押しつけられた樹脂は、図17に示すように変形し、フォトダイオードチップ全体に押しつけられることになる。この状態で、図18に示すように、光ファイバーを引き上げると、濡れ性の高い部分を除いて、樹脂はフォトダイオードとの接触がなくなる。このフォトダイオードの受光部のみに樹脂が接触した状態を保持し、UVランプによって樹脂を硬化する。この後に、図19に示すように、光ファイバーを固定する黒色の樹脂を注入し、硬化する。
【0058】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1乃至請求項7記載の発明によれば、光を出射する第1の光学素子と第1の光学素子からの光が入射する第2の光学素子と前記第1の光学素子と第2の光学素子との2つの光学素子を光結合させる光コネクターとを有する複合光学装置において、前記光コネクターは、第1の光学素子および第2の光学素子と直接接しており、第1の光学素子と接する面積が第2の光学素子と接する面積よりも大きくなっており、入射側に対して出射側の面積が小さい光導路機能を有する光コネクターとしたことで、第1の光学素子と第2の光学素子との実装精度が緩やかになる。これにより、低い製造コストでかつ高い結合効率を実現できる。
【0059】
特に、請求項2記載の発明では、請求項1記載の複合光学装置において、前記光コネクターは、第1の光学素子と第2の光学素子とを配置した後に液状の樹脂を硬化したものとなっており、第1,第2の光学素子を配置した後に樹脂を硬化した光コネクターを利用することで、それぞれの配置に対応した光コネクター形状が実現できる。これにより、それぞれの配置に対して、光結合効率を低減させない(つまりは、配置に対する公差が緩やかになる)複合光学装置を提供できる。
【0060】
また、請求項3,請求項4記載の発明では、請求項2記載の複合光学装置において、前記第2の光学素子は、コア領域を有し、前記第2の光学素子の前記光コネクターと接触する面における前記樹脂の濡れ性は、コア領域の方が他の領域に比べて大きいので(すなわち、コア領域だけ濡れ性を高めることで)、選択的にコア領域にだけ樹脂を形成でき、その領域にだけ、光が通ることになる。これにより、製造コストの低く、光結合効率が高い光コネクターを実現でき、製造コストが低減できた複合光学装置を提供できる。
【0061】
また、請求項5記載の発明では、請求項2記載の複合光学装置において、前記第2の光学素子は、コア領域を有し、前記第2の光学素子の前記光コネクターと接触する面におけるコア領域が凸状になっているので(すなわち、コア領域だけ突起した形状の第2の光学素子を利用することで)、コア領域だけが光コネクターとなる樹脂と接触する。これにより、光結合効率が高い光コネクターを実現でき、製造コストが低減できた複合光学装置を提供できる。
【0062】
また、請求項6記載の発明では、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の複合光学装置において、前記第1の光学素子は、発光素子であり、前記第2の光学素子は、光ファイバーまたは導波路であり、第1の光学素子を例えば面発光レーザーとすることで、出射面と水平な基板面を広く取ることができ、この場合には、固定用の樹脂などを多く注入でき、安定した固定が低コストで実現できる。
【0063】
また、請求項7記載の発明では、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の複合光学装置において、前記第1の光学素子は、光ファイバーまたは導波路であり、前記第2の光学素子は、受光素子であり、第2の光学素子を例えばフォトダイオードとすることで、出射面と水平な基板面を広く取ることができ、この場合には、固定用の樹脂などを多く注入でき、安定した固定が低コストで実現できる。
【0064】
また、請求項8,請求項9記載の発明では、第1の光学素子の上に液状の樹脂を塗布する工程と、
第2の光学素子をその樹脂に接触する工程と、
第2の光学素子を引き上げ、第1の光学素子と第2の光学素子との距離を一定に保つ工程と、
前記樹脂を硬化させる工程と
を有しており、それぞれの配置に対応するように樹脂の粘性を利用することにより、製造コストが低減できた複合光学装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の複合光学装置を示す図である。
【図2】実施例1の複合光学装置の作用効果を説明するための図である。
【図3】実施例1の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。
【図4】実施例1の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。
【図5】実施例1の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。
【図6】実施例1の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。
【図7】実施例1の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。
【図8】実施例2の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。
【図9】実施例2の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。
【図10】実施例2の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。
【図11】実施例2の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。
【図12】実施例2の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。
【図13】実施例2の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。
【図14】実施例3の複合光学装置を示す図である。
【図15】実施例3の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。
【図16】実施例3の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。
【図17】実施例3の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。
【図18】実施例3の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。
【図19】実施例3の複合光学装置の製造方法を説明するための図である。
【図20】従来技術を説明するための図である。
【図21】従来技術を説明するための図である。
【図22】従来技術を説明するための図である。
Claims (9)
- 光を出射する第1の光学素子と第1の光学素子からの光が入射する第2の光学素子と前記第1の光学素子と第2の光学素子との2つの光学素子を光結合させる光コネクターとを有する複合光学装置において、前記光コネクターは、第1の光学素子および第2の光学素子と直接接しており、第1の光学素子と接する面積が第2の光学素子と接する面積よりも大きいことを特徴とする複合光学装置。
- 請求項1記載の複合光学装置において、前記光コネクターは、第1の光学素子と第2の光学素子とを配置した後に液状の樹脂を硬化したものとなっていることを特徴とする複合光学装置。
- 請求項2記載の複合光学装置において、前記第2の光学素子は、コア領域を有し、前記第2の光学素子の前記光コネクターと接触する面における前記樹脂の濡れ性は、コア領域の方が他の領域に比べて大きいことを特徴とする複合光学装置。
- 請求項3記載の複合光学装置において、前記第2の光学素子の前記光コネクターと接触する面には、TiO2膜が形成されていることを特徴とする複合光学装置。
- 請求項2記載の複合光学装置において、前記第2の光学素子は、コア領域を有し、前記第2の光学素子の前記光コネクターと接触する面におけるコア領域が凸状になっていることを特徴とする複合光学装置。
- 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の複合光学装置において、前記第1の光学素子は、発光素子であり、前記第2の光学素子は、光ファイバーまたは導波路であることを特徴とする複合光学装置。
- 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の複合光学装置において、前記第1の光学素子は、光ファイバーまたは導波路であり、前記第2の光学素子は、受光素子であることを特徴とする複合光学装置。
- 第1の光学素子の上に液状の樹脂を塗布する工程と、
第2の光学素子をその樹脂に接触する工程と、
第2の光学素子を引き上げ、第1の光学素子と第2の光学素子との距離を一定に保つ工程と、
前記樹脂を硬化させる工程と
を有していることを特徴とする複合光学装置の製造方法。 - 請求項8記載の複合光学装置の製造方法において、第2の光学素子を作製する際に、コアを伝播する光を利用して樹脂を硬化することを特徴とする複合光学装置の製造方法。
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