JP2005023661A - ユニットハウス - Google Patents
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Abstract
【課題】輸送時における輸送の安全を図ることができると共に、輸送効率と、組立時における施工効率とを共に向上することのできるユニットハウスを提供する。
【解決手段】山型の勾配屋根を有する切妻屋根部10が折り畳み可能なユニットハウス100であって、少なくとも4つの壁面パネルからなる建物躯体1と、前記切妻屋根部10を構成し、前記建物躯体1の上端に、夫々相対向して取り付けられた1対の屋根パネル3および該屋根パネル3を支える1対の小屋組2とを備え、前記1対の屋根パネル3と1対の小屋組2とは、回動方向が直交するように、前記建物躯体1の上端に蝶番連結によって回動自在に取り付けられ、折り畳み時には、前記1対の屋根パネル3および小屋組2が水平方向に可倒される。
【選択図】 図2
【解決手段】山型の勾配屋根を有する切妻屋根部10が折り畳み可能なユニットハウス100であって、少なくとも4つの壁面パネルからなる建物躯体1と、前記切妻屋根部10を構成し、前記建物躯体1の上端に、夫々相対向して取り付けられた1対の屋根パネル3および該屋根パネル3を支える1対の小屋組2とを備え、前記1対の屋根パネル3と1対の小屋組2とは、回動方向が直交するように、前記建物躯体1の上端に蝶番連結によって回動自在に取り付けられ、折り畳み時には、前記1対の屋根パネル3および小屋組2が水平方向に可倒される。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳み可能な構造を有する切妻屋根のユニットハウスに関する。
【0002】
【従来の技術】
ユニットハウスを設置する場合、例えば、工場で一定のモジュール単位で生産を行ない、各モジュールを現場に輸送後、組立を行なう、または工場ですべて組立後、設置現場に輸送するといった方法がとられている。
このうち、前者の方法にあっては、設置現場で組立作業を行なうため、ユニットハウスの組立に長時間を費やすという課題があった。
【0003】
一方、後者の方法にあっては、現地での設置作業に時間を要しないが、ユニットハウスの高さが高くなり、車両で安全に輸送できないという課題があった。
また、このようにユニットハウス全体の高さ寸法が高くなると、例えば車両輸送の際に、最短輸送ルートにおいて道路の高さ規制を超過するポイントの存在確率が高くなり、迂回ルートを余儀なく選択しなければならず、その結果、輸送効率が低下していた。
【0004】
このような課題に対し、特許文献1(特開平5−306548号公報)では、ユニットハウスを構成する各パネルを折り畳み構造とすることにより、輸送時にはコンパクトな形状とすることができるユニットハウスが提案されている。
この特許文献1に示されるユニットハウスの屋根を展開した状態の斜視図を図8(a)に、このユニットハウスを折り畳んだ状態の短手側の側面図を図8(b)に示す。
【0005】
図8(a)に示すように、このユニットハウス50は、各一対とした平側パネル51、屋根パネル52、前後妻側パネル53、および床パネル54(図示せず)から構成される。また、前記平側パネル51には、必要に応じて窓51aあるいはドア51bが設けられている。
【0006】
この平側パネル51には、その上端に屋根パネル52、その両側端に前後の妻側パネル53、また、その下端に床パネル54(図示せず)が、夫々蝶番連結されており、該平側パネル51を基準として夫々折り畳み可能に構成されている。
このように特許文献1に示されるユニットハウスの構造においては、各パネルが蝶番連結によって回動自在に構成されているため、折り畳むことによって、図8(b)に示すようにコンパクトな形状にすることができる。
また、設置現場での組立作業も、蝶番連結された各パネルを展開することによって、容易に行なうことができる。
【0007】
一方、前記した課題に対し、特許文献2(特開平8−260608号公報)には、折り畳み可能な屋根ユニットが開示されている。
この特許文献2に示される屋根ユニットの組立状態の側面図を図9(a)に、折り畳んだ状態の側面図を図9(b)に示す。
【0008】
図9(a)に示す屋根ユニット60は、建物躯体を構成する複数の建物ユニット70上に夫々設置され、該複数の屋根ユニット60により屋根部を形成するように構成されている。
すなわち、各屋根ユニット60は、建物ユニット70上に設置されるベースフレーム61と、このベースフレーム61に束部材63によって取り付けられた屋根パネル62と、軒天材64と、吊部材65とにより構成されている。
このうち屋根パネル62は、ベースフレーム61上の軒先側において回動自在に連結されている。
【0009】
また、前記束部材63は、屋根パネル62の棟側に回動自在に連結されている。
そして、軒天材64は、前記屋根パネル62の軒先側に一端が回動自在に連結され、また、吊部材65は、前記ベースフレーム61の軒先側に一端が回動自在に連結され、かつ他端が前記軒天材64の他端と連結されている。
【0010】
このように、特許文献2に示される屋根ユニット60は、図9(b)に示すように高さ寸法を抑えて折り畳むことができるため、例えば車両輸送の際に道路の高さ規制を超えないように構成されている。
【0011】
【特許文献1】
特開平5−306548号公報(第3頁左欄第5行乃至第31行、第2図、第4図)
【特許文献2】
特開平8−260608号公報(第3頁右欄第41行乃至第4頁右欄第42行、第2図、第3図)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献1においては、図8(b)に示すように折り畳んだ状態の横幅寸法を狭くすることが可能である。
しかしながら、前記ユニットハウス50の屋根パネル52の勾配を大きくしたい場合、屋根パネル52を支える妻側パネル53の小屋組部分の高さ寸法を高く形成する必要がある。
【0013】
そのため、例えば車両輸送の際に、直立状態で積載すると、道路の高さ規制を超える確率が高くなる。仮に、水平状態で車両に積載すれば、前記高さ規制の課題を回避できても、荷台における接触により傷が生じる虞もあり、積載性に課題が残る。
すなわち、特許文献1にあっては、屋根の勾配が小さい場合には有効であるが、屋根の勾配が大きい場合には前記高さ規制の課題を解決できるものではない。
さらに、組立時の屋根パネル52あるいは床パネル54の自由端の係合は、嵌合いによる方法が取られており、強度面で不安が残るものとなっている。
【0014】
一方、特許文献2においては、ユニットハウスの輸送時に、建物躯体と複数の屋根ユニット60とは分離されて輸送される。この場合、屋根ユニット60は折り畳まれた状態で車両に積載されるため、道路の高さ規制を気にせずに輸送することができる。
しかしながら、設置現場においては、建物躯体を構築した後に、折り畳まれた状態の複数の屋根ユニット60を一つひとつクレーンで建物躯体上に設置する必要があるため、長時間の施工作業が必要となる。
このように、特許文献2に示される形態によっても、輸送および組立作業を含めた設置効率を向上することはできない。
【0015】
本発明は、前記したような事情の下になされたものであり、輸送時における輸送の安全を図ることができると共に、輸送効率と、組立時における施工効率とを共に向上することのできるユニットハウスを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明にかかるユニットハウスは、少なくとも4つの壁面パネルを有する建物躯体と、前記建物躯体上に設置され、山型の勾配屋根を有する切妻屋根部とからなるユニットハウスであって、前記切妻屋根部は、前記建物躯体の上端に、夫々相対向して取り付けられた1対の屋根パネルと、該屋根パネルを支える1対の小屋組とを備え、前記1対の屋根パネルと1対の小屋組とは、回動方向が直交するように前記建物躯体の上端に蝶番連結によって回動自在に取り付けられ、前記1対の屋根パネルおよび小屋組が水平方向に可倒されることによって、前記切妻屋根部が折り畳まれることに特徴を有する。
このように、切妻屋根部を構成する小屋組および屋根パネルが、蝶番連結によって建物躯体に対し回動自在に取り付けられ、水平方向に折り畳むことができるため、折り畳み時のユニットハウスの高さ寸法を低く抑えることができる。
このため、車両輸送時においては安全に、しかも高さ寸法による道路の高さ規制を超えることなく輸送することができ、組立時には、付属部品の点数が少なく組立が容易なため、従来よりも設置現場での施工時間を短縮することができる。
【0017】
また、前記切妻屋根部の折り畳み状態において、水平方向に可倒された前記1対の屋根パネル同士が、連結部材により連結固定されることが望ましい。
このように構成すれば、輸送時における屋根パネルの不用意な展開、あるいは、がたつき等を抑制することができる。
【0018】
また、前記切妻屋根部の組立状態において、前記1対の小屋組は、前記建物躯体の上端に、夫々直立してボルト固定され、前記1対の屋根パネルは、傾斜(勾配)を有する状態で、直立した前記1対の小屋組に夫々ボルト固定されることが望ましい。
このようにボルト固定することによって、組立完成時のユニットハウスの強度を確保することができる。
なおまた、前記1対の屋根パネルが前記1対の小屋組に夫々ボルト固定された状態で、前記1対の屋根パネル間に形成された隙間を覆う棟カバーと、前記1対の屋根パネルの周縁に取り付けられる破風板とをさらに備えることが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係るユニットハウスについて、図1乃至図7に示す実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明に係るユニットハウスの完成状態の斜視図である。図2は、本発明に係るユニットハウスの折り畳み状態の斜視図である。図3は、本発明に係るユニットハウスの切妻屋根の骨組みを示す図である。また、図4は、図3の切妻屋根の折り畳み時における骨組みの拡大図であり、図5は、組立時における骨組みの拡大図である。さらに、図6および図7は、本発明に係るユニットハウスの組立順を示す側面図である。
【0020】
図1に示すように、完成状態のユニットハウス100は、少なくとも4つの壁面パネル、すなわち、相対向する1対の妻側パネル1aおよび1対の平側パネル1bからなる建物躯体1と、この建物躯体1の上に設置された切妻屋根部10とにより構成される。
そして前記切妻屋根部10は、建物躯体1の上端に取り付けられた1対の小屋組2と、前記小屋組2に支えられた2枚の屋根パネル3により構成される。
なお、ユニットハウス100の完成時には、図1に示すように、山型に勾配が加えられた2枚の屋根パネル3間の隙間を覆うように、棟カバー4が被せられ固定される。また、前記屋根パネル3の周縁には、破風板5が取り付けられる。
さらに、必要に応じて妻側パネル1aには、人が出入りするドア6あるいは図示しない窓が設けられる。
【0021】
一方、このユニットハウス100を工場から設置現場に輸送する場合、図2に示すように、前記棟カバー4および破風板5が取り外された状態で、切妻屋根部10が折り畳み状態にされる。すなわち、前記1対の小屋組2が夫々、建物躯体1の内側に向けて水平方向に可倒され、その上に2枚の屋根パネル3が夫々水平方向に折り重ねられる。
このように、切妻屋根部10を図2に示すように折り畳み状態とすることによって、切妻屋根の高さ寸法を低くし、折り畳み時のユニットハウス100の高さ寸法を低く抑えるようにされている。
【0022】
ここで図3乃至図5に基づき、前記切妻屋根部10の折り畳み構造についてさらに説明する。
図3(a)は、1点鎖線で示す境界線Cを境に、符号A側が切妻屋根部10の組立状態、符号B側が切妻屋根部10の折り畳み状態を骨組構造で夫々示すものであり、図3(b)は、その側面図(妻側パネル1a側)である。
また、図4(a)は、切妻屋根部10の折り畳み状態における妻側パネル1a側からの拡大側面図、図4(b)は平側パネル1b側からの拡大側面図である。
さらに図5(a)は、切妻屋根部10の組立状態における妻側パネル1a側からの拡大側面図、図5(b)は平側パネル1b側からの拡大側面図である。
【0023】
切妻屋根部10の組立時には、図3(b)、図5(a)に示すように、屋根パネル3が蝶番13を軸に傾斜して、すなわち勾配が加えられ、小屋組2の上面と固定される。
この屋根パネル3と小屋組2との固定は、図5(a)に示すようにボルト11によって強固に行なわれる。また、このとき小屋組2は図4(a)、(b)に示すように蝶番14を軸に垂直に直立し、図5(a)、(b)に示すようにボルト15によって妻側パネル1a上端と結合される。このように、組立状態においては、ボルト結合によって建物躯体1と小屋組2と屋根パネル3とが強固に固定されるように構成されている。
【0024】
一方、切妻屋根部10の折り畳み時においては、図3(a)、(b)の符号B側に示すように、小屋組2および屋根パネル3は、水平方向に倒されて折り畳まれる。このとき、図3(b)の符号B側に示すように、この折り畳まれた小屋組2の上に重なるように、屋根パネル3が水平方向に折り畳まれている。
なお、図4(a)の拡大図に示すように、屋根パネル3は蝶番13によって建物躯体1に対し回動自在に構成されている。この蝶番13は、妻側パネル1aの上端部両側に夫々固定されたL字型のアングル部材12に取り付けられており、このアングル部材12によって、屋根パネル3を平行に折り畳んだときの間隙寸法h0が確保されている。
また、図4(b)に示すように小屋組2は蝶番14によって回動自在に妻側パネル1aの上端に取り付けられており、小屋組2を折り畳んだときの小屋組2の厚さ寸法h1が前記間隙寸法h0内に納まるように構成されている。
【0025】
また、小屋組2と屋根パネル3を折り畳んだときに、図4(a)に示すように2枚の屋根パネル3は、夫々の屋根パネル3に跨る連結部材17を介し、2本のボルト11によって連結固定される。これにより、輸送時における屋根パネル3の不用意な展開、あるいは、がたつき等が抑制されるよう構成されている。
【0026】
さらに続いて、図6および図7に基づき、ユニットハウス100の組立方法について説明する。
ユニットハウス100は、図6(a)の側面図に示すように切妻屋根部10が折り畳み状態で、トラック等の輸送手段によって設置現場に輸送される。
設置現場においては、先ず前記連結部材17による2枚の屋根パネル3の結合が解かれた後、図6(b)に示すように、屋根パネル3に取り付けられたアイボルト16にワイヤが掛けられ、クレーン等により上方に引き上げられる。
このとき、2枚の屋根パネル3は、前記蝶番13を軸に回動し、夫々の屋根パネル3によって山型の勾配屋根が形成される。
【0027】
次いで、図6(c)の側面図に示すように、小屋組2が前記蝶番14を軸に回動後、直立状態で前記ボルト15によって妻側パネル1a上端部と固定される。
なお、このボルト固定作業時においては、図6(d)に示すように、小屋組2の外壁の一部2aが取り外されて行なわれる。なお、この外壁の一部2aは、ボルト固定作業終了後、再び嵌め戻される。
【0028】
次いで、この小屋組2と屋根パネル3とが、前記ボルト11によって固定され、図7(a)に示すように、2枚の屋根パネル3の間に、棟カバー4が被せられる。この棟カバー4は、屋根パネル3とボルト等により固定される。さらに図7(b)に示すように屋根パネル3の周縁部に破風板5が取り付けられて、切妻屋根部10が組立てられ、ユニットハウス100が完成する。
【0029】
以上説明した本発明の実施形態によれば、切妻屋根部10を構成する小屋組2および屋根パネル3が、蝶番によって建物躯体1に対し回動自在に取り付けられ、水平方向に折り畳むことができるため、折り畳み時の高さ寸法を低く抑えることができる。
このため、車両輸送時においては、高さ寸法に起因する問題を解消することができ、しかも組立時には、付属部品の点数が少なく組立が容易なため、従来よりも設置現場での施工時間を短縮することができる。
また、折り畳みされる切妻屋根部10の各部材は、組立て時にボルト固定により強固に固定されるため、強度を確保することができる。
【0030】
さらに、切妻屋根部10の折り畳み時に、1対の屋根パネル3同士が連結部材17を介して連結固定されるため、輸送時における屋根パネル3の不用意な回動展開、あるいは、がたつき等を抑制することができる。
【0031】
なお、前記した実施の形態においては、ユニットハウス100の床パネルについては特に示さなかったが、本発明によれば、この床パネルの有無に関係なく、係るユニットハウスによる効果を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなとおり、本発明によれば、輸送時における輸送の安全を図ることができると共に、輸送効率と、組立時における施工効率とを共に向上することのできるユニットハウスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る一実施形態の組立完成状態の斜視図である。
【図2】図2は、図1に示したユニットハウスの折り畳み状態の斜視図である。
【図3】図3は、図1に示したユニットハウスの切妻屋根の骨組みを示す図である。
【図4】図4は、図3の切妻屋根の折り畳み時における骨組みの拡大図である。
【図5】図5は、図3の切妻屋根の組立時における骨組みの拡大図である。
【図6】図6は、本発明に係る一実施形態の組立順を示す側面図である。
【図7】図7は、図6に続き、一実施形態の組立順を示す側面図である。
【図8】図8は、従来の折り畳み可能なユニットハウスを示す図である。
【図9】図9は、従来の折り畳み可能な屋根ユニットを示す図である。
【符号の説明】
1 建物躯体
1a 妻側パネル
1b 平側パネル
2 小屋組
3 屋根パネル
4 棟カバー
5 破風板
10 切妻屋根部
11 ボルト
12 アングル部材
13 蝶番
14 蝶番
15 ボルト
16 アイボルト
17 連結部材
100 ユニットハウス
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳み可能な構造を有する切妻屋根のユニットハウスに関する。
【0002】
【従来の技術】
ユニットハウスを設置する場合、例えば、工場で一定のモジュール単位で生産を行ない、各モジュールを現場に輸送後、組立を行なう、または工場ですべて組立後、設置現場に輸送するといった方法がとられている。
このうち、前者の方法にあっては、設置現場で組立作業を行なうため、ユニットハウスの組立に長時間を費やすという課題があった。
【0003】
一方、後者の方法にあっては、現地での設置作業に時間を要しないが、ユニットハウスの高さが高くなり、車両で安全に輸送できないという課題があった。
また、このようにユニットハウス全体の高さ寸法が高くなると、例えば車両輸送の際に、最短輸送ルートにおいて道路の高さ規制を超過するポイントの存在確率が高くなり、迂回ルートを余儀なく選択しなければならず、その結果、輸送効率が低下していた。
【0004】
このような課題に対し、特許文献1(特開平5−306548号公報)では、ユニットハウスを構成する各パネルを折り畳み構造とすることにより、輸送時にはコンパクトな形状とすることができるユニットハウスが提案されている。
この特許文献1に示されるユニットハウスの屋根を展開した状態の斜視図を図8(a)に、このユニットハウスを折り畳んだ状態の短手側の側面図を図8(b)に示す。
【0005】
図8(a)に示すように、このユニットハウス50は、各一対とした平側パネル51、屋根パネル52、前後妻側パネル53、および床パネル54(図示せず)から構成される。また、前記平側パネル51には、必要に応じて窓51aあるいはドア51bが設けられている。
【0006】
この平側パネル51には、その上端に屋根パネル52、その両側端に前後の妻側パネル53、また、その下端に床パネル54(図示せず)が、夫々蝶番連結されており、該平側パネル51を基準として夫々折り畳み可能に構成されている。
このように特許文献1に示されるユニットハウスの構造においては、各パネルが蝶番連結によって回動自在に構成されているため、折り畳むことによって、図8(b)に示すようにコンパクトな形状にすることができる。
また、設置現場での組立作業も、蝶番連結された各パネルを展開することによって、容易に行なうことができる。
【0007】
一方、前記した課題に対し、特許文献2(特開平8−260608号公報)には、折り畳み可能な屋根ユニットが開示されている。
この特許文献2に示される屋根ユニットの組立状態の側面図を図9(a)に、折り畳んだ状態の側面図を図9(b)に示す。
【0008】
図9(a)に示す屋根ユニット60は、建物躯体を構成する複数の建物ユニット70上に夫々設置され、該複数の屋根ユニット60により屋根部を形成するように構成されている。
すなわち、各屋根ユニット60は、建物ユニット70上に設置されるベースフレーム61と、このベースフレーム61に束部材63によって取り付けられた屋根パネル62と、軒天材64と、吊部材65とにより構成されている。
このうち屋根パネル62は、ベースフレーム61上の軒先側において回動自在に連結されている。
【0009】
また、前記束部材63は、屋根パネル62の棟側に回動自在に連結されている。
そして、軒天材64は、前記屋根パネル62の軒先側に一端が回動自在に連結され、また、吊部材65は、前記ベースフレーム61の軒先側に一端が回動自在に連結され、かつ他端が前記軒天材64の他端と連結されている。
【0010】
このように、特許文献2に示される屋根ユニット60は、図9(b)に示すように高さ寸法を抑えて折り畳むことができるため、例えば車両輸送の際に道路の高さ規制を超えないように構成されている。
【0011】
【特許文献1】
特開平5−306548号公報(第3頁左欄第5行乃至第31行、第2図、第4図)
【特許文献2】
特開平8−260608号公報(第3頁右欄第41行乃至第4頁右欄第42行、第2図、第3図)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献1においては、図8(b)に示すように折り畳んだ状態の横幅寸法を狭くすることが可能である。
しかしながら、前記ユニットハウス50の屋根パネル52の勾配を大きくしたい場合、屋根パネル52を支える妻側パネル53の小屋組部分の高さ寸法を高く形成する必要がある。
【0013】
そのため、例えば車両輸送の際に、直立状態で積載すると、道路の高さ規制を超える確率が高くなる。仮に、水平状態で車両に積載すれば、前記高さ規制の課題を回避できても、荷台における接触により傷が生じる虞もあり、積載性に課題が残る。
すなわち、特許文献1にあっては、屋根の勾配が小さい場合には有効であるが、屋根の勾配が大きい場合には前記高さ規制の課題を解決できるものではない。
さらに、組立時の屋根パネル52あるいは床パネル54の自由端の係合は、嵌合いによる方法が取られており、強度面で不安が残るものとなっている。
【0014】
一方、特許文献2においては、ユニットハウスの輸送時に、建物躯体と複数の屋根ユニット60とは分離されて輸送される。この場合、屋根ユニット60は折り畳まれた状態で車両に積載されるため、道路の高さ規制を気にせずに輸送することができる。
しかしながら、設置現場においては、建物躯体を構築した後に、折り畳まれた状態の複数の屋根ユニット60を一つひとつクレーンで建物躯体上に設置する必要があるため、長時間の施工作業が必要となる。
このように、特許文献2に示される形態によっても、輸送および組立作業を含めた設置効率を向上することはできない。
【0015】
本発明は、前記したような事情の下になされたものであり、輸送時における輸送の安全を図ることができると共に、輸送効率と、組立時における施工効率とを共に向上することのできるユニットハウスを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明にかかるユニットハウスは、少なくとも4つの壁面パネルを有する建物躯体と、前記建物躯体上に設置され、山型の勾配屋根を有する切妻屋根部とからなるユニットハウスであって、前記切妻屋根部は、前記建物躯体の上端に、夫々相対向して取り付けられた1対の屋根パネルと、該屋根パネルを支える1対の小屋組とを備え、前記1対の屋根パネルと1対の小屋組とは、回動方向が直交するように前記建物躯体の上端に蝶番連結によって回動自在に取り付けられ、前記1対の屋根パネルおよび小屋組が水平方向に可倒されることによって、前記切妻屋根部が折り畳まれることに特徴を有する。
このように、切妻屋根部を構成する小屋組および屋根パネルが、蝶番連結によって建物躯体に対し回動自在に取り付けられ、水平方向に折り畳むことができるため、折り畳み時のユニットハウスの高さ寸法を低く抑えることができる。
このため、車両輸送時においては安全に、しかも高さ寸法による道路の高さ規制を超えることなく輸送することができ、組立時には、付属部品の点数が少なく組立が容易なため、従来よりも設置現場での施工時間を短縮することができる。
【0017】
また、前記切妻屋根部の折り畳み状態において、水平方向に可倒された前記1対の屋根パネル同士が、連結部材により連結固定されることが望ましい。
このように構成すれば、輸送時における屋根パネルの不用意な展開、あるいは、がたつき等を抑制することができる。
【0018】
また、前記切妻屋根部の組立状態において、前記1対の小屋組は、前記建物躯体の上端に、夫々直立してボルト固定され、前記1対の屋根パネルは、傾斜(勾配)を有する状態で、直立した前記1対の小屋組に夫々ボルト固定されることが望ましい。
このようにボルト固定することによって、組立完成時のユニットハウスの強度を確保することができる。
なおまた、前記1対の屋根パネルが前記1対の小屋組に夫々ボルト固定された状態で、前記1対の屋根パネル間に形成された隙間を覆う棟カバーと、前記1対の屋根パネルの周縁に取り付けられる破風板とをさらに備えることが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係るユニットハウスについて、図1乃至図7に示す実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明に係るユニットハウスの完成状態の斜視図である。図2は、本発明に係るユニットハウスの折り畳み状態の斜視図である。図3は、本発明に係るユニットハウスの切妻屋根の骨組みを示す図である。また、図4は、図3の切妻屋根の折り畳み時における骨組みの拡大図であり、図5は、組立時における骨組みの拡大図である。さらに、図6および図7は、本発明に係るユニットハウスの組立順を示す側面図である。
【0020】
図1に示すように、完成状態のユニットハウス100は、少なくとも4つの壁面パネル、すなわち、相対向する1対の妻側パネル1aおよび1対の平側パネル1bからなる建物躯体1と、この建物躯体1の上に設置された切妻屋根部10とにより構成される。
そして前記切妻屋根部10は、建物躯体1の上端に取り付けられた1対の小屋組2と、前記小屋組2に支えられた2枚の屋根パネル3により構成される。
なお、ユニットハウス100の完成時には、図1に示すように、山型に勾配が加えられた2枚の屋根パネル3間の隙間を覆うように、棟カバー4が被せられ固定される。また、前記屋根パネル3の周縁には、破風板5が取り付けられる。
さらに、必要に応じて妻側パネル1aには、人が出入りするドア6あるいは図示しない窓が設けられる。
【0021】
一方、このユニットハウス100を工場から設置現場に輸送する場合、図2に示すように、前記棟カバー4および破風板5が取り外された状態で、切妻屋根部10が折り畳み状態にされる。すなわち、前記1対の小屋組2が夫々、建物躯体1の内側に向けて水平方向に可倒され、その上に2枚の屋根パネル3が夫々水平方向に折り重ねられる。
このように、切妻屋根部10を図2に示すように折り畳み状態とすることによって、切妻屋根の高さ寸法を低くし、折り畳み時のユニットハウス100の高さ寸法を低く抑えるようにされている。
【0022】
ここで図3乃至図5に基づき、前記切妻屋根部10の折り畳み構造についてさらに説明する。
図3(a)は、1点鎖線で示す境界線Cを境に、符号A側が切妻屋根部10の組立状態、符号B側が切妻屋根部10の折り畳み状態を骨組構造で夫々示すものであり、図3(b)は、その側面図(妻側パネル1a側)である。
また、図4(a)は、切妻屋根部10の折り畳み状態における妻側パネル1a側からの拡大側面図、図4(b)は平側パネル1b側からの拡大側面図である。
さらに図5(a)は、切妻屋根部10の組立状態における妻側パネル1a側からの拡大側面図、図5(b)は平側パネル1b側からの拡大側面図である。
【0023】
切妻屋根部10の組立時には、図3(b)、図5(a)に示すように、屋根パネル3が蝶番13を軸に傾斜して、すなわち勾配が加えられ、小屋組2の上面と固定される。
この屋根パネル3と小屋組2との固定は、図5(a)に示すようにボルト11によって強固に行なわれる。また、このとき小屋組2は図4(a)、(b)に示すように蝶番14を軸に垂直に直立し、図5(a)、(b)に示すようにボルト15によって妻側パネル1a上端と結合される。このように、組立状態においては、ボルト結合によって建物躯体1と小屋組2と屋根パネル3とが強固に固定されるように構成されている。
【0024】
一方、切妻屋根部10の折り畳み時においては、図3(a)、(b)の符号B側に示すように、小屋組2および屋根パネル3は、水平方向に倒されて折り畳まれる。このとき、図3(b)の符号B側に示すように、この折り畳まれた小屋組2の上に重なるように、屋根パネル3が水平方向に折り畳まれている。
なお、図4(a)の拡大図に示すように、屋根パネル3は蝶番13によって建物躯体1に対し回動自在に構成されている。この蝶番13は、妻側パネル1aの上端部両側に夫々固定されたL字型のアングル部材12に取り付けられており、このアングル部材12によって、屋根パネル3を平行に折り畳んだときの間隙寸法h0が確保されている。
また、図4(b)に示すように小屋組2は蝶番14によって回動自在に妻側パネル1aの上端に取り付けられており、小屋組2を折り畳んだときの小屋組2の厚さ寸法h1が前記間隙寸法h0内に納まるように構成されている。
【0025】
また、小屋組2と屋根パネル3を折り畳んだときに、図4(a)に示すように2枚の屋根パネル3は、夫々の屋根パネル3に跨る連結部材17を介し、2本のボルト11によって連結固定される。これにより、輸送時における屋根パネル3の不用意な展開、あるいは、がたつき等が抑制されるよう構成されている。
【0026】
さらに続いて、図6および図7に基づき、ユニットハウス100の組立方法について説明する。
ユニットハウス100は、図6(a)の側面図に示すように切妻屋根部10が折り畳み状態で、トラック等の輸送手段によって設置現場に輸送される。
設置現場においては、先ず前記連結部材17による2枚の屋根パネル3の結合が解かれた後、図6(b)に示すように、屋根パネル3に取り付けられたアイボルト16にワイヤが掛けられ、クレーン等により上方に引き上げられる。
このとき、2枚の屋根パネル3は、前記蝶番13を軸に回動し、夫々の屋根パネル3によって山型の勾配屋根が形成される。
【0027】
次いで、図6(c)の側面図に示すように、小屋組2が前記蝶番14を軸に回動後、直立状態で前記ボルト15によって妻側パネル1a上端部と固定される。
なお、このボルト固定作業時においては、図6(d)に示すように、小屋組2の外壁の一部2aが取り外されて行なわれる。なお、この外壁の一部2aは、ボルト固定作業終了後、再び嵌め戻される。
【0028】
次いで、この小屋組2と屋根パネル3とが、前記ボルト11によって固定され、図7(a)に示すように、2枚の屋根パネル3の間に、棟カバー4が被せられる。この棟カバー4は、屋根パネル3とボルト等により固定される。さらに図7(b)に示すように屋根パネル3の周縁部に破風板5が取り付けられて、切妻屋根部10が組立てられ、ユニットハウス100が完成する。
【0029】
以上説明した本発明の実施形態によれば、切妻屋根部10を構成する小屋組2および屋根パネル3が、蝶番によって建物躯体1に対し回動自在に取り付けられ、水平方向に折り畳むことができるため、折り畳み時の高さ寸法を低く抑えることができる。
このため、車両輸送時においては、高さ寸法に起因する問題を解消することができ、しかも組立時には、付属部品の点数が少なく組立が容易なため、従来よりも設置現場での施工時間を短縮することができる。
また、折り畳みされる切妻屋根部10の各部材は、組立て時にボルト固定により強固に固定されるため、強度を確保することができる。
【0030】
さらに、切妻屋根部10の折り畳み時に、1対の屋根パネル3同士が連結部材17を介して連結固定されるため、輸送時における屋根パネル3の不用意な回動展開、あるいは、がたつき等を抑制することができる。
【0031】
なお、前記した実施の形態においては、ユニットハウス100の床パネルについては特に示さなかったが、本発明によれば、この床パネルの有無に関係なく、係るユニットハウスによる効果を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなとおり、本発明によれば、輸送時における輸送の安全を図ることができると共に、輸送効率と、組立時における施工効率とを共に向上することのできるユニットハウスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る一実施形態の組立完成状態の斜視図である。
【図2】図2は、図1に示したユニットハウスの折り畳み状態の斜視図である。
【図3】図3は、図1に示したユニットハウスの切妻屋根の骨組みを示す図である。
【図4】図4は、図3の切妻屋根の折り畳み時における骨組みの拡大図である。
【図5】図5は、図3の切妻屋根の組立時における骨組みの拡大図である。
【図6】図6は、本発明に係る一実施形態の組立順を示す側面図である。
【図7】図7は、図6に続き、一実施形態の組立順を示す側面図である。
【図8】図8は、従来の折り畳み可能なユニットハウスを示す図である。
【図9】図9は、従来の折り畳み可能な屋根ユニットを示す図である。
【符号の説明】
1 建物躯体
1a 妻側パネル
1b 平側パネル
2 小屋組
3 屋根パネル
4 棟カバー
5 破風板
10 切妻屋根部
11 ボルト
12 アングル部材
13 蝶番
14 蝶番
15 ボルト
16 アイボルト
17 連結部材
100 ユニットハウス
Claims (4)
- 少なくとも4つの壁面パネルを有する建物躯体と、前記建物躯体上に設置され、山型の勾配屋根を有する切妻屋根部とからなるユニットハウスであって、
前記切妻屋根部は、前記建物躯体の上端に、夫々相対向して取り付けられた1対の屋根パネルと、該屋根パネルを支える1対の小屋組とを備え、
前記1対の屋根パネルと1対の小屋組とは、回動方向が直交するように前記建物躯体の上端に蝶番連結によって回動自在に取り付けられ、前記1対の屋根パネルおよび小屋組が水平方向に可倒されることによって、前記切妻屋根部が折り畳まれることを特徴とするユニットハウス。 - 前記切妻屋根部の折り畳み状態において、水平方向に可倒された前記1対の屋根パネル同士が、連結部材により連結固定されることを特徴とする請求項1に記載されたユニットハウス。
- 前記切妻屋根部の組立状態において、前記1対の小屋組は、前記建物躯体の上端に、夫々直立してボルト固定され、
前記1対の屋根パネルは、傾斜した状態で、直立した前記1対の小屋組に夫々ボルト固定されることを特徴とする請求項1に記載されたユニットハウス。 - 前記1対の屋根パネルが前記1対の小屋組に夫々ボルト固定された状態で、前記1対の屋根パネル間に形成された隙間を覆う棟カバーと、
前記1対の屋根パネルの周縁に取り付けられる破風板とをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載されたユニットハウス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003190783A JP2005023661A (ja) | 2003-07-03 | 2003-07-03 | ユニットハウス |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101208484B (zh) * | 2005-06-16 | 2012-07-04 | 开放结构国际控股有限公司 | 预制模块化建筑物 |
KR20190108365A (ko) * | 2018-03-14 | 2019-09-24 | 유현이 | 접이식 글램핑 텐트 트레일러 |
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- 2003-07-03 JP JP2003190783A patent/JP2005023661A/ja active Pending
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