JP2005022588A - 係船索保持具 - Google Patents
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- JP2005022588A JP2005022588A JP2003205867A JP2003205867A JP2005022588A JP 2005022588 A JP2005022588 A JP 2005022588A JP 2003205867 A JP2003205867 A JP 2003205867A JP 2003205867 A JP2003205867 A JP 2003205867A JP 2005022588 A JP2005022588 A JP 2005022588A
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Abstract
【課題】船舶を桟橋等に係留する際、船上から一人でも安全に係留作業を行うことができる道具を提供する。
【解決手段】浮力体(5)に貫通させた中空軸(1)の上端に着脱可能なロープ通し部(2)を設け、中空軸(1)の下部に着脱自由なおもり(3)を装着することを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】浮力体(5)に貫通させた中空軸(1)の上端に着脱可能なロープ通し部(2)を設け、中空軸(1)の下部に着脱自由なおもり(3)を装着することを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、船舶を降りずに船上からひとりでも係船作業ができるようにした係船索保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、船舶を係留するときには桟橋に乗船者を降ろすか、あらかじめ待機させるなどして桟橋と船舶の双方で係船作業をするほか、操船者がひとりの場合は操船者自らが桟橋と船舶を乗り降りして作業をしなければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これは次のような欠点があった。
(イ) 桟橋と船舶の双方で係船作業をするためには複数の人間が必要だが、操船者しかいない時は肉体的にきつかった。
(ロ) 風が強い時や夜の係船作業では落水の危険や、桟橋や他船にぶつかるなどの危険が常にあった。
本発明は、これらの欠点を除くためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
浮力体(5)に挿通した中空軸(1)の上端に着脱可能なロープ通し部(2)を設け、中空軸(1)の下部に着脱自由なおもり(3)を装着する。
本発明は、以上の構成よりなる係船索保持具である。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ) 中空軸(1)を円柱型浮力体(5)の中心上下方向に回転自由に貫通させる。
(ロ) 中空軸(1)上端に着脱可能なロープ通し部(2)を嵌め込む。
(ハ) 中空軸(1)下部に着脱自由なおもり(3)を装着する。
(ニ) 桟橋の係船設備に舫われた係船ロープ(4)の他方の端を、ロープ(4)が滑動しやすいよう丸い形状に形成したロープ通し部(2)に通し桟橋下海水面に投下漂留させる。
本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、あらかじめ係船索保持具を挿通した浮力体(5)を桟橋下の海水面に浮かべておき、帰港した船舶が停泊位置上の海水面に漂留している浮力体(5)に手が届く位置にきたら、当該保持具上端のロープ通し部(2)に保持されているロープ(4)を引き出して船央に設けられた係船装置(6)に繋ぐ。
その際の係船ロープ(4)は桟橋と船舶を係留しておくのに最適な長さに処置し、両端にアイ(輪)加工を施しておけば、桟橋側係船装置(6)と船舶側係船装置(7)に引っ掛けるだけでいいので楽である。
【0006】
【発明の効果】
桟橋に降りる必要がなく、また船上からひとりでも舫いがとれるので時間的にも余裕があり、風のある日でも慌てずに係船できる。
また防舷材は通常は船舶に積んでおき着岸の時に舷側に垂らして緩衝材とするため必要なものだが、防舷材を兼ねた係船索保持具を擁した浮力体が停泊位置にあるので船舶に積んでおく必要がなく、狭い船上がすっきりして効率のよい動きが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表面図である。
【図2】本発明の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 中空軸
2 ロープ通し部
3 おもり
4 ロープ
5 浮力体
6 桟橋側係船装置
7 船舶側係船装置
【発明の属する技術分野】
この発明は、船舶を降りずに船上からひとりでも係船作業ができるようにした係船索保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、船舶を係留するときには桟橋に乗船者を降ろすか、あらかじめ待機させるなどして桟橋と船舶の双方で係船作業をするほか、操船者がひとりの場合は操船者自らが桟橋と船舶を乗り降りして作業をしなければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これは次のような欠点があった。
(イ) 桟橋と船舶の双方で係船作業をするためには複数の人間が必要だが、操船者しかいない時は肉体的にきつかった。
(ロ) 風が強い時や夜の係船作業では落水の危険や、桟橋や他船にぶつかるなどの危険が常にあった。
本発明は、これらの欠点を除くためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
浮力体(5)に挿通した中空軸(1)の上端に着脱可能なロープ通し部(2)を設け、中空軸(1)の下部に着脱自由なおもり(3)を装着する。
本発明は、以上の構成よりなる係船索保持具である。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ) 中空軸(1)を円柱型浮力体(5)の中心上下方向に回転自由に貫通させる。
(ロ) 中空軸(1)上端に着脱可能なロープ通し部(2)を嵌め込む。
(ハ) 中空軸(1)下部に着脱自由なおもり(3)を装着する。
(ニ) 桟橋の係船設備に舫われた係船ロープ(4)の他方の端を、ロープ(4)が滑動しやすいよう丸い形状に形成したロープ通し部(2)に通し桟橋下海水面に投下漂留させる。
本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、あらかじめ係船索保持具を挿通した浮力体(5)を桟橋下の海水面に浮かべておき、帰港した船舶が停泊位置上の海水面に漂留している浮力体(5)に手が届く位置にきたら、当該保持具上端のロープ通し部(2)に保持されているロープ(4)を引き出して船央に設けられた係船装置(6)に繋ぐ。
その際の係船ロープ(4)は桟橋と船舶を係留しておくのに最適な長さに処置し、両端にアイ(輪)加工を施しておけば、桟橋側係船装置(6)と船舶側係船装置(7)に引っ掛けるだけでいいので楽である。
【0006】
【発明の効果】
桟橋に降りる必要がなく、また船上からひとりでも舫いがとれるので時間的にも余裕があり、風のある日でも慌てずに係船できる。
また防舷材は通常は船舶に積んでおき着岸の時に舷側に垂らして緩衝材とするため必要なものだが、防舷材を兼ねた係船索保持具を擁した浮力体が停泊位置にあるので船舶に積んでおく必要がなく、狭い船上がすっきりして効率のよい動きが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表面図である。
【図2】本発明の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 中空軸
2 ロープ通し部
3 おもり
4 ロープ
5 浮力体
6 桟橋側係船装置
7 船舶側係船装置
Claims (1)
- 中空軸(1)の上部にロープ通し部(2)を設け、中空軸(1)の下部におもり(3)を装着した係船索保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003205867A JP2005022588A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 係船索保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003205867A JP2005022588A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 係船索保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005022588A true JP2005022588A (ja) | 2005-01-27 |
Family
ID=34190017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003205867A Pending JP2005022588A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 係船索保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005022588A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101284438B1 (ko) * | 2012-12-07 | 2013-07-12 | 주식회사 씨존 | 선박 접안용 방충재 |
CN110171535A (zh) * | 2019-05-07 | 2019-08-27 | 巢湖市银环航标有限公司 | 一种缆绳连接的水上拦截浮标 |
-
2003
- 2003-06-30 JP JP2003205867A patent/JP2005022588A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101284438B1 (ko) * | 2012-12-07 | 2013-07-12 | 주식회사 씨존 | 선박 접안용 방충재 |
CN110171535A (zh) * | 2019-05-07 | 2019-08-27 | 巢湖市银环航标有限公司 | 一种缆绳连接的水上拦截浮标 |
CN110171535B (zh) * | 2019-05-07 | 2024-02-27 | 巢湖市银环航标有限公司 | 一种缆绳连接的水上拦截浮标 |
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