JP2005017812A - ストロボ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のLEDで構成されたストロボ装置において、撮影画像の一部で黒つぶれや白飛びが生じるといった従来のストロボ装置での不具合を解消することができるストロボ装置を提供する。
【解決手段】複数のLED1−n、2−n、3−n(n=1〜M)により光源が構成されたストロボ装置の照明範囲を複数のエリアに分け、各エリアごとに受光センサSA、SB、SCで測光すると共に、各エリアごとに各LEDから照射する光の光量を調整する。
【選択図】 図1
【解決手段】複数のLED1−n、2−n、3−n(n=1〜M)により光源が構成されたストロボ装置の照明範囲を複数のエリアに分け、各エリアごとに受光センサSA、SB、SCで測光すると共に、各エリアごとに各LEDから照射する光の光量を調整する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はストロボ装置に係り、特に発光ダイオード(以下、「LED」という)などの複数の発光体を光源に用いたストロボ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラのストロボ装置では一般に光源としてキセノン管が使用されているが、近年では高輝度LEDを照明装置として実用化できる状況にあり、カメラのストロボ装置への適用も可能となっている。尚、特許文献1、2には、LEDを光源とする照明装置が記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−76525号公報
【0004】
【特許文献2】
特開2002−116481号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、キセノン管をストロボ装置の光源とした場合、発光が一瞬で行われ、且つ、光源が一つであるため、主要被写体にしか適正光量を発光することができない。そのため、撮影画像の一部でいわゆる黒つぶれや白飛びなどが生じるという問題があった。これに対して、LEDを光源とするストロボ装置の場合、1つのLEDはキセノン管に比べて小さく複数のLEDを2次元的に多数配列して光源を構成することが容易に可能であるため、被写体のエリアごとに照明光の光量を調整することも可能となる。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、光源を構成する複数の発光体(LED等)の発光量をそれぞれ撮影範囲内の被写体のエリア別に制御し、各エリアごとに適正光量が得られるようにするストロボ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数の発光体を光源とするストロボ装置において、前記複数の発光体のうち1又は複数の発光体により照明される被写体のエリアを1つのエリアとして全照明範囲を複数のエリアに分けるとともに、各エリア別に各エリアを照明する発光体の発光量を制御し、各エリアに適正光量の光を照射することを特徴としている。
【0008】
本発明によれば、被写体のエリア別にLED等の発光体から照射する光の光量が適正に調整されるため、撮影画像の一部で黒つぶれや白飛びが生じるといった従来のストロボ装置での不具合を解消することができる。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、カメラでのズーム倍率に応じて前記各エリアに照射する光の光量を調整することを特徴している。
【0010】
本発明によれば、カメラでのズーム倍率に応じて各エリアに照射する光の光量が調整されるため、ワイド端からテレ端までの全てのズーム倍率での撮影で被写体全体に適正な光量の光が照射されるようになる。
【0011】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、カメラでのズーム倍率に応じて変化する撮影範囲に対応させて前記各エリアを変更することを特徴としている。
【0012】
本発明によれば、ズーム倍率に応じて変化する撮影範囲に対して適切に複数のエリアを設定し、各エリアごとに適切な光量の光を照射することができる。
【0013】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記各エリアうち前記発光体から光を照射するエリアを選択可能にしたことを特徴としている。
【0014】
本発明によれば、例えば、エリアの一部のみに光を照射し、又は、照射しないことにより撮影画像に特殊効果を演出することができる。
【0015】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のうちいずれか1に記載の発明において、前記各エリアの光量を測定する測光手段を備えたことを特徴としている。各エリアごとの光量を測光する測光手段を備えることによって各エリアごとに適正な光量の光を照射することができる。
【0016】
また、請求項6に記載の発明は、前記発光体は発光ダイオードであることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係るストロボ装置の好ましい実施の形態について詳説する。
【0018】
図1は、本発明が適用されるカメラのストロボ装置の回路構成を示した図である。同図におけるストロボ装置は、例えばホットシューによりカメラに着脱されるタイプのストロボ装置である。また、その照明光源には、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の高輝度発光のLEDが使用され、各色のLEDから出射された光がほぼ均等に混じり合うように2次元的に多数配列された構成となっている。尚、R、G、B、のLEDを使用する代わりに白色の高輝度発光のLEDを用いても良い。
【0019】
各LEDは、全LEDによって照明する被写体の範囲(照明範囲)を複数のエリアに分けたときにどのエリアを主として照明するかによってグループ分けされており、例えば、本実施の形態では全照明範囲を中央(第1エリア)、左(第2エリア)、右(第3エリア)の3つのエリアに分けて、各LEDを3つのグループに分けている。同図においてLED1−1とLED1−M(符号1−1と1−M)は、第1エリアを照明するLEDに1〜Mの通し番号を付してn番目のLEDをLED1−nで表したときの1番目とM番目のLEDを示しており、それ以外の第1エリアのLEDは省略している。同様にLED2−1とLED2−Mは、第2エリアを照明するLED2−n(n=1〜M)のうち1番目とM番目のLEDを示し、それ以外の第2エリアのLEDは省略している。LED3−1とLED3−Mは、第3エリアを照明するLED3−n(n=1〜M)のうち1番目とM番目のLEDを示し、それ以外の第3エリアのLEDは省略している。尚、光源をR、G、BごとのLEDで構成している場合、各エリアごとにR、G、BのLEDの割合が均等となるように分配されている。
【0020】
同図に示すシステムコントローラ10は、本ストロボ装置の回路全体を統括制御するもので、ホットシューを介してカメラからシャッターレリーズに同期した発光信号を入力すると、各LED1−n、2−n、3−n(n=1〜M)を発光させるための発光制御を実行する。また、システムコントローラ10には、被写体距離、色温度、シャッタースピード、ズーム倍率等の撮影条件に関する設定情報がカメラから与えられており、ROM12に記録されている情報を参照して設定情報に応じた発光制御を実行する。尚、システムコントローラ10等の回路はスロトボ装置ではなく、カメラに搭載されていてもよい。
【0021】
同図に示す電圧可変回路14は、システムコントローラ10の制御により図示しない電源(電池)の出力電圧を適正な電圧に変換し、その電圧を電力供給ラインLに供給する回路である。
【0022】
電力供給ラインLには、各LED1−n、2−n、3−n(n=1〜M)が並列に接続され、各LED1−n、2−n、3−nに並列に分岐された電流路にはそれぞれ可変抵抗器VR1−n、2−n、3−n及びトランジスタTr1−n、2−n、3−n(n=1〜M)が各LED1−n、2−n、3−n(n=1〜M)に直列に接続されている。
【0023】
各トランジスタTr1−n、2−n、3−nのベースには、システムコントローラ10からの制御線CL1、CL2、又は、CL3が接続されており、それらの制御線を通じてハイレベル又はローレベルの電圧が印加されるようになっている。各トランジスタTr1−n、2−n、3−nのベースにハイレベルの電圧が印加されると、各トランジスタTr1−n、2−n、3−nがオン(電流が流れる状態)となり、それらに直列に接続された各LED1−n、2−n、3−nに電流が流れる。従って、各LED1−n、2−n、3−nが発光する。一方、各トランジスタTr1−n、2−n、3−nのベースにローレベルの電圧が印加されると、各トランジスタTr1−n、2−n、3−nがオフ(電流が流れない状態)となり、それらに直列に接続された各LED1−n、2−n、3−nへの電流が遮断される。従って、各LED1−n、2−n、3−nが消灯する。
【0024】
3本の異なる制御線CL1、CL2、CL3は、各エリアに対応して設けられており、第1エリアのLED1−nのトランジスタTr1−nには制御線CL1が接続され、第2エリアのLED2−nのトランジスタTr2−nには制御線CL2が接続され、第3エリアのLED3−nのトランジスタTr3−nには制御線CL3が接続されている。従って、各エリアごとにLEDの発光/消灯を制御できるようになっている。尚、全てのLEDに対して個別の制御線を設けて各LEDをそれぞれ個別に制御できるようにしておいてもよい。また、システムコントローラ10がカメラに搭載されている場合に制御線はホットシュー部分に露出しておいてもよい。
【0025】
各LED1−n、2−n、3−nに直結された各可変抵抗器VR1−n、2−n、3−nは、それらの抵抗値を調整することによって各LED1−n、2−n、3−nに流れる電流の大きさを調整し、各LED1−n、2−n、3−nの発光輝度を調整するもので、例えば、製品出荷時等において各LEDの間で輝度ムラが生じないように抵抗値の調整が行われている。
【0026】
また、同図に示すように本ストロボ装置は、上述のように照明範囲を3つのエリアに分けた場合の各エリアに対応した測光・ストロボ調光用の受光センサSA、SB、SC及び測光・調光回路16A、16B、16Cを備えている。受光センサSAは、第1エリアの被写体からの光を受光し、受光センサSBは第2エリアの被写体からの光を受光し、受光センサSCは第3エリアの被写体からの光を受光する。
【0027】
各受光センサSA、SB、SCは、それぞれ同図に示すように抵抗RA、RB、RCとコンデンサCA、CB、CCの間に直列に接続されると共に電源からの電圧が印加されている。シャッターボタンが半押しされた場合等における測光時や、シャッターボタンが全押しされて各LEDを発光した場合等におけるストロボ調光時において、各受光センサSA、SB、SCに各エリアからの光が入射すると、その光強度に応じた電流が流れて光量に応じた電荷が各コンデンサCA、CB、CCに蓄積される。各測光・調光回路16A、16B、16Cは、各コンデンサCA、CB、CCの電圧を検出することによって、各エリアの光量を測定する。
【0028】
システムコントローラ10は、測光時に各測光・調光回路16A、16B、16Cから測光結果を取得し、その結果に応じてどのエリアのLEDを発光させるか等を決定する。ストロボ調光時には各測光・調光回路16A、16B、16Cで測定された各エリアの光量が所定の規定値に達したか否かを読み取り、規定値に達したエリアのLEDの発光を停止させる等の処理を実行する。
【0029】
また、本ストロボ装置は、色温度センサ18を備えており、詳細は省略するが、例えば、ストロボ発光の際に被写界の色温度を色温度センサ18により検出し、その色温度となるようにR、G、Bごとの発光量を調整する。R、G、Bごとの発光量を調整するには、R、G、Bごとに連続発光の発光時間を調整する方法や、各LEDをパルス発光させると共にR、G、Bごとに各LEDのパルス発光のデューティ比を調整する方法等がある。
【0030】
次に、各エリアごとの光量制御について図2のフローチャート等を用いて説明する。システムコントローラ10は、シャッタ−ボタンの半押しが行われた場合等の測光時において、まず、そのときのズーム倍率を検出する(ステップS10)。そして、検出したズーム倍率に基づいて測光するエリアを求める。例えば、本実施の形態のように照明範囲を第1エリアから第3エリアまで3つのエリアに分割している場合には、ズーム倍率に応じた撮影範囲内に中央の第1エリア以外の左右の第2エリア及び第3エリアが含まれるか否かを判断する。もし、第2エリア及び第3エリアが含まれていない場合には測光するエリアを第1エリアのみとし、第2エリア及び第3エリアが含まれている場合には測光するエリアを全てのエリアとする。
【0031】
続いて、測光するとしたエリアを各受光センサSA、SB、SC及び測光・調光回路16A、16B、16Cにより測光する(ステップS12)。そして、システムコントローラ10は、その測光結果に基づいてLEDを発光させる発光エリアを決定する(ステップS14)。即ち、光量が十分なエリアについてはLEDを発光させないエリアとし、光量が不足しているエリアを発光エリアとする。尚、撮影範囲外となって測光を行わなかったエリアはLEDを発光させない。
【0032】
次にシャッターボタンが全押しされてショッターレリーズに同期した発光信号を受信すると、発光エリアのLEDを発光させる(ステップS16)。そして、各発光エリアの光量を測光・調光回路により検出し、光量が規定値に達したことを検出した発光エリアから順に発光を停止させる(ステップS18)。尚、発光を停止する光量を示す規定値はズーム倍率等を考慮して決定される。以上により各エリアごとに適切に調光される。
【0033】
例えば、図3に示すようにカメラ及びストロボ装置に対して、第1エリア〜第3エリアのそれぞれの被写体の距離が異なり、第3エリア、第1エリア、第2エリアの順に被写体が遠くなっているとする。このとき、全てのエリアで発光が必要と判断されたとすると、シャッターレリーズに同期して各エリアのLEDが同時に発光を開始する。そして、まず、被写体の距離が最も近い第3エリアの光量が規定値に達し、第3エリアのLEDの発光が停止する。続いて、被写体の距離が2番目に近い第1エリアの光量が規定値に達し、第1エリアのLEDの発光が停止する。最後に被写体の距離が最も遠い第2エリアの光量が規定値に達し、第2エリアのLEDの発光が停止する。従って、被写体が近いほど照射される光の光量が少なく、遠い程多くなり、撮影範囲の被写体全体が適正な明るさとなる。
【0034】
以上、上記実施の形態では、測光を各エリアごとの受光センサ16A〜16Cにより行うようにしたが、デジタルカメラで本ストロボ装置を使用する場合には、CCD等の撮像手段により撮像される撮影画像のデータを用いて各エリアごとの測光を行うようにしてもよい。また、各エリアごとの調光は、各エリアごとの測光結果に基づいて事前に各エリアのLEDの発光量(発光時間等)を決めることにより適正となるようにしてもよい。また、各エリアのLEDの発光量を調整する方法として各LEDの連続発光の発光時間を調整する他に、各LEDをパルス発光させると共にその積算発光時間を調整する方法や、各LEDの電流を調整する方法もある。
【0035】
また、本発明では各LEDの制御を制御線により行うが、LED自体に受光センサがあるものもあり、その受光部により各LEDの発光量を制御することもできる。
【0036】
また、上記実施の形態では、個別に光量制御できるエリアを3つとしたが、LEDの発光/消灯を制御する制御線(CL1〜CL3に相当する制御線)の数や、SA〜SCに相当する受光センサ及び16A〜16Cに相当する測光・調光回路等の数を増やせば個別に光量制御できるエリアの数も増やすことができ、更に細かい光量制御を行うことができる。
【0037】
また、上記実施の形態では、個別に光量制御するエリアを固定としたが、ズーム倍率等に応じて変更できるようにしてもよい。例えば撮影範囲(撮影画面)を常に同じように複数の領域に分割するものとし、各領域に対応する被写体のエリアごとに発光制御を行うようにしてもよい。その場合には、ズーム倍率によって撮影範囲が変化するため、各エリアもズーム倍率によって変化する。
【0038】
また、上記実施の形態では、各エリアのLEDを発光するか否かは、測光結果によって自動的に決められるようになっていたが、撮影者が意図的に所望のエリアのみのLEDを発光させ、又は、発光させないなどの選択を行えるようにし、撮影画像に特殊効果を演出できるようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るストロボ装置によれば、被写体のエリア別にLED等の発光体から照射する光の光量が適正に調整されるため、撮影画像の一部で黒つぶれや白飛びが生じるといった従来のストロボ装置での不具合が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるカメラのストロボ装置の内部構成を示したブロック図。
【図2】各エリアごとの光量制御の手順を示したフローチャート。
【図3】本発明に係るストロボ装置の効果を示した図。
【符号の説明】
10…システムコントローラ、12…ROM、14…電圧可変回路、16…調光回路、18…色温度センサ、LR、LG、LB…電力供給ライン、1R〜MR、1G〜MG、1B〜MB…LED、VRR、VRG、VRB、VR1R〜VRMR、VR1G〜VRMG、VR1B〜VRMB…可変抵抗器、Tr1R〜TrMR、Tr1G〜TrMG、Tr1B〜TrMB…トランジスタ、S…受光センサ
【発明の属する技術分野】
本発明はストロボ装置に係り、特に発光ダイオード(以下、「LED」という)などの複数の発光体を光源に用いたストロボ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラのストロボ装置では一般に光源としてキセノン管が使用されているが、近年では高輝度LEDを照明装置として実用化できる状況にあり、カメラのストロボ装置への適用も可能となっている。尚、特許文献1、2には、LEDを光源とする照明装置が記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−76525号公報
【0004】
【特許文献2】
特開2002−116481号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、キセノン管をストロボ装置の光源とした場合、発光が一瞬で行われ、且つ、光源が一つであるため、主要被写体にしか適正光量を発光することができない。そのため、撮影画像の一部でいわゆる黒つぶれや白飛びなどが生じるという問題があった。これに対して、LEDを光源とするストロボ装置の場合、1つのLEDはキセノン管に比べて小さく複数のLEDを2次元的に多数配列して光源を構成することが容易に可能であるため、被写体のエリアごとに照明光の光量を調整することも可能となる。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、光源を構成する複数の発光体(LED等)の発光量をそれぞれ撮影範囲内の被写体のエリア別に制御し、各エリアごとに適正光量が得られるようにするストロボ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数の発光体を光源とするストロボ装置において、前記複数の発光体のうち1又は複数の発光体により照明される被写体のエリアを1つのエリアとして全照明範囲を複数のエリアに分けるとともに、各エリア別に各エリアを照明する発光体の発光量を制御し、各エリアに適正光量の光を照射することを特徴としている。
【0008】
本発明によれば、被写体のエリア別にLED等の発光体から照射する光の光量が適正に調整されるため、撮影画像の一部で黒つぶれや白飛びが生じるといった従来のストロボ装置での不具合を解消することができる。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、カメラでのズーム倍率に応じて前記各エリアに照射する光の光量を調整することを特徴している。
【0010】
本発明によれば、カメラでのズーム倍率に応じて各エリアに照射する光の光量が調整されるため、ワイド端からテレ端までの全てのズーム倍率での撮影で被写体全体に適正な光量の光が照射されるようになる。
【0011】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、カメラでのズーム倍率に応じて変化する撮影範囲に対応させて前記各エリアを変更することを特徴としている。
【0012】
本発明によれば、ズーム倍率に応じて変化する撮影範囲に対して適切に複数のエリアを設定し、各エリアごとに適切な光量の光を照射することができる。
【0013】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記各エリアうち前記発光体から光を照射するエリアを選択可能にしたことを特徴としている。
【0014】
本発明によれば、例えば、エリアの一部のみに光を照射し、又は、照射しないことにより撮影画像に特殊効果を演出することができる。
【0015】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のうちいずれか1に記載の発明において、前記各エリアの光量を測定する測光手段を備えたことを特徴としている。各エリアごとの光量を測光する測光手段を備えることによって各エリアごとに適正な光量の光を照射することができる。
【0016】
また、請求項6に記載の発明は、前記発光体は発光ダイオードであることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係るストロボ装置の好ましい実施の形態について詳説する。
【0018】
図1は、本発明が適用されるカメラのストロボ装置の回路構成を示した図である。同図におけるストロボ装置は、例えばホットシューによりカメラに着脱されるタイプのストロボ装置である。また、その照明光源には、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の高輝度発光のLEDが使用され、各色のLEDから出射された光がほぼ均等に混じり合うように2次元的に多数配列された構成となっている。尚、R、G、B、のLEDを使用する代わりに白色の高輝度発光のLEDを用いても良い。
【0019】
各LEDは、全LEDによって照明する被写体の範囲(照明範囲)を複数のエリアに分けたときにどのエリアを主として照明するかによってグループ分けされており、例えば、本実施の形態では全照明範囲を中央(第1エリア)、左(第2エリア)、右(第3エリア)の3つのエリアに分けて、各LEDを3つのグループに分けている。同図においてLED1−1とLED1−M(符号1−1と1−M)は、第1エリアを照明するLEDに1〜Mの通し番号を付してn番目のLEDをLED1−nで表したときの1番目とM番目のLEDを示しており、それ以外の第1エリアのLEDは省略している。同様にLED2−1とLED2−Mは、第2エリアを照明するLED2−n(n=1〜M)のうち1番目とM番目のLEDを示し、それ以外の第2エリアのLEDは省略している。LED3−1とLED3−Mは、第3エリアを照明するLED3−n(n=1〜M)のうち1番目とM番目のLEDを示し、それ以外の第3エリアのLEDは省略している。尚、光源をR、G、BごとのLEDで構成している場合、各エリアごとにR、G、BのLEDの割合が均等となるように分配されている。
【0020】
同図に示すシステムコントローラ10は、本ストロボ装置の回路全体を統括制御するもので、ホットシューを介してカメラからシャッターレリーズに同期した発光信号を入力すると、各LED1−n、2−n、3−n(n=1〜M)を発光させるための発光制御を実行する。また、システムコントローラ10には、被写体距離、色温度、シャッタースピード、ズーム倍率等の撮影条件に関する設定情報がカメラから与えられており、ROM12に記録されている情報を参照して設定情報に応じた発光制御を実行する。尚、システムコントローラ10等の回路はスロトボ装置ではなく、カメラに搭載されていてもよい。
【0021】
同図に示す電圧可変回路14は、システムコントローラ10の制御により図示しない電源(電池)の出力電圧を適正な電圧に変換し、その電圧を電力供給ラインLに供給する回路である。
【0022】
電力供給ラインLには、各LED1−n、2−n、3−n(n=1〜M)が並列に接続され、各LED1−n、2−n、3−nに並列に分岐された電流路にはそれぞれ可変抵抗器VR1−n、2−n、3−n及びトランジスタTr1−n、2−n、3−n(n=1〜M)が各LED1−n、2−n、3−n(n=1〜M)に直列に接続されている。
【0023】
各トランジスタTr1−n、2−n、3−nのベースには、システムコントローラ10からの制御線CL1、CL2、又は、CL3が接続されており、それらの制御線を通じてハイレベル又はローレベルの電圧が印加されるようになっている。各トランジスタTr1−n、2−n、3−nのベースにハイレベルの電圧が印加されると、各トランジスタTr1−n、2−n、3−nがオン(電流が流れる状態)となり、それらに直列に接続された各LED1−n、2−n、3−nに電流が流れる。従って、各LED1−n、2−n、3−nが発光する。一方、各トランジスタTr1−n、2−n、3−nのベースにローレベルの電圧が印加されると、各トランジスタTr1−n、2−n、3−nがオフ(電流が流れない状態)となり、それらに直列に接続された各LED1−n、2−n、3−nへの電流が遮断される。従って、各LED1−n、2−n、3−nが消灯する。
【0024】
3本の異なる制御線CL1、CL2、CL3は、各エリアに対応して設けられており、第1エリアのLED1−nのトランジスタTr1−nには制御線CL1が接続され、第2エリアのLED2−nのトランジスタTr2−nには制御線CL2が接続され、第3エリアのLED3−nのトランジスタTr3−nには制御線CL3が接続されている。従って、各エリアごとにLEDの発光/消灯を制御できるようになっている。尚、全てのLEDに対して個別の制御線を設けて各LEDをそれぞれ個別に制御できるようにしておいてもよい。また、システムコントローラ10がカメラに搭載されている場合に制御線はホットシュー部分に露出しておいてもよい。
【0025】
各LED1−n、2−n、3−nに直結された各可変抵抗器VR1−n、2−n、3−nは、それらの抵抗値を調整することによって各LED1−n、2−n、3−nに流れる電流の大きさを調整し、各LED1−n、2−n、3−nの発光輝度を調整するもので、例えば、製品出荷時等において各LEDの間で輝度ムラが生じないように抵抗値の調整が行われている。
【0026】
また、同図に示すように本ストロボ装置は、上述のように照明範囲を3つのエリアに分けた場合の各エリアに対応した測光・ストロボ調光用の受光センサSA、SB、SC及び測光・調光回路16A、16B、16Cを備えている。受光センサSAは、第1エリアの被写体からの光を受光し、受光センサSBは第2エリアの被写体からの光を受光し、受光センサSCは第3エリアの被写体からの光を受光する。
【0027】
各受光センサSA、SB、SCは、それぞれ同図に示すように抵抗RA、RB、RCとコンデンサCA、CB、CCの間に直列に接続されると共に電源からの電圧が印加されている。シャッターボタンが半押しされた場合等における測光時や、シャッターボタンが全押しされて各LEDを発光した場合等におけるストロボ調光時において、各受光センサSA、SB、SCに各エリアからの光が入射すると、その光強度に応じた電流が流れて光量に応じた電荷が各コンデンサCA、CB、CCに蓄積される。各測光・調光回路16A、16B、16Cは、各コンデンサCA、CB、CCの電圧を検出することによって、各エリアの光量を測定する。
【0028】
システムコントローラ10は、測光時に各測光・調光回路16A、16B、16Cから測光結果を取得し、その結果に応じてどのエリアのLEDを発光させるか等を決定する。ストロボ調光時には各測光・調光回路16A、16B、16Cで測定された各エリアの光量が所定の規定値に達したか否かを読み取り、規定値に達したエリアのLEDの発光を停止させる等の処理を実行する。
【0029】
また、本ストロボ装置は、色温度センサ18を備えており、詳細は省略するが、例えば、ストロボ発光の際に被写界の色温度を色温度センサ18により検出し、その色温度となるようにR、G、Bごとの発光量を調整する。R、G、Bごとの発光量を調整するには、R、G、Bごとに連続発光の発光時間を調整する方法や、各LEDをパルス発光させると共にR、G、Bごとに各LEDのパルス発光のデューティ比を調整する方法等がある。
【0030】
次に、各エリアごとの光量制御について図2のフローチャート等を用いて説明する。システムコントローラ10は、シャッタ−ボタンの半押しが行われた場合等の測光時において、まず、そのときのズーム倍率を検出する(ステップS10)。そして、検出したズーム倍率に基づいて測光するエリアを求める。例えば、本実施の形態のように照明範囲を第1エリアから第3エリアまで3つのエリアに分割している場合には、ズーム倍率に応じた撮影範囲内に中央の第1エリア以外の左右の第2エリア及び第3エリアが含まれるか否かを判断する。もし、第2エリア及び第3エリアが含まれていない場合には測光するエリアを第1エリアのみとし、第2エリア及び第3エリアが含まれている場合には測光するエリアを全てのエリアとする。
【0031】
続いて、測光するとしたエリアを各受光センサSA、SB、SC及び測光・調光回路16A、16B、16Cにより測光する(ステップS12)。そして、システムコントローラ10は、その測光結果に基づいてLEDを発光させる発光エリアを決定する(ステップS14)。即ち、光量が十分なエリアについてはLEDを発光させないエリアとし、光量が不足しているエリアを発光エリアとする。尚、撮影範囲外となって測光を行わなかったエリアはLEDを発光させない。
【0032】
次にシャッターボタンが全押しされてショッターレリーズに同期した発光信号を受信すると、発光エリアのLEDを発光させる(ステップS16)。そして、各発光エリアの光量を測光・調光回路により検出し、光量が規定値に達したことを検出した発光エリアから順に発光を停止させる(ステップS18)。尚、発光を停止する光量を示す規定値はズーム倍率等を考慮して決定される。以上により各エリアごとに適切に調光される。
【0033】
例えば、図3に示すようにカメラ及びストロボ装置に対して、第1エリア〜第3エリアのそれぞれの被写体の距離が異なり、第3エリア、第1エリア、第2エリアの順に被写体が遠くなっているとする。このとき、全てのエリアで発光が必要と判断されたとすると、シャッターレリーズに同期して各エリアのLEDが同時に発光を開始する。そして、まず、被写体の距離が最も近い第3エリアの光量が規定値に達し、第3エリアのLEDの発光が停止する。続いて、被写体の距離が2番目に近い第1エリアの光量が規定値に達し、第1エリアのLEDの発光が停止する。最後に被写体の距離が最も遠い第2エリアの光量が規定値に達し、第2エリアのLEDの発光が停止する。従って、被写体が近いほど照射される光の光量が少なく、遠い程多くなり、撮影範囲の被写体全体が適正な明るさとなる。
【0034】
以上、上記実施の形態では、測光を各エリアごとの受光センサ16A〜16Cにより行うようにしたが、デジタルカメラで本ストロボ装置を使用する場合には、CCD等の撮像手段により撮像される撮影画像のデータを用いて各エリアごとの測光を行うようにしてもよい。また、各エリアごとの調光は、各エリアごとの測光結果に基づいて事前に各エリアのLEDの発光量(発光時間等)を決めることにより適正となるようにしてもよい。また、各エリアのLEDの発光量を調整する方法として各LEDの連続発光の発光時間を調整する他に、各LEDをパルス発光させると共にその積算発光時間を調整する方法や、各LEDの電流を調整する方法もある。
【0035】
また、本発明では各LEDの制御を制御線により行うが、LED自体に受光センサがあるものもあり、その受光部により各LEDの発光量を制御することもできる。
【0036】
また、上記実施の形態では、個別に光量制御できるエリアを3つとしたが、LEDの発光/消灯を制御する制御線(CL1〜CL3に相当する制御線)の数や、SA〜SCに相当する受光センサ及び16A〜16Cに相当する測光・調光回路等の数を増やせば個別に光量制御できるエリアの数も増やすことができ、更に細かい光量制御を行うことができる。
【0037】
また、上記実施の形態では、個別に光量制御するエリアを固定としたが、ズーム倍率等に応じて変更できるようにしてもよい。例えば撮影範囲(撮影画面)を常に同じように複数の領域に分割するものとし、各領域に対応する被写体のエリアごとに発光制御を行うようにしてもよい。その場合には、ズーム倍率によって撮影範囲が変化するため、各エリアもズーム倍率によって変化する。
【0038】
また、上記実施の形態では、各エリアのLEDを発光するか否かは、測光結果によって自動的に決められるようになっていたが、撮影者が意図的に所望のエリアのみのLEDを発光させ、又は、発光させないなどの選択を行えるようにし、撮影画像に特殊効果を演出できるようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るストロボ装置によれば、被写体のエリア別にLED等の発光体から照射する光の光量が適正に調整されるため、撮影画像の一部で黒つぶれや白飛びが生じるといった従来のストロボ装置での不具合が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるカメラのストロボ装置の内部構成を示したブロック図。
【図2】各エリアごとの光量制御の手順を示したフローチャート。
【図3】本発明に係るストロボ装置の効果を示した図。
【符号の説明】
10…システムコントローラ、12…ROM、14…電圧可変回路、16…調光回路、18…色温度センサ、LR、LG、LB…電力供給ライン、1R〜MR、1G〜MG、1B〜MB…LED、VRR、VRG、VRB、VR1R〜VRMR、VR1G〜VRMG、VR1B〜VRMB…可変抵抗器、Tr1R〜TrMR、Tr1G〜TrMG、Tr1B〜TrMB…トランジスタ、S…受光センサ
Claims (6)
- 複数の発光体を光源とするストロボ装置において、
前記複数の発光体のうち1又は複数の発光体により照明される被写体のエリアを1つのエリアとして全照明範囲を複数のエリアに分けるとともに、各エリア別に各エリアを照明する発光体の発光量を制御し、各エリアに適正光量の光を照射することを特徴とするストロボ装置。 - カメラでのズーム倍率に応じて前記各エリアに照射する光の光量を調整することを特徴とする請求項1のストロボ装置。
- カメラでのズーム倍率に応じて変化する撮影範囲に対応させて前記各エリアを変更することを特徴とする請求項1のストロボ装置。
- 前記各エリアうち前記発光体から光を照射するエリアを選択可能にしたことを特徴とする請求項1のストロボ装置。
- 前記各エリアの光量を測定する測光手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1のストロボ装置。
- 前記発光体は発光ダイオードであることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1のストロボ装置。
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