JP2005016367A - Piezo-electric pump and stirling cooling vessel - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は圧電ポンプおよびスターリング冷却庫に関し、特に、流体を圧電素子で加圧して吐出する圧電ポンプおよびそれを備えたスターリング冷却庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
媒体を循環させるポンプとして、水晶やニオブ酸リチウムなどの圧電素子を用いた圧電ポンプが従来から用いられている。
【0003】
上記の圧電ポンプは、図4に示すように、ケーシング2と、該本体内に作動空間4および背圧空間5とを備える。ここで、作動空間4と背圧空間5とは圧電素子3によって隔てられている。また、作動空間4側のケーシングには、媒体を吸引する吸込孔6と、該媒体を吐出する吐出孔7とが設けられ、背圧空間5側のケーシングには、背圧空間5の圧力を調整するための背圧孔8が設けられている。なお、吸込孔6と吐出孔7には、媒体を逆流させない逆止弁9がそれぞれ設けられている。
【0004】
上記の圧電ポンプ1を動作させる際は、圧電素子3に電気信号を与える。これにより、該圧電素子3は図4中の破線矢印の方向に振幅運動する。なお、この際、圧電素子3の端部はケーシング2に固定されており、該圧電素子3は凸面形状に変形しながら振幅運動する。この結果、作動空間4の体積が変動し、該作動空間4内の圧力が圧電素子3の変形状態に応じて変動して、媒体を吸込/吐出する。
【0005】
ここで、上記の圧電素子3の変形により、背圧空間5の体積も変化することになるが、この結果、背圧空間5の圧力が変動すると、圧電素子3の運動方向と逆向きの力を生じさせることになり、結果として圧電ポンプ1の動作効率が低下する。これに対し、圧電素子3の変形状態に関わらず背圧空間5の圧力が一定となるように、ケーシング2の背圧空間5側に背圧孔8を設けている。
【0006】
また、このような圧電ポンプ1を適用するデバイスとしては、たとえばスターリング冷却庫における冷媒の循環回路などが挙げられる。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−205682号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような圧電ポンプにおいては、以下のような問題があった。
【0009】
上記のポンプを、たとえば媒体の圧力が大気圧に比べて低い回路に接続した場合、背圧空間5の圧力が大気圧であるのに対し、作動空間4側の圧力が低いため、圧電ポンプ1が動作しない状態で、圧電素子3が作動空間4側に凸な形状に反り曲がり、正常な動作を行なうことができない場合がある。その結果、該圧電ポンプの動作効率が低下する。
【0010】
ところで、特開2000−205682号公報(従来例1)において、スターリング冷凍機と冷却器の間の配管に設けられ、該配管内の熱媒体を循環させるポンプが開示されている。
【0011】
しかしながら、従来例1においては、ポンプ構造の詳細は開示されておらず、上述した作動空間と背圧空間との圧力差による圧電ポンプの動作効率の問題については未解決である。
【0012】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、動作効率のよい圧電ポンプ、およびそれを備えた成績係数(COP;Coefficient of Performance)の高いスターリング冷却庫を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る圧電ポンプは、ケーシングと、ケーシング内に設けられ、作動媒体を受け入れる作動空間と、作動空間に作動媒体を吸入する吸込部と、作動空間から作動媒体を吐出する吐出部と、ケーシング内に設けられる背圧空間と、ケーシング内の空間を作動空間と背圧空間とに仕切る圧電素子と、作動空間と背圧空間とを連通させる連通手段とを備える。
【0014】
これにより、作動空間側と背圧空間側の圧力差を緩和することができるので、圧電素子が圧力差によって変形し、圧電ポンプの動作効率が低下するのを防止することができる。
【0015】
上記の連通手段としては、作動空間と背圧空間とを連通させる連通管を含む構造が考えられる。
【0016】
これにより、連通管を介して、作動空間と背圧空間との間の圧力差を緩和することができる。
【0017】
ここで、1つの局面では、連通管の一端を吸込部と接続し、連通管により、吸込部を介して作動空間と背圧空間とを連通させる構造が考えられる。
【0018】
この際、吸込部に、作動媒体の逆流防止のための逆止弁を設け、逆止弁よりも上流側の吸込部または配管に連通管を接続することが好ましい。
【0019】
この構造においては、圧電素子が振動することによる作動空間の圧力変動が緩衝されて、作動媒体の圧電ポンプへの流入が妨げられることがない。したがって、ポンプの吸込/吐出能力を高めることができる。
【0020】
また、他の局面では、連通管の一端を吐出部と接続し、連通管により、吐出部を介して作動空間と背圧空間とを連通させる構造を採用してもよい。
【0021】
この際、吐出部に、作動媒体の逆流防止のための逆止弁を設け、逆止弁よりも下流側の吐出部または配管に連通管を接続することが好ましい。
【0022】
この構造においても、上記の局面と同様の効果を奏することができる。
本発明に係るスターリング冷却庫は、上述した圧電ポンプを高温側の作動媒体循環回路に備える。
【0023】
該圧電ポンプは従来のものと比較して動作効率がよいので、結果として成績係数の高いスターリング冷却庫を得ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に基づく圧電ポンプおよびスターリング冷却庫の1つの実施の形態について説明する。
【0025】
図1は、本実施の形態に係る圧電ポンプの断面図である。
本実施の形態に係る圧電ポンプ1は、図1に示すように、ケーシング2と、ケーシング2内に設けられ、作動媒体を受け入れる作動空間4と、作動空間4に作動媒体を吸入する吸込部としての吸込孔6と、作動空間から作動媒体を吐出する吐出部としての吐出孔7と、ケーシング2内に設けられる背圧空間5と、ケーシング2内の空間を作動空間4と背圧空間5とに仕切る圧電素子3と、作動空間4と背圧空間5とを連通させる連通手段としての連通管10とを備える。
【0026】
吸込部および吐出部には、作動媒体の逆流防止のための逆止弁9が設けられている。ここで、吸込部側の逆止弁9は、圧電ポンプ1内に流入する方向の流れのみを許容し、吐出部側の逆止弁9は、圧電ポンプから流出する方向の流れのみを許容する。
【0027】
なお、圧電素子3の変形状態に関わらず背圧空間5の圧力を一定とするために、ケーシング2の背圧空間5側に背圧孔8が設置されている。
【0028】
上記の圧電ポンプ1を動作させる際は、圧電素子3に電気信号を与える。これにより、該圧電素子3は図3中の破線矢印の方向に振幅運動する。なお、この際、圧電素子3の端部はケーシング2に固定されているので、該圧電素子3は作動空間4側或いは背面空間5側に凸面形状に変形する。この結果、作動空間4内の圧力が圧電素子3の変形状態に応じて変動し、媒体を吸込/吐出する。
【0029】
上記の圧電ポンプ1は、たとえば、スターリング冷却庫の一例である冷凍冷蔵庫における冷媒の循環回路、コンピュータのCPUを冷却する冷媒回路などに使用可能である。
【0030】
また、該ポンプが吸込/吐出する媒体としては、水、エタノール水溶液、エチレングリコール水溶液、HFC冷媒、二酸化炭素などが使用可能であり、これらは、気相であっても、液相であっても、また気液二相であってもよい。
【0031】
ところで、図1においては、連通管10の一端を吸込孔6(吸込部)と吸込部ジョイントを介して接続し他端を背圧孔8と接続して、連通管10により、吸込孔6および背圧孔8を介して作動空間4と背圧空間5とを連通させている。
【0032】
この際、吸込部において吸込部側の逆止弁9の設置位置よりも上流側に連通管10を接続することが好ましい。
【0033】
圧電素子がケーシング本体内に作動媒体を吸入する方向に振動した際には、背圧空間の圧力が増加する。
【0034】
ここで、連通管10を吸込部側の逆止弁9よりも下流側に接続した場合、押し出された背圧空間内の作動媒体が作動空間に流入する。
【0035】
圧電ポンプ内への作動媒体の流入は、作動空間の圧力が低下して、吸込部の逆止弁9が開くことによって行なわれるので、上記のように、背圧空間の作動媒体が作動空間内に流入することによって圧電ポンプの媒体の吸込能力が低下する。
【0036】
これに対し、上記の構造の採用により、作動媒体が作動空間内に流入することがないので、該ポンプの吸込能力が向上する。
【0037】
なお、圧電素子がケーシング本体外に作動媒体を吐出する方向に振動する局面においても、該ポンプの吐出能力が向上する。すなわち、圧電素子3が作動空間4側に凸の場合に吐出動作が行われるが、連通管10を備えておらず背圧空間5が密閉されている場合には、圧電素子が作動空間側に凸とする動作に伴って背圧空間の圧力が低下するため、これが抵抗となり吐出能力を低下させる原因となる。しかし、連通管10が存在することにより、圧電素子が作動空間側に凸とする動作に伴って連通管10から背圧空間5に作動媒体が流れ込むため、圧力の低下を防止できることから、抵抗が小さくなりと良好な吐出能力を得ることが可能となる。
【0038】
図2は、図1に示す圧電ポンプの変形例を示す図である。
図2においては、連通管10の一端を吐出部と接続し、連通管10により、吐出部を介して作動空間4と背圧空間5とを連通させる構造を採用している。また、吐出部において逆止弁9の設置位置よりも下流側に連通管10を吐出ジョイントを介して接続している。
【0039】
なお、それ以外の事項については、図1に示す圧電ポンプと同様であるので、説明を省略する。
【0040】
図2に示す構造の圧電ポンプにおいても、図1に示す圧電ポンプと略同様の効果を奏することができる。
【0041】
以下に、圧電ポンプ1の使用形態の一例として、該ポンプをスターリング冷却庫の高温側の作動媒体(冷媒)循環回路に設ける場合について説明する。
【0042】
なお、上記の冷却庫は、冷却空間として冷凍空間と冷蔵空間との少なくとも一方を備える。
【0043】
図3は、本実施の形態に係るスターリング冷却庫の冷媒循環回路を示した模式図である。
【0044】
本実施の形態に係るスターリング冷却庫は、図3に示すように、スターリング冷凍機17のウォームヘッドの冷却機構として、該部分に取り付けられた高温側蒸発器11と、該蒸発器11に接続され、冷媒蒸気を液化させる高温側凝縮器12とを備える。
【0045】
高温側蒸発器11において気化した冷媒は、ガス管18を通って高温側凝縮器12に達する。該凝縮器12において冷却され、液化した冷媒は、液管19を通って圧電ポンプ1に達する。
【0046】
なお、図3において、破線矢印はガス化した冷媒蒸気の流れを示し、実線矢印は液化した液冷媒の流れを示す。
【0047】
なお、上記の高温側冷却サイクル内の冷媒としては、圧電ポンプ1において使用する媒体として上述したものと同じものなどが使用可能である。
【0048】
また、該冷凍機17は、コールドヘッドに取り付けられた低温側凝縮器15と、該凝縮器15とともに閉回路を形成し、該回路を流れる低温側冷媒を蒸発させることで冷却庫内の熱を奪う冷却器16とをさらに備えている。
【0049】
コールドヘッドにおいて冷却された冷媒は液体となって、液管20を通って冷却器16に達する。そして、冷却器16において蒸発することで、冷却庫内の熱を吸収する。その後、ガス化した冷媒は、ガス管21を通って低温側凝縮器15に戻る。
【0050】
なお、上記の低温側冷却サイクル内の冷媒としては、たとえば、二酸化炭素や炭化水素などが使用可能である。
【0051】
上記の構成により、スターリング冷凍機17のウォームヘッドは、高温側蒸発器11および高温側凝縮器12によって冷却され、該冷凍機のコールドヘッドの冷熱は、低温側凝縮器15および冷却器16によって冷却庫の庫内に伝達される。
【0052】
ここで、該冷却庫の庫外が高湿度のとき、庫内冷気によって周囲環境よりも低温となる部分(扉のパッキング周辺や庫外壁面など)に結露が生じる場合がある。これに対し、上記部位を伝熱ヒータで加熱して結露を防止すると、消費電力が大きくなるという問題がある。
【0053】
上記に対し、本実施の形態に係るスターリング冷却庫は、図3に示すように、高温側凝縮器12と高温側蒸発器11との間の液管19に、圧電ポンプ1と発露防止パイプ14とを設ける。
【0054】
高温側蒸発器11および高温側凝縮器12中の液冷媒は、圧電ポンプ1によって図3中の実線矢印の向きに強制循環され、ドレン処理パイプ13を介して発露防止パイプ14へと導かれる。
【0055】
これにより、発露防止パイプ14内の冷媒が有する温熱によって、不必要な電力を消耗することなく、上述した発露しやすい部位を加熱して、露点温度以上に保つことができる。
【0056】
さらに、本実施の形態においては、圧電ポンプ1が従来のものと比較して動作効率がよいので、結果として成績係数の高いスターリング冷却庫を得ることができる。
【0057】
ここで、本実施の形態に係る圧電ポンプにおいて、上述した各々の特徴部分を組み合わせて複合された効果を得ることは当初から予定されている。
【0058】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、圧電ポンプの作動空間と背圧空間との圧力差を緩衝し、作動ポンプの動作効率を向上させることができる。また、その結果として、スターリング冷却庫の成績係数を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態に係る圧電ポンプの断面図である。
【図2】本発明の1つの実施の形態に係る圧電ポンプの変形例の断面図である。
【図3】本発明の1つの実施の形態に係る圧電ポンプを備えたスターリング冷却庫の冷媒循環回路を示した図である。
【図4】従来の圧電ポンプの断面図である。
【符号の説明】
1 圧電ポンプ、2 ケーシング、3 圧電素子、4 作動空間、5 背圧空間、6 吸込孔、7 吐出孔、8 背圧孔、9 逆止弁、10 連通管、11 高温側蒸発器、12 高温側凝縮器、13 ドレン処理パイプ、14 発露防止パイプ、15 低温側凝縮器、16 冷却器、17 スターリング冷凍機、18ガス管(高温側)、19 液管(高温側)、20 液管(低温側)、21 ガス管(低温側)。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a piezoelectric pump and a Stirling cooler, and more particularly, to a piezoelectric pump that pressurizes and discharges a fluid with a piezoelectric element and a Stirling cooler including the piezoelectric pump.
[0002]
[Prior art]
As a pump for circulating a medium, a piezoelectric pump using a piezoelectric element such as crystal or lithium niobate has been conventionally used.
[0003]
As shown in FIG. 4, the piezoelectric pump includes a
[0004]
When the
[0005]
Here, due to the deformation of the
[0006]
Examples of a device to which such a
[0007]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2000-205682
[Problems to be solved by the invention]
However, the piezoelectric pump as described above has the following problems.
[0009]
For example, when the above pump is connected to a circuit in which the pressure of the medium is lower than the atmospheric pressure, the pressure in the
[0010]
By the way, JP 2000-205682 A (conventional example 1) discloses a pump that is provided in a pipe between a Stirling refrigerator and a cooler and circulates a heat medium in the pipe.
[0011]
However, in the conventional example 1, the details of the pump structure are not disclosed, and the problem of the operation efficiency of the piezoelectric pump due to the pressure difference between the working space and the back pressure space is not yet solved.
[0012]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a piezoelectric pump with high operating efficiency and a Stirling refrigerator having a high coefficient of performance (COP). Is to provide.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
A piezoelectric pump according to the present invention is provided with a casing, a working space that is provided in the casing and receives the working medium, a suction part that sucks the working medium into the working space, a discharge part that discharges the working medium from the working space, and the casing A back pressure space provided in the housing, a piezoelectric element that partitions the space in the casing into a working space and a back pressure space, and communication means for communicating the working space and the back pressure space.
[0014]
Thereby, since the pressure difference between the working space side and the back pressure space side can be relaxed, it is possible to prevent the piezoelectric element from being deformed by the pressure difference and the operation efficiency of the piezoelectric pump from being lowered.
[0015]
As the communication means, a structure including a communication pipe that allows communication between the working space and the back pressure space is conceivable.
[0016]
Thereby, the pressure difference between the working space and the back pressure space can be reduced via the communication pipe.
[0017]
Here, in one aspect, a structure in which one end of the communication pipe is connected to the suction portion and the working space and the back pressure space are communicated with each other via the suction portion by the communication pipe is conceivable.
[0018]
At this time, it is preferable to provide a check valve for preventing the backflow of the working medium in the suction portion, and to connect the communication pipe to the suction portion or the pipe upstream of the check valve.
[0019]
In this structure, the pressure fluctuation in the working space due to the vibration of the piezoelectric element is buffered, and the flow of the working medium into the piezoelectric pump is not hindered. Therefore, the suction / discharge capacity of the pump can be increased.
[0020]
In another aspect, a structure may be employed in which one end of the communication pipe is connected to the discharge portion, and the working space and the back pressure space are communicated with each other via the discharge portion.
[0021]
At this time, it is preferable to provide a check valve for preventing backflow of the working medium in the discharge part, and to connect the communication pipe to the discharge part or the pipe on the downstream side of the check valve.
[0022]
Even in this structure, the same effect as the above-described aspect can be achieved.
The Stirling refrigerator according to the present invention includes the above-described piezoelectric pump in a high-temperature working medium circulation circuit.
[0023]
Since the piezoelectric pump has a higher operating efficiency than the conventional pump, a Stirling refrigerator having a high coefficient of performance can be obtained as a result.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the following, an embodiment of a piezoelectric pump and a Stirling cooler according to the present invention will be described.
[0025]
FIG. 1 is a cross-sectional view of the piezoelectric pump according to the present embodiment.
As shown in FIG. 1, the
[0026]
The suction part and the discharge part are provided with a
[0027]
Note that a
[0028]
When the
[0029]
The
[0030]
Moreover, water, ethanol aqueous solution, ethylene glycol aqueous solution, HFC refrigerant, carbon dioxide, etc. can be used as the medium sucked / discharged by the pump, and these can be used in the gas phase or in the liquid phase. Moreover, a gas-liquid two phase may be sufficient.
[0031]
By the way, in FIG. 1, one end of the communication pipe 10 is connected to the suction hole 6 (suction part) via the suction part joint, and the other end is connected to the
[0032]
At this time, it is preferable to connect the communication pipe 10 upstream of the installation position of the
[0033]
When the piezoelectric element vibrates in the direction of sucking the working medium into the casing body, the pressure in the back pressure space increases.
[0034]
Here, when the communication pipe 10 is connected to the downstream side of the
[0035]
Since the working medium flows into the piezoelectric pump when the pressure in the working space decreases and the
[0036]
On the other hand, since the working medium does not flow into the working space by adopting the above structure, the suction capacity of the pump is improved.
[0037]
Note that the discharge capacity of the pump is improved even in a phase where the piezoelectric element vibrates in the direction of discharging the working medium to the outside of the casing body. That is, when the
[0038]
FIG. 2 is a view showing a modification of the piezoelectric pump shown in FIG.
In FIG. 2, a structure is adopted in which one end of the communication pipe 10 is connected to the discharge section, and the working space 4 and the
[0039]
The other items are the same as those of the piezoelectric pump shown in FIG.
[0040]
The piezoelectric pump having the structure shown in FIG. 2 can achieve substantially the same effect as the piezoelectric pump shown in FIG.
[0041]
Below, the case where this pump is provided in the working medium (refrigerant) circulation circuit of the high temperature side of a Stirling refrigerator is demonstrated as an example of the usage pattern of the
[0042]
In addition, said refrigerator is provided with at least one of freezing space and refrigeration space as cooling space.
[0043]
FIG. 3 is a schematic diagram showing a refrigerant circulation circuit of the Stirling cooler according to the present embodiment.
[0044]
As shown in FIG. 3, the Stirling cooler according to the present embodiment is connected to the
[0045]
The refrigerant vaporized in the high
[0046]
In FIG. 3, broken line arrows indicate the flow of gasified refrigerant vapor, and solid line arrows indicate the flow of liquefied liquid refrigerant.
[0047]
As the refrigerant in the high temperature side cooling cycle, the same medium as described above as the medium used in the
[0048]
The
[0049]
The refrigerant cooled in the cold head becomes a liquid and reaches the cooler 16 through the
[0050]
In addition, as a refrigerant in said low temperature side cooling cycle, a carbon dioxide, a hydrocarbon, etc. can be used, for example.
[0051]
With the above configuration, the warm head of the
[0052]
Here, when the outside of the refrigerator is highly humid, dew condensation may occur in a portion (such as a door packing periphery or an outside wall surface) that is cooler than the surrounding environment due to the cool air inside the refrigerator. On the other hand, when the said part is heated with a heat-transfer heater and condensation is prevented, there exists a problem that power consumption becomes large.
[0053]
In contrast, the Stirling cooler according to the present embodiment has a
[0054]
The liquid refrigerant in the high
[0055]
As a result, the above-described easily dewable portion can be heated and kept above the dew point temperature without consuming unnecessary electric power due to the warm heat of the refrigerant in the dew
[0056]
Furthermore, in the present embodiment, the
[0057]
Here, in the piezoelectric pump according to the present embodiment, it is planned from the beginning to obtain a combined effect by combining the above-described respective characteristic portions.
[0058]
Although the embodiments of the present invention have been described above, the embodiments disclosed this time should be considered as illustrative in all points and not restrictive. The scope of the present invention is defined by the terms of the claims, and is intended to include any modifications within the scope and meaning equivalent to the terms of the claims.
[0059]
【The invention's effect】
According to the present invention, the pressure difference between the working space and the back pressure space of the piezoelectric pump can be buffered, and the operating efficiency of the working pump can be improved. As a result, the coefficient of performance of the Stirling refrigerator can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a piezoelectric pump according to one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a modified example of the piezoelectric pump according to one embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing a refrigerant circulation circuit of a Stirling refrigerator equipped with a piezoelectric pump according to one embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view of a conventional piezoelectric pump.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記ケーシング内に設けられ、作動媒体を受け入れる作動空間と、
前記作動空間に前記作動媒体を吸入する吸込部と、
前記作動空間から前記作動媒体を吐出する吐出部と、
前記ケーシング内に設けられる背圧空間と、
前記ケーシング内の空間を前記作動空間と前記背圧空間とに仕切る圧電素子と、
前記作動空間と前記背圧空間とを連通させる連通手段とを備えた圧電ポンプ。A casing,
A working space provided in the casing for receiving a working medium;
A suction part for sucking the working medium into the working space;
A discharge section for discharging the working medium from the working space;
A back pressure space provided in the casing;
A piezoelectric element that partitions the space in the casing into the working space and the back pressure space;
A piezoelectric pump comprising communication means for communicating the working space and the back pressure space.
該逆止弁よりも上流側に前記連通管の一端を接続した、請求項1に記載の圧電ポンプ。The communication means includes a communication pipe for communicating the working space and the back pressure space, and a check valve for preventing a backflow of the working medium is provided in the suction portion.
The piezoelectric pump according to claim 1, wherein one end of the communication pipe is connected upstream of the check valve.
該逆止弁よりも下流側に前記連通管の一端を接続した、請求項1に記載の圧電ポンプ。The communication means includes a communication pipe that communicates the working space and the back pressure space, and a check valve for preventing a backflow of the working medium is provided in the discharge portion.
The piezoelectric pump according to claim 1, wherein one end of the communication pipe is connected to the downstream side of the check valve.
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