JP2005016323A - 放熱ファンの直列連結モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】風進入量と風排出量を増やすことができ、ファンホイールが異常な時に風進入量を補うことができ、エアによる騒音を低く抑えることができると共に、モジュール全体の放熱効率を確実に高めることができる直列連結モジュールを提供する。
【解決手段】第一ファンユニットと第二ファンユニットにはそれぞれ第一ファンホイールと第二ファンホイールが設けられ、結合部材により直列連結するように排列される。風進入口は、第二ファンユニットの風進入量と風排出量を増やすように第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の結合面の周辺に形成され。第一ファンユニットの異常運転で送風の効率が低くなった時、第二ファンユニットの第二ファンホイールは風進入口を経て風進入量を補う。
【選択図】 図1
【解決手段】第一ファンユニットと第二ファンユニットにはそれぞれ第一ファンホイールと第二ファンホイールが設けられ、結合部材により直列連結するように排列される。風進入口は、第二ファンユニットの風進入量と風排出量を増やすように第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の結合面の周辺に形成され。第一ファンユニットの異常運転で送風の効率が低くなった時、第二ファンユニットの第二ファンホイールは風進入口を経て風進入量を補う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放熱ファンの直列連結モジュールに関するもので、特に第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の結合面の周辺に少なくとも一個の風進入口が形成されることにより、風進入量と風排出量を増やすことができる放熱ファンの直列連結モジュールに係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のものにあっては、下記のようなものになっている。
【0003】
従来の放熱ファンの直列連結モジュールとしては、図10、11に示すように、第一ファンユニット10、第二ファンユニット20および導流静的羽根30が含まれる。第一ファンユニット10は風進入口側に位置され、第二ファンユニット20は風排出口側に位置され、導流静的羽根30は第一ファンユニット10の框体100の基部に設けられるため、気流を導引して風圧を増やすことができる。また、通常として第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の框体100、200には対応するように複数個の係止溝11と複数個の係止部材21が設けられるため、第一ファンユニット10と第二ファンユニット20は一体になるように緊密に結合されて直列連結モジュールが形成される。このように、第一ファンユニット10と第二ファンユニット20はそれぞれ設置された第一ファンホイール(図示せず)と第二ファンホイール22により共同で気流を駆動し、気流は迅速に風進入口側から風排出口側に向けて吹き付けるようにとしたものがある。
【0004】
また、従来の組立式放熱ファンのフレームの構造としては、少なくとも一個の放熱装置と配合して使用することができ、放熱ファンのフレームの構造には第一フレームおよび第一導流部が含まれる。第一導流部は第一フレームの内部に配置され、第一導流部は複数個の静的羽根により構成されると共に、半径方向に排列される。上記少なくとも一個の放熱装置が回転された時、複数個の静的羽根により上記少なくとも一個の放熱装置が起こした気流の風量と風圧を高めることができるようにとしたものがある(例えば、特許文献1を参照)。
【0005】
【特許文献1】
中華民国公告番号第523652号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の放熱ファンの直列連結モジュールにおいては、送風量と気流の速度を増やすことができるが、やはり下記の問題点を有している。
a)第一ファンユニット10と第二ファンユニット20が正常な運転において冷却の気流はただ風進入口側の第一ファンユニット10の単一の風進入口から吸入されることができるため、直列連結モジュールの全ての風排出量は制限されてしまう。
b)第一ファンユニット10が異常な運転をした時、第一ファンホイールの羽根の回転数が低すぎるため、第二ファンホイール22の送風の効率も悪くなり、全体的な放熱の効率に影響を及ぼしてしまう。
c)第一ファンユニット10が異常な運転をした時、第一ファンホイールと第二ファンホイール22の気流の流速が異なることにより、気流の密度が不均一となる現象が生じてしまうため、直列連結モジュールの静圧/流速特性(static pressure−flow rate characteristic)は低くなると共に、大量なエアによる騒音が生じてしまう。
という問題点があった。
【0007】
また、従来の組立式放熱ファンのフレームの構造においては、気流の風量と風圧を高めることができるが、少なくとも一個の放熱装置が正常な運転において、冷却の気流はただ風進入口側の風進入口から吸入されることができるため、少なくとも一個の放熱装置の全ての風排出量は制限されてしまうという問題点があった。
【0008】
本発明は、このような問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の結合面の周辺には少なくとも一個の風進入口が形成され、風進入口により第二ファンユニットの風進入量と風排出量を増やすことができる。また、第一ファンユニットのファンホイールが異常な運転をした時、上記風進入口により第一ファンユニットの風進入口から即時に第二ファンユニットのファンホイールに提供できない風進入量を補うことができ、さらに放熱ファンの内部において気流の密度が不均一になるのを避けることができるため、エアによる騒音を低く抑えることができると共に、放熱ファンの直列連結モジュールの全体的な放熱の効率を確実に高めることができる放熱ファンの直列連結モジュールを提供しようとするものである。
【0009】
本発明の第一の目的は、第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の直列連結の結合面の周辺には少なくとも一個の風進入口が形成されることにより、気流は上記風進入口と第一ファンユニットの風進入口から同時に放熱ファンの内部に流入することができることにより、放熱ファンの直列連結モジュールの風の総進入量と風の総排出量を増やすことができるため、放熱ファンの直列連結モジュールの全体的な放熱の効率を確実に高めることができる放熱ファンの直列連結モジュールを提供しようとするものである。
【0010】
本発明の第二の目的は、第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の直列連結の結合面の周辺には少なくとも一個の風進入口が形成されることにより、第一ファンユニットのファンホイールが異常な運転をした時、第二ファンユニットのファンホイールは上記風進入口により第一ファンユニットの風進入口から即時に提供できない風進入量を補うことができ、さらに放熱ファンの内部において気流の密度が不均一になるのを避けることができるため、エアによる騒音を低く抑えることができると共に、放熱ファンの直列連結モジュールの全体的な放熱の効率を確実に高めることができる放熱ファンの直列連結モジュールを提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明による放熱ファンの直列連結モジュールは、下記のようになるものである。すなわち、
第一ファンユニット、第二ファンユニット、少なくとも一個の結合部材および少なくとも一個の風進入口により構成される。第一ファンユニットは風進入口側に位置され、第一ファンユニットは框体により第一ファンホイールを収容する。第二ファンユニットは風排出口側に位置され、框体により第二ファンホイールを収容する。少なくとも一個の結合部材により第一ファンユニットと第二ファンユニットを直列連結するように排列させ、さらに定位するように結合させる。少なくとも一個の風進入口は第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の間に形成されることにより、第二ファンユニットの風進入量と風排出量を増やすことができる。
【0012】
本発明による放熱ファンの直列連結モジュールは、他に少なくとも一個の導流静的羽根が設けられ、導流静的羽根は気流を導引して風圧を増加するのに用いられ、導流静的羽根は第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の風進入口側、風排出口側に形成されることもできる。また、風進入口は第一ファンユニットと第二ファンユニットの内の一個のファンユニットの框体の結合面に設けられることもできる。また、風進入口は同時に第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の結合面に設けられることもできる。また、上記結合部材は複数個の係止溝と複数個の係止部材からなることもできる。また、係止部材の底部から延伸して間隔部材が形成され、第一ファンユニットと第二ファンユニットが係止溝と係止部材により結合された時、係止部材の間隔部材の間隔により第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の結合面の間には風進入口が形成されることもできる。また、上記結合部材は複数個のねじ桿と複数個の間隔部材からなり、第一ファンユニットと第二ファンユニットがねじ桿と間隔部材により結合された時、間隔部材の間隔により第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の結合面の間には風進入口が形成されることもできる。また、上記結合部材は一体成形になるように第一ファンユニットと第二ファンユニットの間に形成された複数個の間隔部材からなり、一体成形の間隔部材により第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の間には風進入口が形成されることもできる。また、上記結合部材は結合板からなり、第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の側辺から直列連結して結合板に定位するように結合させ、さらに二個のファンユニットの間に間隔を保持させることにより、風進入口が形成されることもできる。また、第一ファンユニット、第二ファンユニットは風進入口側、風排出口側から他に一個以上のファンユニットを直列連結することもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
【0014】
【実施形態1】
図1は本発明の実施形態1の放熱ファンの直列連結モジュールによる分解斜視図で、図2は本発明の実施形態1の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図で、図3は本発明の実施形態2の放熱ファンの直列連結モジュールによる分解斜視図で、図4は本発明の実施形態2の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図で、図5は本発明の実施形態3の放熱ファンの直列連結モジュールによる分解斜視図で、図6は本発明の実施形態3の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図で、図7は本発明の実施形態4の放熱ファンの直列連結モジュールによる分解斜視図で、図8は本発明の実施形態4の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図で、図9は本発明の実施形態5の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図である。
【0015】
本考案の放熱ファンの直列連結モジュールの一部分の部材は図10、11に示す従来の放熱ファンの直列連結モジュールの構造と同じであり、両者の同じ部分の部材は同じ符号を採用して標示するため、その構造と功能については再び詳細に説明しない。
【0016】
図1、2を参照すると、本発明の実施形態1の放熱ファンの直列連結モジュールには第一ファンユニット10、第二ファンユニット20、少なくとも一個の結合部材および少なくとも一個の風進入口101が含まれる。第一ファンユニット10は風進入口側に位置され、第二ファンユニット20は風排出口側に位置される。第一ファンユニット10と第二ファンユニット20はそれぞれ框体100、200により第一ファンホイール(図示せず)と第二ファンホイール22を収容することができると同時に、第一ファンユニット10と第二ファンユニット20には框体100、200の相対する結合面の周辺から上記結合部材と風進入口101が形成される。
【0017】
本発明の実施形態1において、上記結合部材は好ましくは複数個の係止溝11と複数個の係止部材21からなり、係止溝11と係止部材21により第一ファンユニット10と第二ファンユニット20を直列連結して定位するように結合することができる。風進入口101は例えば凹むように第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の内の一個のファンユニットの框体100、200の結合面の周辺に設けられることにより、風進入口101により放熱ファンの内部の気流通路12は放熱ファンの外部とは互いに連通することができるように形成されるため、第二ファンユニット20の風進入量と風排出量は増加するように形成される。特に、第一ファンユニット10が異常な運転をして第一ファンユニット10の送風の効率が低くなった時、第二ファンユニット20の第二ファンホイール22は風進入口101により元来第一ファンユニット10の風進入口から提供するべき風進入量を補うことができる。この時、風進入口101から吸入された風進入量により第一ファンホイールと第二ファンホイール22の送風量の不均一による気流通路12の内部に暫く形成された気流の不均一な区域を補填することができるため、風進入口101により第一ファンユニット10の異常運転時における騒音の発生を減らすことができる。
【0018】
さらに、本発明の実施形態1においても、少なくとも一個の導流静的羽根30を設置することができ、導流静的羽根30により気流を導引して風圧を増加することができる。導流静的羽根30は製品の需要性に応じて例えば第一ファンユニット10および/または第二ファンユニット20の框体100、200の風進入口側、風排出口側に設置されることができる。
【0019】
【実施形態2】
図3、4を参照すると、本発明の実施形態2の放熱ファンの直列連結モジュールが掲示される。実施形態1と比較して、実施形態2においては同時に第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の框体100、200の結合面の周辺にそれぞれ対応の風進入口101と風進入口201が形成されることにより、風進入口101と風進入口201の風吸引範囲はさらに拡大されるため、第二ファンユニット20の第二ファンホイール22が風進入口101、201から吸入することができる風進入量も増加される。
【0020】
【実施形態3】
図5、6を参照すると、本発明の実施形態3の放熱ファンの直列連結モジュールが掲示される。実施形態1、2と比較すると、実施形態3においては上記結合部材は同様に複数個の係止溝11と複数個の係止部材21からなるが、各係止部材21の底部にはさらに延伸して間隔部材211が形成される。第一ファンユニット10と第二ファンユニット20が係止溝11と係止部材21により直列連結するように排列され、さらに定位するように結合された後、間隔部材211の間隔により第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の框体100、200の結合面の間には風進入口101’が形成される。風進入口101’により同様に第二ファンユニット20の風進入量と風排出量を増やすことができると同時に、間隔部材211により形成された風進入口101’の方式では第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の框体100、200の基本構造を大幅に設計し直す必要がないという利点がある。
【0021】
【実施形態4】
図7、8を参照すると、本発明の実施形態4の放熱ファンの直列連結モジュールが掲示される。実施形態1、2、3と比較して、実施形態4においては上記結合部材は複数個のねじ桿40と複数個の間隔部材41からなる。ねじ桿40は順序に従って第二ファンユニット20の複数個のスルーホール23、複数個の間隔部材41と第一ファンユニット10の複数個のスルーホール13を経て第一ファンユニット10と第二ファンユニット20を直列連結して定位するように結合することができる。また、間隔部材41の間隔により第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の框体100、200の結合面の間には少なくとも一個の風進入口101’が形成される。風進入口101’により同様に第二ファンユニット20の風進入量と風排出量を増やすことができる。実施形態4において、ねじ桿40と間隔部材41により形成された風進入口101’の方式では同様に第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の框体100、200の基本構造を大幅に設計し直す必要がないという利点がある。
【0022】
また、本発明の実施形態4における結合部材は一体成形になるように第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の間に形成された複数個の間隔部材41からなることができる。すなわち、本発明においては直接第一ファンユニット10、複数個の間隔部材41と第二ファンユニット20を一体成形の方式により射出成形を利用して製造することができる。そのために、本発明においてはねじ桿40を使用することなく、一体成形の間隔部材41により第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の框体100、200の間には少なくとも一個の風進入口101’が形成される。
【0023】
【実施形態5】
図9を参照すると、本発明の実施形態5の放熱ファンの直列連結モジュールが掲示される。実施形態1、2、3、4と比較して、実施形態5においてはファンユニットの直列連結量を三個以上に増設し、すなわち例えば第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の風進入口側、風排出口側に再び第三ファンユニット50を直列連結する。図9に示すように、本発明においては第一ファンユニット10の風進入口側に第三ファンユニット50を直列連結する。第一ファンユニット10、第二ファンユニット20と第三ファンユニット50の框体100、200、500は例えば上記結合部材により結合を行うことができ、例えば図1に示すような係止溝11と係止部材21、図5に示すような係止溝11と間隔部材211を有する係止部材21、または図7に示すようなねじ桿40と間隔部材41を利用することができる。また、実施形態5の結合部材もいかなる形式の結合板60と置き換えることができるため、各ファンユニット10、20、50の框体100、200、500の側辺から適当な結合方式(例えば貼接、係合、螺設、熔接)を利用して各ファンユニット10、20、50を直列連結して結合板60に定位するように結合させることができる。さらに、その内の第一ファンユニット10と第三ファンユニット50が適当な間隔を保つことにより、風進入口501を直接形成させることができる。風進入口501により同様に第二ファンユニット20の風進入量と風排出量を増やすことができる。さらに、風進入口501も同様に第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の元来のモジュールの基本構造に影響を及ぼすことがない。
【0024】
上述のように、図10に示す従来の放熱ファンの直列連結モジュールは単一なファンユニットの風進入口から気流を吸入するだけで、第一ファンユニットが異常な運転をした時、送風の効率が低落して騒音が生じてしまうなどの問題点があった。図1に示す本発明の放熱ファンの直列連結モジュールによれば、第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の框体100、200の結合面の周辺には少なくとも一個の風進入口101が設けられることにより、放熱ファンの直列連結モジュールは風進入量を確実に増やすことができると共に、騒音を減らして全体的な放熱の効率を高めることができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明の放熱ファンの直列連結モジュールによれば、第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の直列連結の結合面の周辺には少なくとも一個の風進入口が形成されることにより、気流は上記風進入口と第一ファンユニットの風進入口から同時に放熱ファンの内部に流入することができることにより、放熱ファンの直列連結モジュールの風の総進入量と風の総排出量を増やすことができるため、放熱ファンの直列連結モジュールの全体的な放熱の効率を確実に高めることができるという利点がある。
【0026】
本発明の放熱ファンの直列連結モジュールによれば、第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の直列連結の結合面の周辺には少なくとも一個の風進入口が形成されることにより、第一ファンユニットのファンホイールが異常な運転をした時、第二ファンユニットのファンホイールは上記風進入口により第一ファンユニットの風進入口から即時に提供できない風進入量を補うことができ、さらに放熱ファンの内部において気流の密度が不均一になるのを避けることができるため、エアによる騒音を低く抑えることができると共に、放熱ファンの直列連結モジュールの全体的な放熱の効率を確実に高めることができるという利点がある。
【0027】
本発明は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なものであり、限定的なものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の放熱ファンの直列連結モジュールによる分解斜視図である。
【図2】本発明の実施形態1の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図である。
【図3】本発明の実施形態2の放熱ファンの直列連結モジュールによる分解斜視図である。
【図4】本発明の実施形態2の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図である。
【図5】本発明の実施形態3の放熱ファンの直列連結モジュールによる分解斜視図である。
【図6】本発明の実施形態3の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図である。
【図7】本発明の実施形態4の放熱ファンの直列連結モジュールによる分解斜視図である。
【図8】本発明の実施形態4の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図である。
【図9】本発明の実施形態5の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図である。
【図10】従来の放熱ファンの直列連結モジュールによる分解斜視図である。
【図11】従来の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図である。
【符号の説明】
10 第一ファンユニット 100 框体
101 風進入口 101’ 風進入口
11 係止溝 12 気流通路
13 ねじ孔 20 第二ファンユニット
200 框体 201 風進入口
21 係止部材 211 間隔部材
22 第二ファンホイール 23 スルーホール
30 導流静的羽根 40 ねじ桿
41 間隔部材 50 第三ファンユニット
500 框体 501 風進入口
60 結合板
【発明の属する技術分野】
本発明は、放熱ファンの直列連結モジュールに関するもので、特に第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の結合面の周辺に少なくとも一個の風進入口が形成されることにより、風進入量と風排出量を増やすことができる放熱ファンの直列連結モジュールに係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のものにあっては、下記のようなものになっている。
【0003】
従来の放熱ファンの直列連結モジュールとしては、図10、11に示すように、第一ファンユニット10、第二ファンユニット20および導流静的羽根30が含まれる。第一ファンユニット10は風進入口側に位置され、第二ファンユニット20は風排出口側に位置され、導流静的羽根30は第一ファンユニット10の框体100の基部に設けられるため、気流を導引して風圧を増やすことができる。また、通常として第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の框体100、200には対応するように複数個の係止溝11と複数個の係止部材21が設けられるため、第一ファンユニット10と第二ファンユニット20は一体になるように緊密に結合されて直列連結モジュールが形成される。このように、第一ファンユニット10と第二ファンユニット20はそれぞれ設置された第一ファンホイール(図示せず)と第二ファンホイール22により共同で気流を駆動し、気流は迅速に風進入口側から風排出口側に向けて吹き付けるようにとしたものがある。
【0004】
また、従来の組立式放熱ファンのフレームの構造としては、少なくとも一個の放熱装置と配合して使用することができ、放熱ファンのフレームの構造には第一フレームおよび第一導流部が含まれる。第一導流部は第一フレームの内部に配置され、第一導流部は複数個の静的羽根により構成されると共に、半径方向に排列される。上記少なくとも一個の放熱装置が回転された時、複数個の静的羽根により上記少なくとも一個の放熱装置が起こした気流の風量と風圧を高めることができるようにとしたものがある(例えば、特許文献1を参照)。
【0005】
【特許文献1】
中華民国公告番号第523652号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の放熱ファンの直列連結モジュールにおいては、送風量と気流の速度を増やすことができるが、やはり下記の問題点を有している。
a)第一ファンユニット10と第二ファンユニット20が正常な運転において冷却の気流はただ風進入口側の第一ファンユニット10の単一の風進入口から吸入されることができるため、直列連結モジュールの全ての風排出量は制限されてしまう。
b)第一ファンユニット10が異常な運転をした時、第一ファンホイールの羽根の回転数が低すぎるため、第二ファンホイール22の送風の効率も悪くなり、全体的な放熱の効率に影響を及ぼしてしまう。
c)第一ファンユニット10が異常な運転をした時、第一ファンホイールと第二ファンホイール22の気流の流速が異なることにより、気流の密度が不均一となる現象が生じてしまうため、直列連結モジュールの静圧/流速特性(static pressure−flow rate characteristic)は低くなると共に、大量なエアによる騒音が生じてしまう。
という問題点があった。
【0007】
また、従来の組立式放熱ファンのフレームの構造においては、気流の風量と風圧を高めることができるが、少なくとも一個の放熱装置が正常な運転において、冷却の気流はただ風進入口側の風進入口から吸入されることができるため、少なくとも一個の放熱装置の全ての風排出量は制限されてしまうという問題点があった。
【0008】
本発明は、このような問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の結合面の周辺には少なくとも一個の風進入口が形成され、風進入口により第二ファンユニットの風進入量と風排出量を増やすことができる。また、第一ファンユニットのファンホイールが異常な運転をした時、上記風進入口により第一ファンユニットの風進入口から即時に第二ファンユニットのファンホイールに提供できない風進入量を補うことができ、さらに放熱ファンの内部において気流の密度が不均一になるのを避けることができるため、エアによる騒音を低く抑えることができると共に、放熱ファンの直列連結モジュールの全体的な放熱の効率を確実に高めることができる放熱ファンの直列連結モジュールを提供しようとするものである。
【0009】
本発明の第一の目的は、第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の直列連結の結合面の周辺には少なくとも一個の風進入口が形成されることにより、気流は上記風進入口と第一ファンユニットの風進入口から同時に放熱ファンの内部に流入することができることにより、放熱ファンの直列連結モジュールの風の総進入量と風の総排出量を増やすことができるため、放熱ファンの直列連結モジュールの全体的な放熱の効率を確実に高めることができる放熱ファンの直列連結モジュールを提供しようとするものである。
【0010】
本発明の第二の目的は、第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の直列連結の結合面の周辺には少なくとも一個の風進入口が形成されることにより、第一ファンユニットのファンホイールが異常な運転をした時、第二ファンユニットのファンホイールは上記風進入口により第一ファンユニットの風進入口から即時に提供できない風進入量を補うことができ、さらに放熱ファンの内部において気流の密度が不均一になるのを避けることができるため、エアによる騒音を低く抑えることができると共に、放熱ファンの直列連結モジュールの全体的な放熱の効率を確実に高めることができる放熱ファンの直列連結モジュールを提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明による放熱ファンの直列連結モジュールは、下記のようになるものである。すなわち、
第一ファンユニット、第二ファンユニット、少なくとも一個の結合部材および少なくとも一個の風進入口により構成される。第一ファンユニットは風進入口側に位置され、第一ファンユニットは框体により第一ファンホイールを収容する。第二ファンユニットは風排出口側に位置され、框体により第二ファンホイールを収容する。少なくとも一個の結合部材により第一ファンユニットと第二ファンユニットを直列連結するように排列させ、さらに定位するように結合させる。少なくとも一個の風進入口は第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の間に形成されることにより、第二ファンユニットの風進入量と風排出量を増やすことができる。
【0012】
本発明による放熱ファンの直列連結モジュールは、他に少なくとも一個の導流静的羽根が設けられ、導流静的羽根は気流を導引して風圧を増加するのに用いられ、導流静的羽根は第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の風進入口側、風排出口側に形成されることもできる。また、風進入口は第一ファンユニットと第二ファンユニットの内の一個のファンユニットの框体の結合面に設けられることもできる。また、風進入口は同時に第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の結合面に設けられることもできる。また、上記結合部材は複数個の係止溝と複数個の係止部材からなることもできる。また、係止部材の底部から延伸して間隔部材が形成され、第一ファンユニットと第二ファンユニットが係止溝と係止部材により結合された時、係止部材の間隔部材の間隔により第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の結合面の間には風進入口が形成されることもできる。また、上記結合部材は複数個のねじ桿と複数個の間隔部材からなり、第一ファンユニットと第二ファンユニットがねじ桿と間隔部材により結合された時、間隔部材の間隔により第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の結合面の間には風進入口が形成されることもできる。また、上記結合部材は一体成形になるように第一ファンユニットと第二ファンユニットの間に形成された複数個の間隔部材からなり、一体成形の間隔部材により第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の間には風進入口が形成されることもできる。また、上記結合部材は結合板からなり、第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の側辺から直列連結して結合板に定位するように結合させ、さらに二個のファンユニットの間に間隔を保持させることにより、風進入口が形成されることもできる。また、第一ファンユニット、第二ファンユニットは風進入口側、風排出口側から他に一個以上のファンユニットを直列連結することもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
【0014】
【実施形態1】
図1は本発明の実施形態1の放熱ファンの直列連結モジュールによる分解斜視図で、図2は本発明の実施形態1の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図で、図3は本発明の実施形態2の放熱ファンの直列連結モジュールによる分解斜視図で、図4は本発明の実施形態2の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図で、図5は本発明の実施形態3の放熱ファンの直列連結モジュールによる分解斜視図で、図6は本発明の実施形態3の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図で、図7は本発明の実施形態4の放熱ファンの直列連結モジュールによる分解斜視図で、図8は本発明の実施形態4の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図で、図9は本発明の実施形態5の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図である。
【0015】
本考案の放熱ファンの直列連結モジュールの一部分の部材は図10、11に示す従来の放熱ファンの直列連結モジュールの構造と同じであり、両者の同じ部分の部材は同じ符号を採用して標示するため、その構造と功能については再び詳細に説明しない。
【0016】
図1、2を参照すると、本発明の実施形態1の放熱ファンの直列連結モジュールには第一ファンユニット10、第二ファンユニット20、少なくとも一個の結合部材および少なくとも一個の風進入口101が含まれる。第一ファンユニット10は風進入口側に位置され、第二ファンユニット20は風排出口側に位置される。第一ファンユニット10と第二ファンユニット20はそれぞれ框体100、200により第一ファンホイール(図示せず)と第二ファンホイール22を収容することができると同時に、第一ファンユニット10と第二ファンユニット20には框体100、200の相対する結合面の周辺から上記結合部材と風進入口101が形成される。
【0017】
本発明の実施形態1において、上記結合部材は好ましくは複数個の係止溝11と複数個の係止部材21からなり、係止溝11と係止部材21により第一ファンユニット10と第二ファンユニット20を直列連結して定位するように結合することができる。風進入口101は例えば凹むように第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の内の一個のファンユニットの框体100、200の結合面の周辺に設けられることにより、風進入口101により放熱ファンの内部の気流通路12は放熱ファンの外部とは互いに連通することができるように形成されるため、第二ファンユニット20の風進入量と風排出量は増加するように形成される。特に、第一ファンユニット10が異常な運転をして第一ファンユニット10の送風の効率が低くなった時、第二ファンユニット20の第二ファンホイール22は風進入口101により元来第一ファンユニット10の風進入口から提供するべき風進入量を補うことができる。この時、風進入口101から吸入された風進入量により第一ファンホイールと第二ファンホイール22の送風量の不均一による気流通路12の内部に暫く形成された気流の不均一な区域を補填することができるため、風進入口101により第一ファンユニット10の異常運転時における騒音の発生を減らすことができる。
【0018】
さらに、本発明の実施形態1においても、少なくとも一個の導流静的羽根30を設置することができ、導流静的羽根30により気流を導引して風圧を増加することができる。導流静的羽根30は製品の需要性に応じて例えば第一ファンユニット10および/または第二ファンユニット20の框体100、200の風進入口側、風排出口側に設置されることができる。
【0019】
【実施形態2】
図3、4を参照すると、本発明の実施形態2の放熱ファンの直列連結モジュールが掲示される。実施形態1と比較して、実施形態2においては同時に第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の框体100、200の結合面の周辺にそれぞれ対応の風進入口101と風進入口201が形成されることにより、風進入口101と風進入口201の風吸引範囲はさらに拡大されるため、第二ファンユニット20の第二ファンホイール22が風進入口101、201から吸入することができる風進入量も増加される。
【0020】
【実施形態3】
図5、6を参照すると、本発明の実施形態3の放熱ファンの直列連結モジュールが掲示される。実施形態1、2と比較すると、実施形態3においては上記結合部材は同様に複数個の係止溝11と複数個の係止部材21からなるが、各係止部材21の底部にはさらに延伸して間隔部材211が形成される。第一ファンユニット10と第二ファンユニット20が係止溝11と係止部材21により直列連結するように排列され、さらに定位するように結合された後、間隔部材211の間隔により第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の框体100、200の結合面の間には風進入口101’が形成される。風進入口101’により同様に第二ファンユニット20の風進入量と風排出量を増やすことができると同時に、間隔部材211により形成された風進入口101’の方式では第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の框体100、200の基本構造を大幅に設計し直す必要がないという利点がある。
【0021】
【実施形態4】
図7、8を参照すると、本発明の実施形態4の放熱ファンの直列連結モジュールが掲示される。実施形態1、2、3と比較して、実施形態4においては上記結合部材は複数個のねじ桿40と複数個の間隔部材41からなる。ねじ桿40は順序に従って第二ファンユニット20の複数個のスルーホール23、複数個の間隔部材41と第一ファンユニット10の複数個のスルーホール13を経て第一ファンユニット10と第二ファンユニット20を直列連結して定位するように結合することができる。また、間隔部材41の間隔により第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の框体100、200の結合面の間には少なくとも一個の風進入口101’が形成される。風進入口101’により同様に第二ファンユニット20の風進入量と風排出量を増やすことができる。実施形態4において、ねじ桿40と間隔部材41により形成された風進入口101’の方式では同様に第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の框体100、200の基本構造を大幅に設計し直す必要がないという利点がある。
【0022】
また、本発明の実施形態4における結合部材は一体成形になるように第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の間に形成された複数個の間隔部材41からなることができる。すなわち、本発明においては直接第一ファンユニット10、複数個の間隔部材41と第二ファンユニット20を一体成形の方式により射出成形を利用して製造することができる。そのために、本発明においてはねじ桿40を使用することなく、一体成形の間隔部材41により第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の框体100、200の間には少なくとも一個の風進入口101’が形成される。
【0023】
【実施形態5】
図9を参照すると、本発明の実施形態5の放熱ファンの直列連結モジュールが掲示される。実施形態1、2、3、4と比較して、実施形態5においてはファンユニットの直列連結量を三個以上に増設し、すなわち例えば第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の風進入口側、風排出口側に再び第三ファンユニット50を直列連結する。図9に示すように、本発明においては第一ファンユニット10の風進入口側に第三ファンユニット50を直列連結する。第一ファンユニット10、第二ファンユニット20と第三ファンユニット50の框体100、200、500は例えば上記結合部材により結合を行うことができ、例えば図1に示すような係止溝11と係止部材21、図5に示すような係止溝11と間隔部材211を有する係止部材21、または図7に示すようなねじ桿40と間隔部材41を利用することができる。また、実施形態5の結合部材もいかなる形式の結合板60と置き換えることができるため、各ファンユニット10、20、50の框体100、200、500の側辺から適当な結合方式(例えば貼接、係合、螺設、熔接)を利用して各ファンユニット10、20、50を直列連結して結合板60に定位するように結合させることができる。さらに、その内の第一ファンユニット10と第三ファンユニット50が適当な間隔を保つことにより、風進入口501を直接形成させることができる。風進入口501により同様に第二ファンユニット20の風進入量と風排出量を増やすことができる。さらに、風進入口501も同様に第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の元来のモジュールの基本構造に影響を及ぼすことがない。
【0024】
上述のように、図10に示す従来の放熱ファンの直列連結モジュールは単一なファンユニットの風進入口から気流を吸入するだけで、第一ファンユニットが異常な運転をした時、送風の効率が低落して騒音が生じてしまうなどの問題点があった。図1に示す本発明の放熱ファンの直列連結モジュールによれば、第一ファンユニット10と第二ファンユニット20の框体100、200の結合面の周辺には少なくとも一個の風進入口101が設けられることにより、放熱ファンの直列連結モジュールは風進入量を確実に増やすことができると共に、騒音を減らして全体的な放熱の効率を高めることができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明の放熱ファンの直列連結モジュールによれば、第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の直列連結の結合面の周辺には少なくとも一個の風進入口が形成されることにより、気流は上記風進入口と第一ファンユニットの風進入口から同時に放熱ファンの内部に流入することができることにより、放熱ファンの直列連結モジュールの風の総進入量と風の総排出量を増やすことができるため、放熱ファンの直列連結モジュールの全体的な放熱の効率を確実に高めることができるという利点がある。
【0026】
本発明の放熱ファンの直列連結モジュールによれば、第一ファンユニットと第二ファンユニットの框体の直列連結の結合面の周辺には少なくとも一個の風進入口が形成されることにより、第一ファンユニットのファンホイールが異常な運転をした時、第二ファンユニットのファンホイールは上記風進入口により第一ファンユニットの風進入口から即時に提供できない風進入量を補うことができ、さらに放熱ファンの内部において気流の密度が不均一になるのを避けることができるため、エアによる騒音を低く抑えることができると共に、放熱ファンの直列連結モジュールの全体的な放熱の効率を確実に高めることができるという利点がある。
【0027】
本発明は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なものであり、限定的なものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の放熱ファンの直列連結モジュールによる分解斜視図である。
【図2】本発明の実施形態1の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図である。
【図3】本発明の実施形態2の放熱ファンの直列連結モジュールによる分解斜視図である。
【図4】本発明の実施形態2の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図である。
【図5】本発明の実施形態3の放熱ファンの直列連結モジュールによる分解斜視図である。
【図6】本発明の実施形態3の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図である。
【図7】本発明の実施形態4の放熱ファンの直列連結モジュールによる分解斜視図である。
【図8】本発明の実施形態4の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図である。
【図9】本発明の実施形態5の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図である。
【図10】従来の放熱ファンの直列連結モジュールによる分解斜視図である。
【図11】従来の放熱ファンの直列連結モジュールによる組立てられた状態の斜視図である。
【符号の説明】
10 第一ファンユニット 100 框体
101 風進入口 101’ 風進入口
11 係止溝 12 気流通路
13 ねじ孔 20 第二ファンユニット
200 框体 201 風進入口
21 係止部材 211 間隔部材
22 第二ファンホイール 23 スルーホール
30 導流静的羽根 40 ねじ桿
41 間隔部材 50 第三ファンユニット
500 框体 501 風進入口
60 結合板
Claims (10)
- 第一ファンユニット(10)、第二ファンユニット(20)、少なくとも一個の結合部材および少なくとも一個の風進入口(101)により構成される放熱ファンの直列連結モジュールであって、第一ファンユニット(10)は風進入口側に位置され、第一ファンユニット(10)は框体(100)により第一ファンホイールを収容し、第二ファンユニット(20)は風排出口側に位置され、框体(200)により第二ファンホイール(22)を収容し、少なくとも一個の結合部材により第一ファンユニット(10)と第二ファンユニット(20)を直列連結するように排列させ、さらに定位するように結合させ、少なくとも一個の風進入口(101)は第一ファンユニット(10)と第二ファンユニット(20)の框体(100、200)の間に形成されることにより、第二ファンユニット(20)の風進入量と風排出量を増やすことができることを特徴とする放熱ファンの直列連結モジュール。
- 他に少なくとも一個の導流静的羽根(30)が設けられ、導流静的羽根(30)は気流を導引して風圧を増加するのに用いられ、導流静的羽根(30)は第一ファンユニット(10)と第二ファンユニット(20)の框体(100、200)の風進入口側、風排出口側に形成されることを特徴とする請求項1記載の放熱ファンの直列連結モジュール。
- 風進入口(101)は第一ファンユニット(10)と第二ファンユニット(20)の内の一個のファンユニットの框体(100、200)の結合面に設けられることを特徴とする請求項1記載の放熱ファンの直列連結モジュール。
- 風進入口(101)は同時に第一ファンユニット(10)と第二ファンユニット(20)の框体(100、200)の結合面に設けられることを特徴とする請求項1記載の放熱ファンの直列連結モジュール。
- 上記結合部材は複数個の係止溝(11)と複数個の係止部材(21)からなることを特徴とする請求項1記載の放熱ファンの直列連結モジュール。
- 係止部材(21)の底部から延伸して間隔部材(211)が形成され、第一ファンユニット(10)と第二ファンユニット(20)が係止溝(11)と係止部材(21)により結合された時、係止部材(21)の間隔部材(211)の間隔により第一ファンユニット(10)と第二ファンユニット(20)の框体(100、200)の結合面の間には風進入口(201)が形成されることを特徴とする請求項5記載の放熱ファンの直列連結モジュール。
- 上記結合部材は複数個のねじ桿(40)と複数個の間隔部材(41)からなり、第一ファンユニット(10)と第二ファンユニット(20)がねじ桿(40)と間隔部材(41)により結合された時、間隔部材(41)の間隔により第一ファンユニット(10)と第二ファンユニット(20)の框体(100、200)の結合面の間には風進入口(101’)が形成されることを特徴とする請求項1記載の放熱ファンの直列連結モジュール。
- 上記結合部材は一体成形になるように第一ファンユニット(10)と第二ファンユニット(20)の間に形成された複数個の間隔部材(41)からなり、一体成形の間隔部材(41)により第一ファンユニット(10)と第二ファンユニット(20)の框体(100、200)の間には風進入口(101)が形成されることを特徴とする請求項1記載の放熱ファンの直列連結モジュール。
- 上記結合部材は結合板(60)からなり、第一ファンユニット(10)と第二ファンユニット(20)の框体(500)の側辺から直列連結して結合板(60)に定位するように結合させ、さらに二個のファンユニット(10、20)の間に間隔を保持させることにより、風進入口(501)が形成されることを特徴とする請求項1記載の放熱ファンの直列連結モジュール。
- 第一ファンユニット(10)、第二ファンユニット(20)は風進入口側、風排出口側から他に一個以上のファンユニットを直列連結することができることを特徴とする請求項1記載の放熱ファンの直列連結モジュール。
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