JP2005015165A - 記録装置 - Google Patents

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JP2005015165A
JP2005015165A JP2003182800A JP2003182800A JP2005015165A JP 2005015165 A JP2005015165 A JP 2005015165A JP 2003182800 A JP2003182800 A JP 2003182800A JP 2003182800 A JP2003182800 A JP 2003182800A JP 2005015165 A JP2005015165 A JP 2005015165A
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conveyance
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Takeshi Sakurai
健史 桜井
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Abstract

【課題】本発明は、記録媒体を逆搬送させた場合においても、浮きやたわみによる記録媒体の汚れや搬送不良等を引き起こすことのない記録装置を提供することを目的としている。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明に係る記録装置の代表的な構成は、記録手段と、前記記録手段の上流側に配置された搬送ローラと、前記搬送ローラと対向して配置された搬送挟持手段と、前記記録手段の下流側に配置された排出ローラと、前記排出ローラと対向して配置された排出挟持手段とを有し、前記排出ローラまたは排出挟持手段は、搬送条件に対して搬送の状態を変えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像記録装置において、特にその搬送機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
記録装置の例として、従来のインクジェット記録装置の構成について説明する。インクジェット記録装置は記録手段としての記録ヘッドを備えており、記録媒体(連続紙、定型カット紙等)にインクを吐出して画像や文字を記録する。
【0003】
給送部から給送される記録媒体は、記録ヘッドの上流側に配置された搬送ローラと搬送挟持手段であるピンチローラによって記録ヘッド100の下に挟持搬送される。記録媒体は記録ヘッドの下を通って、その下流側に配置された排出ローラと排出挟持手段である排出拍車にも挟持搬送される。排出ローラと排出拍車による記録媒体の送り量は、記録媒体の浮きやたるみを防止するために、搬送ローラとピンチローラによる送り量よりも大きく設定している。また、排出拍車の排出ローラへの押圧力は、ピンチローラの搬送ローラへの押圧力よりも小さくなるように設定している。
【0004】
ところで、記録が中断されている状態から再度記録を開始する場合には、次の記録の書き出し位置に記録媒体を待機させる必要があるため、いったん記録媒体を上流側に向かって逆搬送し、センサで画像端を検知し、記録の書き出し位置に記録媒体を待機させることができる(例えば特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−337406号 (第4頁、図4)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例に係る構成にあっては、記録媒体を逆搬送させた際に、排出ローラと排出拍車による記録媒体の送り量を、搬送ローラとピンチローラによる送り量よりも大きく設定しているため、搬送ローラと排出ローラとの搬送経路の間で浮きやたわみが生じる。そして逆搬送する距離が長くなるに従ってたわみの量も大きくなり、記録媒体が記録ヘッド100に接触して汚れたり、紙詰まりなどの搬送不良を生じる場合もあるという問題があった。
【0007】
そこで本発明は、記録媒体を逆搬送させた場合においても、浮きやたわみによる記録媒体の汚れや搬送不良等を引き起こすことのない記録装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る記録装置の代表的な構成は、記録手段と、前記記録手段の上流側に配置された搬送ローラと、前記搬送ローラと対向して配置された搬送挟持手段と、前記記録手段の下流側に配置された排出ローラと、前記排出ローラと対向して配置された排出挟持手段とを有し、前記排出ローラまたは排出挟持手段は、搬送条件に対して搬送の状態を変えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
[第一実施形態]
本発明に係る記録装置の第一実施形態について説明する。図1は本実施形態に係る記録装置の要部構成図、図2は逆搬送の状態を説明する図である。
【0010】
図1に示す記録装置はインクジェット方式を採用しており、記録手段としての記録ヘッド1を備えており、記録媒体にインクを吐出して画像や文字を記録する。記録ヘッド1はキャリッジ2に固定されており、キャリッジ2は記録媒体の搬送方向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)に固定されたシャフト3に導かれて移動可能となっている。このキャリッジ2には、記録ヘッド1にインクを供給するためのインクタンク4が着脱可能に取り付けられる。そして、このキャリッジ2が不図示の駆動源によりベルト5を介して往復移動し、記録ヘッド1による画像記録が行われる。
【0011】
不図示の給送部から給送される記録媒体は、記録ヘッド1の上流側に配置された搬送ローラ6と搬送挟持手段の例としてのピンチローラ7によって記録ヘッド1の下に挟持搬送される。ピンチローラ7は、不図示のピンチバネによって搬送ローラ6に向かって所定の力で押圧されている。記録媒体は記録ヘッド1の下を通って、その下流側に配置された排出ローラ8と排出挟持手段の例としての排出拍車9にも挟持搬送される。排出拍車9はコイルスプリング10を介して拍車ホルダ11に回転可能に軸支され、拍車ホルダ11はソレノイド12によって排出ローラ8から排出拍車9を離接可能に構成している(実施態様2対応)。排出拍車9はソレノイド12によって拍車ホルダ11が排出ローラ8に近接した状態において、コイルスプリング10の付勢力によって排出ローラ8に付勢される。その付勢力は、搬送ローラ6の不図示のピンチバネに比して極めて弱い力に設定する。
【0012】
上記構成を有するインクジェット記録装置における記録動作について説明する。まず、外部から記録装置に記録命令が送られてくると、セットされている記録媒体が図示しない給送部によって搬送路まで導かれ、その先端部分が搬送ローラ6とピンチローラ7によって挟持される。この状態で搬送ローラ6が回転することによって、ローラ表面の摩擦力で記録媒体が記録ヘッド1方向に搬送される。さらに、記録媒体が記録ヘッド1の下方を通過して、排出ロ−ラ8と排出拍車9に挟持される。このように記録ヘッド1の前後で記録媒体が挟持されたとき、記録ヘッド1は記録動作を開始する。
【0013】
排出ローラ8と排出拍車9による記録媒体の送り量は、記録媒体の浮きやたるみを防止するために、搬送ローラ6とピンチローラ7による送り量と同等若しくはより大きく設定している。具体的には、排出ローラ8には搬送ローラ6よりも外径の大きなものを用いて、動力源から伝達する回転速度は等しくなるように設定している。
【0014】
記録が中断されている状態から再度記録を開始する場合には、次の記録の書き出し位置に記録媒体を待機させる必要があるため、いったん記録媒体を上流側に向かって逆搬送させる。このとき図2に示すように、逆搬送の信号が送られると、ソレノイド12は拍車ホルダ11を上方に引き上げ、排出ローラ8から排出拍車9を離間させる。
【0015】
これにより、記録媒体は搬送ローラ6とピンチローラ7のみによって挟持された状態となる。なお、このとき排出ローラ8にも逆搬送方向への回転駆動力は伝達されているが、排出拍車9が離間していることから搬送力は発生していない。この状態で搬送ローラ6が逆方向へ回転することによってローラ表面の摩擦力で記録媒体を逆搬送し、センサ13で画像端を検知し、記録の書き出し位置に記録媒体を待機させることができる。従って、上記発明の課題にて説明した如く、記録媒体に浮きやたわみを生じるおそれがない。
【0016】
なお、本実施形態において記録手段は主走査方向に往復移動するいわゆるシリアル方式のものとして説明したが、記録ヘッドを所定位置に固定して記録動作を行ういわゆるライン方式を採用したインクジェット記録装置においても、本発明を適用し、同様の効果を得ることができる。
【0017】
[第二実施形態]
本発明に係るインクジェット記録装置の第二実施形態について、図を用いて説明する。図3は本実施形態に係るインクジェット記録装置の要部構成図であって、上記第一実施形態と説明の重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
【0018】
上記第一実施形態においては、記録媒体を上流側に逆搬送する際に、排出拍車9を排出ローラ8から離間させるよう構成した。これに対し本実施形態においては、排出拍車9を離接させる機構は設けず、排出ローラ8の回転軸にワンウェイクラッチ14を設けている(実施態様3対応)。
【0019】
ワンウェイクラッチ14は、所定の回転負荷までは回転駆動力を伝達し、所定以上の回転負荷がかかると不図示の駆動伝達機構との接続を切って排出ローラ8を回転自由とするものである。そして上記所定の回転負荷は、記録媒体を下流側に搬送する際の回転負荷(排出ローラ8の方が搬送ローラ6よりも送り量が多いため、その差分だけ回転負荷が生じる)と、記録媒体を上流側に逆搬送する際の回転負荷(排出ローラ8による搬送力と搬送ローラ6による逆搬送力をあわせた大きな回転負荷が生じる)の間に設定する。
【0020】
これにより、記録媒体を上流側に逆搬送する際には排出ローラ8への駆動伝達が解除されて空転し、記録媒体は搬送ローラ6とピンチローラ7の挟持搬送によってのみ逆搬送され、排出ローラ8及び排出拍車9は記録媒体に従動回転する。従って、記録媒体に浮きやたわみを生じるおそれがない。
【0021】
また、上記第一実施形態の構成に比して、排出ローラ8は記録媒体を完全に解放するものではないため、記録媒体に適度な張力を与えることができ、搬送精度の安定化を図ることができる。
【0022】
[第三実施形態]
次に、本発明に係るインクジェット記録装置の第三実施形態について説明する。図4は本実施形態に係るインクジェット記録装置の要部構成図であって、上記第一実施形態と説明の重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
【0023】
本実施形態においては、排出拍車9を離接させる機構やワンウェイクラッチ14は設けず、積極的に排出ローラ8の回転速度を制御するものである。
【0024】
上記説明した如く、排出ローラ8と排出拍車9による記録媒体の送り量は、記録媒体の浮きやたるみを防止するために、搬送ローラ6とピンチローラ7による送り量と同等若しくはより大きく設定している。具体的には、排出ローラ8には搬送ローラ6よりも外径の大きなものを用いて、動力源から伝達する回転速度は等しくなるように設定している。
【0025】
本実施形態において記録媒体を上流側に逆搬送させる場合には、搬送ローラ6及び排出ローラ8のいずれにも、逆搬送方向への回転駆動力が伝達される。ここで図4に示すように、逆搬送する際には、排出ローラ8の駆動源の回転速度を制御することで、排出ローラ8と排出拍車9による記録媒体の送り量を搬送ローラ6とピンチローラ7による送り量と同等若しくはより小さく設定する(実施態様4対応)。これにより、記録媒体に浮きやたわみを生じるおそれがない。
【0026】
また、上記第二実施形態の構成に比して、逆搬送する搬送ローラ6の回転負荷を軽減することができ、より確実な搬送を行うことができる。
【0027】
〔実施態様〕
本発明の実施態様について以下に列挙する。
【0028】
[実施態様1]
記録手段と、
前記記録手段の上流側に配置された搬送ローラと、
前記搬送ローラと対向して配置された搬送挟持手段と、
前記記録手段の下流側に配置された排出ローラと、
前記排出ローラと対向して配置された排出挟持手段とを有し、
前記排出ローラまたは排出挟持手段は、搬送条件に応じて搬送の状態を変更することを特徴とする記録装置。
【0029】
[実施態様2]
前記搬送ローラが記録媒体を上流側に逆搬送する際に、前記排出挟持手段は前記排出ローラから離間し、記録媒体を開放した状態とすることを特徴とする実施態様1記載の記録装置。
【0030】
[実施態様3]
前記排出ローラにワンウェイクラッチを設け、
前記搬送ローラが記録媒体を上流側に逆搬送する際に、前記ワンウェイクラッチが作用し、前記排出ローラ及び排出挟持手段は記録媒体に従動回転する状態とすることを特徴とする実施態様1記載の記録装置。
【0031】
[実施態様4]
前記排出ローラによる記録媒体の送り量は、
記録媒体を下流側に搬送する際には前記搬送ローラによる送り量と同等若しくはより大きく設定し、
記録媒体を上流側に逆搬送する際には前記搬送ローラによる送り量と同等若しくはより小さく設定し、
いずれの方向に搬送する場合にも記録媒体に張力を架すことを特徴とする実施態様1記載の記録装置。
【0032】
【発明の効果】
上記説明した如く、本発明によれば、記録媒体を逆搬送させた場合においても、浮きやたわみによる記録媒体の汚れや搬送不良等を引き起こすことのない記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態に係る記録装置の要部構成図である。
【図2】逆搬送の状態を説明する図である。
【図3】第二実施形態に係る記録装置の要部構成図である。
【図4】第三実施形態に係る記録装置の要部構成図である。
【符号の説明】
1 …記録ヘッド
2 …キャリッジ
3 …シャフト
4 …インクタンク
5 …ベルト
6 …搬送ローラ
7 …ピンチローラ
8 …排出ローラ
9 …排出拍車
10 …コイルスプリング
11 …拍車ホルダ
12 …ソレノイド
13 …センサ
14 …ワンウェイクラッチ

Claims (1)

  1. 記録手段と、前記記録手段の上流側に配置された搬送ローラと、
    前記搬送ローラと対向して配置された搬送挟持手段と、前記記録手段の下流側に配置された排出ローラと、前記排出ローラと対向して配置された排出挟持手段とを有し、
    前記排出ローラまたは排出挟持手段は、搬送条件に対して搬送の状態を変えることを特徴とする記録装置。
JP2003182800A 2003-06-26 2003-06-26 記録装置 Withdrawn JP2005015165A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1974938A1 (en) * 2007-03-28 2008-10-01 Mimaki Engineering Co., Ltd. Printer/plotter

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1974938A1 (en) * 2007-03-28 2008-10-01 Mimaki Engineering Co., Ltd. Printer/plotter
KR101321037B1 (ko) 2007-03-28 2013-10-22 가부시키가이샤 미마키 엔지니어링 프린터·플로터 장치

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