JP2005014677A - Car body structure - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の車体構造に関し、特にフードの後端部の下方に配設され、ワイパーの駆動機構を収容するとともに、雨水溝としても作用するカウルトップロワーフロントを備える車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のエンジンルームは、図1で示すようにボンネットとも呼ばれるフード2で覆われており、このフード2の後端部2a近傍には、車幅方向に延びるカウルトップ3が配置されている。フード2は、一般には薄い板金を加工して製作されており、一般にフード2が上方から下方への衝撃荷重をうけるとフード2の当該部が凹んで塑性変形する。そして、フード2が吸収する衝撃エネルギーは、フード2に衝撃するときの物体の速度と、その物体がフード2に衝撃してから、フード2が塑性変形して物体が止まるまでに物体が移動する距離により定まる。従って、衝突速度が早く、上記移動距離も短ければ、フード2は、十分に衝撃エネルギーを吸収することができないことになる。
【0003】
また、フード2そのものが、容易に、凹んで塑性変形しても、フード2のすぐ下に剛性の高いフェンダアッパーフレーム6、懸架装置のためのストラットハウス7、エンジン8、ラジエータ9等(図1)の構造物が存在している場合には、変形しようとするフード2に対してこれらの構造物が変形を阻止することになり衝撃を弱めることができない。そこで、これらの構造物とフード2との間に十分な空間をとり、フード2がこれら構造物に接触する前に十分変形し衝撃を十分吸収するような構造とすることが考えられる。
【0004】
しかし、特に、フード後端部近傍には、衝撃荷重が加わった時にフード2の塑性変形を妨げる可能性がある部材(強度メンバ)であって、フード2の下側近傍に設置せざるを得ないものもある。例えば、ウィンドシールドガラスとフード後端部との隙間を閉塞するカウルガーニッシュや、カウルトップがこれに該当する。
【0005】
カウルガーニッシュの場合には、もともと装飾的要素が高く、強度的にも変形しやすい設計がなされていることが多く、カウルガーニッシュのフロントバルクヘッドに、衝撃時に離脱可能に取り付ける構造のものもある(特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−46649号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
一方、図1に示すカウルトップ3を備える車体構造では、フード後端部2aの下方であって、且つ、デッキガーニッシュ4の下方にカウルトップ3に連接されるカウルトップロワーフロント3aが配設されている。この場合、カウルトップロワーフロント3aは、それ自身とデッキガーニッシュ4との間に形成される空間に、ワイパーの駆動機構(図示せず)を収容するとともに、ウィンドシールドガラス5とフード後端部2aとの間の隙間から浸入する雨水が、車体内部にさらに浸入することを防止し、車体外へ排水するための雨水溝としての役割をも果たしている。このため、カウルトップロワーフロント3aは、フード後端部2a近傍に位置してカウルトップ本体のロワー部から延設され、しかも、断面が略L字構造をなすカウルトップロワーフロント3aの縦板部が、車幅方向の略全幅にわたって立設されているため、鉛直方向の圧縮応力に対しては、変形を阻止する剛性を有する。
【0008】
図1に示すように、フード2の前端或いは中央部近傍において、衝撃力F1,F2が作用した場合には、当該作用部のフード2下面には十分な空間を確保することができ、エンジン8等に至るまでにフード2が十分に塑性変形し衝撃力が吸収される。しかし、フード後端部2aに衝撃力F3が作用した場合には、図2に示すように、フード2が少し凹んだだけで衝撃力が殆ど吸収されないうちに、フード2がカウルトップロワーフロント3aの先端部に衝突し、変形が阻止されて衝撃エネルギーが十分に吸収できない可能性がある。
【0009】
また、衝撃力が、フード後端部以外の場所に作用し、直接カウルトップロワーフロントに作用しない場合であっても、フードが十分凹むように塑性変形する際にはフードが広範囲にわたり変形することから、フードとカウルトップロワーフロントが干渉してフードが十分には塑性変形できない場合も生じうる。
本発明は、上述の事情に鑑み、通常のカウルトップロワーフロントと同様の機能を有し、フード後端部近傍に位置しながらも、フード後端部及びフードのそれ以外の部分に衝撃荷重が作用した場合であっても、フードが塑性変形して衝撃エネルギーを吸収することを妨げないカウルトップロワーフロントを備える車体構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明によっては、車両の車幅方向に設置されるカウルトップ本体と、該カウルトップ本体と並行して延び、カウルトップ本体より車両進行方向前側に位置する縦板部及び、前端部が縦板部下端縁に接続されて略水平後方に延び、後端部がカウルトップ本体と接続される水平板部を有するカウルトップロワーフロントとを備える車体構造であって、前記縦板部に、上下方向の荷重に対し容易に変形可能な変形部を有するカウルトップロワーフロントを備えることを特徴とする車体構造が提供される。
【0011】
フードに衝撃荷重が作用した際に、フードの塑性変形を妨害する可能性のある縦板部に、容易に変形する変形部を形成させたので、衝撃荷重の作用時に、縦板部も容易に変形することによりフードの塑性変形を妨害することなく、衝撃エネルギーを十分に吸収できる。
また、衝撃力が、フード後端部以外の場所に作用し、直接カウルトップロワーフロントに作用しない場合であっても、フードが塑性変形し、デッキガーニッシュを介してカウルトップロワーフロントに接触した場合には、カウルトップロワーフロントが容易に変形するので、フードを十分に塑性変形させ、衝撃エネルギーを十分に吸収できる。
【0012】
請求項2の発明は、前記変形部は、断面形状がクランク状に曲折されて形成されるステップ部であることを特徴とする。
変形部として、縦板部にステップを設けたので、下向きの衝撃力が加わった場合にステップ部が容易に変形し、フードの塑性変形を妨害することはない。
請求項3の発明は、前記変形部は、前記縦板部が車体前方又は後方に突出する半円筒形状に湾曲したビード部であることを特徴とする。
【0013】
変形部として、縦板部に半円筒形状のビード部を設けたので、下向きの衝撃力が加わった場合にビード部が容易に変形し、フードの塑性変形を妨害することはない。
請求項4の発明は、前記変形部は、前記縦板部が車体前方又は後方に突出する、断面ハット状の溝部であることを特徴とする。
【0014】
変形部として、縦板部に車体前方又は後方に突出する、断面ハット状の溝部を設けたので、下向きの衝撃力が加わった場合に溝部が容易に変形し、フードの塑性変形を妨害することはない。
請求項5の発明は、前記変形部は、前記縦板部に穿たれた複数の穴であることを特徴とする。
【0015】
変形部として縦板部に複数の穴を設けたので、下向きの衝撃力が加わった場合に縦板部の穴近傍が容易に変形し、フードの塑性変形を妨害することがない。
請求項6の発明によっては、車両の車幅方向に設置されるカウルトップ本体と、該カウルトップ本体と並行して延び、カウルトップ本体より車両進行方向前側に位置する縦板部及び、前端部が縦板部下端縁に接続されて略水平後方に延び、後端部がカウルトップ本体と接続される水平板部を有するカウルトップロワーフロントとを備える車体構造であって、前記縦板部は、上下方向の荷重に対し前記水平板部から離脱、又は、前記水平板部に対し下方向へ移動可能であるカウルトップロワーフロントを備えることを特徴とする車体構造が提供される。
【0016】
フードに衝撃荷重が作用した際にフードの塑性変形を妨害する可能性のある縦板部全体を、あえて所定の位置から離脱、または下方向へ移動可能な構造とすることにより、フードに衝撃荷重が作用した際のフードの塑性変形を妨害することなく、衝撃エネルギーを吸収することができる。
また、衝撃力が、フード後端部以外の場所に作用し、直接カウルトップロワーフロントに作用しない場合であっても、フードが塑性変形し、デッキガーニッシュを介してカウルトップロワーフロントに接触した場合には、カウルトップロワーフロントが容易に離脱、又は下方向へ移動するので、フードを十分に塑性変形させ、衝撃エネルギーを吸収することができる。
【0017】
請求項7の発明は、前記カウルトップ本体とカウルトップロワーフロントで区画される溝空間にワイパー駆動機構が収容され、前記縦板部は、該ワイパー駆動機構を支持することを特徴とする。
カウルトップ本体とカウルトップロワーフロントとの間に形成される空間にはワイパー駆動機構が収容されるが、その取り付け位置によっては、このワイパー駆動機構の、特にモータが、フードの塑性変形を妨害する可能性がある。
【0018】
そこで、ワイパー駆動機構を、請求項6の発明にかかる縦板部が支持することとしたので、フードの塑性変形時には、縦板部が離脱又は移動し、それにともなってワイパー駆動機構も容易に下へ移動可能になり、フードの塑性変形を妨害することが防止され、衝撃エネルギーを吸収することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき図3乃至図16に基づいて詳細に説明する。
本発明の第1の実施形態を図3乃至図9に示す。
図3に示す、カウルトップ50は、車幅方向に横架される車体構造部材であり、フード21後端部とウィンドシールドガラス23下端部のすぐ下側に配設される。フード21とウィンドシールドガラス23との間には、両者の隙間を塞ぐようにデッキガーニッシュ22が配設されている。デッキガーニッシュュ22の前端部には、ウェザーストリップ22aを備え、このウェザーストリップ22aとデッキガーニッシュ22の前端部とが、フード22後端部とカウルトップロワーフロント縁部31bに挟まれるように設置されている。
【0020】
カウルトップ50は、カウルトップ本体51と、カウルトップ本体51の車両進行方向前方に延設されるカウルトップロワーフロント30とから構成される。
カウルトップ本体51は、カウルトップアウター52、カウルトップロワー53及びカウルトップインナー54の3枚の板状部材を折曲加工し、それぞれの端縁(フランジ)を互いに溶接することにより、断面が不規則な5角形の閉構造を構成し、車幅方向に延びる中空柱状をなす。
【0021】
一方、カウルトップロワーフロント30は、図4に示すように、全体として車幅方向に細長い溝形状をなし、車両前側に位置する縦板部31と、横方向に細長い水平板部41とから一体に構成される。縦板部31及び水平板部41の各上縁及び両側縁に沿ってフランジ31b、31c、41a、41bが形成されている。
【0022】
縦板部31は、図3に示すように、断面形状がクランク状に曲折されその下端部にステップ部31aが形成されている。縦板部31は、車幅方向中央部が幅広い範囲にわたり、高さが両端部に比較して低く形成され、その水平部から両端部に向かってフード21の形状に適合するように滑らかな曲線を描いて昇っていくように形成されている。
【0023】
水平板部41は、図3に示す如く縦板部31の下端からカウルトップ本体51に向かって略水平に延び、後方にフランジ(接続部)41aが形成されている。フランジ41aは、カウルトップ本体51のカウルトップロワーフランジ52aに接合するため、フランジ52aの形状に適合して板厚分だけ浮き上がった位置に形成されている。また、カウルトップロワーフロント30は、カウルトップアウター52のフランジ52aに、ボルト55により螺着されている。
【0024】
カウルトップロワーフロント30の両側端にそれぞれ形成されるフランジ31c,41bは、水平板部41とともに端面視で略U字形状をなして形成され、フランジ31cと41bとの間には、切欠間隙31dが形成される。
図3に示すとおり、カウルトップ本体51とカウルトップロワーフロント30とで区画される空間にワイパー駆動機構24が収容され、このワイパー駆動機構24は、支持部24aを介してカウルトップアウター52の鉛直面52bに装着されている。
【0025】
カウルトップロワーフロント30を構成する各部材は、特に限定しないが、適切な強度、耐久性、加工性、価格等の点を考慮して、鋼材等金属材料が好適に使用でき、板金加工により製作することも可能であり、また樹脂成型とすることも可能である。
次に、フード21後端部近傍に衝撃力F4(図3)が作用した場合の本カウルトップロワーフロント30の効果について説明する。
【0026】
図3に示す衝撃力F4が作用すると、衝撃力F4は、フード21を塑性変形させつつ、デッキガーニッシュ22を介してカウルトップロワーフロントのフランジ31bに衝撃力F5(図5参照)として伝えられる。縦板部31に形成されるステップ部31aにおいて、衝撃力F5は、縦板部31を前方に倒すように曲げモーメントとして作用するため、ステップ部31aがない場合に比較すれば容易に縦板部31を変形させることができる。このため、フード21は、カウルトップロワーフロント30に妨げられることなく十分に塑性変形し、衝撃を吸収できる。
【0027】
また、衝撃力が、フード21後端部以外の場所に作用し、直接カウルトップロワーフロントのフランジ31bに衝撃力F5が作用せず、フード21が塑性変形して、デッキガーニッシュ22等を介してフランジ31bに接触した場合でも、縦板部31が容易に変形するので、フード21が、カウルトップロワーフロント30に干渉されることなく、十分に塑性変形することができる。
【0028】
本実施形態においては、縦板部31にステップ部31aを設けることにより、衝撃力F5が作用した場合にカウルトップロワーフロント30を変形し易くしているが、例えば、縦板部32の一部を断面半円形状のビード部32aとし、ビード部32aが縦板部32の一端から他端まで延びるように構成してもよい(図6及び図7)。この場合には、衝撃力F5が作用すると、断面半円形状のビード部32aが上下に潰れるか、または図7に示すように、ビード部32aの半径が拡がるようにして縦板部32が容易に前方へ倒れるように変形する。本実施形態は必ずしも、このようなビード部形状のみに限定せず、例えば、半円形状にかえて縦板部32の一部を車両前方は後方に突出する断面ハット状(コの字状)溝部(図示せず)を縦板部32の一端から他端まで車幅方向に延びるように構成してもよい。
【0029】
更に別の例として、縦板部33に、縦板部33長手方向に細長い穴(スリット)33aを複数穿設しておくことにより、衝撃力F5が作用した場合に、縦板部33が容易に変形するようにしてもよい(図8及び図9)。
以上のステップ部、ビード部、溝部の寸法や、穴の大きさ、穿設する間隔は、衝撃力F5作用時の縦板部31、32又は33の変形の容易さと、通常時に縦板部31、32、又は33に要求される構造強度の双方を勘案して設定する。
【0030】
前述の縦板部31、32、33の変形という手段とは別の手段を用いて、同様の効果を奏することもできる。以下にそのような別の手段を第2の実施形態として図10乃至図16を参照して示す。
図10乃至図12に示す、カウルトップロワーフロント60は、前述のカウルトップロワーフロント30とほぼ同様の形状を有するが、縦板部61にステップ部がなく、そのかわりに、縦板部61と、水平板部62とが分離可能に構成されている。より詳しくは、カウルトップロワーフロント60は、縦板部61と水平板部62の2つの部材を接続することにより構成されており、水平板部62の縦板部側端部には、略垂直に上側に曲げられて形成される、縦板部61との接合部62aを備えている。縦板部61の下端部及び接続部62aには、適宜な間隔で、各々穴61b及び62bが穿設されており、縦板部61と水平板部62とをリベット65により取り付ける。なお、リベット65自身の強度や使用個数については、衝撃力が作用したときに容易に縦板部61が離脱するように設定する。また、実際のカウルトップ60の取り付けに際しては、まず、水平板部62を予めカウルトップ本体40に取り付けておき、後から、縦板部61を水平板部62に取り付けることとなる。
【0031】
次に、かかるカウルトップロワーフロント60の作用を、図12により説明する。
フード21に衝撃力が作用し、フード21が塑性変形して、カウルトップロワーフロント60に衝撃力F5が作用した場合には、容易に、リベット65による接合が壊れ、縦板部61全体が下に離脱するので、フード21の塑性変形が妨げられることはなく衝撃が適切に吸収される。
【0032】
本実施形態においては、縦板部61と水平板部62とを接合する手段としてリベット65を使用したが、ボルトとナットによる螺合によることとしてもよく、また、穴61bや62bを穿設せず、スポット溶接により接合することとしてもよい。さらには樹脂クリップ等による結合でもよい。
さらに、本実施形態においては、縦板部61全体が離脱する構造としたが、例えば、図13に示すように、衝撃力F5が作用した際、縦板部71が、水平板部72の接合部72aに沿って下方へ移動する構造とすることも可能である。
【0033】
より詳しくは、図14及び図15に示すように、縦板部71に上下方向に縦長の穴71bを穿設し、穴71bの下端部にボルト75aを通す。ボルト75aは、さらに、水平板部72の接合部72aに穿設された穴72bを通ってナット75bと螺合する。通常は、ボルト75a、ナット75bの締め付けによる摩擦力により縦板部71が水平板部72に対して上方に最も伸長した位置で接合しているが、締め付けによる摩擦力をしのぐ衝撃力F5が作用すると、縦板部71が、穴71bとボルト75aによってガイドされつつ、接合部72aとの当接面を下方向へ摺動して移動する。したがって、フード21が妨げられることなく塑性変形を生じ、衝撃が吸収される。
【0034】
前述のようにカウルトップ本体51とカウルトップロワーフロント60との間の空間には、ワイパー駆動機構が収容されるので、場合によってはフード21の塑性変形を、このワイパー駆動機構が妨害する可能性も否定は出来ない。そこで、ワイパー駆動機構24の支持部24bを衝撃力により離脱又は下方へ摺動する縦板部81に固着させ、衝撃により縦板部81が、水平板部82から離脱又は下方へ摺動する際に、縦板部81とともにワイパー24も離脱させ、フード21の塑性変形への妨害を回避することとしてもよい(図16)。なお、ワイパー駆動機構24が複数の支持部により支持されている場合には、その複数の支持部すべてを縦板部81で支えてもよく、或いは、縦板部81の離脱等、又はそれに加えて衝撃力の作用により、容易にワイパー駆動機構24が離脱する限りにおいては、一部の支持部のみを縦板部81で支えることとしてもよい。
【0035】
なお、本発明の実施形態においては、縦板部を変形させる場合と、縦板部を離脱又は下方向へ摺動させる場合を各々別個のに実施形態として説明したが、合わせた複合の実施形態とすることも可能である。
【0036】
【発明の効果】
請求項1の発明によっては、フードに衝撃荷重が作用した際に、フードの塑性変形を妨害する可能性のある縦板部に、容易に変形する変形部を形成させたので、衝撃荷重の作用時に、縦板部も容易に変形することによりフードの塑性変形の妨害を防止し、衝撃エネルギーを十分に吸収できる。
【0037】
変形部として、縦板部にステップ部(請求項2)、又は、半円筒形状のビード部(請求項3)、或いは、溝部(請求項4)を設置したので、下向きの衝撃力が作用した場合に、変形部が容易に変形し、フードの塑性変形の妨害を防止できる。
変形部として縦板部に複数の穴を設けてもよく(請求項5)、下向きの衝撃力が加わった場合に縦板部の穴近傍が容易に変形し、フードの塑性変形の妨害を防止できる。
【0038】
請求項6の発明によっては、フードに衝撃荷重が作用した際にフードの塑性変形を妨害する可能性のある縦板部全体を、あえて所定の位置から離脱、または下方向へ移動可能な構造としたので、フードに衝撃荷重が作用した際のフードの塑性変形の妨害を防止し、衝撃エネルギーを吸収することができる。
さらに、縦板部に、ワイパー駆動機構を支持することとしてもよく(請求項7)、フードの塑性変形時には、縦板部が離脱又は移動し、それにともなってワイパー駆動機構も容易に下へ移動可能になり、フードの塑性変形を妨害することが防止され、衝撃エネルギーを吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車フード下に収容されている機器等の配置の一例を示す模式図である。
【図2】自動車フードに衝撃力が作用したときのフード等の状態の一例を示す模式図である。
【図3】本発明にかかる車体構造の備えるカウルトップロワーフロントとその関係の機器の第1の実施形態を示す略縦断面図である。
【図4】本発明に係る車体構造の備えるカウルトップロワーフロントの第1の実施形態を示す斜視図である。
【図5】図4に示したカウルトップロワーフロントが、カウルトップ本体に装着された状態を示す略縦断面図である。
【図6】本発明に係る車体構造の備えるカウルトップロワーフロントの別の一実施形態を示す斜視図である。
【図7】図6に示したカウルトップロワーフロントが、カウルトップ本体に装着された状態を示す略縦断面図である。
【図8】本発明に係る車体構造の備えるカウルトップロワーフロントのさらに別の一実施形態を示す斜視図である。
【図9】図8に示したカウルトップロワーフロントが、カウルトップ本体に装着された状態を示す略縦断面図である。
【図10】本発明に係るカウルトップロワーフロントの第2の実施形態を示す斜視図である。
【図11】図10に示すカウルトップロワーフロントの組立構造を示す斜視図である。
【図12】図10に示したカウルトップロワーフロントが、カウルトップ本体に装着された状態を示す略縦断面図である。
【図13】本発明の第2の実施形態に係る車体構造のカウルトップロワーフロントの別の一実施形態において衝撃力が作用した状態を示す略縦断面図である。
【図14】図13の実施形態の摺動機構を示す略正面図である。
【図15】図14のA−A矢視図である。
【図16】本発明に係る車体構造の備えるカウルトップロワーフロントの、実施形態であってワイパー駆動機構を縦板部に支持させた例を示す略縦断面図である。
【符号の説明】
24 ワイパー駆動機構
24b 支持部
30、60、 カウルトップロワーフロント
31、32、33、61、71、81 縦板部
31a ステップ部
32a ビード部
33a 穴
41、62、72、82 水平板部
41a フランジ(接続部)
50 カウルトップ
51 カウルトップ本体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle body structure of a vehicle, and more particularly, to a vehicle body structure including a cowl top lower front which is disposed below a rear end portion of a hood and accommodates a wiper drive mechanism and also functions as a rainwater groove.
[0002]
[Prior art]
The engine room of the vehicle is covered with a
[0003]
Even if the
[0004]
However, in particular, in the vicinity of the rear end of the hood, there is a member (strength member) that may hinder plastic deformation of the
[0005]
In the case of a cowl garnish, it is often designed with high decorative elements and is easily deformable in terms of strength, and there is also a structure that can be attached to the front bulkhead of a cowl garnish so that it can be detached upon impact ( Patent Document 1).
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-46649
[Problems to be solved by the invention]
On the other hand, in the vehicle body structure including the
[0008]
As shown in FIG. 1, when the impact forces F1 and F2 are applied near the front end or the center of the
[0009]
Even if the impact force acts on a place other than the rear end of the hood and does not act directly on the cowl top lower front, the hood will deform over a wide range when it is plastically deformed so that it is sufficiently recessed. Therefore, the hood and the cowl top lower front may interfere with each other so that the hood cannot be sufficiently plastically deformed.
In view of the above circumstances, the present invention has the same function as a normal cowl top lower front, and is located in the vicinity of the rear end of the hood, but an impact load is applied to the rear end of the hood and other portions of the hood. It is an object of the present invention to provide a vehicle body structure including a cowl top lower front that does not prevent the hood from plastically deforming and absorbing impact energy even when it acts.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the invention of claim 1, a cowl top body installed in the vehicle width direction of the vehicle, and extending in parallel with the cowl top body, is located in front of the cowl top body in the vehicle traveling direction. The vehicle body structure includes a vertical plate portion and a cowl top lower front having a horizontal plate portion whose front end portion is connected to the lower edge of the vertical plate portion and extends substantially horizontally rearward and whose rear end portion is connected to the cowl top body. In addition, a vehicle body structure is provided in which the vertical plate portion includes a cowl top lower front having a deformable portion that can be easily deformed with respect to a load in the vertical direction.
[0011]
When an impact load is applied to the hood, a deformable part that can be easily deformed is formed on the vertical plate that may interfere with the plastic deformation of the hood. By deforming, impact energy can be sufficiently absorbed without disturbing plastic deformation of the hood.
In addition, even when the impact force acts on a place other than the rear end of the hood and does not directly act on the cowl top lower front, the hood is plastically deformed and comes into contact with the cowl top lower front via the deck garnish. In addition, since the cowl top lower front is easily deformed, the hood can be sufficiently plastically deformed to sufficiently absorb the impact energy.
[0012]
The invention according to
Since the step is provided in the vertical plate portion as the deformation portion, the step portion is easily deformed when a downward impact force is applied, and the plastic deformation of the hood is not disturbed.
The invention according to
[0013]
Since the semi-cylindrical bead portion is provided in the vertical plate portion as the deforming portion, the bead portion is easily deformed when a downward impact force is applied, and the plastic deformation of the hood is not disturbed.
The invention according to
[0014]
As the deforming part, a groove part with a hat-shaped cross section that protrudes forward or backward in the vehicle body is provided in the vertical plate part, so that when the downward impact force is applied, the groove part can be easily deformed and hinder plastic deformation of the hood. There is no.
The invention of
[0015]
Since a plurality of holes are provided in the vertical plate portion as the deforming portion, when a downward impact force is applied, the vicinity of the hole in the vertical plate portion is easily deformed and does not hinder the plastic deformation of the hood.
According to a sixth aspect of the present invention, a cowl top main body installed in the vehicle width direction of the vehicle, a vertical plate portion extending in parallel with the cowl top main body and positioned on the front side in the vehicle traveling direction from the cowl top main body, and a front end portion Is a vehicle body structure including a cowl top lower front having a horizontal plate portion connected to the lower end edge of the vertical plate portion and extending substantially horizontally rearward and having a rear end portion connected to the cowl top main body, wherein the vertical plate portion is There is provided a vehicle body structure comprising a cowl top lower front that is disengaged from the horizontal plate portion with respect to a load in the vertical direction or is movable downward with respect to the horizontal plate portion.
[0016]
By making the entire vertical plate that may interfere with plastic deformation of the hood when an impact load is applied to the hood with a structure that can be detached from a predetermined position or moved downward, the impact load on the hood The impact energy can be absorbed without interfering with the plastic deformation of the hood when acting.
Even if the impact force acts on a place other than the rear end of the hood and does not directly act on the cowl top lower front, if the hood is plastically deformed and contacts the cowl top lower front via the deck garnish In this case, the cowl top lower front can be easily detached or moved downward, so that the hood can be sufficiently plastically deformed to absorb the impact energy.
[0017]
The invention of
The space formed between the cowl top body and the cowl top lower front accommodates the wiper drive mechanism. Depending on the mounting position, the wiper drive mechanism, particularly the motor, interferes with the plastic deformation of the hood. there is a possibility.
[0018]
Therefore, since the vertical plate portion according to the invention of
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to FIGS.
A first embodiment of the present invention is shown in FIGS.
The
[0020]
The
The cowl
[0021]
On the other hand, as shown in FIG. 4, the cowl top
[0022]
As shown in FIG. 3, the
[0023]
As shown in FIG. 3, the horizontal
[0024]
The
As shown in FIG. 3, the
[0025]
The members constituting the cowl top
Next, the effect of the cowl top
[0026]
When the impact force F4 shown in FIG. 3 is applied, the impact force F4 is transmitted as an impact force F5 (see FIG. 5) to the
[0027]
Further, the impact force acts on a place other than the rear end portion of the
[0028]
In the present embodiment, the
[0029]
As yet another example, by providing a plurality of elongated holes (slits) 33a in the longitudinal direction of the
The dimensions of the step part, the bead part and the groove part, the size of the hole, and the drilling interval are determined by the ease of deformation of the
[0030]
The same effect can be obtained by using a means different from the means for deforming the
The cowl top lower front 60 shown in FIGS. 10 to 12 has substantially the same shape as the above-described cowl top
[0031]
Next, the operation of the cowl top lower front 60 will be described with reference to FIG.
When an impact force acts on the
[0032]
In the present embodiment, the
Furthermore, in the present embodiment, the entire
[0033]
More specifically, as shown in FIGS. 14 and 15, a vertically
[0034]
As described above, since the wiper drive mechanism is accommodated in the space between the cowl top
[0035]
In the embodiment of the present invention, the case where the vertical plate portion is deformed and the case where the vertical plate portion is detached or slid downward are described as separate embodiments, but the combined composite embodiment It is also possible.
[0036]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, when the impact load is applied to the hood, the deformable portion that is easily deformed is formed on the vertical plate portion that may disturb the plastic deformation of the hood. Sometimes, the vertical plate portion is also easily deformed to prevent the hood from being disturbed by plastic deformation and can sufficiently absorb impact energy.
[0037]
Since the step part (Claim 2), the semi-cylindrical bead part (Claim 3) or the groove part (Claim 4) is installed in the vertical plate part as the deforming part, a downward impact force is applied. In this case, the deformed portion can be easily deformed, and the hindrance to plastic deformation of the hood can be prevented.
A plurality of holes may be provided in the vertical plate part as the deformed part (Claim 5), and when a downward impact force is applied, the vicinity of the hole in the vertical plate part is easily deformed to prevent interference with plastic deformation of the hood. it can.
[0038]
According to a sixth aspect of the present invention, there is provided a structure in which the entire vertical plate portion that may interfere with plastic deformation of the hood when an impact load is applied to the hood is intentionally detached from a predetermined position or moved downward. Therefore, it is possible to prevent the hood from being obstructed by plastic deformation when an impact load is applied to the hood, and to absorb the impact energy.
Further, the wiper drive mechanism may be supported on the vertical plate portion (Claim 7). When the hood is plastically deformed, the vertical plate portion is detached or moved, and the wiper drive mechanism is easily moved downward accordingly. It is possible to prevent the plastic deformation of the hood from being disturbed and to absorb impact energy.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing an example of the arrangement of devices and the like housed under an automobile hood.
FIG. 2 is a schematic diagram illustrating an example of a state of a hood or the like when an impact force is applied to an automobile hood.
FIG. 3 is a schematic longitudinal sectional view showing a first embodiment of a cowl top lower front included in a vehicle body structure according to the present invention and related equipment.
FIG. 4 is a perspective view showing a first embodiment of a cowl top lower front included in a vehicle body structure according to the invention.
5 is a schematic longitudinal sectional view showing a state where the cowl top lower front shown in FIG. 4 is mounted on the cowl top main body. FIG.
FIG. 6 is a perspective view showing another embodiment of the cowl top lower front provided in the vehicle body structure according to the present invention.
7 is a schematic longitudinal sectional view showing a state where the cowl top lower front shown in FIG. 6 is mounted on the cowl top main body. FIG.
FIG. 8 is a perspective view showing still another embodiment of a cowl top lower front provided in the vehicle body structure according to the present invention.
9 is a schematic longitudinal sectional view showing a state where the cowl top lower front shown in FIG. 8 is mounted on the cowl top body. FIG.
FIG. 10 is a perspective view showing a second embodiment of the cowl top lower front according to the present invention.
11 is a perspective view showing an assembly structure of the cowl top lower front shown in FIG.
12 is a schematic longitudinal sectional view showing a state where the cowl top lower front shown in FIG. 10 is mounted on the cowl top main body. FIG.
FIG. 13 is a schematic longitudinal sectional view showing a state in which an impact force is applied in another embodiment of the cowl top lower front of the vehicle body structure according to the second embodiment of the present invention.
14 is a schematic front view showing a sliding mechanism of the embodiment of FIG.
15 is a view taken in the direction of arrows AA in FIG.
FIG. 16 is a schematic longitudinal sectional view showing an embodiment of a cowl top lower front included in a vehicle body structure according to the present invention, and showing an example in which a wiper drive mechanism is supported by a vertical plate portion.
[Explanation of symbols]
24
50
Claims (7)
該カウルトップ本体と並行して延び、カウルトップ本体より車両進行方向前側に位置する縦板部及び、前端部が縦板部下端縁に接続されて略水平後方に延び、後端部がカウルトップ本体と接続される水平板部を有するカウルトップロワーフロントと、
を備える車体構造であって、
前記カウルトップロワーフロントは、前記縦板部に、上下方向の荷重に対し容易に変形可能な変形部を有することを特徴とする車体構造。A cowl top body installed in the vehicle width direction of the vehicle,
The vertical plate portion that extends in parallel with the cowl top body, is located on the front side of the cowl top body in the vehicle traveling direction, and the front end portion is connected to the lower edge of the vertical plate portion and extends substantially horizontally rearward, and the rear end portion is the cowl top. A cowl top lower front having a horizontal plate connected to the main body;
A vehicle body structure comprising:
The cowl top lower front has a vehicle body structure in which the vertical plate portion has a deformable portion that can be easily deformed with respect to a load in the vertical direction.
断面形状がクランク状に曲折されて形成されるステップ部であることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。The deformation part is
The vehicle body structure according to claim 1, wherein the vehicle body structure is a step portion formed by bending a cross-sectional shape into a crank shape.
前記縦板部が車体前方又は後方に突出する半円筒形状に湾曲したビード部であることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。The deformation part is
The vehicle body structure according to claim 1, wherein the vertical plate portion is a bead portion curved in a semi-cylindrical shape protruding forward or backward of the vehicle body.
前記縦板部が車体前方又は後方に突出する、断面ハット状の溝部であることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。The deformation part is
The vehicle body structure according to claim 1, wherein the vertical plate portion is a groove portion having a hat-shaped cross section that protrudes forward or backward of the vehicle body.
前記縦板部に穿たれた複数の穴であることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。The deformation part is
The vehicle body structure according to claim 1, wherein the vertical plate portion is a plurality of holes formed in the vertical plate portion.
該カウルトップ本体と並行して延び、カウルトップ本体より車両進行方向前側に位置する縦板部及び、前端部が縦板部下端縁に接続されて略水平後方に延び、後端部がカウルトップ本体と接続される水平板部を有するカウルトップロワーフロントと、
を備える車体構造であって、
前記カウルトップロワーフロントの前記縦板部は、上下方向の荷重に対し前記水平板部から離脱、又は、前記水平板部に対し下方向へ移動可能であることを特徴とする車体構造。A cowl top body installed in the vehicle width direction of the vehicle,
The vertical plate portion that extends in parallel with the cowl top body, is located on the front side of the cowl top body in the vehicle traveling direction, and the front end portion is connected to the lower edge of the vertical plate portion and extends substantially horizontally rearward, and the rear end portion is the cowl top. A cowl top lower front having a horizontal plate connected to the main body;
A vehicle body structure comprising:
The vehicle body structure characterized in that the vertical plate portion of the cowl top lower front can be detached from the horizontal plate portion or moved downward with respect to the horizontal plate portion with respect to a load in the vertical direction.
前記縦板部は、
該ワイパー駆動機構を支持することを特徴とする請求項6に記載の車体構造。A wiper drive mechanism is housed in a groove space defined by the cowl top body and the cowl top lower front,
The vertical plate portion is
The vehicle body structure according to claim 6, wherein the wiper driving mechanism is supported.
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