JP2005014001A - Welding method for corrugated partition corner part - Google Patents
Welding method for corrugated partition corner part Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005014001A JP2005014001A JP2003178188A JP2003178188A JP2005014001A JP 2005014001 A JP2005014001 A JP 2005014001A JP 2003178188 A JP2003178188 A JP 2003178188A JP 2003178188 A JP2003178188 A JP 2003178188A JP 2005014001 A JP2005014001 A JP 2005014001A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition wall
- corrugated
- corrugated partition
- welding
- corner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、船舶の船倉を区切る波形隔壁のコーナー部の溶接方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】
一般に、この種のタンカーは、周知の通り、船側外板と、当該船側外板の内側に設けられた二重外板と、船底側に設けられたタンクトップと、前記タンクトップの船底外側に設けられた船底外板とにより基本的な船体構造が形成されており、かつ、二重外板・タンクトップ及び甲板で囲まれて船倉が構成されている。また、この種のタンカーでは、船倉を波形隔壁によって縦横に区切り複数のタンクを形成している。この波形隔壁は、積載した積み荷によって大きく撓むことが知られている。
【0003】
図5は、タンカーのタンクを形成する波形隔壁の一部を示す斜視図である。図5において、タンク3は、タンクトップ5と、波形隔壁7と、二重外板(図示せず)と、甲板(図示せず)と、その他の部材とによって形成されている。また、ここでは、前記波形隔壁7は、例えば波形横置隔壁を例にとって説明するが、波形縦通隔壁でも同様であるものとする。また、前記波形隔壁7は、炭酸ガスアーク溶接装置を用いて、タンクトップ5に炭酸ガスアーク溶接されている。なお、図5において、符号9は前記波形隔壁7のコーナー部であり、このコーナー部9は図5では太線で示されている。
【0004】
ところで、炭酸ガスアーク溶接装置は、周知のとおり、円筒形状をしたガスノズルの内部に電導体を設け、当該電導体の中心部に可動可能に溶接ワイヤを設け、前記ガスノズルと電導体との間から溶接部分に向ってイナートガスを吹き付け可能にした装置である。炭酸ガスアーク溶接装置による炭酸ガスアーク溶接は、炭酸ガスアーク溶接の分類に属するものである。
この炭酸ガスアーク溶接装置によって、母材に被溶接部材を溶接するものである。この際に、ガスノズルからは、溶接部分に向って遮蔽ガスとして炭酸ガスを吹き付けて溶接部分を空間より遮蔽し、溶接ワイヤを溶接中に溶融させて母材と被溶接部材との間に溶着金属を形成させている。
【0005】
図6は、上述した波形隔壁をタンクトップ5に前記炭酸ガスアーク溶接装置で溶接した際のコーナー部の状態を示す図である。この図6に示すように、前記波形隔壁7のコーナー部9には、炭酸ガスアーク溶接装置でタンクトップ5に前記波形隔壁7を溶接したときに、前記波形隔壁7のコーナー部9とタンクトップ7との間に溶着金属11,11,…が形成されることになる。この炭酸ガスアーク溶接をする際に、前記コーナー部9における波形隔壁7側の溶着金属11の上端部と当該波形隔壁7との間の部分には、図6に示すように、当該波形隔壁7の一部が溶融して切欠き部分J所謂アンダーカットが形成されてしまっていた。
【0006】
図7は、前記波形隔壁コーナー部の溶接部の溶着金属をグラインダーで表面仕上げをした状態を示す図である。
また、前記波形隔壁7を前記タンクトップ5に前記炭酸ガスアーク溶接装置によって溶接して溶着金属11,11,…を形成した後には、グラインダーにより前記溶着金属11,11,…を研磨して所定の角度に表面仕上げをしていた。前記波形隔壁7のコーナー部9も、図8に示すように、前記溶着金属11,11,…の表面をグラインダーで一定角度に表面仕上げをしていた。
【0007】
このようにグラインダーで表面仕上げをする場合、前記コーナー部9の波形隔壁7側の溶着金属11の上端部と当該波形隔壁7との間の部分には、図7に示すように、当該波形隔壁7の一部が研磨によって切り取られて切欠き部分J’所謂アンダーカットが形成されてしまったり、さらに、前記溶着金属11の下端部と前記タンクトップ5との間の部分には、図7に示すように、当該波形隔壁7の一部が研磨によって切り取られて切欠き部分K所謂アンダーカットが形成されてしまっていた。
【0008】
ところで、上述したようにタンカー1は、積み荷の状態に応じて、タンクの高さ例えば15[m]の波形隔壁(波形縦通隔壁および波形横置隔壁)7にあっては35〜40[mm]も撓むことがわかっている。このような波形隔壁7の変位が当該波形隔壁7の各部にどのような応力を与えているかを検討してみる。
図8は、前記波形隔壁(コーナー部を含む)とタンクトップとの当接部分の各位置における応力分布を示す図であって、図8(a)は前記波形隔壁(コーナー部を含む)を、図8(b)は当該波形隔壁(コーナー部を含む)とタンクトップとの当接部分の各位置における応力分布をそれぞれ示す図である。
【0009】
この図8(a)において、前記波形隔壁7のコーナー部9aは図示しない波形縦通隔壁から2番目のコーナー部であり、前記波形隔壁7のコーナー部9bは図示しない波形縦通隔壁から3番目のコーナー部である。また、図8において、前記波形縦通隔壁をゼロとしたときに、第2番目の波形隔壁コーナー部9aは例えば1500[mm]の距離にあるものとし、第3番目の波形隔壁コーナー部9bは例えば2430[mm]の距離にあることを示す。したがって、図8(b)では、横軸に波形縦通隔壁からの距離[mm]を、縦軸に応力σz[N/mm2]を、それぞれ取ったものである。
【0010】
この図8からもわかるように、前記波形隔壁7のコーナー部9a,9bと波形隔壁7との当接部分の各位置における応力分布は、前記波形隔壁コーナー部9a(略1500[mm]の位置)では、その応力σzが−454[N/mm2]となり、この部分を通過して図示左側に行くにしたがって応力σzは小さくなり、距離が1600[mm]に達すると以降は距離が2300[mm]程度に達するまで、応力σzは概ね−250[N/mm2]となり、再び、波形隔壁コーナー部9bの部分(略2430[mm]の位置)で応力σzが−465[N/mm2]を示し、前記波形隔壁のコーナー部とタンクトップとの当接部分においては、これらの波形隔壁コーナー部9a、9bの部分が特に大きな応力を受けることが分かる。なお、図8(b)において、例えば−281[N/mm2]で示した応力σzは、表面平均応力を示している。
【0011】
さらに、これらのことから、前記波形隔壁のコーナー部とタンクトップとの当接部分の各位置における応力分布をみると次のことが判明した。すなわち、前記タンク3によれば、前述したようにタンクが積み荷などの影響で波形隔壁7の形状が大きく撓むと、図8(a)及び図8(b)に示すように、前記波形隔壁7のコーナー部9a及び前記波形隔壁7のコーナー部9bの部分に大きな応力集中が生じ、また、荷物を搬出すると応力集中がなくなり、これらが繰り返し行われ疲労破壊することがわかっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように前記波形隔壁7のコーナー部9a,9bにおいて、大きな応力を受けたり、受けなかったりの繰り返しが行われると、図8に示すように、前記波形隔壁7のコーナー部9a,9bの溶接部分の切欠き部分J,Kには、大きな応力が加わったり無くなったりする繰り返しが集中し、ついには当該切欠き部分J,Kからクラックが発生するという問題点を有していた。
【0013】
このように従来の構造ないしは工法では、当該波形隔壁7のコーナー部9に必然的に切欠き部分J,Kが形成されてしまい、上述したように上記各切欠き部分J,Kに大きな応力集中が生じる結果、当該切欠き部分J,Kがクラック発生に大きく寄与することになっていたため、当該切欠き部分J,Kに対して応力集中によるクラック発生を効果的に防止できる構造ないしは工法等が要求されていた。
【0014】
そこで、本願発明者ら、前記波形隔壁のコーナー部とタンクトップとの当接部分における補強構造の数多くのモデル数を作製し、このモデルを試験片として、それぞれ疲労試験機で疲労試験した結果、後述する特定の処理を施した場合には、その応力強度が確実に高まることを確認し、その結果を実際に船舶の波形隔壁のコーナー部に応用した。
本発明は、前記波形隔壁のコーナー部とタンクトップとの当接部分に後述するような特定の処理を施すことによって、上述した問題点を解消し、クラックの発生を抑えた波形隔壁のコーナー部の溶接方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明に係る波形隔壁のコーナー部の溶接方法は、タンカーの船倉を区切る波形隔壁のコーナー部の溶接方法であって、波形隔壁のコーナー部とタンクトップとの当接部分を炭酸ガスアーク溶接によって溶接して当該当接部分に溶接ビードを形成する工程と、当該溶接ビード表面を所定の形状に成形してなる成形工程と、前記溶接ビートの成形面の波形隔壁側の所定の領域と、前記固定部のタンクトップ側の所定の領域とをティグ溶接で溶接して補強部を形成する工程とを備えことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の波形隔壁のコーナー部の溶接方法において、前記所定の形状を形成する工程は、前記溶接ビードをグラインダで研磨してタンクトップ面に対して概ね45度に形成されていることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る波形隔壁のコーナー部の溶接方法及びこれによって形成された波形隔壁コーナー部の補強構造を説明するための図である。ここに、図1は、本発明の実施の形態に係る波形隔壁のコーナー部の溶接方法によって形成された波形隔壁コーナー部の補強構造を示す図である。なお、図1に示す本発明の実施の形態において、図5ないし図8に示す部材と同一部材には同一の符号を付して説明をし、場合によっては説明を省略する。
【0017】
これら図1において、本発明の実施の形態に係る波形隔壁のコーナー部の溶接方法によって形成された波形隔壁コーナー部の補強構造31は、タンカー1の船倉を区切る波形隔壁(波形縦通隔壁または波形横置隔壁)7のコーナー部9を補強する構造を示す断面図である。
【0018】
本発明の実施の形態に係る波形隔壁のコーナー部の溶接方法によって構成される波形隔壁コーナー部の補強構造31は、波形隔壁7のコーナー部9とタンクトップ5との当接部分を炭酸ガスアーク溶接装置によって炭酸ガスアーク溶接して当該当接部分に溶接ビード(溶着金属)11,11,…を設け、当該溶接ビード11の表面をグラインターで所定の形状Qに成形してなる固定部33と、前記固定部33の成形面の波形隔壁(波形縦通隔壁または波形横置隔壁)7側の所定の領域Auと、前記固定部33のタンクトップ7側の所定の領域Adとをティグ溶接装置によってティグ溶接して所定のフランク角に形成された補強部35とを設けたものである。
【0019】
また、本実施の形態に係る波形隔壁コーナー部の補強構造31において、前記所定の形状は、タンクトップ7に対してフランク角概ね45度に形成されている。
ここに、ティグ溶接装置の説明を簡単にしておく。ティグ溶接装置は、円筒形状をしたガスノズルの内部に電導体を設け、当該電導体の中心部に非消耗電極を設け、前記ガスノズルと電導体との間から溶接部分に向ってアルゴンガスを吹き付け可能にした装置である。このティグ溶接装置によるティグ溶接は、炭酸ガスアーク溶接と同様にシールドガスアーク溶接の分類に属するものである。
【0020】
このティグ溶接装置は、母材(例えばタンクトップ5)に被溶接部材(例えば波形隔壁7)を溶接する際に、別に設けた溶加材を使用し、この溶加材を溶かして前記母材(例えばタンクトップ5)に被溶接部材(例えば波形隔壁7)を溶接するものである。この際に、ガスノズルからは、溶接部分に向って遮蔽ガスとしてアルゴンガスを主成分とするイナートガスを吹き付けて溶接部分を空間より遮蔽し、非消耗電極を溶加材に近づけて当該溶加材を溶接中に溶融させて母材(例えばタンクトップ5)と被溶接部材(例えば波形隔壁7)との間にビートを形成させ、ビート形状が平坦であることと、スパッタが発生しない溶接にするようにしたものである。
【0021】
このようなティグ溶接装置を用い、前記領域Auでは、ティグ溶接装置によって形成される溶接ビードの面の角度を例えば60[度]以下になるように設定されている。同様に、ティグ溶接装置を用いて、前記領域Adでも、ティグ溶接装置によって形成される溶接ビードの面Mを50[度]以下になるように設定されている。
【0022】
このような波形隔壁コーナー部の補強構造31は、次の図2に示す波形隔壁のコーナー部の溶接方法によって形成される。図2は、本発明の実施の形態に係る波形隔壁コーナー部の補強構造の製造方法を説明するためのフローチャートである。
この図2において、第1の工程では、波形隔壁(波形縦通隔壁あるいは波形横置隔壁)7のコーナー部9と前記タンクトップ5との当接部分を炭酸ガスアーク溶接装置によって炭酸ガスアーク溶接して当該当接部分に溶着金属(ビード)11,11,…を設けている(S101)。
【0023】
ついで、第2の工程(成形工程)では、当該溶着金属(ビード)11,11,…の表面をグラインダーを用いて所定の形状Qに成形してなる(S102)。
さらに、第3の工程では、前記固定部33の成形面の波形隔壁(波形縦通隔壁または波形横置隔壁)7側の所定の領域Auと、前記固定部33のタンクトップ5側の所定の領域Adとをティグ溶接装置によってティグ溶接することにより溶接して補強部35を設けている(S103)。
なお、第2の工程(前記所定の形状を形成する工程)は、前記溶着金属(ビード)11,11,…をグラインダーで研磨して前記タンクトップ5面に対して概ね45度に形成するようにする。
【0024】
図3は、本発明の実施の形態に係る波形隔壁のコーナー部の溶接方法で形成した波形隔壁コーナー部の補強構造のモデルを示す図である。この図1において、波形隔壁コーナー部の補強構造のモデル60は、母材M(この明細書では例えば前記タンクトップ5として説明した)の表裏面に対して、被溶接部材J(この明細書では例えば波形隔壁7)を、上記波形隔壁のコーナー部の溶接方法によって波形隔壁コーナー部の補強構造31と同一構造に溶接したものである。
このような波形隔壁コーナー部の補強構造31を有する波形隔壁コーナー部の補強構造のモデル60の両被溶接部材Jのそれぞれを疲労試験機の試験台71,71に挟み込み、疲労試験をした。
【0025】
図4は、上述した波形隔壁コーナー部の補強構造31と同一構造に形成した波形隔壁コーナー部の補強構造のモデルや、その他の構造をした補強構造のモデルを複数作製し、これら複数作製した補強構造モデルを疲労試験機で試験した疲労試験結果を示す図であり、横軸に繰り返し回数[回]を、縦軸に応力振幅[kg/mm2]を、それぞれとったものである。
この図4において、試験片(ASWELD(45[度])と試験片TIG仕上げ(45[度])は、試験装置によって、1.E+04〜1.E+07[回]繰り返し試験が行なわれた。この試験の結果は次のとおりである。すなわち、試験片(ASWELD(45[度]))は炭酸ガスアーク溶接しただけで、タンクトップ7と仕上げ面との角度θ=45[度]のとき疲労試験結果である。
【0026】
試験片(TIG(45[度]))は炭酸ガスアーク溶接しさらにティグ溶接して波形隔壁コーナー部の補強構造31と同様の構造にしたもので、タンクトップ7と仕上げ面との角度θ=45[度]のとき疲労試験結果である。
これらの結果を表にまとめたものが、表1である。
【0027】
【表1】
【0028】
この表1からわかるように、試験片(ASWELD(45[度])の場合は、疲労寿命比が1.00である。
また、試験片(TIG(45[度]))の場合は、疲労寿命比が5.93であることがわかる。
【0029】
図4は、上述した波形隔壁コーナー部の補強構造31と同一構造に形成した波形隔壁コーナー部の補強構造のモデルと、これに最も近い表面仕上げ形状に形成した試験片とを疲労試験機で疲労試験した疲労試験結果を示す図であり、横軸に繰り返し回数[回]を、縦軸に応力振幅[kg/mm2]を、それぞれとったものである。
【0030】
この図4に示す試験結果により、波形隔壁のコーナー部17の溶接ビード19の形状によって疲労寿命の試験片(TIG(45[度]))に対する試験片(ASWELD(45[度])の比(5.93/1.00)は、最大で約6倍もの差があることがわかった。したがって、高応力部となる波形隔壁のコーナー部17の所定の形状には充分注意が必要であり、本発明の実施の形態に係る波形隔壁のコーナー部の溶接方法によって形成した波形隔壁コーナー部の補強構造31が最も優れた性能を示すことがわかる。
【0031】
以上説明したように本発明の実施の形態に係る波形隔壁のコーナー部の溶接方法によって形成した波形隔壁コーナー部の補強構造31によれば、波形隔壁7のコーナー部9とタンクトップ5との当接部分を炭酸ガスアーク溶接装置によって炭酸ガスアーク溶接して当該当接部分に溶接ビード(溶着金属)11,11,…を設け、当該溶接ビード11,11,…の表面をグラインターで所定の形状に成形してなる固定部33と、前記固定部33の成形面の波形隔壁(波形縦通隔壁または波形横置隔壁)側の所定の領域Auと、前記固定部33のタンクトップ5側の所定の領域Adとをティグ溶接装置によってティグ溶接して所定角度に形成された補強部35とを設けたので、疲労寿命が長くなって、波形縦通隔壁や波形横置隔壁のように大きく撓む隔壁であっても充分に固定されていて、クラックなどの発生を防ぐことができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、波形隔壁のコーナー部とタンクトップとの当接部分を炭酸ガスアーク溶接して当該当接部分に溶接ビードを設け、当該溶接ビードの表面を所定の形状に成形し、前記固定部の成形面の波形隔壁側の所定の領域と、前記固定部のタンクトップ側の所定の領域とをティグ溶接して所定角度に形成したので、疲労寿命が長くなって、波形隔壁のように大きく撓む隔壁であっても充分に固定されていて、クラックなどの発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る波形隔壁のコーナー部の溶接方法によって形成した波形隔壁コーナー部の補強構造を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る波形隔壁のコーナー部の溶接方法を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態に係る波形隔壁のコーナー部の溶接方法で形成された波形隔壁コーナー部の補強構造のモデルを示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る波形隔壁のコーナー部の溶接方法で形成した波形隔壁コーナー部の補強構造と同一構造を有する波形隔壁コーナー部の補強構造のモデルを疲労試験機で疲労試験した疲労試験結果を示す図である。
【図5】タンカーのタンクを形成する波形隔壁の一部を示す斜視図である。
【図6】上述した波形隔壁をタンクトップに前記炭酸ガスアーク溶接装置で溶接した際のコーナー部の状態を示す図である。
【図7】前記波形隔壁コーナー部の溶接部の溶着金属をグラインダーで表面仕上げをした状態を示す図である。
【図8】前記波形隔壁コーナー部を含む隔壁及びコーナ部を含む隔壁の各位置における応力分布を示す図であ
【符号の説明】
1 タンカー
3 タンク
5 タンクトップ
7 波形隔壁
9 コーナー部
11 溶着金属(ビード)
31 波形隔壁コーナー部の補強構造
33 固定部
35 補強部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for welding a corner portion of a corrugated partition wall that partitions a ship's hold.
[0002]
[Prior art]
In general, this type of tanker is, as is well known, a ship side skin, a double skin provided inside the ship side skin, a tank top provided on the bottom side, and a tank top outside the tank top. A basic hull structure is formed by the provided ship bottom skin, and a hold is composed of a double skin, tank top, and deck. Further, in this type of tanker, a cargo hold is divided vertically and horizontally by corrugated bulkheads to form a plurality of tanks. It is known that this corrugated partition wall is greatly bent by the loaded cargo.
[0003]
FIG. 5 is a perspective view showing a part of a corrugated partition wall forming a tanker tank. In FIG. 5, the tank 3 is formed by a
[0004]
By the way, as is well known, a carbon dioxide arc welding apparatus is provided with a conductor inside a cylindrical gas nozzle, a movable wire is provided at the center of the conductor, and welding is performed between the gas nozzle and the conductor. It is a device that enables the inert gas to be blown toward the part. Carbon dioxide arc welding by a carbon dioxide arc welding apparatus belongs to the category of carbon dioxide arc welding.
A member to be welded is welded to the base material by the carbon dioxide arc welding apparatus. At this time, carbon dioxide gas is sprayed as a shielding gas from the gas nozzle toward the welded portion to shield the welded portion from the space, and the welding wire is melted during welding to weld metal between the base material and the member to be welded. Is formed.
[0005]
FIG. 6 is a view showing a state of a corner portion when the corrugated partition wall described above is welded to the
[0006]
FIG. 7 is a view showing a state in which the weld metal at the welded portion of the corrugated partition wall corner is surface-finished with a grinder.
Further, after the
[0007]
When the surface finish is performed by the grinder as described above, the corrugated partition wall as shown in FIG. 7 is provided between the upper end portion of the
[0008]
By the way, as described above, the
FIG. 8 is a diagram showing a stress distribution at each position of a contact portion between the corrugated partition wall (including the corner portion) and the tank top, and FIG. 8A shows the corrugated partition wall (including the corner portion). FIG. 8B is a diagram showing the stress distribution at each position of the contact portion between the corrugated partition wall (including the corner portion) and the tank top.
[0009]
In FIG. 8A, the corner portion 9a of the
[0010]
As can be seen from FIG. 8, the stress distribution at each position of the contact portion between the corners 9a, 9b of the
[0011]
Furthermore, from these facts, the stress distribution at each position of the contact portion between the corner portion of the corrugated partition wall and the tank top was found as follows. That is, according to the tank 3, as described above, when the shape of the
[0012]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, if the corner portions 9a and 9b of the
[0013]
As described above, in the conventional structure or method, the notched portions J and K are inevitably formed in the
[0014]
Therefore, the inventors of the present application made a number of models of the reinforcing structure in the contact portion between the corner portion of the corrugated partition wall and the tank top, and as a result of performing a fatigue test with a fatigue tester as a test piece, It was confirmed that the stress intensity was surely increased when a specific treatment described later was applied, and the result was actually applied to the corner portion of the corrugated bulkhead of the ship.
The present invention eliminates the above-mentioned problems by applying a specific treatment as will be described later to the contact portion between the corner portion of the corrugated partition wall and the tank top, and suppresses the occurrence of cracks. An object of the present invention is to provide a welding method.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a method for welding a corner portion of a corrugated bulkhead according to the invention described in
According to a second aspect of the present invention, in the method for welding the corner portion of the corrugated partition wall according to the first aspect, the step of forming the predetermined shape is performed by polishing the weld bead with a grinder to approximately 45 with respect to the tank top surface. It is characterized by being formed at a time.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a diagram for explaining a method for welding a corner portion of a corrugated partition according to an embodiment of the present invention and a reinforcing structure of the corner portion of the corrugated partition formed thereby. FIG. 1 is a diagram showing a reinforcing structure for corrugated partition wall corners formed by the method for welding corrugated partition wall corners according to the embodiment of the present invention. In the embodiment of the present invention shown in FIG. 1, the same members as those shown in FIGS. 5 to 8 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted in some cases.
[0017]
In these FIG. 1, the corrugated partition wall
[0018]
The corrugated partition wall
[0019]
Further, in the corrugated partition wall
Here, the explanation of the TIG welding apparatus is simplified. TIG welding equipment is equipped with a conductor inside a cylindrical gas nozzle, a non-consumable electrode is provided at the center of the conductor, and argon gas can be sprayed from between the gas nozzle and the conductor toward the welded part. It is the device which was made. The TIG welding by this TIG welding apparatus belongs to the category of shield gas arc welding as in the case of carbon dioxide arc welding.
[0020]
In this TIG welding apparatus, when welding a member to be welded (for example, corrugated partition wall 7) to a base material (for example, tank top 5), a separately provided filler material is used, and this base material is melted by melting the filler material. A member to be welded (for example, corrugated partition wall 7) is welded to (for example, tank top 5). At this time, from the gas nozzle, an inert gas mainly composed of argon gas is sprayed as a shielding gas toward the welded portion to shield the welded portion from the space, and the non-consumable electrode is brought close to the filler material to remove the filler material. It is melted during welding so that a beat is formed between the base material (for example, tank top 5) and the member to be welded (for example, corrugated partition wall 7), so that the beat shape is flat and the welding does not generate spatter. It is a thing.
[0021]
Using such a TIG welding apparatus, the angle of the surface of the weld bead formed by the TIG welding apparatus is set to be, for example, 60 [degrees] or less in the region Au. Similarly, using the TIG welding device, the surface M of the weld bead formed by the TIG welding device is set to 50 degrees or less in the region Ad.
[0022]
Such a reinforcing
In FIG. 2, in the first step, carbon dioxide arc welding is performed on a contact portion between a
[0023]
Next, in the second step (molding step), the surface of the weld metal (bead) 11, 11,... Is formed into a predetermined shape Q using a grinder (S102).
Further, in the third step, a predetermined area Au on the corrugated partition wall (corrugated longitudinal partition wall or corrugated horizontal partition wall) 7 side of the molding surface of the fixed
In the second step (the step of forming the predetermined shape), the weld metal (beads) 11, 11,... Are polished with a grinder so as to form approximately 45 degrees with respect to the
[0024]
FIG. 3 is a diagram showing a model of the reinforcing structure of the corrugated partition wall corner formed by the method of welding the corner of the corrugated partition according to the embodiment of the present invention. In FIG. 1, a corrugated partition wall corner
Each of the welded members J of the corrugated partition wall corner
[0025]
FIG. 4 shows a plurality of models of the reinforcing structure of the corrugated partition wall corner portion formed in the same structure as the corrugated partition wall
In FIG. 4, the test piece (ASWELD (45 [degrees]) and the test piece TIG finish (45 [degrees]) were subjected to 1.E + 04 to 1.E + 07 [times] repeated tests using a test apparatus. The results of the test are as follows: That is, the test piece (ASWELD (45 [degrees])) was only subjected to carbon dioxide arc welding, and the fatigue test was performed when the angle between the
[0026]
The test piece (TIG (45 [degrees])) was carbon dioxide arc welded and further TIG welded to have a structure similar to the reinforcing
Table 1 summarizes these results.
[0027]
[Table 1]
[0028]
As can be seen from Table 1, in the case of the test piece (ASWELD (45 [degrees]), the fatigue life ratio is 1.00.
Moreover, in the case of a test piece (TIG (45 [degrees])), it turns out that fatigue life ratio is 5.93.
[0029]
FIG. 4 shows a model of the reinforcing structure of the corrugated partition wall corner portion formed in the same structure as the reinforcing
[0030]
According to the test results shown in FIG. 4, the ratio of the test piece (ASWELD (45 [degrees]) to the fatigue life test piece (TIG (45 [degrees])) depending on the shape of the weld bead 19 at the corner 17 of the corrugated partition wall ( 5.93 / 1.00) was found to have a difference of about 6 times at the maximum.Therefore, it is necessary to pay sufficient attention to the predetermined shape of the corner portion 17 of the corrugated partition wall which becomes the high stress portion, It can be seen that the corrugated partition wall
[0031]
As described above, according to the corrugated partition wall corner
[0032]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the contact portion between the corner portion of the corrugated partition wall and the tank top is carbon dioxide arc welded to provide a weld bead at the contact portion, and the surface of the weld bead has a predetermined shape. Molded and formed at a predetermined angle by TIG welding a predetermined region on the corrugated partition wall side of the molding surface of the fixed part and a predetermined region on the tank top side of the fixed part, the fatigue life becomes long, Even a partition wall that bends greatly, such as a corrugated partition wall, is sufficiently fixed and can prevent the occurrence of cracks.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing a corrugated partition wall corner reinforcing structure formed by a method for welding corrugated partition wall corners according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart for explaining a method of welding a corner portion of a corrugated partition according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a view showing a model of a reinforcing structure of a corrugated partition wall corner formed by the method of welding the corner of the corrugated partition according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 shows a model of a reinforcing structure for corrugated partition wall corners having the same structure as that of a corrugated partition wall corner formed by the welding method for corrugated partition walls according to an embodiment of the present invention. It is a figure which shows the fatigue test result tested.
FIG. 5 is a perspective view showing a part of a corrugated partition wall forming a tanker tank.
FIG. 6 is a view showing a state of a corner portion when the corrugated partition wall described above is welded to the tank top by the carbon dioxide arc welding apparatus.
FIG. 7 is a view showing a state in which the weld metal at the welded portion of the corrugated partition wall corner is surface-finished with a grinder.
FIG. 8 is a diagram showing stress distribution at each position of the partition including the corrugated partition corner and the partition including the corner.
1 tanker 3
31 Reinforcing structure of corrugated partition
Claims (2)
波形隔壁のコーナー部とタンクトップとの当接部分を炭酸ガスアーク溶接によって溶接して当該当接部分に溶接ビードを形成する工程と、
当該溶接ビード表面を所定の形状に成形してなる成形工程と、
前記溶接ビートの成形面の波形隔壁側の所定の領域と、前記固定部のタンクトップ側の所定の領域とをティグ溶接で溶接して補強部を形成する工程とを備えことを特徴とする波形隔壁のコーナー部の溶接方法。A welding method for a corner portion of a corrugated bulkhead separating tanker holds,
Welding the contact portion between the corner portion of the corrugated partition wall and the tank top by carbon dioxide arc welding to form a weld bead on the contact portion;
A molding step in which the surface of the weld bead is molded into a predetermined shape;
And a step of welding a predetermined region on the corrugated partition wall side of the molding surface of the welding beat and a predetermined region on the tank top side of the fixed portion by TIG welding to form a reinforcing portion. Welding method for corners of partition walls.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003178188A JP3808061B2 (en) | 2003-06-23 | 2003-06-23 | Welding method for the lower end of corrugated bulkhead |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003178188A JP3808061B2 (en) | 2003-06-23 | 2003-06-23 | Welding method for the lower end of corrugated bulkhead |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005014001A true JP2005014001A (en) | 2005-01-20 |
JP3808061B2 JP3808061B2 (en) | 2006-08-09 |
Family
ID=34179891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003178188A Expired - Lifetime JP3808061B2 (en) | 2003-06-23 | 2003-06-23 | Welding method for the lower end of corrugated bulkhead |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3808061B2 (en) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100445011C (en) * | 2006-08-07 | 2008-12-24 | 新疆石油工程建设有限责任公司 | Electrogas arc welding method for vertical line of large-scale floating roof tank reverse construction |
ES2370477A1 (en) * | 2009-12-23 | 2011-12-16 | Asociación De Investigación Metalúrgica Del Noroeste - Aimen | Automatic equipment for the welding of corrugated ship mamps. (Machine-translation by Google Translate, not legally binding) |
CN105195858A (en) * | 2015-10-27 | 2015-12-30 | 武昌船舶重工集团有限公司 | Flat-angle welding method for hull structural steel |
CN105252108A (en) * | 2015-10-27 | 2016-01-20 | 武昌船舶重工集团有限公司 | Flat overhead corner joint welding method for steel for ship structure |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105195873B (en) * | 2015-10-27 | 2018-07-03 | 武昌船舶重工集团有限公司 | A kind of steel for ship structure founds corner connection welding method |
-
2003
- 2003-06-23 JP JP2003178188A patent/JP3808061B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100445011C (en) * | 2006-08-07 | 2008-12-24 | 新疆石油工程建设有限责任公司 | Electrogas arc welding method for vertical line of large-scale floating roof tank reverse construction |
ES2370477A1 (en) * | 2009-12-23 | 2011-12-16 | Asociación De Investigación Metalúrgica Del Noroeste - Aimen | Automatic equipment for the welding of corrugated ship mamps. (Machine-translation by Google Translate, not legally binding) |
CN105195858A (en) * | 2015-10-27 | 2015-12-30 | 武昌船舶重工集团有限公司 | Flat-angle welding method for hull structural steel |
CN105252108A (en) * | 2015-10-27 | 2016-01-20 | 武昌船舶重工集团有限公司 | Flat overhead corner joint welding method for steel for ship structure |
CN105195858B (en) * | 2015-10-27 | 2017-10-27 | 武昌船舶重工集团有限公司 | A kind of steel for ship structure straight angle connects welding method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3808061B2 (en) | 2006-08-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN106002008B (en) | A kind of ultralow temperature high-power wind turbine tower door frame welding method | |
JP3808061B2 (en) | Welding method for the lower end of corrugated bulkhead | |
JP5154672B2 (en) | Automobile frame parts | |
CN102442356B (en) | Vehicle floor frame structure | |
JPWO2008152710A1 (en) | Reactor equipment for railway vehicles | |
JP6981745B2 (en) | Welding method and welded structure | |
JP3552956B2 (en) | Stainless clad steel plate welding method | |
CN115026380B (en) | Method for welding closure seam of tube plate and shell pass cylinder | |
CN114750897A (en) | Construction method of bottom T-shaped streamline multi-beam attached structure of scientific investigation ship | |
JP6923597B2 (en) | Vehicle undercarriage | |
JP6984495B2 (en) | Fillet welded joint and its manufacturing method | |
JP2002356177A (en) | Joining method of aluminum alloy material for car body frame and car body frame made of aluminum alloy | |
JP5659141B2 (en) | Vehicle operation pedal | |
JPH06170568A (en) | Beam welding method for vehicle frame member | |
KR20210036524A (en) | Hull structure with dead space manufacturing method | |
CN217787938U (en) | Welding test model | |
JP2002361429A (en) | Method for joining aluminum alloy material for vehicle body frame and aluminum alloy-made vehicle body frame | |
JPH02187272A (en) | First layer welding method for one-side welding | |
CN112077474B (en) | Welding quality control method for thick plate narrow-spacing circumferential weld | |
JP7409927B2 (en) | Frame assembly manufacturing method and frame assembly | |
Palacio et al. | Construction of productivity windows for fillet welds using the FCAW process for thin ship panel manufacturing | |
JP2912150B2 (en) | Vertical TIG welding method | |
CN218311606U (en) | Welding repair tool for inner reinforcement seat of side column | |
JP2001287083A (en) | Improved high titanium/zirconium filler wire for aluminum alloy | |
JP2009150479A (en) | Structure of welding cover onto rear axle housing and its welding method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060228 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060406 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060509 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060516 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3808061 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150526 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |