JP2005013424A - ゴルフシューズ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明はゴルフシューズ用のスパイク及びこれを装着したゴルフシューズに関するものであり、またプレイ中にスパイクが抜け落ちることのないゴルフシューズに関するものである。
【構成】反時計回りに回転させることにより締まる方向にネジが切ってあるスパイク、及び右足用のゴルフシューズの前半部の少なくとも一部に前記のスパイクを装着したゴルフシューズ。
【選択図】 図1
【構成】反時計回りに回転させることにより締まる方向にネジが切ってあるスパイク、及び右足用のゴルフシューズの前半部の少なくとも一部に前記のスパイクを装着したゴルフシューズ。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はゴルフシューズ用のスパイク及びこれを装着したゴルフシューズに関するものであり、さらに詳しくは、プレイ中にスパイクが抜け落ちることのないゴルフシューズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフシューズには、スイングの際の足元を確保するために、つま先から踵にかけての裏面にスパイクが複数個設けてある。従来は、このスパイクとしては先端のとがった金属製のスパイク(鋲)を使用していたが、近年は、フェアウェイやグリーンの芝を傷めないように、プラスチックや硬質ゴム製の、いわゆるソフトスパイクを使用することをプレイヤーに要請するゴルフコースが多くなってきた。
【0003】
これらの樹脂製のソフトスパイクは、芝生を傷めないように接地面積を大きくしてあるので、プレイヤーが知らないうちに、靴の裏からしばしば脱落するという不具合があった。これらの欠点を改良するために、いくつかの提案がされている。たとえば、スパイクの雄ネジをネジ込む際に雌ネジが塑性加工され、雄ネジと雌ネジが緊密に嵌合するようにしたもの(特許文献1)、あるいはソールとフランジの係合部に傾斜突起を設けて着脱を容易にしたもの(特許文献2)等がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−336007号公報
【特許文献2】
特開2002−325605号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなものでもなお、ソフトスパイクを装着したゴルフシューズは、プレイ中に知らない間にスパイクが抜け落ちるという不具合がしばしば生じていた。このことは、特に右利きプレイヤーにおいては右足つま先部において多く見られた。発明者はこのことを考究した結果、以下の現象に思い至り、本発明をなすに到った。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、ソフトスパイクは、フェアウェイやグリーンの芝を傷めないように、接地面積を広くする必要があり、そのため直径を大きくしてある。このため、たとえば右利きのプレイヤーがスィングをすると、右足のつま先は地面に対して反時計回りに捻る動きをする。このため、つま先部位のスパイクが従来どおりの右ネジ(時計回りの回転で締まる)に切ってあると、スィングの度ごとにスパイクとシューズの間にはスパイクのネジが緩む方向の力が働き、ついにはスパイクが脱落してしまうのである。従来のスパイクのネジは全て右ネジ(時計回りの回転で締まる)に切ってあるので、右利きプレイヤーにおいては右足つま先部において多くこの問題が見られたのである。
【0007】
そこで、本発明においては、スパイクのネジが、反時計回りに回転させることにより締まる向きに切ってあるゴルフシューズ用スパイクを、ゴルフシューズ、とくにその右足の前半部の少なくとも一部に装着することにより、プレイ中のスパイクの脱落が防止されることを見出し、上記の課題を解決した。
【0008】
すなわち、本発明は、ネジ込み式のゴルフシューズ用スパイクであって、該スパイクのネジが、反時計回りに回転させることにより締まる向きに切ってあることを特徴とするゴルフシューズ用スパイクを提供するものである。
また本発明は、ゴルフシューズであり、その右足の前半部の少なくとも一部に、反時計回りで締まる向きにネジを切ってあるスパイクを装着したことを特徴とする、ゴルフシューズを提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明においては、右足用ゴルフシューズの前半部の少なくとも一部のスパイクのネジが、反時計回りに回転させることにより締まる向きに切ってあることを特徴とする。ここで前半部の少なくとも一部とは、土踏まずから先の部分を言い、シューズの先端部や、拇指丘部をこれに包含することは有効である。
ゴルフのスイングには個人のくせがあり、必ずしも一様ではないが、右足用シューズの先端部で捻る人や、拇指丘部で捻る人が大多数であるので、これらの部位でスパイクが脱落し易い部分に本発明のスパイクを装着することは効果的である。
【0010】
スイングの際に、地面に対して捻り摩擦が生じないか、または回転による摩擦が少ない土踏まずから後の部分のスパイクは、どちらの方向にネジが切られていてもよい。
【0011】
ここでスパイクのネジとは、スパイクに装着されているネジが雄ネジであっても、雌ネジであってもよい。通常の市販品は雄ネジの物が多いが、まれに雌ネジの物もある。いずれにしても、反時計回りに回転させることにより締まる向きにネジ切ってあることが必要である。
【0012】
また本発明のスパイクは、樹脂製のソフトスパイクに限らず、金属製のスパイクであってもネジ込み式のものであれば利用可能であることは勿論である。
【0013】
図1において、1は本発明の反時計回りに回転させることにより締まる向きに切ってあるネジを有するソフトスパイクの一例を示し、2はネジ部を示す。
図2はこのネジ込み式スパイクを装着した右利きゴルファーの右足用のゴルフシューズの裏面を示す図である。
【0014】
図1において、ネジ部2は反時計回りに回転させることにより締まる向きに切ってあることが特徴であり、従来のソフトスパイクのネジとは全く反対方向にネジが切ってある。
図2において、右足用のゴルフシューズの裏面の前半部の少なくとも一部、例えば土踏まずから前の部分のスパイクの一部は、本願発明の反時計回りに回転させることにより締まる向きに切ってあるネジを有するソフトスパイクであることが好ましく、少なくとも拇指丘部より前、さらには少なくとも最先端部は、本願発明のソフトスパイクであることが好ましい。
【0015】
【発明の効果】
本発明のゴルフシューズは、上記のような構成のスパイクを備えているので、スィングの際の右足の捻りにより、スパイクは常にネジが締まる方向の力を受け、決して緩むことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の反時計回りに回転させることにより締まる向きに切ってあるネジを有するソフトスパイクの一例を示す図である。
【図2】本発明のソフトスパイクを装着した右足用ゴルフシューズの裏面を示す図である。
【符号の説明】
1 ソフトスパイク
2 ネジ部
3 右足用ゴルフシューズの裏面
4 ソフトスパイク
【発明の属する技術分野】
本発明はゴルフシューズ用のスパイク及びこれを装着したゴルフシューズに関するものであり、さらに詳しくは、プレイ中にスパイクが抜け落ちることのないゴルフシューズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフシューズには、スイングの際の足元を確保するために、つま先から踵にかけての裏面にスパイクが複数個設けてある。従来は、このスパイクとしては先端のとがった金属製のスパイク(鋲)を使用していたが、近年は、フェアウェイやグリーンの芝を傷めないように、プラスチックや硬質ゴム製の、いわゆるソフトスパイクを使用することをプレイヤーに要請するゴルフコースが多くなってきた。
【0003】
これらの樹脂製のソフトスパイクは、芝生を傷めないように接地面積を大きくしてあるので、プレイヤーが知らないうちに、靴の裏からしばしば脱落するという不具合があった。これらの欠点を改良するために、いくつかの提案がされている。たとえば、スパイクの雄ネジをネジ込む際に雌ネジが塑性加工され、雄ネジと雌ネジが緊密に嵌合するようにしたもの(特許文献1)、あるいはソールとフランジの係合部に傾斜突起を設けて着脱を容易にしたもの(特許文献2)等がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−336007号公報
【特許文献2】
特開2002−325605号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなものでもなお、ソフトスパイクを装着したゴルフシューズは、プレイ中に知らない間にスパイクが抜け落ちるという不具合がしばしば生じていた。このことは、特に右利きプレイヤーにおいては右足つま先部において多く見られた。発明者はこのことを考究した結果、以下の現象に思い至り、本発明をなすに到った。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、ソフトスパイクは、フェアウェイやグリーンの芝を傷めないように、接地面積を広くする必要があり、そのため直径を大きくしてある。このため、たとえば右利きのプレイヤーがスィングをすると、右足のつま先は地面に対して反時計回りに捻る動きをする。このため、つま先部位のスパイクが従来どおりの右ネジ(時計回りの回転で締まる)に切ってあると、スィングの度ごとにスパイクとシューズの間にはスパイクのネジが緩む方向の力が働き、ついにはスパイクが脱落してしまうのである。従来のスパイクのネジは全て右ネジ(時計回りの回転で締まる)に切ってあるので、右利きプレイヤーにおいては右足つま先部において多くこの問題が見られたのである。
【0007】
そこで、本発明においては、スパイクのネジが、反時計回りに回転させることにより締まる向きに切ってあるゴルフシューズ用スパイクを、ゴルフシューズ、とくにその右足の前半部の少なくとも一部に装着することにより、プレイ中のスパイクの脱落が防止されることを見出し、上記の課題を解決した。
【0008】
すなわち、本発明は、ネジ込み式のゴルフシューズ用スパイクであって、該スパイクのネジが、反時計回りに回転させることにより締まる向きに切ってあることを特徴とするゴルフシューズ用スパイクを提供するものである。
また本発明は、ゴルフシューズであり、その右足の前半部の少なくとも一部に、反時計回りで締まる向きにネジを切ってあるスパイクを装着したことを特徴とする、ゴルフシューズを提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明においては、右足用ゴルフシューズの前半部の少なくとも一部のスパイクのネジが、反時計回りに回転させることにより締まる向きに切ってあることを特徴とする。ここで前半部の少なくとも一部とは、土踏まずから先の部分を言い、シューズの先端部や、拇指丘部をこれに包含することは有効である。
ゴルフのスイングには個人のくせがあり、必ずしも一様ではないが、右足用シューズの先端部で捻る人や、拇指丘部で捻る人が大多数であるので、これらの部位でスパイクが脱落し易い部分に本発明のスパイクを装着することは効果的である。
【0010】
スイングの際に、地面に対して捻り摩擦が生じないか、または回転による摩擦が少ない土踏まずから後の部分のスパイクは、どちらの方向にネジが切られていてもよい。
【0011】
ここでスパイクのネジとは、スパイクに装着されているネジが雄ネジであっても、雌ネジであってもよい。通常の市販品は雄ネジの物が多いが、まれに雌ネジの物もある。いずれにしても、反時計回りに回転させることにより締まる向きにネジ切ってあることが必要である。
【0012】
また本発明のスパイクは、樹脂製のソフトスパイクに限らず、金属製のスパイクであってもネジ込み式のものであれば利用可能であることは勿論である。
【0013】
図1において、1は本発明の反時計回りに回転させることにより締まる向きに切ってあるネジを有するソフトスパイクの一例を示し、2はネジ部を示す。
図2はこのネジ込み式スパイクを装着した右利きゴルファーの右足用のゴルフシューズの裏面を示す図である。
【0014】
図1において、ネジ部2は反時計回りに回転させることにより締まる向きに切ってあることが特徴であり、従来のソフトスパイクのネジとは全く反対方向にネジが切ってある。
図2において、右足用のゴルフシューズの裏面の前半部の少なくとも一部、例えば土踏まずから前の部分のスパイクの一部は、本願発明の反時計回りに回転させることにより締まる向きに切ってあるネジを有するソフトスパイクであることが好ましく、少なくとも拇指丘部より前、さらには少なくとも最先端部は、本願発明のソフトスパイクであることが好ましい。
【0015】
【発明の効果】
本発明のゴルフシューズは、上記のような構成のスパイクを備えているので、スィングの際の右足の捻りにより、スパイクは常にネジが締まる方向の力を受け、決して緩むことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の反時計回りに回転させることにより締まる向きに切ってあるネジを有するソフトスパイクの一例を示す図である。
【図2】本発明のソフトスパイクを装着した右足用ゴルフシューズの裏面を示す図である。
【符号の説明】
1 ソフトスパイク
2 ネジ部
3 右足用ゴルフシューズの裏面
4 ソフトスパイク
Claims (2)
- ネジ込み式のゴルフシューズ用スパイクであって、該スパイクのネジが、反時計回りに回転させることにより締まる向きに切ってあることを特徴とするゴルフシューズ用スパイク。
- ゴルフシューズであり、その右足の前半部の少なくとも一部に、反時計回りで締まる向きにネジを切ってあるスパイクを装着したことを特徴とする、ゴルフシューズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003181567A JP2005013424A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | ゴルフシューズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003181567A JP2005013424A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | ゴルフシューズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005013424A true JP2005013424A (ja) | 2005-01-20 |
Family
ID=34182247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003181567A Pending JP2005013424A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | ゴルフシューズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005013424A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016512769A (ja) * | 2013-03-19 | 2016-05-09 | 黄 英俊 | 慣性の作用によるスタッド付きシューズのロック方法 |
-
2003
- 2003-06-25 JP JP2003181567A patent/JP2005013424A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016512769A (ja) * | 2013-03-19 | 2016-05-09 | 黄 英俊 | 慣性の作用によるスタッド付きシューズのロック方法 |
US9681707B2 (en) | 2013-03-19 | 2017-06-20 | Ying-Chun HUANG | Method for securing studded shoes by using the effect of inertia |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060419 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060425 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060905 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |