JP2005013299A - ゴルフクラブ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ゴルフクラブのヘッド内に打球音を捕捉する手段を設け、捕捉された打球音を音響信号に変換して発信する手段を設けたクラブと、音響信号を受信解析して打球態様を所定形式で表示する表示面41を備えた携帯受信器4とによって構成し、音響信号に変換された打球音で打球態様を画像表示するようにした。
【選択図】図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴルフ遊戯者が今行ったスィングによる打球態様がどのようなものであったかを確認しながらプレイすることができ、ショット感覚を体得したり、スィングフォームの矯正をしたりして打球技術の向上をはかりながらプレイを楽しめるようにしたゴルフクラブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、スィングの結果、打球がどのように行われたかを知るためのゴルフクラブは数多く提案されているが、いずれも練習用のゴルフクラブ、或いは練習装置として構成され、トーナメントとまでは行かないまでもコースプレイに使用できるゴルフクラブとして構成されるものは、せいぜい、フェース面に打点マークが残される程度のものに止まっている。
【0003】
また、スィング衝撃の検知手段としては例えば特許文献1や特許文献2に示されるように、フェィス面に感圧素子を設定するもの、打球音を検知し変換手段により受信器上にデータとして表示するもの(特許文献3)も提案されている。
【0004】
更に、打球態様の検知結果を遊戯者に確認させる手段として、クラブに付設した表示部により遊戯者に確認させるもの(例えば特許文献4)やゴルフクラブとは別に詳細なデータを表示できる表示装置を近傍に設置して確認させるもの(例えば特許文献3)等も提案されている。
【0005】
【特許文献1】実開平6−21659号公報
【特許文献2】特開昭61−29770号公報
【特許文献3】特開平10−267744号公報
【特許文献4】特開平4−92273号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、スィング衝撃の検知手段として感圧素子等のセンサーを用いた場合、フェィス面の何処にボールが当たったかは検知し得ても、フック、スライスの原因として重要なフェィス面にボールが当たった角度を検知することができない。
【0007】
また、打球態様の検知結果表示手段をゴルフクラブ自体に付設すると、クラブの重量が増加すると共に付設部が異形化して通常のスィングが行えなくなり、更に、表示画面が最小限のものに限定される問題がある。
【0008】
更に、独立した表示装置を近傍に設置した場合、大きな画面を利用することができ、詳細なデータを表示することは可能になるが、あくまでも練習場でのスィング練習に限られ、コースプレーを楽しみながら、1球、1球のスィングについて打球態様がどうであったかを確認することはできない。
【0009】
特に、データの表示は詳細であれば良いというものではなく、一見してその打球態様を理解でき、ここが悪かったのかと納得できる表示がなされることが理想であり、コースプレーを楽しみながら打球態様を理解することが技術向上につながるものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題に対処するもので、ゴルフクラブのヘッド内に打球音を捕捉する手段を設け、捕捉された打球音を音響信号に変換して発信する手段をシャフト内に設けたクラブと、音響信号を受信解析して打球態様を所定形式で表示する表示面を備えた携帯受信器とによってゴルフクラブを構成するようにしたものである。
【0011】
また、受信器の表示面に表示される打球態様は、画像化されたクラブフェースに打球点を表示する正面画像と、クラブフェースとボールの当接形態を示す打球角度が画像表示されるように構成し、フック、スライスの原因のほか、天ぷら、ゴロといった打球態様についても捕捉できるようにした。
【0012】
更に、打球態様の表示を、画像表示とデータ表示に分け、ボールの飛翔距離、回転方向、回転速度等、画像表示とデータ表示の選択、複数画面からの表示選択を操作ボタンによって行えるようにし、特に、関心を持つ打球態様についてはボールの回転方向、回転速度等のデータ表示も選択できるようにした。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
1はゴルフクラブヘッドで、所定の素材により一定の肉厚により、一定の容積をもって構成され、打球時にボールの当たった部位、クラブフェース11とボールAの当接形態を示す打球角度(上下角度、左右角度)によって、それぞれ、発生する打球音の共振周波数が事前に計測され、それぞれに対応する音響信号としてシステム化されている。
【0014】
クラブヘッド1とシャフト2の連結基部には、プリアンプ内蔵コンデンサマイク等による集音マイク3が固定設置されており、打球音を集音すると共に集音された打球音はCPU31に取り込まれて高速フーリエ変換(FFT)等により周波数解析されて前記事前計測によってシステム化された信号システムによって信号化され、発信器32により音響信号として発信される。なお、集音マイク3等の設置箇所をヘッド1とシャフト2の連結基部としたが、クラブヘッド1内にフェース11と対面させてヒール側に設定する等、他の箇所に設置しても良いことは勿論である。
【0015】
4は音響信号を受信解析して打球態様を所定形式で表示する表示面41を備えた携帯受信器で、リストバンド或いはウエストバンド、ストラップ等の携帯具42によって遊戯者の腕や腰に付けられて携帯されるようになっている。
【0016】
携帯受信器4には、発信器32から発信された音響信号を、事前計測によってシステム化されたそれぞれの打球態様によって画像化して表示する画像表示システムとボールの飛翔速度、回転方向、回転速度等のデータとして表示するデータ表示システムの表示信号として読み取る表示変換機構が設置され、表示面41に対応する画像或いはデータ表として表示する。
【0017】
また、携帯受信器4には、画像表示ボタン43とデータ表示ボタン44とが設けられ、遊戯者が画像表示として確認するか、データ表示として確認するかを選択できるようになっている。
【0018】
例えば、遊戯者がスィングの後で受信器4の画像表示ボタン43を押すと、図4に示すようにクラブフェース11とボールAが画像表示され、相互の当接部位が補助線a、b、当接部c等も加えて正面透視図として表示される。
【0019】
更に、ボタン43を押すと、画面切替えが行われて図5に示すようにクラブフェース11の側面とボールAの側面が画像表示されてフェースに対してボールAが上下方向にどのような角度で当接したかが表示される。
【0020】
更に、またボタンを押すと、図6に示すようにクラブフェース11の平面とボールAの平面が画像表示されてフェースに対してボールAが左右方向にどのような角度で当接したかが表示される。
【0021】
遊戯者が画像表示に納得できない場合、データ表示ボタン44を押すとボールの飛翔速度、回転方向、回転速度等が数値的に表示され、画像では解明できなかった疑問点を解明できるように構成される。
【0022】
本発明は以上のように構成したので、従来、純然たる練習用ゴルフクラブとして練習場でしか用いることのできなかったスィング結果表示クラブを、コースプレーを楽しみながら用いることができ、しかも、打球態様を直截に理解できる画像表示によって確認できるようにすることができたものである。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるゴルフクラブの先端ヘッド部を示すもので、一部を切欠して内部の状况を示した部分側面図
【図2】同じく、グリップ部の部分縦断側面図
【図3】同じく、携帯受信器の一例を示す携帯受信器部分正面図
【図4】同じく、携帯受信器表示面に表示される画像の一例を示すもので、クラブフェースとボールの正面当接状况の画像表示図
【図5】同じく、携帯受信器表示面に表示される画像の一例を示すもので、クラブフェースとボールの側面当接状况の画像表示図
【図6】同じく、携帯受信器表示面に表示される画像の一例を示すもので、クラブフェースとボールの平面当接状况の画像表示図
【符号の説明】
1 クラブヘッド
11 クラブフェース
2 シャフト
3 集音マイク
31 CPU
32 信号発信器
33 集音ケーブル
4 携帯受信器
41 携帯受信器の表示面
42 リストバンド
43 画像表示ボタン
44 データ表示ボタン
45 画像切替えボタン
5 グリップ
A ゴルフボール
a、b 補助線
c ボール当接部
Claims (3)
- ゴルフクラブのヘッド内に打球音を捕捉する手段を設け、捕捉された打球音を音響信号に変換して発信する手段をクラブ内に設けたクラブと、音響信号を受信解析して打球態様を所定形式で表示する表示面を備えた携帯受信器とから成るゴルフクラブ
- 受信器の表示面に表示される打球態様は、画像化されたクラブフェースに打球点を表示する正面画像と、クラブフェースとボールの当接形態を示す打球角度が画像表示されるように構成した請求項1記載のゴルフクラブ
- 打球態様の表示を、画像表示とデータ表示に分け、ボールの飛翔速度、回転方向、回転速度等、画像表示とデータ表示の選択、複数画面からの表示選択を操作ボタンによって行えるようにした請求項1又は請求項2記載のゴルフクラブ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003178924A JP2005013299A (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | ゴルフクラブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003178924A JP2005013299A (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | ゴルフクラブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005013299A true JP2005013299A (ja) | 2005-01-20 |
Family
ID=34180370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003178924A Pending JP2005013299A (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | ゴルフクラブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005013299A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006090638A1 (ja) * | 2005-02-22 | 2006-08-31 | Ginza Stefany Keshouhin Kabushiki Kaisha | クラブフェイス上の打点位置を推定するゴルフクラブ |
-
2003
- 2003-06-24 JP JP2003178924A patent/JP2005013299A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2006090638A1 (ja) * | 2005-02-22 | 2006-08-31 | Ginza Stefany Keshouhin Kabushiki Kaisha | クラブフェイス上の打点位置を推定するゴルフクラブ |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060410 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060911 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060920 |
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