JP2005010711A5 - - Google Patents

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【特許請求の範囲】
【請求項1】
化粧料の特徴の表示法であって、該化粧料が受けた評価試験により、その品質の特徴を表示することを特徴とする、化粧料の特徴の表示方法。
【請求項2】
前記化粧料が受けた評価試験が、該評価試験を表象する記号で表示されていることを特徴とする、請求項1に記載の表示方法。
【請求項3】
評価試験が、次に示す試験から選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の表示方法。
(評価試験)連続使用試験、クローズドパッチテスト、アレルギーテスト、コメドジェニックテスト、スティギングテスト
【請求項4】
更に、特定表示成分を含有しない旨を表象する記号で表示することを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の表示方法。
【請求項5】
特定表示成分が、パラベン、香料及び着色料から選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、請求項4に記載の表示方法。
【請求項6】
特定表示成分を含有しない旨の表示が、パラベン、香料及び着色料を含有しない場合に付されることを特徴とする、請求項5に記載の表示方法。
【請求項7】
対象とする化粧料が、敏感肌用の化粧料であることを特徴とする、請求項1〜6何れか1項に記載の表示方法。
【請求項8】
次に示す評価試験から選択される試験が為されて適性と評価された事実と、特定成分を含まない事実の内、少なくとも3種の事実が表示されていることを特徴とする、敏感肌用の化粧料。
(評価試験)連続使用試験、クローズドパッチテスト、アレルギーテスト、コメドジェニックテスト、スティギングテスト
【請求項9】
請求項に記載の化粧料を組合せてなる化粧料シリーズであって、乾燥肌対応化粧料と、面皰対応化粧料の少なくと2種の化粧料セットを構成要素とすることを特徴とする、
化粧料シリーズ。
【0002】
【従来の技術】
現代はストレス過多の時代と言われており、ストレスの過剰負荷によって健康を損なっている人は少なくない。例えば、脳血管系疾病の急増、心筋梗塞などの循環器系の疾病の急増、躁鬱病などの心身疾患の急増などが例示出来、これらは過労死などの原因ともなっており、大きな社会問題となっている。この様な重篤な症状ばかりではなく、極身近なところにもストレスの影響は見られる。例えば、偏頭痛などの不定愁訴的な事象や、肌荒れ、過敏症、面皰の多発等の肌トラブルなどが例示出来る。ことに、肌トラブルの出やすい敏感肌の人は近年急増しており、各化粧品会社とも、「敏感肌対応」は一大テーゼとなっている。特に注意すべきは、この様な軽度の症状が、無為に放置されがちであることと、かかる軽度の症状が、更にストレスの付加により、体側のストレスの過剰反応を呼び起こし、重篤な症状に発展させてしまう危険を有していることである。従って、この様な軽度の肌荒れ、過敏症などを速やかに処置し、増悪させないことは社会的にも大変意味のあることであると言われている。この様な背景から、種々のストレス対応化粧料や敏感肌対応化粧料が、開発されている。(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3或いは特許文献4を参照)しかしながら、化粧料そのもの自体と同様に、正確に敏感肌を鑑別し、適切な化粧料を選択することも重要な技術となっており、この様な技術としては、角層細胞の形状を利用して鑑別する方法(例えば、特許文献5を参照)、ウロキウナーゼ型プラスミノーゲンアクチベーターの発現状況を利用する方法(例えば、特許文献6を参照)或いは紫外線の遮蔽力を表示して、適切な紫外線保護が為されているか否かを知らしめる技術(例えば、特許文献7を参照)などが知られている。しかしながら、適切な化粧料を、適切に使用せしめる技術については未だ知られていない。種々の優れた敏感肌用の化粧料が存するにもかかわらず、敏感肌の人において肌トラブルが絶えない理由の一つは、敏感肌用の化粧料を「敏感肌用の化粧料」として、認識しておらず、該敏感肌用の化粧料に対して疑念を持って、それを使用している実態がある為と勘案される。即ち、敏感肌用の化粧料を、その使用者に、「敏感肌用の化粧料」として、的確に認識せしめ、該敏感肌用の化粧料に信頼を喚起する手段の開発が望まれていると言える。
【0006】
【課題の解決手段】
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、敏感肌用の化粧料を、その使用者に、「敏感肌用の化粧料」として、的確に認識せしめ、該敏感肌用の化粧料に信頼を喚起する手段を求め、鋭意研究努力を重ねた結果、化粧料の特徴の表示法であって、該化粧料が受けた評価試験により、その品質の特徴を表示する表示方法によって、その様な喚起が可能であることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は以下に示す技術に関するものである。
(1)化粧料の特徴の表示法であって、該化粧料が受けた評価試験により、その品質の特徴を表示することを特徴とする、化粧料の特徴の表示方法。
(2)前記化粧料が受けた評価試験が、該評価試験を表象する記号で表示されていることを特徴とする、(1)に記載の表示方法。
(3)評価試験が、次に示す試験から選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の表示方法。
(評価試験)連続使用試験、クローズドパッチテスト、アレルギーテスト、コメドジェニックテスト、スティギングテスト
(4)更に、特定表示成分を含有しない旨を表象する記号で表示することを特徴とする、(1)〜(3)何れか1項に記載の表示方法。
(5)特定表示成分が、パラベン、香料及び着色料から選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、(4)に記載の表示方法。
(6)特定表示成分を含有しない旨の表示が、パラベン、香料及び着色料を含有しない場合に付されることを特徴とする、(5)に記載の表示方法。
(7)対象とする化粧料が、敏感肌用の化粧料であることを特徴とする、(1)〜(6)何れか1項に記載の表示方法。
(8)次に示す評価試験から選択される試験が為されて適性と評価された事実と、特定成分を含まない事実の内、少なくとも3種の事実が表示されていることを特徴とする、敏感肌用の化粧料。
(評価試験)連続使用試験、クローズドパッチテスト、アレルギーテスト、コメドジェニックテスト、スティギングテスト
(9)(8)に記載の化粧料を組合せてなる化粧料シリーズであって、乾燥肌対応化粧料と、面皰対応化粧料の少なくと2種の化粧料セットを構成要素とすることを特徴とする、化粧料シリーズ。
【0007】
【発明の実施の形態】
(1)本発明の化粧料の特徴の表示
本発明の化粧料の特徴の表示は、化粧料の特徴の表示法であって、該化粧料が受けた評価試験により、その品質の特徴を表示することを特徴とする。通常、化粧料に於いては、実際に発売して、消費者が化粧料を手にとって、使用するまでに種々の試験を行っている。通常の化粧料に行われる試験としては、例えば、細胞毒性試験、クローズドパッチテスト等の安全性試験、2週間程度実使用での使用性を確認する実使用テスト、マキシマイゼーションテストなどのアレルギーテスト、サン・プロテクト・ファクターなどの紫外線防護効果を測定するテスト、面皰の原因となるか否かを調べるコメドジェニックテストなどが存する。これ以外にも、化粧料を評価するテストとしては、一過性刺激を調べるスティギングテスト、実使用テストよりも使用期間を長くした(1〜3ヶ月)連続使用テストなどが存する。これらは、何れも化粧料に於いては汎用されているテストとなっており、受託試験機関も既に存する。従って、その実施については、特段の問題が存するわけではない。通常この様なテストを行った場合には化粧料の裏面の表示に「○○テスト済み」の表示が為されているのが常である。
本発明の主題は、上記敏感肌と関連しているテストである連続使用試験、クローズドパッチテスト、アレルギーテスト、コメドジェニックテスト及びスティギングテストの評価試験をパスしたかどうかの情報を的確に化粧料使用者に認識せしめることである。その好
ましい方法としては、該評価試験を表象する記号で表示されていることが好ましく例示出来る。かかる表象としては、簡単に一目でわかる記号が好ましく、イニシャルや象徴する文字を四角などで囲み記号化したものが好ましく例示出来る。例えば、連続使用テストであれば「連」を四角で囲んだ記号、パッチテストやアレルギーテストであればOKの文字を四角で囲んだ記号、コメドジェニックテストでコメドジェニシティが認められなかったもの(ノンコメドジェニック)であれば「NON」の文字を四角で囲んだ記号、スティギングテストであれば「S」の文字を四角で囲んだ記号が好適に例示出来る。かかる記号は、同じ色で表象することも出来るが、好ましくは、それぞれが異なる色で色づけされて表されていることである。これにより、明確にどの様な試験をパスしているかを使用者に認識してもらうことが出来る為である。
(2)本発明の化粧料
本発明の化粧料は、連続使用試験、クローズドパッチテスト、アレルギーテスト、コメドジェニックテスト及びスティギングテストからなる評価試験から選択される評価試験が為されて適性と評価された事実と、特定成分を含まない事実の内、少なくとも3種の事実が表示されていることを特徴とする。これは、前記の如くに、これらの評価試験が敏感肌の人用の化粧料の品質において、その品質を決定する重要な要因であり、その多くが満たされた化粧料が、安心と、それによって高められた安全性を具現化するものであるからである。特に重要なのは、これらの評価試験で適性と評価された事実、或いは、特定成分を含まない事実が明確に、化粧料を構成する商品構成に明示されていることである。ここで、商品構成とは、容器も含めた化粧料、化粧料の包装、包装に付帯するパンフレットなどの付帯物、化粧料を説明する説明資料などを包括した表現である。かかる明示においても、前記表象による表示を行うことが好ましい。
本発明の化粧料は、上記の条件を満足する範囲において、通常の化粧料原料を加工処理して、製造することが出来る。この様な化粧料原料としては、例えば、スクワラン、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、マイクロクリスタリンワックス、固形パラフィンなどの炭化水素類、ジメチコン、フェメチコン、シクロメチコン、アモジメチコン、ポリエーテル変性シリコーンなどのシリコーン類、ホホバ油、カルナウバワックス、モクロウ、ミツロウ、ゲイロウ、オレイン酸オクチルドデシル、イソプロピルミリステート、ネオペンチルグリコールジイソステアレート、リンゴ酸ジイソステアレートなどのエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソステアリン酸、イソパルミチン酸、ベヘン酸、オレイン酸などの脂肪酸類、ベヘニルアルコール、セタノール、オレイルアルコール、オクタデシルアルコールなどの高級アルコール類、ヒマシ油、椰子油、水添椰子油、椿油、小麦胚芽油、イソステアリン酸トリグリセライド、イソオクタン酸トリグリセライド、オリーブオイル等のトリグリセライド類、1,3−ブタンジオール、グリセリン、ジグリセリン、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキシレングリコール、イソプレングリコールなどの多価アルコール、ソルビタンセスキオレート、ソルビタンモノオレート、ソルビタントリオレート、ソルビタンセスキステアレート、ソルビタンモノステ
アレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンステアレート、ポリオキシエチレンオレート、ポリオキシエチレングリセリル脂肪酸エステル、ポリエキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の非イオン界面活性剤、ソジウムラウリルステアレート、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、スルホコハク酸エステル塩などのアニオン界面活性剤、4級アルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、アルキルベタイン等の両性界面活性剤類、結晶セルロースや架橋型メチルポリシロキサン、ポリエチレン粉末、アクリル樹脂粉体等の有機粉体類、タルク、マイカ、セリサイト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、酸化鉄、紺青、群青、チタンマイカ、チタンセリサイト、シリカ等の表面処理されていても良い粉体類、アクリル酸・メタクリル酸アルキルコポリマー及び/又はその塩、カルボキシビニルポリマー及び/又はその塩、キサンタンガムやヒドロキシプロピルセルロースなどの増粘剤、レチノール、レチノイン酸、トコフェロール、リボフラビン、ピリドキシン、アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステル塩などのビタミンやグリチルリチン酸塩、グリチルレチン、ウルソール酸、オレアノール酸などのテルペン類、セラミド1〜6のセラミド類、エストラジオール、エチニルエストラジオール、エストリオールなどのステロイド類などの有効成分、フェノキシエタノール、パラベン類、ヒビテングルコネート、塩化ベンザルコニウム等の防腐剤、ジメチルアミノ安息香酸エステル類、桂皮酸エステル類、ベンゾフェノン類などの紫外線吸収剤などが好ましく例示できる。特に好ましい成分としては、例えば、ポリグリセリン脂肪酸エステル類、セラミド類、特にセラミドタイプ2、ポリオキシブテンポリグリセリンアルキルエーテル類、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオールなどの抗菌性多価アルコール類などが好適に例示出来る。これらは何れも安全性が高い為である。抗菌性多価アルコールは、このものを使用することにより、一過性の刺激を発現しやすいパラベン類を使用せずとも防腐力を維持出来る。これらの成分の好ましい含有量は、それぞれ1〜5重量%である。
本発明の化粧料は敏感肌用の化粧料であり、かかる敏感肌への対応としては、次の2通りの手段が存する。
1)面皰対応化粧料
若年者の、敏感肌においては、面皰などの存在により、炎症系が過敏に反応しやすくなっているタイプの敏感肌が存する。この様な場合には面皰の対応を第一として、ビサボポール様な殺菌剤で処置したり、グリチルリチン酸及び/又はその塩等の抗炎症で炎症を和らげたりする化粧料が好ましい。この様な化粧料に於いてはコメドジェニックテストにより、ノンコメドジェニックであることが証されていることが重要な品質となる。
2)乾燥肌対応化粧料
ストレスの過剰負荷等によって、経皮的散逸水分量が増加し、バリア機能が低下して、生じた敏感肌の人用の化粧料であり、経皮的散逸水分量の抑制と、保護膜による皮膚バリア機能の向上を旨とした化粧料が、乾燥肌による敏感肌の人の処置には好ましい。この様な乾燥肌対応の化粧料としては、セラミドなどを含有する化粧料が好適に例示出来る。
本発明の化粧料では、この様な特性の化粧料を特性毎に、洗顔料、クレンジング料、保湿化粧料、パック化粧料などの剤形を組み合わせて、化粧料シリーズを形成し、提供することが、処置を的確にする上で好ましい。この様な化粧料シリーズが、本発明の化粧料シリーズであり、本発明の化粧料シリーズとしては、面皰対応化粧料シリーズと乾燥肌対応化粧料シリーズの少なくとも2種を備えておくことが好ましい。かかる化粧料構成において、面皰対応化粧料シリーズを構成する化粧料は、ノンコメドジェニックテストを行い、かかるテストパスした表示を付しておくことが好ましい。
<実施例1>
以下にす処方に従ってクリーム形態の化粧料を作成し、連続使用試験(1日朝晩2回、3週間連日使用)、クローズドパッチテスト(本邦パッチテスト基準準拠、24時間クローズドパッチ)、アレルギーテスト(米国AMA社に依頼)、コメドジェニックテスト(米国AMA社に依頼)及びスティギングテスト(米国AMA社に依頼)を行った。これらのテストにおいて、低刺激、アレルギー惹起反応のないこと、ノンコメドジェニックであること及びスティギング惹起性が低いことを確認した。このサンプルを用いて、敏感肌を自認するパネラー1群20名、4群計80名を使用して、本発明の表示の効果を調べた。即ち、パネラーは経皮的散逸水分量(TEWL)を測定した後、1群には、「朝晩お肌の手入れに使用すること」以外は、化粧料について何の説明もせずに渡し(第一群)、1群には、「この化粧料は連続使用試験、クローズドパッチテスト、アレルギーテスト、コメドジェニックテスト及びスティギングテストを済ませております」と言葉のみの表示を付した化粧料を渡し(第二群)、1群には、図1に示す、黒字で記載した記号を付した上で、図1の説明書類とともに化粧料を渡し(第三群)残る一群には、連用試験済みの表示は緑で、クローズドパッチテスト済みとアレルギーテスト済みを表す表示は水色で、スティギングテスト済みを表す表示は青色で、ノンコメドジェニックテスト済みを表す表示は灰色で、特性成分を含まない表示はピンク色で色分けして表示した記号を付して、図1の説明書類とともに化粧料渡した(第四群)。3週間の使用テストの後に、再度経皮的散逸水分量を測定した後、テストした化粧料が敏感肌に適切であったかどうかを、評点5(非常に適切)、評点4(適切)、評点3(概ね適切)、評点2(やや不適切)、評点1(不適切)の基準で評点を付して判定してもらった。結果を各群毎の経皮的散逸水分量低下率((最初に測定した経皮的散逸水分量−最後に測定した経皮的散逸水分量)/最初に測定した経皮的散逸水分量×100)の平均値と、スコアの平均値として表2に示す。これより、本発明の表示である「テスト済み」表示を有する化粧料の方が、皮膚バリア機能の改善に優れ、敏感肌用の化粧料として受け入れられていることが判る。更に、この様な表示としては、記号を用いて、色分けして行うことが好ましいことが判る。

スクワラン 10 重量部
ホホバ油 5 重量部
マイクロクリスタリンワックス 2 重量部
バチルアルコール 3 重量部
ソルビタンセスキステアレート 2 重量部
デカグリセリンモノステアレート 1 重量部
「ハイグリオール−S26」 1 重量部
グリセリルモノステアレート 1 重量部
フェノキシエタノール 0.5 重量部
ステアリン酸クエン酸グリセリル 3 重量部
「サラコス334」 0.1 重量部
セラミド(タイプ2) 0.1 重量部

1,2−ヘキシレングリコール 5 重量部
イソプレングリコール 3 重量部
キサンタンガム 0.4 重量部
水 64.4 重量部
(製法)イ、ロをそれぞれ80℃に加熱し、イに徐々にロを攪拌下加え、攪拌冷却してクリームを得た。
<実施例2>
実施例1の化粧料を乾燥肌用の化粧料として(センシティブドライ)、下記の4種の化粧料とともにシリーズを形成させた。これを用いて、敏感肌の人を対象に使用テストを行った。パネラーとして自称敏感肌の人1群15名、2群計30名を集め、試験前に経皮的散逸水分量を測定し、1群は図2に示す化粧料シリーズの説明図とともに5つの化粧料を渡し(第一群)、残る一群には何の説明もせずに5つの化粧料を渡し(第二群)、3週間使用してもらった。その後、実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示す。これより、本発明の表示により、本発明の化粧料シリーズが適性に使用されたことが判る。
(乾燥肌用の化粧料;センシティブしっとり)

スクワラン 10 重量部
ホホバ油 5 重量部
ソルビタンセスキステアレート 2 重量部
デカグリセリンモノステアレート 1 重量部
「ハイグリオール−S26」 1 重量部
グリセリルモノステアレート 1 重量部
フェノキシエタノール 0.5 重量部
ステアリン酸クエン酸グリセリル 3 重量部
「サラコス334」 0.1 重量部
セラミド(タイプ2) 0.1 重量部

1,2−ヘキシレングリコール 5 重量部
イソプレングリコール 3 重量部
グリセリン 3 重量部
キサンタンガム 0.4 重量部
水 66.4 重量部
(乾燥肌用の化粧料;センシティブさっぱり)

スクワラン 10 重量部
ソルビタンセスキステアレート 2 重量部
デカグリセリンモノステアレート 1 重量部
「ハイグリオール−S26」 1 重量部
グリセリルモノステアレート 1 重量部
フェノキシエタノール 0.5 重量部
ステアリン酸クエン酸グリセリル 3 重量部
「サラコス334」 0.1 重量部
セラミド(タイプ2) 0.1 重量部

1,2−ヘキシレングリコール 5 重量部
イソプレングリコール 3 重量部
キサンタンガム 0.4 重量部
水 74.4 重量部
(センシティブアクネ;しっとり)

スクワラン 10 重量部
ホホバ油 5 重量部
ソルビタンセスキステアレート 2 重量部
デカグリセリンモノステアレート 1 重量部
「ハイグリオール−S26」 1 重量部
グリセリルモノステアレート 1 重量部
フェノキシエタノール 0.5 重量部
ステアリン酸クエン酸グリセリル 3 重量部
「サラコス334」 0.1 重量部
セラミド(タイプ2) 0.1 重量部

1,2−ヘキシレングリコール 5 重量部
イソプレングリコール 3 重量部
グリセリン 3 重量部
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05重量部
ビサボポール 0.05重量部
アスコルビン酸グルコシド 0.3 重量部
キサンタンガム 0.4 重量部
水 66 重量部
(センシティブアクネ;さっぱり)

スクワラン 10 重量部
ソルビタンセスキステアレート 2 重量部
デカグリセリンモノステアレート 1 重量部
「ハイグリオール−S26」 1 重量部
グリセリルモノステアレート 1 重量部
フェノキシエタノール 0.5 重量部
ステアリン酸クエン酸グリセリル 3 重量部
「サラコス334」 0.1 重量部
セラミド(タイプ2) 0.1 重量部

1,2−ヘキシレングリコール 5 重量部
イソプレングリコール 3 重量部
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05重量部
ビサボポール 0.05重量部
アスコルビン酸グルコシド 0.3 重量部
キサンタンガム 0.4 重量部
水 74 重量部
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