JP2005009748A

JP2005009748A - Combustion device

Info

Publication number: JP2005009748A
Application number: JP2003173253A
Authority: JP
Inventors: Toshihiro Kobayashi; 敏宏小林; Yoshikatsu Tsuji; 佳克辻
Original assignee: Paloma Kogyo KK
Current assignee: Paloma Kogyo KK
Priority date: 2003-06-18
Filing date: 2003-06-18
Publication date: 2005-01-13

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To easily and positively prevent unpleasant noise in a room generated when a combustion device built in with a rotary driver is fixed to a wall surface of a building. <P>SOLUTION: Attachment of an apparatus built in with a vibration source to the wall surface of the building is carried out by using an attachment member formed by a vibration control steel plate having an effect of damping vibration. By this, since vibration of the apparatus is absorbed by the attachment member before it propagates to a wall, propagation of the vibration to the wall is easily and positively suppressed, and unpleasant noise due to the vibration of the apparatus is reduced. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポンプ、ファン等の回転駆動装置を内蔵し、建物の壁面に設置される燃焼装置の防振構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に屋外壁掛設置型風呂付給湯器は、図５に示すように、上部ブラケット５ａ及び下部ブラケット５ｂを介して建物の壁面Ｗに取り付けられるが、機器本体内に設けられたポンプ、ファン等の回転駆動装置の振動がブラケット５ａ、５ｂを介して壁面Ｗに伝わり、居室内で騒音を発生させる問題があった。
【０００３】
そこでこの問題を解決するため、従来より機器の振動の壁への伝達を防止するために、特許文献１に示すようにブラケット５ａ、５ｂにそれぞれ弾性ゴムを設ける手法が用いられてきた。
【０００４】
【特許文献１】
特開２００１−３３００７９号公報
【０００５】
この防振技術についての方法を図６を用いて説明する。
図６は、従来における取付部の断面図である。
図６に示すように、取付部１０５はブラケット１０３とゴム製のブッシュ１１５と角筒状のスリーブ１１６とから構成される。
ブラケット１０３は、取付孔部１０４にフランジ部１１４を備え、このフランジ部１１４に、弾性部材であるゴム製のブッシュ１１５が取り付けられている。
防振ゴム製のブッシュ１１５の内周面には、金属製の角筒状のスリーブ１１６が嵌合されている。
【０００６】
このような取付部材を用いて風呂付給湯器１を壁面Ｗに取り付けた場合には、図７に示すように、ブラケット１０３と壁面Ｗ、およびブラケット１０３と係止部材とがそれぞれゴム製のブッシュ１１５を間に挟むように取り付けられる。
従って、風呂付給湯器１の振動はブラケット１０３に伝わった後、壁Ｗに伝わる前にゴム製のブッシュ１１５で吸収されるため、壁面Ｗに伝わる振動は軽減されるのである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、取付部１０５に弾性ゴムを用いていることから、以下の様な問題点があった。
まず、機器を屋外に設置する場合、ゴムブッシュ１１５は防振性だけでなく耐候性も必要とされるが、そうした性質を持つゴム材料はコストが高い。
また、弾性ゴムの付加により取付部１０５の部品点数は増加し、組立時の作業が煩雑になる。
【０００８】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、安価な製造コストで簡単確実に機器の振動にともなう不快な騒音を軽減する防振構造を提供する。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の請求項１記載の機器の防振構造は、ポンプ、ファン等の回転駆動装置を内蔵し、建物の壁面に取り付けられる燃焼装置において、
上記燃焼装置の機器本体を壁面へ取り付けるための取付部材の少なくとも一部を制振鋼板で形成したことを要旨とする。
【００１０】
また、上記課題を解決する本発明の請求項２記載の機器の防振構造は、ポンプ、ファン等の回転駆動装置を内蔵し、建物の壁面に取り付けられる燃焼装置において、
上記燃焼装置の本体ケーシングの少なくとも一部を制振鋼板で形成したことを要旨とする。
【００１１】
また、上記課題を解決する本発明の請求項３記載の機器の防振構造は、ポンプ、ファン等の回転駆動装置を内蔵し、建物の壁面に取り付けられる燃焼装置において、
上記回転駆動装置を上記本体ケーシングへ固定するための固定部材の少なくとも一部を制振鋼板で形成したことを要旨とする。
【００１２】
上記構成を有する本発明の請求項１記載の燃焼装置は、機器本体を壁に取り付けるための取付部材が機器本体から壁面に伝わる振動を吸収する。
そのため、回転駆動体を備えた燃焼装置を、振動の影響を受けやすい軽量性の壁に設置した場合であっても、居室内の騒音を軽減することができる。
また、本体ケーシング内部で発生した振動については、振動源が特定できない場合であっても、取付部材で確実に吸収するため壁面への伝播を抑制することができる。
【００１３】
また、上記構成を有する本発明の請求項２記載の燃焼装置は、機器本体ケーシングが、燃焼装置の内部で発生したポンプ、ファン等回転駆動装置の振動を吸収する。
そのため、機器本体の内部で発生した振動を簡単な構造で吸収し、居室内の該振動に起因する不快な騒音を防止することができるばかりでなく、回転駆動装置自体が振動による騒音を発生させた場合でも、機器が設置された周囲に対しての該振動に起因する騒音を防止することができる。
【００１４】
また、上記構成を有する本発明の請求項３記載の燃焼装置は、ポンプ、ファン等を本体ケーシングに固定するための固定部材が、ポンプ、ファン等から本体ケーシングに伝播する振動を吸収する。
そのため、ポンプ、ファン等の回転駆動装置により発生した振動は、本体ケーシングまで伝達せずに吸収される。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以上説明した本発明の構成、作用を一層明らかにするために、以下、本発明の機器の防振構造の好的な実施形態について説明する。
【００１６】
図２は、一実施形態としての防振構造を備えた屋外壁掛設置型風呂付給湯器の一部省略した断面図である。
風呂付給湯器１は浴槽水を追焚（循環および加熱）させるための循環ポンプ２とバーナ（図示略）と熱交換器（図示略）と送風ファン（図示略）とを備えるが、以下の説明においては、振動源の代表として循環ポンプ２を用い、循環ポンプ２および循環ポンプ２から発生した振動の振動伝達経路以外の構成については、その説明を省略する。
【００１７】
この風呂付給湯器１は、本体ケーシング６の下面部に、固定部材４を介して循環ポンプ２が固定される。
また、この風呂付給湯器１は、本体ケーシング６の背面上下にブラケット５ａ、５ｂを備え、このブラケット５を介してボルト１０７、ナット１０６、座金１０８などの係止部材により壁Ｗに設置される。
【００１８】
第１実施形態の機器の防振構造は、図１に示すように、風呂付給湯器１を壁面Ｗに取り付けるブラケット５ａ、５ｂ（取付部材）において制振鋼板を用いたものである。
ブラケット５ａ、５ｂは、それぞれ制振鋼板をプレスすることにより成形され、図１に示すように、建物の壁面Ｗに取り付けられる壁面取付部５１と、風呂付給湯器１の背面に取り付けられるようにした本体取付部５３と、風呂付給湯器１の背面と建物の壁面Ｗとの間に所定のスペースを確保するために両取付部５１、５３の平面位置をずらす段差部５２とから構成される。
そして、壁面取付部５１には、その左右および中央に取付孔５４ａ、５４ｂ、５４ｃが設けられている。
【００１９】
次に、上記ブラケットを用いて風呂付給湯器１を壁面Ｗに取付ける場合の取付手順を図５を用いて説明する。
本実施形態の風呂付給湯器１の壁面Ｗへの固定方法は、防振構造を持たない従来からの風呂付給湯器の固定方法と同様である。
まず、ブラケット５ａ、５ｂの本体取付部５３を、それぞれ風呂付給湯器１の背面上下部に取付ビスを用いて取り付ける。
また、風呂付給湯器１を壁面Ｗに取り付ける位置を決定し、その取付位置に応じてボルト１０７を壁に埋め込み固定する。
次に、仮止め用の木ネジＢを、風呂付給湯器１の取付位置に応じて壁面Ｗにねじこみ、上部ブラケット５ａの取付孔５４ｃに木ネジＢを引掛けることにより、風呂付給湯器１を壁面Ｗに仮止めする。
そして、下部ブラケット５ｂ、上部ブラケット５ａの順で、それぞれ取付孔５４ａ、５４ｂを貫通したボルト１０７に、座金１０８を介してナットを１０６をねじこむことにより、風呂付給湯器１を壁面Ｗに固定する。
【００２０】
次に、本実施形態で用いる制振鋼板の構造および制振機構について簡単に説明する。
制振鋼板は、２枚の鋼板の間に５０μｍ相当の粘弾性樹脂を挟み込んだ構造をしている。そして、振動が伝わった場合には、粘弾性樹脂の変形により振動エネルギーを熱エネルギーに変換し振動減衰効果を発揮する性質を持つ。
【００２１】
従って、ブラケット５ａ、５ｂとして制振鋼板を用いることにより、ブラケット５ａ、５ｂに伝播した振動エネルギーは、壁面Ｗに伝わる前に熱エネルギーとして消費される。つまり、ブラケット５ａ、５ｂから建物の壁面に与えられる振動力は、従来の制振鋼板製でないブラケットを用いた場合と比較して小さくなる。
つまり、風呂付給湯器１内部において回転駆動装置により振動が発生した場合でも、固定部材４、本体ケーシング６を通してブラケット５ａ、５ｂに伝わると振動は吸収されるため、壁面Ｗに伝播する振動は軽減されるのである。
【００２２】
このように第１実施形態の防振構造によれば、ブラケット５ａ、５ｂにおいて制振鋼板を用いたため、簡単な構造で安価に風呂付給湯器１から壁面Ｗに伝わる振動を軽減させることができる。
そのため、振動しやすい発砲コンクリート等の軽量性の壁の壁面Ｗに風呂付給湯器１を取り付けた場合であっても、風呂付給湯器１の振動に起因する居室内の騒音を防止することができる。
また、風呂付給湯器１内に振動源が循環ポンプ２以外に複数存在した場合であっても、それらの振動はブラケット５ａ、５ｂによって吸収されるため、壁面Ｗに伝わらない。
さらに、ブラケット５ａ、５ｂの形状は制振構造を持たない場合と同様であるため、風呂付給湯器１を壁Ｗに取り付ける際の施工性を悪化させない。
【００２３】
次に、第２実施形態の防振構造を図３を用いて説明する。
第２実施形態の防振構造は、風呂付給湯器１の本体ケーシング６において制振鋼板を用いたものである。
本体ケーシング６はバックカバーＢとフロントカバーＦとからなり、バックカバーＢは１枚板の制振鋼板を箱型に折り曲げることにより形成される。
バックカバーＢは、風呂付給湯器１における上面２１、下面２２、左側面２３、右側面２４、背面２５の５面を構成し、背面２５外部の上下に第１実施例と同様のブラケットを備える。
そしてバックカバーＢは、下面部２２内部において循環ポンプ２が固定部材４を介して設置される。
【００２４】
第２実施形態における風呂付給湯器１の建物の壁面への取付方法は、第１実施形態と同様である。つまり、防振構造を持たない風呂付給湯器と同様の施工方法で、壁面Ｗに取り付けることができる。
【００２５】
第２実施形態によれば、第１実施形態の効果に加え、以下の効果を奏する。
回転駆動装置が設置される本体ケーシング６によって振動を吸収することから、発生した振動が壁面Ｗに伝播しするのを確実に軽減する。
また、回転駆動装置そのものが振動により騒音を発生させる場合であっても、風呂付給湯器１から発生する騒音を軽減させることができる。そのため、住宅が密集した環境において設置する風呂付給湯器１に利用する場合には、特に有効である。
尚、上記効果は本体ケーシング６内部で発生した全ての振動を吸収することができることから、振動源を特定できない場合でも、振動に起因する居室内および設置環境の騒音を確実に防止することができる。
【００２６】
次に、第３実施形態の防振構造を図４を用いて説明する。
第３実施形態の防振構造は、図４に示すように、循環ポンプ２を本体ケーシング６へ固定するための固定部材４の材料として制振鋼板を用いたものである。
【００２７】
固定部材４は、制振鋼板をプレスすることにより成形され、図４に示すように、本体ケーシング６に取り付けられるようにしたケーシング取付部４１と、循環ポンプ２を取り付けられるようにした部品取付部４３とを備える。
ケーシング取付部４１は直径４．３ｍｍ程度の取付孔４４を備える。
また、部品取付部４３はＭ４ネジ用のバーリング孔４５を備える。
【００２８】
循環ポンプ２の本体ケーシング６への固定は、図４に示すようにまず循環ポンプ２を部品取付部４３にＭ４のネジを用いて固定した後、ケーシング取付部４３と本体ケーシング６とをＭ４のネジを用いて固定することにより行う。
また、第３実施形態における風呂付給湯器１の建物の壁面への取付方法は、第１実施形態と同様である。
【００２９】
第３実施形態にによれば、風呂付給湯器１に内蔵された循環ポンプ２の作動時において発生した振動エネルギーは、本体ケーシング６に伝わる前に固定部材４により熱エネルギーに変換されるため、本体ケーシング６に与えられる振動エネルギーは、循環ポンプ２が発生させた振動エネルギーと比較して小さい。
つまり、振動源が確定されている場合には、簡単な構成で、振動源から発生した振動エネルギーを他に伝播させる前に、確実に軽減することができる。
【００３０】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、こうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施しうることはもちろんである。
たとえば、ブラケット（取付部材）の本体ケーシングへの取付場所は、背面上下１箇所ずつに限定されるものではなく、背面中央でもよいしそれ以外でもよい。また、ブラケットの形状は実施例に限定されるものではない。
さらに、ブラケットは１部品で構成されるものに限定されず、２部品以上で形成しその１部品において制振鋼板を用いたものとしてもよい。
また、燃焼装置の壁への取付方法は、係止部材としてボルトおよびナットを用いるに限らず、壁がコンクリートの場合にはカールプラグおよび木ネジを用いてもよいし、壁が木造の場合には、木ネジのみで掛止してもよい。
さらに、制振鋼板は本体ケーシングの上面、下面、左側面、右側面、背面の全てに用いる必要はなく、前面を含めた６面のうち少なくとも１面において制振鋼板を用いればよい。
例えば、機器内に振動源が複数ある場合に、本体ケーシングの一面にのみ制振鋼板を用い、複数の振動源をその１面に限定して固定すれば、安価でかつ確実にそれらの振動を吸収することができる。
また、固定部材の形状は本実施例に限定されるものではなく、２部品以上で形成し、その１部を制振鋼板で形成したものとしてもよい。
また、振動源としてはポンプに限定されるものではなく、ポンプを駆動させるためのポンプモータや燃焼用の空気を強制供給するためのファンやファンモータの振動などに対応するものとしてもよい。
【００３１】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項１記載の燃焼装置によれば、機器の振動は壁に伝わる前に制振鋼板により吸収される。
つまり、回転駆動装置を備えた燃焼装置を、振動の影響を受けやすい軽量性の壁の壁面に取り付けた場合であっても、回転駆動装置の振動に起因する居室内の騒音を防止することができる。
また機器内に振動源が複数存在し、振動源が特定できない場合であっても、壁面への振動伝播は取付部材により確実に軽減される。
さらに、機器を壁に取り付ける際の施工方法は、防振構造を持たない機器におけるものと同様であることから施工者への負担がない。
【００３２】
また、本発明の請求項２記載の燃焼装置によれば、機器に内蔵された回転駆動装置の振動は燃焼装置の本体ケーシングにより吸収される。
つまり、振動エネルギーの壁面への伝播を確実に軽減し居室内の騒音を抑制することができるとともに、回転駆動装置そのものが騒音を発生させた場合であっても、騒音は本体ケーシングによって吸収されるため、燃焼装置から外部環境に発せられる騒音を軽減させることができる。そのため、住宅が密集した環境において設置する燃焼装置として利用する場合に特に有効である。
また本体ケーシング内に振動源が複数あり、振動源を特定できない場合であっても、発生した振動は本体ケーシングにより確実に吸収される。
【００３３】
また、本発明の請求項３記載の燃焼装置によれば、振動源の外装部への固定を制振鋼板を用いて行うため、回転駆動装置の振動は、機器の本体ケーシングに伝わる前に固定部材により吸収される。
従って、回転駆動装置の振動は発生後、他の振動伝達経路に伝わる前に確実に吸収される。
また、回転駆動装置の振動エネルギーの壁面への伝播を軽減し居室内の騒音を抑制することができるにとどまらず、回転駆動装置において振動による騒音が発生する場合であっても、該振動は他の振動伝達経路に伝達する前に固定部材により吸収される。つまり、回転駆動装置から発せられる騒音そのものを軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施形態の防振構造を示す説明図である。
【図２】本実施形態の防振構造を備えた燃焼装置の説明図である。
【図３】第２実施形態の防振構造を示す説明図である。
【図４】第３実施形態の防振構造を示す説明図である。
【図５】風呂付給湯器の壁面への取付方法を示す説明図である。
【図６】従来の防振構造を示す断面図である。
【図７】従来の防振構造を備えた燃焼装置の壁面への取付方法を示す説明図である。
【符号の説明】
１風呂付給湯器
２循環ポンプ
４固定部材
６外装部
Ｗ壁
５ａ上部ブラケット
５ｂ下部ブラケット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vibration isolating structure for a combustion apparatus that incorporates a rotary drive device such as a pump and a fan and is installed on a wall surface of a building.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 5, the outdoor wall-mounted water heater with bath is generally attached to the wall surface W of the building via the upper bracket 5a and the lower bracket 5b. The vibration of the driving device is transmitted to the wall surface W through the brackets 5a and 5b, and there is a problem that noise is generated in the living room.
[0003]
In order to solve this problem, conventionally, in order to prevent transmission of vibrations of the equipment to the wall, a method of providing elastic rubbers on the brackets 5a and 5b as shown in Patent Document 1 has been used.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-330079
A method for this anti-vibration technique will be described with reference to FIG.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a conventional mounting portion.
As shown in FIG. 6, the attachment portion 105 includes a bracket 103, a rubber bush 115, and a rectangular tube-shaped sleeve 116.
The bracket 103 includes a flange portion 114 in the mounting hole portion 104, and a rubber bush 115 that is an elastic member is attached to the flange portion 114.
A metal rectangular tube-shaped sleeve 116 is fitted to the inner peripheral surface of the vibration-insulating rubber bush 115.
[0006]
When the bath water heater 1 is attached to the wall surface W using such an attachment member, the bracket 103 and the wall surface W, and the bracket 103 and the locking member are made of rubber bushes, as shown in FIG. Attached so as to sandwich 115 therebetween.
Therefore, since the vibration of the water heater 1 with bath is transmitted to the bracket 103 and then absorbed by the rubber bush 115 before being transmitted to the wall W, the vibration transmitted to the wall surface W is reduced.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described prior art, since elastic rubber is used for the attachment portion 105, there are the following problems.
First, when the equipment is installed outdoors, the rubber bush 115 is required not only for vibration proofing but also weather resistance, but a rubber material having such properties is expensive.
Further, the addition of elastic rubber increases the number of parts of the mounting portion 105, and the assembly work becomes complicated.
[0008]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and provides a vibration-proof structure that can easily and reliably reduce unpleasant noise caused by vibrations of equipment at a low manufacturing cost.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The vibration isolating structure for an apparatus according to claim 1 of the present invention that solves the above problems includes a rotary drive device such as a pump and a fan, and is attached to a wall surface of a building.
The gist is that at least a part of an attachment member for attaching the apparatus main body of the combustion apparatus to a wall surface is formed of a vibration-damping steel plate.
[0010]
Further, the vibration isolating structure for an apparatus according to claim 2 of the present invention that solves the above-described problem is a combustion apparatus that includes a rotary drive device such as a pump and a fan and is attached to a wall surface of a building.
The gist is that at least a part of the main casing of the combustion apparatus is formed of a damping steel plate.
[0011]
Further, the vibration isolating structure for an apparatus according to claim 3 of the present invention that solves the above-described problem is a combustion apparatus that includes a rotary drive device such as a pump or a fan and is attached to a wall surface of a building.
The gist is that at least a part of a fixing member for fixing the rotary drive device to the main body casing is formed of a damping steel plate.
[0012]
In the combustion apparatus according to the first aspect of the present invention having the above-described configuration, the attachment member for attaching the device main body to the wall absorbs vibration transmitted from the device main body to the wall surface.
Therefore, even if the combustion apparatus provided with the rotary drive body is installed on a lightweight wall that is easily affected by vibration, noise in the room can be reduced.
Further, since vibration generated inside the main body casing is reliably absorbed by the mounting member even when the vibration source cannot be specified, propagation to the wall surface can be suppressed.
[0013]
Moreover, in the combustion apparatus according to claim 2 of the present invention having the above-described configuration, the equipment main body casing absorbs vibrations of a rotary drive device such as a pump and a fan generated inside the combustion apparatus.
Therefore, not only can the vibration generated inside the equipment body be absorbed with a simple structure to prevent unpleasant noise caused by the vibration in the living room, but also the rotation drive device itself generates noise due to vibration. Even in such a case, it is possible to prevent noise caused by the vibration with respect to the surroundings where the equipment is installed.
[0014]
In the combustion apparatus according to claim 3 of the present invention having the above-described configuration, the fixing member for fixing the pump, the fan and the like to the main body casing absorbs the vibration propagating from the pump, the fan and the like to the main body casing.
Therefore, vibration generated by a rotary drive device such as a pump and a fan is absorbed without being transmitted to the main body casing.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In order to further clarify the configuration and operation of the present invention described above, a preferred embodiment of the device vibration-proof structure of the present invention will be described below.
[0016]
FIG. 2 is a cross-sectional view in which a part of an outdoor wall-mounted bath water heater provided with a vibration isolating structure as one embodiment is omitted.
The water heater 1 with a bath includes a circulation pump 2, a burner (not shown), a heat exchanger (not shown), and a blower fan (not shown) for tracking (circulating and heating) the bath water. In the description, the circulation pump 2 is used as a representative of the vibration source, and the description of the configuration other than the circulation pump 2 and the vibration transmission path of the vibration generated from the circulation pump 2 is omitted.
[0017]
In the hot water heater 1 with a bath, the circulation pump 2 is fixed to the lower surface portion of the main body casing 6 via a fixing member 4.
The water heater with bath 1 includes brackets 5a and 5b on the upper and lower sides of the main body casing 6, and is installed on the wall W by means of locking members such as bolts 107, nuts 106 and washers 108 via the brackets 5. .
[0018]
As shown in FIG. 1, the vibration isolating structure of the device according to the first embodiment uses a damping steel plate in brackets 5 a and 5 b (attachment members) for attaching the hot water heater 1 to the wall surface W.
Each of the brackets 5a and 5b is formed by pressing a damping steel plate, and as shown in FIG. 1, is attached to the wall surface mounting portion 51 attached to the wall surface W of the building and the back surface of the water heater 1 with bath. The main body mounting portion 53 and a stepped portion 52 for shifting the planar positions of the mounting portions 51 and 53 in order to secure a predetermined space between the back surface of the water heater 1 with bath and the wall surface W of the building. .
The wall surface mounting portion 51 is provided with mounting holes 54a, 54b, 54c on the left and right and the center thereof.
[0019]
Next, the attachment procedure when attaching the water heater 1 with a bath to the wall surface W using the bracket will be described with reference to FIG.
The fixing method to the wall surface W of the hot water heater 1 with a bath according to this embodiment is the same as the fixing method of a conventional hot water heater with a bath without a vibration-proof structure.
First, the main body attachment portions 53 of the brackets 5a and 5b are attached to the upper and lower portions of the back surface of the water heater 1 with a bath using attachment screws.
Moreover, the position which attaches the water heater 1 with a bath to the wall surface W is determined, and the bolt 107 is embedded and fixed to the wall according to the attachment position.
Next, the wood screw B for temporary fixing is screwed into the wall surface W according to the mounting position of the water heater 1 with bath, and the wood screw B is hooked on the mounting hole 54c of the upper bracket 5a, whereby the water heater 1 with bath 1 Is temporarily fixed to the wall W.
Then, the water heater 1 with bath is fixed to the wall surface W by screwing a nut 106 through a washer 108 into a bolt 107 passing through the mounting holes 54a and 54b in the order of the lower bracket 5b and the upper bracket 5a. To do.
[0020]
Next, the structure of the damping steel plate and the damping mechanism used in the present embodiment will be briefly described.
The damping steel plate has a structure in which a viscoelastic resin equivalent to 50 μm is sandwiched between two steel plates. When vibration is transmitted, the vibration energy is converted into thermal energy by the deformation of the viscoelastic resin and exhibits a vibration damping effect.
[0021]
Therefore, by using the damping steel plate as the brackets 5a and 5b, the vibration energy propagated to the brackets 5a and 5b is consumed as thermal energy before being transmitted to the wall surface W. That is, the vibration force applied to the wall surface of the building from the brackets 5a and 5b is smaller than that in the case of using a bracket that is not made of a conventional damping steel plate.
That is, even when vibration is generated by the rotary drive device inside the hot water heater 1 with bath, the vibration is absorbed when transmitted to the brackets 5a and 5b through the fixing member 4 and the main body casing 6, and therefore the vibration transmitted to the wall surface W is reduced. It is done.
[0022]
As described above, according to the vibration isolating structure of the first embodiment, since the damping steel plate is used in the brackets 5a and 5b, vibration transmitted from the water heater 1 with a bath to the wall surface W can be reduced with a simple structure. .
Therefore, even when the water heater 1 with a bath is attached to the wall surface W of a lightweight wall such as foamed concrete that easily vibrates, noise in the room due to the vibration of the water heater 1 with a bath can be prevented. it can.
Even if there are a plurality of vibration sources other than the circulation pump 2 in the hot water heater 1 with bath, these vibrations are absorbed by the brackets 5a and 5b and are not transmitted to the wall surface W.
Furthermore, since the shape of the brackets 5a and 5b is the same as that in the case where the vibration control structure is not provided, the workability when the bath water heater 1 is attached to the wall W is not deteriorated.
[0023]
Next, the vibration isolating structure of the second embodiment will be described with reference to FIG.
The vibration isolating structure of the second embodiment uses a damping steel plate in the main body casing 6 of the hot water heater 1 with bath.
The main casing 6 includes a back cover B and a front cover F. The back cover B is formed by bending a single damping steel plate into a box shape.
The back cover B constitutes five surfaces including an upper surface 21, a lower surface 22, a left side surface 23, a right side surface 24, and a back surface 25 in the hot water heater 1 with bath, and includes the same brackets as the first embodiment above and below the back surface 25. .
In the back cover B, the circulation pump 2 is installed through the fixing member 4 inside the lower surface portion 22.
[0024]
The method of attaching the water heater with bath 1 to the wall surface of the building in the second embodiment is the same as in the first embodiment. That is, it can be attached to the wall surface W by a construction method similar to that of a hot water heater with a bath that does not have an anti-vibration structure.
[0025]
According to 2nd Embodiment, in addition to the effect of 1st Embodiment, there exist the following effects.
Since the vibration is absorbed by the main body casing 6 in which the rotation driving device is installed, the generated vibration is reliably reduced from being propagated to the wall surface W.
Further, even when the rotation drive device itself generates noise due to vibration, the noise generated from the hot water heater 1 with a bath can be reduced. Therefore, when using for the hot water heater 1 with a bath installed in the environment where a house is crowded, it is especially effective.
In addition, since the said effect can absorb all the vibrations which generate | occur | produced inside the main body casing 6, even when a vibration source cannot be specified, the noise of the living room and installation environment resulting from a vibration can be prevented reliably. .
[0026]
Next, the vibration isolating structure of the third embodiment will be described with reference to FIG.
As shown in FIG. 4, the vibration isolating structure of the third embodiment uses a damping steel plate as a material of the fixing member 4 for fixing the circulation pump 2 to the main body casing 6.
[0027]
The fixing member 4 is formed by pressing a damping steel plate, and as shown in FIG. 4, as shown in FIG. 4, a casing attachment portion 41 that is attached to the main body casing 6 and a component attachment portion to which the circulation pump 2 can be attached. 43.
The casing attachment portion 41 includes an attachment hole 44 having a diameter of about 4.3 mm.
Moreover, the component attachment part 43 is provided with the burring hole 45 for M4 screws.
[0028]
As shown in FIG. 4, first, the circulation pump 2 is fixed to the component mounting portion 43 using M4 screws, and then the casing mounting portion 43 and the main casing 6 are fixed to the M4 casing. This is done by fixing with screws.
Moreover, the attachment method to the wall surface of the building of the water heater 1 with a bath in 3rd Embodiment is the same as that of 1st Embodiment.
[0029]
According to the third embodiment, vibration energy generated during operation of the circulation pump 2 built in the hot water heater 1 with bath is converted into heat energy by the fixing member 4 before being transmitted to the main body casing 6. The vibration energy given to the main casing 6 is smaller than the vibration energy generated by the circulation pump 2.
That is, when the vibration source is determined, the vibration energy generated from the vibration source can be reliably reduced with a simple configuration before propagating to other places.
[0030]
As mentioned above, although embodiment of this invention was described, this invention is not limited to such embodiment at all, and of course, it can implement with a various form in the range which does not deviate from the summary of this invention.
For example, the place where the bracket (attachment member) is attached to the main body casing is not limited to one place on the upper and lower sides of the back face, and may be the center of the back face or other places. Further, the shape of the bracket is not limited to the embodiment.
Further, the bracket is not limited to one composed of one part, but may be formed of two or more parts, and a damping steel plate may be used for the one part.
In addition, the method of attaching the combustion device to the wall is not limited to using bolts and nuts as the locking member, and if the wall is made of concrete, a curl plug and a wood screw may be used, or if the wall is made of wood. May be hooked only with wood screws.
Furthermore, it is not necessary to use the damping steel plate for all of the upper surface, the lower surface, the left side surface, the right side surface, and the back surface of the main casing, and the damping steel plate may be used on at least one of the six surfaces including the front surface.
For example, when there are a plurality of vibration sources in the device, if a damping steel plate is used only on one side of the main body casing and the plurality of vibration sources are limited to that one side and fixed, the vibrations can be reliably and inexpensively Can be absorbed.
Further, the shape of the fixing member is not limited to the present embodiment, and the fixing member may be formed of two or more parts, and a part thereof may be formed of a damping steel plate.
Further, the vibration source is not limited to a pump, and may correspond to vibrations of a pump motor for driving the pump, a fan for forcibly supplying combustion air, a fan motor, and the like.
[0031]
【The invention's effect】
As described above, according to the combustion apparatus of the first aspect of the present invention, the vibration of the device is absorbed by the damping steel plate before being transmitted to the wall.
In other words, even when a combustion device equipped with a rotary drive device is attached to the wall surface of a lightweight wall that is susceptible to vibration, noise in the room caused by the vibration of the rotary drive device can be prevented. it can.
Further, even when there are a plurality of vibration sources in the device and the vibration source cannot be specified, vibration propagation to the wall surface is reliably reduced by the mounting member.
Furthermore, since the construction method at the time of attaching an apparatus to a wall is the same as that in the apparatus which does not have an anti-vibration structure, there is no burden on an installer.
[0032]
According to the combustion device of the second aspect of the present invention, the vibration of the rotary drive device incorporated in the equipment is absorbed by the main body casing of the combustion device.
In other words, the propagation of vibration energy to the wall surface can be reliably reduced and the noise in the room can be suppressed, and even if the rotary drive device itself generates noise, the noise is absorbed by the main casing. Therefore, the noise emitted from the combustion device to the external environment can be reduced. Therefore, it is particularly effective when used as a combustion apparatus installed in a densely populated environment.
Further, even when there are a plurality of vibration sources in the main body casing and the vibration source cannot be specified, the generated vibration is reliably absorbed by the main body casing.
[0033]
Further, according to the combustion apparatus of the third aspect of the present invention, since the vibration source is fixed to the exterior using the damping steel plate, the vibration of the rotary drive device is fixed before being transmitted to the main body casing of the device. Absorbed by the member.
Therefore, the vibration of the rotary drive device is reliably absorbed after it is generated and before it is transmitted to another vibration transmission path.
Further, not only can the propagation of vibration energy of the rotary drive device to the wall surface be reduced and noise in the room can be suppressed, but even if noise due to vibration occurs in the rotary drive device, the vibration is not It is absorbed by the fixing member before being transmitted to the vibration transmission path. That is, it is possible to reduce noise itself generated from the rotary drive device.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view showing a vibration isolating structure of a first embodiment.
FIG. 2 is an explanatory diagram of a combustion apparatus provided with the vibration isolation structure of the present embodiment.
FIG. 3 is an explanatory view showing a vibration isolating structure according to a second embodiment.
FIG. 4 is an explanatory view showing a vibration isolating structure according to a third embodiment.
FIG. 5 is an explanatory view showing a method of attaching the hot water heater with bath to the wall surface.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a conventional vibration-proof structure.
FIG. 7 is an explanatory view showing a method of attaching a combustion apparatus having a conventional vibration isolation structure to a wall surface.
[Explanation of symbols]
1 Water heater with bath 2 Circulation pump 4 Fixing member 6 Exterior part W Wall 5a Upper bracket 5b Lower bracket

Claims

In a combustion device that has a built-in rotary drive device such as a pump or fan, and is attached to the wall of a building,
A combustion apparatus, wherein at least a part of an attachment member for attaching the apparatus main body of the combustion apparatus to a wall surface is formed of a damping steel plate.

In a combustion device that has a built-in rotary drive device such as a pump or fan, and is attached to the wall of a building,
A combustion apparatus characterized in that at least a part of a main casing of the combustion apparatus is formed of a damping steel plate.

In a combustion device that has a built-in rotary drive device such as a pump or fan, and is attached to the wall of a building,
A combustion apparatus characterized in that at least a part of a fixing member for fixing the rotary drive device to the main body casing is formed of a vibration-damping steel plate.