JP2005009695A - 冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システム - Google Patents
冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システム Download PDFInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
【課題】ユーザーがいつでも飲食品を入手して、簡単に調理等できるようにすると共に、利用した分だけの課金がされるシステムの提供。
【解決手段】ネットワークに接続された冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスと、ネットワークと、ネットワークに接続された管理システムとから構成される。管理システムは、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスに収納される飲食品の在庫情報・補充情報・消費情報を入力する在庫情報入力手段と、ユーザー情報と冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報を記憶するユーザー情報記憶手段と、飲食品情報を管理する飲食品情報管理手段と、飲食品の在庫情報をユーザーごとに記憶する在庫情報記憶手段と、ユーザーごとの在庫情報のデータを更新する在庫情報更新手段と、所定期日から次の所定期日までのユーザーごとの消費情報を演算し管理する消費情報管理手段と、消費情報に基づくユーザーごとの料金情報を算出する料金情報算出手段とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】ネットワークに接続された冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスと、ネットワークと、ネットワークに接続された管理システムとから構成される。管理システムは、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスに収納される飲食品の在庫情報・補充情報・消費情報を入力する在庫情報入力手段と、ユーザー情報と冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報を記憶するユーザー情報記憶手段と、飲食品情報を管理する飲食品情報管理手段と、飲食品の在庫情報をユーザーごとに記憶する在庫情報記憶手段と、ユーザーごとの在庫情報のデータを更新する在庫情報更新手段と、所定期日から次の所定期日までのユーザーごとの消費情報を演算し管理する消費情報管理手段と、消費情報に基づくユーザーごとの料金情報を算出する料金情報算出手段とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、飲食店の出前や、給食宅配サービスなどにより、家庭や会社などへの飲食料品の配達などが行われている。
また介護食品や給食の提供サービスなど、契約に基づく定期的な宅配契約なども行われている。
一方、老人介護などの分野においては、飲食品の宅配以外にも、各種のサービスの提供や、緊急通報・安否情報の確認などのサービスメニューも考案されている。特に警備システムなどに関連しては、インターネット等の通信環境、通信機器の発達などにより、ネットワーク対応のサービスが考案されている。
【0003】
たとえば、特開2001−357475「安否確認システム及びこのシステムを用いた付帯サービスシステム」においては、一人暮らしの高齢者等の安否を安価で確実に確認できるシステムが提案されている。
高齢者等、安否確認対象者宅内で、例えば台所、冷蔵庫等の台所用品、照明器具、トイレ、浴室、浴槽等、観察対象者である高齢者が日常生活上定期的に使用するものに対して設置され、その対象物の使用を検出するセンサにより、センサから出力された信号を電話回線等の通信手段を介して受信し、安否確認を行うシステムである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
たとえば特開2002−178823「集配車およびその集配方法」においては、高齢者だけの家庭において、食事の準備や後かたづけや洗濯物の処置サービスを一の集配業者できめ細かく効率よく、衛生的に行い、コストの安価な集配サービスが得られる介護用集配車およびその方法が提案されている。
箱形荷台の一部空間に、荷台内部空間および荷台外部空間から空気の流出入を遮蔽して食品類を収容する恒温庫を設ける一方、箱形荷台の他部空間に、使用前の介護用洗濯物を収容する仕上がり洗濯物収容庫と、使用後の介護用洗濯物を収容する回収洗濯物収容庫とを設け、さらに恒温庫に食品類を所定温度に保温する恒温保持手段を備えるものである。
集配車を利用して、食品類を所定温度に冷やし、あるいは温めつつ配送を行い、各種サービスを提供できるものである。
しかしながら、この発明は、食品を配送する際の温度管理等に有効な配送車に関するものであって、配送され食事として摂る際の食品の温度が好適になるとともに、その他のサービスを配送車により提供することができるいう課題を解決するにすぎない。
【0005】
特開2002−24399「給食システムの運営方法」においては、多数の加入会員のそれぞれに対し、各人固有の要求に適合した給食を安価に提供する方法が提案されており、所属会員を各自の健康状態と社会生活環境に基づいて複数のグル−プに分類、登録し、各グループに属する会員の栄養学的要求に適合するメニューレシピを、当該グループ毎に多数種類用意して、レトルト食品やと調理済み冷凍食品として提供されるものである。
しかしながら、この発明は、メニューの内容や栄養素などを、会員ごとに適合するものにすることができるものの、従来からある給食サービス等と同様に配送により提供するものである。
また、個別の調理内容で配送するために、配送までには通常の出前配送などよりもさらに手間や時間がかかることが想定され、当然にコストにも反映されることが想定されるものである。
【0006】
このようなサービスは便利で有益であるが、利用する際にはそのたびごとに注文をし、配送先や決済方法などを確認して利用するか、あるいは契約により決まった料金とサービス内容で利用することが想定される。しかしながら、ユーザーにとっては、そのたびごとに注文、確認などをしなくてもいつでも利用できることが便利であるものの、料金は利用した分だけの課金となることが好ましいものである。
特に食品などは、今日では各種の冷凍食品やレトルト食品など、簡単な調理で食べられる商品が多数開発され、これらの製造技術や保存技術の向上により、その味覚や種類の多様さなども飛躍的に向上している。このため、コンビニエンスストアなどに立ち寄って必要なものを購入すれば、いつでも持ち帰って簡単に調理をすることができる。
【0007】
しかしながら、このように各種の冷凍食品やレトルト食品など、簡単な調理で食べられる商品が普及しても、高齢者や病弱なユーザーや、頻繁にあるいは大量に利用する団体などのユーザーにとっては、その都度コンビニエンスストアなどに購入しにいくことも難しく、自宅などの冷蔵庫・冷凍庫にいつでも常備されていて、必要なものをすぐに入手できるようにしておくことが望ましい。
かといって、自宅などの冷蔵庫・冷凍庫にいつでも常備しておくために、各種の飲食料品をすべて取り揃えておくためには、事前に買い揃えておかなくてはならず、無駄な費用もかかり、現実的ではない。
あるいは、特開2003−90673「冷蔵庫収納品画像表示システム」において、冷蔵庫内の在庫の収納品の状況を外部から見られるようにした冷蔵庫収納品画像表示システムが提案されており、冷蔵庫と携帯電話とをインターネットを介して接続し、冷蔵庫の内部に収納された在庫の画像が表示されるようになっている。外部から冷蔵庫・冷凍庫の在庫を確認し、足りないものを配送する方法をとることも考えられるが、この場合にも結局は、自宅などの冷蔵庫・冷凍庫にいつでも常備しておくために、各種の飲食料品をすべて取り揃えておくためには、事前に買い揃えておかなくてはならず、無駄な費用もかかり、現実的ではない。
【0008】
そこで本発明においては、上記の様々な課題を解決し、各種の調理済冷凍食品などを中心とする食品や飲料を冷蔵庫または冷凍庫のレトルト飲食品用ボックス(冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスと称する)に保管し、サービス提供者サービス提供者が適宜補充や交換などを行いつつユーザーがいつでも飲食品を入手して、簡単に調理等できるようにすると共に、利用した分だけの課金がされるシステムを提供することを目的とする。
冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスは、無償または有償により貸与され、飲食品の在庫情報と補充情報(交換・回収情報等を含んでいてもよい)を入力し管理することにより、消費情報を演算し、ユーザーが消費した飲食品の料金情報が算出されると共に、管理システムを運営・管理する管理者側からユーザー側に飲食品の所有権が移転する従来にない方式を採用することにより、各種の調理済冷凍食品などを中心とする食品や飲料を冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに保管した状態で貸与し、食べたい食品を食べたり、飲みたい飲料を飲んだりした分だけの課金を可能にすることを目的とする。
さらにネットワーク対応の在庫情報の管理や、ネットワーク対応の冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスを活用することにより、様々な通信や遠隔監視その他のサービス提供が可能なシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明においては、
ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに収納される飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段と、
ユーザー情報と、ユーザーが使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスを識別する冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報を記憶するユーザー情報記憶手段と、
飲食品ごとの料金情報を含む情報を管理する飲食品情報管理手段と、
飲食品の在庫情報を前記のユーザーごとに記憶する在庫情報記憶手段と、
在庫情報入力手段からのデータの入力を受信してユーザーごとの在庫情報のデータを更新する在庫情報更新手段と、
所定期日から次の所定期日までのユーザーごとの消費情報を演算し管理する消費情報管理手段と、
飲食品情報管理手段を参照して、所定期日から次の所定期日までの消費情報に基づくユーザーごとの料金情報を算出する料金情報算出手段とを備えた、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0010】
また、上記課題を解決するため、請求項2に記載の発明においては、
ネットワークに接続されて備えられ、ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスと、前記ネットワークと、前記ネットワークに接続されて備えられた管理システムとから構成され、
前記の管理システムは、
ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに収納される飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段と、
ユーザー情報と、ユーザーが使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスを識別する冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報を記憶するユーザー情報記憶手段と、
飲食品ごとの料金情報を含む情報を管理する飲食品情報管理手段と、
飲食品の在庫情報を前記のユーザーごとに記憶する在庫情報記憶手段と、
在庫情報入力手段からのデータの入力を受信してユーザーごとの在庫情報のデータを更新する在庫情報更新手段と、
所定期日から次の所定期日までのユーザーごとの消費情報を演算し管理する消費情報管理手段と、
飲食品情報管理手段を参照して、所定期日から次の所定期日までの消費情報に基づくユーザーごとの料金情報を算出する料金情報算出手段とを備えた、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0011】
また、上記課題を解決するため、請求項3に記載の発明においては、
請求項1または2のいずれかに記載の発明において、
前記のユーザー情報記憶手段に記憶される、ユーザーが使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスを識別する冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報は、ユーザーに無償または有償で貸与する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスを識別する情報と、さらに冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスの種類、容量、ネットワークアドレス、貸与期間の内の少なくともいずれかの情報とを記憶する、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0012】
また、上記課題を解決するため、請求項4に記載の発明においては、
請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、
前記のユーザー情報記憶手段に記憶されるユーザー情報は、個人または法人または団体であるユーザーを識別するユーザー識別情報と、さらに契約期間、料金の決済方法、飲食品の配送場所、飲食品の配送曜日または日時、ユーザー個人の年齢、性別、持病、飲食品に関する嗜好または禁制品その他の注意事項の内の少なくともいずれかの情報とを記憶する、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0013】
また、上記課題を解決するため、請求項5に記載の発明においては、
請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、
前記の在庫情報記憶手段に記憶される飲食品の在庫情報と、在庫情報記憶手段に記憶するために入力される補充情報とは、ユーザーに所有権が移転していないことを示す在庫情報または補充情報として記憶され、消費情報の入力時または消費情報の演算時においてユーザーに所有権が移転したことを示す消費情報として記憶される、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0014】
また、上記課題を解決するため、請求項6に記載の発明においては、
請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、
飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段は、前記のネットワークに接続されて備えられた冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスが備える入力手段から入力された飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を、ネットワークを介して受信することにより入力するものである、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0015】
また、上記課題を解決するため、請求項7に記載の発明においては、
請求項6に記載の発明において、
冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスが備える入力手段は、キーボード、タッチパネル、入力ボタン、音声入力デバイス、画像入力デバイス、動画像入力デバイス、無線タグ読み取りデバイス、有体物検知センサ、重量検知センサ、温度検知センサ、匂い検知センサ、ドアセンサのいずれかである、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0016】
また、上記課題を解決するため、請求項8に記載の発明においては、
請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、
飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段は、ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスにおいて飲食品の補充その他のサービスを行うサービス提供者が保持する、通信端末が備える入力手段から入力された飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を、ネットワークを介して受信することにより入力するものである、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0017】
また、上記課題を解決するため、請求項9に記載の発明においては、
請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、
飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段は、ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに対し飲食品の配送・回収を行う配送手段に設けられた通信端末が備える入力手段から入力された飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を、ネットワークを介して受信することにより入力するものである、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0018】
また、上記課題を解決するため、請求項10に記載の発明においては、
請求項1〜9のいずれかに記載の発明において、
前記の在庫情報記憶手段は、さらに個々の飲食品識別情報と、前記の飲食品識別情報に関連付けられた賞味期限情報とを含む情報を管理する、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0019】
また、上記課題を解決するため、請求項11に記載の発明においては、
請求項1〜10のいずれかに記載の発明において、
前記のネットワークに接続されて備えられた冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスは、キーボード、タッチパネル、入力ボタン、音声入力デバイス、画像入力デバイス、動画像入力デバイス、その他の通信手段を用いたユーザーの操作、または音声入力デバイス、画像入力デバイス、動画像入力デバイス、無線タグ読み取りデバイス、有体物検知センサ、重量検知センサ、温度検知センサ、匂い検知センサ、ドアセンサ、その他の通信手段を用いた自動処理により、ネットワークに接続されて備えられた前記の管理システムに対し通信を行うものである、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のシステムの基本的な構成の一例を示すシステム構成図である。
図1において、符号1は管理システムを示し、符号2はネットワーク、3は冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックス、4はサービス提供者が保持する通信端末、5は配送車などの配送手段を示している。
【0021】
冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスと、管理システムとはそれぞれ、インターネットに代表されるネットワークに接続されて備えられている。
ネットワークには、インターネットをはじめとして、専用線により接続されたネットワーク形態や、企業内LAN、企業間LAN、WANなどの形態を広く含む。またここで用いられる通信回線の形態には、有線通信、無線通信の形態を広く含み、衛星通信や、Bluetoothなどを用いた形態を含む。
【0022】
本発明の第一の実施形態は、請求項1に記載したように、管理システムにより構成される冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムである。各種の調理済冷凍食品などを中心とする食品や飲料を冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに保管し、サービス提供者が適宜補充や交換などを行いつつユーザーがいつでも飲食品を入手し簡単に調理等できるようにするものである。
本発明の第一の実施形態は、請求項1に記載したように、管理システムが適宜補充したり、交換・回収したりして、契約したユーザーの自宅や会社などに設置しておく。冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスは、無償または有償により貸与されている。飲食品の在庫情報と補充情報(交換・回収情報等を含んでいてもよい)を入力し管理することにより、消費情報を演算する。消費情報の演算によりユーザーが消費した飲食品の料金情報が算出されると共に、管理システムを運営・管理する管理者側からユーザー側に飲食品の所有権が移転したことになる。すなわち、各種の調理済冷凍食品などを中心とする食品や飲料を冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに保管した状態で貸与し、食べたい食品を食べたり、飲みたい飲料を飲んだりした分だけ課金されるものである。算出された課金情報は、通常の伝票処理により請求されるようにしてもよいし、クレジットカード会社や各種金融機関により決済されるようにしてもよい。
本発明の第一の実施形態における管理システムの構成は、後述する第二の実施形態と共通する。
【0023】
本発明の第二の実施形態は、ネットワークに接続されて備えられ、ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスと、前記ネットワークと、前記ネットワークに接続されて備えられた管理システムとから構成される冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムである。
管理システムとしては、通常、サーバー装置などのコンピュータ装置により実現され、この他にもパーソナルコンピュータやワークステーション、サーバー装置などのコンピュータ端末を用いることができる。サーバーは、通常は、アプリケーションサーバー、データベースサーバー、認証サーバー、WEBサーバー、その他必要に応じメールサーバー、その他の各種装置により構成することができる。これらの各サーバーは、物理的に同一の装置に設けられる形態や、物理的に複数の装置からなる形態、あるいはネットワークを介して接続される物理的に複数の装置からなる形態などを含み、機能的に同様の機能が実現されるならば、様々な形態を含む。
【0024】
コンピュータ端末は、制御手段、記憶手段、入力手段、出力手段、表示手段などを備える。またインターネットに代表されるネットワークに接続し、データの送受信を行う機能を備える。またサーバー装置と、これを管理するための管理者端末とを含み構成することができる。管理者端末は、ブラウザや電子メールソフトウェアなどのアプリケーションプログラムや、オペレーティングシステム(OS)を備えることが通常の形態である。この他にも管理者端末には、インターネット等に接続可能なブラウザ機能を搭載した携帯電話をはじめとする無線通信端末、携帯情報端末や、インターネットTV、ゲーム機器、テレビ会議システム、その他のネットワーク接続機能を備えた家電製品などの機器を含むことができる。
コンピュータ端末は、制御手段、記憶手段、入力手段、出力手段、表示手段などを備える。またインターネットに代表されるコンピュータネットワークに接続詞、データの送受信を行う機能を備え、ブラウザや電子メールソフトウェア、ワードプロセッサなどのアプリケーションプログラムや、オペレーティングシステム(OS)を備えることが通常の形態である。
【0025】
次に、管理システムの各構成について説明する。
管理システムは、ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに収納される飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段を備えている。
在庫情報入力手段は、管理システムであるコンピュータ装置、あるいは管理システムであるサーバー装置に接続された管理者端末などに設けられたキーボードその他の入力手段により、飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する方式を採用することができる。
また、在庫情報の入力や、補充・交換・回収の管理、飲食品の賞味期限や製造年月日、製造業者、仕入業者その他に関する情報の管理に際しては、バーコードリーダ、ICタグやチップなどのタグリーダ、その他の読み取りデバイスを利用することもできる。
さらに在庫情報入力手段は、ネットワークを介して入力を行うこともできる。この場合の実施形態については後述する。
【0026】
次に管理システムは、ユーザー情報と、ユーザーが使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスを識別する冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報を記憶するユーザー情報記憶手段を備えている。
ユーザー情報は主として個人または法人、または各種グループや任意団体等の団体であって契約したユーザーのユーザー登録情報が想定されており、ユーザー登録される情報としては、氏名、住所、電話番号、決済方法に関する情報、電子メールアドレス、法人名や団体名、担当者名などの情報である。また契約年月日、契約有効期限、契約内容などの情報を記憶してもよい。
【0027】
さらに、ユーザー情報記憶手段に記憶されるユーザー情報として、個人または法人または団体であるユーザーを識別するユーザーIDなどのユーザー識別情報と、さらに契約期間、料金の決済方法、飲食品の配送場所、飲食品の配送曜日または日時、ユーザー個人の年齢、性別、持病、飲食品に関する嗜好または禁制品その他の注意事項の内の少なくともいずれかの情報などである。さらにユーザーごとあるいは地域ごとなどにより、当該ユーザーを担当するサービス提供者に関する情報、配送者に関する情報などを記憶することもできる。
契約ユーザーが法人や団体である場合には、複数の飲食品の配送場所や、複数のユーザー個人の年齢、性別、持病、飲食品に関する嗜好または禁制品その他の注意事項などを記憶することもできる。
図2及び図3は、ユーザー情報記憶手段に記憶されるユーザー情報の一例を示すデータ模式図である。
【0028】
また、ユーザー情報記憶手段に記憶される、ユーザーが使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスを識別する冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報は、ユーザーに無償または有償で貸与する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスを識別する冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスIDなどの情報と、さらに冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスの種類、容量、ネットワークアドレス、貸与期間の内の少なくともいずれかの情報などである。
ネットワークアドレスの一例は、たとえばコンピュータデバイスなどが組み込まれネットワーク接続機能を備えた冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスにおいて、冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスあるいはこれらが備えるデバイスを識別するIPアドレスや、冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスあるいはこれらの通信制御を行う通信制御装置やホームサーバーを識別するIPアドレス、URL、電子メールアドレスなどである。
図4は、ユーザー情報記憶手段に記憶される冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報の一例を示すデータ模式図である。
【0029】
次に管理システムは、飲食品ごとの料金情報を含む情報を管理する飲食品情報管理手段を備えている。
飲食品情報管理手段は、一例として、飲食品ID、商品名、製造業社名、仕入業者名、原材料、成分、カロリー、各種の食品や飲料の分類、調理方法、保管・保存方法、価格などの料金情報、標準賞味期限情報、その他の情報を記憶することができる。
図5は、飲食品情報管理手段に記憶される飲食品情報の一例を示すデータ模式図である。
【0030】
次に管理システムは、飲食品の在庫情報を前記のユーザーごとに記憶する在庫情報記憶手段を備えている。
在庫情報記憶手段は、第一には、各ユーザーの各冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに保管されている飲食品の在庫情報を記憶し管理するものである。
また、第二には、管理システム側のセンターや倉庫などにおいて保管されている飲食品の在庫情報や、製造元・仕入先における飲食品の在庫情報などを管理することができ、各倉庫や製造元・仕入先などとの間においてネットワーク接続しデータ共有やデータ送受信を行うようにしてもよい。
【0031】
在庫情報記憶手段に記憶される飲食品の在庫情報と、在庫情報記憶手段に記憶するために入力される補充情報とは、ユーザーに所有権が移転していないことを示す在庫情報または補充情報として記憶され、消費情報の入力時または消費情報の演算時においてユーザーに所有権が移転したことを示す消費情報として記憶される。
また、好ましくは、在庫情報記憶手段は、さらに個々の飲食品識別情報と、前記の飲食品識別情報に関連付けられた賞味期限情報とを含む情報を管理する。これにより、サービス提供者や配送者などが、冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに保管された飲食品の在庫の交換や回収などを管理することができる。また仕入計画などを立案することができる。
図6は、在庫情報記憶手段に記憶される、ユーザーごとの冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの在庫情報の一例を示すデータ模式図である。
また、ユーザーが消費した飲食品のデータは、削除されるのではなく、消費してユーザーに所有権が移転したことを示すデータを付加して記憶しておくことにより、飲食履歴の管理をすることも好ましい。
【0032】
次に管理システムは、在庫情報入力手段からのデータの入力を受信してユーザーごとの在庫情報のデータを更新する在庫情報更新手段を備えている。
在庫情報の更新は、製造元や仕入先からの納入と、各冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスへの出荷、各冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスからの回収や交換に関する情報を、飲食品ごとに管理しデータ更新することにより、管理システム側のセンターや倉庫などにおいて保管されている飲食品の在庫情報を更新する。
次に、在庫情報の更新は、管理システム側のセンターや倉庫、配送車などから各冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスへの出荷(冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスの在庫情報の増加)と、各冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスからの回収(冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスの在庫情報の減少)や交換(冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスの個々の飲食品の在庫情報の更新)に関する情報を、飲食品ごとに管理しデータ更新することにより、各ユーザーの各冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスにおいて保管されている飲食品の在庫情報を更新する。
【0033】
次に管理システムは、所定期日から次の所定期日までのユーザーごとの消費情報を演算し管理する消費情報管理手段を備えている。
消費情報管理手段は、前記の在庫情報入力手段または後述するネットワーク対応の在庫情報入力手段による在庫情報(冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスへの納入と、回収・交換による在庫情報)に加えて、操作による入力または自動入力・自動検知による消費情報の入力または演算により、各種の調理済冷凍食品などを中心とする食品や飲料を冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに保管した状態で貸与し、食べたい食品を食べたり、飲みたい飲料を飲んだりした分だけの消費量、すなわちユーザーが消費した飲食品の消費情報を算出する。
図7は、消費情報管理手段により記憶管理される、ユーザーごとの冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費情報の一例を示すデータ模式図である。
【0034】
次に管理システムは、飲食品情報管理手段を参照して、所定期日から次の所定期日までの消費情報に基づくユーザーごとの料金情報を算出する料金情報算出手段を備えている。消費により管理システムを運営・管理する管理者側からユーザー側に飲食品の所有権が移転した分だけの料金情報が算出されると共に、消費に対する課金情報が算出される。算出された課金情報は、通常の伝票処理により請求されるようにしてもよいし、クレジットカード会社や各種金融機関により決済されるようにしてもよい。
図8は、料金情報算出手段により算出され管理される、ユーザーごとの冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの料金情報の一例を示すデータ模式図である。
【0035】
次に本発明の実施形態の好ましい一例として、ネットワーク対応の在庫情報入力手段について説明する。
ネットワーク対応の在庫情報入力手段の第一の形態は、飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段は、前記のネットワークに接続されて備えられた冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスが備える入力手段から入力された飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を、ネットワークを介して受信することにより入力するものである。
冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスが備える入力手段は、キーボード、タッチパネル、入力ボタン、音声入力デバイス、画像入力デバイス、動画像入力デバイス、無線タグ読み取りデバイス、有体物検知センサ、重量検知センサ、温度検知センサ、匂い検知センサ、ドアセンサのいずれかである。飲食品を取り出すごとに、あるいは納入・交換等するごとに、在庫情報のデータがネットワークを介して送信される。また、サービス提供者が納入・回収・交換や点検の際に入力を行うようにすることもできる。
【0036】
ネットワーク対応の在庫情報入力手段の第二の形態は、飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段は、ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスにおいて飲食品の補充その他のサービスを行うサービス提供者が保持する、通信端末が備える入力手段から入力された飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を、ネットワークを介して受信することにより入力するものである。サービス提供者が保持する通信端末は、携帯電話やPHS、その他の各種無線通信端末、無線通信あるいは有線通信対応の各種ネットワーク機器、無線通信その他の通信機能を組み込んだバーコードリーダやICタグリーダなどの各種タグリーダ、その他のネットワーク対応機器が備える入力手段である。
【0037】
ネットワーク対応の在庫情報入力手段の第三の形態は、飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段は、ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに対し飲食品の配送・回収を行う配送手段に設けられた通信端末が備える入力手段から入力された飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を、ネットワークを介して受信することにより入力するものである。配送手段に設けられた通信端末は、配送車などが備える携帯電話やPHS、その他の各種無線通信端末、無線通信あるいは有線通信対応の各種ネットワーク機器、無線通信その他の通信機能を組み込んだバーコードリーダやICタグリーダなどの各種タグリーダ、ネットワーク対応のカーナビゲーションシステム、コンピュータ装置、その他のネットワーク対応機器が備える入力手段である。
【0038】
次に、ネットワーク対応の冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスについての好ましい実施形態の一例について説明する。
ネットワークに接続されて備えられた冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスは、キーボード、タッチパネル、入力ボタン、音声入力デバイス、画像入力デバイス、動画像入力デバイス、その他の通信手段を用いたユーザーの操作、または音声入力デバイス、画像入力デバイス、動画像入力デバイス、無線タグ読み取りデバイス、有体物検知センサ、重量検知センサ、温度検知センサ、匂い検知センサ、ドアセンサ、その他の通信手段を用いた自動処理により、ネットワークに接続されて備えられた前記の管理システムに対し通信を行うものである。
たとえば、ドアを開け閉めするごとにドアセンサや温度センサ等が検知し、管理システム等に自動接続されデータが自動送信されることにより、安否情報を管理することができる。また音声通信や画像・動画像などのデータ送信・送受信により、会話、連絡を行ったり、緊急ボタンや呼び出しボタン、非常ボタンなどによる連絡ができたり、電子メール通信ができたりするような例である。
【0039】
以下、本発明の基本的な処理の流れについて説明する。
図9から図13は、本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、ここに示す処理の流れは一例であって、これに限定されるものではなく、様々な応用や変形が可能である。
【0040】
初めに、図9を参照して、契約したユーザーのユーザー情報登録処理について説明する。
ユーザー情報の入力は、インターネット等を介してユーザーがウェブサーバーなどにアクセスし、オンラインで契約を行いユーザー情報を登録してもよい。
また、管理システム側の管理者やオペレーター等が入力を行ってもよく、管理者端末などにおいてユーザーの氏名、住所その他のユーザー情報の入力を行う(S100)。また契約期間や契約内容、決済方法などのユーザーとの契約情報の入力を行う(S101)。契約内容に従い、ユーザーの自宅や会社などに設置する冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報の入力を行う(S102)。入力したデータをユーザー情報記憶手段に記憶する(S103)。また、配送担当者やサービス提供者(担当者、営業所等)に関する配送情報や、冷蔵庫や冷凍庫レトルトボックスの納入設置と共に納入する飲食品情報など初回納入情報の入力を行い(S104)、ユーザー情報記憶手段・在庫情報記憶手段に記憶する(S105)。また、ネットワーク対応の冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスにあっては、そのネットワークアドレス等の設定・記憶を行う(S106)。
【0041】
次に図10を参照して、在庫情報記憶手段に対し、管理システム側(システム運営者側)についての在庫情報の入力・管理処理について説明する。
管理システム側の在庫情報の入力を行い(S200)、在庫情報記憶手段に記憶する(S201)。ユーザーの冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックス側(配送車などを含んでもよい)へ出荷する場合や、古くなった商品やユーザー側から回収・交換した飲食品の廃棄(あるいは納入業者等への返品)を行う場合には(S202)、入力手段による飲食品情報の入力や、バーコード、ICタグ等の読み取りによる読み取り入力、あるいはネットワークを介しての自動データ入力等により(S203)、飲食物を識別する情報と数量等に基づき当該飲食品の在庫情報を減少し、在庫情報を更新する(S204)。
納入業者等からの入荷があった場合や、ユーザー側からの回収により管理システム側の在庫として保管する場合には(S205)、入力手段による飲食品情報の入力や、バーコード、ICタグ等の読み取りによる読み取り入力、あるいはネットワークを介しての自動データ入力等により(S206)、飲食物を識別する情報と数量等に基づき当該飲食品の在庫情報を増加し、在庫情報を更新する(S207)。
ユーザー側から回収した飲食品を賞味期限などの理由により交換する場合などには(S208)、在庫情報は変わらないが、賞味期限などの個々の飲食品に付随する情報が変更されるので、これらをも管理するためには、入力手段による飲食品情報の入力や、バーコード、ICタグ等の読み取りによる読み取り入力、あるいはネットワークを介しての自動データ入力等により(S209)、個々の飲食物を識別する情報と数量等に基づき当該飲食品の個別情報と在庫情報を更新する(S210)。
【0042】
次に図11を参照して、在庫情報記憶手段に対し、ユーザー側(冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックス側)についての在庫情報の入力・管理処理について説明する。
冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス在庫情報の入力を行い(S300)、在庫情報記憶手段に記憶する(S301)。
管理システム側からの納入があった場合には(S302)、入力手段による飲食品情報の入力や、バーコード、ICタグ等の読み取りによる読み取り入力、あるいはネットワークを介しての自動データ入力等により(S303)、飲食物を識別する情報と数量等に基づき当該飲食品の在庫情報を増加し、在庫情報を更新する(S304)。
飲食品を食べたり飲んだりして消費された場合には(S305)、入力手段による飲食品情報の入力や、バーコード、ICタグ等の読み取りによる読み取り入力、あるいはネットワークを介しての自動データ入力等により(S306)、当該飲食品の在庫情報を減少し、在庫情報を更新する(S307)。
飲食品を賞味期限などの理由によりサービス提供者・配送者などが交換する場合などには(S308)、在庫情報は変わらないが、賞味期限などの個々の飲食品に付随する情報が変更されるので、これらをも管理するためには、入力手段による飲食品情報の入力や、バーコード、ICタグ等の読み取りによる読み取り入力、あるいはネットワークを介しての自動データ入力等により(S309)、当該飲食品の個別情報と在庫情報を更新する(S310)。
消費した飲食品の料金情報算出、決済を行うための所定期間が経過した際には(S311)、次の料金情報算出処理に進む。
【0043】
次に図12を参照して、料金情報の算出処理について説明する。
本発明のシステムにおいては、各種の調理済冷凍食品などを中心とする食品や飲料を冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに保管した状態で貸与し、食べたい食品を食べたり、飲みたい飲料を飲んだりした分だけ課金する。
在庫情報記憶手段から、ユーザーごと(冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスごと)に、下記の処理を行う。
飲食品情報ごとの前回在庫情報を読み出し(S400)、飲食品情報ごとの今回在庫情報を読み出し(S401)、前回在庫情報から今回在庫情報を減算し(S402)、一方で前回から今回までの所定期間の納入情報を加算し(S403)、さらに前回から今回までの所定期間の廃棄情報を減算することにより(S404)、前回から今回までの所定期間における飲食品ごとの消費情報を演算する(S405)。
当該飲食品について、飲食品情報記憶手段を参照し料金情報を読み出し(S406)、料金情報を演算する(S407)。なお、所定期間内において飲食品の価格が変更されたり、数量割引・季節変動その他の変動要因がある場合にはこれらの情報を参照し料金情報の演算に反映させる。
次の飲食品についても(S408)、同様の処理を行い、すべての飲食品について料金情報の算出を行う。
すべての飲食品について算出された料金情報を加算し、またその他のサービス利用料金などが有る場合にはこれらを加算して、ユーザーに対する決済金額の出力を行う(S409)。各ユーザーに対する決済金額の算出、出力を同様に行う。算出された課金情報は、通常の伝票処理により請求されるようにしてもよいし、クレジットカード会社や各種金融機関により決済されるようにしてもよい。
【0044】
次に図13を参照して、ネットワーク対応冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスを利用した付帯サービス等の処理について説明する。
ネットワーク対応冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの待機動作が常時行われており、(S500)、ドア開閉等のセンサ等によるモニターがされている(S501)。
ドア開閉等があれば(S502)、そのことを示すモニター信号が自動的に管理システム側にネットワークを介して送出され(S503)、管理システムにおいてユーザー情報に関連付けて記録される(S504)。ドア開閉等の応答や変化がない場合にも(S502)、そのことを示すモニター信号が自動的に管理システム側にネットワークを介して送出され(S503)、管理システムにおいてユーザー情報に関連付けて記録される(S504)。
緊急ボタン等の押し下げや、画像・動画像などを利用した遠隔監視による各種以上検知等、あるいは電子メール通信、音声通信・テレビ電話通信その他の通信・呼び出し等があった場合には(S505)、ネットワーク対応冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスと管理システム側との通信が確立し、所定のデータ送受信が行われる(S506)。また通信やデータ送受信は、管理システムとは別個のシステム、たとえば警備会社、病院,公共機関、インターネット通信サービス会社、その他のシステムへの通信の確立や転送などが行われるようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、各種の調理済冷凍食品などを中心とする食品や飲料を冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに保管し、サービス提供者サービス提供者が適宜補充や交換などを行いつつユーザーがいつでも飲食品を入手して、簡単に調理等できるようにすると共に、利用した分だけの課金がされるシステムを提供することができる。
冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスは、無償または有償により貸与され、飲食品の在庫情報と補充情報(交換・回収情報等を含んでいてもよい)を入力し管理することにより、消費情報を演算し、ユーザーが消費した飲食品の料金情報が算出されると共に、管理システムを運営・管理する管理者側からユーザー側に飲食品の所有権が移転する従来にない方式を採用することにより、各種の調理済冷凍食品などを中心とする食品や飲料を冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに保管した状態で貸与し、食べたい食品を食べたり、飲みたい飲料を飲んだりした分だけの課金を可能にすることができる。
さらにネットワーク対応の在庫情報の管理や、ネットワーク対応の冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスを活用することにより、様々な通信や遠隔監視その他のサービス提供が可能なシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムの基本的な構成の一例を示すシステム構成図である。
【図2】ユーザー情報記憶手段に記憶されるユーザー情報の一例を示すデータ模式図である。
【図3】ユーザー情報記憶手段に記憶されるユーザー情報の一例を示すデータ模式図である。
【図4】ユーザー情報記憶手段に記憶される冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報の一例を示すデータ模式図である。
【図5】飲食品情報管理手段に記憶される飲食品情報の一例を示すデータ模式図である。
【図6】在庫情報記憶手段に記憶される、ユーザーごとの冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの在庫情報の一例を示すデータ模式図である。
【図7】消費情報管理手段により記憶管理される、ユーザーごとの冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費情報の一例を示すデータ模式図である。
【図8】料金情報算出手段により算出され管理される、ユーザーごとの冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの料金情報の一例を示すデータ模式図である。
【図9】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図12】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図13】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、飲食店の出前や、給食宅配サービスなどにより、家庭や会社などへの飲食料品の配達などが行われている。
また介護食品や給食の提供サービスなど、契約に基づく定期的な宅配契約なども行われている。
一方、老人介護などの分野においては、飲食品の宅配以外にも、各種のサービスの提供や、緊急通報・安否情報の確認などのサービスメニューも考案されている。特に警備システムなどに関連しては、インターネット等の通信環境、通信機器の発達などにより、ネットワーク対応のサービスが考案されている。
【0003】
たとえば、特開2001−357475「安否確認システム及びこのシステムを用いた付帯サービスシステム」においては、一人暮らしの高齢者等の安否を安価で確実に確認できるシステムが提案されている。
高齢者等、安否確認対象者宅内で、例えば台所、冷蔵庫等の台所用品、照明器具、トイレ、浴室、浴槽等、観察対象者である高齢者が日常生活上定期的に使用するものに対して設置され、その対象物の使用を検出するセンサにより、センサから出力された信号を電話回線等の通信手段を介して受信し、安否確認を行うシステムである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
たとえば特開2002−178823「集配車およびその集配方法」においては、高齢者だけの家庭において、食事の準備や後かたづけや洗濯物の処置サービスを一の集配業者できめ細かく効率よく、衛生的に行い、コストの安価な集配サービスが得られる介護用集配車およびその方法が提案されている。
箱形荷台の一部空間に、荷台内部空間および荷台外部空間から空気の流出入を遮蔽して食品類を収容する恒温庫を設ける一方、箱形荷台の他部空間に、使用前の介護用洗濯物を収容する仕上がり洗濯物収容庫と、使用後の介護用洗濯物を収容する回収洗濯物収容庫とを設け、さらに恒温庫に食品類を所定温度に保温する恒温保持手段を備えるものである。
集配車を利用して、食品類を所定温度に冷やし、あるいは温めつつ配送を行い、各種サービスを提供できるものである。
しかしながら、この発明は、食品を配送する際の温度管理等に有効な配送車に関するものであって、配送され食事として摂る際の食品の温度が好適になるとともに、その他のサービスを配送車により提供することができるいう課題を解決するにすぎない。
【0005】
特開2002−24399「給食システムの運営方法」においては、多数の加入会員のそれぞれに対し、各人固有の要求に適合した給食を安価に提供する方法が提案されており、所属会員を各自の健康状態と社会生活環境に基づいて複数のグル−プに分類、登録し、各グループに属する会員の栄養学的要求に適合するメニューレシピを、当該グループ毎に多数種類用意して、レトルト食品やと調理済み冷凍食品として提供されるものである。
しかしながら、この発明は、メニューの内容や栄養素などを、会員ごとに適合するものにすることができるものの、従来からある給食サービス等と同様に配送により提供するものである。
また、個別の調理内容で配送するために、配送までには通常の出前配送などよりもさらに手間や時間がかかることが想定され、当然にコストにも反映されることが想定されるものである。
【0006】
このようなサービスは便利で有益であるが、利用する際にはそのたびごとに注文をし、配送先や決済方法などを確認して利用するか、あるいは契約により決まった料金とサービス内容で利用することが想定される。しかしながら、ユーザーにとっては、そのたびごとに注文、確認などをしなくてもいつでも利用できることが便利であるものの、料金は利用した分だけの課金となることが好ましいものである。
特に食品などは、今日では各種の冷凍食品やレトルト食品など、簡単な調理で食べられる商品が多数開発され、これらの製造技術や保存技術の向上により、その味覚や種類の多様さなども飛躍的に向上している。このため、コンビニエンスストアなどに立ち寄って必要なものを購入すれば、いつでも持ち帰って簡単に調理をすることができる。
【0007】
しかしながら、このように各種の冷凍食品やレトルト食品など、簡単な調理で食べられる商品が普及しても、高齢者や病弱なユーザーや、頻繁にあるいは大量に利用する団体などのユーザーにとっては、その都度コンビニエンスストアなどに購入しにいくことも難しく、自宅などの冷蔵庫・冷凍庫にいつでも常備されていて、必要なものをすぐに入手できるようにしておくことが望ましい。
かといって、自宅などの冷蔵庫・冷凍庫にいつでも常備しておくために、各種の飲食料品をすべて取り揃えておくためには、事前に買い揃えておかなくてはならず、無駄な費用もかかり、現実的ではない。
あるいは、特開2003−90673「冷蔵庫収納品画像表示システム」において、冷蔵庫内の在庫の収納品の状況を外部から見られるようにした冷蔵庫収納品画像表示システムが提案されており、冷蔵庫と携帯電話とをインターネットを介して接続し、冷蔵庫の内部に収納された在庫の画像が表示されるようになっている。外部から冷蔵庫・冷凍庫の在庫を確認し、足りないものを配送する方法をとることも考えられるが、この場合にも結局は、自宅などの冷蔵庫・冷凍庫にいつでも常備しておくために、各種の飲食料品をすべて取り揃えておくためには、事前に買い揃えておかなくてはならず、無駄な費用もかかり、現実的ではない。
【0008】
そこで本発明においては、上記の様々な課題を解決し、各種の調理済冷凍食品などを中心とする食品や飲料を冷蔵庫または冷凍庫のレトルト飲食品用ボックス(冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスと称する)に保管し、サービス提供者サービス提供者が適宜補充や交換などを行いつつユーザーがいつでも飲食品を入手して、簡単に調理等できるようにすると共に、利用した分だけの課金がされるシステムを提供することを目的とする。
冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスは、無償または有償により貸与され、飲食品の在庫情報と補充情報(交換・回収情報等を含んでいてもよい)を入力し管理することにより、消費情報を演算し、ユーザーが消費した飲食品の料金情報が算出されると共に、管理システムを運営・管理する管理者側からユーザー側に飲食品の所有権が移転する従来にない方式を採用することにより、各種の調理済冷凍食品などを中心とする食品や飲料を冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに保管した状態で貸与し、食べたい食品を食べたり、飲みたい飲料を飲んだりした分だけの課金を可能にすることを目的とする。
さらにネットワーク対応の在庫情報の管理や、ネットワーク対応の冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスを活用することにより、様々な通信や遠隔監視その他のサービス提供が可能なシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明においては、
ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに収納される飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段と、
ユーザー情報と、ユーザーが使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスを識別する冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報を記憶するユーザー情報記憶手段と、
飲食品ごとの料金情報を含む情報を管理する飲食品情報管理手段と、
飲食品の在庫情報を前記のユーザーごとに記憶する在庫情報記憶手段と、
在庫情報入力手段からのデータの入力を受信してユーザーごとの在庫情報のデータを更新する在庫情報更新手段と、
所定期日から次の所定期日までのユーザーごとの消費情報を演算し管理する消費情報管理手段と、
飲食品情報管理手段を参照して、所定期日から次の所定期日までの消費情報に基づくユーザーごとの料金情報を算出する料金情報算出手段とを備えた、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0010】
また、上記課題を解決するため、請求項2に記載の発明においては、
ネットワークに接続されて備えられ、ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスと、前記ネットワークと、前記ネットワークに接続されて備えられた管理システムとから構成され、
前記の管理システムは、
ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに収納される飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段と、
ユーザー情報と、ユーザーが使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスを識別する冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報を記憶するユーザー情報記憶手段と、
飲食品ごとの料金情報を含む情報を管理する飲食品情報管理手段と、
飲食品の在庫情報を前記のユーザーごとに記憶する在庫情報記憶手段と、
在庫情報入力手段からのデータの入力を受信してユーザーごとの在庫情報のデータを更新する在庫情報更新手段と、
所定期日から次の所定期日までのユーザーごとの消費情報を演算し管理する消費情報管理手段と、
飲食品情報管理手段を参照して、所定期日から次の所定期日までの消費情報に基づくユーザーごとの料金情報を算出する料金情報算出手段とを備えた、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0011】
また、上記課題を解決するため、請求項3に記載の発明においては、
請求項1または2のいずれかに記載の発明において、
前記のユーザー情報記憶手段に記憶される、ユーザーが使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスを識別する冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報は、ユーザーに無償または有償で貸与する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスを識別する情報と、さらに冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスの種類、容量、ネットワークアドレス、貸与期間の内の少なくともいずれかの情報とを記憶する、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0012】
また、上記課題を解決するため、請求項4に記載の発明においては、
請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、
前記のユーザー情報記憶手段に記憶されるユーザー情報は、個人または法人または団体であるユーザーを識別するユーザー識別情報と、さらに契約期間、料金の決済方法、飲食品の配送場所、飲食品の配送曜日または日時、ユーザー個人の年齢、性別、持病、飲食品に関する嗜好または禁制品その他の注意事項の内の少なくともいずれかの情報とを記憶する、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0013】
また、上記課題を解決するため、請求項5に記載の発明においては、
請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、
前記の在庫情報記憶手段に記憶される飲食品の在庫情報と、在庫情報記憶手段に記憶するために入力される補充情報とは、ユーザーに所有権が移転していないことを示す在庫情報または補充情報として記憶され、消費情報の入力時または消費情報の演算時においてユーザーに所有権が移転したことを示す消費情報として記憶される、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0014】
また、上記課題を解決するため、請求項6に記載の発明においては、
請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、
飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段は、前記のネットワークに接続されて備えられた冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスが備える入力手段から入力された飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を、ネットワークを介して受信することにより入力するものである、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0015】
また、上記課題を解決するため、請求項7に記載の発明においては、
請求項6に記載の発明において、
冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスが備える入力手段は、キーボード、タッチパネル、入力ボタン、音声入力デバイス、画像入力デバイス、動画像入力デバイス、無線タグ読み取りデバイス、有体物検知センサ、重量検知センサ、温度検知センサ、匂い検知センサ、ドアセンサのいずれかである、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0016】
また、上記課題を解決するため、請求項8に記載の発明においては、
請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、
飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段は、ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスにおいて飲食品の補充その他のサービスを行うサービス提供者が保持する、通信端末が備える入力手段から入力された飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を、ネットワークを介して受信することにより入力するものである、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0017】
また、上記課題を解決するため、請求項9に記載の発明においては、
請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、
飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段は、ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに対し飲食品の配送・回収を行う配送手段に設けられた通信端末が備える入力手段から入力された飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を、ネットワークを介して受信することにより入力するものである、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0018】
また、上記課題を解決するため、請求項10に記載の発明においては、
請求項1〜9のいずれかに記載の発明において、
前記の在庫情報記憶手段は、さらに個々の飲食品識別情報と、前記の飲食品識別情報に関連付けられた賞味期限情報とを含む情報を管理する、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0019】
また、上記課題を解決するため、請求項11に記載の発明においては、
請求項1〜10のいずれかに記載の発明において、
前記のネットワークに接続されて備えられた冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスは、キーボード、タッチパネル、入力ボタン、音声入力デバイス、画像入力デバイス、動画像入力デバイス、その他の通信手段を用いたユーザーの操作、または音声入力デバイス、画像入力デバイス、動画像入力デバイス、無線タグ読み取りデバイス、有体物検知センサ、重量検知センサ、温度検知センサ、匂い検知センサ、ドアセンサ、その他の通信手段を用いた自動処理により、ネットワークに接続されて備えられた前記の管理システムに対し通信を行うものである、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムであることを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のシステムの基本的な構成の一例を示すシステム構成図である。
図1において、符号1は管理システムを示し、符号2はネットワーク、3は冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックス、4はサービス提供者が保持する通信端末、5は配送車などの配送手段を示している。
【0021】
冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスと、管理システムとはそれぞれ、インターネットに代表されるネットワークに接続されて備えられている。
ネットワークには、インターネットをはじめとして、専用線により接続されたネットワーク形態や、企業内LAN、企業間LAN、WANなどの形態を広く含む。またここで用いられる通信回線の形態には、有線通信、無線通信の形態を広く含み、衛星通信や、Bluetoothなどを用いた形態を含む。
【0022】
本発明の第一の実施形態は、請求項1に記載したように、管理システムにより構成される冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムである。各種の調理済冷凍食品などを中心とする食品や飲料を冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに保管し、サービス提供者が適宜補充や交換などを行いつつユーザーがいつでも飲食品を入手し簡単に調理等できるようにするものである。
本発明の第一の実施形態は、請求項1に記載したように、管理システムが適宜補充したり、交換・回収したりして、契約したユーザーの自宅や会社などに設置しておく。冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスは、無償または有償により貸与されている。飲食品の在庫情報と補充情報(交換・回収情報等を含んでいてもよい)を入力し管理することにより、消費情報を演算する。消費情報の演算によりユーザーが消費した飲食品の料金情報が算出されると共に、管理システムを運営・管理する管理者側からユーザー側に飲食品の所有権が移転したことになる。すなわち、各種の調理済冷凍食品などを中心とする食品や飲料を冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに保管した状態で貸与し、食べたい食品を食べたり、飲みたい飲料を飲んだりした分だけ課金されるものである。算出された課金情報は、通常の伝票処理により請求されるようにしてもよいし、クレジットカード会社や各種金融機関により決済されるようにしてもよい。
本発明の第一の実施形態における管理システムの構成は、後述する第二の実施形態と共通する。
【0023】
本発明の第二の実施形態は、ネットワークに接続されて備えられ、ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスと、前記ネットワークと、前記ネットワークに接続されて備えられた管理システムとから構成される冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システムである。
管理システムとしては、通常、サーバー装置などのコンピュータ装置により実現され、この他にもパーソナルコンピュータやワークステーション、サーバー装置などのコンピュータ端末を用いることができる。サーバーは、通常は、アプリケーションサーバー、データベースサーバー、認証サーバー、WEBサーバー、その他必要に応じメールサーバー、その他の各種装置により構成することができる。これらの各サーバーは、物理的に同一の装置に設けられる形態や、物理的に複数の装置からなる形態、あるいはネットワークを介して接続される物理的に複数の装置からなる形態などを含み、機能的に同様の機能が実現されるならば、様々な形態を含む。
【0024】
コンピュータ端末は、制御手段、記憶手段、入力手段、出力手段、表示手段などを備える。またインターネットに代表されるネットワークに接続し、データの送受信を行う機能を備える。またサーバー装置と、これを管理するための管理者端末とを含み構成することができる。管理者端末は、ブラウザや電子メールソフトウェアなどのアプリケーションプログラムや、オペレーティングシステム(OS)を備えることが通常の形態である。この他にも管理者端末には、インターネット等に接続可能なブラウザ機能を搭載した携帯電話をはじめとする無線通信端末、携帯情報端末や、インターネットTV、ゲーム機器、テレビ会議システム、その他のネットワーク接続機能を備えた家電製品などの機器を含むことができる。
コンピュータ端末は、制御手段、記憶手段、入力手段、出力手段、表示手段などを備える。またインターネットに代表されるコンピュータネットワークに接続詞、データの送受信を行う機能を備え、ブラウザや電子メールソフトウェア、ワードプロセッサなどのアプリケーションプログラムや、オペレーティングシステム(OS)を備えることが通常の形態である。
【0025】
次に、管理システムの各構成について説明する。
管理システムは、ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに収納される飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段を備えている。
在庫情報入力手段は、管理システムであるコンピュータ装置、あるいは管理システムであるサーバー装置に接続された管理者端末などに設けられたキーボードその他の入力手段により、飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する方式を採用することができる。
また、在庫情報の入力や、補充・交換・回収の管理、飲食品の賞味期限や製造年月日、製造業者、仕入業者その他に関する情報の管理に際しては、バーコードリーダ、ICタグやチップなどのタグリーダ、その他の読み取りデバイスを利用することもできる。
さらに在庫情報入力手段は、ネットワークを介して入力を行うこともできる。この場合の実施形態については後述する。
【0026】
次に管理システムは、ユーザー情報と、ユーザーが使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスを識別する冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報を記憶するユーザー情報記憶手段を備えている。
ユーザー情報は主として個人または法人、または各種グループや任意団体等の団体であって契約したユーザーのユーザー登録情報が想定されており、ユーザー登録される情報としては、氏名、住所、電話番号、決済方法に関する情報、電子メールアドレス、法人名や団体名、担当者名などの情報である。また契約年月日、契約有効期限、契約内容などの情報を記憶してもよい。
【0027】
さらに、ユーザー情報記憶手段に記憶されるユーザー情報として、個人または法人または団体であるユーザーを識別するユーザーIDなどのユーザー識別情報と、さらに契約期間、料金の決済方法、飲食品の配送場所、飲食品の配送曜日または日時、ユーザー個人の年齢、性別、持病、飲食品に関する嗜好または禁制品その他の注意事項の内の少なくともいずれかの情報などである。さらにユーザーごとあるいは地域ごとなどにより、当該ユーザーを担当するサービス提供者に関する情報、配送者に関する情報などを記憶することもできる。
契約ユーザーが法人や団体である場合には、複数の飲食品の配送場所や、複数のユーザー個人の年齢、性別、持病、飲食品に関する嗜好または禁制品その他の注意事項などを記憶することもできる。
図2及び図3は、ユーザー情報記憶手段に記憶されるユーザー情報の一例を示すデータ模式図である。
【0028】
また、ユーザー情報記憶手段に記憶される、ユーザーが使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスを識別する冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報は、ユーザーに無償または有償で貸与する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスを識別する冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスIDなどの情報と、さらに冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスの種類、容量、ネットワークアドレス、貸与期間の内の少なくともいずれかの情報などである。
ネットワークアドレスの一例は、たとえばコンピュータデバイスなどが組み込まれネットワーク接続機能を備えた冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスにおいて、冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスあるいはこれらが備えるデバイスを識別するIPアドレスや、冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスあるいはこれらの通信制御を行う通信制御装置やホームサーバーを識別するIPアドレス、URL、電子メールアドレスなどである。
図4は、ユーザー情報記憶手段に記憶される冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報の一例を示すデータ模式図である。
【0029】
次に管理システムは、飲食品ごとの料金情報を含む情報を管理する飲食品情報管理手段を備えている。
飲食品情報管理手段は、一例として、飲食品ID、商品名、製造業社名、仕入業者名、原材料、成分、カロリー、各種の食品や飲料の分類、調理方法、保管・保存方法、価格などの料金情報、標準賞味期限情報、その他の情報を記憶することができる。
図5は、飲食品情報管理手段に記憶される飲食品情報の一例を示すデータ模式図である。
【0030】
次に管理システムは、飲食品の在庫情報を前記のユーザーごとに記憶する在庫情報記憶手段を備えている。
在庫情報記憶手段は、第一には、各ユーザーの各冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに保管されている飲食品の在庫情報を記憶し管理するものである。
また、第二には、管理システム側のセンターや倉庫などにおいて保管されている飲食品の在庫情報や、製造元・仕入先における飲食品の在庫情報などを管理することができ、各倉庫や製造元・仕入先などとの間においてネットワーク接続しデータ共有やデータ送受信を行うようにしてもよい。
【0031】
在庫情報記憶手段に記憶される飲食品の在庫情報と、在庫情報記憶手段に記憶するために入力される補充情報とは、ユーザーに所有権が移転していないことを示す在庫情報または補充情報として記憶され、消費情報の入力時または消費情報の演算時においてユーザーに所有権が移転したことを示す消費情報として記憶される。
また、好ましくは、在庫情報記憶手段は、さらに個々の飲食品識別情報と、前記の飲食品識別情報に関連付けられた賞味期限情報とを含む情報を管理する。これにより、サービス提供者や配送者などが、冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに保管された飲食品の在庫の交換や回収などを管理することができる。また仕入計画などを立案することができる。
図6は、在庫情報記憶手段に記憶される、ユーザーごとの冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの在庫情報の一例を示すデータ模式図である。
また、ユーザーが消費した飲食品のデータは、削除されるのではなく、消費してユーザーに所有権が移転したことを示すデータを付加して記憶しておくことにより、飲食履歴の管理をすることも好ましい。
【0032】
次に管理システムは、在庫情報入力手段からのデータの入力を受信してユーザーごとの在庫情報のデータを更新する在庫情報更新手段を備えている。
在庫情報の更新は、製造元や仕入先からの納入と、各冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスへの出荷、各冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスからの回収や交換に関する情報を、飲食品ごとに管理しデータ更新することにより、管理システム側のセンターや倉庫などにおいて保管されている飲食品の在庫情報を更新する。
次に、在庫情報の更新は、管理システム側のセンターや倉庫、配送車などから各冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスへの出荷(冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスの在庫情報の増加)と、各冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスからの回収(冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスの在庫情報の減少)や交換(冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスの個々の飲食品の在庫情報の更新)に関する情報を、飲食品ごとに管理しデータ更新することにより、各ユーザーの各冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスにおいて保管されている飲食品の在庫情報を更新する。
【0033】
次に管理システムは、所定期日から次の所定期日までのユーザーごとの消費情報を演算し管理する消費情報管理手段を備えている。
消費情報管理手段は、前記の在庫情報入力手段または後述するネットワーク対応の在庫情報入力手段による在庫情報(冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスへの納入と、回収・交換による在庫情報)に加えて、操作による入力または自動入力・自動検知による消費情報の入力または演算により、各種の調理済冷凍食品などを中心とする食品や飲料を冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに保管した状態で貸与し、食べたい食品を食べたり、飲みたい飲料を飲んだりした分だけの消費量、すなわちユーザーが消費した飲食品の消費情報を算出する。
図7は、消費情報管理手段により記憶管理される、ユーザーごとの冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費情報の一例を示すデータ模式図である。
【0034】
次に管理システムは、飲食品情報管理手段を参照して、所定期日から次の所定期日までの消費情報に基づくユーザーごとの料金情報を算出する料金情報算出手段を備えている。消費により管理システムを運営・管理する管理者側からユーザー側に飲食品の所有権が移転した分だけの料金情報が算出されると共に、消費に対する課金情報が算出される。算出された課金情報は、通常の伝票処理により請求されるようにしてもよいし、クレジットカード会社や各種金融機関により決済されるようにしてもよい。
図8は、料金情報算出手段により算出され管理される、ユーザーごとの冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの料金情報の一例を示すデータ模式図である。
【0035】
次に本発明の実施形態の好ましい一例として、ネットワーク対応の在庫情報入力手段について説明する。
ネットワーク対応の在庫情報入力手段の第一の形態は、飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段は、前記のネットワークに接続されて備えられた冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスが備える入力手段から入力された飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を、ネットワークを介して受信することにより入力するものである。
冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスが備える入力手段は、キーボード、タッチパネル、入力ボタン、音声入力デバイス、画像入力デバイス、動画像入力デバイス、無線タグ読み取りデバイス、有体物検知センサ、重量検知センサ、温度検知センサ、匂い検知センサ、ドアセンサのいずれかである。飲食品を取り出すごとに、あるいは納入・交換等するごとに、在庫情報のデータがネットワークを介して送信される。また、サービス提供者が納入・回収・交換や点検の際に入力を行うようにすることもできる。
【0036】
ネットワーク対応の在庫情報入力手段の第二の形態は、飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段は、ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスにおいて飲食品の補充その他のサービスを行うサービス提供者が保持する、通信端末が備える入力手段から入力された飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を、ネットワークを介して受信することにより入力するものである。サービス提供者が保持する通信端末は、携帯電話やPHS、その他の各種無線通信端末、無線通信あるいは有線通信対応の各種ネットワーク機器、無線通信その他の通信機能を組み込んだバーコードリーダやICタグリーダなどの各種タグリーダ、その他のネットワーク対応機器が備える入力手段である。
【0037】
ネットワーク対応の在庫情報入力手段の第三の形態は、飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段は、ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに対し飲食品の配送・回収を行う配送手段に設けられた通信端末が備える入力手段から入力された飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を、ネットワークを介して受信することにより入力するものである。配送手段に設けられた通信端末は、配送車などが備える携帯電話やPHS、その他の各種無線通信端末、無線通信あるいは有線通信対応の各種ネットワーク機器、無線通信その他の通信機能を組み込んだバーコードリーダやICタグリーダなどの各種タグリーダ、ネットワーク対応のカーナビゲーションシステム、コンピュータ装置、その他のネットワーク対応機器が備える入力手段である。
【0038】
次に、ネットワーク対応の冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスについての好ましい実施形態の一例について説明する。
ネットワークに接続されて備えられた冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスは、キーボード、タッチパネル、入力ボタン、音声入力デバイス、画像入力デバイス、動画像入力デバイス、その他の通信手段を用いたユーザーの操作、または音声入力デバイス、画像入力デバイス、動画像入力デバイス、無線タグ読み取りデバイス、有体物検知センサ、重量検知センサ、温度検知センサ、匂い検知センサ、ドアセンサ、その他の通信手段を用いた自動処理により、ネットワークに接続されて備えられた前記の管理システムに対し通信を行うものである。
たとえば、ドアを開け閉めするごとにドアセンサや温度センサ等が検知し、管理システム等に自動接続されデータが自動送信されることにより、安否情報を管理することができる。また音声通信や画像・動画像などのデータ送信・送受信により、会話、連絡を行ったり、緊急ボタンや呼び出しボタン、非常ボタンなどによる連絡ができたり、電子メール通信ができたりするような例である。
【0039】
以下、本発明の基本的な処理の流れについて説明する。
図9から図13は、本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、ここに示す処理の流れは一例であって、これに限定されるものではなく、様々な応用や変形が可能である。
【0040】
初めに、図9を参照して、契約したユーザーのユーザー情報登録処理について説明する。
ユーザー情報の入力は、インターネット等を介してユーザーがウェブサーバーなどにアクセスし、オンラインで契約を行いユーザー情報を登録してもよい。
また、管理システム側の管理者やオペレーター等が入力を行ってもよく、管理者端末などにおいてユーザーの氏名、住所その他のユーザー情報の入力を行う(S100)。また契約期間や契約内容、決済方法などのユーザーとの契約情報の入力を行う(S101)。契約内容に従い、ユーザーの自宅や会社などに設置する冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報の入力を行う(S102)。入力したデータをユーザー情報記憶手段に記憶する(S103)。また、配送担当者やサービス提供者(担当者、営業所等)に関する配送情報や、冷蔵庫や冷凍庫レトルトボックスの納入設置と共に納入する飲食品情報など初回納入情報の入力を行い(S104)、ユーザー情報記憶手段・在庫情報記憶手段に記憶する(S105)。また、ネットワーク対応の冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスにあっては、そのネットワークアドレス等の設定・記憶を行う(S106)。
【0041】
次に図10を参照して、在庫情報記憶手段に対し、管理システム側(システム運営者側)についての在庫情報の入力・管理処理について説明する。
管理システム側の在庫情報の入力を行い(S200)、在庫情報記憶手段に記憶する(S201)。ユーザーの冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックス側(配送車などを含んでもよい)へ出荷する場合や、古くなった商品やユーザー側から回収・交換した飲食品の廃棄(あるいは納入業者等への返品)を行う場合には(S202)、入力手段による飲食品情報の入力や、バーコード、ICタグ等の読み取りによる読み取り入力、あるいはネットワークを介しての自動データ入力等により(S203)、飲食物を識別する情報と数量等に基づき当該飲食品の在庫情報を減少し、在庫情報を更新する(S204)。
納入業者等からの入荷があった場合や、ユーザー側からの回収により管理システム側の在庫として保管する場合には(S205)、入力手段による飲食品情報の入力や、バーコード、ICタグ等の読み取りによる読み取り入力、あるいはネットワークを介しての自動データ入力等により(S206)、飲食物を識別する情報と数量等に基づき当該飲食品の在庫情報を増加し、在庫情報を更新する(S207)。
ユーザー側から回収した飲食品を賞味期限などの理由により交換する場合などには(S208)、在庫情報は変わらないが、賞味期限などの個々の飲食品に付随する情報が変更されるので、これらをも管理するためには、入力手段による飲食品情報の入力や、バーコード、ICタグ等の読み取りによる読み取り入力、あるいはネットワークを介しての自動データ入力等により(S209)、個々の飲食物を識別する情報と数量等に基づき当該飲食品の個別情報と在庫情報を更新する(S210)。
【0042】
次に図11を参照して、在庫情報記憶手段に対し、ユーザー側(冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックス側)についての在庫情報の入力・管理処理について説明する。
冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス在庫情報の入力を行い(S300)、在庫情報記憶手段に記憶する(S301)。
管理システム側からの納入があった場合には(S302)、入力手段による飲食品情報の入力や、バーコード、ICタグ等の読み取りによる読み取り入力、あるいはネットワークを介しての自動データ入力等により(S303)、飲食物を識別する情報と数量等に基づき当該飲食品の在庫情報を増加し、在庫情報を更新する(S304)。
飲食品を食べたり飲んだりして消費された場合には(S305)、入力手段による飲食品情報の入力や、バーコード、ICタグ等の読み取りによる読み取り入力、あるいはネットワークを介しての自動データ入力等により(S306)、当該飲食品の在庫情報を減少し、在庫情報を更新する(S307)。
飲食品を賞味期限などの理由によりサービス提供者・配送者などが交換する場合などには(S308)、在庫情報は変わらないが、賞味期限などの個々の飲食品に付随する情報が変更されるので、これらをも管理するためには、入力手段による飲食品情報の入力や、バーコード、ICタグ等の読み取りによる読み取り入力、あるいはネットワークを介しての自動データ入力等により(S309)、当該飲食品の個別情報と在庫情報を更新する(S310)。
消費した飲食品の料金情報算出、決済を行うための所定期間が経過した際には(S311)、次の料金情報算出処理に進む。
【0043】
次に図12を参照して、料金情報の算出処理について説明する。
本発明のシステムにおいては、各種の調理済冷凍食品などを中心とする食品や飲料を冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに保管した状態で貸与し、食べたい食品を食べたり、飲みたい飲料を飲んだりした分だけ課金する。
在庫情報記憶手段から、ユーザーごと(冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスごと)に、下記の処理を行う。
飲食品情報ごとの前回在庫情報を読み出し(S400)、飲食品情報ごとの今回在庫情報を読み出し(S401)、前回在庫情報から今回在庫情報を減算し(S402)、一方で前回から今回までの所定期間の納入情報を加算し(S403)、さらに前回から今回までの所定期間の廃棄情報を減算することにより(S404)、前回から今回までの所定期間における飲食品ごとの消費情報を演算する(S405)。
当該飲食品について、飲食品情報記憶手段を参照し料金情報を読み出し(S406)、料金情報を演算する(S407)。なお、所定期間内において飲食品の価格が変更されたり、数量割引・季節変動その他の変動要因がある場合にはこれらの情報を参照し料金情報の演算に反映させる。
次の飲食品についても(S408)、同様の処理を行い、すべての飲食品について料金情報の算出を行う。
すべての飲食品について算出された料金情報を加算し、またその他のサービス利用料金などが有る場合にはこれらを加算して、ユーザーに対する決済金額の出力を行う(S409)。各ユーザーに対する決済金額の算出、出力を同様に行う。算出された課金情報は、通常の伝票処理により請求されるようにしてもよいし、クレジットカード会社や各種金融機関により決済されるようにしてもよい。
【0044】
次に図13を参照して、ネットワーク対応冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスを利用した付帯サービス等の処理について説明する。
ネットワーク対応冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの待機動作が常時行われており、(S500)、ドア開閉等のセンサ等によるモニターがされている(S501)。
ドア開閉等があれば(S502)、そのことを示すモニター信号が自動的に管理システム側にネットワークを介して送出され(S503)、管理システムにおいてユーザー情報に関連付けて記録される(S504)。ドア開閉等の応答や変化がない場合にも(S502)、そのことを示すモニター信号が自動的に管理システム側にネットワークを介して送出され(S503)、管理システムにおいてユーザー情報に関連付けて記録される(S504)。
緊急ボタン等の押し下げや、画像・動画像などを利用した遠隔監視による各種以上検知等、あるいは電子メール通信、音声通信・テレビ電話通信その他の通信・呼び出し等があった場合には(S505)、ネットワーク対応冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスと管理システム側との通信が確立し、所定のデータ送受信が行われる(S506)。また通信やデータ送受信は、管理システムとは別個のシステム、たとえば警備会社、病院,公共機関、インターネット通信サービス会社、その他のシステムへの通信の確立や転送などが行われるようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、各種の調理済冷凍食品などを中心とする食品や飲料を冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに保管し、サービス提供者サービス提供者が適宜補充や交換などを行いつつユーザーがいつでも飲食品を入手して、簡単に調理等できるようにすると共に、利用した分だけの課金がされるシステムを提供することができる。
冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスは、無償または有償により貸与され、飲食品の在庫情報と補充情報(交換・回収情報等を含んでいてもよい)を入力し管理することにより、消費情報を演算し、ユーザーが消費した飲食品の料金情報が算出されると共に、管理システムを運営・管理する管理者側からユーザー側に飲食品の所有権が移転する従来にない方式を採用することにより、各種の調理済冷凍食品などを中心とする食品や飲料を冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに保管した状態で貸与し、食べたい食品を食べたり、飲みたい飲料を飲んだりした分だけの課金を可能にすることができる。
さらにネットワーク対応の在庫情報の管理や、ネットワーク対応の冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスを活用することにより、様々な通信や遠隔監視その他のサービス提供が可能なシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムの基本的な構成の一例を示すシステム構成図である。
【図2】ユーザー情報記憶手段に記憶されるユーザー情報の一例を示すデータ模式図である。
【図3】ユーザー情報記憶手段に記憶されるユーザー情報の一例を示すデータ模式図である。
【図4】ユーザー情報記憶手段に記憶される冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報の一例を示すデータ模式図である。
【図5】飲食品情報管理手段に記憶される飲食品情報の一例を示すデータ模式図である。
【図6】在庫情報記憶手段に記憶される、ユーザーごとの冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの在庫情報の一例を示すデータ模式図である。
【図7】消費情報管理手段により記憶管理される、ユーザーごとの冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費情報の一例を示すデータ模式図である。
【図8】料金情報算出手段により算出され管理される、ユーザーごとの冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの料金情報の一例を示すデータ模式図である。
【図9】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図12】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図13】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。
Claims (11)
- ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに収納される飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段と、
ユーザー情報と、ユーザーが使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスを識別する冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報を記憶するユーザー情報記憶手段と、
飲食品ごとの料金情報を含む情報を管理する飲食品情報管理手段と、
飲食品の在庫情報を前記のユーザーごとに記憶する在庫情報記憶手段と、
在庫情報入力手段からのデータの入力を受信してユーザーごとの在庫情報のデータを更新する在庫情報更新手段と、
所定期日から次の所定期日までのユーザーごとの消費情報を演算し管理する消費情報管理手段と、
飲食品情報管理手段を参照して、所定期日から次の所定期日までの消費情報に基づくユーザーごとの料金情報を算出する料金情報算出手段とを備えたことを特徴とする、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システム。 - ネットワークに接続されて備えられ、ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスと、前記ネットワークと、前記ネットワークに接続されて備えられた管理システムとから構成され、
前記の管理システムは、
ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに収納される飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段と、
ユーザー情報と、ユーザーが使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスを識別する冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報を記憶するユーザー情報記憶手段と、
飲食品ごとの料金情報を含む情報を管理する飲食品情報管理手段と、
飲食品の在庫情報を前記のユーザーごとに記憶する在庫情報記憶手段と、
在庫情報入力手段からのデータの入力を受信してユーザーごとの在庫情報のデータを更新する在庫情報更新手段と、
所定期日から次の所定期日までのユーザーごとの消費情報を演算し管理する消費情報管理手段と、
飲食品情報管理手段を参照して、所定期日から次の所定期日までの消費情報に基づくユーザーごとの料金情報を算出する料金情報算出手段とを備えたことを特徴とする、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システム。 - 請求項1または2のいずれかに記載の発明において、
前記のユーザー情報記憶手段に記憶される、ユーザーが使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスを識別する冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックス情報は、ユーザーに無償または有償で貸与する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスを識別する情報と、さらに冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスの種類、容量、ネットワークアドレス、貸与期間の内の少なくともいずれかの情報とを記憶することを特徴とする、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システム。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、
前記のユーザー情報記憶手段に記憶されるユーザー情報は、個人または法人または団体であるユーザーを識別するユーザー識別情報と、さらに契約期間、料金の決済方法、飲食品の配送場所、飲食品の配送曜日または日時、ユーザー個人の年齢、性別、持病、飲食品に関する嗜好または禁制品その他の注意事項の内の少なくともいずれかの情報とを記憶することを特徴とする、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システム。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、
前記の在庫情報記憶手段に記憶される飲食品の在庫情報と、在庫情報記憶手段に記憶するために入力される補充情報とは、ユーザーに所有権が移転していないことを示す在庫情報または補充情報として記憶され、消費情報の入力時または消費情報の演算時においてユーザーに所有権が移転したことを示す消費情報として記憶されることを特徴とする、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システム。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、
飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段は、前記のネットワークに接続されて備えられた冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスが備える入力手段から入力された飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を、ネットワークを介して受信することにより入力するものであることを特徴とする、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システム。 - 請求項6に記載の発明において、
冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスが備える入力手段は、キーボード、タッチパネル、入力ボタン、音声入力デバイス、画像入力デバイス、動画像入力デバイス、無線タグ読み取りデバイス、有体物検知センサ、重量検知センサ、温度検知センサ、匂い検知センサ、ドアセンサのいずれかであることを特徴とする、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システム。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、
飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段は、ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスにおいて飲食品の補充その他のサービスを行うサービス提供者が保持する、通信端末が備える入力手段から入力された飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を、ネットワークを介して受信することにより入力するものであることを特徴とする、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システム。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、
飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を入力する在庫情報入力手段は、ユーザーが設置し使用する冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスに対し飲食品の配送・回収を行う配送手段に設けられた通信端末が備える入力手段から入力された飲食品の在庫情報、または補充情報、または消費情報を、ネットワークを介して受信することにより入力するものであることを特徴とする、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システム。 - 請求項1〜9のいずれかに記載の発明において、
前記の在庫情報記憶手段は、さらに個々の飲食品識別情報と、前記の飲食品識別情報に関連付けられた賞味期限情報とを含む情報を管理することを特徴とする、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システム。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の発明において、
前記のネットワークに接続されて備えられた冷蔵庫または冷凍庫レトルトボックスは、キーボード、タッチパネル、入力ボタン、音声入力デバイス、画像入力デバイス、動画像入力デバイス、その他の通信手段を用いたユーザーの操作、または音声入力デバイス、画像入力デバイス、動画像入力デバイス、無線タグ読み取りデバイス、有体物検知センサ、重量検知センサ、温度検知センサ、匂い検知センサ、ドアセンサ、その他の通信手段を用いた自動処理により、ネットワークに接続されて備えられた前記の管理システムに対し通信を行うものであることを特徴とする、冷蔵庫・冷凍庫レトルトボックスの消費料金管理システム。
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