JP2005008796A - 炭焼き装置 - Google Patents

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Noboru Hosoda
昇 細田
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Abstract

【課題】内外二重構造の炭焼き釜において、簡単な構造で黒煙を無くし、且つ燃料の消費量を節減し効率化を図ること。
【解決手段】焚き口32を有する外釜2の内部に炭材を収容する内釜3を設置して内外二重構造の炭焼き釜1を形成する。炭焼き釜1に併設した蒸留塔15の煙導入室18と内釜3を排煙管28により接続し、蒸留塔15の煙出口19と外釜2を煙戻し管31により接続する。外釜2には煙突33を接続し、蒸留塔15の底部には、木酢液取出し口25とタール排出口26を取り付ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、木炭や竹炭を製造する炭焼き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
粘土で築いた伝統的な炭窯は、大掛かりなうえ、火力の調節に熟練を要し、少量の炭焼きや市街地の作業に適さない。
これに代わるものとして、本発明者は、設置面積が小さく、燃焼制御も簡便な炭焼き装置を特願2001−393977号として出願した。
この装置は、全体が内外二重構造で、内釜の炭材を外釜に接続するバーナの熱で蒸し焼きにする仕組みになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】
しかし炭材から出る内釜の煙には、煤やタール分が含まれ、近隣に迷惑を及ぼすおそれがあった。
本発明は、このような内釜の煙を蒸留塔を経由して外釜に供給することにより、煙に含まれる煤やタール分を除いて清浄化するばかりでなく、外釜において再燃焼させることにより燃料消費の節減を図ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、焚き口を有する外釜の内部に炭材を収容すべき内釜を設置して内外二重構造の炭焼き釜を形成し、この炭焼き釜に併設した蒸留塔の煙導入室と内釜を排煙管により接続すると共に、蒸留塔の煙出口と外釜を煙戻し管により接続し、そして外釜には煙突を接続して成ることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の炭焼き装置において、前記蒸留塔の底部にトラップを介して木酢液取出し口を接続すると共に、前記トラップの最低部にタール排出口を取り付けることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の炭焼き装置において、前記蒸留塔の内部に冷却水槽を形成し、この冷却水槽を貫通する複数本の煙導管により蒸留塔の煙導入室と煙出口を接続することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1記載の炭焼き装置において、前記蒸留塔の上部にサイクロンを形成しその中心に前記煙出口を開口することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1記載の炭焼き装置において、前記外釜の底部に外釜用送風機を接続することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施形態】
次に本発明の実施の形態を図面に示して説明する。
図1は本発明を実施した炭焼き装置の構成を示す全体図である。
1は円筒形の炭焼き釜で、外釜2の内部に内釜3を設置し、外釜2と内釜3の間には空間を設けて内外二重の構造に形成する。4は内釜3を支持する支脚である。
外釜2と内釜3の上面に開口する出し入れ口には、円形の外蓋5と内蓋6をそれぞれ取り付ける。そしてアーム7に取り付けたネジ8の下端を外蓋5の中心に回転自在に連結し、ネジ8の上端のハンドル9を回して重い外蓋5を浮上させた後、アーム7を直立の側柱10を中心に旋回して外蓋5を横方向に移動することにより、外釜2を開口する。内釜3は、内蓋6を図示しないチェーンブロックで吊り上げて、開口する。
11は外釜用送風機で、その送風管12が外釜2の底板を貫き、先端部が内釜3の底面下方で上向きに起立する。この送風管12の先端部側面には小孔13を明け、先端自体は閉鎖する。14は緩衝板で内釜3と送風管12の先端部の間に設置し、火炎の直射による内釜3の損傷を防ぐ。
15は蒸留塔で、図2の拡大断面図に示すように、内部に冷却水槽16を設ける。
17は冷却水槽16の外壁に沿って縦方向に形成した放熱片である。冷却水槽16下方の煙導入室18と上方の煙出口室19は、冷却水槽16を上下方向に貫通する合計7本の煙管20により連通している。21は冷却水槽16の給水口で、22は排水口である。23は冷却水槽16の水位検出管である。なお冷却水槽16の上部には、図示しない逃がし孔を設け、冷却水槽16の内圧が過大になるのを予防する。
煙導入室18は下方ほど内径が縮小した擂り鉢状の形状で、その底部の中心にトラップ24を介して木酢液取出し口25を接続する。26はトラップ24途中の最も低い個所に設けたタール排出口で、27は止め弁である。内釜3と煙導入室18は排煙管28により接続する。
煙出口室19は上方ほど内径が縮小した円錐形で、その接線方向に送風機29の出口が向けてあり、サイクロンを構成している。煙出口室19の上部の中心に開口する蒸留塔15の煙出口30に煙戻し管31の一端を接続し、その他端を外釜2の焚き口32付近に接続する。33は外釜2の煙突である。
【0006】
そして内釜3に炭材(木又は竹)を収容し内蓋6と外蓋5の両方を閉め、内釜3も外釜2も密閉する。
この状態で、焚き口32より外釜2に薪などの燃料を投入し燃焼すると、その熱が内釜3全体を包むように囲み、内釜3を全周から加熱し、内部の炭材が炭化される。薪の代わりに灯油バーナを使用してもよい。燃焼中、外釜用送風機11より外気を供給し、外釜2の燃焼を促進する。
炭材から発生する煙は、内釜3より排煙管28を経て蒸留塔15の煙導入室18に進入し、さらに煙管20を上昇して煙出口室19に達し、ここでサイクロンの作用を受けて煤煙や灰などの微細粒子が分離除去され、その後、煙出口30より煙戻し管31を経て外釜2に送出される。微細粒子は煙管20を落ち、煙導入室18へ落下する。
内釜3の煙は煙管20を上昇する際、冷却水槽16により冷やされ、煙管20の内側に木酢成分が結露して煙導入室18に流れ落ちる。この木酢成分にはタール分が含まれているが、トラップ24を通過中に重いタール分は途中で沈殿し、精製した成分が木酢液としてその取出し口25より機外に取り出せる。タール分はサイクロンで分離された微細粒子と共にタール排出口26より取り出す。
こうして外釜2に送出された内釜3の煙は未燃焼成分を含むので、外釜2において他の燃料とともに再燃焼する。外釜2の排煙は煙突33から大気中に放出されるが、煤や灰を含まない。
【0007】
【発明の効果】
これを要するに、本発明は、炭材から出る内釜の煙を蒸留塔に送って蒸留するので、煤やタール分が除かれ黒煙にならないという優れた効果を奏する。
加えて本発明では、蒸留塔から出た煙を外釜に送出し再燃焼させるので、燃料消費の節減が図れる。
また、蒸留の副産物として利用価値の高い木酢液(乃至竹酢液)が得られるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の炭焼き装置の構成を示す全体図である。
【図2】図1のA−A線に沿う拡大断面図である。
【符号の説明】
1 炭焼き釜
2 外釜
3 内釜
4 支脚
5 外蓋
6 内蓋
7 アーム
8 ネジ
9 ハンドル
10 側柱
11 外釜用送風機
12 送風管
13 小孔
14 緩衝板
15 蒸留塔
16 冷却水槽
17 放熱片
18 煙導入室
19 上方の煙出口室
20 煙管
21 給水口
22 排水口
23 水位検出管
24 トラップ
25 木酢液取出し口
26 タール排出口
27 止め弁
28 排煙管
29 送風機
30 煙出口
31 煙戻し管
32 焚き口
33 煙突

Claims (5)

  1. 焚き口を有する外釜の内部に、炭材を収容すべき内釜を設置して、内外二重構造の炭焼き釜を形成し、
    この炭焼き釜に併設した蒸留塔の煙導入室と内釜を排煙管により接続すると共に、蒸留塔の煙出口と外釜を煙戻し管により接続し、
    そして外釜には煙突を接続して成る炭焼き装置。
  2. 前記蒸留塔の底部にトラップを介して木酢液取出し口を接続すると共に、前記トラップの最低部にタール排出口を取り付けてなる請求項1記載の炭焼き装置。
  3. 前記蒸留塔の内部に冷却水槽を形成し、この冷却水槽を貫通する複数本の煙管により蒸留塔の煙導入室と煙出口を接続してなる請求項1記載の炭焼き装置。
  4. 前記蒸留塔の上部にサイクロンを形成しその中心に前記煙出口を開口して成る請求項1記載の炭焼き装置。
  5. 前記外釜の底部に外釜用送風機を接続してなる請求項1記載の炭焼き装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106883869A (zh) * 2017-03-21 2017-06-23 张成礼 一种环保型生物质燃烧装置
CN106906009A (zh) * 2017-03-29 2017-06-30 仟亿达集团股份有限公司 一种冷凝提纯器和一种生物质烟气提纯设备
CN110238923A (zh) * 2019-06-17 2019-09-17 霍山泓浩竹艺有限公司 一种竹制品加工用高效竹条蒸煮锅

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