【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、掃除時に使用する清掃機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の電気掃除機としては、図７〜図８にその構造を示すものがある。
【０００３】
この電気掃除機においては、本体下１内に電解水生成装置２を設け、その上部の注水カートリッジ３から供給された水を前記電解水生成装置２でアルカリイオ水と酸性イオン水に電解し、吸気ヘッド４裏面先端に設けた前段吸込口５より床面の塵埃を吸引後、噴出ノズル部６より電解水を各々噴射し、送風電動機７より回転力が伝達された中央ローラー８、後ローラー９にて床面の清掃・拭き取りを行ない、その後段吸気口１０より掃除後の電解水を吸引する構成となっていた（例えば、特許文献１参照）。
【０００４】
【特許文献１】
特開平１０−５７２８２号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記従来の構成の電気掃除機においては、電解水の噴霧は送風電動機７の排気を利用して行なうため、制御弁１１を開けて掃除作業をしているときには、吸気ヘッド４裏面に設けた噴出ノズル部６より電解水が常時噴射されており、ゆっくりとした往復動作で掃除をしているときや掃除機の往復動作を止めたときなど、単位面積あたりの噴霧量が多すぎ、床面に溜まる程多くの電解水が無駄に噴射され、特に広い面積の部屋等を掃除するときなど、注水カートリッジ１杯分の電解水では不足し、掃除途中で再度電解を行なわなくてはならず、大変手間と時間がかかるという不具合があった。
【０００６】
本発明の課題は以上のような従来の問題を解決しようとするもので、生成した電解水を拭取手段に付着させながら床を拭くため、電解水を無駄に使用することも無く、効率良く床面を綺麗に掃除でき、使用性の高い清掃機を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を達成するために本発明は、水を電気分解して電解水を生成する電解槽を有する本体と、床面の汚れを拭き取る拭取手段とを備え、前記電解槽から前記電解水を前記拭取手段に送水するもので、電解槽に水を入れて電解すると、床等の洗浄を行なうアルカリ水と、次亜塩素酸を含み除菌・漂白を行なう酸性水が生成され、アルカリ水を少量ずつ拭取手段に付着しながら拭くことにより、床などの掃除が容易に実施できるものであり、水道などで頻繁にパットに水を含ませるという手間がかからず、電解水等の後残りが無く、作業の手間が大幅に削減できるものであり、次亜塩素酸を含んだ酸性水を少量ずつ付着しながら拭いた場合においては、床の除菌が簡単に実施できるものであり、長期的に快適かつ簡単に使用できる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
請求項１記載の発明は、水を電気分解して電解水を生成する電解槽を有する本体と、床面の汚れを拭き取る拭取手段とを備え、前記電解槽から前記電解水を前記拭取手段に送水するもので、電解槽に水を入れて電解すると、床等の洗浄を行なうアルカリ水と、次亜塩素酸を含み除菌・漂白を行なう酸性水が生成され、アルカリ水を少量ずつ拭取手段に付着しながら拭くことにより、床などの掃除が容易に実施できるものであり、水道などで頻繁にパットに水を含ませるという手間がかからず、電解水等の後残りが無く、作業の手間が大幅に削減できるものであり、次亜塩素酸を含んだ酸性水を少量ずつ付着しながら拭いた場合においては、床の除菌が簡単に実施できるものであり、長期的に快適かつ簡単に使用できる。
【０００９】
請求項２記載の発明は、電解槽は、隔膜で仕切られた陽極室と陰極室とで構成され、前記陽極室には陽極を、前記陰極室には陰極を各々設けたもので、投入された水がアルカリ水を生成する陰極室と、酸性水を生成する陽極室とに確実に分離され、各々専用の陰極・陽極が設けられているため、各々が混じることなく容易に短時間で確実にアルカリ水と酸性水が生成でき、確実かつ簡単に使用できるものである。
【００１０】
請求項３記載の発明は、使用者が操作する操作手段を設け、使用者が前記操作手段を操作したときに、拭取手段に電解水が付着するもので、掃除作業を行なうとき、取手部に設けた操作手段により付着の開始及び停止を操作できるため、電解水が必要な場合のみ付着を行うことが可能となり、電解水を無駄に浪費することなく、効率よく掃除作業が行えるものである。
【００１１】
請求項４記載の発明は、本体が前進したことを検知する検知手段を設け、前記検知手段が前記本体が前進したことを検知したときに、拭取手段に電解水が付着するもので、掃除作業をするべく清掃機を床面上で前進させたとき、検知手段が清掃機の前進を検知して電解水を拭取手段に付着するため、電解水が必要な場合のみ付着を行うことが可能となり、電解水を無駄に浪費することなく、効率よく掃除作業が行えるものである。
【００１２】
請求項５記載の発明は、電解槽を防振手段を介して本体に配設したもので、掃除作業中には清掃機を床面で移動させるが、誤って壁等に衝突させたときにも、衝突の衝撃が防振手段にて軽減され、電解槽或いはその内部の電極等に過大な衝撃が加わることがなく、長期間安定して使用できるものである。
【００１３】
請求項６記載の発明は、電解槽を本体の略下方に設けたもので、掃除作業中には清掃機を床面で移動させるが、誤って壁等に衝突させて本体を転倒させたとき、回動しながら転倒するその回動半径が小さい程、転倒時の衝撃は小さくなるが、水の入った重い電解槽が本体の略下方に設けられているため、本体転倒時の衝撃が軽減され、電解槽或いはその内部の電極等に過大な衝撃が加わることがなく、長期間安定して使用できるものである。
【００１４】
請求項７記載の発明は、根元に球体保持部を有する使用者が握る取手部と、本体に前記球体保持部が挿入される凹部とを設け、前記球体保持部を前記凹部に挿入して前記本体を床面上に設置したとき、前記取手部が床面に接するまで回動するもので、掃除作業時には取手部を持って本体を移動させるが、取手部は本体近傍の球体保持部を中心に回動するため、使用者の身長等に応じて取手部の高さが調整でき、非常に使いやすく、また作業中に誤って取手部を離しても、取手部回動して床面に衝突するだけで、本体は転倒しないため、電解槽或いはその内部の電極等に過大な衝撃が加わることがなく、長期間安定して使用できるものである。
【００１５】
請求項８記載の発明は、取手部を床面に対して略垂直方向上方に固定する係止手段を設けたもので、清掃機本体を持ち運びするとき、取手部を上方に回動し係止手段を乗り越えて床面に対して略垂直上方に固定できるため、そのまま取手部を握って持ち上げることができ、このとき本体は下方向に向くことはないため、持ち運びやすく運搬が容易なため、非常に使いやすいものである。
【００１６】
請求項９記載の発明は、拭取手段を駆動させる駆動手段を設け、前記駆動手段の周囲と拭取手段近傍とを連通するダクト手段を設けたもので、清掃機で長期間掃除すると、連続して付着された電解水が拭取手段を湿らせることとなり、そのため掃除終了後にも床面に湿り気が残る不具合が生じるが、駆動手段の暖かい排気をダクト手段を通じて伝達し、拭取手段を乾燥させるため、掃除後の拭き残しが生じず、使いやすいものである。
【００１７】
請求項１０記載の発明は、本体裏面に吸込室と、前記吸込室に連通する接続手段とを設け、前記接続手段に電気掃除機の延長管を接続可能としたもので、接続した電気掃除機の吸引力により、拭き掃除前に床面の塵埃を吸引することができ、拭き掃除前に電気掃除機で掃除する必要がなく、操作しやすいとともに、掃除機の吸引風が清掃機裏面を高速で通過するため、拭取手段を乾燥させることができ、掃除後の拭き残しが生じず、非常に使いやすいものである。
【００１８】
【実施例】
（実施例１）
本発明の第１の実施例を図１〜図６を用いて説明する。図１は清掃機の構造図を示す。同図において、２０は清掃機本体であり、本体下２１と本体上２２が結合して構成され、前記本体下２１上方には、防振ゴム２３を介して電解槽２４が設けられている。前記電解槽２４は、陰極室２５と陽極室２６が並んで構成された配置になっており、前記陽極室２６と前記陰極室２５は隔膜２７を介して分離され、各々陽極２８及び陰極２９が前記隔膜２７を介して対向配置されており、電解時には陽極２８には＋の電位を負荷し、陰極２９には−の電位を負荷する構成になっている。
【００１９】
陽極室２６底には、陽極水出口３０が設けられ、陽極水電磁弁３１を介して、連通管３２に連通し、陰極室２５底には陰極水出口３３が設けられ、陰極水電磁弁３４を介して、前記連通管３２に連通している。
【００２０】
３５は着脱自在のキャツプ３６及び過吐出防止手段３７、さらにはその底部に濾過手段３８を有する電解質タンクであり、ここでは電解質として食塩が充填されている。なお電解質としては、食塩のほかに珪酸塩、炭酸塩、重炭酸塩などの水溶性電解質を用いることができる。電解質タンク３５に食塩と水を入れることにより、その内部に飽和食塩水が生成され、可撓性を有する外郭を１回圧縮すると、その外郭は内部の過吐出防止手段３７に接触するまで撓み、内部に沈殿している食塩が濾過手段３８によって濾過されながら、一定量の飽和食塩水だけが陽極室２６に供給される構成となっている。
【００２１】
前記本体２０の下前方には、駆動手段Ａ３９にて回転可能に構成されたブラシＡ４０から成る、床面の汚れを拭き取る拭取手段が構成されている。前記ブラシＡ４０は前記駆動手段Ａの回転軸Ａ４２に圧入され、前記回転軸Ａ４２内部に設けた電解水付着孔４３と前記連通管３２が連通しているため、電解槽２４で生成された電解水が、連通管３２、電解水付着孔４３を介して少しずつ流れ、前記ブラシＡ４０を少しずつ濡らす構成を採っていた。ここで４４は前記回転軸Ａ４２と前記連通管３２の間の水漏れを防止するＯリングで、前記回転軸Ａ４２外周に挿入されている。
【００２２】
前記本体２０の下後方には、駆動手段Ｂ４５にて回転可能に構成されたもう一つの拭取手段であるブラシＢ４６が構成されている。
【００２３】
本体上２２上面後方には、清掃機本体２０を移動させる棒状の取手部４８が設けられている。前記取手部４８の根元には球体保持部４９が構成され、前記本体上２２上面後方に設けられた凹部５０に挿入することで、前記球体保持部４９を中心として、床面に接触するまで自在に回動可能になっている。前記取手部４８を前方に回動したとき、その行程側部にある係止凸部５１を乗り越え係止することで、床面に対して略垂直な角度に固定することができる。
【００２４】
前記取手部４８には、陽極水電磁弁３１及び陰極水電磁弁３４の開閉を制御する操作スイッチ５２が設けられている。
【００２５】
次に本実施例の構成に於ける動作、作用を説明する。
【００２６】
床面を掃除するとき、陰極室２５と陽極室２６内の陰極２９及び陽極２８が浸かるまで電解槽２４に水を入れ、電解室タンク３５の外郭を過吐出防止手段３７に接触するまで１回圧縮すると、過飽和状態の食塩水が陽極室２６内に所定量供給され、所定濃度の食塩希釈水となる。ついで陽極２８を＋極、及び陰極２９を−極として所定時間通電され、電解動作が開始される。電解時の陽極室２６では、（化１）に示した反応が生じて酸性水が生成される。
【００２７】
【化１】
この酸性水には塩素成分が含まれており、殺菌水や床等の漂白などに使用することができる。
【００２８】
一方、陰極室２５では、（化２）に示した反応が生じて水酸基ＯＨ―を中和するためＮａ＋が隔膜２７を通過して移動し、アルカリ水が生成される。
【００２９】
【化２】
ここで、陽極室２６のみ食塩溶液が供給されるので、短時間に還元力の強いアルカリ水が得られる。すなわち、陽極２８と陰極２９間に電圧が印加されると被電解水に含まれるイオンは電気吸引力により陽／陰極２８、２９と逆極性のイオンが隔膜２７を通過して移動することとなる。したがって陽極室２６に導入された食塩に含まれるＮａイオンは隔膜２７を経て陰極室２５へと即座に移動する。この電気吸引力以外にも例えば拡散理論に従えば、Ｎａイオンが拡散によってイオン濃度を均一にするように作用する。この結果、陽／陰極２８、２９間に流れる電流が増加し、短時間に還元力の強いアルカリ水が得られる。この還元力の強いアルカリ水は、油脂の鹸化や乳化作用および蛋白質に対する加水分解作用を有し、家具や住宅建材、電気製品などの表面の洗浄水として利用できる。
【００３０】
また、陽極室２６のみに食塩溶液が供給されることで陰極室２７には塩素イオンＣｌ￣濃度の低いアルカリ水が生成される。Ｃｌ―は洗浄力を阻害する因子となるため、陽極室２６のみに食塩溶液が供給されることで、洗浄力の強いアルカリ水が生成できる。
【００３１】
上記電解が終了した後、実際に掃除動作を開始するが、取手部４８に設けられた操作スイッチ５２を操作し、陰極室２５下方の陰極水電磁弁３４を開けることにより、陰極室２５で生成されたアルカリ水が、陰極水出口３３を通じて連通管３２へと送水され、回転軸Ａ４２内の電解水付着孔４３を通じ、ブラシＡ４０に少量ずつ付着する。ここで駆動手段Ａ３９によりブラシＡ４０を回転させ、床面を摩擦しながら床面に付着した塵埃を除去するが、このとき前記ブラシＡ４０には強い洗浄力を有するアルカリ水が付着されているため、乾燥させたブラシＡ４０を使用したときや、水を付着した場合と比較して、床面の塵埃が容易に除去でき、掃除作業が非常に容易に行なえるものである。
【００３２】
ブラシＡ４０にて床面の塵埃を除去した後、塵埃を含んだアルカリ水が床面に残存するが、さらに清掃機本体２０を前進させることで、駆動手段Ｂ４５にて乾燥しているブラシＢ４６を回転させながら床面を摩擦し、残存しているアルカリ水を綺麗に拭き取るため、電解水の後残りが無く、作業の手間が大幅に削減できる。
【００３３】
操作スイッチ５２を操作し、陽極室２６下方の陽極水電磁弁３１を開けた場合では、前記陽極室２６内で生成された、塩素成分を含み殺菌・漂白効果を有する酸性水で床面を拭くことができ、例えばトイレの床等の除菌が求められる床等にも大変効果的な作用を有し、長期的に快適かつ簡単に使用できるものである。
【００３４】
また、これらの電解水の付着操作は、取手部４８に設けた操作スイッチ５２で手元で容易に行なえ、電解水が必要な場合のみブラシＡ４０に付着させることができ、電解水を無駄に浪費することがなく、効率よく掃除が行なえるものである。
【００３５】
また、図５に示すように、取手部４８根元の球体保持部４９周りに前後方向に隙間を設け、球体保持部４９が前方向に移動したとき、陽極水電磁弁３１又は陰極水電磁弁３４を制御するリミットスイッチ５３の操作部５４を附勢した場合は、清掃機本体２０を前進させるため取手部４８を前方向に押したときのみ操作部５４を附勢し、電解水が必要なときのみ自動的にブラシＡ４０に付着させることができ、電解水を無駄に浪費することなく、効率よく掃除が行なえる。
【００３６】
さらに、電解槽２４は防振性を有する防振ゴム２３を介して本体下２１に固定されているため、掃除作業中に誤って清掃機本体２０を壁等に衝突させても、衝撃は前記防振ゴム２３にて軽減され、電解槽２４に過大な衝撃は加わらず、内部の陽極２８及び陰極２７が破損することがないため、長期間安定して使用できるものである。
【００３７】
また、電解槽２４は本体下２１のすぐ上方、即ち清掃機本体２０の略下方に設けられているため、掃除作業中に誤って清掃機本体２０を転倒させても、電解槽２４が転倒する高さは低く、転倒衝撃が小さいため、電解槽２４或いはその内部の陽極２８及び陰極２７に過大な衝撃が加わることがなく、破損しないため、長期間安定して使用できるものである。
【００３８】
さらに、使用者が操作する取手部４８は、清掃機本体２０近傍に位置する球体保持部４９を中心に自在に回動するため、使用者の身長或いは掃除する場所に合わせて自由に高さが調製でき、非常に使いやすく、掃除作業中に誤って取手部４８から手を離しても、前記取手部４８が回動して床面に衝突するだけで、清掃機本体２０は転倒せず、わざわざ清掃機本体２０を起こすことも無いため、非常に使いやすいと共に、電解槽２４或いはその内部の陽極２８及び陰極２７に過大な衝撃が加わることがなく破損しないため、長期間安定して使用できるものである。
【００３９】
そして掃除終了後、清掃機本体２０を収納場所まで運ぶとき、取手部４８を前方に回動させると、係止凸部５１を乗り越えることで床面と略垂直方向上方側に固定でき、前記取手部４８を持って清掃機本体２０を持ち上げても、清掃機本体２０が下方向に向かって垂れるように回動することは無く、運搬が容易で非常に運びやすく、使いやすいものである。
【００４０】
また、図６に示すように、駆動手段Ｂ４５の排気口と本体下２１下方（ブラシＢ４６の近傍）を連通するダクト５５を設けた場合には、前記駆動手段Ｂ４５から発する高温の排気が前記ダクト５５を通じて本体下２１下方のブラシＢ４６に当たり、ブラシＢ４６は常に乾燥した状態を保つことができる。長時間掃除をしたときには、大量の電解水がブラシＡ４０に付着され、床面清掃後それをブラシＢ４６で拭取るが、排気の作用でブラシＢ４６は常時乾燥しているため、電解水の拭き残しが生じず、使いやすいものである。
【００４１】
さらに、本体下２１裏面に塵埃を吸引する吸込室５６を設け、前記吸込室５６に連通する延長管挿入孔５７を設けた場合においては、掃除するとき、電気掃除機（図示せず）の延長管（図示せず）を延長管挿入孔５７に挿入して電気掃除機を動作させるが、このとき床面の塵埃が吸込室５６、延長管（図示せず）を介して吸引され、床面に塵埃が無い状態で拭き掃除ができるため、前もって電気掃除機で掃除してから床拭きを行なう必要が無く、操作しやすいと共に、電気掃除機から発生する高速の吸込風が本体下２１裏面を通過するため、ブラシＢ４６及びブラシＡ４０は即座に乾燥され、長時間清掃機本体２０を使用しても電解水の拭き残しが無く、使いやすいものである。
【００４２】
以上の実施例からも明らかなように、水を電気分解して生成されたアルカリ水を、拭取手段に付着して床面等を拭くことで、強固に付着した汚れ等も簡単に除去でき、床面の電解水残りも発生せず、簡単に掃除が行なえるものであり、また酸性水を使用したときは、簡単に床面等の除菌・漂白が行なえ、また動作時のみ電解水を付着することで、電解水の消費量に無駄が無く、また本体の略下方に防振手段を介して電解槽を設けたため、掃除作業時の衝撃にも強く、さらに取手部を回動させることで使用者が使いやすく、また駆動手段の排気で拭取手段を乾燥させるため、これが湿ることによる床面の拭き残しも発生せず、また電気掃除機を接続することで、塵埃吸引及び磨き掃除が同時に行なえ、長期的に快適かつ経済的に使用できるため、使いやすく耐久性に優れかつメンテナンス費用も安価な清掃機を提供できる。
【００４３】
【発明の効果】
本発明によれば、生成した電解水を拭取手段に付着させながら床を拭くため、電解水を無駄に使用することも無く、効率良く床面を綺麗に掃除でき、使用性の高い清掃機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例の清掃機の構成図
【図２】同清掃機の平面図
【図３】同清掃機の断面図
【図４】同清掃機の磨き手段の構成図
【図５】同清掃機のリミットスイッチを用いた場合の構成図
【図６】同清掃機のダクト及び電気掃除機を用いた場合の構成図
【図７】従来の掃除機の断面図
【図８】同掃除機の要部を示す断面図
【符号の説明】
２３ 防振ゴム
２４ 電解槽
２５ 陰極室
２６ 陽極室
２８ 陽極
２９ 陰極
３９ 駆動手段Ａ
４０ ブラシＡ（拭取手段）
４５ 駆動手段Ｂ
４６ ブラシＢ（拭取手段）
４８ 取手部
４９ 球体保持部
５０ 凹部
５１ 係止凸部
５２ 操作スイッチ
５５ ダクト
５６ 吸込室[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cleaner used for cleaning.
[0002]
[Prior art]
As a conventional vacuum cleaner, there exist some which show the structure in FIGS.
[0003]
In this vacuum cleaner, an electrolyzed water generating device 2 is provided in the lower part 1 of the main body, and water supplied from an upper water injection cartridge 3 is electrolyzed into alkaline ionic water and acidic ionic water by the electrolyzed water generating device 2. The center roller 8 and the rear roller 9 to which the rotational force is transmitted from the blower motor 7 after the dust on the floor surface is sucked from the front suction port 5 provided at the front end of the back surface of the intake head 4 and the electrolyzed water are respectively ejected from the ejection nozzle portion 6. The floor surface is cleaned and wiped at the rear, and the cleaned electrolyzed water is sucked from the subsequent-stage intake port 10 (see, for example, Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-57282
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional vacuum cleaner, the spraying of the electrolyzed water is performed by using the exhaust air of the blower motor 7, so when the cleaning operation is performed with the control valve 11 opened, it is provided on the back surface of the intake head 4. Electrolyzed water is constantly sprayed from the jet nozzle section 6, and the amount of spray per unit area is too large, such as when cleaning is performed with a slow reciprocation or when the reciprocation of the vacuum cleaner is stopped. Electrolyzed water is wasted so much that it accumulates in the water, especially when cleaning a room with a large area, etc., and there is insufficient electrolyzed water for one water injection cartridge, and electrolysis must be performed again during cleaning. There was a problem that it took a lot of work and time.
[0006]
The problem of the present invention is to solve the above-mentioned conventional problems, and since the generated electrolyzed water is wiped on the floor while adhering to the wiping means, the electrolyzed water is not used wastefully and efficiently. The purpose is to provide a highly usable cleaning machine that can clean the floor surface cleanly.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned conventional problems, the present invention comprises a main body having an electrolysis tank that electrolyzes water to generate electrolyzed water, and wiping means for wiping off dirt on the floor surface. Water is sent to the wiping means, and when water is put into an electrolytic cell and electrolyzed, alkaline water for washing the floor and the like, and acidic water for sterilization and bleaching containing hypochlorous acid are generated, By wiping while rinsing alkaline water to the wiping means little by little, cleaning of the floor etc. can be carried out easily, and it does not take the trouble of frequently including water in the pad in water supply etc., electrolyzed water etc. In this case, the floor can be easily sterilized by wiping while adhering acidic water containing hypochlorous acid little by little. Yes, long-term comfortable and easy to use.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The invention according to claim 1 includes a main body having an electrolytic cell for electrolyzing water to generate electrolytic water, and wiping means for wiping off dirt on a floor surface, and wiping the electrolytic water from the electrolytic cell. When water is supplied to the means and electrolyzed by adding water to the electrolytic cell, alkaline water that cleans the floor, etc., and acidic water that contains hypochlorous acid and performs sterilization and bleaching are generated, and the alkaline water is little by little. By wiping while adhering to the wiping means, it is possible to easily clean the floor, etc., and there is no need to frequently add water to the pad with water supply etc., and there is no remaining after electrolytic water etc. The work can be greatly reduced, and when the acidic water containing hypochlorous acid is wiped while adhering little by little, the floor can be easily sterilized. Comfortable and easy to use.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, the electrolytic cell is composed of an anode chamber and a cathode chamber partitioned by a diaphragm, and an anode is provided in the anode chamber and a cathode is provided in the cathode chamber. Water is reliably separated into a cathode chamber that produces alkaline water and an anode chamber that produces acid water, and each has its own cathode and anode, so each can be easily and reliably secured in a short time. In addition, alkaline water and acidic water can be generated and can be used reliably and easily.
[0010]
The invention according to claim 3 is provided with an operating means operated by a user, and when the user operates the operating means, electrolytic water adheres to the wiping means. Since the start and stop of the adhesion can be operated by the operating means provided in the apparatus, the adhesion can be performed only when the electrolyzed water is necessary, and the cleaning work can be efficiently performed without wasting the electrolyzed water. .
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a detecting means for detecting that the main body has moved forward, and when the detecting means detects that the main body has moved forward, electrolytic water adheres to the wiping means. When the cleaning machine is moved forward on the floor to work, the detection means detects the advance of the cleaning machine and adheres the electrolyzed water to the wiping means. It becomes possible, and it can clean efficiently, without wasting electrolyzed water wastefully.
[0012]
The invention according to claim 5 is the one in which the electrolytic cell is disposed in the main body via the vibration isolating means, and the cleaning machine is moved on the floor surface during the cleaning operation, but when it is accidentally collided with a wall or the like. However, the impact of the collision is reduced by the vibration isolating means, and an excessive impact is not applied to the electrolytic cell or the electrode inside thereof, so that it can be used stably for a long time.
[0013]
The invention according to claim 6 is the one in which the electrolytic cell is provided substantially below the main body, and the cleaning machine is moved on the floor surface during the cleaning operation, but when the main body falls down accidentally by colliding with the wall or the like. The smaller the radius of rotation, the smaller the impact at the time of the fall, but the heavy electrolytic cell with water is provided almost below the main body, so the impact at the time of the main body falls is reduced. In addition, an excessive impact is not applied to the electrolytic cell or the electrode in the electrolytic cell or the like, and it can be used stably for a long period of time.
[0014]
The invention according to claim 7 is provided with a handle portion gripped by a user having a sphere holding portion at the base, and a concave portion into which the sphere holding portion is inserted into a main body, and inserting the sphere holding portion into the concave portion, When the main body is installed on the floor surface, the handle rotates until it touches the floor surface.When cleaning, the main body is moved by holding the handle, but the handle is centered around the sphere holder near the main body. Therefore, the height of the handle can be adjusted according to the height of the user, making it very easy to use. Since the main body does not fall down only by colliding, an excessive impact is not applied to the electrolytic cell or its internal electrodes and the like, and it can be used stably for a long period of time.
[0015]
The invention according to claim 8 is provided with a locking means for fixing the handle portion substantially vertically upward with respect to the floor surface. When carrying the cleaning machine main body, the handle portion is rotated upward to be locked. Since it can be fixed almost vertically upward with respect to the floor surface, it can be lifted by holding the handle as it is, and since the main body does not face downward at this time, it is easy to carry and transport. It is easy to use.
[0016]
The invention according to claim 9 is provided with driving means for driving the wiping means, and provided with duct means for communicating the periphery of the driving means with the vicinity of the wiping means. The electrolyzed water adhering to the surface moistens the wiping means, so that there is a problem that moisture remains on the floor even after the cleaning is finished, but the warm exhaust of the driving means is transmitted through the duct means and the wiping means is dried. Therefore, there is no wiping residue after cleaning, and it is easy to use.
[0017]
The invention according to claim 10 is provided with a suction chamber and a connection means communicating with the suction chamber on the back of the main body, and an extension pipe of a vacuum cleaner can be connected to the connection means. The suction power of the vacuum cleaner can suck the dust on the floor before wiping and cleaning, and it is not necessary to clean it with an electric vacuum cleaner before wiping and cleaning. Therefore, the wiping means can be dried, and no wiping residue after cleaning is generated, which is very easy to use.
[0018]
【Example】
(Example 1)
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 shows a structural diagram of the cleaner. In the figure, reference numeral 20 denotes a cleaning machine body, which is configured by combining a lower body body 21 and an upper body body 22, and an electrolytic cell 24 is provided above the lower body body 21 via an anti-vibration rubber 23. The electrolytic cell 24 has an arrangement in which a cathode chamber 25 and an anode chamber 26 are arranged side by side. The anode chamber 26 and the cathode chamber 25 are separated by a diaphragm 27, and an anode 28 and a cathode 29 are respectively provided. The electrodes are opposed to each other with the diaphragm 27 interposed therebetween, and a positive potential is applied to the anode 28 and a negative potential is applied to the cathode 29 during electrolysis.
[0019]
An anode water outlet 30 is provided at the bottom of the anode chamber 26 and communicates with the communication pipe 32 via the anode water electromagnetic valve 31. A cathode water outlet 33 is provided at the bottom of the cathode chamber 25 and the cathode water electromagnetic valve 34. The communication pipe 32 communicates with the communication pipe 32.
[0020]
Reference numeral 35 denotes an electrolyte tank having a detachable cap 36 and overdischarge preventing means 37, and further a filtering means 38 at the bottom thereof, and here, salt is filled as an electrolyte. In addition to salt, a water-soluble electrolyte such as silicate, carbonate, bicarbonate, etc. can be used as the electrolyte. By putting salt and water into the electrolyte tank 35, saturated saline is generated therein, and when the outer shell having flexibility is compressed once, the outer shell bends until it contacts the internal overdischarge prevention means 37, Only a certain amount of saturated saline is supplied to the anode chamber 26 while the salt precipitated inside is filtered by the filtering means 38.
[0021]
A wiping means for wiping off dirt on the floor surface, which is composed of a brush A40 that is configured to be rotatable by a driving means A39, is formed at the lower front side of the main body 20. The brush A40 is press-fitted into the rotating shaft A42 of the driving means A, and the electrolyzed water adhering hole 43 provided in the rotating shaft A42 and the communication pipe 32 communicate with each other. However, it was configured to flow little by little through the communication pipe 32 and the electrolytic water adhering hole 43 to wet the brush A40 little by little. Here, 44 is an O-ring for preventing water leakage between the rotary shaft A42 and the communication pipe 32, and is inserted into the outer periphery of the rotary shaft A42.
[0022]
A brush B46, which is another wiping means configured to be rotatable by a driving means B45, is formed below the main body 20 below.
[0023]
A bar-shaped handle 48 for moving the cleaner main body 20 is provided behind the upper surface of the upper body 22. A spherical body holding portion 49 is formed at the base of the handle portion 48. By inserting the spherical body holding portion 49 into the concave portion 50 provided on the rear surface of the upper surface 22 of the main body, the spherical body holding portion 49 is centered until it comes into contact with the floor surface. Can be rotated. When the handle portion 48 is rotated forward, it can be fixed at an angle substantially perpendicular to the floor surface by overcoming and engaging the engaging projection 51 on the side of the stroke.
[0024]
The handle 48 is provided with an operation switch 52 for controlling the opening and closing of the anode water solenoid valve 31 and the cathode water solenoid valve 34.
[0025]
Next, the operation and action in the configuration of this embodiment will be described.
[0026]
When cleaning the floor, water is poured into the electrolytic cell 24 until the cathode 29 and the cathode 29 and the anode 28 in the anode chamber 26 are immersed, and once until the outer wall of the electrolytic chamber tank 35 comes into contact with the overdischarge preventing means 37. When compressed, a predetermined amount of supersaturated saline solution is supplied into the anode chamber 26 to form a salt-diluted water solution having a predetermined concentration. Next, the anode 28 is used as a positive electrode and the negative electrode 29 is used as a negative electrode for a predetermined time to start an electrolysis operation. In the anode chamber 26 during electrolysis, the reaction shown in (Chemical Formula 1) occurs and acidic water is generated.
[0027]
[Chemical 1]
This acidic water contains a chlorine component and can be used for sterilizing water, bleaching floors, and the like.
[0028]
On the other hand, in the cathode chamber 25, the reaction shown in (Chemical Formula 2) occurs and the hydroxyl group OH- is neutralized, so that Na + moves through the diaphragm 27 to generate alkaline water.
[0029]
[Chemical 2]
Here, since the salt solution is supplied only to the anode chamber 26, alkaline water having a strong reducing power can be obtained in a short time. That is, when a voltage is applied between the anode 28 and the cathode 29, the ions contained in the electrolyzed water move through the diaphragm 27 as ions having a polarity opposite to that of the positive / cathode 28, 29 due to the electric attractive force. . Therefore, Na ions contained in the sodium chloride introduced into the anode chamber 26 immediately move to the cathode chamber 25 through the diaphragm 27. In addition to this electric attractive force, for example, according to the diffusion theory, Na ions act to make the ion concentration uniform by diffusion. As a result, the current flowing between the positive / negative cathodes 28 and 29 increases, and alkaline water having a strong reducing power can be obtained in a short time. This alkaline water having a strong reducing power has a saponification and emulsifying action of fats and oils and a hydrolysis action on proteins, and can be used as a cleaning water for surfaces of furniture, housing building materials, electric products and the like.
[0030]
Further, by supplying the salt solution only to the anode chamber 26, alkaline water having a low chlorine ion Cl￣ concentration is generated in the cathode chamber 27. Since Cl− becomes a factor that impedes the cleaning power, the alkaline water having a strong cleaning power can be generated by supplying the salt solution only to the anode chamber 26.
[0031]
After the electrolysis is completed, the cleaning operation is actually started. However, it is generated in the cathode chamber 25 by operating the operation switch 52 provided in the handle portion 48 and opening the cathode water electromagnetic valve 34 below the cathode chamber 25. The alkaline water thus supplied is sent to the communication pipe 32 through the cathode water outlet 33 and is attached to the brush A40 little by little through the electrolytic water attachment hole 43 in the rotary shaft A42. Here, the brush A40 is rotated by the driving means A39 to remove dust adhering to the floor surface while rubbing the floor surface. At this time, since the alkaline water having a strong cleaning power is adhered to the brush A40, As compared with the case where the dried brush A40 is used or when water is attached, dust on the floor surface can be easily removed, and cleaning work can be performed very easily.
[0032]
After the dust on the floor surface is removed with the brush A40, the alkaline water containing the dust remains on the floor surface, but the brush B46 dried by the driving means B45 is further moved forward by moving the cleaner body 20 forward. Since the floor surface is rubbed while rotating and the remaining alkaline water is wiped off cleanly, there is no residue after the electrolyzed water, greatly reducing labor.
[0033]
When the operation switch 52 is operated and the anode water electromagnetic valve 31 below the anode chamber 26 is opened, the floor surface is wiped with acid water generated in the anode chamber 26 and containing a chlorine component and having a sterilizing / bleaching effect. For example, it has a very effective action on floors that require sterilization, such as toilet floors, and can be used comfortably and easily over the long term.
[0034]
Further, the operation of attaching the electrolyzed water can be easily performed with the operation switch 52 provided in the handle portion 48, and can be attached to the brush A40 only when the electrolyzed water is necessary, so that the electrolyzed water is wasted. It can be cleaned efficiently.
[0035]
Further, as shown in FIG. 5, a gap is provided in the front-rear direction around the sphere holder 49 at the base of the handle 48, and when the sphere holder 49 moves in the forward direction, the anode water solenoid valve 31 or the cathode water solenoid valve 34. When the operation part 54 of the limit switch 53 for controlling the pressure is energized, the operation part 54 is energized only when the handle part 48 is pushed forward in order to advance the cleaning machine body 20, and when electrolyzed water is required. Only automatically can be attached to the brush A40, and efficient cleaning can be performed without wasting electrolyzed water.
[0036]
Furthermore, since the electrolytic cell 24 is fixed to the lower body 21 via a vibration-proof rubber 23 having vibration-proof properties, even if the cleaner body 20 is accidentally collided with a wall or the like during cleaning work, It is mitigated by the anti-vibration rubber 23, and an excessive impact is not applied to the electrolytic cell 24, and the internal anode 28 and cathode 27 are not damaged, and can be used stably for a long time.
[0037]
Moreover, since the electrolytic cell 24 is provided immediately above the lower body 21, that is, substantially below the cleaning machine body 20, even if the cleaning machine body 20 is accidentally turned over during the cleaning operation, the electrolytic cell 24 falls. Since the height is low and the overturning impact is small, an excessive impact is not applied to the electrolytic cell 24 or the anode 28 and the cathode 27 in the electrolytic cell 24, and the electrolytic cell 24 is not damaged and can be used stably for a long time.
[0038]
Furthermore, since the handle part 48 operated by the user freely rotates around the spherical body holding part 49 located in the vicinity of the cleaner body 20, the height can be freely adjusted according to the height of the user or the place to be cleaned. It can be prepared and is very easy to use. Even if the hand 48 is accidentally released during the cleaning operation, the handle 48 only turns and collides with the floor. Since it does not bother to raise the main body 20 of the cleaner, it is very easy to use and can be used stably for a long period of time because it does not damage the electrolytic cell 24 or the anode 28 and cathode 27 inside it without excessive impact. Is.
[0039]
After the cleaning is completed, when the cleaning machine body 20 is carried to the storage location, if the handle portion 48 is rotated forward, it can be fixed to the upper side in the substantially vertical direction with respect to the floor surface by overcoming the locking convex portion 51. Even if the cleaning machine body 20 is lifted by holding the portion 48, the cleaning machine body 20 does not rotate so as to hang downward, and is easy to carry, very easy to carry, and easy to use.
[0040]
In addition, as shown in FIG. 6, when a duct 55 is provided that communicates between the exhaust port of the drive means B45 and the lower part of the main body 21 (in the vicinity of the brush B46), the high-temperature exhaust emitted from the drive means B45 is exhausted from the duct. The brush B46 hits the brush B46 below the lower body 21 through 55, and the brush B46 can always be kept dry. When cleaning for a long time, a large amount of electrolyzed water adheres to the brush A40, and after cleaning the floor, wipes it off with the brush B46. Is easy to use.
[0041]
Further, in the case where a suction chamber 56 for sucking dust is provided on the back surface of the lower body 21 and an extension tube insertion hole 57 communicating with the suction chamber 56 is provided, an extension of an electric vacuum cleaner (not shown) is used for cleaning. A vacuum cleaner is operated by inserting a pipe (not shown) into the extension pipe insertion hole 57. At this time, dust on the floor surface is sucked through the suction chamber 56 and the extension pipe (not shown), and the floor surface Since it can be wiped clean in the absence of dust, there is no need to wipe the floor after cleaning with a vacuum cleaner in advance, and it is easy to operate and high-speed suction air generated from the vacuum cleaner passes through the back of the bottom of the main body 21 Therefore, the brush B46 and the brush A40 are immediately dried, and even if the cleaning machine body 20 is used for a long time, there is no wiping residue of the electrolytic water, and it is easy to use.
[0042]
As is clear from the above examples, by attaching alkaline water generated by electrolyzing water to the wiping means and wiping the floor surface, etc., it is possible to easily remove strongly adhered dirt and the like. The floor surface does not generate electrolyzed water and can be easily cleaned.When acidic water is used, the floor surface can be easily sterilized and bleached. By attaching, there is no waste in the consumption of electrolyzed water, and since the electrolytic cell is provided via a vibration isolating means substantially below the main body, it is also resistant to shock during cleaning work, and the handle part is further rotated. It is easy for the user to use, and the wiping means is dried by exhausting the driving means, so there is no wiping of the floor surface due to moisture, and by connecting a vacuum cleaner, dust suction and Polishing and cleaning can be done at the same time, and it can be used comfortably and economically over the long term Easy-to-use and excellent and maintenance costs to the durability can also provide a low-cost cleaning machine.
[0043]
【The invention's effect】
According to the present invention, the floor is wiped while adhering the generated electrolyzed water to the wiping means, so that the electrolyzed water is not wasted and the floor surface can be cleaned efficiently and with high usability. Can provide.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a cleaning machine according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a plan view of the cleaning machine. FIG. 3 is a cross-sectional view of the cleaning machine. FIG. 5 is a block diagram of the cleaner using a limit switch. FIG. 6 is a block diagram of the cleaner using a duct and a vacuum cleaner. FIG. 7 is a cross-sectional view of a conventional cleaner. 8] Sectional view showing the main part of the vacuum cleaner [Explanation of symbols]
23 Antivibration rubber 24 Electrolytic cell 25 Cathode chamber 26 Anode chamber 28 Anode 29 Cathode 39 Driving means A
40 Brush A (wiping means)
45 Drive means B
46 Brush B (wiping means)
48 Handle 49 Sphere holder 50 Recess 51 Locking protrusion 52 Operation switch 55 Duct 56 Suction chamber
