JP2005006716A - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005006716A JP2005006716A JP2003171338A JP2003171338A JP2005006716A JP 2005006716 A JP2005006716 A JP 2005006716A JP 2003171338 A JP2003171338 A JP 2003171338A JP 2003171338 A JP2003171338 A JP 2003171338A JP 2005006716 A JP2005006716 A JP 2005006716A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- vacuum cleaner
- floor
- pressure chamber
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electric Suction Cleaners (AREA)
- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
Abstract
【課題】ユーザのホースの引き回し操作がされても装置のバランスが崩れにくい電気掃除機を提供することを目的としている。
【解決手段】圧力室を、ホースの引き回し操作による移動方向に沿って長い形状に形成しているので、ユーザがホースの引き回し操作を行った際、浮上式電気掃除機をスムーズに移動することができ、浮上式電気掃除機の動作を安定することができるとともに、ユーザの操作性を向上することができるという効果を得る。
【選択図】 図2
【解決手段】圧力室を、ホースの引き回し操作による移動方向に沿って長い形状に形成しているので、ユーザがホースの引き回し操作を行った際、浮上式電気掃除機をスムーズに移動することができ、浮上式電気掃除機の動作を安定することができるとともに、ユーザの操作性を向上することができるという効果を得る。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を床面より浮上させて移動可能とした電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を浮上させて移動可能とした電気掃除機(以下、「浮上式電気掃除機」という)が提案されている(特許文献1を参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−133900号公報
【0004】
この浮上式電気掃除機は、本体が床面と接触しないため、ユーザが吸い込み口が付いたホース(以下、「掃除用ホース」という)を移動する際、そのユーザが操作する掃除用ホースの動きに従って円滑に移動するので、ユーザの作業が楽に行えるという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
さて、このような従来の浮上式電気掃除機では、浮上用の空気を蓄積するための圧力室は、本体の荷重バランスを考慮して、その平面投影形状が円形または正方形に形成されることが多い。
【0006】
一方、通常、浮上式電気掃除機には、掃除用の空気を取り入れるための一本のホースが本体の側面等に連結されていて、ユーザが掃除作業を行う際には、そのホースが引き回される。それにより、そのユーザのホースの引き回し操作に伴って、本体が移動する。
【0007】
そのために、全体の荷重バランスが、ホースの引き回し操作に伴った移動方向に崩れ、圧力室が傾斜して空気が漏れ、十分な浮力を得られなくなるおそれがある。
【0008】
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、ユーザのホースの引き回し操作がされても装置のバランスが崩れにくい電気掃除機を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を床面より浮上させて移動可能とした電気掃除機において、上記圧力室は、その平面投影形状が、本体の移動方向に沿った縦長形状に形成されているものである。
【0010】
また、モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を床面より浮上させて移動可能とした電気掃除機において、上記集塵機構の集塵室は、吸気のためのホースが連結される連結部と反対側の本体の位置に設けられるものである。
【0011】
また、前記本体は、略円筒状に形成され、上記本体の電源コードを巻き取るコードリールは、上記本体の外周に沿った円環状に配設されているものである。
【0012】
また、モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を床面より浮上させて移動可能とした電気掃除機において、本体装置を駆動する電源を供給する充電池を備えたものである。
【0013】
また、モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を床面より浮上させて移動可能とした電気掃除機において、上記本体は、略円筒状に形成され、上記圧力室は、その平面投影形状が、上記本体よりも径の大きい円形に形成されているものである。
【0014】
また、モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を床面より浮上させて移動可能とした電気掃除機において、吸気中の塵埃を蓄積する集塵部を、吸気のためのホースに設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0016】
図1、図2、および、図3は、本発明の一実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示している。また、本実施例では、吸気中の塵埃を除去する方式として、いわゆる、サイクロン方式を適用している。
【0017】
図において、この浮上式電気掃除機の本体1は、略円筒状に形成されており、本体1の中央部には、モータ2が固定されるモータ室3が設けられており、本体1の一方の側部に設けられた連結部4には、吸気のためのホース5が連結される。
【0018】
また、連結部4を介して、ホース5より流入した空気は、通路6を通って、本体1の上部に設けられているサイクロン方式の分離部7へ導かれ、分離部8を旋回中に、吸気中に含まれる塵埃が集塵室9へ集められる。
【0019】
また、吸気流は、モータ室3の上端部に設けられている吸気孔部9を介してモータ室3へと至り、さらに、モータ室3の下端部に設けられている排気孔部10を介して、本体1の下側に設けられている圧力室11へ至る。
【0020】
圧力室11は、その周囲が壁部材12により仕切られており、ホース5の連結部4の略中央部と本体1の略中央部を結ぶ直線方向に延長された縦長の形状に形成されている。
【0021】
また、集塵室9の下位置には、電源コードを巻き取るためのコードリール16が収容されている。
【0022】
したがって、この浮上式電気掃除機に電源を投入して起動すると、モータ3が駆動され、それにより、ホース5から外気が流入し、通路6を通って分離室7へ流れ、さらに、吸気孔部9を通してモータ室3へと導かれる。
【0023】
そして、モータ室3から圧力室11へ排気流が送り出されて、圧力室11の圧力が十分な大きさになると、本体1が床面より浮上する。
【0024】
そして、この運転状態で、ユーザがホース5を引き回し操作すると、その引き回し操作の力は連結部4を介して本体1へ伝達され、床面から浮上した状態で本体1が移動する。
【0025】
このとき、圧力室11は、本体1の略移動方向に沿って長い形状となっているので、この浮上式電気掃除機の全体の荷重バランスが保たれ、スムーズに移動することができる。
【0026】
このようにして、本実施例では、圧力室を、ホースの引き回し操作による移動方向に沿って長い形状に形成しているので、ユーザがホースの引き回し操作を行った際、浮上式電気掃除機をスムーズに移動することができ、浮上式電気掃除機の動作を安定することができるとともに、ユーザの操作性を向上することができる。
【0027】
図4および図5は、本発明の他の実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示している。また、本実施例では、吸気中の塵埃を除去する方式として、いわゆる、サイクロン方式を適用している。
【0028】
図において、この浮上式電気掃除機の本体21は、略円筒状に形成されており、本体21の下部にはスカート部22が設けられている。本体21の中央部には、モータ23が固定されるモータ室24が設けられており、連結部25には、ホース26が連結される。
【0029】
また、連結部25を介して、ホース26より流入した空気は、通路27を通って、本体21の上部に設けられているサイクロン方式の分離部28へ導かれ、分離部28を旋回中に、吸気中に含まれる塵埃が集塵室29へ集められる。
【0030】
また、吸気流は、モータ室24の上端部に設けられている吸気孔部30を介してモータ室24へと至り、さらに、モータ室24の下端部に設けられている排気孔部31を介して、本体21の下側に設けられている圧力室32へ至る。
【0031】
圧力室32は、その周囲が壁部材33により仕切られており、そのさらに外側には、後述する気流を案内するための仕切部材34が設けられている。また、仕切部材34には、気流を上方向に逃がすための孔35が設けられており、スカート部22のこの孔35の直上位置には、気流を上方向へ逃がすための孔36が設けられている。また、孔35および孔36は、適宜な間隔で本体21の周囲に、複数設けられる。
【0032】
また、集塵室29の下位置には、電源コード(図示略)を巻き取るためのコードリール37が収容されている。
【0033】
また、壁部材33が床面に対向する部分33aは、本体21の内側方向へ湾曲する態様に形成されている。また、部分33aと床面との距離は、スカート部22が最も床面に近づく端部22aと床面との距離よりも小さくなるように設定されている。
【0034】
また、スカート部22には、モータ室24から通路38により分岐された気流が送り込まれる。
【0035】
したがって、この浮上式電気掃除機に電源を投入して起動すると、モータ室24から圧力室32へ排気流が送り出されて、圧力室32の圧力が十分な大きさになると、本体21が床面より浮上する。
【0036】
それとともに、圧力室32の壁部材33の部分33aが、床面から離れるため、部分33aと床面との間の隙間から排気が外へ放出される。
【0037】
一方、モータ室24から通路38を介して、スカート部22の内側へ気流が送り込まれるので、スカート部22の端部22aと仕切部材34の先端の隙間から、気流が本体21の内側の圧力室32の方向へと吹き出される。
【0038】
その結果、圧力室32から放出される排気流は、スカート部22の端部22aと仕切部材34との隙間から吹き出される気流と衝突し、それらが合わさった後の気流は、上方向へ方向を偏向する。そして、その方向を偏向した気流は、仕切部材34の孔35とスカート部22の孔36を介して、本体21の外部へと至る。
【0039】
また、集塵室29は、図6および図7に示すように、本体21から着脱自在に設けられており、集塵室29を取り外し、内部に集積されている塵埃等を排気することができるようになっている。
【0040】
このようにして、本実施例では、集塵方式としてサイクロン方式を採用したので、紙パック方式または紙ボックス方式の集塵方式を採用した場合に比べて、紙パック等の目詰まりによる送風量の低下がなく、その結果、圧力室32の空気圧を適切に保持することができ、安定した運転が可能となる。
【0041】
また、コードリール37を、本体21の外周部に沿って内側に設けたので、電源コードを引き出した際に重量バランスが崩れることを極力抑制することができ、その結果、安定した操作および運転が可能となる。
【0042】
また、本実施例を応用して、自走式の清掃ロボットを構成することができる。
【0043】
図8は、本発明のさらに他の実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示している。また、本実施例では、吸気中の塵埃を除去する方式として、いわゆる、サイクロン方式を適用している。また、電源として、充電池を搭載している。
【0044】
図において、この浮上式電気掃除機の本体41は、略円筒状に形成されており、本体41の下部にはスカート部42が設けられている。本体41の中央部には、モータ43が固定されるモータ室44が設けられており、連結部45には、ホース46が連結される。
【0045】
また、連結部45を介して、ホース46より流入した空気は、本体41の上部に設けられているサイクロン方式の分離部48へ導かれ、分離部48を旋回中に、吸気中に含まれる塵埃が集塵室49へ集められる。
【0046】
また、吸気流は、モータ室44の上端部に設けられている吸気孔部50を介してモータ室44へと至り、さらに、モータ室44の下端部に設けられている排気孔部51を介して、本体41の下側に設けられている圧力室52へ至る。
【0047】
圧力室52は、その周囲が壁部材53により仕切られており、また、集塵室49の下位置には、充電池を収容する充電池室54が、本体41の外周部に沿って設けられている。
【0048】
また、モータ室44から孔55,56を介して、充電池室54の周囲へ冷却用の気流が回り込み、充電池室54の収容部の床部に穿設された孔57を通して、圧力室52へ流れる。それにより、充電池室54に収容されている充電池が冷却される。
【0049】
したがって、この浮上式電気掃除機に電源を投入して起動すると、モータ室44から圧力室52へ排気流が送り出されて、圧力室52の圧力が十分な大きさになると、本体41が床面より浮上する。
【0050】
このようにして、本実施例では、装置を駆動する電源を充電池から供給するようにしているので、掃除作業時に電源コードに乗り上げて、圧力室52に蓄積されていた浮上用の空気が漏れて、十分な浮力を得られなくなるような不具合が発生する事態を解消することができる。
【0051】
図9および図10は、本発明の別な実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示している。
【0052】
本実施例では、本体60が略円筒状に形成されており、本体60の浮力を蓄積するための圧力室61は、本体60よりもその直径が大きい形状に形成されている。
【0053】
それにより、圧力室61が作用する浮力が、本体60の底面よりも広い範囲に及ぶので、この浮上式電気掃除機を移動した場合の姿勢の安定性が向上し、円滑な作業を行うことができる。
【0054】
図11は、本発明のさらに別な実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示している。
【0055】
同図において、吸気用のホース70は、ブラシユニット71を先端部に連結するパイプユニット72と、パイプユニット72を連結して、本体80に接続するための可撓性パイプユニット73からなり、パイプユニット72には、吸気中から塵埃を分離して蓄積するための集塵部74が設けられている。
【0056】
したがって、本実施例では、運転中に蓄積される塵埃等は、集塵部74に蓄積されるため、集塵部を本体に設けた場合に比べて、本体80の重量が変動するような事態を回避することができ、本体80の重量バランスが崩れるような不具合を防止することができる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、圧力室を、ホースの引き回し操作による移動方向に沿って長い形状に形成しているので、ユーザがホースの引き回し操作を行った際、浮上式電気掃除機をスムーズに移動することができ、浮上式電気掃除機の動作を安定することができるとともに、ユーザの操作性を向上することができるという効果を得る。
【0058】
また、集塵方式としてサイクロン方式を採用したので、紙パック方式または紙ボックス方式の集塵方式を採用した場合に比べて、紙パック等の目詰まりによる送風量の低下がなく、その結果、圧力室の空気圧を適切に保持することができ、安定した運転が可能となるという効果も得る。
【0059】
また、コードリールを、本体の外周部に沿って内側に設けたので、電源コードを引き出した際に重量バランスが崩れることを極力抑制することができ、その結果、安定した操作および運転が可能となるという効果も得る。
【0060】
また、装置を駆動する電源を充電池から供給するようにしているので、掃除作業時に電源コードに乗り上げて、圧力室52に蓄積されていた浮上用の空気が漏れて、十分な浮力を得られなくなるような不具合が発生する事態を解消することができるという効果も得る。
【0061】
また、本体の浮力を蓄積するための圧力室を、本体よりもその直径が大きい形状に形成したので、圧力室が作用する浮力が、本体の底面よりも広い範囲に及ぶので、この浮上式電気掃除機を移動した場合の姿勢の安定性が向上し、円滑な作業を行うことができるという効果も得る。
【0062】
また、ホース側に集塵部を設けたので、集塵部を本体に設けた場合に比べて、本体の重量が変動するような事態を回避することができ、本体の重量バランスが崩れるような不具合を防止することができるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示した概略側面図。
【図2】本発明の一実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示した概略側面部分断面図。
【図3】本発明の一実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示した底面図。
【図4】本発明の他の実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示した概略側面図。
【図5】本発明の他の実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示した概略側面部分断面図。
【図6】集塵部の一例を示した概略斜視図。
【図7】本体より集塵部を取り外した態様の一例を示した概略側面図。
【図8】本発明のさらに他の実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示した概略側面部分断面図。
【図9】本発明の別な実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示した概略平面図。
【図10】本発明の別な実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示した概略側面図。
【図11】本発明のさらに別な実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示した概略側面部分断面図。
【符号の説明】
1,21,41,60,80 本体
11,81 圧力室
12 壁部材
23 モータ
24 モータ室
28 分離部
29 集塵室
37 コードリール
54 充電池室
70 ホース
74 集塵部
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を床面より浮上させて移動可能とした電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を浮上させて移動可能とした電気掃除機(以下、「浮上式電気掃除機」という)が提案されている(特許文献1を参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−133900号公報
【0004】
この浮上式電気掃除機は、本体が床面と接触しないため、ユーザが吸い込み口が付いたホース(以下、「掃除用ホース」という)を移動する際、そのユーザが操作する掃除用ホースの動きに従って円滑に移動するので、ユーザの作業が楽に行えるという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
さて、このような従来の浮上式電気掃除機では、浮上用の空気を蓄積するための圧力室は、本体の荷重バランスを考慮して、その平面投影形状が円形または正方形に形成されることが多い。
【0006】
一方、通常、浮上式電気掃除機には、掃除用の空気を取り入れるための一本のホースが本体の側面等に連結されていて、ユーザが掃除作業を行う際には、そのホースが引き回される。それにより、そのユーザのホースの引き回し操作に伴って、本体が移動する。
【0007】
そのために、全体の荷重バランスが、ホースの引き回し操作に伴った移動方向に崩れ、圧力室が傾斜して空気が漏れ、十分な浮力を得られなくなるおそれがある。
【0008】
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、ユーザのホースの引き回し操作がされても装置のバランスが崩れにくい電気掃除機を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を床面より浮上させて移動可能とした電気掃除機において、上記圧力室は、その平面投影形状が、本体の移動方向に沿った縦長形状に形成されているものである。
【0010】
また、モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を床面より浮上させて移動可能とした電気掃除機において、上記集塵機構の集塵室は、吸気のためのホースが連結される連結部と反対側の本体の位置に設けられるものである。
【0011】
また、前記本体は、略円筒状に形成され、上記本体の電源コードを巻き取るコードリールは、上記本体の外周に沿った円環状に配設されているものである。
【0012】
また、モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を床面より浮上させて移動可能とした電気掃除機において、本体装置を駆動する電源を供給する充電池を備えたものである。
【0013】
また、モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を床面より浮上させて移動可能とした電気掃除機において、上記本体は、略円筒状に形成され、上記圧力室は、その平面投影形状が、上記本体よりも径の大きい円形に形成されているものである。
【0014】
また、モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を床面より浮上させて移動可能とした電気掃除機において、吸気中の塵埃を蓄積する集塵部を、吸気のためのホースに設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0016】
図1、図2、および、図3は、本発明の一実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示している。また、本実施例では、吸気中の塵埃を除去する方式として、いわゆる、サイクロン方式を適用している。
【0017】
図において、この浮上式電気掃除機の本体1は、略円筒状に形成されており、本体1の中央部には、モータ2が固定されるモータ室3が設けられており、本体1の一方の側部に設けられた連結部4には、吸気のためのホース5が連結される。
【0018】
また、連結部4を介して、ホース5より流入した空気は、通路6を通って、本体1の上部に設けられているサイクロン方式の分離部7へ導かれ、分離部8を旋回中に、吸気中に含まれる塵埃が集塵室9へ集められる。
【0019】
また、吸気流は、モータ室3の上端部に設けられている吸気孔部9を介してモータ室3へと至り、さらに、モータ室3の下端部に設けられている排気孔部10を介して、本体1の下側に設けられている圧力室11へ至る。
【0020】
圧力室11は、その周囲が壁部材12により仕切られており、ホース5の連結部4の略中央部と本体1の略中央部を結ぶ直線方向に延長された縦長の形状に形成されている。
【0021】
また、集塵室9の下位置には、電源コードを巻き取るためのコードリール16が収容されている。
【0022】
したがって、この浮上式電気掃除機に電源を投入して起動すると、モータ3が駆動され、それにより、ホース5から外気が流入し、通路6を通って分離室7へ流れ、さらに、吸気孔部9を通してモータ室3へと導かれる。
【0023】
そして、モータ室3から圧力室11へ排気流が送り出されて、圧力室11の圧力が十分な大きさになると、本体1が床面より浮上する。
【0024】
そして、この運転状態で、ユーザがホース5を引き回し操作すると、その引き回し操作の力は連結部4を介して本体1へ伝達され、床面から浮上した状態で本体1が移動する。
【0025】
このとき、圧力室11は、本体1の略移動方向に沿って長い形状となっているので、この浮上式電気掃除機の全体の荷重バランスが保たれ、スムーズに移動することができる。
【0026】
このようにして、本実施例では、圧力室を、ホースの引き回し操作による移動方向に沿って長い形状に形成しているので、ユーザがホースの引き回し操作を行った際、浮上式電気掃除機をスムーズに移動することができ、浮上式電気掃除機の動作を安定することができるとともに、ユーザの操作性を向上することができる。
【0027】
図4および図5は、本発明の他の実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示している。また、本実施例では、吸気中の塵埃を除去する方式として、いわゆる、サイクロン方式を適用している。
【0028】
図において、この浮上式電気掃除機の本体21は、略円筒状に形成されており、本体21の下部にはスカート部22が設けられている。本体21の中央部には、モータ23が固定されるモータ室24が設けられており、連結部25には、ホース26が連結される。
【0029】
また、連結部25を介して、ホース26より流入した空気は、通路27を通って、本体21の上部に設けられているサイクロン方式の分離部28へ導かれ、分離部28を旋回中に、吸気中に含まれる塵埃が集塵室29へ集められる。
【0030】
また、吸気流は、モータ室24の上端部に設けられている吸気孔部30を介してモータ室24へと至り、さらに、モータ室24の下端部に設けられている排気孔部31を介して、本体21の下側に設けられている圧力室32へ至る。
【0031】
圧力室32は、その周囲が壁部材33により仕切られており、そのさらに外側には、後述する気流を案内するための仕切部材34が設けられている。また、仕切部材34には、気流を上方向に逃がすための孔35が設けられており、スカート部22のこの孔35の直上位置には、気流を上方向へ逃がすための孔36が設けられている。また、孔35および孔36は、適宜な間隔で本体21の周囲に、複数設けられる。
【0032】
また、集塵室29の下位置には、電源コード(図示略)を巻き取るためのコードリール37が収容されている。
【0033】
また、壁部材33が床面に対向する部分33aは、本体21の内側方向へ湾曲する態様に形成されている。また、部分33aと床面との距離は、スカート部22が最も床面に近づく端部22aと床面との距離よりも小さくなるように設定されている。
【0034】
また、スカート部22には、モータ室24から通路38により分岐された気流が送り込まれる。
【0035】
したがって、この浮上式電気掃除機に電源を投入して起動すると、モータ室24から圧力室32へ排気流が送り出されて、圧力室32の圧力が十分な大きさになると、本体21が床面より浮上する。
【0036】
それとともに、圧力室32の壁部材33の部分33aが、床面から離れるため、部分33aと床面との間の隙間から排気が外へ放出される。
【0037】
一方、モータ室24から通路38を介して、スカート部22の内側へ気流が送り込まれるので、スカート部22の端部22aと仕切部材34の先端の隙間から、気流が本体21の内側の圧力室32の方向へと吹き出される。
【0038】
その結果、圧力室32から放出される排気流は、スカート部22の端部22aと仕切部材34との隙間から吹き出される気流と衝突し、それらが合わさった後の気流は、上方向へ方向を偏向する。そして、その方向を偏向した気流は、仕切部材34の孔35とスカート部22の孔36を介して、本体21の外部へと至る。
【0039】
また、集塵室29は、図6および図7に示すように、本体21から着脱自在に設けられており、集塵室29を取り外し、内部に集積されている塵埃等を排気することができるようになっている。
【0040】
このようにして、本実施例では、集塵方式としてサイクロン方式を採用したので、紙パック方式または紙ボックス方式の集塵方式を採用した場合に比べて、紙パック等の目詰まりによる送風量の低下がなく、その結果、圧力室32の空気圧を適切に保持することができ、安定した運転が可能となる。
【0041】
また、コードリール37を、本体21の外周部に沿って内側に設けたので、電源コードを引き出した際に重量バランスが崩れることを極力抑制することができ、その結果、安定した操作および運転が可能となる。
【0042】
また、本実施例を応用して、自走式の清掃ロボットを構成することができる。
【0043】
図8は、本発明のさらに他の実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示している。また、本実施例では、吸気中の塵埃を除去する方式として、いわゆる、サイクロン方式を適用している。また、電源として、充電池を搭載している。
【0044】
図において、この浮上式電気掃除機の本体41は、略円筒状に形成されており、本体41の下部にはスカート部42が設けられている。本体41の中央部には、モータ43が固定されるモータ室44が設けられており、連結部45には、ホース46が連結される。
【0045】
また、連結部45を介して、ホース46より流入した空気は、本体41の上部に設けられているサイクロン方式の分離部48へ導かれ、分離部48を旋回中に、吸気中に含まれる塵埃が集塵室49へ集められる。
【0046】
また、吸気流は、モータ室44の上端部に設けられている吸気孔部50を介してモータ室44へと至り、さらに、モータ室44の下端部に設けられている排気孔部51を介して、本体41の下側に設けられている圧力室52へ至る。
【0047】
圧力室52は、その周囲が壁部材53により仕切られており、また、集塵室49の下位置には、充電池を収容する充電池室54が、本体41の外周部に沿って設けられている。
【0048】
また、モータ室44から孔55,56を介して、充電池室54の周囲へ冷却用の気流が回り込み、充電池室54の収容部の床部に穿設された孔57を通して、圧力室52へ流れる。それにより、充電池室54に収容されている充電池が冷却される。
【0049】
したがって、この浮上式電気掃除機に電源を投入して起動すると、モータ室44から圧力室52へ排気流が送り出されて、圧力室52の圧力が十分な大きさになると、本体41が床面より浮上する。
【0050】
このようにして、本実施例では、装置を駆動する電源を充電池から供給するようにしているので、掃除作業時に電源コードに乗り上げて、圧力室52に蓄積されていた浮上用の空気が漏れて、十分な浮力を得られなくなるような不具合が発生する事態を解消することができる。
【0051】
図9および図10は、本発明の別な実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示している。
【0052】
本実施例では、本体60が略円筒状に形成されており、本体60の浮力を蓄積するための圧力室61は、本体60よりもその直径が大きい形状に形成されている。
【0053】
それにより、圧力室61が作用する浮力が、本体60の底面よりも広い範囲に及ぶので、この浮上式電気掃除機を移動した場合の姿勢の安定性が向上し、円滑な作業を行うことができる。
【0054】
図11は、本発明のさらに別な実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示している。
【0055】
同図において、吸気用のホース70は、ブラシユニット71を先端部に連結するパイプユニット72と、パイプユニット72を連結して、本体80に接続するための可撓性パイプユニット73からなり、パイプユニット72には、吸気中から塵埃を分離して蓄積するための集塵部74が設けられている。
【0056】
したがって、本実施例では、運転中に蓄積される塵埃等は、集塵部74に蓄積されるため、集塵部を本体に設けた場合に比べて、本体80の重量が変動するような事態を回避することができ、本体80の重量バランスが崩れるような不具合を防止することができる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、圧力室を、ホースの引き回し操作による移動方向に沿って長い形状に形成しているので、ユーザがホースの引き回し操作を行った際、浮上式電気掃除機をスムーズに移動することができ、浮上式電気掃除機の動作を安定することができるとともに、ユーザの操作性を向上することができるという効果を得る。
【0058】
また、集塵方式としてサイクロン方式を採用したので、紙パック方式または紙ボックス方式の集塵方式を採用した場合に比べて、紙パック等の目詰まりによる送風量の低下がなく、その結果、圧力室の空気圧を適切に保持することができ、安定した運転が可能となるという効果も得る。
【0059】
また、コードリールを、本体の外周部に沿って内側に設けたので、電源コードを引き出した際に重量バランスが崩れることを極力抑制することができ、その結果、安定した操作および運転が可能となるという効果も得る。
【0060】
また、装置を駆動する電源を充電池から供給するようにしているので、掃除作業時に電源コードに乗り上げて、圧力室52に蓄積されていた浮上用の空気が漏れて、十分な浮力を得られなくなるような不具合が発生する事態を解消することができるという効果も得る。
【0061】
また、本体の浮力を蓄積するための圧力室を、本体よりもその直径が大きい形状に形成したので、圧力室が作用する浮力が、本体の底面よりも広い範囲に及ぶので、この浮上式電気掃除機を移動した場合の姿勢の安定性が向上し、円滑な作業を行うことができるという効果も得る。
【0062】
また、ホース側に集塵部を設けたので、集塵部を本体に設けた場合に比べて、本体の重量が変動するような事態を回避することができ、本体の重量バランスが崩れるような不具合を防止することができるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示した概略側面図。
【図2】本発明の一実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示した概略側面部分断面図。
【図3】本発明の一実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示した底面図。
【図4】本発明の他の実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示した概略側面図。
【図5】本発明の他の実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示した概略側面部分断面図。
【図6】集塵部の一例を示した概略斜視図。
【図7】本体より集塵部を取り外した態様の一例を示した概略側面図。
【図8】本発明のさらに他の実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示した概略側面部分断面図。
【図9】本発明の別な実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示した概略平面図。
【図10】本発明の別な実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示した概略側面図。
【図11】本発明のさらに別な実施例にかかる浮上式電気掃除機の一例を示した概略側面部分断面図。
【符号の説明】
1,21,41,60,80 本体
11,81 圧力室
12 壁部材
23 モータ
24 モータ室
28 分離部
29 集塵室
37 コードリール
54 充電池室
70 ホース
74 集塵部
Claims (6)
- モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を床面より浮上させて移動可能とした電気掃除機において、
上記圧力室は、その平面投影形状が、本体の移動方向に沿った縦長形状に形成されていることを特徴とする電気掃除機。 - モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を床面より浮上させて移動可能とした電気掃除機において、
上記集塵機構の集塵室は、吸気のためのホースが連結される連結部と反対側の本体の位置に設けられることを特徴とする電気掃除機。 - 前記本体は、略円筒状に形成され、
上記本体の電源コードを巻き取るコードリールは、上記本体の外周に沿った円環状に配設されていることを特徴とする請求項2記載の電気掃除機。 - モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を床面より浮上させて移動可能とした電気掃除機において、
本体装置を駆動する電源を供給する充電池を備えたことを特徴とする電気掃除機。 - モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を床面より浮上させて移動可能とした電気掃除機において、
上記本体は、略円筒状に形成され、
上記圧力室は、その平面投影形状が、上記本体よりも径の大きい円形に形成されていることを特徴とする電気掃除機。 - モータの排気を床面方向へ導き、当該排気流を圧力室に蓄積し、本体を床面より浮上させて移動可能とした電気掃除機において、
吸気中の塵埃を蓄積する集塵部を、吸気のためのホースに設けたことを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003171338A JP2005006716A (ja) | 2003-06-16 | 2003-06-16 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003171338A JP2005006716A (ja) | 2003-06-16 | 2003-06-16 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005006716A true JP2005006716A (ja) | 2005-01-13 |
Family
ID=34095846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003171338A Pending JP2005006716A (ja) | 2003-06-16 | 2003-06-16 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005006716A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009056219A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Panasonic Corp | 電気掃除機 |
WO2011063760A1 (zh) * | 2009-11-30 | 2011-06-03 | Tan Michael | 一种盘旋式真空吸尘器 |
CN114617467A (zh) * | 2022-03-23 | 2022-06-14 | 六安市盛美严选家居设计有限公司 | 一种基于互联网的智能家居用吸尘器 |
-
2003
- 2003-06-16 JP JP2003171338A patent/JP2005006716A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009056219A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Panasonic Corp | 電気掃除機 |
WO2011063760A1 (zh) * | 2009-11-30 | 2011-06-03 | Tan Michael | 一种盘旋式真空吸尘器 |
CN114617467A (zh) * | 2022-03-23 | 2022-06-14 | 六安市盛美严选家居设计有限公司 | 一种基于互联网的智能家居用吸尘器 |
CN114617467B (zh) * | 2022-03-23 | 2023-04-14 | 祐富百胜宝电器(深圳)有限公司 | 一种基于互联网的智能家居用吸尘器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2017164026A (ja) | ハンディ型電気掃除機 | |
US20070137153A1 (en) | Compact robot vacuum cleaner | |
KR101667716B1 (ko) | 로봇청소기 | |
US20210186286A1 (en) | Vacuum cleaner | |
JP6908295B2 (ja) | 湿式クリーナー | |
KR101390549B1 (ko) | 전기 청소기 | |
US7320151B2 (en) | Vacuum cleaner | |
JPH0732741B2 (ja) | 湿乾式電気掃除機 | |
JP2005006716A (ja) | 電気掃除機 | |
JP4901569B2 (ja) | 集塵装置および電気掃除機 | |
KR20140020194A (ko) | 집진 장치 및 이것을 구비한 전기 청소기 | |
JP2010046432A (ja) | 電気掃除機 | |
KR101282536B1 (ko) | 집진 장치 및 전기 청소기 | |
CN109717793B (zh) | 电动吸尘器 | |
KR20010054396A (ko) | 사이클론방식 진공청소기 | |
JP2005006714A (ja) | 電気掃除機 | |
JP6047406B2 (ja) | 自走式掃除機および自走式掃除装置 | |
JP2005185342A (ja) | 電気掃除機 | |
JP6463305B2 (ja) | 自走式掃除機および自走式掃除装置 | |
JP4088482B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP2008086825A (ja) | 電気掃除機 | |
JP2010125039A (ja) | 電気掃除機 | |
JPH08513A (ja) | アップライト型電気掃除機 | |
KR20070048875A (ko) | 진공 청소기 | |
JP6271202B2 (ja) | 電気掃除機 |