JP2005004884A - Optical pickup - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CD(コンパクトディスク)やDVD(デジタルビデオディスク)などの記録/再生に使用される光ピックアップに係わり、より具体的にはトラッキング方向およびフォーカシング方向のエラーを補正するアクチュエータのヨークに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に光ピックアップは、アクチュエータの可動部材を外すと図4に示すような構成の基台部分100があり、中央に支軸101が立設されて、図示しない可動部を支軸101に沿って摺動自在にかつ回動自在に支持する。可動部にはサーボ制御回路の駆動電流で制御される駆動コイルが装着された対物レンズの支持部材が支軸101に支持案内されて回動および摺動する。図示しない対物レンズホルダに保持された対物レンズにトラッキングエラーまたはフォーカシングエラーが生じたとき、それぞれに対応する駆動コイルに駆動信号を供給して対物レンズホルダを電磁誘導で駆動し、支軸101の周りに対物レンズホルダを回動または軸心方向に摺動させ、対物レンズをトラッキング方向またはフォーカシング方向に変位させてトラッキングエラーまたはフォーカシングエラーを補正する。
【0003】
対物レンズホルダの補正動作は、対物レンズホルダに止着した駆動コイルを流れる信号電流と、この駆動コイルを挟んで両側に対向配置された外ヨーク102に固着された駆動マグネット104a〜104dおよび内ヨーク106a,106bで形成する磁場との相互作用で構成される電磁気駆動回路によって制御される。通常内ヨーク106a,106bは基部106で連結されたU字形をなす音叉状で、レンズホルダが駆動されるとき、内ヨーク106a,106bはそのレンズホルダの駆動に際して発生する振動に対応して共振する傾向があり、フォーカシングおよびトラッキングする際のサーボ制御特性が劣化して対物レンズホルダの応答性が悪くなり、高精度なサーボ制御が行えなくなる。
【0004】
従って、磁気回路の一部をなす内ヨーク106a,106bは、共振しない強度と剛性を得るために外ヨーク102と一体のベース部分108に強固に固定される(特開2003−59072)。ところが、パソコンのCDプレーヤなどのポータブル化に伴う光ピックアップの低価格化はもとより、小形化や薄型化に対する要求に応じるためには、先ず内ヨーク106a,106bの間隔を近接させることが必要になる。ところが内ヨーク106a,106bの間隔を縮小すると取付面を提供する基部106の取付底面積が小さくなって、内ヨーク106a,106bに共振を誘発し易くなる。このため、アクチュエータの性能が低下し、エラー補正サーボ機能に支障が出るので装置の小型軽量化が阻止されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、光ピックアップの性能に対する要求は年々高まってきており、アクチュエータの駆動感度を高める有効な手段に、可動部の軽量化があるが、軽量化ができない場合は磁気回路の強化が必要となって、この場合はコストアップとなる。光ピックアップにはコストダウンも要求されているから、現状では、高性能化と低価格化が両立できず、可動部の軽量化は可動部の小型化によって解決しなければ、顧客の要望に応じられない。このためにも内ヨーク106a,106b間の間隔を縮小することが不可欠となる。
【0006】
そこで本発明の目的は、上記不具合を克服して、小型化に伴うヨークの共振を防止する構造により、コストアップせずに性能を向上した光ピックアップの小型化を可能にすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係わる光ピックアップは、対物レンズを保持し、トラッキング方向およびフォーカシング方向に移動可能なレンズホルダと、前記レンズホルダに止着した駆動コイルと、前記駆動コイルに対向して配置した駆動マグネットと、前記駆動コイルを挟んで前記駆動マグネットの反対側に対向して配置した内ヨークとからなる対物レンズのアクチュエータを備えた光ピックアップ装置において、前記内ヨークの開放端を係止する拘束部材を設けた。さらに好適な前記拘束部材として、前記アクチュエータに通常装備されているカバーを使用する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係わる光ピックアップの実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係わる光ピックアップにおけるアクチュエータ10の概略の外観図で(a)は平面図、(b)は(a)のb−b線に沿った側面図である。図1において、アクチュエータ10は、外ヨーク12を含むフレーム14、内ヨーク16、支軸18および対物レンズ20を装着した対物レンズ保持部22で構成されている。
【0009】
このアクチュエータ10は、記録ディスクを半径方向に走査する搬送台(図示省略)に、光ピックアップの受発光素子、ハーフミラー、プリズムミラーなどの光学系装置と共に取付けるものであって、フレーム14の二方に延在する取付タブ24にネジ孔26が螺刻されている。フレーム14は、上記搬送台との間に弾性体を介在させてネジ孔26によりネジ結合し、結合するネジ(図示省略)のねじ込み量を調整して上記光学系装置の光軸に対する整合が調整される。
【0010】
フレーム14の相対する側縁部から一対の外ヨーク12がそれぞれベース28に対して垂直に延設され、この相対する一対の外ヨーク12の内面側に、それぞれマグネット30が接着剤で固着されている。また、フレーム14のベース28中央部に穿設された嵌合孔32に、支軸18が圧入固定され、ベース28に対して垂直に立設される。さらに、フレーム14には内ヨーク16を固着して、外ヨーク12に固着したマグネット30により磁場を形成する。
【0011】
対物レンズ保持部22の一端側に張出させた対物レンズ保持枠34には対物レンズ20が固着される。また、対向する両側面には適所にトラッキングコイル36〜39が対をなして固装され、下部にフォーカシングコイル40が固装される。このように組立てられた対物レンズ保持部22の軸受部42に支軸18が嵌入して、対物レンズ保持部22を支軸18に対して軸心方向(フォーカシング方向:矢印Fo)に摺動自在で、かつ軸心周り(トラッキング方向:矢印Tr)に回動自在に支持案内する。この態様において、各トラッキングコイル36〜39およびフォーカシングコイル40は、マグネット30と内ヨーク16との間に配置され、対物レンズ保持部22の保持枠34に固着された対物レンズ20は、光軸と整合される。
【0012】
このアクチュエータ10を用いて構成される光ピックアップは、搬送体に設けた発光素子から発せられたレーザ光を、ハーフミラーやプリズムミラーを経て対物レンズ20で集光させ、ディスク上の記録トラックに光スポットとして合焦する。そしてさらにこの反射光は、再び対物レンズ20を透過し、プリズムミラーとハーフミラーを経由して受光素子に戻る。すなわち光ピックアップは、このように構成された光学経路によって得られる光情報を受光素子で電気信号に変換して、ディスク上の記録を再生する。
【0013】
アクチュエータ10は、各トラッキングコイル36〜39およびフォーカシングコイル40が、それぞれ両側の内ヨーク16とマグネット30の間に介装されて、電磁気駆動回路を構成するものであるから、このようなアクチュエータ10の光ピックアップにおける作用は、フォーカシングコイル40に通電することにより生じる磁束が、マグネット30の磁束と相互に作用して推力を発生し、対物レンズ保持部22を支軸18の軸方向に摺動させて、フォーカシング方向(矢印Fo)の制御を行う。一方、トラッキングコイル36〜39の通電によって生じる磁束とマグネット30の磁束間の相互作用で生じる推力は、対物レンズ保持部22を支軸18を中心に回動し、トラッキング方向(矢印Tr)の制御を行う(図1参照)。
【0014】
これにより、対物レンズ20にトラッキングエラーが発生したときは、トラッキングコイル36〜39に選択的に駆動電流が供給されて、対物レンズ保持部22が支軸18の周りに回動し、トラッキングエラーを補正する方向に対物レンズ20を旋回変位させる。また、対物レンズ20にフォーカシングエラーが発生したときは、フォーカシングコイル40に駆動電流が供給されて対物レンズ保持部22を支軸18の軸心方向に沿って上下動させ、フォーカシングエラーを補正する方向に対物レンズを直線変位させる。
【0015】
上記の補正動作を行う駆動に際し、対物レンズ保持部22には振動が発生する。このとき内ヨーク16に対物レンズ保持部22の振動に共振する現象が起きて、フォーカシング補正動作およびトラッキング補正動作におけるサーボ制御特性が劣化し、補正精度が低下する。
【0016】
アクチュエータ10を小型化するために、内ヨーク16の垂直に対向する両脚部16a,16b間の距離d(図2(b)参照)を縮小して板厚を薄く形成したことにより、特に内ヨーク16の自由端17a,17bが対物レンズ保持部22の振動の影響を一層受け易くなる。そこで、対物レンズ保持部22が振動しても共振しないように、振動を受けて最も振幅が大きく現れる内ヨーク16の相対する脚部16a,16bの自由端17a,17bを拘束部材44によって拘束して強制的に、内ヨーク16の動きを制止する。
【0017】
図2は内ヨーク16の構成をより明確にするために、対物レンズ保持部22、トラッキングコイル36〜39、フォーカシングコイル40および支軸18を除いて示したアクチュエータ10の部分図で、(a)は平面図、(b)は(a)のb−b線に沿った断面図、(c)は(a)のc−c線に沿った部分断面図である。図1と共通する部材は同一符号で示してある。
【0018】
図3は、図2の分解斜視図で内ヨーク16と本発明の要旨である振動拘束部材44との関係を明確にするために図示したものである。(a)は拘束部材44、(b)は内ヨーク16、(c)は内ヨーク16の自由端の部分拡大図、(d)はフレーム14で、支軸18、ベース28、取付タブ24および外ヨーク12などを含む。図2と共通する部材には同一符号が使用してある。
【0019】
一般にU字形で音叉状に形成される内ヨーク16は、相対する一対の脚部16a,16bからなり、開端側の自由端17a,17bと、両脚部16a,16bを基部で結合する連結部15を備える。小型化のために両脚部16a,16bの間隔dを縮小すると両脚部16a,16bが挟む連結部15は狭小となってフレーム14のベース28に強固な結合は望めず、内ヨーク16は共振し易くなる。そこで、連結部15を側方に拡大して取付座部15aを延在させ、二箇所にカシメ結合のための透孔15bが打抜かれる。
【0020】
透孔15bに対応するカシメ突起48をフレーム14のベース28から打出して透孔15bを嵌合し、カシメ突起48をカシメて内ヨーク16を高い固定強度でフレーム14と一体に固着する。脚部16a,16bの自由端17a,17bはいずれも、端面中央部に角形のホゾ46を残して幅の両端が受け座47を形成するように切り欠いて、拘束部材44のホゾ孔50に臨む。
【0021】
本実施例においては、拘束部材44として、通常はアクチュエータ10を塵埃から保護するカバー45を利用する。カバー45はフレーム14の外形とほぼ同形に形成された平坦な板材で、三箇所にフレーム14と係合させる外向きの係止爪52を備える。係止爪52には、係合時に若干の変形と復元のために弾性を必要とするので、透明性は必要条件ではないが、適当な弾性を有するエンジニアリングプラスチックが選択される。
【0022】
係止爪52は、いずれもカバー45の面と平行な上面52aを備え、フレーム14で外ヨーク12から側方に延在する部分の対応位置にそれぞれ角型に刻設された切欠き溝56の天井面56aに上面52aを当接してカバー45をフレーム14に掛着する。カバー45は、外ヨーク12上端面12aに当接するカバー45の周縁45aと係止爪52の上面52aとで外ヨーク12の一部を上下から挟持する態様で固定される。
【0023】
係止爪52の上面52aと相対する下面52bは外側から内側に向かって下降する斜面で、係止爪52を外ヨーク12の内面に沿って上方から滑らせながら、フレーム14に押入する(矢印P)操作を容易にする(図2(b)参照)。カバー45の周縁45aと外ヨーク上端面12aが圧接する位置まで押し進めると、係止爪52は頸部52cの弾性スナップアクションで外ヨークの切欠き溝56に嵌入して係合を達成する。
【0024】
カバー45は対物レンズ20に対応する位置に対物レンズ20の光軸通過用の大きな窓54が開口される。またカバー45には、内ヨーク16との対応位置に脚部16a,16bの自由端17a,17bの端面中央部に形成したホゾ46を押入するホゾ孔50が穿設される。ホゾ孔50は、内側に圧着座50aを突出する凹字形状を画定し、圧着座50aの凸面でホゾ46の対向面を押圧して内ヨーク16の脚部自由端17a,17bを拘束固定する。圧着座50aの両側は切欠かれているので、圧着座50aには面方向に僅かに弾性変位可能な自由度があり、ホゾ46の押入を容易にしている。
【0025】
カバー45は、外ヨーク12の切欠き溝56の位置に対応する係止爪52の位置を整合させてフレーム14の開放側(図中上方)より外ヨーク12に向けて並行に下降(矢印P)させ、係止爪52の切欠き溝56への係合とホゾ孔50へのホゾ46の押入を強制的に同時に行う(図2(b)参照)。係止爪52と切欠き溝56との係合が確実に行われ、ホゾ孔50の両翼がホゾ46両側の受け座47に落ち着いた後、ホゾ孔50の圧着座50aに押入操作による上方への湾曲変形が認められるときは強制的にホゾ孔50内に押込んでカバー45の上面と同一面になるように整合させ、さらにホゾ46の拘束を強固にする。
【0026】
以下に本発明に係わる光ピックアップにおける拘束部材44の作用について説明する。内ヨーク16の両脚部16a,16bの自由端17a,17bは、ホゾ46が拘束部材44として利用されるカバー45に設けたホゾ孔50に強制圧入されて移動が阻止される。これにより、内ヨーク16の中で振動によって最も変位が激しく現れる自由端17a,17bの間隔dの拡大縮小変位が拘束されるので、内ヨーク16は、それ自体が有する固有振動に関係なく如何なる振動に対しても共振できなくなる。また、拘束部材44としてのカバー45と内ヨーク16とを係合させることによって、カバー45の振動、もしくは共振が阻止される。
【0027】
上記の構成により、内ヨーク16を小型化したことによって、アクチュエータのフォーカシングおよびトラッキングの補正動作に対してなんらの悪影響も及ぼすことはなく、このようにして小型軽量化されたアクチュエータ10を備えた本発明に係わる光ピックアップは、フォーカシングおよびトラッキングの際のサーボ制御特性を常に高精度に維持することができる。
【0028】
以上、実施例について説明したが、本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、その形状や構成について、本発明の構成要件から逸脱しない範囲で、変更や部品構成等に改変をなし得ることができる。例えば、前述した実施形態は、対物レンズ保持部22を支軸18によって支持するように構成したが、当該光ピックアップをワイヤサスペンション方式に構成した場合には、対物レンズ保持部を周知のように複数本のワイヤによって支持するように改変してもよい。また、内ヨークの開放端の係止にカバー以外の専用部品(金属板など)を使用して振動を防止しても小型化が可能になる。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明に係わる光ピックアップは、請求項1の記載によれば、前記内ヨークの開放端を係止する拘束部材を設けたので、具体的には、U字形の開放端を固定することによって振動が防止でき、サーボ機能に影響を与えることなく、ヨーク取付面積を小さくしたり、ヨークを細くしたりすることができる。このため、アクチュエータの小型化、軽量化が達成でき低価格化に寄与することができる。また、アクチュエータが小型化、軽量化されることで同一の駆動力であっても、駆動感度が向上するから、コストアップせずに高性能を望むことができる。
【0030】
さらに、本発明に係わる光ピックアップは、請求項2の記載によれば、内ヨークの開放端を係止する拘束部材として、アクチュエータに設けたカバーを使用するので、部品点数および組立工数が増加することはなく、コストが低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる光ピックアップの一実施例で(a)は平面図、(b)は(a)のb−b線に沿った側面図である。
【図2】図1の実施例の部分図で、(a)は平面図、(b)は(a)のb−b線に沿った断面図、(c)は(a)のc−c線に沿った部分断面図である。
【図3】図2の実施例の分解斜視図で、(a)はカバー、(b)は内ヨーク、(c)は(b)の部分拡大図、(d)は支軸を含むフレームである。
【図4】従来の実施例で(a)は平面図、(b)は(a)のb−b線に沿った断面図である。
【符号の説明】
10 アクチュエータ
12 外ヨーク
14 フレーム
16 内ヨーク
17a,17b 自由端
18 支軸
20 対物レンズ
22 対物レンズ保持部
30 マグネット
36〜39 トラッキングコイル
40 フォーカシングコイル
45 カバー
46 ホゾ
50 ホゾ孔
52 係止爪
56 切欠き溝[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical pickup used for recording / reproduction of a CD (compact disc) or a DVD (digital video disc), and more particularly to an actuator yoke for correcting errors in a tracking direction and a focusing direction.
[0002]
[Prior art]
In general, an optical pickup has a
[0003]
The correction operation of the objective lens holder includes a signal current flowing through the drive coil fixed to the objective lens holder, and the
[0004]
Accordingly, the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the demand for the performance of optical pickups is increasing year by year, and effective means to increase the drive sensitivity of the actuator is to reduce the weight of the movable part, but if it is not possible to reduce the weight, it is necessary to strengthen the magnetic circuit In this case, the cost increases. Optical pickups are also required to reduce costs, so at present, high performance and low price cannot be achieved at the same time. If weight reduction of moving parts is not solved by downsizing of moving parts, we will respond to customer requests. I can't. For this purpose, it is essential to reduce the distance between the
[0006]
SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to overcome the above-mentioned problems and to reduce the size of an optical pickup with improved performance without increasing the cost by a structure that prevents the resonance of the yoke accompanying the downsizing.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an optical pickup according to the present invention includes a lens holder that holds an objective lens and is movable in a tracking direction and a focusing direction, a drive coil fixed to the lens holder, and the drive coil. In an optical pickup device comprising an objective lens actuator comprising a drive magnet disposed opposite to an inner yoke and an inner yoke disposed opposite to the drive magnet across the drive coil, the inner yoke is opened. A restraining member for locking the end was provided. Furthermore, a cover that is normally provided in the actuator is used as the restraining member.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of an optical pickup according to the present invention will be described below with reference to the drawings. 1A and 1B are schematic external views of an
[0009]
The
[0010]
A pair of
[0011]
The
[0012]
An optical pickup configured using this
[0013]
In the
[0014]
As a result, when a tracking error occurs in the
[0015]
During the drive for performing the above correction operation, the objective
[0016]
In order to reduce the size of the
[0017]
FIG. 2 is a partial view of the
[0018]
FIG. 3 is an exploded perspective view of FIG. 2 for clarifying the relationship between the
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
In this embodiment, a
[0022]
Each of the locking
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
The operation of the restraining
[0027]
With the above configuration, the downsizing of the
[0028]
Although the embodiments have been described above, the present invention is not limited to the illustrated embodiments, and the shape and configuration thereof are changed or modified without departing from the configuration requirements of the present invention. Obtainable. For example, in the above-described embodiment, the objective
[0029]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the optical pickup according to the present invention, the restraining member for locking the open end of the inner yoke is provided. By fixing the open end of this, vibration can be prevented, and the yoke mounting area can be reduced or the yoke can be made thin without affecting the servo function. For this reason, the actuator can be reduced in size and weight, which can contribute to lowering the price. Moreover, even if the actuator is reduced in size and weight, even if the driving force is the same, the driving sensitivity is improved, so that high performance can be desired without increasing the cost.
[0030]
Further, according to the optical pickup according to the present invention, the cover provided on the actuator is used as a restraining member for locking the open end of the inner yoke, so that the number of parts and the number of assembling steps are increased. There is nothing, and the cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
1A is a plan view of an optical pickup according to an embodiment of the present invention, and FIG. 1B is a side view taken along line bb of FIG.
2 is a partial view of the embodiment of FIG. 1, in which (a) is a plan view, (b) is a cross-sectional view taken along line bb of (a), and (c) is cc of (a). It is a fragmentary sectional view in alignment with a line.
3 is an exploded perspective view of the embodiment of FIG. 2, in which (a) is a cover, (b) is an inner yoke, (c) is a partially enlarged view of (b), and (d) is a frame including a support shaft. is there.
4A is a plan view and FIG. 4B is a cross-sectional view taken along line bb in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
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