JP2005002994A - 内燃機関の排気浄化装置及びそれに用いる熱保持体 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置及びそれに用いる熱保持体 Download PDF

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Abstract

【課題】 内燃機関の排気ガスの浄化を進める。排気に含まれる粒子状物質を捕集するフィルタの目詰まりを緩和させる。
【解決手段】 内燃機関の燃焼室103からの排気ガスが流入する排気通路の入口付近に、排気ガスの熱を受けて保持する熱保持体300を設けた内燃機関の排気浄化装置。例えば、熱保持体を内燃機関の排気マニフォールド210に設ける。例えば、熱保持体を面状体として排気ガスがほぼ面に沿って流れるように配置する。例えば、熱保持体に多数の貫通孔を設けて網状に形成する。例えば、熱保持体よりも排気下流側の排気通路に、排気に含まれる粒子状物質を捕集するフィルタ400を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の排気浄化の技術分野に属し、内燃機関の排気ガスに含まれる粒子状物質の燃焼を促進して排気ガス浄化を進める排気浄化装置に関する。
この種の排気浄化を行う装置として、内燃機関の排気通路に、排気ガスに含まれる粒子状物質を捕集するフィルタを設けたものが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2を参照)。このような内燃機関では、フィルタが目詰まりすると、バーナや電気ヒータにより捕集された粒子状物質を燃焼させてフィルタを再生することが行われる。また、フィルタを内燃機関の排気通路に脱着可能に設けた脱着方式の排気浄化装置が知られている(例えば特許文献3を参照)。このような内燃機関では、フィルタが目詰まりすると、フィルタを交換することが行われる。
フィルタを再生する場合、前者の装置ではバーナや電気ヒータを用いてフィルタを再生するので、エネルギ消費量がかさむ。後者の装置ではフィルタの交換や再生に時間がかかるし、その間は内燃機関を停止しなければならないので、内燃機関が使用できない。このため、同じ使用条件で内燃機関を運転する場合、フィルタが目詰まりするまでの運転時間を出来るだけ長くして再生の頻度を少なくすることが切望されていた。
特開平2−185611号公報 特開平10−131740号公報 特開平8−35417号公報
本発明者は、フィルタに捕集される前に粒子状物質の燃焼を促進するという発想のもとで種々の実験を試みた結果、内燃機関の燃焼室からの排気ガスが流入する排気通路の入口付近に、排気ガスの熱を受けて保持する熱保持体を設けたところ、フィルタの目詰まりが緩和されることを知見し、フィルタ装着の有無を問わず内燃機関の排気ガスの浄化を進めることができる発明として本発明を完成したものである。
上記目的を達成するため、請求項1の内燃機関の排気浄化装置は、内燃機関の燃焼室からの排気ガスが流入する排気通路の入口付近に、排気ガスの熱を受けて保持する熱保持体を設けたことを特徴としている。
内燃機関の燃焼室から排出される排気ガスが熱保持体の周辺を通過すると、排気ガスの熱を受けて高温になった熱保持体の熱を受けて、排気ガスの粒子状物質の燃焼が促進されるものと推定される。これによって排気ガスの浄化が進む。
請求項2の内燃機関の排気浄化装置は、請求項1の内燃機関の排気浄化装置において、熱保持体が、内燃機関の排気マニフォールドに設けられている。
このようにすれば、排気マニフォールドは排気通路のなかでは比較的分解しやすく、端部から熱保持体を挿入しやすいので、熱保持体の組み付け勝手に優れている。
請求項3の内燃機関の排気浄化装置は、請求項1又は請求項2の内燃機関の排気浄化装置において、熱保持体が面状体であり、この熱保持体が、排気ガスがほぼ面に沿って流れるように配置されている。
このようにすれば、排気ガスは面状体である熱保持体の表面に沿って流れ、この間に熱保持体の熱を受けて排気ガスの粒子状物質の燃焼が促進されるものと推定される。
請求項4の内燃機関の排気浄化装置は、請求項3の内燃機関の排気浄化装置において、熱保持体に、多数の貫通孔が設けられて網状に形成されている。
このようにすれば、貫通孔が設けられることで熱容量が減り、高温度に維持されるため、排気ガスの粒子状物質の燃焼が促進されると推定される。また、貫通孔により排気ガスの流れが受ける抵抗が減るものと推定される。
請求項5の内燃機関の排気浄化装置は、請求項3又は請求項4の内燃機関の排気浄化装置において、熱保持体が、排気ガスの流れを囲うように排気通路を構成する壁面に沿って配置されている。
このようにすれば、排気ガスの流れが熱保持体から受ける抵抗が少なくなる。
請求項6の内燃機関の排気浄化装置は、請求項3ないし請求項5のうちいずれか1項の内燃機関の排気浄化装置において、熱保持体が、排気ガスの流れにほぼ沿うように延びる折り目で折り曲げられている。
このようにすれば、熱保持体の表面積が大きくとれ、排気ガスの粒子状物質の燃焼が促進される。
請求項7の内燃機関の排気浄化装置は、請求項1ないし請求項6のうちいずれか1項の内燃機関の排気浄化装置において、内燃機関が、シリンダ内噴射エンジンである。
一般的にシリンダ内噴射エンジンは、他のエンジンに較べて排気ガスに含まれる粒子状物質が多いとされるが、請求項1ないし請求項6の対策を講じることで、排気ガスの浄化が進み、実用性が高められる。
請求項8の内燃機関の排気浄化装置は、請求項1ないし請求項7のうちいずれか1項の内燃機関の排気浄化装置において、熱保持体よりも排気下流側の排気通路に、排気ガスに含まれる粒子状物質を捕集するフィルタが設けられている。
このようにすれば、請求項1ないし請求項7の対策を講じることで、排気ガスの浄化が進むので、同じ使用条件で内燃機関を運転する場合、フィルタが目詰まりするまでの運転時間が長くなり、再生の頻度が少なくなる。そのため、フィルタ再生によるエネルギ消費量を減少させ、又はフィルター交換・再生の手間を間引くと共に内燃機関の稼働時間を向上させることができる。
請求項9の内燃機関の排気浄化装置は、請求項8の内燃機関の排気浄化装置において、熱保持体とフィルタとの間の排気通路に酸化触媒装置が設けられている。
このようにすれば、酸化触媒装置によって黒煙の酸化、燃焼が促進されるので、同じ使用条件で内燃機関を運転する場合、フィルタが目詰まりするまでの運転時間が長くなり、再生の頻度が少なくなる。そのため、フィルタ再生によるエネルギ消費量を減少させ、又はフィルター交換・再生の手間を間引くと共に内燃機関の稼働時間を向上させることができる。
請求項10は、請求項1ないし請求項9のうちいずれか1項の内燃機関の排気浄化装置に用いる熱保持体である。
請求項1の内燃機関の排気浄化装置を用いれば、内燃機関の排気ガスの浄化が進む。
請求項2のようにすれば、熱保持体を排気通路に容易に組み付けることができる。
請求項3のようにすれば、熱保持体を面状体にすることで、内燃機関の排気ガスの浄化が更に進む。
請求項4のようにすれば、熱保持体に、多数の貫通孔が設けられて網状に形成することで、内燃機関の排気ガスの浄化が更に進む。また、貫通孔により排気ガスの流れが受ける抵抗が減ることが期待できる。
請求項5のようにすれば、排気ガスの流れが熱保持体から受ける抵抗を少なくすることができる。
請求項6のようにすれば、熱保持体の表面積が大きくとれ、排気ガスの粒子状物質の燃焼を更に促進することができる。
請求項7のようにすれば、他のエンジンに較べて排気ガスに含まれる粒子状物質が多いとされるシリンダ内噴射エンジンで、排気ガスの浄化が進み、実用性が高められる。
請求項8のようにすれば、排気ガスの浄化が進むので、同じ使用条件で内燃機関を運転する場合、フィルタが目詰まりするまでの運転時間が長くなり、再生の頻度が少なくなる。そのため、フィルタ再生によるエネルギ消費量を減少させ、又はフィルター交換・再生の手間を間引くと共に内燃機関の稼働時間を向上させることができる。
請求項9のようにすれば、黒煙の酸化、燃焼が促進されるので、同じ使用条件で内燃機関を運転する場合、フィルタが目詰まりするまでの運転時間が長くなり、再生の頻度が少なくなる。そのため、フィルタ再生によるエネルギ消費量を減少させ、又はフィルター交換・再生の手間を間引くと共に内燃機関の稼働時間を向上させることができる。
請求項10により、以上の内燃機関の排気浄化装置に用いる熱保持体を提供することができた。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。これらの内燃機関の排気浄化装置は、例えば自動車のような輸送用機器や船舶等に搭載した内燃機関に設けてもよいし、例えば発電装置駆動用の内燃機関のように敷地に定着した内燃機関に設けてもよい。
図1は本発明の第1実施形態に係る排気浄化装置を備えた内燃機関を示す。この内燃機関はシリンダ内噴射エンジンであり、4気筒のディーゼルエンジンである。同図において、101はシリンダブロック、102はシリンダヘッドであって、シリンダブロック101の内部にはシリンダが形成され、このシリンダにはピストンが摺動可能に嵌挿され、シリンダ、ピストン及びシリンダヘッド102により、燃焼室103が形成されている。シリンダヘッド102には一端が燃焼室103に連通し、他端が外壁に開口する排気ポート104が設けられている。シリンダヘッド102には排気マニフォールド210が接続されている。排気マニフォールド210は、一端が分岐側の端部211として各気筒の排気ポート104に連通するようにシリンダヘッド102に接続され、他端が集合されて集合側の端部212となっている。この排気マニフォールド210の集合側の端部212には排気管220が一端で接続され、この排気管220の他端は大気に開放されている。この排気ポート104、排気マニフォールド210及び排気管220の内部通路により排気通路が構成されている。
図2ないし図4に示すように、内燃機関の燃焼室103からの排気ガスが流入する排気通路の入口付近には、排気ガスの熱を受けて熱を保持する熱保持体300を設けている。この実施形態の場合、熱保持体300は、内燃機関の排気マニフォールド210の分岐側の端部211の内部にそれぞれ設けられている。
熱保持体300の材質は、例えば耐熱性の金属である。一例としてクロム−モリブデン鋼が挙げられるが、これに限定されるものではない。熱保持体300は面状体であり、この熱保持体300が、排気ガスがほぼ面に沿って流れるように配置されている。すなわち、熱保持体300を、排気ガスの流れに対向するように配置するのではなく、排気ガスの流れにほぼ平行になるように配置する。熱保持体300には、多数の貫通孔310が設けられており、これによって網状に形成されている。この場合、板状の素材に貫通孔310をあけることで網状の熱保持体300を形成してもよいし、線状の素材を編むことで網状の熱保持体300を形成してもよい。熱保持体300は、排気ガスの流れを囲うように排気通路を構成する排気マニフォールド210の壁面に沿って配置されている。すなわち、熱保持体300は、筒形に形成されて排気マニフォールド210の内壁に沿うように配置されている。215は熱保持体300を保持して位置ずれを防止するリテーナであり、必要に応じて設けられる。図示するように、このリテーナ215は、例えば棒状の幹と、この幹から分岐した枝とを備え、幹が排気マニフォールド210を貫通し、幹及び枝が熱保持体300の端部に接触しており、振動や排気ガスの流れなどによって熱保持体300が動かないようにしている。リテーナの形状はこの実施形態によって限定されるものではない。
図1に示すように、熱保持体300よりも排気下流側の排気通路には、排気ガスに含まれる粒子状物質を捕集するフィルタ400が設けられている。221は排気管220の一部を構成する筒形のケーシングであり、このケーシング221の内部にフィルタ400が設けられ、上流から流れてきた排気ガスはフィルタ400を通過してから下流へ流れるようになっている。フィルタ400は、一方の端面から入った排気ガスを他方の端面から出し、この間に排気ガスから粒子状物質を捕集する機能を発揮する。このフィルタ400としては、例えば目封じタイプ、多孔体タイプ、繊維タイプがある。目封じタイプは、例えばセラミック等の材料で構成され、隔壁で区画された複数のセルを有する、いわゆるハニカム体であって、ハニカムを1セルずつ交互にその端を塞いだものであり、排気ガスが壁を通過するときに粒子状物質を捕集する。例えば、一方の端面で各セルの端面がシール材によって交互に市松模様状に塞がれており、他方の端面では、上記一方の端面で塞がれたセルは開口し、上記一方の端面で開口していたセルはシール材によって塞がれた構造をしている。多孔体タイプ、繊維タイプは、例えば金属等の材料で構成され、排気ガスが多孔体又は繊維の構成体に衝突することで粒子状物質を捕集する。しかし、本発明はフィルタの構造をこれらに限定するものではない。ここでいう粒子状物質はパティキュレートともいう。この粒子状物質は、希釈排気ガスサンプルをフィルタで捕集することによって採取して得られる物質で、凝縮水を除いたものである。粒子状物質は、黒煙、可溶性有機成分、サルフェート及びその結合水、その他よりなる。黒煙は主に燃料の一部が不完全燃焼することによって生成され、排気管内で成長し排出されたものであり、可溶性有機成分は、主に未燃燃料やオイルに起因する成分で、有機溶剤に溶解する成分である。サルフェートは、主に燃料中の硫黄成分が酸化され、硫酸となるかまたは金属と結合して硫酸塩となったものであり、結合水を伴うことがわかっている。その他は、内燃機関及び排気系の腐食や摩耗等により生じる物質である。
従って、上記第1実施形態においては、内燃機関の燃焼室103から排出される排気ガスが熱保持体300の周辺を通過すると、排気ガスの熱を受けて赤熱するほど高温になった熱保持体300の熱を受けて、排気ガスの粒子状物質の燃焼が促進されるものと推定される。これによって排気ガスの浄化が進む。
本発明は、熱保持体を内燃機関の燃焼室からの排気ガスが流入する排気通路の入口付近に設けた排気浄化装置の実施形態をすべて含んでいる。従って、熱保持体を排気ポートに設けた実施形態、熱保持体を排気管に設けた実施形態も含む。そのなかで、この第1実施形態の排気浄化装置の場合、熱保持体300が、内燃機関の排気マニフォールド210に設けられている。このようにすれば、排気マニフォールド210は排気通路のなかでは比較的分解しやすく、分岐側の端部211又は集合側の端部212から熱保持体300を挿入しやすいので、熱保持体300の組み付け勝手に優れている。
第1実施形態の熱保持体300により本発明の熱保持体の形状が限定されるものではない。そのなかで、第1実施形態の排気浄化装置の場合、熱保持体300が面状体であり、この熱保持体300が、排気ガスがほぼ面に沿って流れるように配置されている。このようにすれば、排気ガスは面状体である熱保持体300の表面に沿って流れ、この間に熱保持体300の熱を受けて排気ガスの粒子状物質の燃焼が促進されるものと推定される。
また、第1実施形態の排気浄化装置の場合、熱保持体300に、多数の貫通孔310が設けられて網状に形成されている。このようにすれば、貫通孔310が設けられることで熱容量が減り、高温度に維持されるため、排気ガスの粒子状物質の燃焼が促進されると推定される。貫通孔が設けられることで熱保持体の付近の排気ガスの流れが受ける抵抗が減るものと推定される。
さらに、第1実施形態の排気浄化装置の場合、熱保持体300が、排気ガスの流れを囲うように排気通路を構成する排気マニフォールド210の壁面に沿って配置されている。このようにすれば、排気ガスの流れが熱保持体300から受ける抵抗が少なくなる。
第1実施形態の内燃機関の燃焼方式、気筒数その他の形態により本発明が対象とする内燃機関の形態が限定されるものではない。そのなかで、第1実施形態の内燃機関はシリンダ内噴射エンジンであり、ディーゼルエンジンである。一般的にシリンダ内噴射エンジンは、他のエンジンに較べて排気ガスに含まれる粒子状物質が多いとされるが、本発明の排気浄化装置を用いることで、排気ガスの浄化が進み、実用性が高められる。
本発明の排気浄化装置は、排気ガスに含まれる粒子状物質を捕集するフィルタを持たない内燃機関にも適用することができる。そのなかで、第1実施形態の内燃機関の場合、熱保持体300よりも排気下流側の排気通路に、排気ガスに含まれる粒子状物質を捕集するフィルタ400が設けられている。このようにすれば、本発明の排気浄化装置を用いることで、排気ガスの浄化が進み、同じ使用条件で内燃機関を運転する場合、フィルタ400が目詰まりするまでの運転時間が長くなり、再生の頻度が少なくなる。そのため、フィルタ再生によるエネルギ消費量を減少させ、又はフィルター交換・再生の手間を間引くと共に内燃機関の稼働時間を向上させることができる。
次に、実施例を説明する。実施例で用いたエンジンはトヨタ自動車株式会社製2C型ディーゼルエンジン(平成元年排気ガス規制適合、排気量1974cc、分配型燃料噴射式、自然吸気、NET73PS/4700rpm、13.5Kg−m/3000rpm)で、トヨタ自動車株式会社製S−CXC10K、デリボーイ(750Kg積ワゴン、平成3年6月登録)に搭載されている。車両重量は2180kgである。排気通路に設けられたフィルタは、イビデン株式会社製の目封じタイプで、材料はSiCセラミックである。そして、エンジンの排気マニフォールド210の分岐側の端部211には熱保持体300がそれぞれ挿入されている。この熱保持体300は、素線を編んで形成された縦辺200mm、横辺約200mmの短冊形の織金網を丸めて筒形にし、排気マニフォールド210の分岐側の端部211から内方にかけて排気マニフォールド210の内壁に沿うように配置した。素線は、耐熱温度が摂氏1250度の鉄クロムの線であり、直径が0.34mmである。隣り合う素線の間に形成される隙間寸法である開き目は0.567mmである。1インチ平方のなかに存在するメッシュ数は28である。走行条件は一般路走行である。この車両では、フィルタ400の背圧が高くなると目詰まりを知らせるためにランプが点灯するようになっている。ランプは、まず第1段階から第2段階までの背圧上昇を示す2個の緑色のランプと、これよりも背圧が高くなったときに点灯して第3段階から第4段階までの背圧上昇を示す2個の黄色のランプと、さらに背圧が高くなったときに点灯して第5段階から第6段階までの背圧上昇を示す2個の赤色のランプとを備えており、これによって背圧の上昇を6段階で表示することができる。まず、熱保持体300を装着せずに軽油100%の燃料で走行したところ、走行距離約150kmで第6段階の赤色ランプが点灯した。このときフィルタ400に溜まった粒子状物質の重さを測定したところ約60gであった。次に本発明の熱保持体300を排気マニフォールド210に装着して軽油100%の燃料で走行したところ、約550kmでも未だ第5段階の赤色ランプが点灯するに過ぎなかった。このときにフィルタ400に溜まった粒子状物質の重さを測定したところ約130gであった。このことから熱保持体300を使用した場合は、熱保持体300を使用しない場合に較べて、フィルタ400に溜まった粒子状物質の重さに対する排気圧力の増分が少なくなることが判明した。
以下、他の実施形態を説明するが、第1実施形態と同様の構成、作用及び効果については説明を省略し、異なる構成、作用及び効果のみを説明する。図5及び図6は第2実施形態の排気浄化装置を示す。第1実施形態と異なるのは熱保持体300の形状である。第1実施形態では熱保持体300を筒形に形成したが、第2実施形態の場合、熱保持体300が、排気ガスの流れにほぼ沿うように延びる折り目320で折り曲げられている。すなわち、ほぼ矩形の面状体をV字形、W字形又はこれらが連続した形状に折り畳むことで熱保持体300を形成している。熱保持体300は、内燃機関の排気マニフォールド210の分岐側の端部211にそれぞれ設けられている。熱保持体300は面状体であり、この熱保持体300が、排気ガスがほぼ面に沿って流れるように配置されている。熱保持体300には、多数の貫通孔310が設けられており、これによって網状に形成されている。熱保持体300は、幅方向が排気マニフォールド210の分岐側の端部211の直径方向に沿うように配置されており、幅方向の両端が排気通路を構成する排気マニフォールド210の壁面に接触することで保持されている。必要に応じて設けられるリテーナ215は、枝を有していないものの第1実施形態のものと類似した構造である。
図7は第3実施形態の排気浄化装置を示す。第2実施形態と異なるのは熱保持体300の形状である。第2実施形態の場合、熱保持体300は、幅方向が排気マニフォールド210の分岐側の端部211の直径方向に沿うように配置され、幅方向の両端が排気通路を構成する排気マニフォールド210の壁面に接触していた。これに対して第3実施形態の場合、熱保持体300は、幅方向が排気マニフォールド210の分岐側の端部211の内周方向に沿って周回するように配置され、排気ガスの流れる方向にみてほぼ星形になるように形成されている。そして、折り目の外周側の稜線が排気通路を構成する排気マニフォールド210の壁面に接触している。熱保持体300は、内燃機関の排気マニフォールド210の分岐側の端部211にそれぞれ設けられている。熱保持体300は面状体であり、この熱保持体300が、排気ガスがほぼ面に沿って流れるように配置されている。熱保持体300には、多数の貫通孔310が設けられており、これによって網状に形成されている。熱保持体300は、排気ガスの流れにほぼ沿うように延びる折り目320で折り曲げられており、ほぼ矩形の面状体をW字形に折り畳むことで熱保持体300を形成している。必要に応じて設けられるリテーナ215は、熱保持体300の折り曲げ部を互いに連結するものである。
図8は第4実施形態の排気浄化装置を示す。第1実施形態と異なるのは熱保持体300の形状である。第4実施形態の場合、ほぼ矩形の面状体を丸めて排気ガスの流れる方向にみてほぼ渦巻き状に形成することで熱保持体300を形成している。熱保持体300は、内燃機関の排気マニフォールド210の分岐側の端部211にそれぞれ設けられている。熱保持体300は面状体であり、この熱保持体300が、排気ガスがほぼ面に沿って流れるように配置されている。熱保持体300には、多数の貫通孔310が設けられており、これによって網状に形成されている。熱保持体300は、最も外周側の面で排気マニフォールド210の壁面に接触することで保持されている。必要に応じて設けられるリテーナ215は、枝を有しておらず、幹が二本交差して設けられているものの第1実施形態のものと類似した構造である。
第2実施形態ないし第4実施形態のようにすれば、熱保持体300の表面積が大きくとれ、排気ガスの粒子状物質の燃焼が促進される。
図9は第5実施形態の排気浄化装置を示す。第1実施形態ないし第4実施形態の場合、熱保持体300を、内燃機関の排気マニフォールド210の分岐側の端部211にそれぞれ設けた。これに対し、第5実施形態の排気浄化装置の場合、既存の排気マニフォールド210の分岐側の端部211とシリンダヘッド102との間に延長管230を設け、この延長管230のなかに熱保持体300を設けている。延長管230は、排気ポート104と排気マニフォールド210の分岐側の端部211とを連通する管であり、これを貫通する通路が排気通路の一部を構成し、この排気通路が内燃機関の燃焼室からの排気ガスが流入する排気通路の入口付近を構成している。熱保持体300としては実施形態1ないし実施形態4で例示したものを用いることができる。
このようにすれば、既存の内燃機関を排気マニフォールドを改造することなくそのまま利用して本発明の内燃機関の排気浄化装置を具現化することができる。
図10及び図11は第6実施形態の排気浄化装置を示す。この第6実施形態の場合、排気マニフォールド210にサージタンク213を設けている。このサージタンク213は、気筒の並ぶ方向に沿って延びた中空の容器であり、この方向に沿って延びる筒形の側壁213aと、側壁213aの両端を閉塞する第1及び第2の端壁213b、213cとを有している。分岐側の端部211はサージタンク213の側壁213aにそれぞれ接続し、サージタンク213の内部空間に連通している。接続口はほぼ等間隔である。集合側の端部212はサージタンク213の第2の端壁213cに接続している。熱保持体300は面状体である。熱保持体300には、多数の貫通孔310が設けられており、これによって網状に形成されている。熱保持体300は筒形に形成されている。熱保持体300は、気筒数に応じて設けられた筒形の分岐筒330と、筒形の集合筒340とを備えている。筒形の集合筒340はサージタンク213の側壁213aの内部において気筒の並ぶ方向に沿って延びており、サージタンク213の第1の端壁213bの側が開口し、第2の端壁213cの側が閉じている。分岐筒330は排気マニフォールド210の各分岐側の端部211に挿入され、一端がほぼ分岐側の端部211の入口付近まで延び、他端がサージタンク213の内方へ延びて集合筒340の側壁に接続している。集合筒340の内部には適宜邪魔板が設けられ、排気ガスの流れを拡散させるようにしている。熱保持体300の各分岐筒330は、排気ガスの流れを囲うように排気通路を構成する排気マニフォールド210の壁面に沿って配置されている。すなわち、各分岐筒330は、排気マニフォールド210の分岐側の端部211の内壁に沿うように配置されている。
燃焼室103からの排気ガスの流れは、排気マニフォールド210の分岐側の端部211からサージタンク213へ流入し、集合側の端部212へ流れる。その間、排気ガスの一部は熱保持体300の分岐筒330から集合筒340のなかに流れ、集合筒340のなかに入って開口からサージタンク213のなかへ入り、サージタンク213のなかを第1の端壁213bの側から第2の端壁213cの側へ巡り、集合側の端部212へ出る。また、排気ガスの一部は熱保持体300の分岐筒330、集合筒340の網の目からサージタンク213のなかへ流出する。
第6実施形態のようにすれば、熱保持体300の表面積が大きくとれる上、排気ガスがサージタンク213のなかで滞留するので保温・断熱効果が期待できることになり、これらによって排気ガスの粒子状物質の燃焼が促進される。
図12は第7実施形態の排気浄化装置を示す。この第7実施形態の場合、第1の実施形態の内燃機関の排気浄化装置において、熱保持体300とフィルタ400との間の排気通路に酸化触媒装置500が設けられている。ここでは排気管220に酸化触媒装置500が設けられている。他の構成は第1実施形態と同一である。酸化触媒装置500は、これを通過する排気ガスに含まれるCO、HCなどの物質を酸化して無害化する触媒を備えた装置である。酸化触媒装置500としては、例えば、ハニカム状のセラミックまたはメタル担体にコート材と触媒活性成分が担持され、コート材の吸着能と活性成分での触媒作用及びそれらの相互作用によって反応を進行させる構成したものがある。酸化触媒装置500は、例えば、筒形のケーシングを備え、このケーシングの内部に排気ガスが通過する通路が形成され、この通路を構成する壁に担持された触媒によって排気ガスに含まれるCO、HCなどの物質を酸化する機能を発揮する。酸化触媒装置500は、例えば、通路が入口から出口まで連通し、排気ガスが通路を通過するときに壁に担持された触媒により酸化する連通形である。連通形の酸化触媒装置の場合、排気ガス中の粒子状物質が壁面を転がりながら触媒反応を進行させるので反応時間が長くなり、これによって酸化反応が促進されることが推定される。しかし、本発明は酸化触媒装置の構造をこれらに限定するものではない。
このようにすれば、酸化触媒装置500によって黒煙の酸化、燃焼が促進されるので、同じ使用条件で内燃機関を運転する場合、フィルタ400が目詰まりするまでの運転時間が長くなり、再生の頻度が少なくなる。そのため、フィルタ再生によるエネルギ消費量を減少させ、又はフィルター交換・再生の手間を間引くと共に内燃機関の稼働時間を向上させることができる。
先に実施例の欄で説明したデリボーイ搭載の2C型ディーゼルエンジンに熱保持体300を装着した実施例と、この実施例に対して熱保持体300を装着していない基本例と、熱保持体300を装着した実施例において熱保持体300とフィルタ400との間の排気通路にさらに酸化触媒装置500を設けた改造例とを用いて実験を行った。この酸化触媒装置500はガソリンエンジン用のもので、コージェライトを材料とする担体にコート材と触媒活性成分を塗布して担持したものであり、連通形である。エンジンのアイドリング運転時での実験結果は、熱保持体300も酸化触媒装置500も設けない基本例のCO排出量が約170体積ppm、CO2排出量が約2.35体積%であり、熱保持体300を装着した上記実施例のCO排出量が約125体積ppm、CO2排出量が約2.70体積%であり、熱保持体300と酸化触媒装置500の両方を設けた上記改造例のCO排出量が約2体積ppm、CO2排出量が約2.58体積%であった。このように改造例では基本例、実施例よりもCO排出量が大幅に減少していることから、黒煙の酸化、燃焼も促進されていることが間接的にわかる。酸化触媒装置は通常、酸化触媒の温度が摂氏200度を超えるときに活性化するが、この改造例では酸化触媒の温度が摂氏100度以下であるアイドリング運転時であっても効果が確認されたことになる。
また、同じ使用条件で内燃機関を運転した場合、熱保持体300と酸化触媒装置500の両方を備えた上記改造例ではフィルタ400が目詰まりするまでの運転時間が長くなり、車両の走行距離が熱保持体300を装着し且つ酸化触媒装置500を装着しない実施例に較べて約30%ほど延長した。
以上の実施形態の説明により、各実施形態の内燃機関の排気浄化装置に用いる熱保持体も充分に開示された。本発明は、以上の実施形態の特徴を適宜組み合わせてなる実施形態を含むものである。
第1実施形態の排気浄化装置を備えた内燃機関を示す全体斜視図である。排気ガスの流れを矢印で示している。 上記内燃機関の排気マニフォールドの分岐側の端部を縦に断面して隣接する分岐部の側からみた拡大図である。排気ガスの流れを矢印で示している。 上記排気浄化装置の熱保持体の斜視図である。 図2におけるA−A線断面図である。 第2実施形態の排気浄化装置を備えた内燃機関の排気マニフォールドの分岐側の端部を縦に断面して隣接する分岐部の側からみた拡大図である。排気ガスの流れを矢印で示している。 図5におけるB−B線断面図である。 第3実施形態の排気浄化装置を備えた内燃機関における図6に相当する図である。 第4実施形態の排気浄化装置を備えた内燃機関における図6に相当する図である。 第5実施形態の排気浄化装置を備えた内燃機関の排気マニフォールドの付近を一部を断面してみせた平面図である。排気ガスの流れを矢印で示している。 第6実施形態の排気浄化装置を備えた内燃機関の排気マニフォールドを縦に断面して気筒列方向からみた図である。排気ガスの流れを矢印で示している。 第6実施形態の排気浄化装置を備えた内燃機関の排気マニフォールドを横に断面してみせた平面図である。排気ガスの流れを矢印で示している。 第7実施形態の排気浄化装置を備えた内燃機関を示す全体斜視図である。排気ガスの流れを矢印で示している。
符号の説明
103 燃焼室
104 排気ポート
210 排気マニフォールド
220 排気管
300 熱保持体
310 貫通孔
400 フィルタ
500 酸化触媒装置

Claims (10)

  1. 内燃機関の燃焼室からの排気ガスが流入する排気通路の入口付近に、排気ガスの熱を受けて保持する熱保持体を設けたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 熱保持体が、内燃機関の排気マニフォールドに設けられている請求項1の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 熱保持体が面状体であり、この熱保持体が、排気ガスがほぼ面に沿って流れるように配置されている請求項1又は請求項2の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 熱保持体に、多数の貫通孔が設けられて網状に形成されている請求項3の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 熱保持体が、排気ガスの流れを囲うように排気通路を構成する壁面に沿って配置されている請求項3又は請求項4の内燃機関の排気浄化装置。
  6. 熱保持体が、排気ガスの流れにほぼ沿うように延びる折り目で折り曲げられている請求項3ないし請求項5のうちいずれか1項の内燃機関の排気浄化装置。
  7. 内燃機関が、シリンダ内噴射エンジンである請求項1ないし請求項6のうちいずれか1項の内燃機関の排気浄化装置。
  8. 熱保持体よりも排気下流側の排気通路に、排気ガスに含まれる粒子状物質を捕集するフィルタが設けられている請求項1ないし請求項7のうちいずれか1項の内燃機関の排気浄化装置。
  9. 熱保持体とフィルタとの間の排気通路に酸化触媒装置が設けられている請求項8の内燃機関の排気浄化装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のうちいずれか1項の内燃機関の排気浄化装置に用いる熱保持体。
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