【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、簡単に床や家具等の拭き掃除行うことができる清掃用具に関し、特に清掃布を装着する清掃用具本体の形状を改良した清掃用具に関する。また、床等の仕上げ材が絨毯等起毛された材料であっても簡単に拭き掃除を行うことができる清掃用具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の清掃用具としては、例えば、平板状の清掃用具本体と、この清掃用具本体の底面を被覆する不織布等からなる清掃布と、この清掃布を清掃用具本体に留める保持具を備えたものが知られている。この種の清掃用具は、フローリング床等比較的平滑な表面は良好に清掃できるが、絨毯等起毛されたものの表面の場合、絨毯等の上で清掃布を動かす場合の摩擦抵抗が大きく、絨毯等の表面を清掃することが困難であった。
【０００３】
また、清掃用具本体の底面が平坦面に形成されているので、床等の清掃時、底面の周縁部の清掃布でのみ汚れが拭き取られる。そのため、清掃布の限られた部分だけが利用されるにすぎなかった。その欠点を改良したものとして、例えば特開平６−３１１９５４号公報において、清掃用具本体の清掃面の中央部が凸状に形成された清掃用具が記載されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平６−３１１９５４号公報における清掃用具の場合、清掃用具本体の清掃面の中央部が凸状に形成されており、清掃方向に段差部が設けられているので、その段差部を利用して拭き布の広い面積を利用して汚れをとることができる。しかしながら、段差部は清掃方向に直線的に設けられているため、清掃布の利用されない面積は多く残されることとなっていた。また、絨毯等起毛されたものの上で清掃布を動かす場合の摩擦抵抗が大きく、絨毯等の表面を清掃することが困難であるという点は改善されなかった。
【０００５】
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであって、清掃布を効率的に使うことができる清掃用具を提供することを目的としている。また、絨毯等起毛された面の拭き掃除に適した清掃用具を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項１記載の発明は、清掃用具本体の清掃面に清掃布が装着された清掃用具において、上記清掃用具本体の清掃面は、中央部が凸状に形成され、清掃方向に段差部が設けられており、その中央部の前縁部と後縁部の段差部が平面視凹凸形状になされていることを特徴とする清掃用具である。
【０００７】
本発明においては、清掃用具本体は一体的に形成されてもよいし、凸状部と他の部分とを別々に形成して一体化してもよいが、合成樹脂を使用して一体的に形成すると生産性に優れるので好ましい。また、清掃具本体の材質は合成樹脂に限定されない。例えば、アルミニウム等の金属製や、金属と合成樹脂とが複合されたものであってもよい。
【０００８】
また、請求項２記載の発明は、清掃布を利用した清掃用具において、その清掃布の片面又は両面に清掃方向に略平行に糸状体が配されていることを特徴とする清掃用具である。
【０００９】
本発明においては、清掃布は不織布製とすると汚れを拭き取り、その汚れを清掃布に保持できるので好ましい。また、不織布の製造時に表面に糸状体を略並行に配して 製造するのがよい。また、略並行に配された糸状体の配されている方向は、表面と裏面とで同じ方向である必要はなく、表面と裏面とで直交する方向に配されていてもよい。
【００１０】
本発明の清掃用具は、清掃布が袋状に形成され、一端から手を挿入できるようになされたものであってもよい。
【００１１】
また、請求項３記載の発明は、請求項２の発明において、上記清掃布に清掃方向が記されていることを特徴とする清掃用具である。
【００１２】
本発明においては、清掃方向を示すには、清掃方向を示す矢印を印刷すると、清掃方向が簡単に判り、清掃布を清掃用具本体に装着する方向を間違えないので好ましい。また、本発明の清掃用具は、清掃布そのものであってもよい。
【００１３】
【作用】
請求項１記載の発明の清掃用具においては、清掃用具本体の清掃面は、中央部が凸状に形成され、清掃方向に段差部が設けられており、その中央部の前縁部と後縁部の段差部が平面視凹凸形状になされている。
平面視凹凸形状になされているので、平面視直線状になされているよりも、中央部前縁部と後縁部を長く形成することができる。つまり、汚れの拭き取りは、主に中央部の前縁部と後縁部で行われるため、前縁部と後縁部とが平面視凹凸状になされることにより、清掃布の汚れ拭き取り面積が広くなり、清掃布の広い面積が利用できる。
【００１４】
請求項２記載の発明の清掃用具においては、その清掃布の片面又は両面に清掃方向に略平行に糸状体が配されている。つまり、糸状体が略並行に配されているので、糸状体と平行な方向であれば、起毛された絨毯等の表面の汚れを小さな抵抗で拭き取ることができる。
【００１５】
請求項３記載の発明の清掃用具においては、清掃布に清掃方向が記されているので、清掃方向が簡単に判り、清掃布を清掃用具本体に装着する方向を間違えない。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
図１は本発明の清掃用具の第１実施例を示す斜視図であり、図２は図１の清掃用具の清掃用具本体を示す斜視図、図３は図１の清掃用具の清掃布の断面図、図４は図１の清掃用具の清掃布の平面図である。
【００１７】
図１において、１０は清掃用具、１は清掃用具本体、２は柄、３は清掃布を示す。柄２は柄本体２１と柄取り付け部２２とからなり、柄本体２１は柄取り付け部２２を介して清掃用具本体１に前後左右に回動自在に取り付けられている。また、清掃布３は図示しない押さえ片により、清掃用具本体１に装着されている。
【００１８】
清掃用具本体１はＡＢＳ樹脂で一体的に形成されている。清掃用具本体１の清掃面１１は、中央部１２が凸状に形成され、清掃方向に段差３ｍｍの段差部が設けられている。中央部１２の前縁部と後縁部の段差部が、それぞれ、段差部凹部１３と段差部凸部１４とから形成されて平面視凹凸形状になされている。段差部凹部１３と段差部凸部１４とは、略サインカーブとなされている。
【００１９】
また、段差部凹部１３と段差部凸部１４の角部１６は、面取りがなされており、拭き取られた汚れが中央部１２の内側の清掃布３に移動しやすくなされており、清掃布の広い面積が利用できる。
【００２０】
清掃布３は、不織布から形成されている。清掃布３の断面中央部は、繊維の方向がランダムな基材３２となされており、基材３２の両面には、糸状体３１が同じ方向に略並行に配されている。
【００２１】
清掃布３の両面には矢印３３が糸状体３１と略並行に印刷されている。
【００２２】
中央部１２の清掃面１１を床面に接して動かせば、清掃具本体前縁部１５は、床面から浮いた状態で移動することになり、床面から浮いた状態にある汚れを付着することができる。また、清掃具本体前縁部１５は直線状になされており、必要に応じて、清掃具本体１を前後に傾けて使用することができるので、こびり付いた汚れも力を加えて拭い去ることができる。
【００２３】
以上のように形成された清掃用具１０で起毛された絨毯の上を拭き掃除をした。清掃用具本体１の移動方向を矢印３３の方向に動かしたところ、小さな力でなだらかに動くことが確かめられた。
【００２４】
また、図４において、破線で示した清掃用具本体１の段差部凹部１３、段差部凸部１４、前縁部１５に対応する部分に汚れが付着しており、効果が確認された。
【００２５】
図５は本発明の清掃用具の他の実施例を示す斜視図である。図５において、４０は清掃用具であり、清掃布４を袋状に３辺を縫合し、一端から手を挿入できるようになされている。また、清掃用具４０の手を挿入する一端と略平行に糸状体４１が配されており、糸状体４１と略並行に矢印４２が印刷されている。
【００２６】
矢印４２は、清掃用具４０の両面に印刷されている。また、袋状の清掃用具４０を内外をひっくり返しても使用できるように、清掃布の両面に矢印が印刷されている。
【００２７】
清掃用具４０が以上のように形成されているので、清掃用具４０の一端から手を差し込み、対象物の表面で左右に動かすことにより、汚れを拭き取ることができる。特に、起毛された布で覆われた乗用車の座席や、新幹線等列車の座席のような３次元形状体を、小さい力で簡単に清掃することができる。
【００２８】
以上、本発明の実施例を図面により説明したが、本発明の具体的構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【００２９】
例えば、段差部の段差は３ｍｍに限定されるものではなく、用途によって任意に設定されてよい。細かい埃が多い場所に使用するためには段差は小さくてよく、綿埃の多い場所であれば段差は大きくするのがよい。
段差の寸法は、限定されるものではないが、０．５ｍｍ以上２０ｍｍ以下となされるのが好ましく、さらに好ましくは１ｍｍ以上１０ｍｍ以下となされるのがよい。
【００３０】
また、清掃用具本体１の中央部１２と他の部分とを別々に形成し、一体化できるように構成しておき、中央部１２として段差の寸法が異なるいくつかの種類を準備することができる。このようになされることにより、用途によって中央部１２を交換して使用することができる。
【００３１】
また、清掃具本体１の前縁部１５は直線状であっても、平面視凹凸状であってもよい。平面視凹凸状にすれば、清掃具本体前縁部１５で多くの汚れを拭いとることが可能になる。
【００３２】
また、段差部凹部１３及び段差部凸部１４は、前縁部と後縁部とで同じ形状にする必要はなく、形状を互いに異なるものにしてもよい。また、形状は、折れ線状にしてもよく、また、規則的でなくランダムな形状となされてもよい。
【００３３】
また、袋状の清掃用具４０の中には手ではなく、柄のついた清掃具本体を挿入して柄を持って清掃するようにすることもできる。清掃用具４０の開口部より小さい、任意の大きさの清掃用具本体を挿入することにより、手の届かない遠いところや、狭い隙間の掃除もできるので好適である。
【００３４】
【発明の効果】
請求項１記載の発明の清掃用具においては、汚れの拭き取りは、主に中央部の全縁部と後縁部で行われるため、前縁部と後縁部とが平面視凹凸状になされることにより、清掃布の汚れ掻き取り面積が広くなり、清掃布の広い面積が利用される。そのため、一枚の清掃布で広い面積の清掃ができ、経済的である。
【００３５】
また、請求項２記載の発明の清掃用具においては、糸状体が略並行に配された清掃布の場合、糸状体と平行な方向であれば、起毛された絨毯等の表面の汚れを小さな抵抗で拭き取ることができる。そのため、１種類の清掃用具で、平滑な面と起毛された面とが清掃でき、清掃用具の用途を広くすることができる。
【００３６】
また、請求項３記載の発明の清掃用具においては、清掃布に清掃方向が記されているので、清掃方向が簡単に判り、清掃布を清掃用具本体に装着する方向を間違えない。そのため、初めて清掃用具を使用する人でも、清掃用具を正しく使いこなすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の清掃用具の一実施例を示す斜視図である。
【図２】図１の清掃用具の清掃用具本体を示す斜視図である。
【図３】図１の清掃用具の清掃布の一部断面図斜視図である。
【図４】図１の清掃用具の清掃布の平面図である。
【図５】本発明の清掃用具の他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
１０ 清掃用具
１ 清掃用具本体
１１ 清掃面
１２ 中央部
１３ 段差部凹部
１４ 段差部凸部
３ 清掃布
３１ 糸状体
３３ 矢印（清掃方向）
４０ 清掃用具
４ 清掃布
４１ 糸状体
４２ 矢印（清掃方向）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cleaning tool capable of easily wiping and cleaning floors and furniture, and more particularly to a cleaning tool having an improved shape of a cleaning tool main body to which a cleaning cloth is attached. The present invention also relates to a cleaning tool that can be easily wiped even if the finishing material such as a floor is a raised material such as a carpet.
[0002]
[Prior art]
Conventional cleaning tools include, for example, a flat cleaning tool main body, a cleaning cloth made of a nonwoven fabric covering the bottom surface of the cleaning tool main body, and a holder that holds the cleaning cloth to the cleaning tool main body. Are known. This type of cleaning tool can clean a relatively smooth surface such as a flooring floor well, but in the case of a raised surface such as a carpet, the frictional resistance when moving the cleaning cloth on the carpet is large, such as a carpet. It was difficult to clean the surface.
[0003]
Further, since the bottom surface of the cleaning tool main body is formed as a flat surface, when cleaning the floor or the like, the dirt is wiped off only with the cleaning cloth on the peripheral edge of the bottom surface. Therefore, only a limited part of the cleaning cloth was used. As an improvement of the defect, for example, JP-A-6-311954 discloses a cleaning tool in which the central portion of the cleaning surface of the cleaning tool main body is formed in a convex shape.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the case of the cleaning tool disclosed in JP-A-6-311954, the central portion of the cleaning surface of the cleaning tool body is formed in a convex shape, and a step portion is provided in the cleaning direction. By using a large area of the wiping cloth, dirt can be removed. However, since the step portion is provided linearly in the cleaning direction, a large area where the cleaning cloth is not used is left. Moreover, the point that the frictional resistance when the cleaning cloth is moved on the raised material such as a carpet is large and it is difficult to clean the surface of the carpet or the like has not been improved.
[0005]
This invention is made | formed in view of the above-mentioned problem, Comprising: It aims at providing the cleaning tool which can use a cleaning cloth efficiently. Moreover, it aims at providing the cleaning tool suitable for the wiping cleaning of the raised surfaces, such as a carpet.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 is the cleaning tool in which the cleaning cloth is mounted on the cleaning surface of the cleaning tool body, and the cleaning surface of the cleaning tool body has a central portion formed in a convex shape. The cleaning tool is characterized in that a step portion is provided in the direction, and the step portion of the front edge portion and the rear edge portion of the center portion is formed in an uneven shape in a plan view.
[0007]
In the present invention, the cleaning tool main body may be integrally formed, or the convex portion and the other portion may be separately formed and integrated, but are integrally formed using a synthetic resin. Then, since it is excellent in productivity, it is preferable. Moreover, the material of the cleaning tool body is not limited to synthetic resin. For example, it may be made of a metal such as aluminum or a composite of a metal and a synthetic resin.
[0008]
The invention described in claim 2 is a cleaning tool using a cleaning cloth, wherein a thread-like body is arranged substantially parallel to the cleaning direction on one or both surfaces of the cleaning cloth.
[0009]
In the present invention, it is preferable that the cleaning cloth is made of a non-woven fabric since the dirt can be wiped off and retained on the cleaning cloth. In addition, it is preferable to manufacture the nonwoven fabric by arranging filaments on the surface substantially in parallel. Further, the direction in which the filaments arranged substantially in parallel need not be the same on the front surface and the back surface, and may be arranged in a direction orthogonal to the front surface and the back surface.
[0010]
The cleaning tool of the present invention may be one in which the cleaning cloth is formed in a bag shape and a hand can be inserted from one end.
[0011]
The invention according to claim 3 is the cleaning tool according to claim 2, wherein a cleaning direction is written on the cleaning cloth.
[0012]
In the present invention, in order to indicate the cleaning direction, it is preferable to print an arrow indicating the cleaning direction because the cleaning direction can be easily understood and the direction in which the cleaning cloth is attached to the cleaning tool body is not mistaken. The cleaning tool of the present invention may be a cleaning cloth itself.
[0013]
[Action]
In the cleaning tool according to the first aspect of the present invention, the cleaning surface of the cleaning tool body has a central portion formed in a convex shape, and a step portion is provided in the cleaning direction, and the front edge portion and the rear edge of the central portion. The step part of the part is made uneven in a plan view.
Since it is made into the uneven | corrugated shape in planar view, the center front edge part and the rear edge part can be formed longer than it is made | formed in planar view linear form. In other words, since the dirt is wiped mainly at the front edge and the rear edge of the central part, the front edge and the rear edge are made uneven in a plan view, so that the dirt wipe area of the cleaning cloth is reduced. Widens and uses a large area of cleaning cloth.
[0014]
In the cleaning tool according to the second aspect of the present invention, the filamentous body is disposed substantially parallel to the cleaning direction on one or both surfaces of the cleaning cloth. That is, since the filamentous bodies are arranged substantially in parallel, dirt on the surface of the raised carpet or the like can be wiped off with a small resistance in the direction parallel to the filamentous bodies.
[0015]
In the cleaning tool according to the third aspect of the invention, since the cleaning direction is written on the cleaning cloth, the cleaning direction can be easily recognized, and the direction in which the cleaning cloth is attached to the main body of the cleaning tool is not mistaken.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described based on examples with reference to the drawings.
1 is a perspective view showing a first embodiment of the cleaning tool of the present invention, FIG. 2 is a perspective view showing a cleaning tool body of the cleaning tool of FIG. 1, and FIG. 3 is a cross-sectional view of a cleaning cloth of the cleaning tool of FIG. 4 and 4 are plan views of the cleaning cloth of the cleaning tool of FIG.
[0017]
In FIG. 1, 10 is a cleaning tool, 1 is a cleaning tool body, 2 is a handle, and 3 is a cleaning cloth. The handle 2 includes a handle main body 21 and a handle attaching portion 22, and the handle main body 21 is attached to the cleaning tool main body 1 via the handle attaching portion 22 so as to be rotatable in the front-rear and left-right directions. The cleaning cloth 3 is attached to the cleaning tool main body 1 by a pressing piece (not shown).
[0018]
The cleaning tool body 1 is integrally formed of ABS resin. As for the cleaning surface 11 of the cleaning tool main body 1, the center part 12 is formed in convex shape, and the level | step-difference part of level | step difference 3mm is provided in the cleaning direction. The step portions of the front edge portion and the rear edge portion of the central portion 12 are respectively formed from the step portion concave portion 13 and the step portion convex portion 14 so as to have an uneven shape in plan view. The step portion concave portion 13 and the step portion convex portion 14 are substantially sine curves.
[0019]
Further, the corner portion 16 of the stepped portion concave portion 13 and the stepped portion convex portion 14 is chamfered so that the wiped dirt can be easily moved to the cleaning cloth 3 inside the central portion 12. A large area is available.
[0020]
The cleaning cloth 3 is formed from a nonwoven fabric. The central portion of the cross section of the cleaning cloth 3 is a base material 32 in which the fiber direction is random. On both surfaces of the base material 32, the filaments 31 are arranged substantially in parallel in the same direction.
[0021]
Arrows 33 are printed on both surfaces of the cleaning cloth 3 substantially in parallel with the filament 31.
[0022]
If the cleaning surface 11 of the central portion 12 is moved in contact with the floor surface, the cleaning tool main body front edge portion 15 moves in a state of floating from the floor surface, and adheres dirt in a state of floating from the floor surface. be able to. Further, the cleaning tool main body front edge 15 is formed in a straight line and can be used by tilting the cleaning tool main body 1 back and forth as necessary, so that the sticking dirt may be wiped off with force. it can.
[0023]
The carpet raised with the cleaning tool 10 formed as described above was wiped and cleaned. When the moving direction of the cleaning tool body 1 was moved in the direction of the arrow 33, it was confirmed that the cleaning tool body 1 moved gently with a small force.
[0024]
Moreover, in FIG. 4, the dirt was adhered to the part corresponding to the step part recessed part 13, the step part convex part 14, and the front edge part 15 of the cleaning tool main body 1 shown with the broken line, and the effect was confirmed.
[0025]
FIG. 5 is a perspective view showing another embodiment of the cleaning tool of the present invention. In FIG. 5, reference numeral 40 denotes a cleaning tool, which is configured so that the cleaning cloth 4 can be sewn on three sides in a bag shape and a hand can be inserted from one end. Further, a thread-like body 41 is arranged substantially parallel to one end of the cleaning tool 40 into which the hand is inserted, and an arrow 42 is printed substantially parallel to the thread-like body 41.
[0026]
Arrows 42 are printed on both sides of the cleaning tool 40. Moreover, the arrow is printed on both surfaces of the cleaning cloth so that the bag-shaped cleaning tool 40 can be used even if it is turned upside down.
[0027]
Since the cleaning tool 40 is formed as described above, the dirt can be wiped off by inserting a hand from one end of the cleaning tool 40 and moving it left and right on the surface of the object. In particular, a three-dimensional shape body such as a passenger car seat covered with a raised cloth or a train seat such as a Shinkansen can be easily cleaned with a small force.
[0028]
Although the embodiments of the present invention have been described with reference to the drawings, the specific configuration of the present invention is not limited to these embodiments, and the present invention can be changed even if there is a design change or the like without departing from the gist of the present invention. include.
[0029]
For example, the step of the step portion is not limited to 3 mm, and may be arbitrarily set depending on the application. In order to use it in a place where there is a lot of fine dust, the step may be small, and if it is a place where there is a lot of dust, the step should be large.
The dimension of the step is not limited, but is preferably 0.5 mm or more and 20 mm or less, and more preferably 1 mm or more and 10 mm or less.
[0030]
Moreover, the central part 12 and other parts of the cleaning tool main body 1 can be separately formed and configured so as to be integrated, and several kinds of different sizes of steps can be prepared as the central part 12. . By doing in this way, the center part 12 can be replaced | exchanged and used according to a use.
[0031]
Moreover, the front edge part 15 of the cleaning tool main body 1 may be linear, or planar view uneven | corrugated shape may be sufficient as it. If it is made uneven in a plan view, it becomes possible to wipe off a lot of dirt with the cleaning tool main body front edge portion 15.
[0032]
Further, the stepped portion concave portion 13 and the stepped portion convex portion 14 need not have the same shape at the front edge portion and the rear edge portion, and may have different shapes. Further, the shape may be a polygonal line shape, or may be a random shape instead of a regular shape.
[0033]
Further, the bag-shaped cleaning tool 40 can be cleaned with a handle by inserting a cleaning tool body with a handle instead of a hand. By inserting a cleaning tool main body of an arbitrary size smaller than the opening of the cleaning tool 40, it is preferable because it is possible to clean far away places and narrow gaps.
[0034]
【The invention's effect】
In the cleaning tool according to the first aspect of the invention, the dirt is wiped off mainly at the entire edge portion and the rear edge portion of the central portion, so that the front edge portion and the rear edge portion are uneven in a plan view. As a result, the cleaning area of the cleaning cloth is increased, and a large area of the cleaning cloth is used. Therefore, a large area can be cleaned with a single cleaning cloth, which is economical.
[0035]
Further, in the cleaning tool of the invention according to claim 2, in the case of the cleaning cloth in which the filamentous body is arranged substantially in parallel, if the direction is parallel to the filamentous body, dirt on the surface of the raised carpet or the like is a small resistance. Can be wiped off. Therefore, a smooth surface and a raised surface can be cleaned with one type of cleaning tool, and the use of the cleaning tool can be widened.
[0036]
In the cleaning tool according to the third aspect of the invention, since the cleaning direction is written on the cleaning cloth, the cleaning direction can be easily understood, and the direction in which the cleaning cloth is mounted on the main body of the cleaning tool is not mistaken. Therefore, even a person who uses a cleaning tool for the first time can use the cleaning tool correctly.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a cleaning tool of the present invention.
2 is a perspective view showing a cleaning tool main body of the cleaning tool of FIG. 1. FIG.
3 is a partial cross-sectional perspective view of a cleaning cloth of the cleaning tool of FIG. 1. FIG.
4 is a plan view of a cleaning cloth of the cleaning tool in FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a perspective view showing another embodiment of the cleaning tool of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Cleaning tool 1 Cleaning tool main body 11 Cleaning surface 12 Center part 13 Step part recessed part 14 Step part convex part 3 Cleaning cloth 31 Filamentary body 33 Arrow (cleaning direction)
40 Cleaning tool 4 Cleaning cloth 41 Threaded body 42 Arrow (cleaning direction)
