JP2004537333A - 病的肥満の電気刺激治療のための改良法 - Google Patents
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Abstract
肥満、特に病的肥満、および胃の運動障害に関係した他の症候群を治療するための電気刺激を用いる改良法を提供する。本発明の改良方法は、電気刺激を胃の小弯、好ましくは小弯の下端または遠位端に与え、肥満ならびに胃の運動障害に関係した他の症候群の制御を改善する。1の実施態様において、本方法は、各パルスが約0.5から約4秒のあいだ続き、パルス間に約3から約30の休止期間があるような約2から約14パルス/分の速度での小弯刺激を用いる。パルス速度が約12パルス/分であり、各パルスが約2秒続き、パルス間に約3秒の休止期間があるのが好ましい。好ましくは、パルス振幅は約0.5から約15ミリアンペアである。より好ましくは、各パルスが、約5から約100秒−1の周波数の一続きのマイクロバーストから成る。
Description
【0001】
(発明の分野)
本発明は、肥満、特に病的肥満、ならびに胃の運動障害に関係した他の症候群を治療するための電気刺激を用いる改良法に関する。本発明の改良方法は、電気刺激を胃の小弯に与え、肥満ならびに胃の運動障害に関係した他の症候群の制御を改善する。
【0002】
(発明の背景)
肥満に関する現代の外科的な方向性は一般に、消化管を短縮しまたは消化管の一部をバイパスすることによって食物を摂取する被検者の能力を制限し、または食物吸収表面を減らすことを目的に、胃のコンプライアンスを低下させることを含む。いくつかの外科的手技では両方の目的が追求される。最近まで、手術は、BMI(体重と身長の2乗との比)が約40に近いか、または約40を超える肥満値を超過した患者において現実の成果を保証する唯一の治療法であった。
【0003】
現在使用されている全ての外科的手技(例えば胃の一部の除去または遮断)にはいくつかの即時の、および/または遅延性の危険がある。したがって手術は普通、侵襲性が相対的に低い全ての手技が失敗したときの最後の解決手段と考えられている。さらに、ケースによっては外科的処置が失敗することもあり、その場合、外科医は最初の解剖学的状況を復元する必要がある。
【0004】
より最近には、電気刺激装置を胃壁に埋め込む方法が使用され、成功を収めている。例えば、米国特許第5423872号(1995年6月13日)は、胃の幽門洞または大弯に取り付けられた電気刺激装置またはペースメーカを使用する、肥満および関連障害の治療プロセスを提供している。米国特許第5690691号(1997年11月25日)は、位相性の電気刺激を送達して胃腸管内の物質の蠕動運動のペースを調節するように個別にプログラムされた、胃腸管内の器官の内面または外面に配置することができる複数の電極を含む携帯可能または埋込み可能な胃のペースメーカを提供している。これらの方法は一般に成功しているが、このような治療の改良方法を提供することが依然として望ましい。本発明はこのような改良法を提供する。
【0005】
(発明の概要)
本発明は、胃の小弯に取り付けられた電気刺激装置またはペースメーカ装置を提供することによって、肥満および/または関連運動障害を治療する方法を提供する。好ましくは、この電気刺激装置またはペースメーカ装置が小弯の下端または遠位端(すなわち幽門の近く)に電気刺激を与える。本発明の方法は、各パルスが約0.5から約4秒のあいだ続き、パルス間に約3から約30の休止期間があるような約2から約14パルス/分の速度での小弯刺激を用いる。パルス速度が約12パルス/分であり、各パルスが約2秒続き、パルス間に約3秒の休止期間があることがより好ましい。好ましくは、パルス振幅は約0.5から約15ミリアンペアである。より好ましくは、各パルスが、約5から約100秒−1の周波数の一続きのマイクロバーストから成る。
【0006】
本発明の方法は、肥満および患者の胃の運動障害に関係した他の症候群の治療を含む。本方法は、連続した電気パルスを予め設定された期間用い、患者の胃の自然の運動性を人為的に変化させて、胃が空になるのを防ぐかまたは遅らせ、それによって消化器系の食物の通過を遅くすることを含む。
【0007】
本発明は、患者の胃の運動障害の治療方法であって、1つまたは複数の電気刺激リードと、パルス発生器に接続するための電気コネクタとを備えた電気刺激装置を、1つまたは複数の電気刺激リードが患者の胃の小弯または小弯に隣接した領域に取り付けられるように埋込み、それによって1つまたは複数の電気刺激リードを通して電気刺激を小弯に与えることができるようにすること、および1つまたは複数の電気刺激リードを通して電気刺激を小弯に供給することを含む方法を提供する。
【0008】
本発明はさらに、患者の胃の運動障害の治療方法であって、近位端および遠位端を伴う細長いボディを備え、1つまたは複数の電気刺激リードと、近位端でパルス発生器に接続するための電気コネクタとを有する電気刺激装置を、1つまたは複数の電気刺激リードが患者の胃の小弯または小弯に隣接した領域に取り付けられるように埋込み、それによって1つまたは複数の電気刺激リードを通して電気刺激を小弯に与えることができ、かつ電気刺激装置を埋め込んだ後に1つまたは複数の電気刺激リードが細長いボディの遠位端にあるようにすること、および1つまたは複数の電気刺激リードを通して電気刺激を小弯に供給することを含む方法を提供する。
【0009】
(好ましい実施形態の詳細な説明)
本発明は、胃の小弯に取り付けられた電気刺激装置またはペースメーカ装置を提供することによって、肥満および/または関連運動障害を治療するプロセスを提供する。好ましくは、この電気刺激装置またはペースメーカ装置が小弯の遠位端(すなわち幽門の近く)に電気刺激を与える。好ましくは本発明のプロセスが、パルス間に約3から約30の休止期間があるような、各パルスが約0.5から約4秒のあいだ続く約2から約14パルス/分の速度での小弯刺激を使用する。パルス速度が約12パルス/分であり、各パルスが約2秒続き、パルス間に約3秒の休止期間があることがより好ましい。パルス振幅は約0.5から約15ミリアンペアであることが好ましい。より好ましくは、各パルスが、約5から約100秒−1の周波数の一続きのマイクロバーストから成る。
【0010】
本発明の方法は、肥満および患者の胃の運動障害に関係した他の症候群の治療を含む。本方法は、連続した電気パルスを予め設定された期間用いて、患者の胃の自然の運動性を人為的に変化させて、胃が空になるのを防ぐかまたは遅らせ、それによって消化器系の食物の通過を遅くすることを含む。意外にも、電気刺激装置を小弯、よりいっそう好ましくは角切痕に近いまたは角切痕に隣接した小弯の遠位端に配置すると、胃底、大弯または幽門洞に配置するのに比べて優れた結果が得られることが分かった。理論によって制限されることを望むものではないが、この改善は少なくとも一つには、小弯の領域には神経線維がより集中していること、ならびに消化プロセス中の小弯領域の胃の筋肉の拡張と収縮がより小さいことによると考えられる。電気刺激装置を小弯の領域に配置することは、接近が容易なため、いくぶん容易な外科腹腔鏡手技である。
【0011】
肥満および患者の胃の運動障害に関係した症候群を治療する本発明に基づく方法および装置をさらに明らかにするため、胃の運動生理を簡単に説明する。図1に示すように、胃は食道10から供給され、胃は、胃底12、噴門11、胃体13、幽門洞18、幽門24、十二指腸22および胃粘膜ひだ20を有する。胃は一般に、その運動性から、持続性(tonic)の壁運動を有する胃底12と位相性の活動(phasic activity)を特徴とする中央部分または体13の2つの部分に分けられる。胃の推進運動は、大弯16のすぐ近くの解剖学的には明確に識別されない「胃のペースメーカ」14と呼ばれる点で始まる。胃のペースメーカ14は、約3回/分の速度で電気パルス(脱分極電位)を送り、これらの電気パルスは、胃全体に沿って前方に、概ね正弦波の形を有する波の形態で広がる。
【0012】
胃の幽門洞18は、胃の中の食物を混合する目的を有する連続する位相性活動を有する。十二指腸22への食物の通過は、幽門洞18、幽門24および十二指腸22の間で調整された運動の結果である。胃のペースメーカ14は自発的かつ自然に正弦波を胃全体に沿って発生させる。これらの波は、幽門洞18が、幽門24および十二指腸22と協調して、消化管の次の部分(すなわち腸)に食物を通過させることを可能にする。
【0013】
ヒトなどの哺乳動物の胃の既知の運動生理はすでに確立されており、本発明に基づく方法の本質は、予め設定された期間、連続した電気パルスによって、患者の胃の自然の運動性および/または下食道および幽門括約筋の収縮の時間と方法を人為的に変化させ、胃が空になるのを防ぎまたは胃通過を遅らせ、消化間期(interdigestive phases)の十二指腸の酸性化を防ぎ、および/または食道の最後部での胃逆流を防ぐことにある。より具体的には、患者の胃の小弯28の漿膜筋層の一部に腹腔鏡手段によって適用された電気刺激装置30によって、連続した電気パルスを発生させる。このように電気刺激が1つまたは複数の正弦波16を発生させる。これらの正弦波は、胃を空にする手順が胃の中で活動化されたときに小弯28で始まり、胃の自然の電気的活動に対応する正弦波に、多かれ少なかれ同期的に加わる。電気刺激装置30は、小弯28の遠位端(すなわち角切痕26のところまたはその近く)に配置されることが好ましい。電気刺激装置は、下流に位置する腸への幽門を通した胃通過を遅らせまたは妨げ、従って過栄養に関係した肥満の治療を可能にし、かつ/あるいは不安性の被検者の再発性の十二指腸潰瘍の治療のため空の胃の運動過剰を調節し、かつ/あるいは逆流性食道炎および十二指腸胃逆流によって引き起こされる胃疾患の治療における下食道および/または幽門括約筋の機能を改善するために、胃中に運動協調不能(いわゆる幽門洞胃頻脈(antral tachygastria))を誘導する。
【0014】
電気刺激装置または電気カテーテルは、障害のタイプに従って電気刺激を適用する特定の胃の位置(すなわち小弯28)を有することに加えて、矯正すべき運動現象(例えば、肥満での幽門洞胃頻脈の誘導、不安性の被検者の胃運動過剰の調節、逆流障害における括約筋機能の増大)ごとに、特定の目的および潜在的に特定の患者に合わせた刺激の周波数、強度、持続期間および周期を有する。刺激装置は、連続刺激と「要求時」刺激の両方に対してプログラムすることができる(要求時刺激はすなわち、特定の電気的活動の開始時に刺激するものであり、これは、電気カテーテルを通して刺激装置自体によって(電気的活動を監視するように変更されている場合)、または患者または医療スタッフの管理下で検出することができる)。
【0015】
医原性の胃頻脈(tachygastria)の達成を可能にするため、電気刺激装置30は、好ましくは予め設定された動作周波数および期間を有するが、これらは得られる胃の運動性の変化および/または患者の病的状態によって明らかに変更することができる。一般に、電気刺激装置30の動作周波数は約2から約15パルス/分である。好ましくは本発明の方法は、各パルスが約0.5から約4秒のあいだ続き、パルス間に約3から約30の休止期間がある、約2から約14パルス/分の速度の小弯刺激を使用する。各パルスの放電は、電圧制御型の刺激では約1から15ボルト、定電流刺激では2から15ミリアンペアの範囲で変更することができる。パルス速度が約12パルス/分であり、各パルスが約2秒続き、パルス間に約3秒の休止期間があることがより好ましい。パルス振幅は約0.5から約15ミリアンペアであることが好ましい。より好ましくは、各パルスが、約5から約100秒−1の周波数の一続きのマイクロバーストから成る。図2に、胃の小弯に与えられる好ましいマイクロバーストパルス列を概略的に示す。
【0016】
本発明は概ね従来の腹腔鏡手法または最小限の侵襲的外科手法を用いて、小弯28または小弯28に隣接した領域、好ましくは小弯の遠位部分(すなわち角切痕26に隣接した領域)に所望の電気刺激装置30を配置する。従来の電気刺激装置を本発明の実施に使用することができる。このような装置には例えば、米国特許第5423872号(1995年6月3日)に記載の装置(胃の幽門洞領域に配置され、連続した電気パルスを発生させて胃全体を刺激し、それによって胃の自然の運動性を人為的に変化させて、胃が空になるのを防ぎ、または食物の胃通過を遅らせる埋込み可能な胃電気刺激装置)、米国特許第5690691号(1997年11月25日)に記載の装置(胃の大弯に沿ったいくつかの電極を使用して位相性の電気刺激をさまざまな位置に送達する、GI管の蠕動運動を加速しまたは減衰させるための携帯可能または埋込み可能な胃ペースメーカ)、米国特許第5836994号(1998年11月17日)に記載の装置(検知された活動の量に基づいて刺激が適用されるか、または適用が停止される、所定の周波数帯域幅の1つまたは複数のセンサによる胃の内因性電気活動の直接検知が組み込まれた埋込み可能な胃刺激装置)、米国特許第5861014号(1999年1月19日)に記載の装置(胃の調律異常を治療するため、胃腸管の異常な電気的活動を検知して、予め設定された時間、または異常な電気的活動が持続するあいだ電気刺激を与える埋込み可能な胃刺激装置)、PCT出願番号PCT/US98/10402(1998年5月21日出願)および米国特許出願番号第09/424324号(2000年1月26日出願)に記載の装置(適当な位置に装置を固定するのに有用な尖叉(tine)を備えたインプラント装置)、米国特許第6041258号(2000年3月21日)に記載の装置(腹腔鏡手術用の改良型のハンドルを備えた電気刺激装置)、米国特許出願09/640201号(2000年8月16日出願)に記載の装置(腸または腹内の組織または内臓に取り付けることができる脱離しにくい電気刺激装置)、米国仮出願60/129198号および60/129199号(ともに1999年4月14日出願)に基づく「Gastric Stimulator Apparatus and Method for Installing」という名称のPCT出願番号PCT/US00/09910(2000年4月14日出願。代理人事件整理番号3581/006PCT)に記載の装置、米国仮出願60/129209号(1999年4月14日出願)および60/466387号(1999年12月17日出願)に基づく「Gastric Stimulator Apparatus and Method for Use」という名称のPCT出願番号PCT/US00/10154(2000年4月14日出願。代理人事件整理番号3581/004PCT)に記載の装置、ならびに「Method and Apparatus for Intentional Impairment of Gastric Motility and/or Efficiency by Triggered Electrical Stimulation of the Gastric Tract with Respect to the Intrinsic Gastric Electrical Activity」という名称の米国仮特許出願60/235660号(2000年9月26日出願)に記載の装置が含まれる。これらの特許、特許出願、特許仮出願および/または文献は全て、参照によって本明細書に組み込まれる。
【0017】
好ましい電気刺激装置は、胃の小弯の領域に装着されまたは取り付けられた1つまたは複数の電気刺激リードを有する遠位端と、パルス発生器に接続するための近位端とを備えた細長いボディを有する電気カテーテルを含む。この1つまたは複数の電気刺激リードはパルス発生器を介して電源に接続され、またはパルス発生器を含む電源に接続される。このような好ましい電気刺激装置は例えば、PCT出願PCT/US98/10402号(1998年5月21日出願)、米国特許出願09/424324号(2000年1月26日出願)、および米国特許出願09/640201号(2000年8月16日出願)に記載されている。
【0018】
本発明は特に、肥満の治療および/または体重の管理に適合しているが、本発明はさらに、例えば不安性の被検者の再発性消化性十二指腸潰瘍、十二指腸胃逆流によって引き起こされる胃の消化性障害、胃食道逆流によって引き起こされる食道の消化性障害等を含む、胃に関係した他の障害を含む治療養生法に使用することができる。
【0019】
本発明の方法を、胃腸管の他の部分の電気刺激と組み合わせて使用することもできる。例えば、小弯の領域ならびに胃腸管内の1つまたは複数の位置に電気刺激を適用することができる。電気刺激の部位は、互いに関して位相性または非位相性とすることができる。
【0020】
本発明で使用される方法および電気刺激装置には、本発明の概念の範囲に含まれる数多くの修正および変形が可能である。さらに、以上の詳細は全て、技術的に等価の要素で置き換えることができる。使用する材料、特定の電気刺激装置の形状および寸法は必要に応じて変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
胃の小弯に沿って配置した本発明の装置を示す胃の断面図である。
【図2】
胃の小弯に与えられる好ましいマイクロバーストパルス列の概略図である(縮尺比ではない)。
(発明の分野)
本発明は、肥満、特に病的肥満、ならびに胃の運動障害に関係した他の症候群を治療するための電気刺激を用いる改良法に関する。本発明の改良方法は、電気刺激を胃の小弯に与え、肥満ならびに胃の運動障害に関係した他の症候群の制御を改善する。
【0002】
(発明の背景)
肥満に関する現代の外科的な方向性は一般に、消化管を短縮しまたは消化管の一部をバイパスすることによって食物を摂取する被検者の能力を制限し、または食物吸収表面を減らすことを目的に、胃のコンプライアンスを低下させることを含む。いくつかの外科的手技では両方の目的が追求される。最近まで、手術は、BMI(体重と身長の2乗との比)が約40に近いか、または約40を超える肥満値を超過した患者において現実の成果を保証する唯一の治療法であった。
【0003】
現在使用されている全ての外科的手技(例えば胃の一部の除去または遮断)にはいくつかの即時の、および/または遅延性の危険がある。したがって手術は普通、侵襲性が相対的に低い全ての手技が失敗したときの最後の解決手段と考えられている。さらに、ケースによっては外科的処置が失敗することもあり、その場合、外科医は最初の解剖学的状況を復元する必要がある。
【0004】
より最近には、電気刺激装置を胃壁に埋め込む方法が使用され、成功を収めている。例えば、米国特許第5423872号(1995年6月13日)は、胃の幽門洞または大弯に取り付けられた電気刺激装置またはペースメーカを使用する、肥満および関連障害の治療プロセスを提供している。米国特許第5690691号(1997年11月25日)は、位相性の電気刺激を送達して胃腸管内の物質の蠕動運動のペースを調節するように個別にプログラムされた、胃腸管内の器官の内面または外面に配置することができる複数の電極を含む携帯可能または埋込み可能な胃のペースメーカを提供している。これらの方法は一般に成功しているが、このような治療の改良方法を提供することが依然として望ましい。本発明はこのような改良法を提供する。
【0005】
(発明の概要)
本発明は、胃の小弯に取り付けられた電気刺激装置またはペースメーカ装置を提供することによって、肥満および/または関連運動障害を治療する方法を提供する。好ましくは、この電気刺激装置またはペースメーカ装置が小弯の下端または遠位端(すなわち幽門の近く)に電気刺激を与える。本発明の方法は、各パルスが約0.5から約4秒のあいだ続き、パルス間に約3から約30の休止期間があるような約2から約14パルス/分の速度での小弯刺激を用いる。パルス速度が約12パルス/分であり、各パルスが約2秒続き、パルス間に約3秒の休止期間があることがより好ましい。好ましくは、パルス振幅は約0.5から約15ミリアンペアである。より好ましくは、各パルスが、約5から約100秒−1の周波数の一続きのマイクロバーストから成る。
【0006】
本発明の方法は、肥満および患者の胃の運動障害に関係した他の症候群の治療を含む。本方法は、連続した電気パルスを予め設定された期間用い、患者の胃の自然の運動性を人為的に変化させて、胃が空になるのを防ぐかまたは遅らせ、それによって消化器系の食物の通過を遅くすることを含む。
【0007】
本発明は、患者の胃の運動障害の治療方法であって、1つまたは複数の電気刺激リードと、パルス発生器に接続するための電気コネクタとを備えた電気刺激装置を、1つまたは複数の電気刺激リードが患者の胃の小弯または小弯に隣接した領域に取り付けられるように埋込み、それによって1つまたは複数の電気刺激リードを通して電気刺激を小弯に与えることができるようにすること、および1つまたは複数の電気刺激リードを通して電気刺激を小弯に供給することを含む方法を提供する。
【0008】
本発明はさらに、患者の胃の運動障害の治療方法であって、近位端および遠位端を伴う細長いボディを備え、1つまたは複数の電気刺激リードと、近位端でパルス発生器に接続するための電気コネクタとを有する電気刺激装置を、1つまたは複数の電気刺激リードが患者の胃の小弯または小弯に隣接した領域に取り付けられるように埋込み、それによって1つまたは複数の電気刺激リードを通して電気刺激を小弯に与えることができ、かつ電気刺激装置を埋め込んだ後に1つまたは複数の電気刺激リードが細長いボディの遠位端にあるようにすること、および1つまたは複数の電気刺激リードを通して電気刺激を小弯に供給することを含む方法を提供する。
【0009】
(好ましい実施形態の詳細な説明)
本発明は、胃の小弯に取り付けられた電気刺激装置またはペースメーカ装置を提供することによって、肥満および/または関連運動障害を治療するプロセスを提供する。好ましくは、この電気刺激装置またはペースメーカ装置が小弯の遠位端(すなわち幽門の近く)に電気刺激を与える。好ましくは本発明のプロセスが、パルス間に約3から約30の休止期間があるような、各パルスが約0.5から約4秒のあいだ続く約2から約14パルス/分の速度での小弯刺激を使用する。パルス速度が約12パルス/分であり、各パルスが約2秒続き、パルス間に約3秒の休止期間があることがより好ましい。パルス振幅は約0.5から約15ミリアンペアであることが好ましい。より好ましくは、各パルスが、約5から約100秒−1の周波数の一続きのマイクロバーストから成る。
【0010】
本発明の方法は、肥満および患者の胃の運動障害に関係した他の症候群の治療を含む。本方法は、連続した電気パルスを予め設定された期間用いて、患者の胃の自然の運動性を人為的に変化させて、胃が空になるのを防ぐかまたは遅らせ、それによって消化器系の食物の通過を遅くすることを含む。意外にも、電気刺激装置を小弯、よりいっそう好ましくは角切痕に近いまたは角切痕に隣接した小弯の遠位端に配置すると、胃底、大弯または幽門洞に配置するのに比べて優れた結果が得られることが分かった。理論によって制限されることを望むものではないが、この改善は少なくとも一つには、小弯の領域には神経線維がより集中していること、ならびに消化プロセス中の小弯領域の胃の筋肉の拡張と収縮がより小さいことによると考えられる。電気刺激装置を小弯の領域に配置することは、接近が容易なため、いくぶん容易な外科腹腔鏡手技である。
【0011】
肥満および患者の胃の運動障害に関係した症候群を治療する本発明に基づく方法および装置をさらに明らかにするため、胃の運動生理を簡単に説明する。図1に示すように、胃は食道10から供給され、胃は、胃底12、噴門11、胃体13、幽門洞18、幽門24、十二指腸22および胃粘膜ひだ20を有する。胃は一般に、その運動性から、持続性(tonic)の壁運動を有する胃底12と位相性の活動(phasic activity)を特徴とする中央部分または体13の2つの部分に分けられる。胃の推進運動は、大弯16のすぐ近くの解剖学的には明確に識別されない「胃のペースメーカ」14と呼ばれる点で始まる。胃のペースメーカ14は、約3回/分の速度で電気パルス(脱分極電位)を送り、これらの電気パルスは、胃全体に沿って前方に、概ね正弦波の形を有する波の形態で広がる。
【0012】
胃の幽門洞18は、胃の中の食物を混合する目的を有する連続する位相性活動を有する。十二指腸22への食物の通過は、幽門洞18、幽門24および十二指腸22の間で調整された運動の結果である。胃のペースメーカ14は自発的かつ自然に正弦波を胃全体に沿って発生させる。これらの波は、幽門洞18が、幽門24および十二指腸22と協調して、消化管の次の部分(すなわち腸)に食物を通過させることを可能にする。
【0013】
ヒトなどの哺乳動物の胃の既知の運動生理はすでに確立されており、本発明に基づく方法の本質は、予め設定された期間、連続した電気パルスによって、患者の胃の自然の運動性および/または下食道および幽門括約筋の収縮の時間と方法を人為的に変化させ、胃が空になるのを防ぎまたは胃通過を遅らせ、消化間期(interdigestive phases)の十二指腸の酸性化を防ぎ、および/または食道の最後部での胃逆流を防ぐことにある。より具体的には、患者の胃の小弯28の漿膜筋層の一部に腹腔鏡手段によって適用された電気刺激装置30によって、連続した電気パルスを発生させる。このように電気刺激が1つまたは複数の正弦波16を発生させる。これらの正弦波は、胃を空にする手順が胃の中で活動化されたときに小弯28で始まり、胃の自然の電気的活動に対応する正弦波に、多かれ少なかれ同期的に加わる。電気刺激装置30は、小弯28の遠位端(すなわち角切痕26のところまたはその近く)に配置されることが好ましい。電気刺激装置は、下流に位置する腸への幽門を通した胃通過を遅らせまたは妨げ、従って過栄養に関係した肥満の治療を可能にし、かつ/あるいは不安性の被検者の再発性の十二指腸潰瘍の治療のため空の胃の運動過剰を調節し、かつ/あるいは逆流性食道炎および十二指腸胃逆流によって引き起こされる胃疾患の治療における下食道および/または幽門括約筋の機能を改善するために、胃中に運動協調不能(いわゆる幽門洞胃頻脈(antral tachygastria))を誘導する。
【0014】
電気刺激装置または電気カテーテルは、障害のタイプに従って電気刺激を適用する特定の胃の位置(すなわち小弯28)を有することに加えて、矯正すべき運動現象(例えば、肥満での幽門洞胃頻脈の誘導、不安性の被検者の胃運動過剰の調節、逆流障害における括約筋機能の増大)ごとに、特定の目的および潜在的に特定の患者に合わせた刺激の周波数、強度、持続期間および周期を有する。刺激装置は、連続刺激と「要求時」刺激の両方に対してプログラムすることができる(要求時刺激はすなわち、特定の電気的活動の開始時に刺激するものであり、これは、電気カテーテルを通して刺激装置自体によって(電気的活動を監視するように変更されている場合)、または患者または医療スタッフの管理下で検出することができる)。
【0015】
医原性の胃頻脈(tachygastria)の達成を可能にするため、電気刺激装置30は、好ましくは予め設定された動作周波数および期間を有するが、これらは得られる胃の運動性の変化および/または患者の病的状態によって明らかに変更することができる。一般に、電気刺激装置30の動作周波数は約2から約15パルス/分である。好ましくは本発明の方法は、各パルスが約0.5から約4秒のあいだ続き、パルス間に約3から約30の休止期間がある、約2から約14パルス/分の速度の小弯刺激を使用する。各パルスの放電は、電圧制御型の刺激では約1から15ボルト、定電流刺激では2から15ミリアンペアの範囲で変更することができる。パルス速度が約12パルス/分であり、各パルスが約2秒続き、パルス間に約3秒の休止期間があることがより好ましい。パルス振幅は約0.5から約15ミリアンペアであることが好ましい。より好ましくは、各パルスが、約5から約100秒−1の周波数の一続きのマイクロバーストから成る。図2に、胃の小弯に与えられる好ましいマイクロバーストパルス列を概略的に示す。
【0016】
本発明は概ね従来の腹腔鏡手法または最小限の侵襲的外科手法を用いて、小弯28または小弯28に隣接した領域、好ましくは小弯の遠位部分(すなわち角切痕26に隣接した領域)に所望の電気刺激装置30を配置する。従来の電気刺激装置を本発明の実施に使用することができる。このような装置には例えば、米国特許第5423872号(1995年6月3日)に記載の装置(胃の幽門洞領域に配置され、連続した電気パルスを発生させて胃全体を刺激し、それによって胃の自然の運動性を人為的に変化させて、胃が空になるのを防ぎ、または食物の胃通過を遅らせる埋込み可能な胃電気刺激装置)、米国特許第5690691号(1997年11月25日)に記載の装置(胃の大弯に沿ったいくつかの電極を使用して位相性の電気刺激をさまざまな位置に送達する、GI管の蠕動運動を加速しまたは減衰させるための携帯可能または埋込み可能な胃ペースメーカ)、米国特許第5836994号(1998年11月17日)に記載の装置(検知された活動の量に基づいて刺激が適用されるか、または適用が停止される、所定の周波数帯域幅の1つまたは複数のセンサによる胃の内因性電気活動の直接検知が組み込まれた埋込み可能な胃刺激装置)、米国特許第5861014号(1999年1月19日)に記載の装置(胃の調律異常を治療するため、胃腸管の異常な電気的活動を検知して、予め設定された時間、または異常な電気的活動が持続するあいだ電気刺激を与える埋込み可能な胃刺激装置)、PCT出願番号PCT/US98/10402(1998年5月21日出願)および米国特許出願番号第09/424324号(2000年1月26日出願)に記載の装置(適当な位置に装置を固定するのに有用な尖叉(tine)を備えたインプラント装置)、米国特許第6041258号(2000年3月21日)に記載の装置(腹腔鏡手術用の改良型のハンドルを備えた電気刺激装置)、米国特許出願09/640201号(2000年8月16日出願)に記載の装置(腸または腹内の組織または内臓に取り付けることができる脱離しにくい電気刺激装置)、米国仮出願60/129198号および60/129199号(ともに1999年4月14日出願)に基づく「Gastric Stimulator Apparatus and Method for Installing」という名称のPCT出願番号PCT/US00/09910(2000年4月14日出願。代理人事件整理番号3581/006PCT)に記載の装置、米国仮出願60/129209号(1999年4月14日出願)および60/466387号(1999年12月17日出願)に基づく「Gastric Stimulator Apparatus and Method for Use」という名称のPCT出願番号PCT/US00/10154(2000年4月14日出願。代理人事件整理番号3581/004PCT)に記載の装置、ならびに「Method and Apparatus for Intentional Impairment of Gastric Motility and/or Efficiency by Triggered Electrical Stimulation of the Gastric Tract with Respect to the Intrinsic Gastric Electrical Activity」という名称の米国仮特許出願60/235660号(2000年9月26日出願)に記載の装置が含まれる。これらの特許、特許出願、特許仮出願および/または文献は全て、参照によって本明細書に組み込まれる。
【0017】
好ましい電気刺激装置は、胃の小弯の領域に装着されまたは取り付けられた1つまたは複数の電気刺激リードを有する遠位端と、パルス発生器に接続するための近位端とを備えた細長いボディを有する電気カテーテルを含む。この1つまたは複数の電気刺激リードはパルス発生器を介して電源に接続され、またはパルス発生器を含む電源に接続される。このような好ましい電気刺激装置は例えば、PCT出願PCT/US98/10402号(1998年5月21日出願)、米国特許出願09/424324号(2000年1月26日出願)、および米国特許出願09/640201号(2000年8月16日出願)に記載されている。
【0018】
本発明は特に、肥満の治療および/または体重の管理に適合しているが、本発明はさらに、例えば不安性の被検者の再発性消化性十二指腸潰瘍、十二指腸胃逆流によって引き起こされる胃の消化性障害、胃食道逆流によって引き起こされる食道の消化性障害等を含む、胃に関係した他の障害を含む治療養生法に使用することができる。
【0019】
本発明の方法を、胃腸管の他の部分の電気刺激と組み合わせて使用することもできる。例えば、小弯の領域ならびに胃腸管内の1つまたは複数の位置に電気刺激を適用することができる。電気刺激の部位は、互いに関して位相性または非位相性とすることができる。
【0020】
本発明で使用される方法および電気刺激装置には、本発明の概念の範囲に含まれる数多くの修正および変形が可能である。さらに、以上の詳細は全て、技術的に等価の要素で置き換えることができる。使用する材料、特定の電気刺激装置の形状および寸法は必要に応じて変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
胃の小弯に沿って配置した本発明の装置を示す胃の断面図である。
【図2】
胃の小弯に与えられる好ましいマイクロバーストパルス列の概略図である(縮尺比ではない)。
Claims (24)
- 患者の胃の運動障害の治療方法であって、
1つまたは複数の電気刺激リードとパルス発生器に接続するための電気コネクタとを備えた電気刺激装置を、1つまたは複数の電気刺激リードが患者の胃の小弯または小弯に隣接した領域に取り付けられるように埋込み、それによって1つまたは複数の電気刺激リードを通して電気刺激を小弯に与えることができるようにすること、および
1つまたは複数の電気刺激リードを通して電気刺激を小弯に供給すること
を含むことを特徴とする方法。 - 1つまたは複数の電気刺激リードは、小弯の下端または小弯の下端に隣接した領域に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 小弯に供給される電気刺激の動作周波数は約2から約15パルス/分であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 電気刺激は、約2から約15パルス/分の速度で小弯に供給されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
- 小弯に供給される電気刺激の速度は約2から約14パルス/分であり、各パルスは約0.5から約4秒のあいだ続き、パルス間に約3から約30の休止期間があることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 小弯に供給される電気刺激の速度は約2から約14パルス/分であり、各パルスは約0.5から約4秒のあいだ続き、パルス間に約3から約30の休止期間があることを特徴とする請求項4に記載の方法。
- 各パルスは、約5から約100秒−1の周波数の一続きのマイクロバーストから成ることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 各パルスは、約5から約100秒−1の周波数の一続きのマイクロバーストから成ることを特徴とする請求項4に記載の方法。
- 各パルスは、約5から約100秒−1の周波数の一続きのマイクロバーストから成ることを特徴とする請求項5に記載の方法。
- 各パルスは、約5から約100秒−1の周波数の一続きのマイクロバーストから成ることを特徴とする請求項6に記載の方法。
- 運動障害は肥満であることを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 運動障害は肥満であることを特徴とする請求項10に記載の方法。
- 患者の胃の運動障害の治療方法であって、
近位端および遠位端を伴う細長いボディを備え、1つまたは複数の電気刺激リードと、近位端でパルス発生器に接続するための電気コネクタとを有する電気刺激装置を、1つまたは複数の電気刺激リードが患者の胃の小弯または小弯に隣接した領域に取り付けられるように埋込み、それによって1つまたは複数の電気刺激リードを通して電気刺激を小弯に与えることができ、かつ電気刺激装置を埋め込んだ後に1つまたは複数の電気刺激リードが細長いボディの遠位端にあるようにすること、および
1つまたは複数の電気刺激リードを通して電気刺激を小弯に供給すること
を含むことを特徴とする方法。 - 1つまたは複数の電気刺激リードは、小弯の下端または小弯の下端に隣接した領域に取り付けられることを特徴とする請求項13に記載の方法。
- 小弯に供給される電気刺激の動作周波数は約2から約15パルス/分であることを特徴とする請求項13に記載の方法。
- 電気刺激は、約2から約15パルス/分の速度で小弯に供給されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
- 小弯に供給される電気刺激の速度は約2から約14パルス/分であり、各パルスは約0.5から約4秒のあいだ続き、パルス間に約3から約30の休止期間があることを特徴とする請求項15に記載の方法。
- 小弯に供給される電気刺激の速度は約2から約14パルス/分であり、各パルスは約0.5から約4秒のあいだ続き、パルス間に約3から約30の休止期間があることを特徴とする請求項16に記載の方法。
- 各パルスは、約5から約100秒−1の周波数の一続きのマイクロバーストから成ることを特徴とする請求項15に記載の方法。
- 各パルスは、約5から約100秒−1の周波数の一続きのマイクロバーストから成ることを特徴とする請求項16に記載の方法。
- 各パルスは、約5から約100秒−1の周波数の一続きのマイクロバーストから成ることを特徴とする請求項17に記載の方法。
- 各パルスは、約5から約100秒−1の周波数の一続きのマイクロバーストから成ることを特徴とする請求項18に記載の方法。
- 運動障害は肥満であることを特徴とする請求項21に記載の方法。
- 運動障害は肥満であることを特徴とする請求項22に記載の方法。
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