JP2004536022A - エストロゲン依存性疾患のための組み合わせ療法 - Google Patents

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Abstract

本発明は,罹患している哺乳動物,例えばヒトにおいてエストロゲン依存性癌を治療するための組み合わせ療法であって,その精巣または卵巣のホルモン産出をそれぞれ阻害し,そして前記哺乳動物に少なくとも1つのアロマターゼ阻害剤を投与する工程を含む方法に関する。

Description

【0001】
発明の分野
本発明は,罹患の疑いのある哺乳動物,例えばヒトにおけるエストロゲン依存性癌を治療するためのの組み合わせ療法に関する。該方法は,それぞれその精巣または卵巣のホルモン産出を阻害し,そして前記哺乳動物に少なくとも1つのアロマターゼ阻害剤を投与する工程を含む。
【0002】
発明の背景
多くの研究者が,ホルモン依存性乳癌および子宮内膜癌を研究してきた。閉経期前女性における内分泌療法の既知の形は卵巣摘出術であり,これは一般に外科手術または放射線照射により行われ,いずれの処置も不可逆的な去勢をもたらす。可逆的な形の卵巣摘出術は,黄体ホルモン放出ホルモンアゴニスト(”LHRHアゴニスト”)を用いることにより達成されており,これは,下垂体による黄体ホルモン(”LH”)の分泌の阻害の後に,血清エストロゲンを去勢レベルまで減少させる(Nicholson et al.,Brit.J.Cancer 39,268−273,1979)。
【0003】
いくつかの研究は,LHRHアゴニストによる閉経期前乳癌患者の治療が他の形の去勢により達成されるものと匹敵する応答を誘導することを示す(Klijn et al.,J.Steroid Biochem.20,1381,1984;Manni et al.,Endocr.Rev.7:89−94;1986)。
【0004】
米国特許4,775,660は,化学的または外科的手段により卵巣のホルモン産出が遮断された後の女性に,抗男性ホルモンおよび抗エストロゲンを投与することを含む組み合わせ療法を用いることによる,女性乳癌の治療に関する。
【0005】
米国特許4,775,661は,化学的または外科手術的手段により卵巣のホルモン産出が遮断された後に,女性に抗男性ホルモンおよび任意に性ステロイド生合成の阻害剤を投与することを含む療法を用いることによる,女性乳癌の治療に関する。
【0006】
米国特許4,760,053は,LHRHアゴニストおよび/または抗男性ホルモンおよび/または抗エストロゲンおよび/または少なくとも1つの性ステロイド生合成の阻害剤を組み合わせた,選択された性ステロイド依存性癌の治療を記載する。
【0007】
米国特許4,472,382においては,種々のLH−RHアゴニストを用いて,前立腺腺癌,良性前立腺肥大およびホルモン依存性乳腫瘍を治療することができ,LHRHアゴニストおよび抗男性ホルモンを用いて,種々の前立腺腺癌および良性肥大を治療することができることが開示されている。
【0008】
米国特許5,550,107は,卵巣のホルモン産出が遮断された後の女性に,抗エストロゲン,および例えば,アンドロゲン,プロゲスチン,少なくとも1つの性ステロイド生合成の阻害剤およびプロラクチン分泌の阻害剤から選択される少なくとも1つの化合物を投与することを含む療法を用いることによる女性の乳および子宮内膜癌の治療に関する。
【0009】
また,3種類のLHRHアゴニスト,すなわちゴセレリン,ブセレリンおよびロイプロリドを用いることによる,乳癌を有する閉経期前女性におけるある程度の臨床的改善が報告されている(C.W.Taylor,”Multicenter randomized clinical trial of goserelin vs.surgical ovariectomy in premenopausal patients with receptor positive breast cancer”(J.Clin.Onc.1998(16):994−999),H.A.Harvey et al.”LH−RH analogs in the treatment of human breast cancer”,LHRH and its Analogs−A new Class of contraceptive and therapeutic Agents(B.H.VickeryandJ.J.Nestor,J.,and E.S.E.Hafez,eds),Lancaster,MTP Press,(1984)and the J.G.M.Klijn et al.,”Treatment with luteinizing hormone−relating hormone analogue(Buserelin) in premenopausal patients with metastatic breast cancer”,Lancet 1,1213−1216(1982))。
【0010】
Stein R.C.et al.(British Journal of Cancer:62,679−683(1990))は,乳癌を有する閉経期前女性における,4−ヒドロキシアンドロステンジオン(ホルメスタン)単独およびゴセレリンとの組み合わせの臨床的および内分泌的影響を記載する。Celio L.et al.(European Journal of Cancer:S155,691(17 September 1997)およびAnticancer Research:19,2261−268(1999))は,トリプトレリンおよび4−ヒドロキシアンドロステンジオンを用いる治療による,乳癌を有する閉経期前女性の研究を記載する。Dowsett M.et al.(Breast Cancer Research and Treatment:56,24−35(1999))は,ボロゾールおよびゴセレリンを用いる閉経期前女性における乳癌の組み合わせ治療を記載する。
【0011】
Tsuchiya N.et al.(International Journal of Clinical Oncology:(200)5:183−187)は,ヒト乳癌細胞株における細胞増殖に及ぼすファドラゾールおよびロイプロレリンアセテートの影響を記載する。
【0012】
本発明は,哺乳動物において,エストロゲン依存性癌,特に性ステロイド依存性癌を治療する方法であって,外科手術ほど侵襲的ではない方法を提供することを目的とする。
【0013】
発明の詳細な説明
本発明は,治療を必要とする哺乳動物,例えばヒトにおいて性ステロイド依存性癌を治療する方法を提供する。該方法は,前記哺乳動物に,治療上有用な効果を達成するのに十分な量でかつ近接した時間で,アロマターゼ阻害剤およびLHRHアゴニストまたはアンタゴニストを同時に,別々にまたは逐次的に投与することを含み,ここで,癌が乳癌であり,かつ,a)LHRHアゴニストがトリプトレリンである場合,アロマターゼ阻害剤はホルメスタン以外であり,b)LHRHアゴニストがゴセレリンである場合,アロマターゼ阻害剤はボロゾールまたはホルメスタン以外であり,またはc)LHRHアゴニストがロイプロレリンである場合,アロマターゼ阻害剤はファドロゾール以外である。
【0014】
好ましくは,そのようなヒトは閉経期前女性である。
【0015】
本発明はまた,LHRHアゴニストまたはアンタゴニストによる同時,別々または逐次治療を受けている哺乳動物,例えばヒトにおいて性ステロイド依存性癌を治療するための医薬品の製造におけるアロマターゼ阻害剤の使用を提供する。ここで,癌が乳癌であり,かつa)LHRHアゴニストがトリプトレリンである場合,アロマターゼ阻害剤はホルメスタン以外であり,b)LHRHアゴニストがゴセレリンである場合,アロマターゼ阻害剤はボロゾールまたはホルメスタン以外であり,またはc)LHRHアゴニストがロイプロレリンである場合,アロマターゼ阻害剤はファドロゾール以外である。
【0016】
本発明はまた,性ステロイド依存性癌の治療において同時,別々または逐次使用するための,アロマターゼ阻害剤およびLHRHアゴニストまたはアンタゴニストを組み合わせ製剤として含む製品を提供する。ここで,癌が乳癌であり,かつa)LHRHアゴニストがトリプトレリンである場合,アロマターゼ阻害剤はホルメスタン以外であり,b)LHRHアゴニストがゴセレリンである場合,アロマターゼ阻害剤はボロゾールまたはホルメスタン以外であり,またはc)LHRHアゴニストがロイプロレリンである場合,アロマターゼ阻害剤はファドロゾール以外である。
【0017】
本発明により提供される組み合わせ方法により治療することができるエストロゲン依存性癌は,当該技術分野において”性ステロイド依存性癌”として知られる癌である。そのような癌の例は,精巣癌,前立腺癌,卵巣癌,膵臓癌,子宮癌,体腔上皮癌腫,生殖細胞卵巣癌,ファローピウス管卵巣癌,乳癌および肺癌である。
【0018】
本発明の1つの態様においては,そのような癌は,前立腺癌,卵巣癌および乳癌,特に閉経期前女性の乳癌である。
【0019】
本発明にしたがうアロマターゼ阻害剤の例は,エキセメスタン,ホルメスタン,ファドロゾール,レトロゾール,ボロゾールおよびアナストロゾール,好ましくは,エキセメスタン,アナストロゾールおよびレトロゾール,特にエキセメスタンである。
【0020】
”アロマターゼ阻害剤”との用語は,1つのアロマターゼ阻害剤,または上で定義したアロマターゼ阻害剤の2またはそれ以上,好ましくは,2種の混合物の両方を含むことを意味する。好ましくは,1つのアロマターゼ阻害剤,または混合物の成分の1つはエキセメスタンである。
【0021】
本発明にしたがうLHRHアゴニストの例は,例えば,ロイプロレリン,デスロレリン,トリプトレリン,ブセレリン,ナファレリン,ゴセレリン,アボレリン,ヒステレリン,化合物PTL03001(5−オキソ−L−プロピル−L−ヒスチジル−L−トリプトフィル−L−セリル−L−チロシル−D−トリプトフィル−L−ロイシル−L−アルギニル−N−エチル−L−プロリンアミド)(Peptech),化合物AN207(6−[N6−[5−[2−[1,2,3,4,6,11−ヘキサヒドロ−2,5,12−トリヒドロキシ−7−メトキシ−6,11−ジオキソ−4−[[2,3,6−トリデオキシ−3−(2,3−ジヒドロ−1H−ピロール−1−イル)α−L−リキソ−ヘキソピラノシル]オキシ]−2−ナフトアセチル]−1,5−ジオキソペンチル]−D−リジン]−,(2S−cis)−)(ASTA Medica Inc.),化合物AN238L−トレオニンアミド,N−[5−[2−[(2S,4S)−1,2,3,4,6,11−ヘキサヒドロ−2,5,12−トリヒドロキシ−7−メトキシ−6,11−ジオキソ−4−[[2,3,6−トリデオキシ−3−(2,3−ジヒドロ−1H−ピロール−1−イル)α−L−リキソ−ヘキソピラノシル]オキシ]−2−ナフトアセチル]−2−オキソエトキシ]−1,5−ジオキソペンチル]−D−フェニルアラニル−L−システイニル−L−チロシル−D−トリプトフィル−L−リシル−L−バリル−L−システイニル−,環状(2→7)−ジスルフィド(ASTA Medica Inc.)および化合物SPD424(LHRH−ハイドロゲル移植)(Shire Pharmaceuticals Group),またはこれらの薬学的に許容しうる塩である。本発明の1つの態様においては,LHRHアゴニストはトリプトレリンおよびゴセレリン,またはその薬学的に許容しうる塩であり,特に,トリプトレリンまたはその薬学的に許容しうる塩である。
【0022】
本発明にしたがうLHRHアンタゴニストの例は,例えば,セトロレリックス,アバレリックス,ラモレリックス,テベレリックス,ガニレリックス,化合物A75998(アセチル−D−(2−ナフチル)アラニル−D−(4−クロロフェニル)アラニル−D−(3−ピリジル)アラニル−セリル−(N−メチル)チロシル−N6−(ニコチノイル)−D−リシル−ロイシル−N6−(イソプロピル)リシル−プロピル−D−アラニンアミド)およびA84861(テトラヒドロフラン−2−(S)−イルカルボニル−グリシル−D−(2−ナフチル)アラニル−D−(4−クロロ)フェニルアラニル−D−(3−ピリジル)−アラニル−L−(N−メチル)チロシル−D−[N6−(3−ピリジルカルボニル)]リシル−L−ロイシル−L−(N6−イソプロピル)リシル−L−プロピル−D−アラニルアミド)(Abbot Labs.),GnRH免疫原(Aphton Co.),化合物T98475(イソプロピル3−(N−ベンジル−N−メチルアミノメチル)−7−(2,6−ジフルオロベンジル)−4,7−ジヒドロ−2−(4−イソブチリルアミノフェニル)−4−オキソチエノ[2,3−bピリジン−5−カルボキシレート塩酸)(Takeda),および化合物MI1544(アセチル−D−トリプトフィル−D−シクロプロピル−アラニル−D−トリプトフィル−L−セリル−L−チロシル−D−リシル−L−ロイシル−L−アルギニル−L−プロピル−D−アラニンアミド),またはこれらの薬学的に許容しうる塩である。例示的LHRHアンタゴニストはアバレリックスまたはその薬学的に許容しうる塩である。
【0023】
本発明者らはまた,治療上有効量のアロマターゼ阻害剤および治療上有効量のLHRHアゴニストまたはアンタゴニストの組み合わせ投与による上述の性ステロイド依存性疾患の治療は,治療上有効量のLHRHアゴニストまたはアンタゴニストのみの単回投与により得られる治療効果より高い治療効果を生じうることを見いだした。
【0024】
最も重要なことには,本発明者らは,そのような新たに得られた治療効果は,アロマターゼ阻害剤または,LHRHアゴニストまたはアンタゴニストのいずれかの治療上有効量の単回投与によりもたらされる毒性効果とは平行的でないことを見いだした。
【0025】
本明細書において用いる場合,”治療する”との用語は,特に,新生物の”成長を制御する”,すなわち,新生物の形成を遅らせ,妨害し,休止させ,停止させ,または逆転させることを意味し,これは,必ずしも新生物を全部排除することを示さない。
【0026】
したがって,”治療上有用な効果”との用語は,新生物の形成を遅らせ,妨害し,休止させ,停止させ,または逆行させることに加えて,単に癌に罹患した個人の期待寿命が長くなること,疾病の症状の1またはそれ以上が軽減すること,および/または生活の質が高まることをも意味する。
【0027】
方法および投与
本発明にしたがう療法において患者の治療を行う際には,アロマターゼ阻害剤およびLHRHアゴニストまたはアンタゴニストを,化合物を有効量で生物利用性とする任意の形またはモードで投与することができ,これには経口経路および非経口経路が含まれる。
【0028】
本明細書において用いる場合,”投与する”または”投与”との用語は,医学的に許容しうる薬剤を患者に投与する任意の許容しうる方法を意味し,非経口投与および経口投与を含む。
【0029】
”非経口”とは,静脈内,皮下,皮膚内または筋肉内投与を意味する。
【0030】
経口投与には,組み合わせ製剤の構成物の一方または両方を適当な経口形態,例えば,錠剤,カプセル,懸濁液,溶液,乳剤,粉体,シロップ等中で投与することが含まれる。
【0031】
本発明の組み合わせ製剤の投与の実際の好ましい方法および順番は,とりわけ,用いるアロマターゼ阻害剤の特定の医薬処方,用いるLHRHアゴニストまたはアンタゴニストの特定の医薬処方,治療すべき特定の性ステロイド依存性癌,および治療する特定の患者により様々でありうる。
【0032】
”時間的に近い”との用語は,本発明にしたがう治療の組み合わせ方法において,アロマターゼ阻害剤をLHRHアゴニストまたはアンタゴニストと同時に投与することができるか,または化合物をいずれの順番でも逐次的に投与することができることを意味する。しかし,化合物は,哺乳動物の精巣または卵巣のホルモン産出の阻害とアロマターゼ酵素の阻害との両方が同時に与えられ,したがって治療上有用な効果が得られるように投与される。
【0033】
投与量
組み合わせ製剤を投与する投与量の範囲は,患者の年齢,疾病の状態および程度により様々であることができ,当業者が決定することができる。
【0034】
したがって,投与計画は,患者の状態,応答,および付随する治療の特徴に合わせて,すべての療法について都合がよいように調節しなければならず,状態の変化に対応して,および/または他の臨床状態に鑑みて調節することができる。
【0035】
アロマターゼ阻害剤抗腫瘍剤の有効量は,1回投与あたり約0.5−約500mgで,1日に1−2回で様々でありうる。
【0036】
例えば,ファドロゾールは,約0.5−約10mg,特に約1−約2mgの範囲の様々な投与量で経口的に投与することができる。例えば,レトロゾールは,約0.5−約10mg,特に約1−約2.5mgの範囲の様々な投与量で経口的に投与することができる。例えば,ホルメスタンは,約250−約500mg,特に約250−約300mgの範囲の様々な投与量で非経口的に投与することができる。例えば,アナストロゾールは,約0.5−約10mg,特に約1−約2mgの範囲の様々な投与量で経口的に投与することができる。例えば,エキセメスタンは,1日に約5mgから約600mg,特に約10−約50mg,より詳細には約10−約25mgの範囲の様々な投与量で経口的に,または,1回の注射あたり約50−約500mgの範囲の投与量で非経口的に投与することができる。
【0037】
LHRHアゴニストまたはアンタゴニストの有効量は,一般にそのような化合物の療法において慣用的に用いられている量である。ゴセレリンは,ゴセレリンアセテートとして,約3−約12mgの投与量で徐放ゴセレリンの皮下投与により投与することができる。トリプトレリンは,例えばトリプトレリンパモエートとして,各投与間に約1,2,3または4か月のインターバルがあるように,約3−約20mgの投与量でデポ処方の形で筋肉内投与により投与することができる。特に,トリプトレリンパモエートは,米国特許5,225,205および5,776,885に記載されるように,微粒子の形で,特に3.75mgの1か月デポ処方として,筋肉内に投与することができる。例えば,アバレリックスは,10−200mgの徐放アバレリックスの単回筋肉内投与として2週間に1回または1か月に1回投与することができる。
【0038】
本発明は,治療を必要とする閉経期前女性の卵巣癌および乳癌から選択される性ステロイド依存性癌を治療する方法を提供する。該方法は,前記女性に治療上有用な効果を達成するのに十分な量および近い時間でエキセメスタンおよびトリプトレリンまたはその薬学的に許容しうる塩を実質的に同時に投与することを含む。
【0039】
”実質的に同時に”との用語は,エキセメスタンおよびトリプトレリンが,卵巣のホルモン産出の阻害とアロマターゼ酵素の阻害の両方が同時に与えられ,したがって,治療上有用な効果が達成されるように投与されることを意味する。
【0040】
本発明の別の態様として,トリプトレリンまたはその薬学的に許容しうる塩による実質的に同時の治療を受けている,閉経期前女性の卵巣癌および乳癌から選択される性ステロイド依存性癌を治療するための医薬品の製造におけるエキセメスタンの使用が提供される。本発明の1つの態様においては,乳癌を治療する。
【0041】
本発明の1つの態様においては,治療上有用な効果を達成するために,エキセメスタンおよびトリプトレリンを,特にパモエート塩として,本明細書に記載されるように実質的に同時に投与する。
【0042】
特に,トリプトレリンパモエートは,各投与の間に約1−4か月のインターバルがあるように,徐放処方として,例えば,米国特許5,225,205および米国特許5,776,885に記載されるように,3.75mgの1か月デポ処方の形で投与することができる。エキセメスタンは,1回注射あたり約50−約500mgの範囲の容量で非経口的に,または1日約10−約25mgの投与量で経口的に投与することができる。
【0043】
上述したように,本発明はまた,上述した選択された性ステロイド依存性癌の組み合わせ治療に有用な医薬組成物を含むキットまたは1回包装物を提供する。キットまたは包装物はまた,本発明にしたがって医薬組成物を使用するための指針を含むことができる。
【0044】
一例として,本発明にしたがうキットは,エキセメスタン25mg経口または50−500mg非経口組成物およびトリプトレリン1か月デポ処方3.75mgを提供する。
【0045】
トリプトレリンパモエートをデポ処方の形で含む筋肉内投与用医薬組成物は,米国特許5,225,205および米国特許5,776,885に記載されるようにして製造することができる。
【0046】
エキセメスタンを含む医薬組成物は,例えば,米国特許4,808,616にしたがって製造することができる。
【0047】
本明細書の開示において引用されるすべての参考文献は,本明細書の一部としてここに引用する。

Claims (29)

  1. 治療を必要とする哺乳動物において性ステロイド依存性癌を治療する方法であって,前記哺乳動物に,アロマターゼ阻害剤およびLHRHアゴニストまたはアンタゴニストを治療上有用な効果を達成するのに十分な量で,同時に,別々に,または逐次的に投与することを含み,ここで,癌が乳癌であり,かつa)LHRHアゴニストがトリプトレリンである場合,アロマターゼ阻害剤はホルメスタン以外であり,b)LHRHアゴニストがゴセレリンである場合,アロマターゼ阻害剤はボロゾールまたはホルメスタン以外であり,またはc)LHRHアゴニストがロイプロレリンである場合,アロマターゼ阻害剤はファドロゾール以外である,上記方法。
  2. 性ステロイド依存性癌が,精巣癌,前立腺癌,卵巣癌,膵臓癌,子宮癌,体腔上皮癌腫,生殖細胞卵巣癌,ファローピウス管卵巣癌,乳癌および肺癌からなる群より選択される,請求項1記載の方法。
  3. エストロゲン依存性癌が閉経期前女性の乳癌である,請求項1記載の方法。
  4. 哺乳動物がヒトである,請求項1記載の方法。
  5. アロマターゼ阻害剤が,エキセメスタン,ホルメスタン,ファドロゾール,レトロゾール,ボロゾール,アナストロゾール,およびこれらの2またはそれ以上の混合物からなる群より選択される,請求項1記載の方法。
  6. アロマターゼ阻害剤がエキセメスタンである,請求項1記載の方法。
  7. 経口的に投与される場合,アロマターゼ阻害剤エキセメスタンの量が約5−約600mgであり,ファドロゾールの量が約0.5−約10mgであり,レトロゾールの量が約0.5−約10mgであり,およびアナストロゾールの量が約0.5−約10mgである,請求項5記載の方法。
  8. 非経口的に投与される場合,アロマターゼ阻害剤エキセメスタンの量が,約5−約500mgであり,およびホルメスタンの量が約250−約500mgである,請求項5記載の方法。
  9. LHRHアゴニストが,ロイプロレリン,デスロレリン,トリプトレリン,ブセレリン,ナファレリン,ゴセレリン,アボレリン,ヒステレリン,化合物PTL03001(5−オキソ−L−プロピル−L−ヒスチジル−L−トリプトフィル−L−セリル−L−チロシル−D−トリプトフィル−L−ロイシル−L−アルギニル−N−エチル−L−プロリンアミド),化合物AN207(6−[N6−[5−[2−[1,2,3,4,6,11−ヘキサヒドロ−2,5,12−トリヒドロキシ−7−メトキシ−6,11−ジオキソ−4−[[2,3,6−トリデオキシ−3−(2,3−ジヒドロ−1H−ピロール−1−イル)α−L−リキソ−ヘキソピラノシル]オキシ]−2−ナフトアセチル]−1,5−ジオキソペンチル]−D−リジン]−,(2S−cis)−),化合物AN238(L−トレオニンアミド,N−[5−[2−[(2S,4S)−1,2,3,4,6,11−ヘキサヒドロ−2,5,12−トリヒドロキシ−7−メトキシ−6,11−ジオキソ−4−[[2,3,6−トリデオキシ−3−(2,3−ジヒドロ−1H−ピロール−1−イル)α−L−リキソ−ヘキソピラノシル]オキシ]−2−ナフトアセチル]−2−オキソエトキシ]−1,5−ジオキソペンチル]−D−フェニルアラニル−L−システイニル−L−チロシル−D−トリプトフィル−L−リシル−L−バリル−L−システイニル−,環状(2→7)−ジスルフィド),化合物SPD424(LHRH−ハイドロゲル移植),およびその薬学的に許容しうる塩からなる群より選択される,請求項1記載の方法。
  10. LHRHアゴニストが,トリプトレリン,ゴセレリン,およびその薬学的に許容しうる塩から選択される,請求項1記載の方法。
  11. LHRHアゴニストがトリプトレリンまたはその薬学的に許容しうる塩である,請求項1記載の方法。
  12. LHRHアゴニストがトリプトレリンパモエートである,請求項1記載の方法。
  13. LHRHアゴニストであるトリプトレリンパモエートが,約3−約20mgの投与量のデポ処方の形である,請求項1記載の方法。
  14. LHRHアゴニストであるトリプトレリンパモエートが,3.75mgの1か月デポ処方の形である,請求項13記載の方法。
  15. LHRHアンタゴニストが,セトロレリックス,アバレリックス,ラモレリックス,テベレリックス,ガニレリックス,化合物A75998(アセチル−D−(2−ナフチル)アラニル−D−(4−クロロフェニル)アラニル−D−(3−ピリジル)アラニル−セリル−(N−メチル)チロシル−N6−(ニコチノイル)−D−リシル−ロイシル−N6−(イソプロピル)リシル−プロピル−D−アラニンアミド),化合物A84861(テトラヒドロフラン−2−(S)−イルカルボニル−グリシル−D−(2−ナフチル)アラニル−D−(4−クロロ)フェニルアラニル−D−(3−ピリジル)−アラニル−L−(N−メチル)チロシル−D−[N6−(3−ピリジルカルボニル)]リシル−L−ロイシル−L−(N6−イソプロピル)リシル−L−プロピル−D−アラニルアミド),GnRH免疫原,化合物T98475(イソプロピル3−(N−ベンジル−N−メチルアミノメチル)−7−(2,6−ジフルオロベンジル)−4,7−ジヒドロ−2−(4−イソブチリルアミノフェニル)−4−オキソチエノ[2,3−bピリジン−5−カルボキシレート塩酸),化合物MI1544(アセチル−D−トリプトフィル−D−シクロプロピル−アラニル−D−トリプトフィル−L−セリル−L−チロシル−D−リシル−L−ロイシル−L−アルギニル−L−プロピル−D−アラニンアミド),およびその薬学的に許容しうる塩からなる群より選択される,請求項1記載の方法。
  16. 治療を必要とする閉経期前女性において卵巣癌および乳癌から選択される性ステロイド依存性癌を治療する方法であって,前記女性にエキセメスタンおよびトリプトレリンまたはその薬学的に許容しうる塩を,治療上有用な効果を達成するのに十分な量で投与することを含む方法。
  17. 女性の卵巣のホルモン産出の阻害およびアロマターゼ酵素の阻害/不活性化の両方が同時に与えられ,このことにより治療上有用な効果が達成される,請求項16記載の方法。
  18. エストロゲン依存性癌が乳癌である,請求項16記載の方法。
  19. トリプトレリンがトリプトレリンパモエート塩の形である,請求項16記載の方法。
  20. トリプトレリンパモエートがデポ処方の形である,請求項16記載の方法。
  21. トリプトレリンパモエートが3.75mgの1か月デポ処方の形である,請求項16記載の方法。
  22. 約5−600mg/日のエキセメスタンが経口的に投与される,請求項16記載の方法。
  23. 約10−500mg/日のエキセメスタンが経口的に投与される,請求項16記載の方法。
  24. 約25mg/日のエキセメスタンが経口的に投与される,請求項16記載の方法。
  25. 約50−500mg/日のエキセメスタンが非経口的に投与される,請求項16記載の方法。
  26. LHRHアゴニストまたはアンタゴニストによる同時,別々または順番の治療を受けている哺乳動物において性ステロイド依存性癌を治療するための医薬品の製造におけるアロマターゼ阻害剤の使用であって,癌が乳癌であり,かつa)LHRHアゴニストがトリプトレリンである場合,アロマターゼ阻害剤はホルメスタン以外であり,b)LHRHアゴニストがゴセレリンである場合,アロマターゼ阻害剤はボロゾールまたはホルメスタン以外であり,またはc)LHRHアゴニストがロイプロレリンである場合,アロマターゼ阻害剤はファドロゾール以外である,上記使用。
  27. 哺乳動物がヒトである,請求項26記載の使用。
  28. アロマターゼ阻害剤がエキセメスタンであり,LHRHアゴニストがトリプトレリンであり,および性ステロイド依存性癌が卵巣癌および乳癌である,請求項26記載の使用。
  29. 性依存性癌の治療において同時に,別々に,または逐次的に使用するための組み合わせ製剤としてアロマターゼ阻害剤およびLHRHアゴニストまたはアンタゴニストを含む製品であって,癌が乳癌であり,かつa)LHRHアゴニストがトリプトレリンである場合,アロマターゼ阻害剤はホルメスタン以外であり,b)LHRHアゴニストがゴセレリンである場合,アロマターゼ阻害剤はボロゾールまたはホルメスタン以外であり,またはc)LHRHアゴニストがロイプロレリンである場合,アロマターゼ阻害剤はファドロゾール以外である,上記製品。
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